バックアップ問題解決集

バックアップに
関する悩みは
様々です
バックアップ データが増大!
システム数も増えてバックアップの
負担が大きい
災害対策ができてない。
効率的に災害対策をしたい
課題1,2,3へGO
課題4へGO
本当にリストアできるか不安
テープや今のバックアップ システムで
大丈夫?
課題5,6へGO
仮想環境やアプリケーションに
最適なバックアップ環境が知りたい
課題7,8へGO
法規制に対応した
バックアップが必要!
支社や支店のバックアップを
まとめて実施したい
課題9へGO
課題10へGO
課題1
分散するシステムや運用負荷
バックアップ統合で解決!
こんな悩みを
解決します!!
1
サーバーごとにテープ装置でバックアップを取っているため、
コストや手間がかかる。
2
システムごとにバックアップを取得しているため、
色々なバックアップ ソフトウェアが散在し、ポリシーや運用がバラバラ。
3
バックアップ対象が分散しているため、管理や把握が困難。
複数のサーバーのバックアップをひとつのストレージに統合
イン フラ 全 体 を 統 合して も 、バックアッ
プ は システムごとに取 得している環 境は
よくあります。
分 散 するシステムのバックアップ をひと
つに 統 合すれば、バック アップの 手 間 や
管 理 負 担 は 大 幅 に 減りま す。
少 な い 管 理 者 で 効 率 的 に 運 用 す るた め
に、バックアップ 統 合 は一つ の 解 決 策 に
なります。
バックアップの集約
バックアップを一元的に管理することで、容量使用率の向上、オペレーション
の単一化によるコスト削減をすることが可能になります。
EMCのバックアップ ソリューションなら、集約したシステム全体で重複排除
によるデータ削減が可能です。
集約の効果
バックアップを部門に任せていると、担当者が変わったタイミングでリストア
ができなくなる、というケースがあります。バックアップ データを集約する
ことで、属人性を排除することが可能になります。
一 般的な組 織には、さまざまな種 類のデータが 存 在しますが、これらのデータをEMC Avamar ® , EMC Disk Librar y for
MainframeとEMC Data Domain®を使用することでバックアップを集約することができます。既存のバックアップ ソフトウェア
を変更できないシステムには、ソフトウェアを継続使用したままバックアップ先のストレージをData Domainにすることで、バック
アップ データだけは集約して重複排除の効果を最大限に得ることが可能になります。
EMCバックアップ ソリューションのバックアップ統合
VM
メタデータ
(バックアップの構成情報)
DB
Avamar による
統合
バックアップ
DD Boost
NAS/
NDMP
SharePoint
バックアップ セグメント データ
大規模な
データベース
その他の
システム
DB
DD Boost
Avamar
バックアップ データ
DDBEA
データベース
その他システムの
保護データ
既存のバックアップ ソフトウェア
IBM i Series
アーカイブ ソフトウェア
IBM Mainframe
2
バックアップ管理
Avamar Data Store
NFS, CIFS, DD Boost
FC VTL
FICON
Disk Library for Mainframe
保護ストレージ
Data Domain システム
課題2
バックアップが時間内に終わらない
重複排除バックアップで解決!
こんな悩みを
解決します!!
1
データの急増で、時間内にバックアップが終わらない。
2
システムの稼働時間が延びてバックアップ時間をまともに確保できない。
3
仮想化によって集約されたことで様々なシステムが1台で稼働していて
バックアップ時間の確保が難しい。
ストレージ容量削減
バックアップ ウィンドウの 長 期 化の 最も
多い原 因は、バックアップ サーバー の負
荷 、及び ネット ワ ー クの ボトル ネック で
す。
これを解決するには、バックアップ基盤へ
の 投 資 が 必 要 と な る た め 、制 限 さ れ た
運用をしているシステムが多くあります。
これを 解 決するためには、分 散 重 複 排 除
という考え方が 有効です。
重複排除をバックアップ サーバーと連携する
バックアップを改善するために重要なポイントは、分散重複排除です。
バックアップ ソフトウェア側で重複排除を行い、差分のブロックデータだけ
を転送します。
従来のネットワーク ボトルネックを解消することが可能です。
バックアップ ウィンドウを短縮
分散重複排除を使用することで、ネットワークの流量を最大90%削減し、
バックアップ スループットを最大50%向上させます。
バックアップ ストレージの重複排除機能だけだと、バックアップLANにはすべてのデータが流れてしまうことになりますが、分散重
複排除を使用することで、ネットワークを流れるデータが重複排除後の差分データのみになります。
EMCの分散重複排除の特長は、対応しているアプリケーションの多さです。EMC Avamar, NetWorkerはもちろん、他社の主要な
バックアップ ソフトウェアに対応していますので、バックアップ ソフトウェアは変更せずに分散重複排除の効果を享受することが
できます。
ネットワーク上に流れるバックアップ データ量
大容量のデータを全て転送するため負荷大
大
従来の
バックアップ
LAN
バックアップ
サーバー/クライアント
一般的なストレージ
ユニークなブロックだけを転送することで
ユ
バックアップ スループットを向上!
