発刊第 koisuru-Akita-shinbun 号 18 恋する秋田新聞 蔵と秋田。 恋する秋田新聞 December-January 2014-2015 18 vol. TAKE FREE vol.18 December-January 2014-2015 koisuru-Akita-shinbun 佐藤養助商店漆蔵資料館 旧石田理吉家 佐藤こんぶ店 増田の大地主だった小泉五兵衛の旧宅。現在は稲 庭うどん店に併設する資料館として利用されてい る。国登録有形文化財。 見学料/無料 開館時間/ 9:00 ~ 19:00 休日/月曜、年末年始ほか ☎︎ 0182-45-5430 戦前まで酒造業を営んでいた。県内でも珍しい木造 3 階建住宅で、 希少な木材が使用されている。市指定文化財。 見学料/ 300 円(20 人以上の団体はお一人様 240 円、高校生以 下無料) 開館時間/9:00~16:00 休日/月曜 (祝日の場合翌日) 、 12 月 29 日~ 1 月 3 日 ☎︎ 0182-45-5588 大正期から昆布販売業を営み、戦後、現在の場所で営業を 始めた。内蔵は、居住空間ではなく物資の収蔵を目的とし て造られたと思われる。 見学料/無料 開館時間/ 9:00 ~ 16:00 休日/不定休 ☎︎ 0182-45-3216 重 厚な蔵をバックに、朗らかな笑顔を見せる 一人の男性と、思わず口元を袖で隠して笑 うあきた舞妓たち。ここは、秋田県内陸南部に位置 する横手市増田町。 「まんさくの花」を代表銘柄と する日の丸醸造の蔵でのワンシーンだ。爽やかな笑 佐藤養助 漆蔵資料館 顔を見せるこの男性は、横手市長・髙橋大氏、若干 卍満福寺 (ころり地蔵) 38 歳。横手市議を2期務めたのち、市長選に出馬、 本町通り 見事当選を果たした新進気鋭の市長だ。 林旅館 旬菜みそ茶屋くらを(旧勇駒酒造) ●感恩講 平成 15 年まで勇駒酒造として営業。宝暦蔵と呼 ばれる酒の仕込み蔵がある。現在は飲食店として 活用されている。国登録有形文化財。 見学料/無料(予約制) 休日/水曜ほか ☎︎ 0182-45-3710 P まんが 美術館 佐藤三十郎家 P 佐藤多三郎家 戊辰戦争の際、御用金を献納した旧家。先々代当主が医院 を開業し昭和後期まで地域医療に貢献した。現在座敷蔵は 補修されている。市指定文化財。 見学料/ 200 円(予約制) 休日/不定休 ☎︎ 0182-45-2715 石直商店 升川商店(旧栄助商店) 日の丸醸造 横手市役所 升川商店(旧栄助商店) 国道342号 らしい奥ゆかしさを感じますね」 。 来年2月、この増田町であきた舞妓のイベントが 開催される予定(詳しくはあきた舞妓のホームペー ジをチェック http://akitamaiko.com)だ。夜の宴 席ではなく、日中のランチや、振る舞い酒を楽しみ ながら楽しめるイベントなので、若い世代の方や女 性にも気軽に楽しんでもらえる内容だ。真冬の雪深 い最中の蔵めぐりもまた、情緒あるもの。最も美し い真冬の2月、増田を訪れてみませんか? あきたまいこ◎本紙レギュラーコラムでもおなじみの「あきた舞妓」 。かつ て秋田市川反を盛り上げていた「川反芸者」の文化を復活させ、 「会える秋 田美人」というキャッチフレーズのもと、秋田の魅力を多くの人に伝えるべ く、県内だけでなく全国各地で活動を行っている。 ち あきた舞妓・千乃葉 の は ち お か 協力/日の丸醸造株式会社 ☎︎ 0182-45-2005 http://hinomaru-sake.com/ あきた舞妓・千緒花 横手市長・髙橋大 ち よ り あきた舞妓・千代鈴 増田のまちなみを 巡ってみませんか? 2 0 1 3 年に国の重要伝統的建造物群保存地区に 手市東南部、成瀬川と皆瀬川の 号線から 3 4 2 合流点に位置する増田町。美し い田園風景が広がる国道 中七日町通りへ入ると、伝統を感じさせ る建造物が建ち並ぶ。 「内蔵は増田商人の成功の証です」 。市の 担当者はそう話す。町中心部の中七日町 通りは、切妻造を主とする大型の店舗が 並んでいるが、その後ろには鞘と言われ る建物に覆われた「内蔵」という土蔵が 80 建てられている。黒漆喰で仕上げられた その扉や壁は建築後 年以上経つ現在も その輝きを失っていない。 古くから交通や経済の要衝だった増田 町。江戸後期から昭和初期、富を築いた 増田商人は、内蔵を建てるとともに主屋 以上にも及ぶ細長い構 を改築し、大型の店舗を構えていった。 その多くは 造で、蔵本体を雪から守る為に鞘建物で 覆っている。そのため、内蔵を外から見 ることができず、その存在を知るのは、 家族や家に関係するものだけの場合が多 かったという。 歴史的価値の高い商家の町並みは東北 でも数少なく、 年 月に国の重 要伝統的建造物群保存地区に選定され た。現在、 棟の伝統的建造物が一般公 開されている。長い歴史の流れのなかで 大きく形を変えることなく受け継がれて きた伝統文化と匠の技。 どこか懐かしく、 そして独特の存在感を持つ横手市増田。 その長い歴史に思いを馳せながら、増田 の町を歩いてみては? 12 50 m 日の丸醸造 増田唯一の醸造元。明治 41 年に建てられた文庫 蔵は豪華で繊細な装飾や意匠が際立つ。