『はなもも街道を行く』 - 一般財団法人 長野県退職教職員互助組合

2015(平成27年)₇.8
(1)
一般財団法人
長野県退職教職員互助組合
長野
町1 8
T . 26 232 5331
234 5 67
. 26 237 5 2
町 田 修
中 良 式会社
『はなもも街道を行く』
阿智村上清内路 はなももが見事に咲きほこる中で元気に泳ぐ鯉のぼり
(下伊那支部 矢崎 晴美 様)
第86回定時評議員会開催される.................... 2〜3
貸付利率引き下げのお知らせ................................. 7
退任・新任役員の挨拶・紹介............................. 4
陳情署名にご協力を................................................ 7
平成27年度役員の紹介....................................... 5
支部だより.............................................................. 8
退教互へぜひご加入ください........................ 6〜7
編集室だより........................................................... 8
(
)
2015(平成27年)₇.8
第86 回定時評議員会 開 催 さ れ る
出 席 者
評 議 員 15名
理 事 12名
監 事 4名
日 時 平成27年6月29日(月)午後2時
会 場 信 濃 教 育 会 館 講 堂
〈議 長〉上 小 支 部 沓掛 美知子 評議員
更 埴 支 部 鯛中 信彦 評議員
〈議事録署名人〉 諏 訪 支 部 小松 正夫 評議員
上高井支部 太田 秀雄 評議員
理事長挨拶に続き、8名の来賓を代表して長野県教職員互助組合専務理事の根橋泰子様より
ご祝辞をいただきました。平成26年度事業報告に続き議事に入り、上程された5議案は原案通
り承認されました。
年
理事長 町田 修
ご来賓の皆様には、先般の創立50周年(一般法
人移行)記念式典へのご列席有難うございました。
一通過点とは言え、50年の重さを感じます。
昨年4月1日に一般財団法人へ移行。その後、
退教互が末永く存続できるように事業見直しを進
め、今年4月1日より新たな出発をしました。
先の支部代表者会で、退教互の変身について初
めて直に組合員の皆さんに伝える機会が持てまし
た。その折、従前の
「寄付行為」
から
「定款」
への切
替えに対する貴重なご意見をいただき、改めて四
役会や理事会で検討を加え、理事会は執行機関、
評議員会は監督機関としての役割分担を明確にし
ました。
創立以来30年間増加を続けてきた給付準備資産
ですが、その後の20年間は収支の均衡を図った運
営を迫られました。今回の法人移行では「移行し
なければ今後の退教互は存続できない」という切
迫した状況の下、事業の大幅な見直しが求められ
ました。併せて創立50周年も重なり、検討及び移
行の準備・作業量は予想を大きく上回るものでし
た。更にコンピューターシステムの変更も必要と
なりました。そうした中、役職員と組合員の結束
により、無事に乗り越えることができました。今
後は、組織強化を願い、記念事業として27・28年
度に実施する「未加入者加入促進」と「高校教職員
加入」を着実に進めていきます。
なお、50周年記念誌及び規程集については、本
評議員会での刊行予
定でしたが、定款の
一部改正を本評議員
会で行うため発刊が
遅れることをご了承
下さい。
1.組合員数
(平成27年4月1日現在)
現職組合員(人)
退職組合員(人)
合 計 (人)
平成26年度 平成27年度
11,034
10,899
10,627
10,697
21,661
21,596
比較
△135
70
△65
2.新規組合員の加入状況
30歳及び30歳以上新規採用者.
30歳未満.
合 計.
145名
133名
278名
〇新規採用者の減少及び定年退職者の大幅増により、
現職組合員は数年前から減少に転じています。一
方、退職組合員は今後急増していきます。
3.共済事業
(平成27年3月31日現在)
⑴療養給付
区 分
平成25年度 平成26年度
給付対象者数(人)
16,282
16,371
給付件数. (件)
190,598
194,608
給付総額. (円) 3億4,231万 3億4,797万
1ヵ月当たり(円) 約2,853万 約2,900万
給付者1名当たり(円)
21,024
21,255
1世帯当たり(円)
33,176
33,484
前年度対比
(単位%)
100.5
102.1
101.7
101.1
100.9
〇療養給付は、前年度に比べ給付件数が4,010件増加
し、給付額は約570万円増えています。特に自己負
担割合が1割から2割へと倍加した70歳から74歳
の皆さんへの給付が大幅に伸びています。平成27
年4月1日からの事業見直しによる給付額の変化
は、もうしばらく様子を見る必要があります。
⑵弔慰給付
組合員 258名
(内.現職死亡3名)
配偶者 200名
特別被扶養者 8名 合 計 466名 給付額 1,379万円
〇件数は前年度に比べ90件ほど減っています。とり
わけ、現職者が前年度より8名少なくなっています。
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(
⑶退組合給付
40歳未満で退職.
