中堅・中小企業への橋渡し研究開発促進事業

平成26年度地域科学技術振興に係る施策説明会
(多府省連携フォーラム)
経済産業省の施策について
平成27年3月3日
関東経済産業局
目次
1.ものづくり・商業・サービス革新補助金
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.2
2.中堅・中小企業への橋渡し研究開発促進事業
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.4
3.商業・サービス競争力強化連携支援事業
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.6
4.創業・第二創業促進補助金
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.13
1
1.ものづくり・商業・サービス革新補助金
2
ものづくり・商業・サービス革新補助金
平成26年度補正予算案額
1,020.4億円
事業の内容
関東経済産業局 産業技術課
048-600-0236
事業イメージ
事業目的・概要
 国内外のニーズに対応したサービスやものづくりの新事業を創出するため、
認定支援機関やよろず支援拠点等と連携して、革新的な設備投資や
サービス開発・試作品の開発を行う中小企業を支援します。
成果目標
 事業終了後5年以内に事業化を達成した事業が半数を超えることを目
指します。
条件(対象者、対象行為、補助率等)
 認定支援機関の全面バックアップを得た事業を行う中小企業・中小企業
による共同体で、以下の要件のいずれかを満たすこと。
1.革新的なサービスの創出
「中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドライン」で示された方法
で行う革新的なサービスの創出等であり、3~5年計画で、「付加価値額」
年率3%及び「経常利益」年率1%の向上を達成できる計画であること。
2.ものづくりの革新
「中小ものづくり高度化法」に基づく特定ものづくり基盤技術を活用した画
期的な試作品の開発や生産プロセスの革新であること。
3.共同した設備投資等による事業革新
複数の企業が共同し、ITやロボット等の設備投資により、革新的な試作
品開発等やプロセスの改善に取組むことで、共同事業者全体で「付加価値
額」年率3%及び「経常利益」年率1%の向上を達成できる計画であること。
1.革新的なサービスの創出(補助率 2/3)
(1)一般型 補助上限額:1,000万円
(例)水洗いとドライクリーニングの長所を併せた洗浄方法を可能とす
るドラム式洗濯機を開発し、クリーニングが困難な高級衣料のケ
アサービスを提供する。
(2)コンパクト型 補助上限額:700万円
設備投資を伴わない革新的サービスの開発費用を補助。
(例)高齢者世帯とその家族等をつなぐシステムをクラウド上に構築。
高齢者の生活データを蓄積・解析することで、暮らしに配慮した
見守り体制を構築する。
2.ものづくりの革新(補助率 2/3)
補助上限額:1,000万円
(例)医療カテーテル・内視鏡等の精度を向上させるため、マイクロモー
ターに使用される部品を世界最小クラスまで小型化するための試
作開発を行う。
※1.(1)及び2.については設備投資が必要。また、設備投資以外に充て
られる補助限度額は500万円とする。
3.共同した設備投資等による事業革新(補助率 2/3)
補助上限額:共同体で5,000万円(500万円/社)
国
補助(2/3)
基金造成
民間団体等
中小企業等
※3.について、一定の条件を満たす共同体は、ベンチャー企業など創業間も
ない企業や小規模事業者の申請書類を簡素化。
3
<補助事業の概要①>
【補助対象事業者】
日本国内に本社及び開発拠点を有する中小企業者
※ただし、みなし大企業は除きます。
【補助対象事業】
一般型
【革新的サービス】
・補助上限額:1,000万円
・補助上限額:700万円
・補助率:2/3
・補助率:2/3
・設備投資が必要
・設備投資不可
・補助上限額:1,000万円
【ものづくり技術】
コンパクト型
・補助率:2/3
◇成長分野型(上限1,500万円)の募集は
ありません。
◇コンパクト型(700万円)は小規模事業者
以外も申請可能です。
・設備投資が必要
・補助上限額:共同体で5,000万円
(500万円/社)
◇成長分野型(上限1,500万円)、小規模
事業者型(上限700万円)の募集はありま
せん。
◇設備投資無しの申請はできません。
・補助率:2/3
【共同設備投資】
・設備投資が必要
(「機械装置費」以外の経費は、事業管理者の