国登録有 形文化財。 見学料/無料(予約制) 休日/土・日・祝日 ☎︎ 0182-45-2005 選定された、横手市増田町。ここには往時の 他の座敷蔵とは違い、外蔵の中に座敷が設けられた珍しい 形態となっている。米蔵は現在カフェとして利用されてい る。 見学料/無料 開館時間/ 9:00 ~ 16:00 休日/ 1・11・21・31 日、不定休 ☎︎ 0182-45-3377 横 明治中期頃に建築されたとされる内蔵と、それに 繋がる 2 階建の接客棟、そして居住棟となる家 屋と外蔵が続いている。市指定文化財。 見学料/ 200 円 開館時間/ 10:00 ~ 16:00 休日/不定休 ☎︎ 0182-45-2042 「まちなみと内蔵」がいまも残っている。 笹原家宝蔵庵 笹原家宝蔵庵 ※すべて所有者の居住空間につき、公開できる範囲が限られています。 ※家屋により見学料金が異なります。 ※予約制の家屋には、直接電話にてご予約ください。 月山神社 谷藤家 谷藤家 2 0 1 3 らこそ、今でもこの姿を残している。そこに日本人 増田地域特有の間口が狭く奥行きが長大な短冊型。内蔵は 解体され、店舗と座敷、居住部が現在も使用されている。 国登録有形文化財。 見学料/ 200 円 開館時間/ 9:00 ~ 16:00 休日/不定休 ☎︎ 0182-45-2130 P 16 に建てるのではなく、ひっそりと屋内に造られたか 石直商店 増田庁舎 戦前に炭や雑貨を販売していた商家。 建築年代は、 妻部の小屋組や商店の開業時期などから大正後期 と考える。国登録有形文化財。 見学料/ 200 円 開館時間/ 10:30 ~ 16:00 休日/不定休 ☎︎ 090-2794-4204 横手市長、 佐藤多三郎家 マルシメ ●増田 小学校 明治初期に建築された。 外観は改装されているが、 母屋は伝統的な町屋形式。増田の蔵の中で最大級 の座敷蔵がある。国登録有形文化財。 見学料/ 200 円 開館時間/ 9:00 ~ 16:00 休日/不定休 ☎︎ 0182-45-2701 増田の商家建築の特徴である家屋配置を残し、 「トオリ」 が店舗から裏門まで一直線に伸びている。1 階の天井が高 い構造で採光を確保している。 見学料/ 200 円 開館時間/ 9:00 ~ 16:00 休日/不定休 ☎︎ 0182-45-2045 雪の季節に増田で、 旧村田薬局 北都銀行 佐藤三十郎家 豪華絢爛な蔵を、あえて財力を見せつけるように外 店舗は昭和 29 年に改修されているが、その構造や使用状 況から、増田地域の典型的な意匠を施した座敷蔵であるこ とが分かる。国登録有形文化財。 見学料/ 200 円 開館時間/ 9:00 ~ 16:00 休日/不定休 ☎︎ 0182-45-3160 山吉肥料店 秋田銀行● 江戸時代中頃、伊勢国より増田に移住し薬舗を開 業。11 代まで続いた増田最古の薬舗で、明治後 期に現在の場所に居を構えた。 見学料/ 200 円 開館時間/ 9:00 ~ 16:00 休日/不定休 ☎︎ 090-6457-3302 山吉肥料店 つの理由は、屋外に建てなかったことにあります。 あきた舞妓に会えるって 佐藤又六家 山中吉助商店 蔵が今でも美しく保存され、使われ続けているひと 山中吉助商店 ますだ保育園 (旧勇駒酒造) 中七日町通り ●増田幹部交番 旧村田薬局 旬菜みそ茶屋くらを 蔵の駅(旧石平金物店) て、 国の重要伝統的建造物群として選定されました。 本当ですか? 平和通り 明治前期に建築され、主屋の中に蔵が組み込まれ ているのが特徴。増田地区最古の店(見世)蔵が 現役で使用されている。国登録有形文化財。 見学料/ 200 円 開館時間/ 9:00 ~ 16:00 休日/不定休 ☎︎ 0182-45-3150 P 観光物産センター 残された明治から大正時代のまちなみが評価され 明治大正期に金物商などを営んだ石田家より横手市に寄 贈。現在は増田町の観光案内所兼物産販売所として運営さ れている。 見学料/無料 開館時間/ 9:00 ~ 17:00 休日/ 12 月 29 日~ 1 月 3 日 ☎︎ 0182-45-5311 旧石田理吉家 佐藤こんぶ店 佐藤又六家 「増田は、内蔵の町として知られ、その蔵とともに 観光物産センター「蔵の駅」 (旧石平金物店) たかはし・だい◎昭和 51 年 3 月 23 日生まれ。秋田県横手市十文字町出身。 秋田経済法科大学(現ノースアジア大学)経済学部卒業後、東京の商事会 社にて勤務。平成 16 年から旧十文字町議を務める。平成 17 年 10 月より、 市町村合併に伴う横手市議選に当選し、2期務める。平成 25 年 10 月より 横手市長。 vol.18 December-January 2014-2015 「石孫本店」がひっそりと佇んでいる。 石孫本店は安政2年(1885 年)に創業した。六代 目社長を務める石川裕子さんにお話を伺った。 「うちは機械がほとんどなくて、全て手作業で仕込 んでいます。道具も大正時代からのものを手入れし て使い続けているんです。私たちは小麦を炒るため に石炭を使っていますが、どうやら今では全国的に うちくらいになったようで… (笑) 。