31名 夫婦とも組合員で配偶者退職.
21名 現職組合員で死亡による退職.
0名 40歳以上で退職時脱退 64名 合 計 116名 給付額 7,658万8,708円
〇退組合給付は約200万円の減額となりました。引き
続き多くの方に退職組合員に移行していただくよ
うお願いします。
⑷.特別給付
前年度(25年度)
、療養給付の送金を受けなかっ
た世帯に給付
4,449世帯 給付額 418万2,060円
⑸.貸付事業
26年度普通貸付額(145件)
貸付利息
年度末総貸付額
2億1,860万円
1,466万円
6億8,216万円
(1万円未満四捨五入)
⑹.資産運用
事業収益は約2億円余りで、前年度を2500万円
程上回りましたが、平成26年度から課税団体と
なったことにより租税公課が3500万円程発生し、
受け取り額は1億6500万円弱となり、前年度を
1000万円程下回りました。資産総額を増やしてい
くことが求められます。
第1号議案
「平成26年度決算承認に関する件」
事務局報告及び監事による監査報告を受け承認
されました。決算の概要を報告します。
退教互の資産総額は87億1792万円余です。
(平成27年3月31日現在)
2 固定資産
科 目
金額(単位:円)
1 流動資産(現金預金)
3,963,369
⑴基本財産
30,000,000
⑵特定財産
責任準備資産
6,337,313,640
給付準備資産
2,231,310,244
諸引当資産(3種)
41,806,718
⑶その他固定資産
73,528,163
合 計
8,717,922,134
〇責任準備資産
現職組合員の掛金を積み立てている資産
%
0.05
0.34
72.7
25.6
0.48
0.84
100
〇給付準備資産
退職組合員への給付や管理費等を支出する資産
現職組合員のみなさんからお預かりした掛金は、
責任準備資産として厳正に管理されています。退
職組合員に移行されると、その資産は給付準備資
産に移され、療養給付等を支出する資産となります。
)
経常収益と経常費用
預 貯 金 利 息 3,072万5,178円
貸 付 金 利 息 1,465万5,083円
有
利息 1億5,492万6,608円
事業収益
2億30万6,869円
34.0%)
掛金収益
3億8,006万8,124円
64.5%)
掛金不足額収益
910万1,273円
1.5%)
合計
5億8,947万6,266円
人件費・事務
所費等管理費
6,340万17円
11.6%)
支部関係費
341万1,790円
0.6%)
用
合計
5億4,487万5,764円
共済事業費
4億4,253万1,686円
81.2%)
租税公課
3,553万2,271円
6.5%)
療 養 給 付 3億4,797万918円
弔 慰 給 付 1,379万円
退組合給付 7,658万8,708円
特 別 給 付 418万2,060円 第2号議案
「
『定款』
の一部変更に関する件」
9月より高校教職員加入が始まります。それに
伴い、評議員及び理事の増員が必要となります。
各1名の増員に関する変更が、提案通り承認され
ました。
第3号議案
「評議員選任に関する件」
1名の欠員補充が、提案通り承認されました。
第4号議案
「役員
(理事)
選任に関する件」
役員
(理事)
の任期
(2年)
が終了するため、理事
の選任が行われ、提案通り承認されました。
第5号議案
「役員
(監事)
選任に関する件」
1名の欠員補充が、提案通り承認されました。
評議員会休憩時に開催された臨時理事会におい
て代表理事
(理事長)
に町田 修氏を選定し、互選
で三役を選任しました。
評議員・役員名簿は5ペー
ジをご覧下さい。
限
て
評議員会の位置づけ・役割・権限と理事会の
関係は、平成20年12月1日から施行された「一
般社団法人及び一般財団法人に関する法律」に
より、理事会は業務執行機関、評議員会は法人
の運営がその目的から逸脱していないかを
チェックする監督機関となりました。
退教互も一般財団法人移行に伴い、退教互の
事業執行に関わる事項の決定は理事会の職務と
して明確化し、理事会の責任で事業計画と予算