「直接人件費」を除き補助対象経費として認めて
おりません)
◇平成26年度補正より新設。
◇例えば、6社で共同体を形成した場合、
500万円×6社=3,000万円
が補助上限。
4
<補助事業の概要②>
補助対象経費の区分
機械装置費
原材料費
直接人件費
技術導入費
外注加工費
委託費
知的財産権等関連経費
運搬費
専門家経費
雑役務費
クラウド利用費
補助率
補助上限額
補助下限額
【革新的サービス】
一般型
1,000万円
コンパクト型
700万円
補助対象経費の
3分の2以内
【ものづくり技術】
1,000万円
100万円
【共同設備投資】
5,000万円
(500万円/社)
【事業期間】交付決定日~平成28年6月30日(木)まで
※事業の詳細は公募要領をご確認ください。
※公募要領等は各地域事務局のホームページに掲載されています。
http://www.chuokai.or.jp/link/link-01.htm
5
<応募手続き等の概要>
【募集期間】平成27年2月13日(金)~ 5月8日(金)〔当日消印有効〕
※採択は平成27年6月中の予定
【提出先(お問合せ先)等】補助事業の主たる実施場所を担当する地域事務局
区分
名称
〒
所在地
電話番号
茨城県地域事務局
茨城県中小企業団体中央会
310-0801
水戸市桜川2-2-31 ミトコンチェルトビル
029(300)1350
栃木県地域事務局
栃木県中小企業団体中央会
320-0807
宇都宮市松が峰1丁目3-15 富士火災宇都宮ビル5F
028(678)2323
群馬県地域事務局
群馬県中小企業団体中央会
371-0026
前橋市大手町3-3-1
027(225)8000
埼玉県地域事務局
埼玉県中小企業団体中央会
330-8669
さいたま市大宮区桜木町1-7-5 大宮ソニックシティ10F
048(783)2861
千葉県地域事務局
千葉県中小企業団体中央会
260-0015
千葉市中央区富士見2-22-2 千葉中央駅前ビル5F
043(223)7707
東京都地域事務局
東京都中小企業団体中央会
104-0061
東京都中央区銀座2-10-18 東京都中小企業会館3F
03(6264)1481
03(6228)4514
神奈川県地域事務局
神奈川県中小企業団体中央会
231-0015
横浜市中区尾上町5-80 神奈川中小企業センター12F
045(263)8210
新潟県地域事務局
新潟県中小企業団体中央会
951-8133
新潟市中央区川岸町1-47-3 新潟県経営者協会2F
025(211)8091
長野県地域事務局
長野県中小企業団体中央会
380-0936
長野市中御所岡田131-10 長野県中小企業会館4F
026(228)1171
山梨県地域事務局
山梨県中小企業団体中央会
400-0035
甲府市飯田2-2-1 山梨県中小企業会館4F
050(6861)9988
静岡県地域事務局
静岡県中小企業団体中央会
420-0853
静岡市葵区追手町44-1 静岡県産業経済会館5F、7F
054(251)8895
054(255)5900
6
2.中堅・中小企業への橋渡し研究開発促進事業
7
中小企業庁 技術・経営革新課
産業技術環境局 技術振興・大学連携推進課
03-3501-1816
03-3501-1778
関東経済産業局 産業技術課
048-600-0237
中堅・中小企業への橋渡し研究開発促進事業
平成26年度補正予算案額
14.2億円
事業の内容
事業イメージ
事業目的・概要
 中堅・中小・ベンチャー企業は、大企業が参入しないようなニッチマー
ケットなどにおいてもリスクを取りつつ、機動的に事業化を図るなど、イノ
ベーションの創出への貢献が期待されています。
 他方、中堅・中小・ベンチャー企業は特定の優れた技術を有していて
も、事業化を目指すためにはそれのみでは不十分なことがあります。こ
のため、優れた基盤技術等を有する機関がその技術を中堅・中小・ベ
ンチャー企業に橋渡しすることにより、実用化を促進することが重要とな
ります。
中堅・中小・ベンチャー企業と橋渡し研究機関との
共同研究への助成
・補助率
・補助額
・補助対象
:2/3以下
:上限1億円/年
:中小企業(資本金3億円以下)
又は中堅企業(売上1000億円以下)
と橋渡し研究機関の共同研究
 具体的には、中堅・中小・ベンチャー企業が、革新的な技術シーズを
事業化に結びつける「橋渡し」機能を有する機関(以下、橋渡し研
究機関)の能力を活用して、共同研究を実施する際に、NEDOが支
援します。
基礎研究
基礎研究
実施機関
応用研究
橋渡し研究機関
成果目標
 橋渡し研究機関の活用により、中堅・中小企業における技術力向上や
