VirtualViewer Java - Snowbound Software

第 1 章:システム要件
VirtualViewer®
V13.5 Java コンテンツサーバのインストールガイド
(注意)
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ルの最新版を入手するには、 オンライン版のある www.virtualviewer.com にアクセスするか、
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DOC-0164-03
第 1 章:システム要件
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本ソフトウェアは、「権利が制限された状態」で提供されます。米国政府機関による利用・複製・開示は必要に応じ、
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「(c)(i)」、および CFR 52.227 – 19 の 48 に定義される「商用コンピュータソフトウェアの制限付き権限」の(2)で
規定される制限事項の適用を受けます。製造元は、Snowbound Software 社(309 Waverley Oaks Rd., Suite 401,
Waltham, MA 02452, USA)です。
本書に記載されるその他の商標・登録商標はすべて,それぞれの保有者の財産です。
マニュアル題名:Snowbound Software VirtualViewer® Java Content Server Installation Guide
部品番号: DOC-0163-03
版名:03
VirtualViewer® for Java リリース番号:13.5
VirtualViewer®リリース番号:13.5
印刷日:2014 年 1 月
出版元: Snowbound Software Corporation
309 Waverley Oaks Road, Suite 401
Waltham, MA 02452 USA
phone:617-607-2000
fax:617-607-2002
©1996 - 2014 by Snowbound Software Corporation. 無断複写・転載を禁じます
目次
第 1 章:システム要件 .................................................................................................... 4
システム要件 .................................................................................................................. 4
サーブレットコンテナ ................................................................................................ 4
Java バージョン ......................................................................................................... 4
クライアントブラウザのバージョン .......................................................................... 4
対応しているファイル形式およびプラットフォームに関する例外 ........................... 4
メモリ要件を決定する ................................................................................................... 4
第 2 章: インストール ................................................................................................ 6
VirtualViewer Java をインストールする ........................................................................ 6
VirtualViewer Java コンテンツサーバ・インストールをアップデートする .................. 6
ゼロフットプリントクライアントとアプレットクライアントの両方をインストールする
....................................................................................................................................... 9
第 3 章: 設定 .............................................................................................................. 10
iii
第 1 章:システム要件
第 1 章:システム要件
システム要件
サーブレットコンテナ
VirtualViewer Java を使用するには、J2SE または J2EE サーブレットコンテナを稼働させる必要
があります。適合するサーブレットコンテナならどれでも使用できますが、奨励されるサーブレ
ットコンテナは、Apache Tomcat 4.x 以上、IBM Websphere 5.1 以上、BEA Weblogic 8.1 以上
です。
Java バ ー ジ ョ ン
VirtualViewer Java を使用するには、1.4.2_10 以上の JRE(Java Runtime Environment)が必要で
す。推奨される JRE は JRE 1.5 です。
クライアントブラウザのバージョン
