SAP on AWS 実際の導⼊入例例と導⼊入効果 SAP on AWS Webinar 2014 Kazuhide INOUE 本⽇日のアジェンダ • • • • • Amazon Web Services 概要 SAP on AWS の現状 事例例のご紹介 SAP on AWS の効果的な使い⽅方 まとめ Amazon Web Services(AWS) 概要 クラウドコンピューティングとは? 初期投資が不不要 セルフサービスな インフラ Deploy 低額な利利⽤用価格 実際の使⽤用分 のみ⽀支払い スケールアップ・ ダウンが容易易 ビジネススピードの 改善 成⻑⾧長を続けるアマゾンクラウド " 2006年年 米国で、クラウドストレージ=Amazon S3 クラウド仮想サーバ=Amazon EC2のサービスを開始 " 2009年年 仮想プライベートクラウドサービス=Amazon VPC RDBサービス=Amazon RDSを開始 " 2011年年3⽉月 世界で5番目のリージョンとして、 日本に東京リージョン(データセンタ群)を開設 " 現在 世界10地域で26ヶ所のデータセンター群と、 50拠点以上のエッジロケーション網で、 40を超えるサービスを提供中 AWSのグローバルインフラストラクチャー GovCloud US ITAR Region US West N. California オレゴン GovCloud カリフォルニア Oregon US East South America EU N. Virginia Sao Paulo Ireland 51 Edge Locations Sydney Tokyo Singapore ダブリン バージニア (北北京) 東京 シンガポール 10 Regions 25 Availability Zones Asia Pacific サンパウロ シドニー 各リージョンに複数のアベイラビリティゾーン 東京リージョンにも複数のデータセンター群が GovCloud US West (US ITAR Region) US West US East (Northern California) (Oregon) (Northern Virginia) South America (Sao Paulo) EU (Ireland) Asia Pacific Asia Pacific Asia Pacific Asia Pacific (Singapore) (Beijing) (Tokyo) (Sydney) Asia Pacific (Tokyo) Availability Zone A AWS Regions AWS Edge Locations Availability Zone B AWS Rapid Pace of Innovation Since inception AWS has: • Released 957 new services and features • Introduced over 35 major new services • Announced 45 price reductions +300 +280 Amazon Elastic Transcoder +159 AWS Storage Gateway +82 +48 +24 Elastic Load Balancing +61 Amazon SNS Amazon SES AWS Elastic Beanstalk AWS CloudFormation AWS Identity & Access Management Amazon ElastiCache Amazon EBS Auto Scaling Amazon CloudFront Amazon VPC Amazon RDS Amazon Route 53 GovCloud 2008 2009 2010 2011 AWS Direct Connect Amazon Dynamo DB Amazon CloudSearch Amazon SWF AWS OpsWorks Amazon CloudHSM Amazon AppStream Amazon CloudTrail Amazon Cognito Amazon Glacier Amazon Redshift Amazon WorkSpaces Amazon Mobile Analytics AWS Data Pipeline Amazon Kinesis Amazon Zocalo 2012 2013 2014 *as of Aug 29, 2014 Gartner Magic Quadrant for Cloud Infrastructure as a Service Gartner “Magic Quadrant for Cloud Infrastructure as a Service,” Lydia Leong, Douglas Toombs, Bob Gill, Gregor Petri, Tiny Haynes, May 28, 2014. This Magic Quadrant graphic was published by Gartner, Inc. as part of a larger research note and should be evaluated in the context of the entire report. The