TOUR NEWS MONTHLY JAPAN GOLF TOUR NEWS LETTER 2015 Sep/9月1日 official Sponsor インターネットスマートフォンサイト official Supplier Corporate Supporter http://www.jgto.org/ フェイスブック Corporate Supporter 184 vol. Corporate Supporter https://www.facebook.com/japangolftour ●発行● 一般社団法人日本ゴルフツアー機構〒107-0052 東京都港区赤坂1-3-5 赤坂アビタシオンビル5F TEL.03-3585-7381 FAX.03-3585-7383 高額賞金の“秋の陣” 白熱の賞金レースはこれからだ！ 9月の『フジサンケイクラシック』から最終戦の『ゴルフ日本シリーズJTカップ』まで、第36週のオープンウィークを挟んで13試合が“連戦”で行なわれる。そのうち賞金総額2億円、優勝賞金 4,000万円のビッグゲームが4試合。ジャパンゴルフツアーがいよいよ後半戦に突入する。ステディさを取り戻した金庚泰７月26日に終了した『ダンロップ・スリクソン福島オーブン』までの11試合で、賞金レース１位を突っ走る金庚泰（キム・キョンテ）。今季10戦して２勝、トップ10以内６回で予選落ちなし。平均ストローク「69.89」、パーキープ率「90.69」、パーオン率「71.81」はいずれも１位と絶好調だ。強行スケジュールも覚悟の岩田寛さは誰もが認めるところ。賞金王の称号を手に入れる可能性は十分だ。 “ストップ・ザ・金庚泰”の一番手が、約615 万円差で追う岩田寛だ。７月の『長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップ』でツアー通算２勝目を挙げると、『全英オープン』と『全米プロ』のメジャー２試合に出場。日本勢は“20代”が活躍岩田寛金庚泰優勝したワンアジアとの共催試合『THE SINGHA CORPORATION THAILAND OPEN』は、１打差から最終日ベストスコア「65」をマークして逆転。２勝目の『ミュゼプラチナムオープン』も４打差４位グループから最終日「66」でひっくり返した。 2010年出場21試合中３勝を含む５位以内が12回で予選落ちなし、しかも82ラウンドしてオーバーパーなしと、圧倒的な強さで賞金王に輝いた当時のゴルフが甦りつつある。ジャパンゴルフツアー史上初となる外国人選手２度目の賞金王戴冠を目指す。初出場の『全米プロ』では、２日目に１イーグル、８バーディ、１ボギーの「63」をマーク。25人目（27例目）となる海外メジャーにおける18ホール最少ストロークタイ記録を打ち立てて予選を突破。初出場ながら21位タイと健闘した。岩田は来季の米国PGAツアー出場を目指して、９月上旬から米国PGAツアーと下部ツアーの入れ替え戦『ウェブドットコムツアーファイナル』４試合に出場を予定。この間、ジャパンゴルフツアー３試合の欠場を余儀なくされるが、ツアー終盤戦は高額賞金の大会が目白押し。かつてツアー終盤で４戦３勝して大逆転で賞金王となった片山晋呉の例もあるように、勝負はゲタを履くまで分からない。ポテンシャルの高今年は外国人選手が好調だ。賞金ランキング１位の金庚泰を筆頭に、３位梁津萬（リャン・ウェンチョン）、４位Ａ・ブランド、５位Ｉ・Ｊ・ジャン…とトップ10に７人が入り、ツアー11戦中７勝と席捲。一方、日本勢では“20代”の活躍が目を引く。『関西オープン』でツアー初優勝を飾った片岡大育が10位にランクインしている他、14位藤本佳則、15位今平周吾、20位永野竜太郎と上位につけている。そして『全米プロ』２日目に「67」をマークして意地を見せた昨年の賞金王・小田孔明もこのままでは終わらない。ジャパンゴルフツアーがヒートアップするのはこれからだ。