消費機器に係る事故(平成26年9月~10月) ■BF式風呂釜の変形事故(8件) 発生日 ガス種 ( )内は覚知 日 一般 (13A) 不明 (10月3日) 人身被害 参考情報 都県 事 故 概 要 機器分類 死亡 中毒 負傷 東京都 東京都 神奈川県 0 0 0 0 型式 製造年月 製造・輸入者 定期保安点検に訪問した需要家宅の風呂釜が変形しているとの連絡を受け、ガス事業者及びメー カーにて訪問したところ、BF式風呂釜のケーシングが変形していることを確認した。 需要家によると、当該機器の変形については約1年程前から気付いていたが、不具合を感じなかった ためそのまま使用していたとのこと。 調査の結果、当該機器内部のガス・水通路部に漏えいはなく、点火・火移り性能、燃焼状態に異常は 0 風呂釜 見受けられなかったが、機内下部に冠水痕を確認した。 原因は、冠水等の影響により口火が点火しにくい状態の時に点火操作を繰り返したことで機器内部に 未燃ガスが滞留した。その状態でその後も点火操作を行ったため、点火時のスパークが滞留した未燃ガ スに引火したことによるものと推定。 ・物損:風呂釜のケーシング変形 0 上記のほか、同様のBF式風呂釜のケーシング変形に係る事故は7件。 風呂釜 TP-DPS51 2007年3月 パーパス(株) (株)ノーリツ GUQ-5A、GUQ-5A1 パーパス(株) TP-DPS51 ■レンジフード一体型FF式給湯器の変形事故(6件) 発生日 ガス種 ( )内は覚知 日 一般 (12A) 不明 (9月24日) 人身被害 参考情報 都県 事 故 概 要 機器分類 死亡 中毒 負傷 製造・輸入者 千葉県 0 0 メーカー点検作業員より「給湯器ケーシングの変形あり」の通報を受け、ガス事業者が確認したところ、 FF式レンジフード型瞬間湯沸器ケーシングの変形を確認した。需要家によると、異常燃焼等の音は、聞 いた記憶はないとのこと。 原因は、何らかの原因で排気口部が閉塞されているような状態となり、給湯運転時に排気経路あるい 0 瞬間湯沸器 は製品内の滞留ガス量と酸素量、バーナー部に残った炎あるいは点火のタイミング等の条件が合致し た場合や、当該製品では問題なかったが、ガス元電磁弁が何らかの要因で一時的な閉弁遅れとなり、 点火時のガス量が増えた場合に偶発的な異常着火に至ると推定。 ・物損:給湯器のケーシング変形 東京都 埼玉県 千葉県 0 0 0 上記のほか、同様のレンジフード一体型FF式給湯器の変形に係る事故は5件。 1 / 7 ページ 瞬間湯沸器 型式 製造年月 GW-5RH5F 1997年8月 パナソニック(株) パナソニック(株) GW-5RH5F ■その他の事故(21件) 発生日 ガス種 ( )内は覚知 日 一般 (13A) 一般 (13A) 一般 (13A) 9月2日 不明 (9月11日) 不明 (9月16日) 人身被害 参考情報 都県 事 故 概 要 機器分類 死亡 中毒 負傷 東京都 東京都 東京都 0 0 0 製造・輸入者 型式 製造年月 0 消防より火災の連絡を受け、ガス事業者にて通報先の需要家宅へ訪問したところ、ガスコンロに接続さ れているソフトコードの一部焦げ及びガス栓キャップ等が一部溶解していることを確認した。 需要家によると、二口ガス栓右側の不使用ガス栓を開放しガスコンロの点火操作を行ったが火がつか なかったため、左側のガスコンロに接続しているガス栓を開放し、点火操作を行った際に不使用ガス栓 ガス栓(迅速 0 側の出口付近に火がついたとのこと。 光陽産業(株) 継ぎ手) 原因は、誤開放した不使用ガス栓にガス栓キャップが取り付けてあったことにより、過流出安全機構が 作動しない微量の未燃ガスが漏出した。