断熱材で考える健康住宅

Q&A
Q1
A
MOCOフォームは、一般的な
ウレタンと何が違うの?
一 般 的 な ウレ タ ン フォーム はフ
ロン 類 を 使って 発 泡して おりま
Q2
A
どうして高気密住宅が
必要なの?
住 宅 の 気 密 性を高め 排 熱ロスを
少なくすることと、計 画 換 気を行
Q3
A
MOCOフォームに
調湿機能はありますか?
MOCOフォームは、12時間強 制
的に加湿して続けた場合、6.5g/
す が、M O C Oフォーム は「水」を
うためです。気密性が高く、空気の
㎡の湿気を吸 湿しますが、常温で
代 替 にして 発 泡 する ので 環 境 に
出 入り口がハッキリしてい れば、
12時 間 以 上 放 置 すると、ほとん
やさしいのです。
室 内の 水 蒸 気や 汚染 空 気を排 出
どすべて放湿します。
して、新鮮な空 気を室内に取り込
むことができますが、気密性の悪
い(すき間の多い)家では、入って
きた空気がそのまま排出されてし
まうため、ショートサーキット現象
が起こる可能性があります。
Q4
A
MOCOフォームの耐久性は
どれくらいですか?
ウレ タンフォーム は 紫 外 線 劣化
を起こしますので、日の当たる場
Q5
A
MOCOフォームは
収縮しませんか?
施 工 直後 は発 熱で 体 積 膨 張して
いるので常温に戻る際、わずかな
住宅用断熱材カタログ
Q6
A
シロアリの被害が心配ですが、
MOCOフォームは
大丈夫ですか?
断熱材で考える健康住宅
シロアリの 栄 養 源 は セ ル ロ ース
です。一部ウレタンや他の断熱材
所での長期放置はできません。
収縮はありますが、その後の変化
に食害の報告がありますが、これ
住 宅 の屋 根 裏や壁 の 中では紫 外
はありません。
はウレ タン を 栄 養 源として 食 べ
線を浴びませんので、脆さがでた
ているのではなく、木に到達する
り断 熱 性 能 の 低下は起こらない
ま で に 障 害 物 に 穴 をあ けるとい
ので、長期的にお使い頂けます。
う行為ですので、シロアリが食べ
尽くしてなくなるものではありま
せん。
……Puftem
20℃
Q7
A
火災時の影響は?
MOCOフォームは有機 物なので
燃えますが、火から離せば残炎は
ありま せ ん 。ま た 防 火 構 造 認 定
( 3 0 分 )、準 耐 火 構 造 認 定( 4 5
Q8
A
MOCOフォームは
F☆☆☆☆ですか?
M O C Oフォームはシックハウス
症 候 群 原 因 物 質 を 原 料 に使って
おりません。
Q9
A
MOCOフォームに発がん性
物質は入っていませんか?
I A R C ※1(国 際 がん 研 究 機 関)で
Group3に分類されています。
※1: IARCはWHO(世界保健機関)の
外部組織
分)も取得しておりますので 安心
Group1 ヒトに対する発がん性が認められる
してお使い頂けます。
Group2 ヒトに対する発がん性があると考えられる
Group 2A ヒトに対する発がん性がおそらくある
Group 2B ヒトに対する発がん性が疑われる
20℃
Group3 ヒトに対する発がん性が分類できない
Group4 ヒトに対する発がん性がおそらくない
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1丁目5番地
TEL 03-3255-8260
FAX 03-3255-8263
www.puftem.co.jp
改訂 15.07(11)
北海道基準
健康住宅を考える
Thinking
MOCOフォームの特長
MOCOフォームの実力
これからの断熱基準を考える
MOCOフォームの仕様
健康住宅を考える
「健康住宅」からはじめませんか?