生産方法の革新等を実現することにより、事業完了から3年後に新技
術の実用化達成率が3割になることを目指します。
条件(対象者、対象行為、補助率等)
交付金
国
補助
NEDO
共同研究を実施する
民間企業等
実証研究
橋渡しを担う公的研究機関
・受託研究等企業からの資金受入
を重視
・産業の将来ニーズ等を反映した
研究テーマ設定
・受託研究に当たって知財契約を締
結するなど知財を活用する仕組み
を構築
事業化
中堅・中小・
ベンチャー企業
橋渡し研究機関と中小・中
堅・ベンチャー企業との共同
研究を促進することによりイノ
ベーションを推進
8
3.商業・サービス競争力強化連携支援事業
9
平成27年度予算案事業
新しいサービスの開発
サービス生産性向上支援
に取り組む方
商業・サービス競争力強化連携支援事業
産学官・異業種分野の事業者との連携を通じて行う新しいサービス開発の
取組を支援します。
最大で初年度3,000万円(補助率:2/3)の補助が出ます。
・サービス開発に係る経費(機械装置費、人件費、マーケティング調査費等)に使えます。
・最大2年間継続して支援します。ただし、各年度毎に補助金の交付申請が必要となります。
また、2年目は初年度と同額を上限とする補助になります。
<要件>
・産学官で連携して行う事業で、「新事業活動促進法」に基づく「異分野連携新事業分野開拓計画」の
認定を受け、下記のいずれかを満たす取組を支援します。
(1) 「中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドライン」に沿って行う取組
(2) 産業競争力強化法に基づく「企業実証特例制度」又は「グレーゾーン解消制度」を活用する取組
【企業実証特例制度】
企業自らが、規制が求める安全性等を確保する措置を講ずることを前提に、
企業単位で規制の特例措置を適用する制度です。
【グレーゾーン解消制度】
企業が、現行の規制の適用範囲が不明確な分野においても、安心して新分野進出等の取組を行えるよう、
具体的な事業計画に即して、あらかじめ、規制の適用の有無を確認できる制度です。
▼ 以下のような、積極的な取組に使える補助金です ▼
例①(ガイドライン活用イメージ)
宿泊客個別のニーズに応えるサービスを提供
するため、モバイル等の端末を導入。宿泊客
の満足度向上のために接客に注力することで、
売上・利益等の経営指標改善を実現。
例②(グレーゾーン解消制度の活用イメージ)
医師からの指導を踏まえて、職員がストレッチ
やマシントレーニングを教えること等、医学的判
断・技術を伴わない運動指導を行うことは「医行
為」に該当しないこと等が確認されたため、これ
を活かし、フィットネスクラブと医療機関等が連
携した信頼性の高い民間健康サービスを開発。
<指導の様子>
平成27年度予算案
本事業内容のポイント
を動画でご紹介します。
お問い合わせ先
各経済産業局
担当課
お問い合わせ先
担当する都道府県名
北海道経済産業局
中小企業課 新事業促進室
TEL:011-756-6718
北海道
東北経済産業局
経営支援課 新事業促進室
TEL:022-221-4923
青森、岩手、宮城、
秋田、山形、福島
関東経済産業局
新規事業課
TEL:048-600-0394
茨城、栃木、群馬、
埼玉、千葉、東京、
神奈川、新潟、長野、
山梨、静岡
中部経済産業局
経営支援課
北陸支局産業課
TEL:052-951-0521
TEL:076-432-5401
愛知、岐阜、三重、
富山、石川
近畿経済産業局
産業振興室
TEL:06-6966-6054
福井、滋賀、京都、
大阪、兵庫、奈良、
和歌山
中国経済産業局
経営支援課
TEL:082-224-5658
鳥取、島根、岡山、
広島、山口
四国経済産業局
中小企業課 新事業促進室
TEL:087-811-8562
徳島、香川、愛媛、
高知
九州経済産業局
中小企業課 中小企業経営支援室
TEL:092-482-5508
福岡、佐賀、長崎、
熊本、大分、宮崎、
鹿児島
沖縄総合事務局
中小企業課
TEL:098-866-1755
沖縄
中小企業庁
技術・経営革新課
TEL:03-3501-1816
「中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドライン」に関するお問い合わせ先
商務情報政策局
サービス政策課
TEL:03-3580-3922
産業競争力強化法に基づく「企業実証特例制度」、「グレーゾーン解消制度」に関するお問い合わせ先
経済産業政策局
産業構造課
TEL:03-3501-1628
「ミラサポ」は、中⼩企業・⼩規模事業者の未来をサポートするポータルサイトです!