その状態でガスコンロに接続されているガス栓を開放し点火操 作を行ったためガスコンロのスパーク、又は燃焼炎が未燃ガスに引火したことによるものと推定。 物損:ソフトコード一部焦げ及びガス栓キャップ等一部溶解 LBペアヒューズガス 栓(Lホース) 不明 0 機器修理に訪問した需要家宅の給湯器が変形しているとの連絡を受け、メーカー及びガス事業者にて 確認したところ、RF式給湯器のフロントカバーが変形していることを確認した。 調査に立ち会った建物所有者によると、指摘を受けるまで機器の変形には気付かなかったとのこと。 調査の結果、当該機器内部のガス・水通路部に漏えいはなく、点火・火移り性能、燃焼状態においても 0 異常がないことを確認した。 瞬間湯沸器 原因は、過去の降雪時に屋根からの落雪により上方排気カバーが閉塞されたため、給湯運転を行っ た際に燃焼バランスが崩れ、機器内部に未燃ガスが滞留した。その状態でその後も給湯運転を行った ため、点火時のスパークが滞留した未燃ガスに引火したことによるものと推定。 ・物損:給湯器のフロントカバー変形 (株)ノーリツ GQ-1637WS 2006年2月 0 定期保安点検に訪問した需要家宅の給湯器が変形しているとの連絡を受け、確認したところ、RF式給 湯器のフロントカバーが変形していることを確認した。 需要家によると、日頃より当該機器を使用していて異常を感じたことはなく、変形については今回の定 期保安点検時に指摘を受けるまで気付かなかったとのこと。 調査の結果、当該機器内部のガス・水通路部に漏えいはなく、点火・火移り性能、燃焼状態においても 0 異常がないことを確認した。 瞬間湯沸器 原因は、過去の降雪時に当該機器周辺の建物に降り積もった雪が偶発的に落雪したことで上方排気 カバーが一時的に閉塞され、給湯運転を行うことで機器内部に未燃ガスが滞留する状態となった。その 状態でその後も給湯運転を行ったため、点火時のスパークが滞留した未燃ガスに引火したことによるも のと推定。 ・物損:給湯器のフロントカバー変形 (株)ノーリツ GQ-1621WZ-2 2007年10月 2 / 7 ページ 発生日 ガス種 ( )内は覚知 日 一般 (13A) 一般 (13A) 一般 (13A) 一般 (13A) 不明 (9月16日) 9月16日 (9月17日) 9月7日 (9月20日) 9月28日 人身被害 参考情報 都県 事 故 概 要 機器分類 死亡 中毒 負傷 東京都 静岡県 神奈川県 神奈川県 0 0 0 0 型式 製造年月 製造・輸入者 0 定期保安点検に訪問した需要家宅の給湯器が変形しているとの連絡を受け、確認したところ、RF式給 湯器のフロントカバーが変形していることを確認した。 需要家によると、日頃より当該機器を使用していて異常を感じたことはなく、変形については今回の定 期保安点検時に指摘を受けるまで気付かなかったとのこと。 調査の結果、当該機器内部のガス・水通路部に漏えいはなく、点火・火移り性能、燃焼状態においても 瞬間湯沸器 0 異常がないことを確認した。 原因は、過去の降雪時に当該機器周辺の建物に降り積もった雪が偶発的に落雪したことで上方排気 カバーが一時的に閉塞され、給湯運転を行うことで機器内部に未燃ガスが滞留する状態となった。その 状態でその後も給湯運転を行ったため、点火時のスパークが滞留した未燃ガスに引火したことによるも のと推定。 ・物損:給湯器のフロントカバー変形 0 需要家より、「ガスコンロのグリルを使用中に音がして煙が上がった。水をかけて消火したが、ガスの 臭いがする。」との連絡を受けて訪問したところ、ガスコンロからのガス漏えいが確認された。