室温だけでは測れない快適性
20℃
私たちが普段の生活で何気なく使っている『エコ』とは何でしょうか?エコカー、エコバック、エコ住宅など色々なエコが出てきますが、
温度を上げるだけであれば、ストーブやエアコンなどの暖房機器を使うことで問題はありませんが、人が感じる温度は単純に部屋の温
実は、エコの正体はEcology※1とEconomy※2 です。そのため、環境に良いとか経済性が良いなど2つの『エコ』をイメージさせるので、
度だけでは決まりません。
エコ住宅の本質が見え難くなっています。
熱の伝わりは、伝導・対流・放射という3つがあり、放射は暖かい空気が冷たい物体の方へ移動します。この熱の移動が多いと不快に感じ
しかし、エコという卵を半分に切ってみると、まずは住む人の健康があって、その先に快適な暮らしがあり、経済的であり、結果的に環境
ることが体験的に分かってきています。断熱性能が低い家で、暖房機器を使って家を暖めた場合、家の中心近くや上の方の空気は暖まり
にも良い家であることが分かります。
ますが、壁や窓といった周辺部は外気の影響を強く受けて冷気を帯びたままなので、頭はボーっと暑いけど体は寒いという状態になり
環境に良い
健康・快適・経済性・環境配慮これらすべてをまとめて『エコ住宅』と呼んで
経済性
ECO
いるのですが、最初からすべてを網羅するのは大変難しいので、MOCO
フォームと一緒に、まずは『健康住宅』から始めましょう。
ます。
快適
室温20℃
室温20℃
18
℃
表面温度
19
℃
体感温度
10
℃
15
℃
表面温度
※1Ecology:生物とそれを取り巻く環境の生態学
※2Economy:経済・経済性
体感温度
体感温度=(表面温度+室温) 2
だから、外皮の断熱が重要です!
健康
寒さが原因で亡くなる人は、交通事故の3倍超
寒さが原因の浴室での死亡事故は、推定1,7000人以上います。
これらは循環器系の疾患が原因と考えられていますが、その数は
交通事故による死亡件数の3倍超という数字です。
17,000人中14,000人くらいは
高齢者と考えられます
というデータもあります。暖かい地域では住宅の断熱性能が低
く、かえって冬の寒さが体に悪い影響を与えているということを
示唆しています。
人体は100Wの電球1個と同じくらいの発熱量があります。
入浴中の心肺機能停止者数(2011年)
北海道や東北といった寒さの厳しい地域では断熱性能の高い住
宅が普及しており、冬の浴室での死者が他の地域に比べて少ない
人体のエクセルギー消費速度による証明
2,000
この熱を放熱する時、冷たい空気に放熱するのも、冷たい壁
や床に放熱するのも同じ100Wとなるので、外皮の温度が
1,800
1,600
低くて空気の温度が高い場合と、外皮の温度が高くて空気
1,400
の温度が低い場合の暖かさの質は同じはずなのですが、人
1,200
1,000
体のエクセルギー消費で見るとそうではなく、一番省エクセ
温度の急激な変化に体が反応して、血圧が急激に変化することは
800
600
ルギーなのは、外皮温度が25℃くらいで、空気の温度が18
知られていますが、断熱の不十分な住宅ではこうした変化が起き
400
℃くらいの時です。つまり、住宅の外皮の断熱がしっかりと
るため、例えば就寝中の暖かい布団の中から、室温が10℃を下回
200
0
できていれば、空気の温度は18℃でも人は寒いと感じない
る寒い部屋に出たり、さらに寒い廊下やトイレに出たりすると、急
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月 10月 11月 12月
のです。
週壁平均温度[℃]
激に血圧が上昇するのです。
[出典]東京都健康長寿医療センター(調査資料)
暖かい家で元気になろう
でいる人の方が活動量が多いという結果が出ています。
低下するという悪循環が生まれますが、家が寒いと活動量はさらに減っ
て、運動機能はますます低下します。
家を暖かく保つことは、こうした活動の維持にもつながり健康的な暮ら
しにも結びつきます。
[出典]東京都健康長寿医療センター(2008年調査資料)
1
断熱材は湿気を吸わないほうが良い
(%) 50
部屋全体を暖房し
ている高齢者
40
活動量
高齢者になるとただでさえ動くことが少なくなり、そのため運動機能が
暖房方式と住宅内の活動量
︵住宅内で歩行活動以上の占める割合︶
暖かい家と寒い家で室内の移動歩数などを比べると、暖かい家に住ん
室内空気温度[℃]
[出典]宿谷昌則(東京都市大学)教授「エクセルギーと環境の理論」
暖かい家の効果として、体を動かすことが面倒でなく、元気になるとい
うデータがあります。
