Rosemount 702 ワイヤレス・ディスクリート伝送器

製品データ・シート
2013 年1月
00813-0104-4702、Rev HA
Rosemount 702 ワイヤレス・ディスクリート
伝送器

デュアル・チャネル、ディスクリート入力、ディスクリート出力、または漏れ検出入力オプ
ションを備え、すぐに設置可能

限界接触用途および対向接触用途のロジックを備えたディスクリート・シングルまたはデュ
アル・スイッチ入力

ワイヤレス・アップデート間は、瞬間入力が常に測定されています

デュアル・チャネルはディスクリート入力、またはディスクリート出力用に設定されます。
自己組織ネットワークにより、>99% 以上のデータ信頼性で豊富なデータ情報を提供
Rosemount 702 ワイヤレス・ディスクリート 伝送器
2013 年1月
エマソンのスマート・ワイヤレス・ソリューション
IEC 62591 (WirelessHART™)... 業界標準
メッシュルーティング対応の自己組織型ネットワーク
MODBUS / OPC
ネイティブ ・イン
ターフェース
従来型
ホスト

ネットワークは自動的に最良の通信経路を検出するため、
ワイヤレスの専門知識は不要

自己組織型、自己修復型のネットワークは、全てのデバイ
スに対して複数の通信経路を管理します。ネットワークに
障害物が発生しても、デバイス間には既に他の通信経路が
確立されているため、データ通信は中断されません。ネッ
トワークはその後も、デバイスによって必要とされる、さ
らに多くの通信経路を整備します。
MODBUS シリアル
HART
データ
4–20
のみ
エマソンのスマート・ワイヤレス
信頼性の高いワイヤレス・アーキテクチャ

