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T08-149
東北大学シーズ紹介
ポジトロン標識タンパク質の製造方法
ポジトロン標識アミノ酸を用いた無細胞系蛋白合成法によるPET用ペプチド・タンパク質の調製
概要
ペプチドや抗体などの蛋白が医薬として用いられ
ているが、その薬物動態やマイクロドーズ試験の
ツールとして、簡便で高比放射能のポジトロン標識
ペプチドや蛋白の調製方法が望まれている。
本発明は、ポジトロン標識アミノ酸合成法と無細
胞系蛋白合成法により、ペプチドやタンパク質に
Nativeなポジトロン標識アミノ酸を高比放射能で標
識する方法及び装置を提供する。
蛋白質のポジトロン標識方法と結果を表わす模式図
11C
Cold
特許データシート
特許番号(整理番号):特願2009-116379 (T08-149)
発明者:岩田錬(医学系研究科)他
11C, 18F
18F
目的物
効果・応用例
11Cあるいは18F標識アミノ酸をnativeな状態で
導入、Template遺伝子があればあらゆるタンパク・
ペプチドに適用可能、合成された標識ペプチド、タンパ
クは天然物と同等の物性、.ポジトロン標識アミノ酸
の比放射能で標識されるため極めて高比放射能
(1,000mCi/μmol以上)、on siteで短時間に標識
体の調製可能などの特徴がある。
<応用例>
・被爆量を軽減するPET用タンパク・ペプチド医薬品
・マイクロドーズ試験用ポジトロン標識医薬品
18F
11C
IL-8およびジヒドロ葉酸レダクターゼ(DHFR)を11C標識した例
1
2
3
4
M(kD)
電気泳動
IP検出結果
75
25
DHFR
Lane
1:11C Met + IL-8plasmid
2:11C Met + IL-8PCR産物
3:11C Met + DHFR
4:11C Met template(-)
20
IL-8
10
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