賞金ランキング上位10名（「全米プロ」終了時点）順位選手名 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 金庚泰岩田寛梁津萬Ａ・ブランドＩ・Ｊ・ジャンＭ・ヘンドリーＢ・ケネディ金亨成山下和宏片岡大育獲得賞金（円） 57,283,283 51,126,312 36,473,600 33,729,500 33,072,500 32,836,507 30,899,400 26,658,855 26,109,000 25,877,900 優勝回数 2 1 1 1 1 1 0 0 0 1 獲得賞金には海外4大メジャーで獲得した賞金を含む。ただし、加算するには今年度16試合以上（海外メジャーとWGCの出場数を含む）に出場しなければならない。 PGA CHAMPIONSHIP 2015全米プロゴルフ選手権岩田寛がメジャー史上25人目の「63」松山英樹、小田孔明、岩田寛の3選手が出場した今年最後のメジャー『全米プロゴルフ選手権』（8月13日∼16日、ウィスコンシン州のウィスリング・ストレイツ）。上位進出が期待された松山は37位タイ、同コースで行なわれた2010年大会を経験している小田は72位タイに終わったが、初出場の岩田が4日間通算7アンダーの「281」で21位タイに食い込んだ。ンはノーボギーで「32」。アウトも１、２番ホールで連続バーディを奪い、ボギーは４番ホールの１つだけに凌いで５アンダー「67」をマーク。２日間通算２オーバーの「146」でカットライン上に滑り込んだ。「４日間プレーできたことは大きかったけれど、決勝ラウンドでアンダーパーを出せなかったのが残念。すべては初日だった。とにかく悔しい」と唇をかんだ。強風に見舞われた初日の午後スタート 1,000を越すバンカーと深いラフに囲まれて狭く絞られたフェアウェイが特徴のウィスリング・ストレイツ。“ショット力”が問われる難コースで、岩田と小田はいきなり強風の洗礼を受けた。初日、午後スタートの岩田と小田。正午過ぎから強風が断続的に吹きつける中、岩田は３ボギー、１ダブルボギーの「77」で 123位タイ、小田は１バーディ、４ボギー、２ダブルボギーの「79」を叩いて140位タイと大きく出遅れた。ちなみに午後からスタートした77選手のうち、オーバーパーは55人を数え、平均ストロークは「74.88」。先の『全英オープン』を制したＺ・ジョンソンが「75」、６月の『全米オープン』４位タイのＡ・スコットも「76」を叩き、結局、二人とも予選落ちを喫した。世界のゴルフ史に名を刻んだ岩田２日目、驚異のゴルフを魅せたのが岩田だ。１番スタートホールで今大会初のバーディを奪うと、８番ホールではバンカーから直接カップに沈めて３つ目のバーディ。９番ホールをボギーとしてアウト「34」で折り返すと、11番ホールでイーグル、12、 13番バーディ、さらに15番ホールから３連続バーディを奪ってイン「29」。この日「63」をマークして、２日間通算２アンダーとスコアを伸ばして一気に上位進出を果たした。「63」は「マスターズ」「全米オープン」「全英オープン」「全米プロ」における18ホール最少ストロークタイの記録で25人目（27 例目）の快挙。Ｊ・ニクラウス（80年全米オープン）、Ｇ・ノーマン（86 年全英オープン、96年マスターズ）、Ｔ・ウッズ（07年全米プロ）、Ｒ・マキロイ（10年全英オープン）ら錚々たるメンバーが名を連ね、日本人選手では青木功が小田孔明 80年の全英オープン（ミ痛恨の「7」岩田寛ュアフィールド）で達成。岩田の名が世界のゴルフ史に刻まれた。決勝ラウンドに７打差、15位タイで進んだ岩田。15位以内に入ると来年の出場権を手にすることができるが、３日目「70」とスコアを伸ばしながらも９打差の17位タイ、最終日も１アンダーをマークしながらジリジリと後退。「もうちょっとできたかな」と21位タイを悔やんだ。意地の「67」で予選を突破 140位タイと出遅れた小田が、２日目に“日本ツアー賞金王”の意地を見せた。スタートの10番ホールでバーディ発進すると、イ今年最後のメジャーに上位進出を懸けて挑んだ松山だったが、３日目の15 番ホールのトリプルボギーでその望みは絶たれた。首位と７打差の15位タイで決勝ラウンドに進み、「少しずつ良くなっている感触がある」との言葉どおり、11番ホールまでに４バーディを奪って４打差、６位タイに浮上。