一般社団法人 平成27年2月6日 電力系統利用協議会 東北東京間連系線増強に係わる調整プロセスの開始 および特定電源開発者の募集について 一般社団法人 電力系統利用協議会(理事長:植草 益)は、電気事業法に基づく 送配電等業務支援機関として、送配電利用における中立性・公平性・透明性を確保す るための業務を行っております。その一環である地域間連系線整備計画に係る業務(調 整プロセス)として、地域間連系線の増強について検討しており、これまで、中部関 西間連系線、北海道本州間連系設備、東京中部間連系設備(FC)の増強を提言して きました。 今般、東北東京間連系線を対象とした「地域間連系線整備計画に係わる調整プロセ ス<特定電源>」※1(以下、「調整プロセス」)の検討提起があったため、当協議会は これを受け付け、東北東京間連系線の増強に係わる調整プロセスを開始いたします。 今後、当協議会内に「連系線整備計画に係る委員会」を設置して検討を進めてまい りますが、平成27年4月に「電力広域的運営推進機関 ※2」(以下、「広域機関」)が 発足することに伴い、当協議会は、平成27年3月末で現在の活動を終了いたします。 このため、当協議会が実施する調整プロセスの取り組み内容は広域機関に引き継ぎ、 平成27年4月以降は広域機関が主体的に当該連系線の増強計画を検討・決定するこ とになります。 今回の調整プロセスの開始にあたり、将来的に東北東京間連系線を利用する予定が あり、当該連系線の増強に関する費用負担の意思を有する事業者(特定電源開発者※3) を下記のとおり募集いたします。応募いただいた事業者には、当協議会における検討 状況を適宜お伝えするとともに、平成27年4月以降は、当該連系線の増強に関する 費用負担等の検討に参加いただくことになります。応募を希望される方は、当協議会 事務局までお問い合わせ下さい。 ※1 ※2 特定の電源開発に伴い地域間連系線の増強等の検討が必要となる場合の調整プロセス 電気事業法の一部を改正する法律(平成 25 年法律第 74 号)にもとづき、電源の広域的な 活用に必要な送配電網の整備を進めるとともに、全国大で平常時・緊急時の需給調整機能 を強化するために設立される組織 ※3 東北東京間連系線の利用を前提として電源開発を行う発電者または、東北東京間連系線を 利用して当該電源の電気を受電する小売事業者 記 1.募集対象 将来的に東北東京間連系線を利用する予定があり、当該連系線の増強に関する 費用負担の意思を有する事業者 2.募集期間 平成27年3月27日(金) 17時まで 3.問い合わせ・連絡先 電力系統利用協議会 事務局 企画部 長谷川 TEL: 03-3512-2215 E-mail: [email protected] または 倉知 以 上
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