外気温=0℃ 外気相対湿度=40%
湿気を吸った
空気
なりません。なぜなら、水の熱伝導率=0.0582W/m・k
10
こたつやホットカーペット
のみを使っている高齢者
乾燥している
空気
断熱しているので気泡の中は乾燥した空気でなければ
20
0
木造住宅は内部結露による腐朽菌の発生、木の腐り、カ
ビ、ダニなどが心配です。断熱材は「動かない空気層」で
30
で空気の熱伝導率=0.00241W/m・kなので、水は空
気の24倍熱を伝えるからです。断熱材が湿気を多く吸
15
20
居間の室温
25
30
(℃)
暖房実態調査2008年(n=43)
ってしまった場合、熱伝導率は著しく低下し、断熱材とし
て機能しなくなります。
2
健康住宅を考える
MOCOフォームの実力
これからの断熱基準を考える
MOCOフォームの仕様
MOCOフォームの特長
Merit
高い気密性能と充填性能
MOCOフォームが選ばれる3つのポイント
Point 自己接着するのは吹付け
1
MOCOフォームの特長
Point 寸法合わせが
2
ウレタンフォームだけ
必要ありません
Point すき間なく
3
充填できます
断熱材には不燃のもの、単体でも内部結露しないも
一般的な断熱材は壁に取り付ける前
繊維系断熱材などは躯体に押込みす
の、断熱性能が特出したもの、優れた吸音効果がある
に、コンセントボックスの位置に切欠
ぎると潰れてしまい、厚みの確保が難
ものなど様々ありますが、住宅用の断熱材として使う
きを入れるため寸法測定が必要です
しいのですが吹付けウレタンフォーム
場合何らかの方法で躯体に接していなければなりま
が、吹付けウレタンフォームは躯体の
は、液体が躯体の狭いすき間に入り込
せん。吹付けウレタンフォームは、シュッと一吹付けす
形状に合わせて液体が膨らんでくるの
み、奥側から手前側へ発泡してくるの
るだけで躯体に接着してくれるので、安心で工期も短
で、事前の寸法合わせの必要がなく手
で、すき間のない断熱施工が簡単に行
縮できるのです。
間がかかりません。
えます。
MOCOフォームの優れた特徴として、
高い気密性と充填性があります。
気密性の実験では、
繊維系断熱材が空気を通すのに対し、
MOCO
フォームは空気を通しません。
また、
迷路の様な模型を使った実験でも入口から出口までをすき間なく埋めているのが分かります。
MOCOフォーム
グラスウール
水で100倍に発泡するMOCOフォーム
MOCOフォームは気密性が高い
MOCOフォームは隙間なく充填できる
MOCOフォームは、ポリオール成分(A液)とイソシアネート成分(B液)を現場施工用の発泡機で混合し、躯体に直接吹き付ける断熱材
です。水を発泡剤にして100倍に発泡させるため、体に安全で、非常に軽いのが特長です。躯体に自己接着するため、木が伸縮しても高
断熱・高気密が保てる優れた断熱性能を誇ります。
見逃しがちな断熱欠損
断熱性を高めようとすると、断熱材の熱伝導率や熱抵抗値などの素材自体の優劣の話になりがちですが、一番気を付けないといけな
いのは、すき間なく施工ができるかどうかです。断熱材の施工の状態に因っては最大で54%の熱損失が起こり得るので僅かな熱伝導
率の差よりも、安定した充填性の方が優先されるのです。
熱貫流率
(w/㎡・k)
※
断熱材の施工状態(スキマが危ない!)
高性能
GW
λ=0.038
高音域での遮音性能が高い
壁 体内にMOCOフォームを施 工した場
合と施 工しなかった 場 合で の 空 気音 遮
断 性 能 の 試 験の 結 果はグラフの 通りに
50.0
45.0
40.0
なります。
35.0
音響透過損失は、入射音に対して透過音
30.0
が1/10 の 時 は10 d B、1/10 0 の 時 は
25.0
20dBとなり、値が大きいほど遮音性能
20.0
が 優 れて い る こと に なりま す 。従って
15.0
MOCOフォームは高音域での遮音性能
λ=0.038
0.36
(厚み=105mm相当)
繊 維 系断 熱 材の寸法が 著し
く 大 きく 、押し 込 み 過 ぎ た
状態
0.43
(105mm施工=88mm相当)
繊 維 系断 熱 材の寸法が 著し
く大きく、両端を押し込み過
ぎた状態
0.79
(105mm施工=48mm相当)
繊 維 系断 熱 材の寸法が小さ
く、柱との間に隙間が出来た
状態
0.54
(105mm施工=70mm相当)
MOCOフォームの吹付け施
工。躯体に自己 接 着し、良い
施工状態
0.36
(105mm施工=高性能GW105mm相当)
熱損失−16%
熱損失−54%
熱損失−33%
10.0
断熱材の隙間でこんなに
差が出るんだ!