重複排除
バックアップ
LAN
対応アプリケーション
バックアップ
サーバー/クライアント
EMC Avamar, NetWorker,Symantec NetBackup, Backup Exec
DELL vRanger, NetVault,HP Data Protector,Veeam Backup & Replication
VMware VDP Advanced
Data Domain
3
課題3
社内のデータ量が急増してバックアップが追いつかない
大容量データは重複排除バックアップで解決!
こんな悩みを
解決します!!
1
データが増加の一途をたどり、複数世代の保存ができない。
2
バックアップ データ量が大容量なので、テープに収まらない。
3
バックアップ データ量が年々増大しているので、ストレージコストも増加。
1ヶ月の運用で、平均 1/20のストレージ容量削減
I Tの デ ー タ量 は、増 加 の 一 途 をたどって
います。バックアップのデータは、複 数の
世 代を 管 理 する 必 要 が あ るため、さらに
ディスク容量が必要になります。
圧縮+重複排除でバックアップ データを最小に
EMCの重複排除は、データを重複排除してから更に圧縮を行います。一番容量
が多いのは最初のフル バックアップで、2回目以降のフル バックアップ容量
は1回目と比較し格段に小さくなります。
このような課題を解決するためには、重複
排除バックアップがお勧めです。
設置スペースとコストも大幅に削減可能
データ量を削減することで、ラックスペースや消費電力も削減し、運用コスト
も大幅に削減することができます。
バックアップ データを圧縮&重複 排除を
することで、データ量を大幅に削減します。
データ保護の観点から、バックアップは複数の世代を取得することが一般的ですが、変更されたデータはごく一部になります。
重複排除を活用することで、保存するデータは変更された部分のみとなるため、急増するデジタルデータを効率的に保管することが
できます。
これにより、物理テープ ライブラリでは17ラックを使用していた環境が、たった1ラック(6ユニット)に移行できたという例もあります。
バックアップ データ量の違い
重複排除機能がない場合
翌月1週目
3週目フル
2週目フル
増分
増分
増分
重複排除ストレージに
保存した場合の容量
2回目以降の
フルと増分
1週目フル
元データ量
1週目フル
バックアップ データ量
元データ量
Data Domain
バックアップ データ量
設置コストの削減
重複排除バックアップで
データセンターの移動を容易に
設置スペースを削減
テープ・ライブラリで運用中(ラック17本)
4
データ量が
元データ以下に
なる場合も
4週目フル
増分
元データの5倍以上
保持期間1ヶ月の場合に
必要なストレージ容量
EMC の重複排除機能を利用した場合
Data Domain導入後
課題4
災害対策ができていない
重複排除後レプリケーションで災害対策を実現!
こんな悩みを
解決します!!