を立案し執行することになりました。また評議
員会には理事会での議決経過、支部代表者会で
の協議経過を報告することになりました。
(4)
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退任役員代表挨拶
国に誇れる長野県退教互の発展を
副理事長 加藤 善正 副理事長として4年間務めさせていただきまし
た。この間に、一般財団法人への移行が無事にで
きました。また、
「退職後、安心して暮らすため
に医療等の問題に対処するには現職中から」
「自
己は他によって救われ、他は自己によって生き得
る」との創立時からの願いや相互扶助の理念の下、
創立50周年を迎えることができました。これも、
諸先輩方のご尽力と関係者及び組合員のご協力に
よるものと感謝申し上げます。
長野県の退教互は、安倍自公政権が社会保障の
全面的な切りつめ策を次々と押しつけてくる中で
も、常に組合員の立場にたって事業を推進し、現
在の共済事業(療養給付他)の水準は、全国でも
トップクラスであり、夫婦二人の医療費を生涯に
わたって補う制度は全国に誇れるものです。退職
後の「健康への不安」
「生活への不安」
「孤独への
不安」等を緩和し、豊かな人生をおくる支えとな
るのが、まさに退教互だと誇りに思います。
このような優れた事業を継続していくために
は、現職組合員の一層の拡大が求められます。私
も現場で退教互の素晴らしさをアピールしていき
たいと思います。
今後とも、
組合員の退職後の生活を守るために、
退教互の発展をご祈念申し上げ、退任の挨拶とさ
せていただきます。
退任役員の紹介
副理事長 加藤 善正、竹内 正俊
理 事 野口 考一、畠山 信重
宮崎久美子
監 事 上條 髙美
ご苦労さまでした。
新任役員代表挨拶
組合員から一層信頼される退教互を
副理事長 柳澤 俊英 この度、副理事長としての大役を引き受けるこ
ととなりました。もとより微力でありますが、組
合員の皆様のご理解とご協力を得ながら、その任
を務めてまいりたいと思います。
さて、私も退職をして数年経ちますが、昨年、
療養給付の有り難さを強く実感する出来事があり
ました。それは妻の入院でした。幸いにも短期の
入院でしたが、
やはり出費は大きかったからです。
しかし、組合員の配偶者も療養給付をいただける
この制度は大変有り難く、家計にとってとても助
かりました。
昨年度、退教互は事業を見直し、
「2,000円控除
の6割給付」等の制度変更がなされ、変更前より
低い水準となりました。
しかし、
療養給付額が年々
増加している現況をみますと、変更は仕方ないこ
とと思います。裏返せば、多くの組合員が恩恵を
受けているのです。
厳しい経済状況のもと、今後の不透明な老後の
生活を支えるものの一つが退教互の療養給付を中
心とする共済制度です。現職で元気いっぱいに働
いているときには分からなかったことです。これ
まで先輩たちが築き上げてきた相互扶助の精神や
システムを守り発展させ、組合員から「入ってい
て良かった」とますます頼りにされる退教互にな
るよう努めてまいりたいと思います。どうかよろ
しくお願いいたします。
新任役員の紹介
副理事長 松本 隆、柳澤 俊英
常務理事 坂下 力
理 事 中澤 英治、山﨑 吉治
藤沢由美子
監 事 二木 幸夫
よろしくお願いします。
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平成27年度の役員が決まりました
よろしくお願いします
員
佐 久 森泉 一成
上 小 沓掛美知子
諏 訪 小松 正夫
安 曇 野 荒井 豊美
北 安 山下 邦彦
上 伊 那 酒井 巖
下 伊 那 横田 隆司
更 埴 鯛中 信彦
上 高 井 太田 秀雄
松 塩 筑 早川 研夫
長 水 平出 勲
(〇印新任)
木 曽 湯川 清
下 高 井 塚田 秀人
下 水 内 〇池田 稔幸
特別支援学校 小坂 和宏
(稲荷山養護)
(〇印新任)
理 事 長 町田 修(理事会)
理 事 寺島 正友(北信退)
理 事 田中 泰之(木祖中)
副理事長 〇柳澤 俊英(長頭組)
