高浜町結婚新生活支援補助金交付要綱 (趣旨) 第 1 条この要綱は、低所得者の婚姻に伴う新生活を支援することにより、高浜町における少子化対策の強化を図るため、新規に婚姻した世帯に対して、住居費及び引越費用の一部を補助するものとし、その補助について、高浜町補助金等交付規則（平成 15 年 6 月 16 日高浜町規則第 6 号。以下「規則」という。)に定めるもののほか、必要な事項を定めるものとする。 (定義) 第 2 条この要綱において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。 (1) 新婚世帯とは、事業開始日から平成 29 年 3 月 31 日までの間に婚姻届を提出し、受理された夫婦をいう。 (2) 住居費とは、結婚を機に新たに高浜町内の住宅を取得する費用、又は、高浜町内の住宅物件の賃貸に係る賃料、敷金、礼金(保証金などこれに類する費用を含む。)共益費及び仲介手数料をいう。ただし、夫婦が勤務先から住宅手当の支給を受けている場合は、当該手当分を除く。 (3) 引越費用とは、引越業者又は、運送業者への支払いその他の引越に係る実費をいう。 (補助対象世帯) 第 3 条補助金の交付を受けることができる者は、次の各号の全てを満たす新婚世帯とする。 (1) 新婚世帯の所得額（夫婦の平成 27 年の所得額の合計額をいう。）が 300 万円未満であるもの。ただし、次のいずれかに該当する場合にあっては、それぞれの計算方法により算出して得た額が、300 万円未満であること。ア婚姻を機に夫婦の双方又は一方が離職又は転職した場合最後に離職又は転職した月の次の月における夫婦の所得額の合計額に 12 を乗じた金額イ夫婦の双方又は一方が貸与型奨学金(公的団体又は民間団体より、学生の修学や生活のために貸与された資金をいう。)の返済を現に行っている場合、新婚世帯の所得額から貸与型奨学金の年間返済額を控除して得た額 (2) 平成 28 年 1 月 1 日から平成 29 年 3 月 31 日までの間に、対象となる住居の住所に夫婦又は夫婦のいずれかが転入届等を提出し、受理されていること (3) 補助対象世帯の同居者に、町税又は使用料、手数料、分担金その他町に対する債務の滞納がないこと。 (4) 他の公的制度による家賃補助等を受けていないこと。 (5) 過去にこの制度に基づく補助を受けたことがないこと。 (補助対象経費等) 第 4 条補助金の対象となる経費（消費税及び地方消費税を含む）（以下「補助対象経費」という。）は、住居費及び引越費用の合計額とし、平成 28 年 1 月 1 日から平成 29 年 3 月 31 日の期間に生じたもので、債務の発生から支払までが完了していることとする。ただし、住居費は、補助金の申請日において現に居住している住宅に係る経費に限る。 2 前条に規定する補助対象世帯に該当しなくなった場合は、該当しなくなった日の属する月までとする。 (補助金の額等) 第 5 条補助金の額は、補助対象経費の実費負担分とし、1 世帯当たり 18 万円を上限に、予算の範囲内で交付する。ただし、補助金の額に 1,000 円未満の端数があるときは、これを切り捨てた額とする。 (補助金の交付申請) 第 6 条補助金の交付を受けようとする者(以下「申請者」という。)は、高浜町結婚新生活支援補助金交付申請書(様式第 1 号。以下「申請書」という。)に次に掲げる書類を添えて、町長に提出しなければならない。 (1) 戸籍謄本(全部事項証明書) (2) 夫婦それぞれの所得証明書又は源泉徴収票の写し (3) 住居費の領収書の写し (4) 引越費用の領収書の写し (5) 住宅の売買契約書又は請負契約書若しくは住宅物件の賃貸借契約書の写し (6) 住宅手当支給証明書(様式第 2 号) (7) 離職証明書の写し (8) 貸与型奨学金の返還額がわかる書類の写し (9) 誓約書（様式第 3 号） (10) 前各号に掲げるもののほか、町長が必要と認める書類 2 町長は、第 1 項の規定による申請書の提出があったときは、その内容を審査し、補助の可否について決定し、高浜町結婚新生活支援補助金交付(不交付)決定通知書 (様式第 4 号)により申請者に通知するものとする。 (補助金の交付請求等) 第 7 条補助金の交付決定通知書を受けた者は、すみやかに高浜町結婚新生活支援補助金交付請求書(様式第 5 号)を町長に提出しなければならない。 2 町長は、前項の規定による請求があったときは、補助金を交付するものとする。 (交付決定の取消し) 第 8 条町長は、補助金の交付決定を受けた者が次の各号のいずれかに該当するときは、補助金の交付決定の全部、又は一部を取り消すことができる。 (1) 虚偽その他、不正な手段により補助金の交付決定を受けたとき。 (2) この要綱に違反する行為があったとき。 (3) その他町長が適当でないと認めたとき。 2 町長は、第1項の規定により補助金の交付決定を取り消す場合は、高浜町結婚新生活支援補助金交付決定取消通知書(様式第6号)により補助金の交付決定を受けた者に通知するものとする。 (補助金の返還) 第 9 条町長は、前条の規定により補助金の交付決定を取り消した場合において、補助金が既に交付されているときは、当該補助金の全部又は一部を返還させることができる。 2 町長は、第1項の規定により補助金の返還を命ずる場合は、高浜町結婚新生活支援補助金返還請求書(様式第7号)により交付決定者に通知するものとする。 (報告等) 第 10 条町長は、補助金の交付前又は交付後にかかわらず、必要があると認めるときは、交付決定者に対して報告又は書類の提出(以下「報告等」という。)を求めることができる。 2 交付決定者は、前項の報告等を求められたときは、速やかに応じなければならない。 (委任) 第 11 条この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、町長が別に定める。附則この要綱は、平成 28 年 10 月 28 日から施行する。