(灯内内管 の漏えい検査異常なし) 応急措置として当該機器を使用禁止とし、翌日、修理担当者が点検したところ、コンロの機器内部に損 傷が確認された。 メーカーによる原因調査によると、以下の過程で発生したと考えられる。 NE-BB900 0 ①ガスコントロールユニット2次側のガスパイプ接続部からガス漏れが発生し、これにグリルバーナーの 家庭用こんろ 松下電器産業(株) 1993年1月 炎が引火したことで、ガス電磁弁、点火器、リード線の一部が焼損 ②そのときの熱によって4箇所ある電磁弁シール部の樹脂部分が熱変形し、電磁弁シール部からのガ ス漏れが発生 なお、一次的な要因となったガスパイプ接続部からのガス漏れは、当該箇所をシールするOリングへの 異物付着や傷などが原因と推定。 ・物損:コンロ機器内部に損傷 0 機器修理に訪問した需要家宅の給湯暖房機が変形しているとの連絡を受け、メーカー及びガス事業 者にて確認したところ、FF式給湯暖房機のフロントカバーが変形していることを確認した。 需要家によると、お湯を使用した際に大きな音がしたため修理を依頼したとのこと。変形については修 理作業員に指摘されるまで気付かなかったとのこと。 調査の結果、当該機器内部のガス・水通路部に漏えいはなく、点火・火移り性能、燃焼状態においても 瞬間湯沸器 0 異常がないことを確認した。 原因は、何らかの要因により当該機器の給排気部が一時的に閉塞された状態となり、その状態でその 後も運転操作を繰り返したため、点火時のスパークが機器内部に滞留した未燃ガスに引火したことによ るものと推定。 ・物損:給湯暖房機のフロントカバー変形 0 需要家より依頼を受けた隣家の住人より、当該需要家宅の台所のゴム管に火が着いたとの連絡を受 け、訪問したところ、ガスコンロの背面及び内部配線の一部が焦げていることを確認した。 需要家によると、ガスコンロを点火した際にガスコンロに接続されている当該ゴム管に火が付いたた 不明 ゴム管(迅速 め、消火器を用いて消火したとのこと。また、数日前から台所でガス臭気を感じていたとのこと。 0 原因は、当該ゴム管がガスコンロ使用時の熱影響を受けたことにより微量の未燃ガスが漏えいした。 継ぎ手なし) 住友ゴム工業(株) 不明 その状態でガスコンロの右バーナーを使用したため、点火時のスパーク又は燃焼炎が漏えいした未燃 ガスに引火したことによるものと推定。 ・物損:ガスコンロの背面及び内部配線の一部焦げ 3 / 7 ページ (株)ノーリツ パナソニック(株) GQ-1621WZ-2 2007年10月 AD-243FFA 1998年5月 発生日 ガス種 ( )内は覚知 日 一般 (13A) 一般 (13A) 一般 (13A) 一般 (13A) 不明 (9月29日) 不明 (10月2日) 9月1日 (10月2日) 10月4日 (10月5日) 人身被害 参考情報 都県 事 故 概 要 機器分類 死亡 中毒 負傷 埼玉県 東京都 神奈川県 東京都 0 0 0 0 製造・輸入者 型式 製造年月 0 機器交換の検分に訪問した需要家宅のガスコンロの一部が焦げているとの連絡を受け、訪問したとこ ろ、当該機器内部配線及びセンサー解除ボタン並びに天板に一部焦げがあることを確認した。 需要家によると、2週間ほど前にお湯を沸かしていた際、当該機器から目を離した。その後、センサー 解除ボタン付近から火が出ていることに気付き水をかけ消火したとのこと。 家庭用こんろ リンナイ(株) 0 調査の結果、当該機器内部のガス通路部に漏えい箇所は見受けられなかった。 原因は、需要家が左バーナーでお湯を沸かしていた際にふきこぼれが発生し、バーナーキャップの炎 口が閉塞された。