本製品が対応しているブラウザは、Internet Explorer 7、8、9、 Firefox 2~8、Safari 2~5 です。
他のブラウザ(Opera など)でも動作する場合がありますが、これらのブラウザとの互換性につ
いては検証されていません。
対応しているファイル形式およびプラットフォームに関する例外
当社は、製品およびドキュメントの仕様規格をサポートし、共通プラットフォームの環境で作業
できるように最善を尽くしていますが、例外事象が発生することがございます。お客様が例外事
象を発見された場合は、 スノーバウンドサポート http://support.snowbound.com までご連絡くださ
るようお願いします。
メモリ要件の確認
ドキュメントを表示するには、ディスクに保存されている状態のドキュメント容量を大幅に上回
るメモリが必要となります。保存されているドキュメントは、地図のように、折りたたまれ圧縮
されています。折りたたんだ地図を閲覧するには、元の大きさに開き(解凍)、地図全体が見え
るように広げなければなりません。地図を広げると、それだけ場所をとります。オンライン・ド
キュメントも同じです。ドキュメントを開き表示すると、モノクロのレターサイズ 1 ページ当た
りおよそ 1MB のメモリが必要です。カラーの場合は 25MB 必要です。
ドキュメントを表示するために必要な メモリ容量は、処理するドキュメントのサイズ(容量)
や、一度に処理するドキュメント件数により、異なります。以下の場合、必要なメモリ容量が増
加します。
4
•
モノクロからグレースケールまたはカラーのドキュメントに変換する(1 ピクセル当たり
のビット数が増加)。
•
圧縮ドキュメントから非圧縮ドキュメントに変換する{非可逆( 元に 戻らない)圧縮デ
ータから生の画像データへ}。
第 1 章:システム要件
•
解像度が低いドキュメントから解像度が高いドキュメントに変換する(1 インチ当たりの
ドット数/画質が上昇する)。
•
インデックスカードなどの小サイズの画像からブループリントなど大サイズの画像に変換
する(画素数が増加する)。
一般的に、高品質のドキュメントを処理する時は、より多くのメモリを要します。顧客により、
ドキュメントの種類も出力品質の許容レベルも異なるため、スノーバウンドソフトウェアでは、
ひとつですべてをまかなえる(one-size-fits-all)推奨メモリ容量は設定しておりません。しかし、
利用できるメモリ容量を倍増していくことで、トラブルを解決することは可能です。よって、メ
モリエラー発生時は、エラーが発生しなくなるまで、メモリ容量を増加してください。メモリ容
量が物理的にも金額的にも限界に達した場合は、以下の操作が役立つ可能性があります。
•
同時に開くドキュメント件数を減らす。
•
1 ピクセル当たりビット数(bpp)、解像度、または画像サイズを抑え、画質を落とす。
画像に必要なメモリ量を計算するには、ピクセル単位の画像サイズ(画素数)と、画像の 1 ピク
セル当たりビット数(bpp)(モノクロ=1、グレースケール=8、カラー=24)を理解する必要
があります。縦(高さ)と横(幅)のサイズをピクセル(画素数)では把握していないが、画像
サイズをインチと dpi(1 インチあたりドット数)で把握している場合は、ピクセル(画素数)
で画像サイズを算定することができます。
(インチ単位の幅 × インチ当たりドット数)=ピクセル単位での幅 (幅の画素数)
メモリ容量(バイト数)を算定するには、「縦 × 横(in bytes) × 1 ピクセル当たりビット数」を
計算します。これを『8』で割り、ビットからバイトに変換します。以下の例を参照してくださ
い。
(ピクセル縦 × ピクセル横 × ピクセル当たりビット数)÷ 8 = 画像サイズ(バイト数)
表 1.1:画像サイズに基づくメモリ要件
画像サイズ
必要メモリ
ピクセル当たり 24 ビット、640 x 480 画像
640 X 480 X (24 / 8) = 921600 バイト
ピクセル当たり 1 ビット、8.5 インチ X 11 インチの画
像、300 dpi (2550 ピクセル X 3300 ピクセル)
2550 X 3300 X (1 / 8) = 1051875 バイト
ピクセル当たり 24 ビット、8.5 インチ X 11 インチの画 2550 X 3300 X (24 / 8) = 25245000 バイト
像、300 dpi (2550 ピクセル X 3300 ピクセル)
(25 メガバイト)
次章「 第 2 章: インストール 」を参照してください。
5
第 2 章: インストール
第 2 章: インストール
VirtualViewer Java をインストールする
VirtualViewer Java は、 .war ファイルにパッケージされています。ファイル抽出プログラムを使
って、この .war ファイルからファイルを抽出します。.war ファイルを開くと、ウェブアプリケ
ーションディレクトリ「 VirtualViewerJavaContentServer」が自動的に作成されます。
VirtualViewer Java を起動させるには、ご利用のウェブアプリケーションサーバに、
「VirtualViewerJavaContentServer」ディレクトリを直接コピーします。
あるいは、ウェブ管理者に「VirtualViewerJavaContentServer」ディレクトを使って.war ファイ
ルを作成してもらい、そのファイルを展開してもらうことも可能です。
同一の実機上で VirtualViewer Java クライアント‐サーバと VirtualViewer HTML5 の両方をイン
ストールする方法については、「 ゼロフットプリント・クライアントとアプレット・クライア
ントの両方をインストールする」を参照してください。
VirtualViewer Java コンテンツサーバ・インストールをアッ
プデートする
VirtualViewer Java インストールをアップデート(更新)するには、以下の手順に従って行いま
す。
1.
6
.war ファイルを任意のディレクトリに抽出します。
第 2 章: インストール
2.
