ANSボランティスタッフマニュアル (PDF)

芦生自然学校「アンズキッズ」
スタッフマニュアル for ボランティア・カウンセラー
特定非営利活動法人
まえがき
芦生自然学校の活動にご理解とご協力をいただきありがとうございます。
ここでは、イベントプログラムに関してスタッフ側が注意すべき点について記してあります。この中身をよく読
んで活動に活かすようにしてください。
不明な点は事務局スタッフまでお気軽に質問してください。
また、活動中に気がついたことがありましたら、活動外の時間にスタッフへお話しください。
1. 組織について
・芦生自然学校は「特定非営利活動促進法」に基づいて府知事の認可を受けた法人です。
定款では「目的および事業」として「この法人は、子どもたちに野外活動体験の機会を提供し、環境の大切さ
を伝えるとともに、野外体験活動および環境保全活動の指導者育成を図りこれらの活動を通じて誰もが自然環
境を身近に感じ、環境を大切にする社会の実現を目的とする」とし「子どもたちと行う野外活動事業」を、こ
の法人の係る事業の筆頭に掲げています。
そのもとで「アンズキッズ」は今期も、
「京都地域創造基金」の助成事業指定を受け、様々な助成金や寄付に
も頼りながら行っている、社会的に認知され期待を受けた企画事業です。
・
「アンズキッズ」は上記の目的を達成するために安全かつ円滑に進めるために組み立てられたプログラムに基
づいて運営されます。イベントごとに事前に配布される進行表をよく読んで目的を理解するようにしてくださ
い。cf.「アンズキッズのストーリー」参照
・役割分担(別紙 「リスクマネジメントマニュアル」内の組織図参照)
イベント(キャンプ)ディレクター
イベント(キャンプ)の総責任者
プログラム・ディレクター
計画実施の責任者で、実際の指導について指揮を取る
マネージメント・ディレクター
装備、食事、輸送などの準備、管理を担いキャンプ全体を支える
マネージメント・スタッフ
マ ネ ー ジ メ ン ト ・ デ ィ レ ク タ ー の 指 示 の も と 資 材 や 装 備 、 食 事 、 保
険などの準備をする
カウンセラー
参加者とともに活動しながら一人ひとりの様子と安全を確認する
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2. 心構えについて
・あくまでも子どもが主人公です。子どもが安全に楽しく学び、活動できることを最優先
に考えてください。
・カウンセラーは、プログラム・ディレクターの指示のもと、参加者(子ども)と最も近い存在として、時間を
共にしながら健康や安全に注意を配り活動してもらいます。イベントカリキュラムの目的をよく理解して子ど
もの成長を促せるように働きかけてください。
・大人の目線で子どもを誘導するのではなく、あくまでも自主性が発揮できるように、雰囲気作りを心掛けてく
ださい。
・問題が起こってもなるべく子ども同士で話し合って解決するように導いてください。
・活動中は子どもに対して「先生」として接するのではなく、より身近な「お兄さん」「お姉さん」「おじさん」
「おばさん」として関わってください。
・参加者の名前は本名もしくはその子が普段呼ばれている名前で呼びましょう。カウンセラーやスタッフが勝手
にあだ名をつけると、緊急時に反応出来ないことがあるので、やめてください。
・当たり前のことですが、集合時間は守りましょう。リーダー、カウンセラー自身が必ず 5 分前行動を心がけて
ください。予想以上に子どもの行動に時間がかかってしまうことが多いです。先手を打って行動できるように
お願いします。
・カウンセラーも含めスタッフが体調を崩すことほど全体に迷惑をかけることはありません。宿泊があるときは、
出来るだけ早く寝て体調を整えましょう。カウンセラー同士でおしゃべりして遅くなることなどは慎んでくだ
さい。
・子どもから離れてカウンセラー同士でしゃべっている事のないように注意しましょう。スタッフの打ち合わせ
以外は私語を慎みましょう。
・携帯電話はスタッフ間での緊急連絡用に必要になることがあります。それ以外でのイベント中の私用通話は遠
慮してください(プログラム終了後は自由につかってもらって構いません)。ちなみにドコモ以外の電話会社