一般的には重油 バーナーを使うのだそうです。そう言われたら『石 炭で炒るという文化を残していかなくちゃいけない んじゃないか』という気持ちになって。今年、その レンガでできた窯を造り直しました。今まで約百年 使い続けてきたものを、この先百年使い続けられる ようにと」 。 麹を造る麹室の温度調節には、炭と藁を燃やして うず 埋み火にして麹室を温める。その手法も代々伝わっ て来たものだ。 ここには人の手で造ることでしか成し得ない、も の作りが今も残されている。清潔に保たれた蔵、道 古き良き蔵に宿る、刈穂の伝統。 昔ながらの手法を大切にしている味噌醤油醸造元 自然体の酒造りをこれまでも、これからも。 渡るとそこは湯沢市岩崎地区だ。ここに、 これまで百六十年、続けて来たのだから。 手市十文字町から車で約 10 分。皆瀬川を これからも百年、続けていけるように。 横 koisuru-Akita-shinbun 秋 田県大仙市神宮寺。刈穂酒造の裏手には、 雄大な雄物川が流れている。かつて水運を 利用した物流の拠点であったこの場所には、1850 そうめいかい 年(嘉永3年)に「滄溟海蔵」が建てられ、貯蔵蔵 として使われていた。その蔵を酒蔵として活用し、 酒造りを始めたのは 1913 年(大正2年)のこと。 この地域は原料となる酒米の栽培に適しており、冬 は寒冷で雪が多く、酒造りにぴったりの場所。蔵元 の伊藤洋平さんに、刈穂酒造のこだわりについて聞 いてみた。 「私たちは古くから伝わる酒造りの技術を大切にし ています。あくまでもオーソドックスで、自然体の 酒造りをしています。でも、その上で奇をてらわず に時代の流れを見極め『こんなお酒、飲みたいと思 うでしょう?』と、新たな提案をするような酒造り を続けています。それを 100 年続けてきたのが、 今の刈穂のスタイルなんです」 。 刈穂といえば、伝統の山廃仕込み、そして伝統の 酒槽しぼり。本当においしい酒を造るための手間と 技術を惜しまず、丁寧な仕事をする。その上で、新 しいことへの挑戦を惜しまない。蔵を訪れると、清 潔で美しいことに驚く。蔵人たちは、蔵に前向きな 具。それを大切に使い続けるという気概。 カスタマイズを少しずつ加え、絶えず進化させてき 精魂込めた手造りを重んじる蔵が、ここにある。 たのだ。刈穂の酒が刈穂の酒たる所以、それは蔵の 佇まいに表れている──。 歴史を感じさせる看板。創業間もない時代に作られたものと推測される。二 代目の夢枕に立った観音様の言葉から、重さを量る分銅に「仁」の文字を入 れることにし、それを醤油の商標とした(写真上) 。麹を造る「麹室」 。麹蓋 と呼ばれる木製の容器を使った製造方法を今も続けている。床の囲炉裏に炭 を入れ、天窓の開閉によって温度調節を行う(同中央右) 。人の背丈よりも 深さのある木桶で仕込む醤油。すべての桶のサイズが微妙に異なる(同中央 左) 。石孫本店では味噌と醤油、両方の醸造を行うため、10 月から 11 月、 2 月から 3 月に醤油、12 月から 1 月、4月から 6 月に味噌を仕込む。これ はそれぞれの麹菌が混じり合わないようにするためだ(同下右) 。これが作 りかえたレンガ造りの窯。石炭が真っ赤に燃えている(同下左) 。 刈穂蔵の全景。全体で 7 つの蔵がある (写真上) 。吟醸酒以上に使用する麹は、 それ専用の麹室で造られている (同中央左) 。最も古い蔵である 「滄溟海蔵 (そ うめいかいぐら) 」は現在、お酒の貯蔵に使われている(同中央右) 。刈穂と いえば「酒槽しぼり」 。この槽が6つあることから「六舟(ろくしゅう) 」と いう銘柄が誕生した。無理な圧力をかけず、丁寧にしぼられることで、力強 い味わいと香味のきめ細やかな刈穂らしい酒となる(同下) 。 大仙市 湯沢市 刈穂酒造○かりほしゅぞう 熟練した杜氏と新しい感性を持った若手蔵人、そして繊細な感覚を持った女 性蔵人。この3者の技術と感性が融合し、伝統的な手法ながら新しい味わい の酒が醸し出される。蔵敷地内には3つの井戸があり、天然のミネラルを含 む中硬水は、香味鮮やかなキレのある味わいの酒を造り出している。蔵見学 は1週間前までに Web サイトからの予約が必要だ。 大仙市神宮寺字神宮寺 275 ☎ 0187-72-2311 http://www.igeta.jp 石孫本店○いしまごほんてん 創業安政2年以来、 正真正銘の手造りによる味噌と醤油の製造を続けるため、 明治・大正期に建造された蔵を仕込みの場として使い続けている。効率化を 図ることより、伝統を後世に残すことも使命のひとつと考え、古来の手法に こだわっている醸造元。蔵人が五感を研ぎすませて肌で感じ、自然の力を借 りながら、石孫の味を守り続けている。 湯沢市岩崎字岩崎 162 ☎︎ 0183-73-2901 http://ishimago.main.jp/ 今 年 も 新 酒 が 始 まりまし た 。 発売中 出羽鶴 純米新酒生 新米初しぼり 今年の新米で、一番に仕込んだ純 米生原酒です。新酒らしいはつら つとした風味をお楽しみください。 