ティエワンプレス（在・マレーシア・ジョホールバール）大判機 RA142 と菊

2013 年 3 月 25 日
Koenig & Bauer AG
KBA ニュースリリース
ティエワンプレス（在・マレーシア・ジョホールバール）
大判機 RA142 と菊全 RA106 型を併せて導入し、順調に稼働
大日本印刷グループの子会社であるシンガポール本社のティエワンプレス社(TWP 社)がマレーシア・ジョホ
ールバール工場で 2012 年 12 月からフルオートの Rapida106 菊全型 10 色機の稼働を開始した
菊倍版（B0 版）の大判
印刷機である RA142（5
色機）の設置が完了し、
今回最小準備時間のワー
ルドチャンピオン機 RA106
が同一工場内で稼働開始
された。
（写真左：先に稼動開始し
た RA142-5 色機）
（写真左：ジョホールバールはマレーシア南部の重要なハブであリ、
シンガポールへとつながっている。）
アジアを中心に特に出版印刷ではよく知られているティエワンプレス社
（以下 TWP）は RA142 が順調な⽴ち上がりと順調な稼働を始め
た直後に RA106 菊全型オフセット印刷機で 5 色＋5 色の両面機と
いう非常に⻑い印刷機の設置を開始し今回 24 時間のフル稼働を開始した。
今回のジョホールバール工場での順調な稼働を⽪切りにして、高い生産性と品質が証明されて、今後他工場
への KBA 機の導入を拡大していく。
KBA ジャパン株式会社
（写真左：ジョホールバール工場では幼児向け書籍の印刷等を⾏
っている。）
親会社である大日本印刷の出版印刷業界での第一級の高い品質
の評価はすでに 75 年にも及ぶ。主要⽣産拠点と営業拠点をシンガ
ポールとマレーシアにおいているだけでなく、TWP 社は米国・ニューヨー
ク、サンフランシスコ、英国・ロンドン、フランス・パリとオーストラリア・シドニーに販売代理店を併せて持っている。
TWP 社のジョホールバール工場は 20 年前に建設され、現在は従業員数が 1,000 名を超えるまでに成⻑、
幼児向け書籍を中心に多くの書籍を生産しているだけでなく、この工場ではパッケージの印刷を含めて多種類
の印刷業務を⾏い、地元経済へ貢献している。
（写真左：１号機の設置
後間もなくジョホールバール
工場の 2 号機として設置さ
れた RA106-10 色機）
TWP 社の経営陣はヨーロッ
パ各国での設置先訪問及
び大判機の検討を加えた
結果、まず最初に RA142
を設置し、今回菊全サイズ
RA106 を設置運用開始し
たが、経営層と実際の生産部門ではあらためて彼らの選択が正しかったことを日々実感している。
（写真左：RA142 にはロジスティックシステムも追加して更に効率
を上げている）
様々な自動化を実現するオプション類を追加した RA142-5 色機と
RA106-10 色両面機は準備時間の大幅な短縮を含めて飛躍的
な生産性の向上をもたらした。これは主にジョブチェンジ時間の大幅
な短縮とフィーダー及びデリバリーのパイル・ロジスティックシステムによっ
てもたらされている。⾊管理装置と⾒当管理装置も⽣産性向上と高
い品質維持に大きな貢献を果たしている。
KBA ジャパン株式会社
『KBA のテクノロジーと機械導入後のアフターサービスの品質の高さには十分満足している。RA142 及び
RA106 両機ともに安定した⾼い品質を維持しており、非常に順調に稼働し、我々の⽣産効率は今や新たな
次元へ到達している。これらは最新のテクノロジーをあくまでも顧客中心に確実に、地に足がついたかたちで商
品化を⾏い、加えて現場サポートを展開する KBA だからこそ実現できたものと確信している。』と同社トップは
語っている。
（写真左：刷版自動交換装置も生産性工場の大きな武器となっ
ている）
TWP 社に設置されている RA-142 は 420mm の嵩上げがされており、5 色機で刷版自動交換装置とコー
ターが組み込まれており、更に 3.9m の延⻑デリバリーには IR（赤外線）とホットエアー（熱風）の VariDry
乾燥装置がと組み込まれている。更に厚紙対応オプションによってパッケージ⽤のコートボール紙にも十分対応
している。
（写真左：TWP 社設置の RA142 には自動パイル交換装置が取り付
けられて、生産性向上に貢献している。）
（以上）
KBA ジャパン株式会社

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