施策情報提供
 国や公的機関の施策情報をわか
りやすく提供します。
 「施策マップ」では国・都道府県
市区町村の施策を簡単・便利に検
索できます。
コミュニティ
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家との情報交換ができる場(コ
ミュニティ)を提供します。
 ユーザーが⾃らの課題に応じて、
新たなコミュニティを作ることも
可能です。
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専⾨家派遣
 分野ごとの専⾨家のデータベー
スを整備し、その中からユー
ザーが⾃らの課題に応じた専⾨
家を選んで、オンライン上での
派遣依頼ができます。
ナビダイヤル(通話料有料)
0570-057-222
IP電話等からの番号(通話料有料)
045-330-1818
「新連携」支援体制
~
事業計画認定から事業化へ ~
中小企業基盤整備機構 関東本部
(専門家による支援)
事業の構想段階から認定後の事業化まで専門家によるきめ細やかな支援を実施
事業計画
作成
関東経済産業局
等が審査に基づ
き認定
試作品開発
展示会出展等
設備投資/
生産・販売、需要開拓
新事業に取り組む異業
種の中小企業2社以上
を含む連携体
事業の構想段階から法認
定後の事業化まで、一貫
したハンズオン支援を実施。
認定を受けると、各種支援
の利用が可能に。
支援ツール
【1,補助金】
商業・サービス競争力強化連携支援事業(経済産業省)
【2.融資】
低利融資(日本政策金融公庫)
高度化融資(中小企業基盤整備機構)
【3.信用保証】
信用保証の特例(最寄りの信用保証協会)
【4.その他】
特許料の減免
海外関連会社の資金調達(日本貿易保険、他)
株式の引受けの特例(中小企業投資育成会社)
市場の拡大
連携体構築
事業化・市場化
中小サービス事業者の生産性向上のためのガイドラインについて
2.ガイドラインの概要
1.ガイドラインの策定
策定の背景
・具体的な手法
・本年6月に改訂された日本再興戦略において、中小
サービス事業者の生産性向上に向けて、具体的手
法と段取り等を示すガイドラインを策定するよう指摘 ◆サービスの生産性向上 =
がなされたところ。
付加価値の向上、
革新ビジネスの創出
効率の向上
(出典)サービス産業のイノベーションと生産性に関する研究会の報告(2007年)
サービスの生産性向上
※日本再興戦略改訂2014 -未来への挑戦-
(平成26年6月24日)(抜粋)
ⅲ)サービス産業の生産性向上
(略)
・中小サービス事業者の生産性向上にむけて、具体的手法と段取
り等をガイドラインとして策定
ガイドラインを軸とした支援策展開イメージ
中小サービス事業者の全体像
数十~百社
設備投資やプロセス改善に
取り組む中小企業
~数万社
385万社の太宗を
占める中小企業
~数百万社
連
携
ガイドライン
「外部連携」による革新的ビジ
ネスの創出に取り組む中小企業
生産性向上支援策
商業・サービス競争力
強化連携支援事業(2
7年度9.9億円)
ものづくり・商業・
サービス革新事業
成功事例の
普及・展開
「サービス産業の高付加価値化に関する研究会報告書」(平成26年5月)、産業構
造審議会新成長政策部会・サービス政策部会 サービス合同小委員会(平成20年6
月)、サービス産業におけるイノベーションと生産性向上に向けて 報告書(平成1
9年4月)において示された考え方を、事業者の課題意識に置き換えて整理。
4.創業・第二創業促進補助金
14
中小企業庁 創業・新事業促進課
03-3501-1767
創業・第二創業促進補助金
平成26年度補正予算案額 50.4億円
中小企業庁 財務課
03-3501-5803
事業の内容
事業イメージ
事業目的・概要
 地域活性化には、創業による新たなビジネスや雇用の創造、事業承
継を契機とした第二創業を促進し、経済の新陳代謝を図る必要があ
ります。
