コロニー繋がり防止アルゴリズムの実動作 近隣同士のコロニーが増殖

コロニー繋がり防止アルゴリズムの実動作
近隣同士のコロニーが増殖してきて繋がってしまうことが従来の培養法により正確にコロニーを計
数することへの大きな弊害となっていました。全自動迅速細菌検査システム MicroBio μ3D は、3 次元
的にもミクロのレベルから増加の度合いを確認してコロニー計数を実施できるようにしていますので、
正確な計数結果を得ることができます。この機能により、培養が進み、コロニーが寒天培地全体を覆い
つくすような状況が発生しても正確な計数を維持することもできています。図の矢印は、目視では確認
が困難な微小なマイクロコロニーの時から検出・計数をした 2 つのコロニーの培養状況を示しています。
培養 24 時間後の時点では目視で1個と計数されますが、実際は 2 個であることが明確に分かります。。
従来法ではこのような計数ができないので、コロニー計数単位という意味で CFU (Colony Forming Unit)
として扱われています。
使用機器:
全自動迅速細菌検査機器
MicroBio μ3D
標準菌株:
Escherichia coli (NBRC3972)
寒天培地:
デソキシコレート寒天培地
試料形態:
1ml 試料、混釈、
培養温度:
35℃
細菌検査用具・機器、製造販売
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マイクロバイオ株式会社