は使用が不可能(圏外)です。
・移動の車の中(すべてのプログラムが終了した帰り、以外)は子どもとコミュニケーションを取る大切な場所
です。積極的に交流するようにしましょう。
・挨拶をする、時間を守る、ゴミを自然の中に捨てない、ご飯は残さず食べる、石を投げない、火の取り扱いに
注意する、備品を使ったときは必ず元の位置に返却する、片付けや整理整頓を励行する、帽子をかぶる、服装
を整えるなど、ルールを守りましょう。まずは子どもの見本になりましょう。
・子どもに自分の住所や電話番号を教えないでください。どんなに個人的に仲良くなっても、参加者やその保護
者からすれば、カウンセラーは芦生自然学校の人間、と見られます。トラブルが発生した時に芦生自然学校全
体の問題になってしまいます。参加者や保護者との関わりは必ず「芦生自然学校」を通じて行うことを厳守し
てください。
・住所や電話番号を聞かれた場合は「教えられないルールがある」と伝えて、芦生自然学校の住所を教えてくだ
さい。個人宛に来た手紙類はそこから転送します。
・上の件に関わって、個人情報の取り扱いには十分に注意してください。
・子どもが怪我をした場合は、即座にプログラム・ディレクターに連絡してください。
・道具の扱いには十分注意をしてください。使用したことのない道具は決して子供の前で使用しないでください。
・子どもの微妙な変化や、気になったことがあれば、自分の中でとどめず、まずはプログラム・ディレクターに
知らせてください。ディレクターの判断で対応策を考えます。
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3. 安全管理について
・安全管理に関しては、別紙「芦生自然学校 安全管理マニュアル」の内容を参照してください。
・自然体験で起こりえる怪我や事故についての考え方
自然体験では、虫さされおよび転倒による擦り傷や火傷などの小さな怪我について、そのすべてを予防するこ
とは不可能です。むしろ、場合によっては有意義な体験として捉えられるべきものも多くあります。ただし、
虫刺されや小さな怪我でも予防や対処を怠れば大きな症状につながることがあります。他にも子ども同士のけ
んか、アレルギー反応など、様々なトラブルの可能性があります。
芦生自然学校では、あらゆるトラブルや事故・怪我を最小限に抑えるために、下見の遂行、定期的なトレーニ
ング開催、講習会の参加などリスクマネージメントに関するあらゆる対策を講じます。そのほか、活動の注意
事項を記載して配布し、保護者との情報の共有し、イベントに参加する皆さんとともに事故や怪我を限りなく
ゼロに近づける努力をします。
カウンセラーにもプログラム内容を記した書類を送りますので、毎回、よく内容を読んで十分な事前準備をし
てください。
■事故発生のシミュレーション
もしあなたの目の前で子どもが怪我をした場合、その大小に関わらず即座に、ディレ
クターへ連絡してください。絶対に自分の判断で、これぐらいなら大丈夫だろうと判
断してはいけません。
●事故発生→スタッフへ報告→必要に応じて応急処置→必要に応じて応援の要請
~野外活動に潜む、起こりやすい事故・トラブル~
●蚊やブトに刺され、腫れあがる ●マムシ、ハチなど毒のある生物に咬まれる
●ウルシなどの有毒の植物にかぶれる
●河原で足をぶつける ●転倒による打撲や捻挫 ●馴れない靴による靴ずれ
●包丁など刃物による裂傷
●火傷
●慣れないテント泊などで起こる睡眠不足
症
●スタッフの目を盗んだ子ども間のいじめ
●車酔い
●熱中
●過食による腹痛 ●風邪や体調不慮など
4. 服装・持ち物について
・別紙のアンズキッズ「持ち物準備シート」を参照してください。基本的には同じです。
・スタッフは必ず活動に必要な準備物を用意してください。野外での活動は正しい服装や準備物を
用意しないと怪我の原因になります。
・装飾品(指輪、ネックレスなど)は引っ掛かって危険なので外してください。
・ピアスはぶらぶらしたものは危険なので外してください。
・腕時計を着用してください。安価な傷がついてもよいものにしてください。
・カメラは基本的に必要ありません。備品のカメラでの撮影をお願いすることがあるかもしれませんが、その場
