リーダーシップ応用2の概要

リーダーシップ応用2の概要
◆プログラムについて◆
1.目的
異文化の体験を通しリーダーシップの向上と英語でのコミュニケーション力(伝える力)の向上を目
指します。
演習内容をハノイ農業大学の学生と一緒に「計画・交渉・プラン作成・実行・報告・発表」の手順で
行います。
2.プログラム
ハノイ農業大学にて受講生とハノイ農業大学生とで決めた研修内容でグループワークを行います。ハ
ノイに滞在するのは約 1 週間ですが、事前準備は7月後半から行います。インターネットを活用しなが
らハノイ農業大学の学生と計画を作り、演習は11月に行います。
リーダーシップ入門1・2、応用1で学んだことを応用して「グローバル化の本質は何か?」
「グロ
ーバルリーダーシップで一番大切なことは何か?」
「グローバル化を考えたキャリアデザインはどうあ
るべきか」などを現地で体験してグローバル社会の本質論に迫っていきます。
演習日程(予定):
11月16日(日) 山形~羽田、羽田~ハノイへ移動(ハノイ市内のホテルへ宿泊)
11月17日(月) JETОR(日本貿易振興機構)ハノイ事務所見学
18日(火)~22日(土) ハノイ農業大学周辺で演習(ハノイ農業大学国際学生寮へ宿泊)
11月23日(日) ハノイ~羽田、羽田~山形
3.参加費の負担について
山形-ハノイ間の移動費、ハノイ農業大学内の会議室使用料については経費負担の対象として、大学
からの支給を考えています。
(11月が国内旅行シーズンのため、山形-羽田間の飛行機が予約できない
場合はJRでの移動になります。その場合は山形-羽田間の移動費は自己負担になります。往復で約2
2,000円)
また、ハノイ市内でのホテル代、現地でのバスやタクシーでの移動費、食事などの生活費は参加する
皆さんの自己負担となります。予めご了承ください。(詳細はお問い合わせください。
)
◆ハノイ基本情報◆
1.通貨
ベトナムドン(Dong=VND)
1円=207.90766ドン(2014年6月13日現在)
参考:お し ぼ り
チキンヌードル
チェー
エビアン500ml
コカコーラ350ml
2000ドン(≒10円)
3万ドン(≒145円)
1万2000ドン(≒58円)
2万3000ドン(≒110円)
7,700ドン(≒37円)
2.時差
-2時間
日本が正午の場合、ベトナムでは午前10時
3.気候
夏は高温多湿となり、冬は比較的雨が少なく乾燥した天気になります。
雨のほとんどは 5 月から 9 月までにやや集中して降ります。傘やレインコートなどの雨具も必ず必要に
なります。3 月と 4 月の春先は、小雨が時々降る程度です。11 月から 3 月までの数ヶ月間は過ごし易
い天気が多いでしょう。
1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月
平均最高気温(℃) 19.3 19.9 22.8 27.0 31.5 32.6 32.9 31.9 30.9 28.6 25.2 21.8
平均最低気温(℃) 13.7 15.0 18.1 21.4 24.3 25.8 26.1 25.7 24.7 21.9 18.5 15.3
◆渡航前の準備◆※受講が決まってからの内容になります。
1.パスポート
ベトナムへ入国する際は、パスポートの有効期限が3ヶ月以上あることが条件となっています。お手持
ちのパスポートの有効期限を必ず確認してください。
2.航 空 券
航空券はこちらで手配します。
※航空券の手続きは参加者全員のパスポートがそろってから行います。(7月末~8月初旬)受講を
希望される方で、未取得または期限が切れている場合は各自7月中にお手続きください。
3.提出書類
8月中旬までに、緊急連絡先及びリーダーシップ応用1受講承諾書 の提出をお願いします。(詳細は後日)
・緊急連絡先は航空券の手続きにも使用します。名前の表記(特にローマ字)がパスポートと違う場
合、飛行機に搭乗できない可能性もありますので、正確に記載してください。
・原則、緊急連絡先及び承諾書の提出後には履修の取り消しはできません。参加を取りやめざるを
得ない理由が発生し、履修を取り消す場合は時期によってキャンセル料が発生する可能性があり
ます。
4.予防接種
・2013年2月現在ベトナムでは感染症危険情報は出ておりませんが、上下水道の不備などが目立ち、
水質もよくありません。そのため、不衛生な屋台などでの食事や不完全な調理が原因でアメーバ赤痢
やA型肝炎などにかかる可能性もあり、コレラの発生も散発的にみられます。なお、蚊を媒体とした
テング熱、マラリア、日本脳炎も多く報告されています。
・ベトナムでは飼い犬などの狂犬病ワクチンの接種率が低く、毎年狂犬病患者も発生しています。
・厚生労働省検疫所※1では、A型肝炎・破傷風・狂犬病・日本脳炎・B型肝炎の5つを、受けておきた
い予防接種として挙げています。自分自身及び周囲の人達への感染を予防するため必要な予防接種を
受けてください。
・上記の予防接種が受けられる機関として、仙台医療センター(海外旅行外来)があります。
・また、今後、感染症危険情報が新たに発出される可能性もありますので、外務省海外安全ホームペー
ジ※にて最新の情報を確認して下さい。
※ 外務省海外安全HP http://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
