芸術文化系列

教 科 No.
2101
授業科目
哲学 1(現代形而上学入門)
○佐金 武
担当教員
週 1 コマ 2 単位
開講学期
前期
1 年次以上
履修学年・専攻等
【授業目標】
哲学の諸分野のうち、形而上学は世界の根本的なあり方を問う。本講義では、現代の分析形而上学におけるいくつかの問題を深く理解し、それらについ
て自ら考え議論することを目標とする。
【授業概要】
現代の分析形而上学における 5 つの大きなテーマ(物理的対象、性質、基体説と束説、人の同一性、時間)を取り上げる。各テーマの主要問題について
は授業内容を参照のこと。(ただし、内容に一部変更はありうる。また、哲学の予備知識は特に必要としない。)
【授業内容】
1. 導入:本講義の概要および分析形而上学の試みについて
9. 実体説と束説(2):個物を性質の束とみなす束説と事態説
2. 物理的対象(1):どのような条件によって複数の部分は一つの対象を合成するのか
10. 持続(1):一時的な内在的性質の問題
3. 物理的対象(2):合成の問題に関する普遍主義、事実主義およびニヒリズムの立場
11. 持続(2):延続説と耐続説
4. 物理的対象(3):有機主義とモニズム
12. 人の同一性(1):時間を通じての人の同一性
5. 性質(1): 性質や関係とは何かに関する普遍主義
13. 人の同一性(2):物理的連続性説、魂説、記憶説、および生命(動物)主義
6. 性質(2): トロープ説と唯名論
14. 時間(1): マクタガートの時間の非実在性証明
7. 性質(3):性質をめぐる哲学的議論
15. 時間(2):永久主義と現在主義
8. 実体説と束説(1):個物を実体とみなす実体説
16. 試験 ( レポ - ト課題の場合 , 筆記試験はなし )
【評価方法】
本講義では、受講生の積極的参加を求める。また、出席も評価の対象とする。これらの平常点に加えて、試験もしくはレポート課題を予定する。
(詳細
は第一回の講義で説明。
)
【履修上の注意】
単位取得に必要な出席回数を設定する。(10 回以上の出席を要件とする。ただし、公欠や病欠はこの限りではない。)
【教科書】
特になし。
【参考書等】
[1] S. Mumford (2012), Metaphysics: A Very Short Introduction, Oxford University Press. [2] J. W. Carroll and N. Markosian (2010), An Introduction to
Metaphysics, Cambridge University Press. [3] J. Tallant (2011), Metaphysics: An Introduction, Continuum.(購入の必要は特になし)
教 科 No.
2102
担当教員
哲学 2
授業科目
○山倉裕介
履修条件
単 位 数
週 1 コマ 2 単位
開講学期
後期
履修学年・専攻等
1 年次以上
【授業目標】
哲学とは、通常自明とされる「常識」を敢えて問おうとする企てである。この講義では、哲学的に 「考える」 とはどういうものなのかを理解し体感する
こと、を目標とする。
【授業概要】
この講義は哲学入門である。現代哲学で問われる具体的問題を幾つか採り上げ ( 授業内容の一部変更はあり得る。)、哲学的なものの考え方を体験しても
らう。
【授業内容】
1. 序…デカルトの懐疑とコギト
9. 言葉と意思疎通…言葉に係る哲学的な問題
2. 心身問題…デカルトの二元論
10. 言葉と意思疎通 (2)…ソシュール言語学
3. 心身問題 (2)…心身問題の系譜
11. 言葉と意思疎通 (3)…表現と意思疎通
4. 心身問題 (3)…現代の心身問題
12. 制度化…個人の履歴
5. 心身問題 (4)…身体としての私
13. 制度化 (2)…公共の歴史
6. 知覚…ゲシュタルト心理学と現象学
14. 芸術と哲学…知覚と芸術
7. 知覚 (2)…生態学的視覚論
15. 芸術と哲学 (2)…メルロ - ポンティ『眼と精神』を読む
8. 知覚 (3)…知覚と真理
16. 試験
【評価方法】
期末試験により評価する (80%)。こちらが示す課題を授業中に提出してもらい ( 数回 )、平常点として評価する (20%)。
【履修上の注意】
関心を持った問題に関して、授業で紹介する文献などを実際に読んでみて欲しい。
【教科書】
特になし。
【参考書等】
授業中に紹介する。
-1-
芸術文化系列
履修条件
単 位 数
教 科 No.