Gartner report is available at http://aws.amazon.com/resources/analyst-reports/. Gartner does not endorse any vendor, product or service depicted in its research publications, and does not advise technology users to select only those vendors with the highest ratings. Gartner research publications consist of the opinions of Gartner's research organization and should not be construed as statements of fact. Gartner disclaims all warranties, expressed or implied, with respect to this research, including any warranties of merchantability or fitness for a particular purpose. SAP on AWS の現状 SAP社とAWSとのアライアンス SAP社の利用状況 • SAP社は2008年年から様々な⽤用途 でAWSを利利⽤用している古くから のユーザー様。 • ほとんどすべてのSAP製品は AWS上での本番稼働を認定され ている。 " AWSとSAP社の認定パートナーである。 • ”SAP-Certified Cloud Services Partner” • “SAP-Certified Global Technology Partner” SAP on AWS SAP Solutions Certified on AWS • SAP認定済みプロダクト • SAP Business Suite • ERP (ECC) • CRM, PLM, SCM, SRM • NetWeaver 7.x ABAP/Java(*) • BW, Portal, PI, etc.. • SAP Business Objects BI Solution • SAP Rapid Deployment Solutions • SAP Business All in One (A1) • SAP Business One (B1) • SAP BYOL HANA on AWS • SAP HANA One / for Developers • SAP Afaria (*) 最新情報はSAP Note1656099をご確認ください SAP HANA on AWSの位置づけ SAP HANA on H/W 1.22TB ~ PRD BYOL HANA on AWS ~ 1.22TB PRD cr1.8xlarge r3.8xlarge BSのDBとして利用可能に! SAP HANA One on AWS ~ 60GB PRD SAP HANA on AWS for Developers ~ 60GB DEV/ Demo DBとしての利用のみ可能 cc2.8xlarge EC2 m2.xlarge m2.2xlarge m2.4xlarge SAP BYOL HANA on AWSについて " AWSから提供可能なHANA構成まとめ • 通常のDBとして利利⽤用 ⇒ 1.22TB(r3.8xlarge x 5nodes) • SoH on AWSとして利利⽤用⇒ 244GB(cr1.8xlarge x 1node, r3.8xlarge x 1node) → ランプアップとしては 3node(732GB) まで可能に " ライセンスのお持込み(BYOL) • お⼿手持ちのHANAライセンスを利利⽤用することが可能 (インストールはテンプレートから可能。20分程度度) " AWS Marketplace/SAP HANA Marketplace から起動 • http://www.saphana.com/community/marketplace 上記URLからHANA on AWSを起動可能 ※ AWS Marketplaceからは近⽇日提供予定 • http://awsmedia.s3.amazonaws.com/ SAP_̲HANA_̲on_̲AWS_̲Implementation_̲and_̲Operations_̲Guide.pdf 上記URLの⼿手順に従って、AWSのコンソールから起動可能 SAP on AWS SAP on AWS 認定OSと認定DB OS/DBのサポート状況 Operating System Non-Production (DEV/QAS) Production (PRD) SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11 or higher Yes Yes Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 6 or higher Yes Yes Windows Server 2008 R2 and 2012 Yes Yes Non-Production (DEV/QAS) Production (PRD) SAP Note SAP HANA Yes Yes 1656099 1964437 Sybase ASE 15.7.0.013 or higher Yes Yes IBM DB2 LUW Version 9.7 or higher Yes Yes MaxDB Version 7.8 or higher Yes Yes Microsoft SQL Server 2008 R2 or higher Yes Yes Database System SAP Note 1656099 1656099 SAP on AWS のここ⼀一年年の状況 2012年12月にSAP様にAWS環境での本稼働認定を頂きました。 