IEEE 802.15.4 無線標準に適応

2.4 GHz ISM 帯域を 15 の無線チャンネルに分割

時間同期チャンネル・ホッピングにより、他の無線、Wi-Fi
(無線 LAN)、および EMC のソースからの干渉を回避して信
頼性を向上

直接拡散スペクトラム拡散(DSSS)技術により、厳しい無
線環境でも信頼性を確保
SmartPower™ ソリューション

ハードウェアおよびソフトウェアの両方において最適化さ
れたエマソン製品により、バッテリを長寿命化

本質安全防爆なパワーモジュールが提供されることから、
伝送器をプロセスから取り外さずに現場での交換が可能に
なり、担当者の安全を確保しながら、保守コストを削減。
目次
エマソンのスマート・ワイヤレ
ス・ソリューション . . . . . . . . . . . . . . . . . . ページ 2
注文情報 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ページ 3
仕様 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ページ 6
2
製品認定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .ページ 15
寸法図 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .ページ 19
http://rosemount.jp
Rosemount 702 ワイヤレス・ディスクリート 伝送器
2013 年1月
注文情報
表 1. Rosemount 702 ワイヤレス・ディスクリート伝送器注文情報
★ 標準品では、最も一般的なオプションが提供されます。星マーク (★) 付きのオプションをお選びいただくと、最短納期でのお届けが可能
です。拡張型の仕様の場合は納品までに要する時間が長くなりますので、ご了承ください。
製品説明
標準
702
標準
★
ディスクリート伝送器
伝送器の種類
標準
D
標準
★
ワイヤレス現地取付
出力
標準
X
標準
★
ワイヤレス
測定
標準
22
32
42
61(1)
標準
デュアル・ディスクリート入力 (乾式接触)
ディスクリート・デュアル入力(乾式接触)は瞬間入力および回数を検知
ディスクリート・デュアル入力まはた出力、設定可能
液化炭化水素検出 (TraceTek 高速燃料センサまたは TraceTek 検出ケーブルと共に使用)
★
★
★
★
ハウジング
標準
D
E
標準
二層構造ハウジング - アルミニウム
二層構造ハウジング - SST
★
★
導管ねじ
標準
1
標準
1/2–14
NPT
証明
標準
I5
I6
I1
IU
I7
IY
I4
I3
N5
N6
該当なし
★
測定オプション・コード
標準
FM本質安全防爆、非可燃性、防塵防爆
CSA 本質安全防爆
ATEX 本質安全防爆
ゾーン 2用ATEX本質安全防爆
IECEx 本質安全防爆
ゾーン 2用IECEx本質安全防爆
TIIS 本質安全防爆
NEPSI 本質安全防爆
FM ディビジョン 2、非可燃性
CSA ディビジョン 2、非可燃性
認定なし
http://rosemount.jp
22、32、61
22、32、61
22、32、61
32、42
22、32、61
32、42
22
22
32、42
32、42
22、32、42、61
★
★
★
★
★
★
★
★
★
★
★
3
Rosemount 702 ワイヤレス・ディスクリート 伝送器
2013 年1月
表 1. Rosemount 702 ワイヤレス・ディスクリート伝送器注文情報
★ 標準品では、最も一般的なオプションが提供されます。星マーク (★) 付きのオプションをお選びいただくと、最短納期でのお届けが可能
です。拡張型の仕様の場合は納品までに要する時間が長くなりますので、ご了承ください。
ワイヤレス・オプション
ワイヤレス アップデートレート、動作周波数、およびプロトコル
標準
WA3
標準
ユーザが設定できるアップデートレート、2.4 GHz DSSS、IEC 62591 (WirelessHART)
★
™
無指向性ワイヤレスアンテナと SmartPower ソリューション
標準
WK1
WM1
拡張型
WN1
標準
(2)
外部アンテナ、黒のパワー・モジュール用アダプタ (I.S. パワー・モジュールは別売)
拡張レンジ、外部アンテナ、黒のパワー・モジュール用アダプタ (I.S. パワー・モジュールは別売)(2)
★
★
拡張型
高利得、リモート・アンテナ、黒のパワー・モジュール用アダプタ (I.S. パワー・モジュールは別売)
(2)(3)
その他のオプション ( 選択した型番に含まれる )
ディスプレイ
標準
M5(1)
標準
LCD ディスプレイ
★
取付ブラケット
標準
B4
標準
2 インチ・パイプ取付用の汎用 L 取付ブラケット - SST ブラケットとボルト
★
構成
標準
C1
標準
工場構成の日付、ディスクリプタ (記述子)、メッセージ用のフィールド、ワイヤレス・パラメータ
★
ケーブル・グランド
標準
G2
G4(4)
標準
ケーブル・グランド (7.5 mm ~ 11.9 mm)
細線ケーブルグランド(3~8 mm)
★
★
スイッチおよびキット
標準
SS01
SS02
SS03
SS04
標準
汎用安全シャワー /洗眼キット、ULスイッチ付き
汎用安全シャワー /絶縁パイプ洗眼キット、ULスイッチ付き
汎用安全シャワー /洗眼キット、CSAスイッチ付き
汎用安全シャワー /絶縁パイプ洗眼キット、CSAスイッチ付き
★
★
★
★
標準的な型番 :702 D X 22 D 1 NA WA3 WK1 M5
(1)
(2)
(3)
(4)
4
オプション・コード 61 では LCD ディスプレイがありません。
黒のパワー・モジュールは別途出荷されるものです。型番 701PBKKF または 部品番号 00753-9220-0001 を注文してください。
利用が限られています。詳細は工場にお尋ねください。
測定オプション 61 では細線ケーブル・グランドが適しています。
http://rosemount.jp
Rosemount 702 ワイヤレス・ディスクリート 伝送器
2013 年1月
スペア部品と付属品
表 2. スペア部品と付属品
スペア部品と付属品
標準
00702-9010-0001
00702-9010-0002
00702-9010-0003
00702-9010-0004
http://rosemount.jp
標準
汎用安全シャワー /洗眼キット、ULスイッチ付き
汎用安全シャワー /絶縁パイプ洗眼キット、ULスイッチ付き
汎用安全シャワー /洗眼キット、CSAスイッチ付き
汎用安全シャワー /絶縁パイプ洗眼キット、CSAスイッチ付き
★
★
★
★
5
Rosemount 702 ワイヤレス・ディスクリート 伝送器
2013 年1月
仕様
機能仕様
物理的仕様
ディスクリー入力
電気的接続
シングルまたはデュアルの SPST 乾式接触、シングル SPDT 乾
式接触、または漏出検出。I.S. 定格を維持するためには、接触
を簡易スイッチまたは漏出検出のみに限定する必要がありま
す。
ワイヤレス・パワー・モジュール
交換可能、本質的に安全な塩化チオニールリチウム・パワー・