首位の背中が見えた15番ホールは、518ヤードと距離がある難しいパー４。フェアウェイからの２打目をバンカーに入れると、「ボギーを打つと厳しくなるので、寄せたい気持ちが強すぎた」３打目はホームランでグリーンオーバー。さらにミスがミスを呼んでラフからの４打目も再びグリーンオーバー。結局５オン２パットの「７」を叩いて、首位のＪ・デイとは10打差に開いた。最終日もティーショットを曲げて２番から３連続ボギーを叩くなど、結局、４バーディ、４ボギー、１ダブルボギーの「74」でホールアウト。４日間通算３アンダーの37位タイで今年のメジャーを終えた。「４試合とも予選を通れたのは良かったけれど、自分が目指しているのはそこではない。今年は４試合とも優勝争いができなかった」。松山のメジャー挑戦は松山英樹まだまだ続く。 Spot Light 「ツアー優勝して、最終戦のゴルフ日本シリーズに出ることが目標！」昨年のチャレンジトーナメント賞金王の資格で、今季のツアーに出場している今平周吾。ステディなプレー振りでコンスタントに賞金を獲得し、早くも来シーズンの賞金シードをほぼ手中に収めた。迎えるツアー後半戦は、初出場となるビッグイベントが目白押し。目標は「優勝」と語った。目からウロコだった矢野東のひと言 ◆ツアーも約半分を終えました。ここまでの戦いぶりを振り返ってください。開幕戦の『東建ホームメイトカップ』から『関西オープン』までの４試合は結果が出なくて、「正直、厳しいな」と感じていました。特に開幕戦は「予選だけは頑張って通ろう」と思って挑んだので、いきなり予選落ちは、ちょっとショックでした。 ◆2戦目の『中日クラウンズ』からは5試合続けて予選を通過しました。名古屋GC和合コースでなんとか予選を通ることができて、ホッと一息つけました。特に、３日目に１アンダーの「69」で回れたことが大きかったです。ただ予選は通るものの、なかなか上位に入れませんでした。 ◆5戦目の『ミズノオープン』では首位タイで予選を通過すると、最終的には5位に入りました。『関西オープン』までは予選を通ることを目標にしていたのですが、『ミズノオープン』からはその日のコースコンディションやピンの位置、気候、自分のコンディションなどを考えてその日のスコアをイメージし、それに向かってゴルフをするようにしました。 ◆考えを変えたきっかけは？『関西オープン』で矢野東プロと予選を回ったとき、「良いゴルフをしているのだから、自分の目標に向かってプレーすれば、うまくいくんじゃないか」と言っていただいたんです。それまではカットラインを気にして無理にバーディを狙いに行ったり、周りの選手のスコアを気にしていたんですね。 ◆『セガサミーカップ』では1打差の2位。優勝まであと一歩と迫りました。最終ホールを迎えて優勝した岩田（寛）さんと２打差あったので、優勝なんて意識もしませんでした。最終ホールでバーディを奪って、結果として１打差の２位に入れただけです。だから初優勝できなかった悔しさなんてありません。むしろ賞金シードを確実にできたことが嬉しかったです。後半戦の課題は “連戦” 今平周吾 ◆昨年のチャレンジ最終戦『 J G T O Novil FINAL』に優勝して『2014 カシオワールドオープン』に出場しました。最終日を首位タイで迎えましたが、あのときの経験が活きましたか？７月の『セガサミーカップ』で最終組の１つ前を回りましたが、緊張することもなくノーボギーの「67」をマークできたのは、昨年の『カシオワールドオープン』で「75」を叩いて自滅した経験が活きていたのだと思います。自分の目標に向かってできることをしっかりやろうと考えてプレーしました。 ◆『ダンロップ・スリクソン福島オープン』まで40ラウンドして、「60台」を18回マークしています。アイアンショットが安定しているのがスコアになっていると思います。今年は多少曲がってもいいからドライバーショットの飛距離を伸ばそうと思っています。フェアウェイキープ率は良くありませんが、昨年よりも10ヤードちょっとは飛ぶようになり、１クラブ短いアイアンでグリーンを狙えるようになりました。ラフからでもクラ今平周吾（いまひらしゅうご） 1992年（平成4年）10月2日、埼玉県生まれ。