5.0
0.0
※熱貫流率[K値]
:建物の外壁等で内外の温度差が1℃の時、1㎡について1時間に何キロカロリーの熱が
伝わるかを示したもので、この値がちいさいほど断熱性能に優れています。
10
0H
12 z
5H
16 z
0H
20 z
0H
25 z
0H
31 z
5H
40 z
0H
50 z
0H
63 z
0H
80 z
0H
10 z
00
H
12 z
00
H
16 z
00
H
20 z
00
25 Hz
00
31 Hz
50
H
40 z
00
H
50 z
0H
z
が良いことが分かります。
MOCO
フォーム
良い施工状態
これを基準とすると
MOCOフォームありdB
3
MOCOフォームなしdB
[出典]財団法人 住宅・建築省エネルギー機構(住宅の次世代省エネルギー基準と指針)
4
健康住宅を考える
MOCOフォームの特長
MOCOフォームの実力
これからの断熱基準を考える
MOCOフォームの仕様
MOCOフォームの実力
Ability
R値による地域別の必要厚み
接着力は約6トン/㎡と軽くて強い
木造の住宅(充填断熱工法)
軽くて柔らかいMOCOフォームですが、㎡当
接着力は約6トン/㎡
金属ジグ
たりの 接 着力は約6トンもあります。従って
1kPa≒0.01kg/㎠
MOCOフォームの接着力…
58.8kPa≒0.588kg/㎠
5.88トン/㎡
長 期間の使用に於いて、自重で沈降したり、
脱落したり、撓んですき間ができたりなどす
軽くて強いんです!
ウレタンフォーム
ることがありません。
合板
また、タッカー 留めや接 薬 剤で 留付とは違
天井
・n数=3コ
壁
・試験方法=10mm/minの一定速度で引っ張る
い、部分的な点接触ではなく、全面で接着し
ています。
外気に接する部分
床
接着剤
その他部分
外気に接する部分
土間床等
の外周部
小屋裏温度の実測データ
㎡・k/W
XPS(3種)mm
小屋裏温度推移実測
● 野地板表面温度 ■ MOCO表面温度 ▲ 小屋裏温度
部位
㎡・k/W
MOCOフォームmm
㎡・k/W
MOCOフォームmm
㎡・k/W
MOCOフォームmm
㎡・k/W
MOCOフォームmm
㎡・k/W
MOCOフォームmm
㎡・k/W
屋根
天井
外気に接する部分
6:00
その他部分
40
18.5℃
最低気温
外気に接する部分
土間床等
の外周部
30
8.0℃
3
4.6
175
4.0
152
2.2
84
5.2
198
3.3
126
3.5
100
1.2
35
4
4.6
175
4.0
152
2.2
84
3.3
126
2.2
84
1.7
50
0.5
15
6
4.6
175
4.0
152
2.2
84
3.3
126
2.2
84
1.7
50
0.5
15
5
4.6
175
4.0
152
2.2
84
3.3
126
2.2
84
1.7
50
0.5
15
7
4.6
175
4.0
152
2.2
84
3.3
126
2.2
84
1.7
50
0.5
15
8
4.6
175
4.0
152
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
屋根
天井
床
14:00
2
6.6
251
5.7
217
3.3
126
5.2
198
3.3
126
3.5
100
1.2
35
壁
熱抵抗値の基準・厚み
地域区分
壁
温度
(℃) 50
最高気温
1
6.0
251
5.7
217
3.3
126
5.2
198
3.3
126
3.5
100
1.2
35
枠組壁工法(充填断熱工法)
フォームを100mm吹付け施工すると、24時間温度を測定し続けても小屋裏は20℃前後で安定しています。
天 候
XPS(3種)mm
その他部分
気温が20℃を下回っていても、晴れている日の屋根の温度は約50℃もありますので、小屋裏の温度も殆ど同じになりますが、MOCO
2006年4月25日
㎡・k/W
MOCOフォームmm
㎡・k/W
MOCOフォームmm
㎡・k/W
MOCOフォームmm
㎡・k/W
MOCOフォームmm
㎡・k/W
MOCOフォームmm
㎡・k/W
屋根
・底面=50±1mmの正方形、厚さ=1mm
断熱部位
熱抵抗値の基準・厚み
地域区分
部位
XPS(3種)mm
㎡・k/W
その他部分
XPS(3種)mm
1
6.6
251
5.7
217
3.8
137
4.2
160
3.1
118
3.5
100
1.2
35
2
6.6
251
5.7
217
3.6
137
4.2
160
3.1
118
3.5
100
1.2
35
3
4.6
175
4.0
152
2.3
88
4.2
160
3.1
118
3.5
100
1.2
35
4
4.6
175
4.0
152
2.3
88
3.1
118
2.0
76
1.7
100
0.5
15
5
4.6
175
4.0
152
2.3
88
3.1
118
2.0
76
1.7
100
0.5
15
6
4.6
175
4.0
152
2.3
88
3.1
118
2.0
76
1.7
100
0.5
15
7
4.6
175
4.0
152
2.3
88
31.
