吉中だより9号 - 広島市立吉島中学校

吉中だより
広島市立吉島中学校
平成27年1月7日
第9号
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
今年の干支は「未(ひつじ)
」です。お正月には由来がこめ
られているものが意外とたくさんあります。例えば、お節料
理の昆布なら「よろこ(ん)ぶ」、煮豆は「まめまめしく働く」
などです。干支にもそういう由来や縁起話のようなものがあります。
「未
(ひつじ)」は、「群れをなすことで家族の安泰を示し、いつまでも平和に暮らす事を意味し
ている。
」ということです。
そして、1月7日には日本伝統の料理として 、「七草粥
(ななくさがゆ)」があります。七種粥とは、春の七草( セ
リ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、 スズナ、
スズシロ)や餅などを具材とする塩味の粥で、この一年
間の無病息災を願って食べられる行事食です。この行事
は、平安時代には行われていたとのことですが、室町時
代の汁物が原型ともされています。お正月の祝膳や祝酒
で弱った胃を休めるという意味もありますので、是非ご
家庭でも味わってみてはいかがでしょうか。
さて、1月に入り、学校も今日から新しい年のスタートを切りました。各学年とも平成2
6年度の1年間の締めくくりの段階に入ります。生徒達は新年の節目で「今年こそは!」と
新しい年の夢を抱いたり、目標を立てたりしていることと思います。それぞれの学年や立場
に応じた夢や目標は、その後の成長に重要な役割を果たします。
各ご家庭では、子ども達の夢や希望についてのお話はできましたでしょうか?目標意識を
持った子どもは確実に成長します。子どもの成長は、日々の努力の積み重ねによって成し遂
げられるものです。
保護者の皆様、地域の皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
生徒会本部役員
昨年の11月13日(木)に生徒会本部担当執行委員選挙が行われ、
2年生の藤原竜也君を会長とする新しい生徒会本部役員が決まりました。
11月中には新旧役員で引継ぎも行われ、12月からは新役員で本格的
に始動しています。8名の新役員のみなさん、先生方と一緒に生徒一人ひとりが「吉島中学
校の生徒である」ことを誇れるような学校をつくっていきましょ
う。よろしくお願いします。そして、3年生の吉岡武流前会長を
新生徒会長の藤原竜也君
はじめとする旧役員のみなさん、1年間ありがとうございました。
生徒会本部役員は、校内外のボランティア活動に参加したり、
様々な事業を企画運営する機会が多いので大変だと思いますが、
吉中をより良い学校に創り上げていくために1年間頑張ってくだ
さい。
生徒会部長
神德さゆり(第3学年)
3年生マナー教室
12月1日(月 )
、県立広島商業高等学校から河合順治先生と上川裕司先生をお招きし、
進路指導の一環として3年生対象のマナー教室を行いました。
3年生はみんな真剣に講師の話に聞き入り、間近に
姿勢=至誠、まごころ、誠意
会釈は15度(通路の礼)
敬礼は30度(あいさつ)
最敬礼は45度(謝罪、感謝)
ドアの開け閉めは必ず両手で!
迫ってきた高校入試や就職試験の面接時に求められる
「礼」や「挨拶」の仕方について学びました。
このマナー教室で学んだことは、高校入試や就職試
験時のみならず、これからの私生活や学校生活におい
ても十分に通用するものです。生徒のみなさんが真に
実践できるようになることを期待しています。
第3学年主任
灘本俊二
「時を守り、
場を清め、
礼を正す!」
門松づくり
昨年に引き続き、今年のお正月も吉島中学校の正門に門松を置くこと
ができました。これは 、「吉島中学校区ふれあい活動推進協議会」(会長
田一弘)の今年度の事業の一つとして、小・中学校の児童生徒・親
子・地域の方々のふれあい体験活動を目的とした「門松づくり」を計画
し、地域の皆様の協力を得て作ったものです。
12月23日(火・祝)に吉島中学校に吉島東小学校・吉島小学校・
吉島中学校の14家族40名と吉島地区社会福祉協議会、吉島東地区社会福祉協議会の皆さ
んの合計50名が集まりました。吉島東社協の方から門松の作り方を教わった後、各自が創
意工夫をこらして自宅の玄関を飾る「ミニ門松」を作りました。その後、吉島小学校・吉島
東小学校・吉島中学校・福祉センター・公民館に置く大きな門松を5組作りました。
作り始めると全員無我夢中で取り組み、あっという間にみごとな門松を完成させました。
吉島社協・吉島東社協の皆様、ご指導・ご協力ありがとうございました。児童生徒・親子・
地域住民の絆も深まり、とても有意義な一時を過ごすことができました。来年も是非よろし
くお願いいたします。
教頭
大下茂
広島市中学校PTA研修会
平成26年11月30日(日 )
、船越中学校を会場として
「第40回広島市中学校PTA研修会」が行われ、本校か
ら7名のPTA会員が参加してきました。「地域・学校・家
庭が、子どもを育む中でともに成長できるPTA活動」と
いう研究主題のもと、会場に集まった約400名もの参加者が熱心に研修しました。午前中