1
IT部門の災害対策が迫られているのにできていない。
2
遠隔地でバックアップを取りたいが、ネットワークが細いので
データを送れないしコストがかかりそう。
3
遠隔地へテープ搬送しているけど、毎日の運用が面倒。
WAN 回線費用の効率化とオペレーションの自動化
災害 対 策を 十 分にできているというシス
テムは少ないのが 現 状です。
これは災害対 策に掛かる費 用が 捻出でき
ないというのが最 大の課 題です。
テ ープの 外 部 保 管 では、手 間 が 掛かる上
に輸 送コストが大きくR TOが 長くなって
しまい、ディスクベースのレプリケーション
では、太いWAN回線 が必 要となり、限ら
れたシステムしか対応できません。
データをブロック単位で重複排除
EMCの重複排除技術は、ファイル単位ではなくデータをブロックに分けて
重複を判断。
ネットワーク経由でレプリケーションする場合に課題だった、回線への負荷
やコストを大幅に削減します。
WANコストを削減
重複排除を活用することで、変更されたブロックしかWANを流れません。
追加のWAN回線契約をしなくても災害対策が可能になります。
Data Domainのレプリケーションは、バックアップ サーバーから透過的に実行することができます。コストを抑えながら災害対策
を実施したいという場合に、遠隔地にはData Domainのみを設置するような構成も可能です。Data Domain独自のデータ保護技術
により、遠隔地サイトにあるData Domainのデータも確実に保護することができます。
ネットワーク効率に優れた遠隔地レプリケーション
̶ 最小限のコストで災害対策を導入 ̶
サイト間帯域幅を95∼99%削減
Exchange バックアップ対象マシン
SharePoint
Oracle
SAP
EMC Arcserve
IBM Symantec
HP
BakBone
データ
バックアップ サーバー
少なくなった
データを
ディスクに
書き込み
インライン重複排除
データを2箇所に複製し
災害に備える
重複排除で少なくなったデータを
効率よくWAN経由で遠隔地に
レプリケーション
災害対策の
5
課題5
テープ バックアップのままで大丈夫?
重複排除ディスク バックアップで解決!
こんな悩みを
解決します!!
1
データ量と共にテープ数が増えて、保管と管理が大変。
2
テープ ドライブの技術進歩の中、今のテープが将来も使える?
3
リストアのたびにテープを倉庫から取り寄せるので、時間もコストもかかるし
リストアに失敗したことがある。
重複排除でバックアップ データ量を削減し、コスト問題も解決
テープ バックアップは、データが増加すれ
ば保存スペースがそのまま増加します。
ディスク バックアップ&重複排除でデータを圧縮
EMCの重複排除バックアップ技術は、ディスクにバックアップを取る際に
データをブロック単位に分けて、重複データを削除。データが増加しても、
バックアップのストレージコストは増えません。
古 い 技 術 であ るテ ープ・ドライブ を 使 い
続けることに不安がある、という声も聞か
れます。
運用コストを削減
将 来 の クラウド 運 用 を 見 据 え、ディスク
バックアップに切り替えるシステムが増え
ています。
テープ 運 用では、テープのローテーション、クリーニング、輸送コスト等、
人手によるコストが掛かり続けます。
ディスク バックアップに切り替えることでバックアップを自動化し、オペレー
ション コストの削減が可能になります。
重複排除機能を活用したディスク バックアップを効果的に活用することで、バックアップ時間・リストア時間・ストレージ容量・DR完了
までの時間のすべてを削減できることが、具体的な数値にて確認できます。
重複排除やディスク バックアップによる自動化を促進することで、物理テープによるバックアップ環境を大幅に改善することができます。
効率的なEMCの重複排除バックアップ/リストア
物理テープの運用
リモートサイト
メイン データセンター
重複排除バックアップ
DRサイト
リモートサイト
平均
バックアップ
時間
平均
リストア
時間
バックアップ
ストレージ
容量
DRまでの
完了時間
6
平均
バックアップ
時間
17時間
メイン データセンター
2時間
平均
リストア
時間
11時間
500TB
20時間
DRサイト
3時間
高い削減効果!
バックアップ
ストレージ
容量
25TB
DRまでの
完了時間
0.25時間
課題6
意外と忘れがちなバックアップ データの保護
リストア時に失敗したことがある
こんな悩みを
解決します!!
1
バックアップは取っているけど、
今のシステムで本当にリストアできるのか不安。
2
テープやテープ ドライブの故障で、
バックアップやリストアができなかった経験がある。
3
遠隔地にテープを置いているから大丈夫?