118
2.0
76
1.7
100
0.5
15
8
4.6
175
4.0
152
−
−
−
−
−
−
−
−
−
−
外気に接する部分
その他の部分
開口部の要求性能
野地板表面最高温度
13:52
49.0℃
20
一戸建て住宅における開口部の要求性能
MOCO表面最高温度
18:08
21.0℃
10
小屋裏(室内)最高温度
18:08
R値によるMOCOフォームの厚みを使う場合は下記の開口部比率と日射遮蔽対策が必要です。
22.0℃
MOCO=100mm施工で
温度差何と、27℃!
測定機器:データロガ
0
測定時間
0
0
0:
4
0
1:
8
0
2:
2
1
3:
6
1
4:
0
2
5:
4
2
6:
8
2
7:
2
3
8:
6
3
9:
40 :44 :48 :52 :56 :00 :04 :08 :12 :16 :20 :24 :28
11 12 13 14 16 17 18 19 20 21 22 23
一戸建て住宅における仕様
:
10
地域区分
開口部比率の区分
※床面積の合計の2%以下は適用外
W/( ㎡k)
MOCOフォームの施工例
1.2.3
MOCOフォームの施工は容易でスピーディに行えます。壁や天井、屋根、配管まわりも施工が可能です。
4
▲天井
8
▲壁
5
▲配管まわり
▲窓まわり
▲完成 隙間なく躯体に一体化!
※床面積の合計の4%以下は適用外
比率
(い)
2.91
7% 未 満
仕 様 は 問 わな い
(ろ)
2.33
7% 以 上9 % 未 満
仕 様 は 問 わな い
(は)
1.90
9 % 以 上11% 未 満
仕 様 は 問 わな い
(い)
4.07
8%未満
仕 様 は 問 わな い
(ろ)
3.49
8 % 以 上11% 未 満
仕 様 は 問 わな い
(は)
2.91
11% 以 上13 % 未 満
仕 様 は 問 わな い
(い)
6.51
8%未満
仕 様 は 問 わな い
(ろ)
4.65
8 % 以 上11% 未 満
イ ガラスの日射 熱 取 得 率 が 0.74以下 であるも の
ロ 附 属 部 材 またはひさし、軒 等 を 設 けるも の
(は)
4.07
11% 以 上13 % 未 満
イ ガラスの日射 熱 取 得 率 が 0. 4 9以下 であるも の
ロ ガラスの日射 熱 取 得 率 が 0.74以下 であるも のに、ひさし、軒 等 を 設 けるも の
ハ 附 属 部 材(南±2 2 .5度に設 置 するも のにつ いては、外 付 けブラインドに限 る)を 設 けるも の
(い)
―
8%未満
附 属 部 材 またはひさし、軒 等 を 設 けるも の
(ろ)
―
8 % 以 上11% 未 満
イ ガラスの日射 熱 取 得 率 が 0.6 8 以下 であるも のに、ひさし、軒 等 を 設 けるも の
ロ 附 属 部 材 を 設 けるも の
(は)
―
11% 以 上13 % 未 満
ガラスの日射 熱 取 得 率 が 0. 4 9以下 であるも のに、附 属 部 材(南±2 2 .5度に設 置 するも のにつ いては、
外 付 けブラインドに限 る)又 はひさし、軒 等 を 設 けるも の
5.6.7
▲火打ち
▲屋根まわり
建具の種類若しくはその組み合わせ又は附属部材、ひさし、軒等の設置
6
健康住宅を考える
MOCOフォームの特長
MOCOフォームの実力
これからの断熱基準を考える
MOCOフォームの仕様
これからの断熱基準を考える
Standard
先進国と日本の断熱基準
Q値が小さいほど省エネルギーな家のはずですが・・・
平成11年基準(省エネルギー対策等級4)でやっと、北海道は先進国並みの断熱基準になりましたが、
(旧)Ⅱ地域以南はまだまだ差があ
Q値とは、
室内外の温度差が1℃の時、
住宅の床面積1㎡あたりから逃げる熱量のことです。
り、
(旧)Ⅳ地域ではドイツ基準の約半分程度しかありません。
例えば、
H11年基準にⅢ地域
(仙台)
では、
Q値=2.4以下となっておりますので、
住宅面積=140㎡、
室内温度=20℃、
室外温度=0℃では…
2.4×140×20=6,720Wとなります。
これは、
室温を20℃に保つのに6.72kWhの熱量が必要ということです。
Q値=2.0の場合は、