5.安 全 管 理
歴史、文化、習慣、政治体制、経済状況等が異なる海外では、日本と異なる治安情勢があり、予期
せぬ事件や事故に巻き込まれる危険性があります。現地の治安状況や犯罪傾向等について、事前に情
報を入手し、事件や事故に巻き込まれぬよう、常に「自分の身は自分で守る」という高い意識を持ち、
必要な安全対策を講じて下さい。
※2014年6月13日現在、外務省からの危険情報は出ておりません。外務省の海外安全ホームペ
ージでは、最新の危険情報から過去の情報データ、多発している事件の傾向や対策などの治安情勢も
国ごとに調べることができますので、事前にしっかり確認しておきましょう。
以下にベトナムでよく起こる犯罪の事例とその対策を挙げますので、よく読み自分で自分を守るた
め、万全の準備をしてください。
1)ひったくり
・取っ手のついたバッグを持って歩いていたら、後方から来たバイクに乗った二人組に追い越しざま
に、バッグをひったくられた。
・肩からカバンを掛けていたら、後方から来たバイクに乗った二人組にカバンを掴まれ、引きずり倒
され腕を骨折し、カバンも奪われた。
・シクロ(三輪自転車タクシー)に乗ろうとして注意が疎かになった瞬間に、沿道からきたバイクに
手荷物を奪われた。
・博物館で鑑賞中に、バッグを奪われた。
対策)
・街中を歩く際、道路側に荷物を持たない。
・カバンは体の前に抱え込むようにして持つ。
・常に自分の周りや持ち物に気を配る。
2)スリ
・公共のバスの車内において、隣にリュックを置いて座っていたら財布を盗まれていた。
・混雑している通りを抜けたら、知らぬうちにパスポートなどを盗まれていた。
・物を売りにきた子供に気を取られているうちにカバンから貴重品を盗まれていた。
対策)
・手荷物は自分の体から離さない。
・混雑している乗り物や通りはなるべく避ける。
・しつこく物を売りつけてくる人や、急に親しげに話かけてくる人には十分注意する。
3)置き引き
・レストランでいすの下にカバンを置いて食事をしていたら、カバンを盗まれた。
・カバンを椅子に置いたままトイレに立ったら、その隙にカバンを盗まれた。
・テーブルの上にカバンを置いていて、床に落としたフォークを拾っていたらその隙にカバンを盗まれた。
・レストランで隣の席の人が話し掛けてきたので、それに対応している間に横に置いていたカバンを盗まれた。
対策)
・自分の荷物から目や手を離さない。
・急に親しげに話しかけてくる人には十分注意する。
この他、海外で日本人女性は様々な犯罪のターゲットとなります。外出の際は細心の注意を払い所
持品の管理に気を配るとともに、知り合ったばかりの男性と2人きりになるなど危険な状況を自ら作
らないことも非常に重要です。
6.衛 生 管 理
・海外での生活は短期間であっても、日本とは異なる風土や気候、普段とは異なる生活や時差などによ
るストレスにより、体調を崩しやすいため衛生管理には特に気を付けなければいけません。
・上下水道の整備が進んでいない所が多いため、水質が悪く飲用には適していません。
・不衛生な屋台などでの食事や不完全な調理が原因となり、赤痢などにかかる可能性もあります。また
寄生虫による感染症もありますので、生で魚介類を食べることは避け、十分加熱されたものを冷めな
いうちに食べるようにしましょう。
・蚊を媒体とするマラリアやテング熱が雨季をピークに通年で発生しているので、蚊に刺されないよう
にすることがとても重要です。
・ベトナムでは飼い犬などの狂犬病ワクチン接種率が低いため、むやみに犬などの動物に触らないよう
にしましょう。
~感染を防ぐ6カ条~
*生水や氷の入っている飲み物は飲まない。
*生野菜やしっかりと火を通していない魚介類は食べない。また屋台などで売られている果物も、不衛
生な包丁で調理されている場合があるので要注意です。
*動物には近づかない、触らない。
*感染症を媒介する昆虫もいるので、長袖の着用や虫よけスプレーなどを使い、虫刺されに注意しましょう。
*食事の前は除菌ウェットティッシュを使うなど、感染対策を心掛けましょう。
*普段から使用している薬を持って行く。
~虫よけ対策~
*長袖長ズボンを着用し、できるだけ露出部分を減らすようにする。
*蚊の発生しやすい場所ではサンダルは避け、靴下を履き指先がしっかり覆る靴を選ぶ。
*虫よけスプレーなどを常に使用するよう心掛ける。日本で販売されている製品はDEETという有効成
分が12%以下ですが、海外製品には濃度の高い製品もあります。濃度によって、効果や持続時間が異
なりますので、製品の添付文章をよく読み、必ず使用方法を守って使いましょう。
(現地では日系製薬
会社やオーストラリア製の虫よけスプレー、蚊取線香、蚊取りマット、液体蚊取りの購入が可能です。
)
*宿舎での虫よけ対策として、蚊取線香や蚊取りマットを持参するとよいでしょう。
万が一、滞在中や帰国後に発熱や下痢など、普段と異なる症状がでた際は、速やかに医師の診断を受けて下さい。
7.ハノイ農業大学
国際学生寮について
・ハノイ農業大学での実習では、留学生用の寄宿舎に宿泊します。男女それぞれ2人~3人部屋です。
・室内はベッドと机、椅子、ロッカー、バス・トイレが設置されています。トイレットペーパー等の備
品はないので、購買部でそろえることになります。
〈学生寮 部屋の入口〉
〈学生寮の内部〉
〈購買部の様子〉