その状態で点火操作を行ったためバーナー内の未燃ガスが一次空気口から漏出し、 点火時のスパークが漏出した未燃ガスに引火したことによるものと推定。 ・物損:機器内部配線及びセンサー解除ボタン並びに天板の一部焦げ RTS-336WNTS-L 2011年1月 0 定期保安点検に訪問した需要家宅の風呂釜が変形しているとの連絡を受け、確認したところ、RF式風 呂釜のフロントカバーが変形していることを確認した。 需要家によると、過去の降雪時に当該機器の凍結を防止するため毛布を覆わせていた。なお、今年の 降雪時に毛布を被せる際、当該機器の変形には気付いていたとのこと。 調査の結果、当該機器内部のガス・水通路部の漏えい検査に異常はなく、点火・火移り性能、燃焼状 風呂釜 0 態においても異常は見られなかった。 原因は、降雪時に当該機器を毛布で覆ったことにより一時的に排気部が閉塞され、当該機器の運転を 行った際、機器内部に未燃ガスが滞留する状態となった。その状態でその後も運転を繰り返したため、 点火時のスパークが滞留した未燃ガスに引火したことによるものと推定。 ・物損:風呂釜のフロントカバー変形 GT-1628ARX 2007年4月 0 機器修理に訪問した需要家宅のコンロ内部の配線に一部焦げがあるとの連絡を受け、訪問したとこ ろ、コンロ内部の配線及びセンサー解除スイッチの一部が焦げていることを確認した。 需要家によると、前日にお湯を沸かしていた際、火の消し忘れにより多量に水を吹きこぼし、その後す ぐに点火操作を行ったが着火しなかった。しばらく時間を置き再度点火操作を行ったところ、コンロ内部 より煙が出たため使用を中止し修理を依頼したとのこと。調査の結果、当該機器内部の漏えい検査に異 0 常がないことを確認したが、原因の究明には至らず、当該機器を回収し、メーカーにて調査を行うことと 家庭用こんろ リンナイ(株) した。 メーカーでの調査の結果、原因はお湯の吹きこぼし等により、左バーナーの炎口が閉塞された。その 状態で当該機器の点火操作を繰り返したため、一次空気口から溢れ出た未燃ガスに当該機器使用時 の点火スパークが引火したことによるものと推定。 ・物損:コンロ内部の配線及びセンサー解除スイッチの一部焦げ RTS-336WNTS-L 2010年3月 0 需要家より、業務用食器洗浄機の下部に火が着いたため点検してほしいとの連絡を受け、ガス事業者 にて訪問したところ、金属可とう管の樹脂製の被覆が一部溶解していることを確認した。 需要家によると、一週間程前から業務用食器洗浄機を使用中にガス臭気を感じていたが、当日は業 務用食器洗浄機のガス栓付近に火が着いたため水をかけて消火し、翌日店舗管理者へ連絡したとのこ と。調査の結果、灯内内管の漏えい検査に異常はないが、金属可とう管のガス栓側接続部付近に漏え 0 いがあることを確認した。なお、日頃から店内清掃を行う際、当該接続具付近に清掃具を打ち当ててい 金属可とう管 (株)玉川製作所 た様子が伺えた。 原因は、日常的に外的ストレス等が加えられた当該金属可とう管に疲労破壊による亀裂が生じ微量の 未燃ガスが漏出した。その状態でその後も業務用食器洗浄機を使用したため、漏出した未燃ガスに業 務用食器洗浄機の点火スパークもしくは燃焼炎が引火したことによるものと推定。 ・物損:金属可とう管の樹脂製被覆一部溶解 TAMA FLEX TMH4C 2010年3月 4 / 7 ページ (株)ノーリツ 発生日 ガス種 ( )内は覚知 日 一般 (13A) 一般 (13A) 一般 (13A) 一般 (13A) 10月7日 不明 (10月8日) 10月18日 不明 (10月17日) 人身被害 参考情報 都県 事 故 概 要 機器分類 死亡 中毒 負傷 千葉県 東京都 埼玉県 東京都 0 0 0 0 製造・輸入者 型式 製造年月 0 需要家にて、こんろのグリルにて魚を調理中に目を離したところ、こんろ天板後方のグリル排気口周辺 から火が出ているのを確認し、自ら消火した。