3.
更新するウェブアプリケーション (webapps)のディレクトリを探します。
アプリケーションサーバをクリックします。例えば、「 Apache Tomcat」を選択し、
「 RF」または以下をクリックします。
C:\Tomcat 6.0\webapps\VirtualViewerJavaContentServer.
Linux のオペレーティングシステム(OS)をご利用の場合は、以下のように入力してください。
/opt/tomcat/webapps/VirtualViewerJavaContentServer
4.
5.
6.
ウェブアプリケーション(webapps)ディレクトリにあるファイルをすべて削除します。
.war から抽出したファイルをコピーし、webapps ディレクトリに移動します。
アプリケーションサーバ(Tomcat など)を再起動します。Windows の OS 上でアプリケ
ーションサーバを再起動する場合は、以下の手順に従ってください。
1. コントロールパネル(Control Panel)を選択します。
2. 管理ツール( Administrative Tools)を選択します。
7
第 2 章: インストール
Linux の OS の場合は、以下のコマンドを使って、アプリケーションサーバを再起動して
ください。
sudo /etc/init.d/tomcat6
8
7.
サービス( Services)を選択します。
8.
アプリケーションサーバをクリックします。例えば、「 Apache Tomcat」を選択し、左
パネルにある再起動( Restart )のリンクをクリックします。
第 2 章: インストール
ゼロフットプリント・クライアントとアプレット・クライ
アントの両方をインストールする
同一の実機上で、VirtualViewer Java Client-Server と VirtualViewer HTML5 を同時に稼働させる
ことができます。VirtualViewer Java Client-Server と VirtualViewer HTML5 はコンポーネットを
共有しているため、コンフリクト(相反する事象)が発生しないように、多少カスタマイズする
必要があります。まず、VirtualViewer JavaHTML5 .war ファイルをインストールし、その後で、
クライアントアプレットのファイルを追加します。以下の手順を参考にしてください。
1.
2.
VirtualViewerJavaHTML5 フォルダを、webapps ディレクトリにダウンロードします。
VirtualViewerJavaContentServer フォルダを、ローカルの任意の場所にダウンロードし、
フォルダ内のファイルをいくつか抽出します。
(注意):
VirtualViewer Java Content Server と Client Applet は、 完全に適合した一式でなければなりませ
ん。そのため、VirtualViewer HTML5 のコンテンツサーバは、使用する VirtualViewerApplet.jar
に適合していることを必ず確認してください。適合するバージョンの情報については、
Snowbound サポート( http://support.snowbound.com )にお問い合わせください。
3.
4.
次の 2 つのファイルをコピーし、 directory in your webapps ディレクトリにある
VirtualViewerHTML5 ディレクトリに貼り付けます。
a. VirtualViewerApplet.jar
b. applet.html
使用しているアプリケーションサーバを再起動し、以下の URL に接続してください。
http://localhost:8080/VirtualViewerJavaHTML5/applet.html
これにより、VirtualViewer HTML5 のコンテンツサーバを使ったアプレットを稼働することがで
きます。また、VirtualViewer HTML5 ビューアがインストールされ、正常に実行されます。これ
ら 2 つのクライアントは同一のコンテンツサーバを利用するため、いずれも webapps ディレク
トリに保管されます。
次章「第 3 章:設定」を参照してください。
9
第 3 章: 設定
第 3 章: 設定
設定の詳細については、「 VirtualViewer Java コンテンツサーバ管理者ガイド を参照してくださ
い。
10
索引– 索引
め
インストール:VirtualViewer クラ イア
ントサーバ 9
インストール:カスタマイズ 9
メモリ
要件 4
か
カスタマイズ:インストール 9
メモリ要件 4
し
よ
システム要件: サーブレットコンテナ
4
要件
メモリ 4
システム要件:Java バージョン 4
シ
ふ
システム要件 4
ファイル形式: 例外 4
V
ブラウザ:対応 4
VirtualViewer Java コンテンツサーバ:
アップデート, 6
VirtualViewer Java コンテンツサーバ:
インストール, 6
漢字
対応: ファイル形式の例外 4
対応:ブラウザ 4
い
例外: サポートされるファイル形式 4
インストール:VirtualViewer HTML5 9
11 索引– 12