17 - 八雲町

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リポート
やくも
生命の神秘を実感Y
関内小学校サケの
人工授精体験学習
10月20日、関内小学校(西田浩人校長)で、熊石マリンビ
ジョン推進協議会主催のサケの人工授精体験学習が行われまし
た。この日は雲石小学校の1・2年の児童10人も参加して行わ
れ、サケの腹から取り出した約1万個の卵に雄サケの白子を絞
り出してかけると、児童たちは興味津々の様子で見入っていま
した。児童たちは「受精すると卵の色が変わるのが不思議」と
話していました。受精したサケの卵は、冬の間、関内小学校の
児童たちが飼育し、春には学校近くの川から稚魚を放流します。
絶品Y手づくり鮭フレークY
熊石レディースネットワーク
料理教室
鮭フレーク作り体験
11月4日、熊石レディースネットワーク(吉田久
子委員長)主催の料理教室が海洋深層水総合交流
施設で行われました。熊石地域マリンビジョン協
議会の協力のもと、講師にひやま漁協女性部佐藤
千代子部長を招いて、地元の鮭を使った地産地消
の手作り鮭フレーク作りを学びました。完成した
鮭フレークを前に、参加者からは、「他の人達に
も作り方を教えたい」との声が上がっていました。
旬の味覚を味わってY
学校給食でサケの
チャンチャン焼き登場
11月12日、学校給食メニューで鮭のチャンチャ
ン焼きが登場し、熊石地域の小中6校の児童生徒が
地元の味を楽しみました。「子供達に秋のおいしい
海の食材の味を知ってもらい、たくさん食べてもら
おう」と協宝丸水産
(工藤幸博代表)
から鮭が無償提
供され、学校給食センターで調理し、児童に提供さ
れました。雲石小学校
(澤田晶校長)
では、食堂に全
児童が集まり、給食時間になると、児童たちは「い
くらでも食べられそう」と話し、旬の味覚を味わっ
ていました。
地熱開発と利活用を学ぶY
八雲町地熱開発理解促進勉強会
11月9日、熊石総合支所で、八雲町地熱開発理解促進勉強会主催の
講演会が行われ、町民23名が地熱開発における現状と課題について学
びました。NPO法人北海道自然エネルギー研究会の池田隆司会長を招
き、「温泉・地熱資源の利活用をめざして」と題して行われた講演会で
は、全国の地熱発電の状況や、地熱を利用したハウス栽培などの取り組
みが紹介されました。参加者からは「採算性はどうか」「開発にかかる
年数はどのくらいか」などの積極的な意見が出され、講師の池田会長は
「まずはしっかりとした資源量の調査が必要」と話していました。
17 Yakumo Public Relations Vol.111