身長165㎝、体重60㎏。2006年、07年に『関東ジュニア』を連覇し、高校1年の08年『日本ジュニア』に優勝。翌年、米国フロリダ州にあるIMGゴルフアカデミーにゴルフ留学し、11年にプロ転向。14年チャレンジトーナメントの『HEIWA・PGA ChallengeⅠ』と『JGTO Novil FINAL』に優勝してチャレンジ賞金王を獲得して、今季ツアーに参戦。 8月23日現在、賞金ランキング15位。ブが短い分、グリーンを捉えることができているのが大きいと思います。 ◆課題は？パッティングです。今年からクロスハンドグリップに変えましたが、今ひとつモノにできていないので、決めなきゃいけないときに決めきれません。もっと練習します。 ◆ツアー後半戦は“連戦”となります。覚悟しています（笑）。体が小さいので、連戦で疲れてくるとどうしても体力がなくなって、飛距離が落ちてしまいます。７月の『ミュゼプラチナムオープン』は、オープンウィークを挟んでの８連戦目。しかもタイでの試合もありました。もうクタクタで最低のコンディションでした。これだけ連戦でプレーしたのは初めてです。昨年はチャレンジトーナメント全16試合に出ましたが、主に２日間の試合でしたし、肉体的・精神的な疲労度は全然違います。 ◆2日間のチャレンジトーナメントとツアーとでは、ゲームの組み立ても異なります。２日間のチャレンジトーナメントでは、初日につまずいてしまうと予選通過が厳しくなりますが、ツアーでは２日目に頑張れば決勝ラウンドに進めます。しかも３日目、最終日に好スコアを出せば、上位にも入れるんだと知って、４日間でのゲームの組み立て方が大分わかってきました。開幕してからしばらくの間は４日間が長く感じましたが、今はちょうどいいです。 ◆後半戦の目標は？とりあえず予選を全部通って、その上で１勝したいです。そしてツアー優勝者と賞金ランキング上位者しか出られない最終戦『ゴルフ日本シリーズJTカップ』に出場します！ ◆ありがとうございました。 for Junior 日本高校ゴルフ連盟『ビギナーズセミナー』開催中・高校生の初心者ジュニアを永野竜太郎が指導 8月10日（月）に兵庫県のよみうりゴルフウエストコースにて、一般社団法人日本高等学校ゴルフ連盟が主催する『ビギナーズセミナー』（特別協力：一般社団法人日本ゴルフツアー機構）が開催された。ゴルフ経験がまだ少ない中・高校生29人のジュニアゴルファーたちは、講師として参加したツアーメンバーの永野竜太郎による直接指導に真剣に取り組んだ。日本ゴルフツアー機構（JGTO）と日本高等学校ゴルフ連盟（高ゴ連）は今年から連携してジュニアゴルファーの育成と強化に向けて積極的に取り組んでいる。１月と２月に行なわれたJGTO主催の宮崎合宿にはプロゴルファーに交じってナショナルチームの高校生12人が参加したほか、５月には全国から選抜された中学生を対象に「ゴルフ教育合宿」を開催した。高ゴ連が主催する『ビギナーズセミナー』はその名のとおり初心者のジュニアを対象にしたセミナーで、トッププロによる直接指導やコースレッスンを行ない、エチケットやマナーについても学ぶ。今回は関西地区の10校から中学生12名と高校生17名が参加し、講師として参加したツアーメンバー今年ツアー優勝することが目標という永野に鈴木理事は「具体的にどの試合で勝ちたいのか、目標は常に明確にするべき」と明言。ジュニアたちにもメッセージは届いたはずだ。の永野竜太郎とJGTO理事の鈴木規夫が、予定時間をオーバーしてしまうほどの熱血指導を行なった。「レッスンをする機会がなくて、どう教えていいか…」とはじめは謙遜していた永野だったが、一人ひとりのクセを見抜き、ほんの少しの改善点をわかりやすく指導。間近に見るプロゴルファーに緊張していたジュニアたちだったが、見違えるようなショットを打てるようになり、それぞれが真剣にゴルフと向き合い、充実した時間を過ごすことができた。「みんなで切磋琢磨して、一生懸命に練習を積んで全国大会を目指してください」とエールを送った永野。ゴルフを始めても進学や環境の変化でゴルフから離れてしまうジュニアが多いという現状を、自身の母校永野の力強いショットを目の前で見てプロの迫力に驚くジュニアたちであるゴルフの名門・茨城県の水城高校ゴルフ部が来年３月で廃部になることもあり、誰よりも心苦しく思っている。