原料米/めんこいな 精米歩合 /65% アルコール度数/16.0 ~16.9% 日本酒度/+2 酸度 /1.6 1 2月5日 発売 720ml/1,080円(税込) 1.8L/2,376円(税込) やまとしずく 純米吟醸にごり生 ユキノヤマト 地元で契約栽培した酒造好適米 『秋田酒こまち』 を使用。 しぼりた てそのままの新酒を火入れせず、 成分無調整で瓶詰めしています。 原料米/秋田酒こまち 精米歩合/ 55% アルコール度数/16.0~16.9 % 日本酒度/+ 2 酸度/1.9 720ml/1,543円(税込) 1.8L/3,087円(税込) 出羽鶴酒造 12月10日 発売 刈穂 純 米 新 酒 生 あらばしり 今年の新米「秋田酒こまち」で仕込 んだ、全量槽掛けしぼりの純米生酒。 槽口からほとばしり出る、新酒の豊 かな香味をお楽しみください。 原料米/秋田酒こまち 精米歩合/ 65% アルコール度数/17.0~ 17.9% 日本酒度/+3 酸度/1.6 720ml/1,296円(税込) 1.8L/2,592円(税込) 酒蔵開放 2015年3月7日(土)開催決定! 刈穂酒造の兄弟蔵、出羽鶴酒造にて 今年も皆様に感謝の気持ちを込めて、 酒蔵開放を開催いたします。詳細に ついては、発売元の秋田清酒Webサ イトをご確認ください。 ※ちなみに今回の酒蔵開放は 午前の部/10:30~12:30 午後の部/14:30~16:30 会費:1,000円(税込) 仕込みの見学の他、もちつき、酒粕 詰め放題、甘酒の振る舞い、新酒と ともに蔵で打つ蕎麦をお楽しみいた だきます。 ※酒蔵開放の日程は変更となる場合があります。 [ 出 羽 鶴・刈 穂・やまとしずく] 秋田県 大 仙 市 戸 地 谷 字 天ヶ沢 83- 1 T el /0187- 63- 1224 h t t p : //w w w . i g et a. j p vol.18 December-January 2014-2015 koisuru-Akita-shinbun で わ つ る PICK UP COLUMN 01. 白瀑/山本合名会社 県内有数の米どころ仙北平野に位置する、百年以上の歴史を持 つ蔵。蔵人たちの結束力と伝承の技で良質な酒造りを行う。 大仙市南外字悪戸野 81 ☎︎ 0187-74-2600 http://www.igeta.jp 秋田の魅力はひとつじゃない。秋田に恋するコラムページです。 天の戸杜氏の 恋する秋田弁 koisuru-Akita-BEN 明治 34 年創業。洗米をはじめとする全ての工程に白神山地か ら湧き出る天然水を使用。平成 22 年より全量純米蔵となった。 山本郡八峰町八森字八森 269 ☎︎ 0185-77-2311 http://www.shirataki.net/ 01 02 ひで き く す い 14. 秀よし/合名会社鈴木酒造店 02. 喜久水/喜久水酒造合資会社 03 元禄 2 年(1689 年)創業。秋田藩主佐竹候より『秀でて良し』 と激賞され、 「秀よし」の酒銘を賜る。 大仙市長野字二日町 9 ☎︎ 0187-56-2121 http://www.hideyoshi.co.jp/ 明治 8 年創業。鉄道用地下トンネルを貯蔵庫として使用した “ト ンネル地下貯蔵”は国の登録有形文化財に指定されている。 能代市万町 6-37 ☎︎ 0185-52-2271 http://kikusuisyuzo.com/ 04 05 06 おくしみず 15. 奥清水/株式会社高橋酒造店 明治 29 年、60 もの湧き水を有する美里町六郷に創業。酒蔵は 小さいながらも手造りにこだわり、品質管理の徹底に努めている。 仙北郡美郷町六郷字宝門清水 72-13 ☎︎ 0187-84-1201 http://www.egao-okusimizu.com/ 07 23 13 12 11 18 はるかすみ あざくら 明治 19 年創業。酒蔵は蔵人たちが効率よく酒造りに取り組め るよう動線設計され、酒造りに注力できる環境を整えている。 横手市大沢字西野 67-2 ☎︎ 0182-32-0126 http://www.azakura.co.jp/ あ ま の と 18. 天の戸/浅舞酒造株式会社 大正 6 年創業。豪雪の冬期には雪で酒蔵全体が覆われる。地 元で穫れた酒米と敷地内の湧き水を使った酒造りが特徴。 横手市平鹿町浅舞字浅舞388 ※1月は蔵の見学はできません。 ☎︎ 0182-24-1030 http://www.amanoto.co.jp/ 見学できる 酒・味噌・醤油蔵 あきたばれ 06. 秋田晴/秋田酒造株式会社 明治 41 年創業、昔ながらの造り酒屋。創業時からの古い土蔵 造りの仕込庫は家付き酵母に満ち、 独自の酒風を醸成している。 秋田市新屋元町 23-28 ※蔵公開はイベント時のみとなります。 ☎︎ 018-828-1311 http://www.akitabare.jp/ ゆきのぼうしゃ 07. 雪の茅舎/株式会社齋彌酒造店 冷 降 雪 の 気 候、 お い し い お 米、 良質な水源を有する秋田に昔か また、味噌・醤油づくりにも麹は欠か せない。各蔵元ではその土地ならではの 気候風土をいかして、代々受け継がれて きた伝統の技と蔵人の研ぎすまされた感 性で、長く愛されるふるさとの味を生み 出している。 