ヘレニズム「ギリシャ文明からアレクサンドロスの帝国までを授業する

ヘレニズム「ギリシャ文明からアレクサンドロスの帝国までを授業する」
法則化☆風の如く
指示
風林裕太
共通点をノートに書いたら見せに来なさい。
「デメテル・ヘスティア・ヘファイストス・アレス・ヘルメス・アポロン・アテナ・
ヘラ・アルテミス・アフロディテ・ポセイドン・ゼウス」
一つずつ提示していく。
(ラテン名だと、セレス・ヴェスタ・ヴァルカン・マース・マ
ーキュリー・アポロ・ミネルヴァ・ジュノー・ダイアナ・ヴィーナス・ネプチューン・
ジュピター、になる)
オリンポスの 12 神である。どこの国の神様であるか確認する。また、何の神であるか
も確認する。
指示
2800 年前のギリシャ神話に登場する神々です。2800 年前のギリシャの生活を予
想しなさい。
神に何を願いあるいは感謝していたか考えさせると良い。戦争の神や軍神がいること
から戦争があったことがわかる、狩猟の神がいることから狩猟をしていたことがわか
る、同様に、農業や漁業を行っていたことなどがわかる。
当時のアテネの想像図と教科書(東京書籍)24 ページの地図を提示する。これらの活
動の拠点になったのが、アテネなどのポリスであることを確認する。
板書:ポリス(都市国家)→古代ギリシャの活動の拠点
例)アテネ・スパルタなど
このあたりは地中海性気候と言って天気の良い日が多く作物が良く育つ。太陽の神様
や月の神様がいるのもこのためである。
オリーブの写真とオレンジの写真、小麦の写真、魚介類の写真を提示する。
発問
この中でギリシャではあまりとれないものはどれでしょうか?
丘陵地帯という地形の特徴から、小麦などはあまりとれない。小麦を手に入れるため
に、貿易を行うことになる。商業の神様がいることからも商業活動が盛んだったこと
がわかる。
板書:ギリシャは小麦がとれる肥沃な土地がほしい
地図を見てもイタリアなどの小麦が採れる地域へ交易活動を広げていることがわかる。
指示
この地図の中で一番小麦がとれるところに指で押さえなさい。
エジプトやメソポタミアである。ギリシャから見て太陽の昇る方角にあるのでオリエ
ント(太陽の昇る土地)と呼ばれた。(ちなみに太陽が沈む土地をヨーロッパという。
どちらもギリシャから見た呼び名だ。
)
しかし、オリエントは当時、ペルシャ帝国の占領下にあったので簡単には貿易させて
くれない。
発問
ペルシャ帝国が地中海と黒海の貿易の権利を奪おうとしてきました。ギリシャ
のポリスはどうしたでしょうか?
(1)大人しく従った
発問
(2)武器をとって戦った
ギリシャで戦争をすると決めたのは誰でしょうか?
(1)神
(2)王
(3)市民
(4)奴隷
発問
兵士となって戦ったのは誰でしょうか?
指示
教科書 24 ページの「ギリシャの民主政」を読みなさい。
市民が決めて、市民が戦ったことを確認する。また、市民は政治や戦いや商業を行っ
ているので農業は奴隷が行っていたことも確認する。
もう一度当時のアテネの想像図を提示する。
発問
市民が話し合った場所はどこでしょうか?
アゴラと呼ばれる広場である。ここで民会を行った。
発問
ギリシャの市民が出した結論はどちらでしょうか?
(1)大人しく従った
(2)武器をとって戦った
ペルシャ戦争が起きることになる。時間があれば、ペルシャ戦争でのスパルタやアテ
ネ、マラトンなどのエピソードを話しても良い。
ペルシャの大軍は退けたが、ギリシャはこのあと戦争が続く時代に突入する。
そのギリシャを統一したのがアレクサンドロス大王である。アレクサンドロス大王の
目的も肥沃な土地である。アレクサンドロス大王はペルシャに侵略する。そして次々
と都市を支配し巨大な帝国を作りあげる。
24 ページの地図を提示する。
板書:アレクサンドロス大王の東方遠征
ギリシャとオリエントの文化が混ざり合ってヘレニズムが生まれたことを教科書の
「ヘレニズム」を読んで確認する。
板書:ギリシャ文化+オリエント文化=ヘレニズム(ギリシャ風の文明)