ガス事業者が到着時、ガス栓は開の状態でかつ、ソフト コードは焼損しており、漏えい検査は実施出来なかった。また、マイコンメーターが流量オーバーにより 作動していた。 家庭用こんろ リンナイ(株) 0 当該こんろについては、事故翌日、消防にて引取り、現在も調査中。 現場状況から推察するに、こんろのグリル内に溜まった油等の可燃物に引火した可能性、または、ガ ス栓から接続具、器具内部のいずれかにおいて漏えいしたガスに器具の炎が引火した可能性がある が、原因を特定することが困難である。 ・物損:こんろ、ガス栓、ソフトコード、壁の一部焼損 KGS-4000SL 2000年5月 0 定期保安点検に訪問した需要家宅の風呂釜が変形しているとの連絡を受け、訪問したところ、RF式風 呂釜のフロントカバーが変形していることを確認した。 需要家によると、日頃から当該機器使用時に不具合を感じたことはなく、変形についても点検時に指 摘を受けるまで気付かなかったとのこと。調査の結果、当該機器内部のガス・水通路部に漏えいはなく、 風呂釜 0 点火・火移り性能、燃焼状態においても異常がないことを確認した。 原因は、過去の降雪時に屋根からの落雪により上方排気カバーが閉塞された。その状態で運転操作 を行ったため、燃焼バランスが崩れ機器内部に未燃ガスが滞留し、その後の運転操作時の点火スパー クが滞留した未燃ガスに引火したことによるものと推定。 ・物損:風呂釜のフロントカバー変形 GT-2428(S)AWX 2007年4月 0 コンロを点火したらガス栓付近から火が出た後ガス臭気がするとの通報を受け、ガス事業者にて現場 調査したところ、導管には漏洩は無く、2口ペアガス栓炊飯器側(コンセント側)に接続されたゴム管用ソ ケットの一部が焦げていることを確認した。 需要家によると、炊飯器使用中にコンロを点火した際、ガス栓と当該ソケット付近から火が出たため濡 れタオルをかぶせ、ガス栓を止めて消火した。その後ゴム管用ソケットが外れかけているのを発見した その他(接続 (株)ハーマン 0 ので、お客様自身でさし直したとのこと。 具) 原因は、当該ゴム管用ソケットの摺動環が伸びていない状態で焦げている等のことから、何らかの要 因によりガス栓との接続が不完全な状態となり微量のガス漏洩が生じた。その状態でコンロを点火した ことで漏洩したガスに引火したと推定。 ・物損:ゴム管用ソケット一部焦げ ゴム管用ソケットS 型(JG200CHA) 不明 0 需要家より、実験中にブンゼンバーナーを使用していた際に、ブンゼンバーナーに接続されていたゴム 管用ソケット付近から火が出たとの通報を受け、ガス事業者にて訪問したところ、ゴム管用ソケット及び ソフトコード並びに、実験台・電気配線の一部に焦げがあることを確認した。 需要家によると、実験台でブンゼンバーナーを使用していた際に、ゴム管用ソケット付近から火が出た ため、消火器にて消火したとのこと。調査の結果、回収した当該ゴム管用ソケットの漏えい検査に異常 ソフトコード がないことを確認した。また、当該ゴム管用ソケット外観に焼損痕はあるが、ガス栓と正常に接続するこ (迅速継ぎ手 (株)ハーマン 0 とができ、摺動環が伸びた状態で露出する部分とカバーの間に焼損痕がないことを確認した。 