事例: 4 - AWS Summit 2013 Tokyo - 事例: 17(国内50社以上の実績) - AWS Summit 2014 Tokyo - 事例例のご紹介 HOYA株式会社様 § グローバルに展開する 約100 の連結⼦子会社の財務・連結会計 を中⼼心とする基幹業務を⽀支えるSAP システムをAWSへ移⾏行行。 § 約2か⽉月で、SAP環境のAWSへの完全移⾏行行およびDR環境の構 築が完了了! § プライベートクラウドと⽐比較して、初期投資で約 50 %〜~60 % コスト削減、従量量課⾦金金保守サポートを利利⽤用したことで、実 際のCAPEX 削減効果は約80〜~90%を実現! “当社が使用している SAP には様々なデータが格納されているため、セキュリティに対しては慎重に検討を行 いました。よく「クラウドはセキュリティに問題がある」という都市伝説のような話を聞きますが、AWS は調べれ ば調べるほどセキュアな環境であるということが分かり、安心して利用することができています。” SAP on 寿司クラウド 株式会社あきんどスシロー様 • 社内の様々なシステムでAWSを活⽤用! – – – – – – – – • • データウエアハウス ETL ツール 分析ツール あきんどスシロー HP テイクアウトシステ ム(パイロット中) BPM /ワークフロー 予算管理理 SSO DR システム TV放映後のアクセス集中をAWSで回避 AWS上にDr.Sumを展開し、わずか2⽇日 で15億件のDWH環境を構築 SAP BW powered by SAP HANA Kellogg様 • オンプレミス環境と比較し て、5年間で$900,000のコ スト削減を実現 • 1日に複数回の解析を実施 することで30倍の効率向上 SAP HANA BYOL on AWSのスケールアウト構成 株式会社ノエビアホールディングス様 § BI ツールの刷新を目的として AWS を採用し、オンプレミス 環境から、 BusinessObjects on AWS に移行 § AWS の利用を決定してから実際の本番稼働までは、社内 稟議手続きを含めてもわずか1ヶ月程度で完了 “物理サーバの保守切れの時期が近付いている中、AWS を利用することによってインフラ設計期間が短縮 され、ツールの検討に十分な時間を割くことができました。現在、当社ではまだ AWS のほんの一部のサー ビスしか利用していませんが、AWS 採用によりコストメリットとスピード感は確実に改善されています。” http://aws.amazon.com/jp/solutions/case-studies/noevir/ • • ⼤大規模SAPランドスケープ 某顧客向け野村総合研究所様導⼊入事例例 全面的にAWSを利用したSAP基幹システムを設計・構築 EC2 79インスタンス、EBS容量合計58TB、SAPS値合計5万以上のシステムを導入 ⼤大規模な開発検証環境 三井情報株式会社様 • • • 多くのSAP環境を短期 間のスケジュールで準 備 初利用のSAP製品に 対するサイジングミス のリスクを最小限 本番カットオーバー後 のダウンサイジングに よるコスト削減 SAP ERPを中心として、SAP CRMやSAP BW、SAP BusinessObjects、SAP Business Planning and Consolidation、SAP BPM、Mobile等の 15製品、50インスタンスを1プロジェクトで利用 教育機関様でのSAP on AWS利利⽤用 (広島⼤大学様、東京理理科⼤大学様) • 教育機関様でもSAPを含め、システムをAWS上で稼働させる ケースが増えてきています。 その他⼤大規模事例例 • 1インスタンスで50,000SAPSを超え3TB規模 のDBの⼤大規模SAP ERPシステム All-‐‑‒in すべてのITをクラウドで 500台規模のプライベート 1000台以上のサーバーを 基幹システムをAWSに移⾏行行 クラウドを丸ごとAWSへ ほぼ全てをクラウドへ移⾏行行 その他の業務システムも 業務システムの全インフラを 5年年間で40%のコスト削減 順次AWSに移⾏行行 数年年かけてAWSに移⾏行行 SAP on AWS の効果的な使い⽅方 SAPインフラの典型的な課題 • GoLiveしてみたらサーバーの処理理能⼒力力が不不⾜足していた • 業務が⽌止まったら困る・・・ • ユーザーテストや教育⽤用の⼀一時環境を中々⽤用意できない・・・ • SAP ERPの延⻑⾧長保守が2020年年までとなったが、ハードウェアの⼊入れ 替えが発⽣生する • DRサイトを⽤用意したいが本番と同等の⾼高価なサーバーが必要 