プーケット気候ガイド

プーケット気候ガイド
プーケットは変化に富んだ地形の島で、熱帯に属しています。
日本のような四季はなく、1年を通して気温差は少ない常夏の島です。
11月∼3月
11月∼3月にかけては季節風が弱まるため
気候が安定します。海の透明度が高くなり
波も穏やかなので、シュノーケリングや離島
へのツアーなどで海を存分に楽しむことが
できます。また湿度もあまり高くないので
ジメジメせず、心地よい風が吹く快適な気候
が続きます。中でも1月∼3月は年間で最も
降水量が少ない時期なので、旅行で訪れる
にはベストなシーズンです。11月∼3月の
最低気温は20度位なので、日本の朝晩のよ
うに「冷え込む」ことはありませんが、
半袖では少し肌寒いと感じるときのために
羽織るものを用意しておくと安心です。
4月∼5月
この時期は1年で最も暑くなり、最高気温が35度前後の日が続き
ます。晴れた日の午前11時∼午後2時頃までは日差しがとても
強いため、紫外線対策と暑さ対策をしましょう。また、室内では
冷房が強く効いていることもあるため、屋外との気温差に注意し、
上から羽織るものを用意しておくとベターです。
6月∼10月
この時期は朝夕にスコールが降ることが多くなりますが、終日降り
続くことはなく、短時間にまとまった量の雨が降ります。日本の
梅雨のような“どんより感”はなく、スコールの後は気温が若干
下がるものの、カラリとした天候に戻ることが多いため、過ごし
やすくなります。6月∼10月は、海の波が高くなるので、サーフィン
を楽しみたい方はこの時期に西海岸へお出かけいただくのが
オススメです♪
サムイ島気候ガイド
サムイ島の天気は変わりやすいことが特徴です。
プーケットとはベストシーズンが真逆になります。
1月∼2月
1月∼2月は雨量はさほど多くなく、
風が涼しく感じる季節です。暑すぎず
寒すぎず快適に過ごすことができ、
旅行のベストシーズンと言えます。
冷え込むほどではありませんが、
少し肌寒さを感じることもあるため、
T シャツの上に1枚羽織るものを
持っていくと便利です。
3月∼6月
この時期は雨が少なく、気温の高い日
が続きます。3月∼5月の中旬までは、
海の透明度が抜群に高く、波も穏やか
なので、シュノーケリングやダイビング
などのマリンスポーツを楽しみたい方
7月∼10月
にはピッタリのシーズン♪
この時期、朝と晩にスコールが降ることが多くなりますが、1日中
またこの3月∼6月は、1年を通して最も
降ることは滅多にありません。大抵は30分程度で止むことが多い
暑い時期です。特に日中、長時間外で
です。スコールの後は体感気温が下がり、過ごしやすい気候となり
過ごす場合には日差し対策を万全に。
ます。
帽子や日焼け止めは必須です。
11月∼12月
10月下旬頃∼12月上旬にかけては、季節風の影響が強くなる
時期です。降水量が増えて、一日中雨が降り続く日もあり、天候
が安定しにくい時期になります。もし滞在中雨が降ってしまった
場合は、豊かな緑を眺めながら贅沢にスパやマッサージという
リゾートならではの楽しみ方がオススメです。
服装選びの<ワンポイント>
タイでは、仏教に対する配慮が不可欠です。
プーケット・サムイ島での服装のめやす
寺院のような神聖な場所では、露出度の高い
服装は好まれません。透け感のある生地や
タンクトップなど、過剰に肌を露出する格好は
ビーチでは、半袖Tシャツに薄い
しないようにしましょう。また、礼拝堂では靴を
素材のズボンなどの夏服で充分
脱ぐ必要があります。脱ぎにくい靴はなるべく
対応できます。肌寒く感じたとき
避けたほうが無難です。寺院では、サンダル
のために、上から軽く羽織る
禁止の場合もあるため注意が必要です。
カーディガンやパーカーがあると
便利です。
プーケット・サムイ島旅行の
お役立ちアイテム
□軽く羽織れるカーディガンなど
(冷房対策&日焼け対策)
□折り畳み傘
プーケット<6月~10月>
サムイ島<11月~12月>
□UVケア用品
(日焼け止め、日焼け後のローションなど)
日中は半袖で対応できますが、
観光の場合、タンクトップの
ような過剰に肌が露出する服装
はNGです。
また室内は冷房が強い場合も
□サングラス
プーケット<4月~5月>
サムイ島<3月~6月>
あり、体が冷えてしまう可能性
□帽子
プーケット<4月~5月>
サムイ島<3月~6月>
準備しておくと安心です。
□小さめのタオル
(雨に濡れた時・汗拭き用)
スコール時の<ワンポイント>
があります。上から羽織る
薄手のパーカーやカーディガンを
寺院や礼拝堂などの神聖な場所
では、半ズボンや短いスカートは
好まれません。夏素材の長ズボン
や、スカートであれば膝丈より
長めのものがベター。
雨に濡れても日が差すとすぐに乾いてしまう
ため、現地では雨具を持ち歩く人はあまり
いません。時間に余裕があるなら、突然の
スコールの際は無理に動かず、カフェや
レストランで雨宿りをしながら休憩するのも
旅の醍醐味ですね♪
場所によってはサンダルが禁止
されていることもあるため、
観光にはスニーカーなどが安心。
レポーター
名鉄観光
村瀬 示帆
荻本 尚子
<2015年12月24日>