2103
人間学
授業科目
担当教員
三木博
芸術文化系列
履修条件
単 位 数
週 1 コマ 2 単位
開講学期
前期
履修学年・専攻等
1 年次以上
【授業目標】
「人間とは何か」。この古くからあり,また常に新たによみがえってくる問いをめぐって,芸術理解を深めるための機縁としながら,広範な人間学の近年
の知見をもとにしながら,新たな人間像の可能性を探る。
【授業概要】
今日の人間を取り巻く多彩な状況について、毎回の講義テーマのもとに、基本となる問いをめぐって理解を深める。授業構成としては、講義・テクスト
の読解・グループ討論などの形式を併用しながら、成果を毎回小レポートにまとめることによって、人間学の理解を深める。
【授業内容】
1. オリエンテーション-人間学をめぐる問い-
9. ライフサイクルをめぐる問い-世代間継承-
2. なぜ人間になれたのか-「ヒューマン」-
10. 情報とメディアをめぐる問い-情報社会論-
3.「子ども」をめぐる問い-「子ども」の発見-
11. 宗教をめぐる問い-道徳と宗教-
4. 野生児をめぐる問い-教育の人間学-
12. 愛国心をめぐる問い-国旗・国歌・国家-
5.「子ども」と「動物」-「野生の少年」-
13. 日本文化をめぐる問い-日本文化論-
6. 貧困と格差をめぐる問い-格差社会-
14. アート・プロジェクト-「レッジョ・エミリア」-
7. ジェンダーをめぐる問い-教育とジェンダ-
15. 美術の授業-「岩井俊雄の授業」-
8. コミュニケーションをめぐる問い 【評価方法】
毎回の小レポートによって評価する。
【教科書】 授業で資料を配布する。
-2-
教 科 No.
2104
歴史学 1
授業科目
○田中晶子
担当教員
履修学年・専攻等
週 1 コマ 2 単位
開講学期
前期
1 年次以上
【授業目標】
16 ~ 20 世紀の西欧諸国を対象として、世界規模で経済と文化が拡大する「近代」という時代の特性とダイナミズムを理解することを目指します。講義
をつうじて、西洋近現代史の基礎的な知識を得ると同時に、歴史学研究の方法論と視点について学ぶことがねらいです。
【授業概要】
講義では、イギリスの工業化(生活史と世界システム論)、フランス革命と国民国家(アナール学派と政治文化論・心性史)、ドイツの「近代化」と第三
帝国(近代化論・大衆社会論)など、西洋近現代史の代表的な主題を取り上げ、現在の社会史研究が提示する歴史像を検討します。ファッションや、紅茶、
祭典等から、どのように歴史が語られるのか、社会史研究の方法論について、具体的に考察します。
【授業内容】
1. イントロダクション:「過去」を語る方法論、歴史小説と歴史学の違いは?、「歴史は繰り返す」? etc.