モジュール (PBT ポリマー筐体を含む )。1 分間のアップデー
ト・レートで 10 年間の寿命。(1)
スイッチ閾値、測定オプション・コード 22:
(1) 基準条件は、21° C (70° F)、3 台の追加ネットワーク機器のルーティ
ング・データです。
オープン > 1000 Ohm
クローズド < 100 Ohm
注 :–40°C(–40°F) または 85°C (185°F) の周囲温度限界に連続的に暴露
すると、指定のパワー・モジュール寿命が 20% 短縮される場合があ
ります。
スイッチ閾値、測定オプション・コード 32 および 42
オープン > 100 K Ohm
クローズド < 5 K Ohm
スイッチ・ターミナル
瞬時ディスクリート入力、測定オプション・コード 32
および 42
フィールドコミュニケータ接続
10 ミリ秒以上の瞬時ディスクリート入力を探知ワイヤレス・
アップデート時に、デバイスはカレント・ディスクリート状
態及びクローズ・オープンサイクル累積数を報告します。累
積数は 0 ~ 999,999 までで、これを超えると 0 にリセットさ
れます。
構造材質
ディスクリート出力、測定オプション・コード 42
最大定格:DC 26 V、100 mA
抵抗値 : 一般 1 Ohm
ワイヤレス出力
ねじターミナルがターミナル・ブロックに永久固定
通信ターミナル
クリップが端子ブロックに永久固定
筐体
ハウジング:低銅アルミニウム、またはステンレス鋼
ペイント:ポリウレタン
カバー O リング:ブナ N
ターミナル・ブロックとパワー・モジュール・パック
PBT
IEC 62591 (WirelessHART)、2.4 GHz DSSS
アンテナ
PBT/PC 無指向性アンテナ統合
アンテナからの無線周波数電力出力
電線管入口
外部(WK オプション)アンテナ : 最大 10 mW (10 dBm) EIRP
レンジ拡張済、外部(WM オプション)アンテナ :
最大 18 mW (12.5 dBm) EIRP
高利得、リモート(WN オプション)アンテナ :
最大 40 mW (16 dBm) EIRP
ローカル・ディスプレイ(1)
オプションの一体型 LCD では、ディスクリート状態および診
断情報を表示できます。ワイヤレス・アップデート時にディ
スプレイもアップデートします。
(1) ローカル・ディスプレイのオプションは、オプション 61、液化炭化
水素検出ではご利用になれません。
湿度制限
0 ~ 100% 相対湿度
ワイヤレス・アップデート率、測定オプション・コー
ド 32、42
1
/2–14 NPT
重量
低銅アルミニウム :
702 LCD 無し – 2.0 kg (4.6 lbs)
702、ただし M5 LCD - 2.1 kg (4.7 lbs) を含む
ステンレス鋼 :
702 LCD 無し – 3.6 kg (8.0 lbs)
702、ただし M5 LCD - 3.7 kg (8.1 lbs) を含む
筐体定格 (702)
NEMA 4X、および IP66/67
取付
伝送器をスイッチに直接取り付け可能。ブラケットによりリ
モート・マウントも可能。“ 寸法図 ” ページの 19 を参照して
ください。
1 秒~ 60 分の間でユーザ設定可能
ワイヤレス・アップデート率、測定オプション・コー
ド 22、61
4 秒~ 60 分の間でユーザ設定可能
6
http://rosemount.jp
Rosemount 702 ワイヤレス・ディスクリート 伝送器
2013 年1月
図 1. Rosemount 702 ターミナル・ブロック接続
性能仕様
電磁両立性 (EMC)
すべての型:
EN 61326-2-3:2006 の全関連要件に適合
振動による影響
IEC60770-1 の現場またはパイプラインの要件ごとに、高振動
レベルで試験(10 ~ 60 Hz で 0.21 mm の変位ピーク振幅 /
6 ~ 2000 Hz 3g)でワイヤレス出力に影響がないことを確認
済。
IEC60770-1 準拠の低振動レベルフィールドまたはパイプライ
ンの要件(10-60 Hz 0.15 mm の変位ピーク振幅 / 60-500 Hz 2g)
に従う試験でワイヤレス出力に影響がないことを確認済。
温度制限
説明
LCD ディスプレイなし
LCD ディスプレイ付き
動作リミット
保管リミット
-40~85℃
-40~185°F
-20~80℃
-4~175°F
-40~85℃
-40~185°F
-40~85℃
-40~185°F
乾式接触スイッチ入力、測定オプション・コード
22、32 および 42
ターミナル・ブロック接続
Rosemount 702 伝送器は、各チャネルごとにねじターミナルお
よび通信ターミナルがあります。これらのターミナルは次の
ようにラベルが付いています。
CH1+: チャネル 1 プラス
CMN: 共通
CH2+: チャネル 2 プラス
CMN: 共通
COMM: 通信ターミナル
http://rosemount.jp
ワイヤレス出力に関する仕様
乾式接触スイッチ入力、測定オプション・コード 22、32 お
よび 42
単一、デュアル入力個別
Rosemount 702 ディスクリート伝送器は、入力 CH1 および
CH2 の 1 つまたは 2 つの単極単投スイッチからの入力を受け
入れます。伝送器のワイヤレス出力は、1 次変数 (PV) と 2 次
変数 (SV) の両方になります。PV は、CH1 入力により決定し
ます。SV は CH2 入力により決定します。クローズド・スイッ
チにより TRUE 出力となります。オープン・スイッチにより
FALSE 出力となります。
7
Rosemount 702 ワイヤレス・ディスクリート 伝送器
注記
乾式接触入力はデバイスで反転して、反対の効果を出
すことができます。これは例えばオープン・スイッチ
により、通常のクローズドスイッチの代わりをする場
合に役立ちます。
2013 年1月
限界接触ロジックに設定されると、Rosemount 702 ディスク
リート伝送器は入力 CH1 および CH2 の 2 つの単極単投ス
イッチからの入力を受け入れ、ワイヤレス出力の決定で限界
接触ロジックを使用します。
図 3. デュアル入力、限界接触
デュアル入力
図 2. 単一、デュアル入力
限界接触
単一入力
CH1
TRUE
CMN
CH1
CH2
FALSE
CMN
CMN
CH2
CMN
デュアル入力、限界接触ロジック
スイッチ入力
デュアル入力
CH1
CH2
オープン
オープン
オープン
クローズド
クローズド オープン
クローズド クローズド
CH1
CMN
PV
SV
TRAVEL (0.5)
FALSE (0.0)
TRUE (1.0)
FAULT(NaN)
TRAVEL (0.5)
FALSE (0.0)
TRUE (1.0)
FAULT(NaN)
デュアル入力、対向接触ロジック
CH2
対向接触ロジックに設定されると、Rosemount 702 ディスク
リート伝送器は入力 CH1 および CH2 の双極単投スイッチか
らの入力を受け入れ、ワイヤレス出力の決定で対向接触ロ
ジックを使用します。
CMN
単一またはデュアル入力、ロジックなし
図 4. デュアル入力、対向接触
スイッ
チ入力
ワイヤレ
ス出力
スイッ
チ入力
ワイヤレ
ス出力
デュアル入力
CH1
PV
CH2
