飯田東ロータリークラブ会報 28期-3季 No.104

事務所 飯田市鈴加町2-21 斉藤ビル2F
TEL 52-5757
FAX 49-8760
例会日 毎週火曜日
12:30~13:30
第二火曜日のみ
例会場 シルクホテル
18:30~19:30
TEL 23-8383
会長 後 藤 髙 一
幹事 菜 花 義 一
RI会長 ロン D.バートン
平成26年4月発行
URL http://park15.wakwak.com/~iidaeast/
飯田東ロータリークラブ会報
28期-3季
No.104
~ IMを終えて ~
本年度のIMは、宮坂ガバナーのお考え、すなわち、「IMにおいて少なくともガバナー
はお客様ではない」というご意向を踏まえ、宮坂ガバナーには主催者側で共にIMを遂
行していただくことといたしました。そんなことから、敢えて、IMテーマを示さず、RIテー
マ「ロータリーを実践し、みんなに豊かな人生を」と、宮坂ガバナーが示された地区ロー
タリアンとしての行動規範「人は得るものによって生計をたて、与えるものによって人生を
築く」を掲げてのIMといたしました。
二つ目は、記念講演として「天皇・皇后両陛下にお仕えして」という内容でご講演いた
だきました。前宮内庁長官羽毛田信吾氏のお話は、天皇・皇后両陛下のお心を詳しく
お伝え下さり、大変感銘深く、心にしみわたる思いを受けました。
会員セミナーでは、パストガバナー横田盛廣氏より、ロータリーの神髄「職業奉仕」と「国際奉仕のあり
方」をわかりやすく、これからの提言をいただきました。
IMの目的の第一は、「会員相互の親睦と面識を広め、会員にロータリー情報を伝える」ことにあります。
素晴らしい講師の方々をお迎えすることができ、共に学び、共に楽しみ、ロータリー活動の原動力になっ
たのではないかと思います。
RI第2600地区ガバナー補佐 宮嶋 逸雄
(2)
~ 一体となって
一体となって取り組んだ
となって取り組んだIM
取り組んだIMホスト
IMホスト ~
3月9日に開催されました下伊那グループIMのホストとして、会員の皆様、さつき会
の皆様、本当にお疲れ様でした。宮嶋ガバナー補佐、矢澤実行委員長を中心に、各
委員会委員長はじめ皆様が一体となって、事前準備および当日の運営に尽力頂きま
した事、心より感謝致します。お陰さまで、大過なく実施出来ました。内容も、限られた
会員数にも拘わらず、羽毛田様のご講演、下農IACのコカリナ演奏等、飯田東RCの
オリジナリティと底力を示す事が出来たのではないかと思っております。
これを機会に皆さんで一致団結して、奉仕活動や親睦行事、そして会員増強に向け
て取り組んで行ければと思います。今後も宜しくお願い致します。
会長 後藤 髙一
~ 下伊那グループIMを振り返って ~
今年度のIMは、充実したプログラムとスムーズな運営で参加したロータリアンの皆さ
んから大変高い評価をいただき、ホストクラブとして面目躍如たるものがあり、少ない
会員が全員で一致協力して取り組んだ成果を実感しました。羽毛田信吾前宮内庁長
官の記念講演は、天皇陛下のおつとめぶりや、象徴天皇としてのあり方、平和や歴
史・文化などについての考え方、今後の皇室の課題などわかりやすく話していただき、
感銘深いものがあったと思います。(講演の詳細内容はIM報告書に掲載)。下農IAC
のコカリナ演奏も当クラブの活動を多くの方々に知っていただく機会になり、有意義な
ものでした。厳しい予算の中で実りあるIMができたことは会員各位のご協力と深く感
謝いたします。
IM実行委員長 矢澤 昭彦
RI第2600地区ガバナー 宮坂宥洪氏
IM記念講演 羽毛田信吾氏
会員セミナー
RI第2600地区パストガバナー 横田盛廣氏
IM記念講演に続き行われた、下伊那農業高校インターアクトクラブによるコカリナの演奏
(3)
(1月28日)
外部卓話
~ 本バレン・代用バレン「命
本バレン・代用バレン「命」
・代用バレン「命」~
今村版画造形今村由男氏の版画に対する造詣の深さに感銘でした。彼とは、駅前の居酒屋仲間で、
雑談、旨い食べ物の話をしながら飲む程度で、版画、絵について真剣に話を聞いたことはありませんで
した。彼の工房は高森のフルーツロード下にあり非常に眺めの良いところにあります。1年のうちに海外