9. 儀礼と象徴から見るフランス革命Ⅱ:革命祭典とフランス国民の創生
2.「社会史」とは何か?:英仏独の社会史研究の特徴と問題関心
10. キャンバスの上の「異郷」:フランス植民地主義と絵画
3. イギリスの工業化とジェントルマンⅠ:ジェントリの勃興と贅沢禁止令の時代
11. ドイツ「特有の道」と社会史:ナチズムと「近代化」をめぐる論争
4. イギリスの工業化とジェントルマンⅡ:ファッションをめぐる社会的攻防と産業革命
12. 大衆とメディアの第三帝国Ⅰ:ナチズムの美学と宣伝活動
5. 砂糖と紅茶から見える大英帝国Ⅰ:カリブ海と世界貿易
13. 大衆とメディアの第三帝国Ⅱ:ミッキーマウスと鉤十字
6. 砂糖と紅茶から見える大英帝国Ⅱ:「イギリス風」生活様式とアメリカ独立革命
14. 大衆とメディアの第三帝国Ⅲ:ファシズム体制と日常生活
7. 大英帝国と植民地インド:『小公女』に映る植民地生まれのイギリス人
15.「長い 1960 年代」と戦後西ドイツ社会
8. 儀礼と象徴から見るフランス革命Ⅰ:「聖なる王」の表象とアンシャン・レジーム
16. 筆記試験 【評価方法】
評価は、出席点 30%+学期末の筆記試験 70%で行ないます。
試験当日は、ノート・配布資料以外の書籍類は持込不可。
【履修上の注意】
受講にあたって、特定の外国語能力は必要としません。
【教科書】
特定の教科書は使用しません。
【参考書等】
木村靖二・近藤和彦『新訂 地域文化研究Ⅰ近現代ヨーロッパ史』(放送大学教育振興会)、2006 年。 ※備考 個別事例に関する参考文献については、講義のなかで、順次、紹介します。
次年度休講予定
教 科 No.
2105
歴史学 2
授業科目
○田中晶子
担当教員
履修条件
履修学年・専攻等
単 位 数
週 1 コマ 2 単位
開講学期
後期
1 年次以上
【授業目標】
本講義の目的は、18 ~ 20 世紀のヨーロッパ諸国(主にドイツ・オーストリア)と日本を対象として、文化の変容、および国境を越える文化交流を歴史学
的に検討することにあります。国際的な文化移転と当該社会の変容を具体的に考察するとともに、文化史の基本的な視点と方法論を学ぶことがテーマです。
【授業概要】
講義では、近世~現代のドイツ語圏を対象とする文化史研究を、個別事例ごとに取りあげ検討します。国境を越える文化移転が主要なトピックです。同
時に、歴史学研究では、日記や旅行記、記念碑、映画、漫画などのメディア、および消費文化を、どのように史料として調査・分析するのか、その基礎的
な方法について、解説します。
【授業内容】
1. イントロダクション:文化史、文化交流史の課題と方法論
2. 近代的な時間感覚の誕生:近世ハンブルク商人の生活空間と時間
9. 世紀末の憂鬱:19/20 世紀転換期のドイツ・オーストリアにおける日本イメージ 10. 24 年組の「内なるドイツ」:1970 年代の少女漫画と教養主義の黄昏 3. 啓蒙の舞台としての郊外庭園:フランス式庭園とイギリス式庭園 11. 戦後西ドイツと文化的アメリカ化Ⅰ:広告に見える「自動車のある生活」
4. 記念碑の時代:ドイツ統一と記憶の政治学
12. 戦後西ドイツと文化的アメリカ化Ⅱ:モータリゼーションとアメリカン・ウェイ・オブ・ライフ
5.「新航路」とドイツ海外植民地:第二帝政期の港町ハンブルク
13.「68 年運動」のメディア空間:西ドイツの「長い 1960 年代」と青少年文化 6. 多民族国家のパスポートⅠ:ハプスブルク帝国と「ドイツ問題」 14. 再統一後のドイツ:EU統合とグローバリゼーションのなかで
7. 多民族国家のパスポートⅡ:『トラップ一家物語』とオーストリア第 1 共和国
15. 戦後史をめぐる日独比較
8. ワイマル共和国と「青年神話」:第一次世界大戦の体験をめぐる世代間対立 16. 筆記試験 【評価方法】
評価は、出席点 30%+学期末の筆記試験 70%で行ないます。
試験当日は、ノート・配布資料以外の書籍類は持込不可。
【履修上の注意】
受講にあたって、特定の外国語能力は必要としません。 【教科書】
特定の教科書は使用しません。
【参考書等】
若尾祐司・井上茂子編『ドイツ文化史入門 16 世紀から現代まで』(昭和堂)、2011 年刊行。 ※備考 個別事例に関する参考文献については、講義のなかで、順次、紹介します。
次年度休講予定
-3-
芸術文化系列
履修条件
単 位 数
教 科 No.