の全体会では、「親が変わると、子どもが変わる」と題してビジネスコーチの岸英光氏の講
演が行われ、午後からは10の分科会に別れて研究協議が行われました。
今年の研修会では本校が第1分科会の発表校を務めました。田一弘PTA会長が「保護
者や地域の方に学校へ来ていただくための取組」と題して、本校PTAで取り組んでいる「 校
内見回り活動」や「PTAバザー」などをはじめ、7つの取組を紹介した発表を行いました。
分科会の参加者からは本校PTAの取組に対して熱心な
質問が寄せられるなど、充実した会となりました。また、
お互いの学校のPTA活動の取組も情報交換することが
でき、今後の活動への参考にもなりました。来年度も研
修会が行われますので、希望のある方は是非ご一緒に研
修を深めてみてはいかがでしょうか?ご希望の方は事務
局までご連絡ください。お待ちしています。
PTA事務局
新宅泉
10オフ運動(テンオフうんどう)
この度、広島市PTA協議会から「 10オフ運動」が推奨され、
現在、広島市内の各校でその取組が広まってきています。
「10オフ運動」とは、各家庭で子どもが携帯電話やスマート
フォンを使ううえでのルールをつくろうというものです。つまり、
親の責任で「夜9時から10時までの間に子どもの携帯電話やス
マートフォンの電源を切る!」という運動に取り組んでいこうと
いうものです。この取組は、子ども自身のためでもあり、相手の
ためでもあります。そして結果的にはご自分のお子様を守ること
にもつながるのです。
是非、各ご家庭でもお子様と「 10時までには必ず電源を切る」
という約束をつくり、さっそく実践されてみてはいかがでしょう
か?よろしくお願いいたします。
生徒指導部長
後藤貢(第1学年)
生徒指導部より
1月に入りました。3年生は次の進路へ、2年生は最上級生へ、1年生は先輩となる年を
迎えました。一日一日を大切にし、お互いを思いやりながら、自分自身を見つめ直し、新た
なスタートを切りましょう。
さて、自分の容姿はどうでしょうか?髪・服装・カバン・靴など、
生徒手帳をもう一度読み直し、新年にあたってまずは身だしなみを整
えることから始めてはどうでしょうか。今年も集団としてのルールを
守った生活を心がけていきましょう。
生徒指導部長
後藤貢(第1学年)
表彰披露
平成26年11月30日~平成27年1月6日(順不同)
第1回中学生ユニカール大会
第2位
「チーム男バスB」
1年2組 鍛次輝抱
1年2組 村上啓太
1年1組 下野哲太
第3位
「チーム男バスC」
1年2組 松尾卓弥
2年3組 藤井駿輔
第3回広島県ジュニア美術展
絵画系 作品名「The cooking bowl」
入選
工芸系 作品名「和風ティッシュ Box」
入選
写真系 作品名「2014 年 冷夏の空 ~広島~」 入選
平成26年度広島市新人大会 中区大会
卓球部
男子団体A
〃
男子団体B
〃
男子個人S
西浦優
バドミントン部
男子団体
〃
男子個人S
新井優一郎
〃
男子個人S
〃
男子個人W
〃
女子団体
〃
女子個人W
〃
女子個人W
第91回宮島写生大会
徳森優佑
平原大我
北倉龍星
2年3組 山光未祐
2年3組 山光未祐
2年3組 山光未祐
第2位
第1位
ベスト8
第5位
第3位
第5位
第3位
第4位
今井優花
中西清華
富田果歩
住田優子
広島西南法人会賞
第3位
第3位
2年4組
竹重律希
平成26年度広島市教育委員会体力優秀賞
1年1組
1年3組
1年5組
2年2組
2年5組
3年3組
下野哲太、丸子莉佳
1年2組 上林宙夢、堀内優拳、松尾卓弥
山本義晃
1年4組 下村未来翔、桧垣隆之助
髙木大輝
2年1組 川端黎音、迫田琢麻、髙野智裕、門叶直己
片辺晴也、中西清華
2年3組 藤原竜也、石田楓梨
小田龍輝、久野楓叶
3年2組 玉木暖也
佐々木健人
3年4組 家本優花
生徒会部
表彰担当
田中希未子(第1学年)
コラム
基本的生活習慣の確立を
親は、我が子が健康で明るく素直に育ってほしい、勉強もよくできるようになってほ
しい、よい子に育ってほしいと願うものです。この願いを実現するために、小さい頃か
ら昼夜を問わず子育てに心血を注いでいるのです。親の努めとは言え、本当に大変なこ
とだと思います。
中学生は学校という社会の中で他の生徒や教師と一緒に生活しています。つまり、学
校という社会の中で生きている「社会人」です。社会人は、その社会
の中でのきまりを守り、自分の考え方を主張する一方で、友達の意見
にも耳を傾けるなど、他と強調する中で様々なことを学んでいきます。
社会生活を楽しく送っていくためには、社会のルールやマナーに合っ
た生活態度を身に付ける必要があります。中学生にも学校という社会
の中でのルールやマナーに合った生活態度が必要となります。それが
基本的生活習慣です。
子どもを幸せにするためには、まず基本的生活習慣をご家庭でしっかりと身に付けさ
せてやることが必要です。学校でのルールは社会でも通用するルールです。保護者の皆
様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
広島市教育委員会 生徒指導アドバイザー
佐藤昌史