確実にデータを保護するためのストレージで信頼性を担保
テープへバックアップしたデータは、もし
記録されたデータが破損していても、それ
を確 認して再度 記 録し直 すことは事 実 上
不可能です。
ディスク ストレージも同 様 で、想 定 外 の
データ破損を考えるとRAIDの保護だけで
は十分ではありません。
リストア 時 にデ ー タが 壊 れて い ることが
分かっても、取り返しがつきません。
データの書き損じをチェック
EMCのバックアップ ソリューションは、ディスクに書き込んだデータを呼び
出し、チェックサムの付け合せを行う機能を装備。この機能でデータの書き
損じを自動的に発見します。そのため通常バックアップ ソフトウェアで行う
ベリファイが不要となり、バックアップ時間短縮にも効果的です。
予測しないデータの欠損も自動的に修正
チェックサムとの付け合せで、もしデータの書き損じがあった場合は、自動で
データの書き損じを修正します。
この自動修正機能で、バックアップ データを確実に守ります。
Data Domainの大きな特徴の1つが、データ保護性能の信頼性の高さです。
一般的なテープやディスク ストレージは、データの保護機能を有効にするとスループットが落ちるというトレードオフの関係に
なってしまいます。
Data Domainは基本機能としてすべてのデータ保護を有効にしながら、スループットも満たすアーキテクチャを持っているため、
バックアップ データをより確実に保存する用途に最適なストレージとなっています。
データの整合性と一貫性を確保
ファイル システム
重複排除
ローカル圧縮
RAID
その他
●RAID 6
●NVRAM/PRAM
●スナップショット
ムの 再 確 認と
比較
自動修復ファイル システム
●クリーニング
●期限切れのデータ
●デフラグ
●確認
生成
確認
チェックサム データ
クサ
ェッ
チ
エンド ツー エンドのデータ検証
●チェックサム
●重複排除、
ディスクへの書き込み
●確認
ファイル システムの
メタデータの整合性
を検証
ユーザー データの
整合性を検証
ストライプの
整合性を検証
エンド ツー エンドのデータ検証
7
課題7
サーバー仮想化はしたけど、バックアップはそのまま
仮想環境に適した方法で効率的にバックアップ!
こんな悩みを
解決します!!
1
仮想化でサーバーを統合したけど、
バックアップ用のサーバーは統合できていない。
2
仮想環境に移行したら、リソースがひっ迫してバックアップに時間がかかる。
3
物理環境と同じ方法で仮想環境をバックアップ。
できれば物理も仮想環境も一緒にバックアップしたい。
物理サーバーに負荷をかけない仮想環境バックアップ
バ ッ ク アップ 時 間 の 長 期 化 、エ ラ ー の
多発、リストア手順が複雑で自信がない、
など「仮想化環境のバックアップに苦労し
ている」というのは、よく聞こえる声です。
バックアップのためのリソースがない
仮想化でサーバー統合をすると、物理リソースを共有するため平均的に負荷
が高くなります。
物理環境のバックアップのように、ピークタイムを避けることが難しいことを
理解する必要があります。
これは、仮想化環境と物理環境でリソース
の使い方が違うことに起因しています。
バックアップ データを少なくする
そこで重要となるのが、バックアップ データを少なくする仕組みです。重複
排除を活用し、バックアップ データを少なくできれば、物理リソースに掛かる
負荷も減らすことができ、仮想化環境のバックアップを安定して実行するこ
とが可能になります。
仮 想 化 環 境には、仮 想 化 環 境に合わせた
バックアップを行う必要があるのです。
一般的なバックアップ ソフトウェアでは、バックアップ中にCPU/HDD/ネットワークを大幅に使用するため、リソース使用率が高い
仮想環境で従来通りのバックアップを実施すると、リソースの競合からバックアップの遅延のみならず、業務サーバーへの影響が
発生する懸念が出てきます。
Avamarはバックアップ データ量を劇的に削減することで、使用リソース・バックアップ ウィンドウを最小化することで、仮想化環境
に最適なソリューションを提供します。
仮想サーバーへの負荷を軽減
仮想サーバー環境
CPU使用率
100%
80%
60%
40%
20%
0%
APP
OS
APP
OS
APP
OS
APP
OS
APP
OS
ESX Server
Hardware
Shared Physical Resources
仮想環境は空きリソースが少ない
物理サーバーへの負荷
CPUやネットワークへの負荷
バックアップ時は
更に大きな負荷が
バックアップ
時間の経過
8
仮想化の環境では、
バックアップ時に物理サーバーに
大きな負荷が掛かります
課題8
バックアップ/リストアのセルフサービスを実現
申請書のやり取りを減らしたい
こんな悩みを
解決します!!