2106
文学概論
授業科目
○北村卓
担当教員
芸術文化系列
履修条件
単 位 数
週 1 コマ 2 単位
開講学期
前期
1 年次以上
履修学年・専攻等
【授業目標】
フランス詩の解読を通して、フランスの歴史・社会・文化および日本におけるフランス文化の影響を考察する。
【授業概要】
フランスはロンサール、ユゴー、ボードレール、ランボー、ヴェルレーヌ、アポリネールなど、これまで優れた詩人を輩出してきた。そして明治以降、上田敏、
永井荷風、髙村光太郎らによって質の高い翻訳がなされ、その深い影響の下、萩原朔太郎や中原中也という日本を代表する詩人が誕生することになる。本授業で
はフランスの代表的な名詩を解読しながら、それらを生み出したフランスの歴史・社会・文化を理解するとともに、それらが日本に与えた影響について考察する。
【授業内容】
1. フランス詩史概説
9. 象徴派の詩人たち(1)ヴェルレーヌ、ランボー、マラルメ
2. 中世・ルネサンス期―ヴィヨン、ロンサール
10. 象徴派の詩人たち(2)ヴェルレーヌ、ランボー、マラルメ
3. 17~18世紀のフランス詩
11. 象徴派の系譜―マラルメ、ヴァレリー、
4. フランス大革命期―アンドレ・シェニエ、デボルド・ヴァルモール
12. 20 世紀初頭の詩―アポリネール、コクトー
5. ロマン派の詩人たち(1)―ラマルティーヌ、ヴィニー、ミュッセ
13. ダダ、シュールレアリスム―ツァラ、ブルトン、エリュアール、アラゴン
6. ロマン派の詩人たち(2)―ユゴー
14. 第二次大戦後―シャール、ポンジュ、プレヴェール
7. 高踏派の詩人たち―ゴーチエ、ルコント・ド・リール、バンヴィル
15. まとめ
8. 近代詩の誕生―ボードレール
16. テスト
【評価方法】
学期末のテストやレポート、出席等授業への参加状況などから総合的に評価する。
【履修上の注意】
【教科書】
安藤元雄他編『フランス名詩選』(岩波文庫)
【参考書等】
『フランス文学小事典』『エクリチュールの冒険』(大阪大学出版会)
※備考 次年度休講予定
教 科 No.
2107
美学
授業科目
担当教員
加須屋明子
履修条件
履修学年・専攻等
単 位 数
週 1 コマ 2 単位
開講学期
前期
1 年次以上
【授業目標】
美学および芸術理論の基礎的なものの考え方を概観する。とくに「感性」という語をキーワードとして,そこから生起する想像力の意味をさぐる。
【授業概要】
美学あるいは感性論の名のもとに切り開かれた地平を検証し,基礎的な理論を順次踏査するとともに,その今日的意味と可能性を問い直す。なお,芸術
の具体的な現象分析が不可欠なので,画像など視聴覚メディアを最大限に活用する予定 である。
【授業内容】
1. イントロダクション
9. 芸術の歴史性
2. 美学のなりたち1
10. 造形芸術における時間
3. 美学のなりたち2
11. 芸術の起源へ
4. 美について1
12. 芸術作品の構造
5. 美について2
13. 現代社会と芸術1
6. 美的体験
14. 現代社会と芸術2
7. 美的価値
15. まとめ
8. 解釈
【評価方法】
レポートまたは筆記試験。
【履修上の注意】
【教科書】
【参考書等】
『西洋美学史』小田部 胤久 2940 円、『あたらしい美学をつくる』秋庭史典 2940 円、ほか、授業中に指示する。
※備考 芸術学概論と合同授業
-4-
教 科 No.