山本 勝洋(中信退)
〇藤沢由美子(小布施中)
副理事長 〇松本 隆(県教組)
唐澤 協子(南信退)
専務理事 中澤 良浩(理事会)
〇中澤 英治(上山田小)
常務理事 〇坂下 力(県教組)
〇山﨑 吉治(秋津小)
理 事 堀内 正男(東信退)
水岸 泰彦(富士見小)
桑山 七重(県教組)
監 事 中村 直人(理事会)
〇二木 幸夫(梓川小)
小林 芳博(阿智中)
松井貴美子(理事会)
推薦母体
(退)
退職者 (長)
長頭組 (教)
県教組
(〇印支部長)
佐 久
上 小
諏 訪
上伊那
下伊那
〇佐藤 和夫(退)
〇香川 敏明(退)
〇遠藤 正敏(退)
〇堀内 敏文(退)
〇池戸 昭夫(退)
篠原 啓治(教)
小林千恵子(教)
細川 賢(教)
樋口 達也(教)
五味 活朗(教)
竹内 淳(長)
大貫 典子(長)
中村幸一郎(長)
岩田 睦子(長)
福島 宏章(長)
木 曽
松塩筑
安曇野
北 安
更 埴
〇池口 隆(退)
〇藤松 昭彦(退)
〇高野 博(退)
〇菅沢 深(退)
〇橋詰 久子(退)
向山 悌(教)
小松 尚志(教)
上原 佳子(教)
川上 恵子(教)
瀧澤 貴(教)
田中 恵子(長)
櫻井多美江(長)
勝家 昌昭(長)
塩島 学(長)
町田 秀敏(長)
上高井
下高井
長 水
下水内
特別支援学校
〇伊賀登志美(退)
〇畠山 璋(退)
〇坂井 寿男(退)
〇田中 好次(退)
〇池田 操(教)
小松 綾実(教)
今井 輝彦(教)
三浦 敦男(教)
山﨑 敏彦(教)
山根 義夫(長)
清野 正美(長)
堀内 昭彦(長)
平野 弘蔵(長)
岸田 優代(長)
退教互
西脇 育子
白川 雅三
髙坂 光浩
橋都 洋治
降旗 良治
(6)
2015(平成27年)₇.8
みなさんへ
現職組合員の
退教互
加入
退職後は、生活環境が大きく変化します。退職後の三大不安と言われる
「健康への不安」「生活への不
安」「孤独への不安」
を緩和し、豊かな人生をおくる支えとなっているのが退教互です。退教互はお互い
を支え合う制度として発展し、昨年度創立50年目を迎えることができました。現職組合員10,899人、退
職組合員10,697人
(平成27年4月1日現在)
が加入されています。全国的にも優れた長野県退教互にあな
たもぜひご加入ください。
退職後の生活は
現職時の福利厚生は「公立学校共済組合」と「互
助組合」の2つで成り立っていますが、退職後は
公的健康保険だけになります。それを補うのが退
教互です。
退教互は現職中に毎月掛金を納入し積み立てを
していきます。退職時に掛金不足額・年齢加算額
(早期退職の場合)を納入後は、退職後の掛金は
いっさい不要です。そしてご夫婦二人の一生涯の
医療費を補助していきます。
退職後の医療制度と医療費負担
制
退職後、再就職する・しないにかかわらず、何
らかの健康保険(共済組合の任意継続・国民健康
保険・協会けんぽ・家族の被扶養者など)に加入
しなければなりません。現行の医療制度の負担割
合は下表のとおりです。
年 齢
70歳まで
窓口負担
の割合 3割負担
70〜74歳
75歳以上
2割負担
1割負担
現職並所得者
3割負担
現職時は、医療機関、 医療費負担のモデル図
退教互に
薬局で、1ヶ月にかかっ
現職
加入 未加入
た窓口負担がどれだけ高
額になっても、共済組合
の附加給付と互助組合の
療養費給付によって、自
己負担額が4,000円を超え 健康保険 健康保険 健康保険
7割
7割
7割
ることはありません。
しかし、退職後に共済
組合と互助組合からの給
付がなくなると、公的健
康 保 険 に よ る 負 担 軽 減 共済組合の
退教互
付加給付
(高額療養費制度)
以外は、 互助組合の の給付 自己負担
給付
3割
全額が自己負担となりま
自己負担
自己負担
す。
退教互についての質問にお答えします
4月に各支部で開催された支部総会等で、退教
互の給付内容について現職の皆さんからも質問が
寄せられました。
Q1 退職後は、退教互退職組合員本人と配
偶者の二人分の医療費の補助が生涯にわ
たって行われるそうですが、配偶者は教
職員でなければならないのですか?