SV
対向接触
クローズド
オープン
TRUE (1.0)
FALSE (0.0)
クローズド
オープン
TRUE (1.0)
FALSE (0.0)
TRUE
デュアル入力、限界接触ロジック
CH1
CMN
FALSE
8
ワイヤレス出力
CH2
CMN
http://rosemount.jp
Rosemount 702 ワイヤレス・ディスクリート 伝送器
2013 年1月
バリアブル報告およびマッピング
デュアル入力、対向接触ロジック
スイッチ入力
ワイヤレス出力
CH1
CH2
PV
SV
オープン
オープン
クローズド
クローズド
オープン
クローズド
オープン
クローズド
FAULT(NaN)
FALSE (0.0)
TRUE (1.0)
FAULT(NaN)
FAULT(NaN)
FALSE (0.0)
TRUE (1.0)
FAULT(NaN)
瞬時ディスクリート入力、測定オプション・コード 32 およ
び 42
Rosemount 702 ワイヤレス・ディスクリート伝送器は、ワイヤ
レスアップデート定格に関わらず、10 ミリセカンド以上継続
する瞬時ディスクリートを検知できます。ワイヤレス・アッ
プデート時にデバイスは、各入力チャネルに関係なくカレン
トディスクリート状態及びクローズ・オープンサイクル累積
数を報告します。
図 5. 瞬間入力および累積回数
入力スイッチ状況
クローズド
バリアブル報告は、Rosemount 702 伝送器では 2 つの選択肢が
あります : クラッシック – ディスクリート状態のみ、または
高度 – ディスクリート状態とカウントクラッシックバリアブ
ル報告モードでは、Rosemount 702 伝送器は、以前のデバイス
と全く同様のバリアブル報告をします。
(測定オプション・
コード 22)高度バリアブル報告モードでは、Rosemount 702 伝
送器は、カレント・ディスクリートチャネル状態およびディ
スクリート状態変化サイクルのカウントを報告します。以下
に両方のケースにおけるバリアブル・マッピングの表を示し
ます。AMS デバイス・マネージャを > 手動セットアップ
>HART にすることにより、バリアブル報告を設定できます。
表 3. バリアブル・マッピング
バリアブル報告 バリアブル・マッピング
クラッシック –
ディスクリー
ト状態のみ
高度 – ディスク
リート状態と
カウント
PV
SV
TV
QV
CH1
状態
CH2
状態
エレクトロニ
クス温度
供給電圧
CH1
状態
CH2
状態
CH1カウント
CH2
カウント
ディスクリート出力回路、オプション・コード 42
オープン
状態 クローズド
0
カウント
オープン
1
オープン
4
クローズド
5
ワイヤレス・アップデート
図 6. カレント・ディスクリート状態および AMS デバ
イス・マネージャのカウントを報告
カレント状態
カウント
http://rosemount.jp
Rosemount 702 ワイヤレス・ディスクリート伝送器は、ディス
クリート入力と出力とにそれぞれ設定できる 2 つのチャネル
があります。入力は乾式接触スイッチ入力でなければなりま
せん。これについては本書の前の章で説明しています。出力
は出力回路を作動する単純なスイッチクロージャーです。
Rosemount 702 出力は電圧、電流を提供しないので出力回路は
独自の電力が必要です。Rosemount 702 出力はチャンネルあた
り最大スイッチ能力は、DC 26 V、100 ミリアンペアです。出
力回路の一般の電源供給は 24 V 以下にすることができます。
注記
出力回路の極が配線図のとおり、回路のプラス側が
CH1+ または the CH2+ ターミナルに、マイナス側が
CMN ターミナルになっていることが非常に重要です。
出力回路が後ろ向きに配線されていると、出力チャン
ネルの状態に関わりなく、有効(スイッチは閉)とな
ります。
9
Rosemount 702 ワイヤレス・ディスクリート 伝送器
2013 年1月
ディスクリート出力スイッチ機能
デュアル出力回路で特に気をつけるべき点
Rosemount 702 伝送器のディスクリート出力は、ホスト制御シ
ステムにより作動し、スマートワイヤレスゲートウェイ経由
で、Rosemount 702 伝送器に届きます。このゲートウェイから
Rosemount 702 伝送器へのワイヤレス通信に必要な時間は、
様々な要素により異なります。その要素とは、ネットワーク
の大きさ、トポロジー、ワイヤレスネットワークの総ダウン
ストリーム転送量などです。私たちの経験からベストなネッ
トワークは、ゲートウェイから Rosemount 702 伝送器へのディ
スクリート出力の一般の遅れは 15 秒以下です。この遅れは、
制御ループで見られる待ち時間の一部にすぎないことを忘れ
ないようにしてください。
両チャネルが出力回路に接続されている場合は、各回路の
CMN ターミナルが同じ電圧であることが非常に重要です。両
回路で CMN ターミナルが同電圧になるようにするには、両
出力で共通のアースを採用するのも一つの方法です。
図 9. 共通のアースをもつデュアル出力回路
負荷
出力
負荷
注記
Rosemount 702 伝送器の出力スイッチ機能では、スマー
トワイヤレスゲートウェイ、バージョン 3、ファーム
ウェア v3.9.7、またはゲートウェイ、バージョン 4 で、
v4.3 より上のファームウェアがインストールされてい
ることが必要です。
出力
両出力回路が一つの電源の Rosemount 702 伝送器に接続され
ている場合は、CH + および CMN ターミナルはともに各両出
力回路に接続する必要があります。マイナスの電源ワイヤー
は電圧が同じで両 CMN ターミナルに接続しなければなりま
せん。
図 7. 出力回路配線
図 10. 電源が一つのデュアル出力回路
負荷
出力
誤った方法
負荷
出力
負荷
出力
負荷
出力
図 8. チャネル 1 およびチャネル 2 の可能な設定
入力
入力
入力
出力
負荷
出力
負荷
負荷
負荷
出力
出力
負荷
入力
10
出力
http://rosemount.jp
Rosemount 702 ワイヤレス・ディスクリート 伝送器
2013 年1月
大きい電流または電圧の切り替え
最大スイッチ能力は、DC 26 V、100 ミリアンペアであること
を忘れないでください。これ以上の電流や電圧を切り替える
ときは、仲介する継電器回路を使用することもできます。
図 11 は、これ以上の電流や電圧を切り替えるときの回路の例
です。
図 11. 大きい電流や電圧を切り替えるときの仲介継電
器の配線
漏水センサ、液化炭化水素検出、測定オプショ
ン・コード 61
ターミナル・ブロック接続
液化炭化水素検出コンフィグレーションは、Tyco® TraceTek®
高速燃料センサ、または TraceTek 検出ケーブルと共に使用す
るための構成です。
図 12. 燃料センサ・ターミナル図
負荷
電源
< DC 26 V
< 100 mA
図 13. 燃料センサ接続図
http://rosemount.jp
11
Rosemount 702 ワイヤレス・ディスクリート 伝送器
高速燃料センサ TraceTek 検出ケーブルとの接続は、適切な色
のワイヤーを一致する色の終端ラグと合わせることによって
行います。