2108
社会学 1
授業科目
○翁 和美
担当教員
週 1 コマ 2 単位
開講学期
後期
1 年次以上
履修学年・専攻等
【授業目標】
女男の性差を、人間社会・文化を構成している現象の一つとして理解するだけでなく、分析概念として社会・文化的事象や社会・文化そのものを読み解
くツールにまで高める力を養うことで、生き方の幅を広げる。
【授業概要】
私たちは性別をめぐる社会関係や相互作用の中で生きている。それは単なる生物学的異なりではなく、社会・文化的に付与された意味の差(=ジェンダー)
に基づいている。授業では、現代日本社会のジェンダーが構築された社会・文化的背景を考察しつつ、現代日本社会の課題をジェンダーを切り口に議論する。
【授業内容】
1. ジェンダーとは何か(1):ジェンダーを切り口に現代日本社会および自己を見る
9. 老いをめぐるジェンダー 2. ジェンダーとは何か(2):性差の根拠を考え、その恣意性に気づく
10. ドメスティック・バイオレンスをめぐるジェンダー 3. 近代的ジェンダー秩序の形成:「近代家族」が形成される過程を知る 11. 性別役割分業と「女らしさ」と「男らしさ」をめぐる政治 4. 市場再生産装置としての「近代家族」
12. 性的マイノリティから考える(1)同性愛から強制的異性愛主義をとらえる 5. 日本における「戦後家族モデル」 13. 性的マイノリティから考える(2)「性同一性障害」から考察する
6.「愛ある家族」イデオロギー・心理の成立 14. まとめ(内容はリアクション・ペーパーにしたがう) 7. 夫婦関係をめぐるジェンダー 15. まとめ(内容はリアクション・ペーパーにしたがう)
8. 学校制度および教育をめぐるジェンダー
【評価方法】
各種課題によって総合評価をする。各種課題にはリアクション・ペーパーの提出とレポート試験が含まれる。
【履修上の注意】
欠席回数による失格条件は設定しないが、授業内での課題の提出が評価に大きく反映するので、3 回以上の欠席は失格につながる。
【教科書】
【参考書等】
授業中に適宜、紹介する。
※備考 本授業はタイトルが社会学、サブ・タイトルがジェンダー論である。したがって、社会・文化的事象や社会・文化そのものを社会学的にアプ
ローチするパースペクティブを養成することが大前提にある。授業の終わりにリアクション・ペーパーを書いてもらうが、授業内容とこれまで
の自分の経験や知識を照らして、社会的存在である自己の存在と自分が生きて暮らしてる現代日本社会を客観的に見出す姿勢を期待したい。
教 科 No.
2109
社会学 2
授業科目
担当教員
○渡邊拓也
履修条件
履修学年・専攻等
単 位 数
週 1 コマ 2 単位
開講学期
前期
1 年次以上
【授業目標】
犯罪社会学を学ぶなかで,犯罪/非行(少年犯罪)という社会のそして誰もが持つ心の影の部分について考え,「裏側から見る」ことによって,人間存
在のより総合的な理解を目指す。
【授業概要】
誰もが加害者/被害者に転じうる現代社会を生きる上で,犯罪および犯罪者に対する理解を深めておくことは重要である。
本講義は犯罪社会学を中心に,具体的な事例を取り上げつつ,犯罪研究の黎明期から現在に至るまでの主要学説を紹介し,最終的には人間存在の総合的
理解が目指される。
【授業内容】
1. 問題への導入:白い羊と黒い羊
9. 凶悪犯(2):快楽殺人とプロファイリング
2. 犯罪学前史(1):古典派刑法学の成立
10. 幼児虐待とネグレクト
3. 犯罪学前史(2):新派刑法学
11. 犯罪社会学の諸理論(1):緊張理論
4. 財産犯(経済犯):窃盗,詐欺など
12. 犯罪社会学の諸理論(2):文化的逸脱論
5. 粗暴犯:暴行,傷害など
13. 犯罪社会学の諸理論(3):統制理論
6. 性犯罪(1):暴力的性犯罪
14. 犯罪社会学の諸理論(4):環境犯罪学
7. 性犯罪(2):その他の性犯罪
15. 結論:コントロール--黒い羊を飼い馴らす
8. 凶悪犯(1):連続殺人とパーソナリティ障害
【評価方法】
期末レポートにより評価する。
【履修上の注意】
【教科書】
プリント資料を配布する。
【参考書等】
授業中に適宜紹介する。
-5-
芸術文化系列
履修条件
単 位 数