山口市指定給水装置工事事業者の違反行為に関する処分事務処理要綱

山口市指定給水装置工事事業者の違反行為に関する処分事務処理要綱
(目的 )
第1条
この要綱は、山口市指定給水装置工事事業者規程(平成17年山口市規程
第31号。以下「規程」という。)第8条又は第9条の規定に基づき、山口市上下
水道事業管理者(以下「管理者」という。)が指定した山口市指定給水装置工事事
業者(以下「指定工事業者」という。)の違反行為における処分について、必要な
事項を定めるものとする。
(違反行為の認定)
第2条
管理者は、指定工事業者が違反行為を行ったと判断したときには、当該指
定工事業者から違反行為届出書(様式第1号)の提出を求めるとともに、違反行
為に係る事実関係の調査を行う。
2
前項の違反行為届出書及び調査に基づき、山口市指定給水装置工事事業者審査
委員会は、違反行為の有無を認定し管理者へ答申を行う。
3
管理者は、前項の答申を受け、違反行為と認めたとき、違反行為確認通知書(様
式第2号)により、当該違反行為を行った指定工事業者に対し通知を行うものと
する。
(違反行為に対する処分)
第3条
違反に係る指定工事業者への処分は、違反行為に対する処分基準表(別表
第1)に基づいて処分するものとする。
2
管理者は、前項の規定により処分を行おうとするときは、あらかじめ聴聞又は
弁明の機会を付与するよう手続きをとらなければならない。
3
管理者は、前2項により処分を行うことを決定したときは、当該処分を行う指
定工事業者に対し、違反行為処分決定通知書(様式第3号)によりその旨を通知
しなければならない。
(違反点数の付与)
第4条
管理者は、違反点数基準表(別表第2)に定める違反行為の種別に応じ、
同表に掲げる違反点数を、違反行為を行った当該指定工事業者に付するものとす
る。ただし、同一工事において複数の違反が認められたときは、それらの違反に
該当する違反点数のうち、最も高い違反点数を付する。
2
前項の規定により付した違反点数については累積加算するものとする。ただし、
違反行為に係る第2条第3項の規定による通知を行った日から1年間、当該指定
工事業者が違反行為を行わなかったときは、その違反点数は消滅する。
(文書による警告)
第6条
管理者は、前条第1項又は第2項の規定により指定工事業者に付し、又は
加算した違反点数が40点に達したときは、山口市指定給水装置工事事業者違反
行為警告書(様式第4号)により当該指定工事業者に通知するものとする。
(処分後の給水装置工事の施行)
第7条
管理者は、第3条第1項の規定による処分を行った指定工事業者に未施工
又は施工中の給水装置工事があるときは、当該指定工事業者以外の指定工事業者
に施行させるものとする。ただし、施工中の給水装置工事について特に必要があ
ると認めたときは、当該処分を行った指定工事業者に施行させることができる。
附
則
(施行期日)
1
この要綱は、平成 19 年 4 月 1 日から施行する。
(経過措置)
2
この要綱の施行の日の前日までに、合併前の小郡町指定給水装置工事事業者の
違反行為に関する処分基準(昭和57年小郡町制定)の規定によりなされた処分
その他の行為は、この要綱の相当規定によりなされたものとみなす。
附
則
この要綱は、平成 21 年 4 月 1 日から施行する。
別表第1
違反行為に対する処分基準表
処 分 対 象 項 目
1.次の各号に違反したとき
処
分
事
項
指定の取消し
(1) 不正の手段により第4条(指定の申請)第1項の指定
を受けたとき。
(2) 第5条各号(指定の基準)に適合しなくなったとき。
(3) 第7条(変更等の届出)の規定による届出をせず、又
は虚偽の届出をしたとき。
(4) 第 12 条(主任技術者等の選任等)各項の規定に違反し
たとき。
(5) 第 13 条(事業の運営に関する基準)に規定する給水装
置工事の事業の運営に関する基準に従った適正な工事の
事業の運営ができないと認められるとき。
(6) 第 16 条(主任技術者の立会い)の規定による管理者の
求めに対し、正当な理由なくこれに応じないとき。
(7) 第 17 条(報告又は資料の提出)の規定による管理者の
求めに対し、正当な理由なくこれに応じず、又は虚偽の
報告若しくは資料の提出をしたとき。
(8) その施行する工事が水道施設の機能に障害を与え、又
は与えるおそれが大であるとき。