エマソン・スマート・ワイヤレス 702 ディスクリート伝送
器は、最大で 3 つの高速燃料センサに対応可能です。これ
らの高速燃料センサは、TraceTek モジュラー・リーダー・
ケーブル (TT-MLC-MC-BLK)、オプションのモジュラー・
ジャンパ・ケーブル (TT-MJC-xx-MC-BLK) および分岐コネ
クタ (TT-ZBC-MC-BLK) を図 14 で示すように使用して接
続します。
2013 年1月
図 15. 燃料センサのセンサ・ケーブル配線
TT-MLC-MC-BLK ( リーダー・ケーブル )
TT5000/TT5001 センサ・ケー
ブル ( 最長 500 フィート )
TT-MET-MC ( 終端 )
TT-MJC-xx-MC-BLK ( オプションのジャ
ンパ・ケーブル )
TT-ZBC-xx-MC-BLK
( 分岐コネクタ )
TT-MET-MC
( 終端 )
図 14. 燃料センサの配線
TT-MLC-MC-BLK ( リーダー・ケーブル )
TT-FFS-100 または TT-FFS-250
( 高速燃料センサ・プローブ )
TT-MET-MC
( 終端 )
最長 500 フィートの TT5000
または TT5001 センサ・ケー
ブル (702 の合計 )
TT-MLC-MC-BLK
( リーダー・ケーブル )
TT-MJC-xx-MC-BLK ( オプションの
ジャンパ・ケーブル )
TT-ZBC-xx-MC-BLK
( 分岐コネクタ )
TT-FFS-100 または
TT-FFS-250
( 高速燃料センサ・プロー
ブ)