酒蔵、味噌蔵、醤油蔵、いずれも見学 できる蔵元が多く、普段なかなか見るこ とのできない製造工程を眺めながら、蔵 人たちの酒造りに対する想いや、もろみ から漂う豊かで甘い香りを体感すること 安政 2 年(1855 年)創業の味噌醤油醸造元。明治・大正期 に建造された蔵は、現在も仕込みの場として使われている。 湯沢市岩崎字岩崎 162 ☎︎ 0183-73-2901 http://ishimago.main.jp/ ができる。本格的な冬を迎えるこれから 大正 6 年(1917 年)創業。じっくり熟成させた 7 種類の味 噌と 8 種類の醤油、つゆなどを製造販売している。 由利本荘市石脇字石脇 8 ☎︎ 0184-22-0041 http://www.chuokai-akita.or.jp/shop/omiso/yamakichi/info.html 名水と良質米、高度な技術によって酒造りを続けている。本社 蔵の他に、最新鋭の設備をそなえた御所野蔵もある。 秋田市川元むつみ町 4-12 ☎︎ 018-864-7331 http://www.takashimizu.co.jp/ 寒 ら根付いてきた「発酵文化」 。蒸した米 に麹菌を繁殖させて米麹をつくり、多種 多様な発酵食品づくりに役立ててきた。 じまり、 月〜 月にかけた厳寒期に最 その代表格が日本酒だ。秋田の酒造り は 月頃、冬の到来とともに仕込みがは 盛期を迎える。雪に覆われた低温の蔵の 中でじっくりと熟成させることが、上品 な甘味や旨味、軽快な後味を持つ「秋田 の美酒」を生み出す。現在、秋田県には 23. ヤマキチ味噌醤油醸造元 が、蔵見学に最もおすすめの時期。寒い 内蔵は江戸時代に、仕込み蔵は明治初期に建築。手造り醸造と 蔵付酵母菌との調和が醸し出す味は、 数々の受賞実績を上げる。 湯沢市田町 2-1-11 ☎︎ 0183-73-3155 http://www.fukukomachi.com/ からといって家に閉じこもってはいられ 同じ釜の飯を食べる。 2 ふくこまち ない。秋田の冬旅は、ぜひ蔵見学と伝統 あきた舞妓を 復活させる 事業をする 女社長日記 秋田の風はすっかり冷たくなりま し た。 少 し ず つ、 厳 し い 寒 さ の 訪 れ を 感 じ る 今 日 こ の 頃 で す。そ し て、あっという間に、あきた舞妓デ ビューから早くも4か月が経とうと しています。 最近、私と舞妓たちのブームと言 えば、 「同じ釜の飯を食う」ことで す。京都の舞妓さんは「置屋」と呼 ばれるところに入り、全ての生活は 置屋のお母さんに管理してもらうの が習わしとなっています。この習慣 から、 “お母さん”と“舞妓”の間 には、 本当の親子のような絆ができ、 信頼関係が築かれ、舞妓さんにも、 舞妓とは何たるかの意識が生まれる ということを聞き、そして実際に見 て感じてきました。だからこそ、私 はこの関係性をどうにか「あきた舞 妓」 と築くことはできないかと思い、 この習慣を始めてみました。 愛情を込めて作る。それを、あり がたみを持って食す。 それによって、 おもてなしの心を養うこと、そして 彼女たちにとっても、花嫁修行とな ることでしょう。 ※注意:お嫁に出すつもりは一切 ありません! * * * * さて、今回であきた舞妓コラムは 終わりです。引き続き、あきた舞妓 フェイスブックにて連載していく予 定です。 皆様の「いいね!」をお待ちして おります。 それではごきげんよう──。 ] https://www. [あきた舞妓 facebook.com/akitamaiko.sen あきた舞妓、 12 11 22. 福小町/株式会社木村酒造 24. 有限会社石孫本店 No.4 39 の酒蔵があり、蔵人による情熱あふれ 昔ながらの手造り蔵“雄勝蔵”と、 完全自動化された“御嶽蔵” が存在し、 「美酒爛漫」の端麗な味わいを生み出している。 湯沢市大工町 4-23 ☎︎ 0183-73-3161 http://www.ranman.co.jp ※各蔵毎に定休日が異なります。 ※見学予約制の蔵もあります。事前に各蔵へお問い合わせください。 る酒造りが行われている。 「秋田の人は らんまん 21. 爛漫/秋田銘醸株式会社 たかしみず 05. 高清水/秋田酒類製造株式会社 米どころ秋田には、おいしい日本酒・味噌・醤油がある。 その味を生み出すのは、歴史ある蔵と、 そこで情熱を傾ける蔵人たち。 この冬は秋田の蔵元を訪ねて、 伝統の食文化に触れてみませんか? の発酵食品を体験してほしい。 森谷康市(もりやこういち)●秋 田県横手市平鹿町にある浅舞酒造 「天の戸」の杜氏。大学卒業後、家 業である農業を継ぐ。昭和 59 年に 中学の同級生であった後に蔵元に なる故・柿﨑秀衛氏に誘われ釜屋 として入蔵。以降、夏は米、冬は 酒蔵での酒造りを行っている。著 書に『夏田冬蔵 新米杜氏の酒造り 日記』 (無明舎出版)がある。 明治 7 年創業。4 つの蔵と母屋が秋田県で最初に国の登録有 形文化財に指定された。 “低温長期醸造法”を独自開発。 湯沢市前森 4-3-18 ☎︎ 0183-73-3143 http://www.ryozeki.co.jp/ 明治 12 年に味噌・醤油の醸造業として創業。