1
各アプリケーションの担当者に必要なバックアップとリストアを任せたい。
2
アプリケーション担当者とインフラ担当者で同じデータをそれぞれバックアップ
しているため、バックアップ データ量が増加し非効率、またコストも増加。
3
アプリケーションのリカバリーまで行える自信がない。
アプリケーション対応ツールで、セルフ バックアップ/リストア
データ量や各々のIT管理者の負荷が高まる
中 、効 率 化 の 一つ の 方 法 がセ ルフバック
アップ/リストアになります。
個々のバックアップとリストアを各担当者
に任せることで、申請書やインシデントの
やり取りを削減し、負荷を低減することが
可能になります。
各担当者側の視点でも、取りたいタイミン
グでのバックアップやリストアが自由に行え
るため、満足度が高くなるというメリットも
あります。
使いやすいインターフェースを提供する
各担当者にバックアップやリストアを制御させるためには、使いやすいイン
ターフェースである必要があります。
この要望を解決するため、各アプリケーションの標準管理機能で簡単にバック
アップとリストアが実行できるユーザー インターフェースを提供しています。
ネットワークに負荷を与えてはいけない
セルフサービスを実現すると同じ時間帯にバックアップやリストアが集中し、
パフォーマンスが低下する可能性があります。
そこで重複排除をバックアップクライアントと連携してネットワークへの負
荷を大幅に削減する機能を提供しています。
EMCのバックアップ ソリューションを利用することで、アプリケーション利用者が自由にバックアップ/リストアを行うことができる
ようになります。
ファイルのバックアップであれば使いやすいWeb GUI、VMwareの仮想環境であればvSphere Web Clientへの統合、各種エン
タープライズ アプリケーションは標準ツールからバックアップ/リストアを実行することができます。
組織内でのBackup as a Serviceを実現し、バックアップをより運用に手間をかけずに行うことが可能になります。
アプリケーションから直接バックアップ
ファイル/VMware
Web GUIから制御
データベース
重複排除後の
データのみ転送
各アプリケーションの標準管理機能から制御
Oracle
SAP on Oracle
SAP HANA
Microsoft SQL
IBM DB2
9
課題9
法規制で求められているデータの長期保存
アーカイブ ストレージでコスト削減
こんな悩みを
解決します!!
1
法規制で保存期間が決められているデータの保管をどうしよう。
2
重要データの保管でストレージ容量とコストが増加している。
3
必要な時に取り出せる必要がある重要データ。どうやって保管すればいいの?
アーカイブ機能も備えた重複排除バックアップ ストレージ
一般的に、コンプライアンス目的のアーカ
イブデータには専用のストレージを準備する
必要があります。
ストレージ統合を促進したい中でも、専用の
テープ、DVD、ディスク ストレージが聖域
として存在しています。
結果として、これらのストレージの維持管理
を行っていく必要があります。
アーカイブとバックアップ ストレージを統合
アーカイブデータをEMC Data Domainに統合することで、ハードウェアの
費用圧縮が可能です。
Data Domainは、SEC 17a-4f等の業界標準のコンプライアンスに対応
している他、ディスクの暗号化機能も提供していますので、アーカイブ スト
レージとして利用することも可能です。
TCO削減に寄与
統合することにより重複排除機能が利用でき、データ圧縮や遠隔保管に対し
ても容易に対応することが可能になります。
Data Domainの大きな特徴は、業界最高レベルのデータ保護技術を搭載している保護ストレージということです。
下図にあるような組織の中で重要度が高く、長期的に保護が必要なデータを統合する用途に最適なストレージです。当初はバック
アップ ストレージとして利用開始し、空いている領域で順次アーカイブ データも集約するなど、段階的な拡大も容易に実現します。
バックアップとアーカイブのための保護ストレージ
/
IBM i
VMware
NAS
R
ROBO
仮想マシン
全体で
体
重複排除
10
WAN
課題10
点在している支社や支店のバックアップ
リモート バックアップで統合して解決!
こんな悩みを
解決します!!