2.規程第8条第1項各号に違反した場合において、指定工
事業者に斟酌すべき特段の事情があるとき。
1か月以上6か月以
内の指定の停止
3.違反点数累計
60点以上となったとき
1か月の指定の停止
〃
80点以上となったとき
2か月の指定の停止
〃
100点以上となったとき
3か月の指定の停止
〃
120点以上となったとき
6か月の指定の停止
別表第2
違 反 点 数 基 準 表
違 反 行 為 の 種 類
違
反
点
1.無届工事の施行
(1) 無許可で工事を施行したとき。
20点
(2) 無許可で公道を掘削したとき。
20点
(3) 無許可で断水をしたとき。
20点
(4) 無許可で仕切弁を操作したとき。
20点
2.不正又は不誠実な行為
(1) 盗水をともなう工事をしたとき。
60点
(2) 公設・私設の区別なくメーターの不正使用をしたとき。
60点
(3) 未承認資材等を使用し、粗雑な工事を施行したとき。
10点
(4) 道路復旧工事が悪いとき。
10点
(5) 工事標識を掲示しなかったとき。
10点
(6) 届出書類の提出を怠ったとき
10点
(7) 設計図書の不正確なもの。
10点
(8) 設計図書どおりの工事が施行されていないとき。
10点
(9) 前各号に掲げるもののほか、管理者が不適切であると
10点
認めるとき。
数
様式第1号
違
反
行
為
届
出
書
年
山口市上下水道事業管理者
月
日
様
住所(所在地)
氏名(名称及び代表者)
印
電話番号
事業者番号
違反行為を行ったので、次のとおり届け出ます。
年
月
日
場
所
内
容
氏
名
1 違反行為の内容等
2 担当給水装置
主任技術者名
3 違反行為に至った
経過
主任技術者番号
年
山口市
月
日
様式第2号
第
年
号
月
日
違 反 行 為 確 認 通 知 書
様
山口市上下水道事業管理者
印
次のとおり違反行為を確認したので、山口市指定給水装置工事事業者の違反行為
に関する処分事務処理要綱第2条第3項の規定により通知します。
1
現
認
期
日
2
現 認 場 所
(給水装置設置場所)
3
給水装置施行申込番号
4
給水装置等使用者氏名
5
違反行為の種類
年
山口市
月
日
様式第3号
年
第
号
月
日
違反行 為処分決定通知書
様
山口市上下水道事業管理者
印
年
月
日付けで、貴社より提出された違反行為届書を、山口市
指定給水装置工事事業者規程(平成17年山口市規程第31号)第18条に規定
する山口市指定給水装置工事事業者審査委員会で審議した結果、下記のとおり処
分が決定したので通知します。
記
1
処分の種類
(指定の停止期間
2
年
月
日から
年
月
日まで)
処分の理由
・・・・・・・・・・(該当行為を具体的に)
山口市指定給水装置工事事業者規程第
・・・・・・・・・・
条に該当するため。
(教示)
この処分について不服があるときは、この処分のあったことを知った日の翌日か
ら 起 算 し て6 0 日 以 内に 山 口 市 上下 水 道 事 業管 理 者 ( 以下 「 管 理 者」 と い う 。) に
対して異議申立てをすることができます。
この決定の取消しを求める訴えをする場合は、この決定の通知を受けた日の翌日
か ら 起 算 して 6 月 以 内に 、 山 口 市上 下 水 道 局( 以 下 「 局」 と い う 。) を 被 告 とし て
(訴訟において部を代表とする者は管理者となります。)、提起することができます
(なお、決定を知った日から6月以内であっても、決定の日から1年を経過すると
決定の取消しの訴えを提起することができなくなります。)。ただし、異議申立てを
した場合には、この決定の取消しの訴えは、その異議申立てに対する裁決の送達を
受けた日の翌日から起算して6月以内に提起しなければなりません。
様式第4号
第
年
違
反
行
為
警
告
号
月
日
書
様
山口市上下水道事業管理者
印
貴社に係る違反行為が今後とも繰り返された場合には、給水装置工事事業者の取消し又
は停止を命ずることがありますので十分留意されるよう、山口市指定給水装置工事事業者
の違反行為に関する処分事務処理要綱第6条の規定により警告します。
記
違反行為の経過
違反行為通知日
違反行為の種類
平成
年
月
日
平成
年
月
日
平成
年
月
日
平成
年
月
日
平成
年
月
日
平成
年
月
日
平成
年
月
日
平成
年
月
日
平成
年
月
日
平成
年
月
日
備
考