大正 2 年より酒 造業に着手。歴史あるレンガ造りの蔵が建ち並ぶ。 潟上市飯田川飯塚字飯塚 34-1 ☎ 018-877-2100 http://www.kodamajozo.co.jp/ 21 22 酒好きが多い」のは、それほどおいしい 20. 両関/両関酒造株式会社 たいへいざん 04. 太平山/小玉醸造株式会社 20 はな りょうぜき 19 24 19. まんさくの花/日の丸醸造株式会社 元禄 2 年(1689 年)創業の由緒ある酒蔵。敷地内には内蔵と して文庫蔵が遺されており、豪華で繊細な装飾が際立っている。 横手市増田町七日町 114-2 ☎︎ 0182-45-2005 http://hinomaru-sake.com/ 300 年以上の歴史を誇り、上酒蔵・下酒蔵・事務所・住宅の 4 カ所が国の登録有形文化財に指定されている。 南秋田郡五城目町字下タ町 48 ☎︎ 018-852-4130 http://www.fukurokuju.jp/ 17 08 16. 春霞/合名会社栗林酒造店 17. 阿櫻/阿桜酒造株式会社 14 15 16 09 明治 7 年、清水の里・六郷の地に創業。 “一本蔵”と呼ばれる 仕込み蔵は、トンネルのように続き全長 100m に及ぶ。 仙北郡美郷町六郷字米町 56 ☎︎ 0187-84-2108 http://harukasumi.com/ ふくろくじゅ 03. 福禄寿/福禄寿酒造株式会社 10 日本酒を味わっているからだろう。 としてご飯をかき込んでいた。学校でも家でもそんな具合だっ た か ら、 あ の 頃 の こ と を 思 い 出 す と 自 戒 の 念 を 含 め て、 な ん だか心の奥がヒリヒリする。 「まめで あれから五十年。今、巷には秋田弁が溢れている。 ら が 」 と い う 名 の 道 の 駅、 「 あ ば だ ら け 」 と い う 名 の 直 売 所。 私は小学校の頃の行き過ぎた標準語教育で秋田弁は絶滅寸 県のポスターには「あんべいいな」…挙げるとキリがない。 前 だ と 思 っ て い た。 し か も 標 準 語 と 引 き 換 え に 秋 田 弁 だ け で な く、 秋 田 県 人 の 心 意 気 と プ ラ イ ド ま で 無 く し た の で は な い かと、かなり真剣に考えていたのだ。 し か し、 秋 田 弁 は 無 く な っ て い な か っ た。 秋 田 県 人 の 心 意 気 と プ ラ イ ド も「 熾( お き ) 」 と な っ て し っ か り 残 っ て い た。 県 内 は も と よ り、 県 外 の 人 た ち か ら の「 秋 田 い い ね 」 の 風 を うけてバチバチと燃え上がってきたのかもしれない。 やはり、秋田弁でなければ言い表せないものがある。「握り 飯」と「握りまんま」は違うし、 「 ゼ ン マ イ の 煮 付 け 」 と「 ゼ ンメの煮づけっこ」もそうだ。 「おいし そして、秋田弁でなければ伝わらない感情がある。 い 」 で は 伝 わ ら な い「 あ や、 う み ゃ ご ど 」 が あ る。 「切ない」 では伝わらない「せづね」気持ちがある。 心 の 中 で 真 剣 に 考 え る と き、 そ し て 本 音 で 相 手 に 話 を す る ときやはり言語は秋田弁だ。シンプルな言葉こそ心に刻まれ、 相手に伝わるはずだ。 も ち ろ ん あ き た 舞 妓 さ ん に「 一 杯 あ が っ て た ん せ( 一 杯 ど うぞ) 」なんて言われたら最高。秋田弁にも上品な言葉遣いが いっぱいあるのだ。 「お客様へのおもてなし料理」という標準語、 上品と言えば、 「お客さんへのもてなし料理」のほうが伝わると思うな。 ) 【其の十三】『 一杯あがってたんせ (一杯どうぞ』 私 が 小 学 校 に 入 っ た 年、 東 京 オ リ ン ピ ッ ク が 開 催 さ れ た。 1 9 6 4 年 の こ と だ。 学 校 の 視 聴 覚 室、 木 の 扉 の つ い た 白 黒 テ レ ビ で 入 場 行 進 を 見 た。 そ の こ ろ 東 京 は か な り 多 く の 秋 田 県人を吸い込んでいたようだ。集団就職で「金の卵」と呼ばれ、 中 学 を 出 た ば か り で、 学 生 服 を 着 て 就 職 列 車 に 乗 り 込 む。 親 父さんたちは秋の刈り入れもそこそこに家を離れて春まで建 そ こ で 悲 し い か な 問 題 に な っ た の が「 秋 田 弁 」 。東京で通 設の飯場ぐらしだった。 じ な い。 通 じ な い か ら 口 を つ ぐ ん で し ま う。 き っ と 言 葉 の こ とで悔しい思いや悲しい経験をした人たちも多かっただろう。 学 校 で は「 標 準 語 教 育 」 に 力 を 入 れ る よ う に な っ た。 そ の 効 果 は あ っ た も の の、 残 念 な こ と も あ っ た と 思 う。 例 え ば 私 の 通 っ た 小 学 校 で は 教 室 の 後 ろ に「 良 い 言 葉 を 使 い ま し ょ う 」 と い う タ イ ト ル の 棒 グ ラ フ が 貼 ら れ て い た。 