エマソン・スマート・ワイヤレス 702 ディスクリート伝送
器は、最長で 500 フィートの TraceTek 炭化水素センサまた
は溶媒センサ・ケーブル (TT5000 または TT5001 シリーズ )
に対応可能です。1 台の 702 伝送器に接続されるセンサ・
ケーブルの長さ合計は 500 フィートを超えないものとしま
す。ただし、リーダー・ケーブル、ジャンパ・ケーブル ( 使
用している場合 ) および分岐コネクタは最長限度の 150 m
(500 フィート ) に含まれません。一般的なコンフィグレー
ションは、図 15 をご覧ください。
12
http://rosemount.jp
2013 年1月
Rosemount 702 ワイヤレス・ディスクリート 伝送器
安全シャワーおよび洗眼器の監視
Rosemount 702 伝送器は、エマソングループの TopWorx が製
造するスイッチキットを使用して、安全シャワーおよび洗眼
器を監視できます。このキットは Rosemount 702 モデル・コー
ドの一部として注文でき、絶縁、非絶縁パイプの両方用があ
ります。このキットには、スイッチ、ブラケット、ケーブル
など、一つのステーションで安全シャワーおよび洗眼器を監
視するのに Rosemount 702 に必要なものが含まれます。それ
ぞれ 2 つの入力チャネルがあるため、Rosemount 702 伝送器は
安全シャワーおよび洗眼器の両方を監視できます。
安全シャワー監視
ハンドルを下げてシャワー弁を作動させる(弁を開く)と、
TopWorx スイッチが作動し(スイッチは閉)、702 伝送器はス
イッチが閉じたことを感知します。スイッチ状態は 702 伝送
器によりゲートウェイに伝えられ、ゲートウェイはその情報
を制御ホストまたはアラートシステムに送ります。シャワー
弁が閉じたら、スイッチは技術者がリセットするまで、作動
状態を保ちます。スイッチは、その感知部分の端に鉄製の金
属片をつけてリセットすることができます。
それぞれの安全シャワー監視キットには以下が含まれます :