配偶者は、教職員でなければならないというこ
とはありません。民間企業にお勤めの方でも、
パートの方でも、またお勤めされていない方でも
配偶者であれば、どなたでも医療費の補助(療養
給付)
が受けられます。
Q2 それはすばらしい制度ですね。でも単
身者にとってみると同じ掛金で一人分の
補助しか受けられないと、不公平ではあ
りませんか?
確かにそうですね。そこで平成27年3月31日退
職者より、単身者給付という制度を新設しました。
退職時に配偶者がいない組合員が、退職組合員資
格を取得する場合、いったん掛金総額(現在100万
円)をお支払いいただいた上で退職組合員資格を
取得すると、45万円を単身者給付としてお返しを
するというものです。55万円で組合員お一人の給
付の資格を取得していただくことになります。
また、ご夫婦とも現職組合員の方が、それぞれ
で退職組合員資格を取得することもできます。資
格取得後、それぞれ45万円の単身者給付を受け取
ることになります。
Q3 途中脱退ができるようになったそうで
すが?
その通りです。今は退職後のことは考えられな
いという方も、とりあえず貯金をするつもりで加
入されたらどうでしょうか。脱退するときは、掛
金の全額を退組合給付としてお返しします。
2015(平成27年)₇.8
(7)
みなさんへ 2
現職組合員の
年齢制限を過ぎてしまった方も
退教互に加入できます!
本年度及び来年度に限り、様々な事情で退教互
に加入する機会を逸してしまった先生方も、退教
互に加入できます。退教互創立50周年記念事業の
一環として実施するものです。掛金については、
規定通り
4月1日の給料月額×1.04×掛金率×12÷10
を納入していただきます。特別な掛金を設定する
ことなく、退職時の掛金不足額(全員に発生しま
す)で調整をさせていただきます。詳しい内容は、
本年9月、該当の先生方に個別のご案内を職場に
お届けします。
周りの先生方で、退教互に加入されていない方
がいらっしゃいましたら、ぜひお伝え下さい。
公立高校のみなさんも
加入していただけるようになりました
退教互に加入できるのは県内の国公立の
小・中・特別支援学校及び教育関係機関に勤
務する教職員だけでしたが、これからは公立
高校のみなさんにも加入いただけます。本年
9月より、募集の案内
(加入申込書)を各職場
にお届けします。
なお、平成29年3月31日までは、加入年齢
制限
(30歳)
を過ぎている方も加入いただけま
す。それ以降は規定通り30歳
までに加入していただく
ことになり
ます。
現職組合員、事務担当者の皆様へ
貸付利率引き下げのお知らせ
随時受
付
数日で
送金
貸付利率を月利₀.₁6%に引き下げます。(現行 月利₀.₁₉%)
現職組合員の皆様のご要望にお応えして、貸付利率を月利0.16%(年利1.92%)に引き下げます。
現在、ご利用いただいている組合員の皆さんも、借替え手続きなしで新利率が適用になります。
退教互の貸付事業をご活用下さい。
●平成2₇年7月償還分より適用です●
「国民が安心して暮らせるための社会保障制度の
確立等を求める陳情」
署名にご協力を
全教互が呼びかけて取り組まれるこの行動には、毎年100万筆を超える署名が寄せられています。署
名を力に昭和48年以来、高齢者の福祉向上を目指し各政党に対して陳情が毎年行われ、最近では自主共
済への規制を跳ね返す大きな力となってきました。
長寿社会となった今日においては、退職者はもとより現職のみなさんの間にも明日への不安は年々深
刻化しております。そうした不安に対して、政府は
「財政再建」
を理由に社会保障の新たな切り捨てとも言える動きを強めてい
ます。報道によると、75歳以上の窓口負担を1割から2割へ、