標 準 語 が「 良 い 言葉」 、方言は「悪い言葉」とみなされた。学校で秋田弁を使 うと、名前の上に×を積み上げていくというものだった。 普 段 は、 先 生 の い な い 休 み 時 間 ま で「 お 利 口 さ ん 」 に し て い る と 友 達 か ら 疎 ま れ た が、 こ の 棒 グ ラ フ の せ い で 休 み 時 間 も気が抜けない。なかには 「今日学校終わったら何して遊ぶ?」 の 誘 導 尋 問 で 罠 を か け ら れ、 「 ザ ッ コ 釣 り( さ か な つ り ) 」と 条 件 反 射 で 答 え て し ま う と「 ○ ○ く ん、 悪 い 言 葉 使 っ た!」 こ の「 悪 い 言 葉 退 治 」 は、 学 校 だ け に と ど ま ら ず、 家 の 生 とバツを付けられるという友達もいた。 活 に ま で 及 ん だ。 家 の 中 は す べ て が ネ イ テ ィ ブ の 秋 田 弁。 じ い さ ん が「 あ ー 腹 へ っ た。 ま ま に す る べ 」 と 言 う と、 す か さ ず「 あ っ、 じ い ち ゃ ん 悪 い 言 葉 使 っ た。 あ ー お な か す い た。 ご 飯 に い た し ま し ょ う だ よ 」 と 知 っ た か ぶ り で 話 す と「 六 十 年も使ってきた言葉、 どこが悪い言葉だ」と、 じいさんはむすっ F B しらたき 13. 出羽鶴/出羽鶴酒造株式会社 明治 35 年創業。高低差 6m の“のぼり蔵”は酒造りの工程を 考慮した構造となっている。国の登録有形文化財。 由利本荘市石脇字石脇 53 ☎︎ 0184-22-0536 http://yukinobousha.jp/ ひらいづみ 08. 飛良泉/株式会社飛良泉本舗 長享元年(1487 年)創業の東北では最も古い歴史を持つ酒蔵。 山廃仕込みで造られるその味は酸味が強く特徴的だ。 にかほ市平沢中町 59 ※ 12 月は蔵の見学はできません。 ☎︎ 0184-35-2031 http://www.hiraizumi.co.jp/ てんじゅ 09. 天壽/天寿酒造株式会社 創業以来 130 余年の伝統と、鳥海山の伏流水から造り出され る「美酒 天寿」 。常に品質の向上に挑戦し続けている。 由利本荘市矢島町城内字八森下 117 ☎︎ 0184-55-3165 http://www.tenju.co.jp/ ちよみどり 10. 千代緑/有限会社奥田酒造店 300 有余年もの長い歴史を誇る酒蔵。重厚な面持ちの貯蔵庫、 全面板張りの麹室、 蔵を支える梁は圧巻。国の登録有形文化財。 大仙市協和境字境 113 ☎︎ 018-892-3001 http://www.chiyomidori.com/ ふくのとも 11. 福乃友/福乃友酒造株式会社 初代当主福田秀一と、杜氏高橋友五郎の氏名から一文字ずつと り「福乃友」と命名。雪国ならではの環境のもと酒造りを行う。 大仙市神宮寺本郷野 82-6 ☎︎ 0187-72-4141 http://www.fukunotomo.co.jp/ かりほ 12. 刈穂/刈穂酒造株式会社 酒名「刈穂」は百人一首の最初の歌に由来する。刈穂蔵には酒 を搾る昔ながらの六槽の酒槽があり、 香り高くキレのある酒質。 大仙市神宮寺字神宮寺 275 ☎︎ 0187-72-2311 http://www.igeta.jp vol.18 December 2014 あきた美彩館 あったかフェア ショップ 2 (火) 3 (水) 4 (木) 5 (金) 6 (土) ダイニング PICK UP! 7 (日) 8 (月) 9 (火) 10 (水) ショップ 11 (木) ダイニング あきた酒っこフェスタ 1日(月)〜20日(土) 1日(月)〜3日(水) 今年一年の感謝を込めて、お歳暮に秋田の稲庭うどん、きりたん ぽはいかがですか? 秋田自慢のおいしさは、皆に喜ばれること 間違いなし! ふるさとの逸品をぜひ、お届けください。 あきた美彩館毎月恒例の地酒飲み放題イベント! 秋田の純米酒 3 銘柄がお一人様 1,000 円で二時間飲み放題! 自慢の酒を思 う存分味わって、お気に入りの銘柄を探してみてください。 ショップ 12 (金) 13 (土) 14 (日) 15 (月) 16 (火) ショップ やっぱり、 きりたんぽ! お正月の準備は秋田のうんまいもの! 8日(月)〜19日(金) 22日(月)〜31日(水) 秋田のおいしいきりたんぽ鍋はいか がですか? たっぷりご家族用と、 ちょこっと手軽なお一人様用、ご希 望のセットをお選びください。 米どころ秋田のお餅はおいしいです よ! 定番の昆布巻、秋田ならでは のとうふかすてらやとうふ巻で、味 も縁起も良いお正月を迎えませんか。 17 (水) 18 (木) 19 (金) 13日(土) 1日(月)〜31日(水) 23 (祝・火) 毎月第二土曜日は、旬を楽しむ美彩 館マルシェ! 秋田のおいしい果 物、野菜をたくさんご用意して、お 待ちしております。 レアな銘柄の地酒を、期間限定、数 量限定で販売。地酒 3 銘柄の飲み比 べも実施しております。早い者勝ち なので、お早めのご来店を! 