『ビギナーズセミナー』は高ゴ連とJGTO の連携行事として全国８地区で順次開催を予定。ゴルフを始めたばかりのジュニアたちを継続して指導していく体制づくりが必要とされている。 KIDS GOLF 第9回谷原秀人ジュニアクラシック広島県の松永カントリークラブで「第９回谷原秀人ジュニアクラシック」が開催され、８月５日（水）にスナッグゴルフの部、６日（木）にゴルフの部の競技が行なわれた。ゴルフの部は10月の「第 10回全日本小学生ゴルフトーナメント決勝大会」への出場権を懸けた中国地区予選会を兼ねており、67人の小学生がハイレベルな戦いを繰り広げた。谷原は「アンダーパーが何人も出るレベルの高さは、きちんと練習している証拠」と、成長ぶりに感心した様子。毎年子どもたちが楽しみにしているのが、プレー終了後に行なわれるプロによるレッスン会だ。谷原、中西直人、塩見好輝、藤本佳則、谷原のコ第37回全国小学校ゴルフ選手権横尾要カップーチの阿河徹さんも加わり、子どもたち全員にショットとパットの指導を行なった。表彰式ではこの日が広島の原爆投下の日ということで、谷原の呼びかけで参加者全員による黙とうが捧げられた。第21回勝紀杯スナッグゴルフ大会８月６日（木）に茨城県の富士OGMゴルフクラブ出島コースにて、「第37回全国小学校ゴルフ選手権横尾要カップ」が開催された。 2002年にスタートした本大会は夏、冬、春休みを利用して年に３回開催。保護者がキャディとして選手に帯同して、直接アドバイスをしたりコミュニケーションをとりながら競技することができるので、アットホームな雰囲気の中でゴルフを楽しめる大会として人気が高い。競技はスーパージュニアの部（未就学児童）、１年生∼２年生男女の部、３年生∼４年生男子の部と女子の部、５年生∼６年生男子の部と女子の部の計６部門に分かれて行なわれ、57人の子どもたちが出場した。大会はJGTO貢献メンバーで、シニアツアーで活躍する橋勝成が次男の勝紀くんの名を冠した大会として2005年１月にスタートし、毎年夏と冬に開催されている。「スポーツを通じて精神的にも体力的にも健康になってほしい」という大会主旨のもと、スナッグゴルフ競技のほかにも歌や音楽に合わせて体を動かす楽しい遊びの要素もあって、家族で参加して楽しむ人たちや、三重県や宮城県など県外からの参加者も多い。８月11日（火）に兵庫県の武庫ノ台ゴルフコースで行なわれた第21回大会には、小学生を中心に118名が参加した。 Information 石川遼が2015-16米国PGAツアーのシード権を獲得ジャパンゴルフツアーのメンバーで米国PGAツアーに出場している石川遼が、シーズン最終戦でフェデックスポイントランキングを130位から124位に上げ、125位までに与えられる2015-16年のシード権を確保した。レギュラーシーズン最終戦の『ウィンダム選手権』（８月 20日∼23日、ノースカロライナ州セッジフィールドCC）。初日１オーバー「71」の116位と出遅れた石川だったが、２日目に６バーディ、２ボギーの「66」をマーク。通算３アンダーの52位タイで予選カットライン上に滑り込んだ。２年連続のシード権保持にプレッシャーがかかる中、３ツアー終盤に粘り抜いてシード権を確保した石川日目の「68」で47位タイに浮上すると、最終日にチャージをかけた。３番ホールでバーディを先行させると、５番ホールで連日のイーグルを奪取。結局、１イーグル、４バーディ、２ボギーの「66」とスコアを伸ばして31位タイに食い込み、フェデックスポイントランキングを 124位に押し上げ、辛くもシード権を保持した。王手をかけた森本雄と金子敬一チャレンジトーナメントの“シーズン3勝”なるか「チャレンジトーナメントでシーズン３勝した者には、その年の残りのツアートーナメントへの出場権を与える」出場資格が2008年から施行されているが、この権利を獲得した選手はまだいない。しかし、８月21日に終了したチャレンジトーナメント第11戦の『PGA・ JGTOチャレンジカップ in 房総』までに森本雄と金子敬一の２人が “王手”をかけた。