2.0×140×20=5,600Wとなるので、
Q値が小さいほど省エネルギーであるというのが、
これまでの常識でした。
省エネルギー基準の比較
5
Ⅵ
Ⅴ
Ⅳ
Ⅲ
4
Ⅱ
ところが、
Q値が小さいにもかかわらず、
Q値の大きい家より暖房エネルギーが30%以上も多い場合も出てきますので、
やはり個別の計算
Ⅰ地域
暖房デグリーデー
(D18-18)
が必要だと言えます。
熱損失係数
外気温が18℃以下になっ
た時、室内を18℃に暖房
する。
この内外差の1年間の積
算したものを表す。
次世代エネルギー
基準
3
パターン①:仙台 Q値=2.32
2
戸建住宅のQ値(熱損失係数)
1
4
0
1000
2000
3000
4000
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
Ⅳ
Ⅴ
Ⅵ
1.6
1.9
2.4
2.7
2.7
3.7
3
1.8
2.7
3.3
4.2
4.6
8.1
2
2.8
4.0
4.7
5.2
8.3
8.3
部位
断熱材仕様
屋根
MOCOフォーム
外壁
MOCOフォーム
階間部
MOCOフォーム
基礎
EPS(2号)
開口部
普通福層ガラス
換気
換気回数0.5回
部位面積
A[㎡]
190
90
60
65
相当延床面積
61.28
123.50
15.63
− 33.74
320.83
119.23
熱貫流
U[W/㎡・k]
係数
H[−]
0.20
0.42
0.63
1.0
1.0
1.0
1.0
1.0
1.0
1.0
−
−
−
−
住宅全体)
熱損失
A・U・H[W/k]
熱損失係数
Q[W/㎡・k]
12.256
51.870
9.847
28.898
117.743
56.145
− 276.76
0.103
0.435
0.083
0.242
0.988
0.471
− 2.321
年間暖房負担
[kWh]
6,262
暖房用灯油消費量
[リットル]
716
パターン②:仙台 Q値=2.15
5000
暖房デグリーデー(D18-18)
北海道基準の家(Q値=1.6)を建てると・・・
部位
断熱材仕様
屋根
MOCOフォーム
外壁
MOCOフォーム
階間部
MOCOフォーム
基礎
EPS(2号)
開口部
遮熱Low-E
換気
換気回数0.5回
部位面積
A[㎡]
190
90
60
65
相当延床面積
61.28
123.50
15.63
− 33.74
320.83
119.23
熱貫流
U[W/㎡・k]
係数
H[−]
0.20
0.42
0.63
1.0
1.0
1.0
1.0
1.0
1.0
1.0
−
−
−
−
住宅全体)
熱損失
A・U・H[W/k]
熱損失係数
Q[W/㎡・k]
12.256
51.870
9.847
28.898
97.131
56.145
− 256.15
0.103
0.435
0.083
0.242
0.815
0.471
− 2.148
年間暖房負担
[kWh]
8,289
暖房用灯油消費量
[リットル]
948
各地域のQ値基準を満たす家とその地域で北海道基準を満たす家の光熱費を比較すると、北海道基準の家は、ほとんどの地域で光熱
パターン③:仙台 Q値=2.15
費が半分以下になることが分かります。
次世代断熱仕様時の
灯油使用量
I地域次世代断熱
仕様時の灯油使用量
部位
断熱材仕様
屋根
MOCOフォーム
2000
外壁
MOCOフォーム
階間部
MOCOフォーム
1800
基礎
EPS(2号)
開口部
断熱Low-E
換気
換気回数0.5回
1600
相当延床面積
1400
部位面積
A[㎡]
190
90
60
65
61.28
123.50
15.63
− 33.74
320.83
119.23
熱貫流
U[W/㎡・k]
係数
H[−]
0.20
0.42
0.63
1.0
1.0
1.0
1.0
1.0
1.0
1.0
−
−
−
−
住宅全体)
熱損失
A・U・H[W/k]
熱損失係数
Q[W/㎡・k]
12.256
51.870
9.847
28.898
97.131
56.145
− 256.15
0.103
0.435
0.083
0.242
0.815
0.471
− 2.148
年間暖房負担
[kWh]
6,455
暖房用灯油消費量
