学年 教科 科目 教科書名 副教材 高3 公民科 公民研究 (政治・経済

学年
高3
(総合進学)
教科
公民科
科目
教科書名
公民研究
『政治・経済』
(政治・経済) (数研出版)
副教材
『政治・経済資料 2015』
(東京法令出版)
1.授業のねらい
(1)経済活動の意義、国民経済における家計、企業、政府の役割、市場経済の機能と限界、物価の動き、経済成長と
景気変動、財政のしくみと働き及び租税の意義と役割、金融のしくみについて理解させる。
(2)戦後日本経済のあゆみ、産業構造の変化と中小企業、農業と食料問題、公害、消費者問題、雇用と労働をめぐる
問題、少子高齢社会と社会保障などについて理解させる。
2.授業の進め方
おもに講義形式でプリント・板書を中心に授業を進める。2学期は問題演習が中心となる。また、電子黒板の利用
など、ICT 活用の授業を進める。
3.学習上の留意点
高3で扱う経済分野は、高2で学習した政治分野ではある程度有効であった丸暗記は通用しない。市場メカニズム
や金融政策・財政政策と景気など、しくみを理解する必要がある。
昨年度から始まった基礎学力到達度テストは、従来の統一テスト同様「倫理、政治・経済」という科目で行われる。
統一テストでは難問・奇問と言える問題の出題もあったが、基礎学力到達度テストでは、その名称からも分かるよ
うに、平易な問題の出題が多くなり、平均点も大幅に上昇した。したがって、反復学習を通じた基本事項のマスタ
ーが重要となる。
自ら学ぶ姿勢、意欲的に取り組む姿勢、アクティブラーニングの姿勢が何よりも重要である。特に高2の時に学習
した政治分野の復習は家庭学習が中心となるので、こうした学習姿勢が必要となる。
4.教科書・副教材・参考書
<教科書>『政治・経済』
(数研出版)
<副教材>『政治・経済資料 2015』
(東京法令出版)
※用語集については、資料集巻末掲載の用語説明を利用すればよい。購入したい場合は次の本がある。
『用語集 政治・経済 新訂第2版』
(清水書院)
、
『政治・経済用語集』
(山川出版社)
、
『政治・経済用語集ちゃ
ーと&わーど』
(駿台文庫)
。収録語数は、おおよそ清水 5200、山川 3100、駿台 2200。政治・経済と倫理が 1 冊
になった用語集としては、
『用語集 倫理、政治・経済 センター試験対策』
(清水書院)が出版されている。
5.評価方法
(1)定期試験……定期考査3回(100 点×3回) 計 300 点
(2)平常点…1学期 20 点+2学期 20 点 計 40 点
(3)ノート(プリント)提出・課題提出などについてはその都度発表する
6.定期考査
授業で扱った事項、試験前に指定した範囲からの出題の他、応用・発展・時事問題を出題することもある。
7.指導計画
期 月
4 第2編 現代の経済
単元名・学習項目
評価方法
経済活動と生活・経済活
第1章 現代経済のしくみと特質
動の意義、資本主義経済、
家計・企業・政府の働き
第1節 経済活動の意義と経済体制
1.人間と経済活動
到達目標
課題など
について理解する。
2.資本主義経済の発展と変容
3.経済活動の主体
5
第2節 現代経済のしくみ
市場メカニズム、物価、
1.市場経済のしくみ
一
2.物価の動向
課題など
気変動、財政、金融につ
3.国民所得と経済成長
学
4.財政のしくみと租税
国民所得、経済成長と景
中間考査
いて理解する。
5.金融のしくみと働き
期
6
第3節 日本経済と福祉の向上
戦後日本経済のあゆみ、
1.戦後日本経済のあゆみ
産業構造の変化、中小企
2.中小企業と農業・食料
業、農業と食料問題、消
3.公害防止と環境保全
7
課題など
費者問題と消費者保護、
4.消費者問題と消費者保護
労働問題、社会保障につ
5.労使関係と労働問題
いて理解する。
6.少子高齢社会と社会保障
期末考査
夏期休業
8
9
国際政治、問題演習
10
国際経済
基礎学力到達度テストに
向けた問題演習を行い、
二
問題演習・復習など
実戦力を養う。
課題など
学
11
問題演習・復習など
期
12
期末考査
冬期休業
※理解度やその他の都合により省略や前後することもありうる。