５月の『グッジョブチャレンジ supported by 丸山茂樹ジュニアフェンデーション』でチャレンジトーナメント初優勝を飾った森本。７月の『南秋田カントリークラブチャレンジトーナメント』では４人によるプレーオフを制して２勝目。「シーズン３勝目を目指すとともに、来年のツアーにフル参戦できるチャレンジ賞金王を獲りたい」とツアー出場権獲得に照準森本雄を合わせた。一方、QTランキング531位でチャレンジトーナメントの出場権がない金子は、７月の『HEIWA・PGM Challenge 2015Ⅱin 霞ヶ浦』の予選会を突破して本戦に出場。初日「65」をマークして原口鉄也と並んで首位発進すると、最終日は悪天候で中止となってプレーオフへ。２ホール目に原口を退けて初優勝を飾るとともに、今季最終戦までのチャレンジトーナメントの出場権を手に入れた。２勝目は自身４戦目となった『PGA・JGTOチャレンジカップ in 房総』。最終日を３打差の５位グループからスタートすると、２度の３連続バーディを含む７バーディ「65」をマークして逆転。「まだ実力がないので、これからもチャレンジで毎試合予選通過す金子敬一ることが目標です」と謙虚だ。チャレンジトーナメントも残すところ９月３試合、10月３試合の計６試合。森本と金子のプレーが注目される。「JGTO夏の強化セミナー」第二弾 2013年からシーズンオフに開催している「JGTOゴルフ強化セミナー in 宮崎フェニックス・シーガイア・リゾート “オリンピックを目指して”」を補完する目的で昨年から実施している夏の強化合宿。今夏２度目の強化セミナーが、８月５日（水）に千葉県のザ・カントリークラブ・ジャパンで行なわれた。選肉手体た的ち、の精表神情的もにスリッセキッリト！できた合宿。「東日本大震災」義援金口座一般社団法人日本ゴルフツアー機構では、東日本大震災による被災地支援のために義援金口座を開設しています。皆さまからお預かりした義援金は、日本赤十字社を通じて全額を復興・救援活動に活用させていただきます。皆さまのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。「冬の合宿を体験していろいろ練習したら、頭の中が整理できなくなった」とツアー１勝の甲斐慎太郎が苦しい心中を吐露すれば、昨年４年ぶりにチャレンジに優勝して今季ツアー前半戦に出場した田 ★ 三井住友銀行＜銀行名＞三井住友銀行＜支店名＞本店営業部（店番200）＜口座番号＞普通 2 3 1 8 4 6 1 ＜口座名義＞一般社団法人日本ゴルフツアー機構震災義援金 ※同行（三井住友銀行）のATMからのお振込みは、手数料が無料です。 ※同行窓口、また他行からのお振込みにつきましては、手数料がかかります。 Information 島創志は、「冬の合宿で得たものを活かしたいのはやまやまだが、過去の感覚もあるし、結局は以前の自分の引き出しに戻るしかなかった。新しく得たことを発揮できなかったことが後悔」と前半戦を振り返った。そうした悩みを、今回も講師として参加してくださった４スタンス理論の廣戸聡一氏とJGTO理事の鈴木規夫が解消していく。廣戸氏は改めて基本の「体の軸」を強調。冬の宮崎合宿で実施した「リポーズトレーニング」で“しっかり立つ”ことを再認識させれば、鈴木理事は自信をなくした選手たちの心に「自信を持っていけ」、「胸を張ってやれ」とカンフル剤を注入した。最後に廣戸氏は「迷路に迷い込んで分からなくなったらそこで立ち止まらないで、一度、基本に立ち返ってください。実はそこに大きなヒントが落ちているかも知れません」と締めくくった。「第3回サンクフル主催者ゴルフ懇親会」を開催サンクフル主催者ゴルフ懇親会は「トーナメントを主催してくださる皆さまと懇親の場を持って、日ごろのお礼を申し上げたり、意見を伺ったりする交流の機会を持ちたい」と、３年前に池田勇太が選手会長に就任するとともに始められたおもてなしの場だ。今年は８月８日（土）に東京目白の「ホテル椿山荘東京」で前夜祭、翌９日（日）に千葉県のカメリアヒルズCCにて懇親コンペを行なった。 