[リットル]
738
1200
1000
800
計算例
Q値
年間暖房負荷
[W/㎡・k]
暖房用灯油消費量
[リットル]
省エネルギー性
パターン①
2.32
2.32
2.32
6,262
8,289
6,455
715
984
738
100%
138%
103%
パターン②
パターン③
600
400
200
那覇
鹿児島
宮崎
大分
熊本
長崎
佐賀
福岡
香川
高知
徳島
山口
鳥取
広島
岡山
神戸
和歌山
奈良
滋賀大津
京都
大阪
福井
金沢
富山
津
岐阜
名古屋
静岡
甲府
7
さいたま
[出典]フォワードハウジングソリューションズ株式会社(北海道基準の家をつくる)
千葉
横浜
東京
水戸
宇都宮
前橋
軽井沢
長野
新潟
福島
山形
仙台
盛岡
秋田
八戸
青森
帯広
札幌
旭川
函館
0
[出典]NPO法人 新木造住宅技術研究協議会(新住協の熱計算プログラム QPEXで高断熱住宅の 奥 を知ろう!)
8
健康住宅を考える
MOCOフォームの特長
これからの断熱基準を考える
MOCOフォームの仕様
MOCOフォームの仕様
Spec
物性値
防火構造認定(30分)
防火構造認定(30分)
MOCOフォーム
商品名
建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォームA種3
JISA9526分類
構造
外壁
構造用面材
MOCOフォーム厚み
認定番号
発泡剤
水
窯業系サイディング
なし
50(±5)∼105(−11)mm
PC030BE-2905
断熱材種別ランク
C
窯業系サイディング
木質系
50(±5)∼105(−11)mm
PC030BE-2906
測定項目
熱伝導率
W/(m・k)
燃焼性
物性値
JIS規格値
参考値※
窯業系サイディング
セメント板
50(±5)∼105(−11)mm
PC030BE-2907
0.038以下
0.040以下
−
窯業系サイディング
火山性ガラス質複層板
50(±5)∼105(−11)mm
PC030BE-2908
60(±6)mm
PC030BE-1843
時間
sec
120以内
120以内
−
樹脂モルタル
火山性ガラス質複層板
距離
mm
60以下
60以下
−
軽量モルタル
なし
50(±5)∼105(−11)mm
PC030BE-3130
軽量モルタル
木質系
50(±5)∼105(−11)mm
PC030BE-3131
軽量モルタル
セメント板
50(±5)∼105(−11)mm
PC030BE-3132
軽量モルタル
火山性ガラス質複層板
50(±5)∼105(−11)mm
PC030BE-3133
軽量モルタル
なし
50(±5)∼105(−11)mm
PC030BE-3134
軽量モルタル
木質系
50(±5)∼105(−11)mm
PC030BE-3135
軽量モルタル
セメント板
50(±5)∼105(−11)mm
PC030BE-3136
軽量モルタル
火山性ガラス質複層板
50(±5)∼105(−11)mm
PC030BE-3137
窯業系サイディング
木質系
50(±5)∼89(−9)mm
PC030BE-2850
窯業系サイディング
セメント板
50(±5)∼89(−9)mm
PC030BE-2851
窯業系サイディング
火山性ガラス質複層板
50(±5)∼89(−9)mm
PC030BE-2852
軽量モルタル
木質系
50(±5)∼89(−9)mm
PC030BE-2909
軽量モルタル
セメント板
50(±5)∼89(−9)mm
PC030BE-2910
軽量モルタル
火山性ガラス質複層板
50(±5)∼89(−9)mm
PC030BE-2911
軽量モルタル
木質系
50(±5)∼89(−9)mm
PC030BE-2912
軽量モルタル
セメント板
50(±5)∼89(−9)mm
PC030BE-2913
軽量モルタル
火山性ガラス質複層板
50(±5)∼89(−9)mm
PC030BE-2914
透湿率
ng(m
/ ・s・pa)
g/㎡
吸放湿量差
−
−
19.1
−
−
0.2
軸組構法
※参考値としてJIS測定項目以外の測定値の一例を記載しています
省エネ住宅ポイント制度
製品型番
製品名
断熱材区分
発行ポイント数