あり) 原因は、当該ゴム管用ソケットが不完全な状態でガス栓に接続されていたこと、並びにソフトコードの 湾曲により押し上げられていた状態であったため、ガス栓を「開」にすると未燃ガスが微量に漏出する状 態となった。その状態でブンゼンバーナーを使用したため、ブンゼンバーナーの燃焼炎が漏出した未燃 ガスに引火したことによるものと推定。 ・物損:ゴム管用ソケット及びソフトコード並びに実験台・電気配線の一部焦げ ゴム管用ソケット(S 型) OJ-000N 1987年6月 5 / 7 ページ リンナイ(株) 発生日 ガス種 ( )内は覚知 日 一般 (13A) 一般 (13A) 一般 (13A) 一般 (13A) 不明 (10月27日) 10月23日 (10月27日) 不明 (10月28日) 不明 (10月28日) 人身被害 参考情報 都県 事 故 概 要 機器分類 死亡 中毒 負傷 神奈川県 埼玉県 神奈川県 神奈川県 0 0 0 0 製造・輸入者 型式 製造年月 0 機器の見積りに訪問した需要家宅の給湯器が変形しているとの連絡を受け、ガス事業者にて訪問した ところ、RF式給湯器のフロントカバーが変形していることを確認した。 需要家によると、過去に当該機器使用の際に大きな音等がした記憶はなく、フロントカバーの変形につ いても今回指摘を受けるまで気付かなかったとのこと。 調査の結果、当該機器内部のガス・水通路部に漏えいはなく、点火・火移り性能、燃焼状態においても 瞬間湯沸器 0 異常は見られなかった。 原因は、回収した当該機器の取付け金具部等に当該建物外壁塗料の付着が確認されたことから、外 壁塗装工事の際に機器の給排気部が養生等により閉塞され燃焼バランスが崩れ、機器内部に未燃ガ スが滞留した。その状態でその後も点火操作を繰り返し行ったため、点火時のスパークが滞留した未燃 ガスに引火したことによるものと推定。 ・物損:給湯器のフロントカバー変形 (株)ノーリツ GQ-203WS 1995年3月 0 消防より業務用そば釜の点火口から火が出たとの連絡を受け、ガス事業者にて訪問したところ、男性 1名が火傷を負い病院へ搬送されたことを伺った。なお、当事者不在のため、当時の状況が不明である ことから原因の特定には至らなかった。 当事者の都合に合わせて、再度訪問し確認したところ、当該業務用そば釜の口火の点火をチャッカマ ンを用いて行った際に、炎が溢れて左の頬と右手の甲に火傷を負い、病院で医師より加療を受けたとの こと。また、店舗の管理者によると、当事者が火傷を負った際にメインバーナーの器具栓が半開の状態 業務用麺ゆ 1 になっていたことに気付き、閉止したとのこと。 で器 原因は、当該業務用そば釜のメインバーナーの器具栓が半開の状態であることに気付かずに、当該 業務用そば釜用のガス栓を開にしたことにより機器内部に未燃ガスが滞留する状態となった。その状態 で口火の点火操作を行なったため、チャッカマンの点火スパークが当該業務用そば釜内部に滞留した 未燃ガスに引火したことによるものと推定。 ・人身被害:火傷1名(軽傷) (有)敬和 KM-60 不明 0 定期保安点検の事前お知らせチラシを配布中、配布先の需要家宅の給湯器が変形しているとの連絡 を受け、確認したところ、RF式給湯器のフロントカバーが変形していることを確認した。 現場調査を行った結果、当該機器内部のガス・水通路部に漏えいはなく、点火・着火性能、燃焼状態 においても異常がないことを確認したが、変形の状態が特異であるため、メーカーの調査報告書を確認 したうえでガス事故であるか判断することとした。後日、メーカーの調査報告書を確認したところ、当該機 瞬間湯沸器 0 器のフロントカバーに変形を補修した痕跡があるとのことであった。 