へ何回も出かけて版画を製作し、そこの版画家達の指導もしているようです。
彼の版画製作で重要なものは繊細な削りの技法に加えて、バレンの使い方のようです。摺るのに使う
バレン、それは材料と製作の手間により本バレン、代用バレンに分かれるようです。良いバレンを使うと、
想いに近い摺り上がりを得られる頻度が高いということです。代用バレンをいくつ集めても本バレンの比
ではない。本バレンの持つ摺り効果は、木版画に苦労している人が使えばはっきり解り、版画はバレンに
よって左右されるということです。
やっぱり本物は良い。何事も手抜きをするとバレてしまう。バレンのために心を込めて製作に励めという
教訓です。
( バレン:馬楝(ばれん)とは、木版・版画を摺る際に用いられる道具)
今村由男氏
外部卓話
プログラム委員長 尾澤 隆
銅版画の原版(左)と作品(右)
(2月4日)
~ 銭(ぜに)の話
「下伊那の地域貨幣」
「下伊那の地域貨幣」~
2月4日に飯田市歴史研究所研究員の伊坪達郎氏に、「下伊那の地域紙幣」という難しい標題でお話
しをしていただいた。まあ、簡単に考えると昔の銭の話だ。
伊坪氏は、私の近くに住んでおられて、性格も固い真面目な方で、こりゃまたカタイお話しで眠くならね
ば良いがと心配したが、いやいや、なかなか面白く、為になるお話しでホッとした。
卓話の内容は、江戸時代の公式貨幣は幕府発行の金(両、分、朱)、銀(匁)、銭(文)であった。しかし、
別に江戸時代から明治初年までに、飯田下伊那で、いろいろな地域紙幣が発行されたようだ。
藩札は飯田藩が発行。町札、村札、飯田町の各町内、村々で発行。商品札は飯田町で商人や農村で
商売をする人が発行、等々。そして、飯田藩の藩札発行は元禄17年、310年前と全国的にみても早い
発行ということだ。 感心したのは、このような数多い銭を使いこなしたという事実。我々も無駄使いをせ
ずに銭を上手に生かして使いたいですネ!
プログラム委員長 尾澤 隆
伊坪達郎氏
(4)
RI第
RI第2600地区下伊那グループガバナー補佐
2600地区下伊那グループガバナー補佐 宮嶋 逸雄
■ 訪問目的
■ 訪問団の
訪問団の構成
1.プロ村水道施設の拡張事業視察
2.レガスピ市内ロータリークラブとの交流
ロータリーサイドの主要目的は二点ですが、
飯田市サイドは、2013年~2015年度3年間
に亘って、JICA補助金による、レガスピ市タイ
サン村への、公民館づくりに向けた、住民層の
組織化・意識化状況の視察、飯田型公民館の
組織や活動に関わる知見の提供です。
飯田市公民館副館長(FMGF PJ担当)
木下 巨一
上久堅公民館館長 ・ 風土舎会員
橋爪
駄科分館長、鈴岡太鼓代表
伊東 正直
RI2600地区パストガバナー
横田 盛廣
プロジェクトマネージャー(マニラ在住)
織部 資永
JICA中米担当専門家(愛知県在住)
間瀬 朝夫
RI2600地区下伊那グループガバナー補佐
宮嶋 逸雄
JICAフィリピン事務所表敬訪問
学
レガスピ市長表敬訪問
■ プロ村水道施設の拡張事業の視察
プロ村水道施設の拡張事業の視察
前回のプロジェクトで完成した水道施設は、参加型地域社会開発(P
LSD)の教育による住民意識の高まりにより、水道組合への加盟者が
増加し、水量不足に陥ってしまっている。現在、100世帯の組合員が
水道の供給を待っている状態です。
新しい井戸の掘削に、ドナーを探したが成功せず、飯田市公民館よ
り、昨年7月に、ロータリークラブに相談がありました。
①水の問題は、ロータリー財団「未来の夢計画」の重点分野の一つで
ある。
②毎年実施されているJICAの参加型地域社会開発(PLSD)の実践
研修地として、昨年から、プロ村が指定され新興国の政府研修生が
訪れている。
ロータリーにとって、「ロータリーの公共イメージ」「ロータリーブランド」
の向上に寄与するものと考えます。
■ レガスピ市内ロータリークラブとの交流
前回プロジェクトで掘られた井戸
新しい井戸掘削候補地のひとつ
レガスピ市内にはロータリークラブが四つあります。
メトロレガスピRCに、レガスピRC・レガスピウエストRC・
レガスピセントラル
RC四クラブが集ま
っての合同交流会
を開催していただき
ました。また、日を改
め、レガスピセントラ
ルRC会長姉妹と懇
談しました。
バナー交換風景
記念撮影