 そのため、新たに起業を目指す女性・若者等の創業者や、事業承継
を契機に既存事業を廃業し、新分野に挑戦する等の第二創業を行う
者に対して支援を行います。
 また、産業競争力強化法における創業支援事業計画の認定を受け
た市区町村にて、創業する者に対しては、重点的に支援を行います。
 加えて、産業競争力強化法における創業支援事業者(商工会・商
工会議所や地域金融機関等)が認定創業支援事業計画に基づき
行う創業者支援の取組に対して、支援を行います。
成果目標
条件(対象者、対象行為、補助率等)
 創業・第二創業を行う個人、中小企業・小規模事業者等
 産業競争力強化法に基づく創業支援事業者
国
補助(2/3)
民間団体等
補助(2/3)
 新たな需要を創造する新商品・サービスを提供する創業者に対して、
店舗借入費や設備費等の創業に要する費用の一部を支援します
(補助上限200万円、補助率2/3)。
※開業形態は、会社、個人、企業組合、協業組合、
特定非営利活動法人が対象となります。
 事業承継を契機に既存事業を廃業し、新分野に挑戦する等の第二
創業者に対して、人件費や設備費等(廃業登記や法手続費用、
在庫処分費等廃業コストを含む)に要する費用の一部を支援します
(補助上限1,000万円、補助率2/3)。
※開業形態は、会社、個人、特定非営利活動法人が
対象となります。
創業支援事業者向け補助金
 事業終了5年後の事業継続率90%を目指します。
補助
(定額)
創業者・第二創業者向け補助金
創業者等
創業支援
事業者
産業競争力強化法における創業支援事業者が、認定創業支援事業
計画に基づき行う創業者支援の取組(創業者への継続的な経営指導
やビジネススキルアップ研修、コワーキングスペース※運営事業等)に対し
て支援します(補助上限1,000万円、補助率2/3)。
※オープンな仕事場を異なる職業や仕事を持った人が集まって
共有すること。
15
中小企業庁 創業・新事業促進課
03-3501-1767
創業・第二創業促進補助金
平成27年度予算案額
7.6億円(新規)
中小企業庁 財務課
03-3501-5803
事業の内容
事業イメージ
 新たな需要を創造する新商品・サービスを提供する創業者に対して、
事業目的・概要
 地域活性化には、創業による新たなビジネスや雇用の創造、事業承
継を契機とした第二創業を促進し、経済の新陳代謝を図る必要があ
ります。
 そのため、新たに起業を目指す女性・若者等の創業者や、事業承継
を契機に既存事業を廃業し、新分野に挑戦する等の第二創業者に
対して支援を行います。
 また、創業後の継続的な事業実施のため、創業支援体制が整ってい
る産業競争力強化法に基づく創業支援事業計画の認定を受けた市
区町村にて創業・第二創業を行う者を対象とします。
成果目標
 平成27年から平成31年までの5年間の事業であり、事業終了後5
年経過時の事業継続率90%を目指します。
条件(対象者、対象行為、補助率等)
 創業支援事業計画の認定を受けた市区町村にて創業・第二創業を行
う個人、中小企業・小規模事業者等
補助(定額)
国
※開業形態は、会社、個人、企業組合、協業組合、
特定非営利活動法人が対象となります。
 事業承継を契機に既存事業を廃業し、新分野に挑戦する等の第二
創業者に対して、人件費や設備費等(廃業登記や法手続費用、
在庫処分費等廃業コストを含む)に要する費用の一部を支援します
(補助上限1,000万円、補助率2/3)。
※開業形態は、会社、個人、特定非営利活動法人が
対象となります。
事例
 NICU(新生児集中治療室)を退院した赤ちゃんや在宅ケアが必要
な小児を対象に、小児看護の経験豊富な看護師による訪問看護を
通して、専門性の高い医療ケアの指導や育児相談、清潔ケアなど家
族の日常生活を支援。
 先代社長が過剰投資により経営が悪化、加えて、鶏卵業の不振によ
補助(2/3)
民間団体
店舗借入費や設備費等の創業に要する費用の一部を支援します
(補助上限200万円、補助率2/3)。