24 (水) ショップ 25 (木) 26 (金) そばタベクラーベの会 20日(土)〜26日(金) 5日(金) 28 (日) 希少な赤そばを含む、仙北市産の手 打ちそば 3 品種を味わえます。予約 制、入れ替え制で同日 2 回限定の開 秋田音頭にも歌われている檜山納豆。 「これを一度食べたら他の納豆は食べ られない!」というお客様が続出で す! ぜひ、一度お試し下さい。 30 (火) 31 (水) 催です。ご予約はお早めに! ショップ 29(にく)の日 なまはげ夜会 20日(土)〜31日(水) 25日(木)〜26日(金) 29日(月) 酒のくに・秋田にはうんまいお酒がた くさんあります。この時期だからこそ、 いつもより少し贅沢な日本酒で乾杯し てみてはいかが? なまはげを目の前でご覧になりなが ら、秋田の食材をご堪能ください。 なまはげ夜会限定の特別メニューを ご用意しております。 毎月 29 日は 29(にく)の日! 比 内地鶏、桃豚など、秋田県産銘柄肉 のメニューをお値打ち価格でご提供 します。秋田のお肉をこの機会に! PICK UP ITEMS あきた美彩館で買えるオススメ商品 木村屋商店 かんたん!きりたんぽ鍋セット とまと大福 食べやすくカットされたきりたんぽと比内地鶏 スープのセット。レンジで温めるだけで、本格的 なきりたんぽ鍋が一人分手軽に味わえます! 水を一切加えずにトマトジュースのみで餡を練 りました。中心のトマトジャムを餡で包んだ大 福です。程よい甘みと酸味をお楽しみください。 東京で流行っている秋田のもの 第4回 き 秋田ニューバイオファーム 29 ダイニング ダイニング 年末年始には秋田の日本酒! 29 (月) (にく) の日 納豆は檜山納豆! 27 (土) ダイニング なまはげ夜会 限定レア地酒フェア 年末年始には秋田の日本酒! 22 (月) 美彩館マルシェ お正月の準備は秋田のうんまいもの! ダイニング 納豆は檜山納豆! 20 (土) 21 (日) ショップ 美彩館マルシェ お歳暮には稲庭うどん・産直きりたんぽ! やっぱり、きりたんぽ! ショップ PICK UP! 限定レア地酒フェア 1 (月) ダイニング あきた酒っこフェスタ そばタベクラーベの会 monthlY event calendar お歳暮には稲庭うどん・産直きりたんぽ! 12 koisuru-Akita-shinbun 「鍋」 りたんぽ鍋、しょっつる鍋、山の芋鍋、 いていないから、都会ではそれが悩みどころ。 石焼鍋、熊鍋、なんこ鍋…秋田の鍋は 美彩館のお客様にはそんなこだわり鍋奉行の とっても種類豊富。スーパーにはいろいろな 方がいっぱい。皆さんのこだわりが、きりた 鍋の素が並び、鍋料理の進化が止まりません。 んぽ鍋を守っているんですね。 美彩館でもきりたんぽ鍋やしょっつる鍋など 美彩館には旬のせりが入荷され、きりたん をご紹介していますが、お客様の鍋に対する ぽのご注文も増えてきました。年末年始に家 こだわりを日々感じています。特に、きりた 族で囲む鍋料理は、大切な思い出となります。 んぽ鍋のせりへのこだわりが一番! せりは そんな鍋にこだわりたいのは、世界中どこだっ せりでも「根っこがついているせり」 。これが て同じなのかもしれません。秋田県内でも地 ないと、きりたんぽ鍋が成立しないんです。 域の特産を生かした、さまざまな鍋がありま ご存知でしたか? す。鍋の数だけ温かな気持ちになれるとした 美彩館ではお盆の時期も、きりたんぽが人 ら、思い出のつまったおいしい鍋があるとし 気です。皆が集まる時は夏でもきりたんぽ鍋。 たら、嬉しいですね。こだわりのきりたんぽ ただし、秋田のせりは冬が旬なので夏は出回 鍋で、みんなあったまれ~。 りません。また、秋田のせりでないと根がつ 店長 兼子 美彩館会員募集 東京都港区高輪4丁目10 - 8 ウィング高輪WEST-Ⅲ 1階 営業時間/11:00~23:00<ランチ>11:00~16:00(LO 15:30) <ディナー>16:00~23:00(フードLO 22:15 ドリンクLO 22:30) お問合せ/TEL 03-5447-1010 FAX 03-5447-5676 ダイニング 予約専用/TEL 03-6450-3030(受付は14:00~) 店休日/元旦(1月1日) 産地直送のお米やきりたんぽセットなどがお得に購入できる美彩館会員を大募集してお ります。ショッピングやダイニング利用でさらにポイントが加算され、満点時にはサー ビス券となります。 また会員様は 3,000 円以上のお買い物で都内(関東近郊)への無料 ※それ以外の地域への配送は特別料金にて対応いたします。 配送サービスも実施中です。 あきた美彩館オンラインショップ営業中! 恋する秋田新聞 2014 年 12 月・2015 年1月号 発行・制作・著作:ノリット・ジャポン株式会社 〒 010 -0951 秋田県秋田市山王五丁目 14-2-2F ☎ 018-874-7547 http://www.norit.jp Cover Illustration = Takayuki Ryujin http://takayukiryujin.com
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