脂質異常症(高脂血症)を予防する食生活を! H08

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脂質異常症(高脂血症)
を予防する食生活を!
H08
脂質異常症は動脈硬化を進行させ、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすといわれています。
生活習慣が主な原因ですが、その中でも食生活は脂質異常症に深くかかわっているようです。
偏らず「栄養バランスのよい食事」を心がけましょう。
脂質異常症を防ぐ
食事の基本
摂取総エネルギー量を抑えて、適正な体重を保ちましょう。
飽和脂肪酸(主に獣肉類の脂肪)1 に対して、
不飽和脂肪酸(主に植物性脂肪や魚の脂)を1.5∼2の割合でとりましょう。
ビタミンやミネラル、食物繊維もしっかりとりましょう。
高コレステロールの人は、コレステロールを多く含む食品を控えましょう。
中性脂肪が高い人は、砂糖や果物などの糖質とお酒を減らしましょう。
コレステロールを多く含む食品ばかりを気にしがちですが、
体内のコレステロール値を上げる食品もあるので、それを避けることはもっと大切です。
上げる食品
多く含む食品
下げる食品
●脂身の多い肉
●チョコレート
●マヨネーズ
●魚卵
●大豆製品
●野菜
● 卵黄
●アイスクリーム
● 卵(全卵)
●レバー
●海藻類
● 果物
●即席麺
●ケーキ(生クリーム)
●皮なしの鶏肉
●いか
●青背の魚
● 植物油
●たこ
●えび
●バターやチーズなどの乳脂肪分
(ヤシ油・ピーナッツ油は除く)
●ポテトチップス
飽和脂肪酸を多く含む食品
不飽和脂肪酸を多く含む食品
ポテトチップスは食品としては全くコレステロールを含んでいません。また、
チョコレートや即席麺に含まれるコレステロールはわずかです。しかし、
どちらも体内でコレステロールを増やす働きがあります。「上げる食品」
は少量でも体内のコレステロールを増やしやすいので、注意が必要です。
「下げる食品」は積極的にとることを
おすすめしますが、油や果物のとりす
ぎには注意が必要です。
参 厚生労働省「脂質異常症ホームページへようこそ」
コレステロール値が正常な人は、コレステロールを「上げる食品」
「多く含
む食品」を無理に減らす必要はないようです。中性脂肪が高い人は、油脂、
糖質(特に砂糖を含むもの)、そして、果物のとりすぎに注意しましょう。
制作・監修:
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セールス手帖社保険FPS研究所
2014年6月現在の内容をもとに記載しております。そのため、将来、内容が変更と
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