合、なるべくすべての子どもをまんべんなく撮影するように心がけ、特定の「気に入った」「かわいい」子だ
けを撮影することなどないようにしてください。
・個人としてカメラ撮影されるのは、プログラムに支障がない限り構いませんが、インターネットにアップする
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ときは、個人情報などが特定できないように十分に注意してください。出来れば事務局に一報してください。
また個人でお持ちのカメラが事故などで故障しても学校としては一切の保証をしかねますので予めご了承く
ださい。
動画撮影に関する注意点
■ハンディカメラは、あまり長い時間録画をしないでください(といっても、短すぎても困りますが)。パソコ
ンで編集する時にデータの容量が重たくなって非常に編集がしにくいです。また手ぶれにも十分注意してくだ
さい。
■防水ではありませんので扱いには十分注意してください。雨の場合は、無理にハンディで撮らなくても結構で
す。
■ペンタックスのカメラで動画を撮る場合は、ズームを使用しないでください。
■ペンタックスのカメラで動画を撮る場合は、縦向きで撮らないでください。
5. イベントプログラムの流れ
日帰りの場合
1 日目 午前 7 時 45 分 スタッフ集合 打ち合わせ
午前 8 時 園部駅西口集合
8 時 15 分バス出発 8 時 30 分日吉駅
午前 9 時 30 分ごろ芦生到着 プログラム開始
昼
午後 2 時 30 分ごろ プログラム終了
午後 3 時 バス出発
午後 4 時ごろ 日吉
午後 4 時 15 分ごろ 園部駅西口到着
(プログラムの進行状況によって、30 分程度の前後があります)
一泊二日(
「入学キャンプ」
「田植え」 「秋チャレ」
「冬チャレ」
)の場合
1 日目 午前 7 時 45 分 スタッフ集合 打ち合わせ
午前 8 時 園部駅西口子ども集合 8 時 15 分バス出発 8 時 30 分日吉駅
午前 9 時 30 分ごろ芦生到着 プログラム開始
昼
午後 6 時 (冬は午後 6 時)夕食
夜のプログラム 歌の練習など
午後 9 時 45 分 消灯・就寝
午後 10 時ごろ スタッフ打ち合わせ(30 分程度)
2 日目 午前 6 時起床 洗面の後、スタッフ打ち合わせ、朝食準備など。
午前 7 時 子供起こす
午前 8 時 朝食
午前 9 時 プログラム開始
昼
午後 2 時 30 分 プログラム終了
午後 3 時 バス出発
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午後 4 時ごろ 日吉
午後 4 時 15 分ごろ 園部駅西口到着
(プログラムの進行状況によって、30 分程度の前後があります)
二泊三日(
「夏チャレ」
)の場合
1 日目 午前 7 時 45 分 スタッフ集合 打ち合わせ
午前 8 時 園部駅西口子ども集合 8 時 15 分バス出発 8 時 30 分日吉駅
午前 9 時 30 分ごろ芦生到着 プログラム開始
昼
午後 6 時 夕食
夜のプログラム 歌の練習など
午後 9 時 45 分 消灯・就寝
午後 10 時ごろ スタッフ打ち合わせ(30 分程度)
2 日目 午前 6 時起床 洗面の後、スタッフ打ち合わせ、朝食準備など。
午前 7 時 子供起こす
午前 8 時 朝食
午前 9 時 プログラム開始
昼
午後 6 時 夕食
夜のプログラム 歌の練習など
午後 9 時 45 分 消灯・就寝
午後 10 時ごろ スタッフ打ち合わせ(30 分程度)
3 日目 午前 6 時起床 洗面の後、スタッフ打ち合わせ、朝食準備など。
午前 7 時 子供起こす
午前 8 時 朝食
午前 9 時 プログラム開始
昼
午後 2 時 30 分 プログラム終了
午後 3 時 バス出発
午後 4 時ごろ 日吉
午後 4 時 15 分ごろ 園部駅西口到着
(プログラムの進行状況によって、30 分程度の前後があります)
6. スタッフの保険に関して
芦生自然学校としてボランティアスタッフにも適用される傷害保険に加入しています。
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