創業者等
り、経営破綻の危機に。しかし、事業承継を機に鶏卵販売業からの
撤退(設備廃棄、再生コンサルへの依頼等)し、雇用維持の観点
から、既存ノウハウを活かし、他食品の卸売・物流業に集約し、経営
再建に成功。
16
市区町村による「創業支援事業計画」の認定状況
平成27年2月27日 現在
■全国 273件(301市区町村)
■管内106件 (110市区町村)
を認定
<新潟県
・三条市
・上越市
・長岡市
※平成27年5月中に第5回認定を予定
<群馬県 5>
・前橋市 ・太田市
・桐生市 ・みなかみ町
・高崎市
<栃木県 5>
・宇都宮市
・小山市
・足利市
・大田原市
・真岡市
<茨城県 7>
・水戸市
・日立市
・つくば市
・ひたちなか市
・土浦市
・潮来市
・神栖市
<埼玉県 10(14)>
・さいたま市
・秩父市、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町
・所沢市 ・川口市 ・草加市 ・越谷市
・久喜市 ・朝霞市 ・熊谷市 ・春日部市
<長野県 15>
・上田市
・松本市
・飯田市
・須坂市
・茅野市
・千曲市
・駒ヶ根市 ・信濃町
・岡谷市
・塩尻市
・諏訪市
・小諸市
・伊那市
・下諏訪町
・白馬村
<静岡県 7>
・静岡市 ・掛川市
・三島市
・富士市
・藤枝市
・浜松市
・沼津市
6>
・燕市
・新潟市
・柏崎市
機密性○
<神奈川県 9>
・横浜市
・川崎市
・相模原市
・横須賀市
・藤沢市
・平塚市
・茅ヶ崎市
・厚木市
・鎌倉市
<東京都 28>
・江戸川区 ・台東区
・大田区
・墨田区
・中野区
・練馬区
・豊島区
・足立区
・板橋区
・立川市
・荒川区
・武蔵野市
・八王子市 ・三鷹市
・町田市
・青梅市
・調布市
・府中市
・昭島市
・小金井市
・江東区
・品川区
・杉並区
・小平市
・東大和市
・多摩市
・文京区
・日野市
<千葉県 14>
・千葉市 ・館山市
・松戸市 ・成田市
・市川市
・柏市
・佐倉市
・我孫子市
・銚子市
・印西市
・船橋市
・野田市
・流山市
・浦安市
17
市区町村による「創業支援事業計画」
<支援措置>
○創業支援事業者等に対する措置
・創業促進補助金(2/3補助、上限1,000万円)
・創業支援事業者に対する信用保証の特例
・中小機構による情報提供その他の協力
○市区町村に対する措置
(計画認定に関わらず受けることが可能な措置)
・地域経済循環創造事業交付金(上限5,000万円)(※)
・特別交付税(※)
(※総務省との連携により支援の対象とすることが可能)
(計画認定を受けた市区町村に対する措置)
・中小機構による情報提供その他の協力
○創業者に対する措置
(一般的な創業者に対する措置)
・創業関連保証の特例
(上限1,000万円、無担保・第三者保証人なし)
(創業支援事業計画の認定を受けた市区町村において特定創業支援
事業の支援を受けた創業者に対する措置)
・創業関連保証の特例
(上限1,500万円、無担保・第三者保証人なし)
※創業の6月前から支援措置を受けることが可能
・登録免許税の軽減(資本金の0.7%→0.35%)
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関東経済産業局 お問い合わせ先一覧
<ものづくり・商業・サービス革新補助金>
地域経済部 産業技術課
TEL:048-600-0236
<中堅・中小企業への橋渡し研究開発促進事業>
地域経済部 産業技術課
TEL:048-600-0422
<商業・サービス競争力強化連携支援事業>
地域経済部 新規事業課
TEL:048-600-0394
<創業・第二創業促進補助金>
地域経済部 新規事業課
TEL:048-600-0275
<その他お問い合わせ>
地域経済部 地域経済課
TEL:048-600-0253
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