TopWorx Go スイッチの電磁近接スイッチ 2 個

6 フィート、12 フィートのケーブル 2 本

ポリマーケーブル・グランド、黒 2 本

安全シャワーおよび洗眼器の監視キット
図 16. 安全シャワーに設置した TopWorx スイッチ
UL および CSA スイッチ
安全シャワーおよび洗眼器の監視キットは、UL または CSA
いずれかのスイッチがつきます。いずれが付くかは、キット
の Go スイッチの通常使用区域に関する認定によります。こ
れは危険区域に関する認証とは異なります。Go スイッチはシ
ンプルな機器でそれ自体は危険区域に関する認証は必要とし
ません。適切な危険区域に関する認証を得ている Rosemount
702 伝送器に配線する場合は、危険区域に設置するのにいず
れの Go スイッチでも適しています。CSA Go スイッチはカナ
ダ向け、UL Go スイッチは世界中のその他で使用できます。
設置図面および指示
安 全 シ ャ ワ ー お よ び 洗 眼 器 の 設 置 図 面 お よ び 指 示 は、
Rosemount 702 伝送器のリファレンスマニュアル、付録 D(文
書番号 00809-0200-4702, Rev CA)に付いています。このマニュ
アルは、Rosemount 702 伝送器製品ページの以下のサイトから
ダウンロードできます:
http://www2.emersonprocess.com/en-US/brands/rosemount/
Wireless/702-Discrete
http://rosemount.jp
図 17. 安全シャワー上のスイッチ設置の詳細
13
Rosemount 702 ワイヤレス・ディスクリート 伝送器
図 18. 作動位置の安全シャワー弁
2013 年1月
図 20. 作動位置の安全洗眼器弁
洗眼器監視
ハンドパドルを押し下げて洗眼器弁を作動させる(弁を開く)
と、TopWorx スイッチが作動し(スイッチは閉)、702 伝送器
はスイッチが閉じたことを感知します。スイッチ状態は 702
伝送器によりゲートウェイに伝えられ、ゲートウェイはその
情報を制御ホストまたはアラートシステムに送ります。洗眼
器弁が閉じたら、スイッチは技術者がリセットするまで、作
動状態を保ちます。スイッチは、その感知部分の端に鉄製の
金属片をつけてリセットすることができます。
図 19. 洗眼器ステーションに設置した TopWorx ス
イッチ
14
http://rosemount.jp
2013 年1月
Rosemount 702 ワイヤレス・ディスクリート 伝送器
製品認定
危険区域に関する認証
認定製造地
北米の認定
Rosemount Inc. – 米国ミネソタ州チャナッセン
Emerson Process Management GmbH & Co. - ドイツカール
ステン, Germany
Emerson Process Management Asia Pacific Private Limited シンガポール
FM 承認
I5
欧州連合 (EU) 指令情報
EC適合宣言の最新版は、ウェブサイト、
www.rosemount.com の「Documentation」のページ、また
は、Rosemount 702 ワイヤレス・ディスクリート 伝送器
のクイックスタートガイド(文書番号 00825-0200-4702)
にあります。
電気通信規制への準拠
すべてのワイヤレス機器は、無線周波数スペクトルの使
用に関する規則に従っていることを約束した証明が必
要となります。世界中のほとんどの国 /地域において、こ
の種の製品認定が義務付けられています。完全準拠製品
を提供し、ワイヤレス機器の使用に適用される各国の指
令や法律に違反しないようにするため、エマソンは世界
中の政府機関と協力しています。
警告 – 静電気帯電危険の可能性 - 使用説明をご参照く
ださい。
エンクロージャ・タイプ 4X
IP66 / IP67
証明に関する特別条件 :
1. モデル 702 伝送器ハウジングにはアルミニウムが含まれ、
衝撃や摩擦による発火の危険性が考えられます。設置の際
には十分な注意を払い、衝撃や摩擦を予防してください。
FCC および IC
本装置は FCC 規則の第 15 部に準拠しています。使用す
る際には、この機器が有害な障害を引き起こす恐れがな
いこと、受信したあらゆる障害 ( 望ましくない動作を引
き起こす障害を含む ) をこの機器が受け入れること、と
いう条件に従う必要があります。
本デバイスのアンテナはすべての人から最低 20 cm 離
れた場所に設置する必要があります。
FM 承認のための通常区域に関する認定
標準として、本伝送器は米国連邦 Occupational Safety and
Health Administration (OSHA: 労働安全衛生局 ) 認定の
Nationally Recognized Testing Laboratory (NRTL: 国家認定
試験機関 ) である FM 承認によって検査されており、試
験の結果、その設計が電気的、機械的、および防火に関
する基本要件を満たしていると判断されています。
FM 本質安全防爆、非可燃性、および防塵防爆
証明書番号: 3031506
適用規格 : クラス 3600、1998、クラス 3610、2010、クラ
ス 3611、2004、クラス 3810、2005、ANSI/NEMA 250
マーキング:IS CL I、II、III、DIV 1、GP A、B、C、D、E、F、G
NI CL I、DIV 2、GP A、B、C、D
IS CL I、ゾーン 0、AEx ia llC
T4 Ta = –50~70°C
DIP CL II/III, DIV 1、GP E、F、G、限界周辺温度 –50 ~ 85°C
ROSEMOUNT DWG 00702-1000に従って設置した場合
エマソン・スマートパワー・オプション 701PBKKF併用
のこと
N5
2.
高分子アンテナの表面抵抗率は 1 ギガ Ω を超えます。帯
電蓄積を避けるために、溶剤または乾布でこすったり、ク
リーニングしたりしないでください。
3.
701P モデルまたは Rosemount 753-9220-XXXX スマート・
パワー・バッテリー・モジュールを使用する場合のみ。
FM 非可燃性、および防塵防爆
証明書番号: 3031506
適用規格 : クラス 3600、1998、クラス 3611、2004、クラ
ス 3810、2005、ANSI/NEMA 250
マーキング:NI CL I、DIV 2、GP A、B、C、D
T4 Ta = –50~70°C
DIP CL II/III, DIV 1、GP E、F、G、限界周辺温度 –50 ~ 85°C
ROSEMOUNT DWG 00702-1000に従って設置した場合
エマソン・スマートパワー・オプション 701PBKKF併用
のこと
警告 – 静電気帯電危険の可能性 - 使用説明をご参照く
ださい。
エンクロージャ・タイプ 4X
IP66 / IP67
証明に関する特別条件 :
1. 701P モデルまたは Rosemount 753-9220-XXXX スマート・
パワー・バッテリー・モジュールを使用する場合のみ。
http://rosemount.jp
15
Rosemount 702 ワイヤレス・ディスクリート 伝送器
CSA International
I6
CSA本質安全防爆
証明書番号: 1143113
適 用 規 格 :CAN/CSA Std.22.2 No. 0-10、CSA Std.22.2
No. 142-M1987、CAN/CSA Std.22.2 No. 157-92、CSA
Std.22.2 No. 60529:05
マーキング:Ex ia; INT.CL I、DIV 1、GP A、B、C、D HAZ
で使用する場合のみ安全LOC.
温度コード T3C
タイプ 4X、IP66、IP67
エマソン・スマートパワー・オプション 701PBKKF併用
