平成25年度臨床検査 精度管理調査結果報告 血液(血算・DIFF) 遠山病院 岩原 実里 血算(試料・評価方法) 試料:EDTA2K加CPDA血(新鮮血) 冷蔵保存で配布 評価方法 ◎○△▲:±3SD除外後 集計を行いました。 単位違い WBC 4施設 (6施設) PLT (1施設) 1施設 WBCメーカー別 4.5 4.5 4.4 3.9 4 3.5 4.3 WBC 4.2 4.1 3.2 2.9 2.8 4 3.7 2.5 2 3.9 3.8 3 1.2 1.5 1 3.6 0.5 3.5 0 WBC CV WBC 4.7 コールター 4.6 4.5 4.4 4.3 4.2 4.1 4.0 3.9 3.8 シスメックス 3.7 シーメンス アボット WBCの測定原理 機器メーカー 測定原理 平均 値 シスメックス (K,KX) 電気抵抗法 4.1 シスメックス (XE) 光学方式(半導体レーザーFCM法) 4.3 ベックマンコー ルター 電気抵抗法 4.4 アボット 光学方式(DNA染色レーザー多角度偏光散乱 法) 3.9 シーメンス 光学方式(2角度レーザーFCM法 POD染色ハロゲンFCM法) 4.1 日本光電 電気抵抗法 4.1 堀場 電気抵抗法 4.2 PLTメーカー別 199 194 189 4.8 5 4.6 4 3.7 3.2 3 184 2 179 1 174 PLT CV 0.7 0 PLTの測定原理 機器メーカー 測定原理 平均 値 シスメックス (K,KX) 電気抵抗法 187 シスメックス (XE) 電気抵抗法、光学方式 195 ベックマンコー ルター 電気抵抗法 184 アボット 光学方式、電気抵抗法、免疫学法 197 シーメンス 光学方式 199 日本光電 電気抵抗法 198 堀場 電気抵抗法 214 PLT 230 コールター 220 シスメックス 210 200 190 180 K/KX 170 160 150 シーメンス アボット XE 過去4年間の赤血球系の変動係数(CV)の推移 3.5 3.2 3 2.5 2 1.5 2.4 2.1 1.8 1.4 2.3 2 2.5 2.1 1.9 2.6 RBC 1.8 Hct 1.5 1.2 1 1.1 0.5 0 2010 2011 Hb 2012 2013 MCV RBC 3.96 3.5 3.94 3 3.92 3.9 2.5 2 3.88 3.86 3.84 3.82 3.8 1.5 1 0.5 0 RBC CV HGB 12.4 1.4 12.3 1.2 12.2 1 12.1 0.8 12 0.6 11.9 0.4 11.8 0.2 11.7 0 HGB CV HGB 12.6 アボット シーメンス 12.4 12.2 12.0 11.8 11.6 11.4 シスメックス コールター MCV 100 95 2 1.5 1 90 85 MCV 0.5 0 CV 洗浄赤血球をグルコース生理食塩水に 浮遊させたときのMCV HCT 38.5 38 37.5 37 36.5 36 35.5 35 3 2.5 2 1.5 1 0.5 0 HCT CV 過去4年間の白血球分画について変動係数(CV)の推移 6 5.4 5 4 3 4.3 4.8 4 2.7 3.6 2.3 2 2.6 1 0 2010 2011 2012 2013 Neut Lym 採血後1時間 採血後24時間 アンケート結果 実数, 13 WBC 10の2乗, 18 1万 10000 10の2乗 10の3乗 10×10³ 10の3乗, 18 実数 100 ×10² RBC 400万 10の6乗, 17 10の4乗 10の4乗, 32 10の6乗 400×10⁴ 4.00×10⁶ PLT 20万 10の3乗, 15 10の3乗 200×10³ 10の4乗 10の4乗, 34 20.0×10⁴ 共用基準範囲設定に向けて・・・ 日本臨床検査技師会 調査 福岡5病院会 IFCCプロジェクト 男女 男性 女性 単位 下限 中間値 上限 下限 中間値 上限 下限 中間値 上限 WBC 千/μl 3.3 5.4 8.6 3.5 5.5 8.7 3.2 5.3 8.6 RBC 万/μl 435 495 555 386 438 492 Hb g/dl 13.7 15.3 16.8 11.6 13.2 14.8 Ht % 40.7 45.3 50.1 35.1 39.8 44.4 MCV fl 83.6 91.3 98.2 84.6 91.53 98.6 83.2 91.0 97.8 MCH pg 27.5 30.6 33.2 28.3 30.9 33.4 26.9 30.3 32.9 MCHC % 31.7 33.5 35.3 32.0 33.8 35.4 31.5 33.3 35.0 PLT 万/μl 15.8 23.6 34.8 15.7 23.1 34.6 16.0 24.1 35.3 まとめ 今年度の血算において良好な結果が得 られました。 更なる収束にむけては、キャリブレー ション、いくつかのポイントでのコン トロールチェックをお願いします。
© Copyright 2024 Paperzz