要介護2以下を保険外へ、年金支給開始年齢を65歳から更に引
き上げることなどが検討されているようです。またTPPを巡
る動きも急を告げています。
国民が安心して暮らせるためには、
「社会保障制度の確立等
を求める陳情」署名の役割はますます大きくなっています。
1人でも多くの方に署名を広めていただくようお願いします。
署名を提出する本県代表(本年2月)
(8)
2015(平成27年)₇.8
小故に濃い
下水内支部 田中 好次
「先生、この間もこの会場で一杯やったよね。
顔ぶれもほとんどおんなじだね。
」
「あれ、今日の
会はなんの会だったっけ。
」
「何言ってんの。今日
は〇〇の会だぜ。
」
―こんな懇親会での会話が聞か
れる長野県退職教職員互助組合下水内支部は、組
ころであります。兼六園、武家屋敷跡、金沢駅そ
して金沢市街地は月曜日にもかかわらず、かなり
の賑わいでした。
今年の研修旅行は10月20日
(火)
です。ちょうど
秋の行楽シーズンですので、毎年実施している土
合員数は現在208名の小規模な支部です。それ故、 曜日を避け、少しでも混まない平日にしました。
組合員は互いに気心の知れた濃い関係です。その 「飯山駅から一度は乗りたい新幹線」という支部の
ような皆様方によって、がっちりと支えられた支
組合員の希望と夢を形にしてやりたいとの思いを
部でもあります。
強くしているところです。
支部の大きな行事は、4月の支部総会と10月の
研修旅行です。4月の総会では毎回数名の先立た
れた大先輩や先輩の方々に黙祷を捧げ、在りし日
のお姿を偲んでいます。その大先輩や先輩たちの
総会や研修旅行は組合員のお互いの顔を見て、
お互いの健康を確認し合い、お互いに元気を分け
与える機会だと思っています。今年も多くの組合
員の参加で、楽しい思い出深い
「加賀の旅」になれ
分まで頑張らねばと思いを新たに、一年間をス
ばと願っています。
タートいたします。
もう一つの大行事である研修旅行は、県内を北
信、中信、東信、南信の4ブロックと県外に分け、
5年間で一回りするローテーションにしてありま
す。何年もやっていると目的地やコース選びに苦
労しますが、役員の腕の見せ所でもあります。
さて、今年は北陸新幹線の延伸で、飯山駅も開
業されたこともあって、新幹線を利用しての「加
賀の旅」を計画しました。6月8日に役員3名で
車で下見をして、ほぼコースや日程が決まったと
昨年度実施したものです。
よ り
今、話題になっている「沈みゆく大国アメリカ<
逃げ切れ!日本の医療>」を読んでみました。著者
の堤さんは本の中で何度も日本の国民皆保険制度に
ついて触れ、世界がうらやむこの制度は、「助け合
い分かち合う共同体を中心に発展してきた日本の良
さ」であり、自分さえ良ければという個人主義が強
まっている今こそ、一人ひとりが守っていく必要性
を強調しています。
「助け合い分かち合う」―これは、私たち退教互の
創立時からの精神でもあります。
「医療費を削減し
なければ国の財政が破綻してしまう」という論調が
強まっている中、社会保障の充実を!共済・互助組
合の維持発展を!という声をもっともっと大きくし
ていきましょう。
この4月は、今春退職されたみなさんへの事務説
明会で各支部にお邪魔をさせていただきました。そ
の際に、たくさんの退職組合員のみなさんとの出
会いがありました。その中のお一人、佐久支部の
依田 豊先生は「賢治を読む会」の活動を、地域の
方々と何年も続けておられます。私が「やまなし」の
話をすると、先生は嬉
しそうに「佐久平駅前
の『賢治ガーデン』に植
えられていますよ」と
教えて下さいました。
次はどんな出会いが
待っているのかな。
先生のホームページは毎日更新
されています。