1NPCFF5070
MOCOフォーム
C
最大 30,000ポイント/ 戸
断熱材区分
枠組工法
断熱材最低使用量【単位:㎥】
熱伝導率
外壁
新築 / 改修
【単位:W/m・k】
屋根・天井
床
一戸建て
共同住宅
一戸建て
共同住宅
一戸建て
共同住宅
A1、 A2
B、 C
0.052∼0.035
新築
リフォーム
6.0
(3.0)
1.7
(0.9)
6.0
(3.0)
4.0
(2.0)
3
(1.5)
2.5※2
(1.3)
D、 E、 F
0.034以下
新築
リフォーム
4.0
(2.0)
1.1
(0.6)
3.5
(1.8)
2.5
(1.3)
2.0
(1.0)
1.5
(0.8)
120,000ポイント
(60,000ポイント)
施工部位別ポイント数
36,000ポイント
(18,000ポイント)
※1
準耐火構造認定(45分)
60,000ポイント
(30,000ポイント)
※1: 基礎断熱の場合の最低使用量は、床の最低使用量に0.3を乗じた値とする
※2: 基礎断熱の場合の最低使用量は、床の最低使用量に0.5を乗じた値とする
準耐火構造認定(45分)
窯業系サイディング
木質系
80(±8)mm
QF045BE-0948
窯業系サイディング
セメント板
80(±8)mm
QF045BE-0949
窯業系サイディング
火山性ガラス質複層板
80(±8)mm
QF045BE-0950
窯業系サイディング
せっこうボード
80(±8)mm
QF045BE-0951
軽量モルタル
木質系
80(±8)mm
QF045BE-1020
軽量モルタル
セメント板
80(±8)mm
QF045BE-1021
軽量モルタル
火山性ガラス質複層板
80(±8)mm
QF045BE-1022
軽量モルタル
せっこうボード
80(±8)mm
QF045BE-1023
軽量モルタル(下地あり)
木質系
80(±8)mm
QF045BE-1024
軽量モルタル(下地あり)
セメント板
80(±8)mm
QF045BE-1025
軽量モルタル(下地あり)
火山性ガラス質複層板
80(±8)mm
QF045BE-1026
軽量モルタル(下地あり)
せっこうボード
80(±8)mm
QF045BE-1027
2.33
窯業系サイディング
木質系
80(±8)mm
QF045BE-0992
2.33
窯業系サイディング
セメント板
80(±8)mm
QF045BE-0993
窯業系サイディング
火山性ガラス質複層板
80(±8)mm
QF045BE-0994
既築住宅・建築物における高性能建材導入促進事業
SⅡ製品型番
製品名
補助率及び補助金額
DNPC013PS
MOCOフォーム
上限 150万円 / 戸(補助対象費用の1/3以内)
軸組構法
改修部位
U値・R値
天井:R値≧2.7・5.5
外壁:R値≧2.7
床 :R値≧2.2
窓 :U値≦2.33
組合せ番号
断熱部位数
天井
外壁
床
窓
1∼3地域
4∼8地域
5.4
2.7
2.7
2
5.4
2.7
2.7
3
5.4
2.7
2.7
2.2
2.7
2.2
2.33
窯業系サイディング
せっこうボード
80(±8)mm
QF045BE-0995
2.2
2.33
軽量モルタル
木質系
80(±8)mm
QF045BE-1028
軽量モルタル
セメント板
80(±8)mm
QF045BE-1029
軽量モルタル
火山性ガラス質複層板
80(±8)mm
QF045BE-1030
軽量モルタル
せっこうボード
80(±8)mm
QF045BE-1031
軽量モルタル(下地あり)
木質系
80(±8)mm
QF045BE-1032
軽量モルタル(下地あり)
セメント板
80(±8)mm
QF045BE-1033
軽量モルタル(下地あり)
火山性ガラス質複層板
80(±8)mm
QF045BE-1034
軽量モルタル(下地あり)
せっこうボード
80(±8)mm
QF045BE-1035
1
4
4部位
3部位
5.4
5
2.7
6
5.4
2.7
7
5.4
2.7
5.4
2.7
8
9
10
11
9
MOCOフォームの実力
2部位
2.2
2.7
枠組工法
2.2
2.33
2.33
2.7
2.7
2.2
2.2
2.33
10