原因は、過去に行った外壁工事の際に当該機器の給気口や排気口が養生され、点火が正常に行わ れず機器内部に未燃ガスが滞留した。その状態でその後も運転操作を繰り返したため、滞留した未燃ガ スに点火スパークが引火したと推定。 ・物損:給湯器のフロントカバー変形 (株)ノーリツ GQ-1612WE 2000年3月 0 定期保安点検の事前お知らせチラシを配布中、配布先の需要家宅の給湯器が変形しているとの連絡 を受け、確認したところ、RF式給湯器のフロントカバーが変形していることを確認した。 現場調査を行った結果、当該機器内部のガス・水通路部に漏えいはなく、点火・着火性能、燃焼状態 においても異常がないことを確認したが、変形の状態が特異であるため、メーカーの調査報告書を確認 したうえでガス事故であるか判断することとした。後日、メーカーの調査報告書を確認したところ、当該機 瞬間湯沸器 0 器のフロントカバーに変形を補修した痕跡があるとのことであった。 原因は、過去に行った外壁工事の際に当該機器の給気口や排気口が養生され、点火が正常に行わ れず機器内部に未燃ガスが滞留した。その状態でその後も運転操作を繰り返したため、滞留した未燃ガ スに点火スパークが引火したと推定。 ・物損:給湯器のフロントカバー変形 (株)ノーリツ GQ-1612WE 2000年3月 6 / 7 ページ 発生日 ガス種 ( )内は覚知 日 一般 (13A) 一般 (13A) 不明 (10月28日) 10月31日 人身被害 参考情報 都県 事 故 概 要 機器分類 死亡 中毒 負傷 神奈川県 東京都 0 0 製造・輸入者 型式 製造年月 0 定期保安点検の事前お知らせチラシを配布中、配布先の需要家宅の給湯器が変形しているとの連絡 を受け、確認したところ、RF式給湯器のフロントカバーが変形していることを確認した。 現場調査を行った結果、当該機器内部のガス・水通路部に漏えいはなく、点火・着火性能、燃焼状態 においても異常がないことを確認したが、変形の状態が特異であるため、メーカーの調査報告書を確認 したうえでガス事故であるか判断することとした。後日、メーカーの調査報告書を確認したところ、当該機 瞬間湯沸器 0 器のフロントカバーに変形を補修した痕跡があるとのことであった。 原因は、過去に行った外壁工事の際に当該機器の給気口や排気口が養生され、点火が正常に行わ れず機器内部に未燃ガスが滞留した。その状態でその後も運転操作を繰り返したため、滞留した未燃ガ スに点火スパークが引火したと推定。 ・物損:給湯器のフロントカバー変形 0 ガスコンロの接続具が焦げて警報器が作動したとの連絡を受け、ガス事業者にて訪問したところ、ガス コンロに接続されていたソフトコードの一部が炭化しており、ガスコンロの背面及びコンロ下に敷いてい たシートの一部が焦げていることを確認した。 需要家によると、湯を沸かすため左側バーナーにやかんを乗せて点火し、その場から離れた。5分ほ ソフトコード 9.5mmガスソフトコー ど経過し台所へ戻ると、ソフトコードに火が着いていたため水をかけて消火したとのこと。 (迅速継ぎ手 住友ゴム工業(株) ド 0 調査の結果、灯内内管の漏えい検査に異常がないことを確認した。 あり) 2009年7月 原因は、お湯を沸かしていた際のガスコンロの燃焼炎が他の可燃物に引火し、ソフトコード上に落下し た。その後ソフトコードが炭化し、漏出した未燃ガスに引火したため物損被害に至ったことによるものと推 定。 ・物損:ガスコンロの背面及びシートの一部焦げ 7 / 7 ページ (株)ノーリツ GQ-1612WE 2000年3月
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