1
支社や支店のバックアップは、それぞれの担当者に任せきり。
2
各支社、支店にバックアップ装置があるので、コストがかかっている。
3
拠点のデータセンターにバックアップをしようにも、
データ量が多くて送れない。
ソース側で重複排除してデータ転送量を激減
本 社・本部は正しくバックアップをしてい
ても、遠 隔 地のデータは個 別 運 用で各 担
当者に任せていて保護できていない可能性
があります。
各担当者も兼務をしているためバックアップ
にまで気が回らないこともあります。
これらのデータを効率的にバックアップす
るために遠隔地からの統合バックアップが
有効です。
バックアップ運用の手間をカット
バックアップを統合することで、ジョブの管理を一元化し、バックアップ運用
の手間を削減することが可能です。
忙しいリモートオフィスの管理者に手間を掛けなくてもバックアップが可能
になります。
バックアップ対象間で重複するデータを排除
EMCのバックアップ ソリューションは、システム全体で重複排除を行います。
センター間で重複するデータを削減することで、ストレージ コストを最小限
にすることが可能です。
コンプライアンスの観点から、バックアップは集約したいが拠点ごとにバックアップ装置を設置するとコストがかかるとともに手間
もかかるという声は多くあります。
Avamarを使用すると、離れた拠点にあるデータを1か所に集約することができます。Avamarはクライアント ライセンスが無く
重複排除後の容量に対しても容量ライセンスのみとなるため、バックアップ対象のクライアントを増やしても、重複排除により
データが増えなければライセンスコストはかかりません。
クライアントを支社/支店に導入し、バックアップ データはデータセンターに送信
差分ブロックのみ転送されるため、
既設のWAN回線でOK
Avamarサーバー
クライアント ライセンス不要!
11
「重複排除」とは データ重複排除技術
1
2
最初のファイル
2011.10
3
重複するファイル
2011.10
変更されたファイル
2012.6
A Avamar
B
A Avamar
B
E Avamar
B
C
D
C
D
C
D
データはバックアップ済みのため、
ユニークなIDポインタのみ保存(20バイト)
A
B
一意の
C
データ・セグメント
D
のみバックアップ
新規データ・セグメント
を識別して
バックアップ
E
A B C D E
一意のデータがディスクに保存され、即座のリカバリに使用可能
変更がファイルの冒頭、末尾、中間かに関係なくデータ・セグメントを識別し、変更部分のみをバックアップすることが可能
要件に応じて選択できる2つの重複排除バックアップ製品
Data Domain 既存環境を変えずに導入できる重複排除バックアップ ストレージ
Data Domain ラインナップ
Data Domain
• DD Boost
• DD Encryption
• DD Extended Retention
• DD Replicator
• DD Retention Lock
• DD Virtual Tape Library
• DD Management Center
• DD Boost for Enterprise
Applications
大規模環境
中小規模環境
小規模環境 /
リモートオフィス
DD160
DD2200
DD2500
DD4200
DD4500
DD7200
DD990
1.1 TB/時
4.7 TB/時
13.4 TB/時
22.0 TB/時
22.0 TB/時
26.0 TB/時
31.0 TB/時
667 GB/時
3.5 TB/時
5.3 TB/時
10.2 TB/時
10.2 TB/時
11.9 TB/時
15.0 TB/時
論理容量
40∼195 TB
172∼860 TB
1.3∼6.6 PB
1.8∼9.4 PB
2.8∼14.2 PB
4.2∼21.4 PB
5.7∼28.5 PB
有効容量
最大3.98 TB
最大17.2 TB
最大133 TB
最大189 TB
最大285 TB
最大428 TB
最大570 TB
最大転送速度
(DD Boost 使用時)
速度(その他)
1
Avamar
バックアップ対象マシン側で
重複データを排除する
バックアップ ソフトウェアとシステム
Avamar Business Edition
Avamar
•
•
• TB
Avamar
Avamar Virtual Edition
Avamar ラインナップ
Avamar は、規模や用途、リカバリ要件に合わせて
DD Extended Retentionソフトウェア オプションを使用
VMware
・仮想マシン内のAvamarサーバー
・ゲストおよびイメージ バックアップ
・高速な変更ブロックに対するリカバリ
Avamar Data Store
+
Data Domain
•
• RAIN
•
124 TB
Avamar
•
•
柔軟に導入できます。
2015年1月版
EMC ジャパン株式会社
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新宿マインズタワー
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お問い合わせは
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それぞれの所有者の商標または登録商標です。
SG1044-4 1/15