サーバーの処理理能⼒力力が不不⾜足 • AWSはサーバーのスペック変更更が容易易に!! サーバーのスペックを 簡単にあげられる 当然、スペックを下げコ ストダウンも可能 Scale Up EC2 Scale Down EC2 EC2 業務が⽌止まったら困る • インスタンス再起動でActiveスタンバイの代替が可能 従来のアクティブスタンバイ構成 AWSでの代替方法 ⼤大量量のリソース Active Node Failover Standby Node • 普段は利利⽤用しなくてもStandby Node の準備が必要 • Standby Nodeのメンテナンスも必要 再起動 • Standby Nodeの準備は不不要 • 当然、Standby Nodeの費⽤用やメンテナンス も不不要 ⾼高可⽤用化の松⽵竹梅 AWSの特徴を生かす AP データロストを最小 ダウンタイムは許容できない シングル / 多重化 多重化 多重化 多重化 DNS切り替え時間 極小(フェイルオーバー) RPO EBSの状態に依存 極小(レプリケーションのタイミング) 極小(レプリケーションのタイミング) 費用 中 高 シングル DB RTO 再起動(EC2+SAP) 低 ⼀一時環境が欲しい • システムをテンプレート化し好きな時に起動可能 パッチ適用 カーネル変更 チューニング エンジニア A テンプレート(AMI)から 一時環境をすぐに構築可能 検証 起動 業務担当者 AMI化 ユーザテスト AMI 部門の新人 教育 PRD ハードウェアリプレースから脱却したい • 物理理レイヤーはアマゾンが責任を持って⾯面倒をみます! 管理対象レイヤ 御社業務 運用範囲 御社業務 アプリケーション (ERP/BW/BPCなど) アプリ BASIS 自社運用 or 外注 汎用ミドルウェア (NetWeaver, HANA) サーバOS (RHEL, Windows) サーバ ストレージ 自社運用 or 外注 AWS DC・設備 インフラ ・業務よりの運⽤用に注⼒力力可能 ネットワーク オンプレ ・AWS Web管理理画⾯面より⼀一元管理理 ・物理理的な場所の制約薄 ・運⽤用/保守体制の統合化が⽐比較的容易易 ・コスト削減が可能 AWS 2020年年までもその後もHWの⼊入れ替えなしにお使いいただけます DRサイトを安価に⽤用意したい • AWSの各リージョンでSAPを⽴立立ち上げて頂けます GovCloud US West (US ITAR Region) US West US East (Northern California) (Oregon) AWS Regions AWS Edge Locations (Northern Virginia) South America (Sao Paulo) EU (Ireland) Asia Pacific Asia Pacific Asia Pacific Asia Pacific (Singapore) (Beijing) (Tokyo) (Sydney) AWSが提供するDR機能 • • • S3 Cross Region Copy CloudFormation/API 接続先の切切替(VPN/R53) Amazon Route 53 ユーザ様サイト DRサイトの維持費は、数万円程度度 (クラウドストレージの料料⾦金金) S3 VPC Tokyo Region Cross Region Copy Snapshot Backup S3 Restore VPC Singapore Region SAPインフラの典型的な課題 • GoLiveしてみたらサーバーの処理理能⼒力力が不不⾜足していた → スケールアップ、スケールダウンで必要なリソースを調達! • 業務が⽌止まったら困る・・・ → 障害があった場合はサーバー再起動で対処可能! • ユーザーテストや教育⽤用の⼀一時環境を中々⽤用意できない・・・ → テンプレートから好きな時にサーバーを起動可能! • SAP ERPの延⻑⾧長保守が2020年年までとなったが、ハードウェアの⼊入れ 替えが発⽣生する → ハードウェアレイヤはアマゾンがメンテナンスします! • DRサイトを⽤用意したいが本番と同等の⾼高価なサーバーが必要 → 待機サーバー不不要、世界10か所から好きな地域をDRサイトとして使えます! SAPインフラの典型的な課題が解決 TestDrive によるお試し利利⽤用 • 気になるソリューションを短期的に試せる http://aws.amazon.com/testdrive/japan/sap/ まとめ SAP on AWSの導入例からご理解いただけること 1. SAPシステム on AWSカスタマー数の増加 - 安心してお使いいただける実績(国内でも50以上) 2. 様々なSAP製品の利用 - HANAなどの最新技術への対応 - 気になるSolutionを短期で試せる 3. 大規模システムへのAWS活用 - 数万SAPSの大規模システム - 数十インスタンスの大規模ランドスケープ AWSを利用することで 安心・簡単・確実にSAPシステムの構築と運用が可能!! SAP と アマゾン で イノベーションを!! Q&A Any question? アンケートのご協力お願いいたします http://svy.mk/1rya5UI
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