P・マークセンが福島県の児童養護施設に優勝副賞を寄贈『ダンロップ・スリクソン福島オープン』で日本ツアー５勝目をあげたプラヤド・マークセン。「地元の方々と喜びを分かち合いたい」と、優勝副賞でいただいた福島のお米60キロと桃20キロ、同村の野菜詰め合わせなどを開催コースのグランディ那須白河GCがある福島県西郷村の児童福祉施設「白河めぐみ学園」と「白河こひつじ学園」に贈った。７月30日（木）、母国のタイに一時帰国したＰ・マークセンに代わって、大会実行委員長で主催の㈱福島中央テレビの駒木根尚常務が、両施設の理「恩返しができて光栄です」とのＰ・マークセンからのメッセージとともに目録を贈呈す事長を務める山下勝弘氏に目る駒木根常務（左）録を贈呈した。『HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP』社会貢献活動第2回霞ヶ浦スナッグゴルフ大会を開催８月１日（土）、茨城県の美浦GCでHEIWA・PGM CHAMPIONSHIP キッズイベント「第２回霞ヶ浦スナッグゴルフ大会」が開催された。美浦GCでは2013、14年にツアートーナメントの『HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦』が開催され、今季は７月にチャレンジトーナメントの『HEIWA・PGM ChallengeⅡin 霞ヶ浦 ∼ Road to CHAMPIONSHIP』が行なわれた。主催者の皆さんと楽しい１日となったゴルフ懇親会スナッグゴルフの楽しさを満喫した子どもたち。最高の笑顔を魅せてくれました「この会も3回目で、お馴染みのお顔もたくさん見える」と青木も前夜祭を楽しんだ前夜祭の楽しかった宴の興奮もさめやらぬプレー当日、前夜の抽選会で決まったプロと主催者がペアとなって１組４サムのチーム戦は、緊張感の中にも笑いあり、レッスンありと会話が弾み「男子プロが親しみやすくなった」との声が圧倒した。『RIZAP KBCオーガスタ』を主催する九州朝日放送㈱の常務取締役東京支社長の二木清彦からは、「池田プロのおもてなしの心が浸透して、プロが一丸となって盛り上げようという気概を感じました」とのお褒めの言葉を頂戴をした。選手たちの心が一つになった「第３回サンクフル主催者ゴルフ懇親会」。池田は「僕らはシニアにも、女子にもどのツアーにも負けない。日本の男子ここにあり、というのを見せつけたい」と決意を表明するとともに、「これからもどうぞ、僕ら男子ツアーを暖かく見守ってください。よろしくお願いいたします」と深々と頭を下げた。『HEIWA-PGM CHAMPIONSHIP』を主催する㈱平和、PGMホールディングス㈱、共催する（一社）日本ゴルフツアー機構、（公財）ジュニアゴルファー育成財団では、大会を通じた地域社会との連携により、地元の子どもたちがゴルフに触れる機会を提供し、新しいスポーツへの取り組みを応援。今回は美浦村をはじめとした霞ヶ浦周辺の潮来市や阿見町の小学生に加え、千葉県印西市からの交流参加を含めて30人の小学生が出場。日ごろの練習の成果を競い合った。当機構の海老沢勝二会長は「私も霞ヶ浦周辺の潮来市の出身で、皆さんと同じ空気の中で育ちました。どうぞこれからもゴルフを楽しんでください」と子どもたちにメッセージを送った。 9月生まれのツアーメンバー 2日 2日 4日 7日 8日 9日 10日 11日金庚泰（29）梁津萬（38）Ｈ・リー（25）塩見好輝（22）Ｈ・Ｗ・リュー（34）倉本昌弘（60）韓承洙（29）小平智（26） 14日 17日 18日 19日 22日 23日 23日 25日重永亜斗夢（27）石川遼（24）白石大祐（34）星野英正（38）松瑠偉（29）園田謙介（31）崔虎星（42）田島創志（39） 25日 26日 26日 27日 30日服部リチャード（20）薗田峻輔（26）黄仁春（41）金亨泰（38）Ｊ・チョイ（32）（）は満年齢。選手は2015年度登録のツアーメンバー。今月のトーナメント ANAオープン開催日９月17日∼20日コース札幌GC輪厚C （北海道）賞金総額 110,000,000円優勝賞金 22,000,000円 14年優勝者宮本勝昌アクセス電車：JR千歳線北広島駅、または市営地下鉄東豊線福住駅下車。９月17日からギャアジアパシフィックオープンダイヤモンドカップゴルフ開催日９月24日∼27日コース大利根CC西C （茨城県）賞金総額 150,000,000円優勝賞金 30,000,000円 14年優勝者藤田寛之アクセス電車：つくばエクスプレス守谷駅より無料ギャラリトップ杯東海クラシック開催日 10月１日∼４日コース三好CC西C（愛知県）賞金総額 110,000,000円優勝賞金 22,000,000円 14年優勝者Ｓ・Ｈ・キムアクセス電車：名鉄豊田線黒笹駅、または地下鉄東山線藤がラリーバスを運行。自動車：道央自動車道北広島IC 利用。 ※会場周辺は混雑が予想されます。公共交通機関をご利用ください。入場券【前売券】７枚つづり 11,000円各日共通券４枚、アマプロチャリティ大会観戦券、オリジナルグッズ引換券、札幌GC特別平日優待券付【当日券】アマプロ（９月16日） 2,200円予選ラウンド各日 2,700円決勝ラウンド各日 4,400円 ※65歳以上ならびに18歳以下は入場無料テレビ放送（予定）９月19日（土）16：00∼16：55 ９月20日（日）15：00∼16：25 日本テレビ系列 http://www.ana.co.jp/anaopen/ ーバスを運行。自動車：常磐自動車道谷和原IC からギャラリー駐車場を利用。駐車場から無料送迎バスを運行。入場券【前売券】前売通し券 10,000円各日共通券４枚つづり。24日と 25日は１枚につき１名の同伴入場が可能【当日券】予選ラウンド各日 3,000円決勝ラウンド各日 4,000円 ※高校生以下、障害者手帳をお持ちの方は入場無料丘駅下車。無料ギャラリーバスを運行。 ※会場周辺は混雑が予想されます。公共交通機関をご利用ください。入場券【前売券】各日共通４枚つづり 10,000円【当日券】予選ラウンド各日 3,500円決勝ラウンド各日 5,000円 ※高校生以下は入場無料テレビ放送（予定）９月26日（土）14：35∼15：50 ９月27日（日）16：05∼17：35 フジテレビ系列 http://www.ktv.jp/golf/ テレビ放送（予定） 10月４日（日）16：05∼17：35 フジテレビ系列 http://tokai-tv.com/tctc/ 今月のチャレンジトーナメントチャレンジトーナメントは観戦無料！ひまわりドラゴンCUP seven dreamers challenge in Yonehara GC 開催期日９月10日∼11日コース千葉夷隅GC（千葉県）賞金総額 10,000,000円優勝賞金 1,800,000円 14年優勝者鈴木亨アクセス圏央道市原鶴舞ICから約18キロ、または木更津東IC から約21キロ http://www.chibaisumi.jp/ TOUR NEWS MONTHLY JAPAN GOLF TOUR NEWS LETTER JGTO広報誌インターネットスマートフォンサイト http://www.jgto.org/ フェイスブック 2015 https://www.facebook.com/japangolftour ●発行● 一般社団法人日本ゴルフツアー機構〒107-0052 東京都港区赤坂1-3-5 赤坂アビタシオンビル5F TEL.03-3585-7381 FAX.03-3585-7383 開催期日９月17日∼18日コース米原GC（千葉県）賞金総額 10,000,000円優勝賞金 1,800,000円 14年優勝者稲森佑貴アクセス圏央道市原鶴舞ICから約6.5キロ http://golf.sevendreamers.com/tour/ トーナメント情報、大会速報、ランキングなどインフォメーションは、オフィシャルホームページまで http://www.jgto.org/ https://www.facebook.com/japangolftour インターネットスマートフォンサイトフェイスブック発行●一般社団法人日本ゴルフツアー機構〒107-0052 東京都港区赤坂1-3-5 赤坂アビタシオンビル5F TEL.03-3585-7381 FAX.03-3585-7383