のこと
ROSEMOUNT DWG 00702-1020どおりに設置した場合
スイッチ・ターミナル出
力パラメータ限界オプ
ション・コード 32
Uo = 6.6 V
Io = 13.37 mA
Po = 21.77 mW
Ca = 21.78 uF
La = 198 mH
燃料センサターミナル・
パラメータ・オプショ
ン・コード 61
Uo = 7.8 V
Io = 92 mA
Po = 180 mW
Ca = 9.2 uF
La = 5 mH
スイッチ・ターミナル出力パラメータ限界オプショ
ン・コード 22
Uo = 6.6 V
Io = 26.2 mA
Po = 42.6 mW
Ca = 23.8 uF
La = 50 mH
N6
CSA クラス I、ディビジョン 2
証明書番号: 1143113
適用規格 :CAN/CSA Std.22.2 No. 0-10、CSA Std.22.2 No.
142-M1987、CSA Std.22.2 No. 213-M1987、CSA Std.22.2
No. 60529:05
マーキング:CL I、DIV 2、GP A、B、C、D HAZでの使用
に適切LOC.
温度コード:T3C
エマソン・スマートパワー・オプション 701PBKKF併用
のこと
エンクロージャ・タイプ 4X、IP66、IP67
欧州の認定
I1
ATEX 本質安全防爆
証明書番号:Baseefa 07ATEX0239X
適用規格:IEC 60079-0:2011, EN60079-11: 2012
マーキング: II 1G Ex ia IIC T5 Ga
(–60°C ≤ Tamb ≤ +40 °C);
Ex ia IIC T4 Ga (–60°C ≤ Tamb ≤ +70°C)
1180
IP66/IP67
ROSEMOUNT SmartPower™ パワーモジュール、部品番
号753-9220-0001、または、エマソン、スマート・パワー・
オプション701PBKKFを使用のこと
16
2013 年1月
警告 – 静電気帯電危険の可能性 - 使用説明をご参照く
ださい。
スイッチ・ターミナル出
力パラメータ限界オプ
ション・コード 32
Uo = 6.6 V
Io = 13.4 mA
Po = 21.8 mW
Ci = 0.216 uF
CoIIC = 23.78 uF
CoIIB = 549.78 uF
CoIIA = 1000 uF
Li=0
LoIIC = 200 mH
LoIIB = 800 mH
LoIIA = 1000 mH
燃料センサターミナル・
パラメータ・オプショ
ン・コード 61
Uo = 7.8 V
Io = 92 mA
Po = 180 mW
Ci = 10 nF
CoIIC = 9.2 uF
CoIIB = 129 uF
CoIIA = 1000 uF
Li=0
LoIIC = 4.2 mH
LoIIB = 16.8 mH
LoIIA = 33.6 mH
スイッチ・ターミナル出力パラメータ限界オプショ
ン・コード 22
Uo = 6.6 V
Io = 26 mA
Po = 42.6 mW
Co = 11 uF
Lo = 25 mH
安全な使用に関する特別条件 (X)
1. アンテナの表面抵抗率は 1 ギガオームを超えています。帯
電蓄積を防ぐため、溶剤や乾いた布で拭いたりしないでく
ださい。
NM 鉱山用ATEX 本質安全防爆
証明書番号:Baseefa 07ATEX0239X
適用規格:IEC 60079-0:2011、EN60079-11: 2012
マーキング: I M1 Ex ia I Ma (–60°C ≤ Ta ≤ +70°C)
1180
IP66 / IP67
エマソン・スマートパワー・オプション 701PBKKF併用
のこと
警告 – 静電気帯電危険の可能性 - 使用説明をご参照く
ださい。
スイッチ・ターミナル出力パラメータ限界オプショ
ン・コード 32
Uo = 6.6 V
Io = 13.4 mA
Po = 21.8 mW
Ci = 0.216 uF
CoIIC = 23.78 uF
CoIIB = 549.78 uF
CoIIA = 1000 uF
Li=0
LoIIC = 200 mH
LoIIB = 800 mH
LoIIA = 1000 mH
安全な使用に関する特別条件 (X)
1. アンテナの表面抵抗率は 1 ギガオームを超えています。帯
電蓄積を防ぐため、溶剤や乾いた布で拭いたりしないでく
ださい。
http://rosemount.jp
Rosemount 702 ワイヤレス・ディスクリート 伝送器
2013 年1月
IU
ゾーン 2用ATEX本質安全防爆
証明書番号:Baseefa12ATEX0122X
適用規格:IEC 60079-0:2011、EN60079-11: 2012
マーキング: 3G Ex ic IIC T4 Gc (–60°C ≤ Ta ≤ +70°C)
Ex ic IIC T5 Gc (–60°C ≤ Ta ≤ +40°C)
IP66 / IP67
エマソン・スマートパワー・オプション 701PBKKF併用
のこと
スイッチ・ターミ
ナル出力パラメー
タ限界オプショ
ン・コード 32
Uo = 6.6 V
Io = 13.4 mA
Po = 21.8 mW
Ci = 0.216 uF
CoIIC = 23.78 uF
CoIIB = 549.78 uF
CoIIA = 1000 uF
Li=0
LoIIC = 200 mH
LoIIB = 800 mH
LoIIA = 1000 mH
スイッチ・ターミナル・パラ
メータ
オプション・コード 42
入力
Uo = 6.6 V
Io = 13.4 mA
Po = 21.8 mW
Ci= 0.216 uF
CoIIC = 23.78 uF
CoIIB = 549.78 uF
CoIIA = 1000 uF
Li=0
LoIIC = 200 mH
LoIIB = 800 mH
LoIIA = 1000 mH
出力
Ui = 26 V
Ii = 100 mA
Pi = 65 W
Ci= 0.216 uF
Li=0
使用にあたっての特別な条件
1.
アンテナの表面抵抗率は 1 ギガ Ω を超えます。帯電蓄積を
避けるために、溶剤または乾布でこすったり、クリーニン
グしたりしないでください。
2.
701PB モデルのパワー・モジュールの交換は危険区域での
実施が可能です。パワーモジュールの表面抵抗は 1GΩ 超で
あり、ワイヤレスデバイス筐体に適切に設置する必要があ
ります。帯電を防ぐため、設置場所への搬入および設置場
所からの搬出の際には、十分注意する必要があります。
IECEx システム認証
I7
IECEx 本質安全防爆
証明書番号:IECEx BAS 07.0082X
適用規格:IEC 60079-0:2011、IEC 60079-11: 2011
マーキング:Ex ia IIC T5 Ga (–60°C ≤ Ta ≤ +40°C);
Ex ia IIC T5 Ga (–60°C ≤ Ta ≤ +70°C)
IP66 / IP67
ROSEMOUNT SMARTPOWER™ パワーモジュール、部
品番号753-9220-0001、または、エマソン、スマート・パ
ワー・オプション701PBKKFを使用のこと
警告 – 静電気帯電危険の可能性 - 使用説明をご参照く
ださい。
スイッチ・ターミナル出
力パラメータ限界オプ
ション・コード 32
Uo = 6.6 V
Io = 13.4 mA
Po = 21.8 mW
Ci = 0.216 uF
CoIIC = 23.78 uF
CoIIB = 549.78 uF
CoIIA = 1000 uF
Li=0
LoIIC = 200 mH
LoIIB = 800 mH
LoIIA = 1000 mH
燃料センサターミナル・
パラメータ・オプショ
ン・コード 61
Uo = 7.8 V
Io = 92 mA
Po = 180 mW
Ci = 10 nF
CoIIC = 9.2 uF
CoIIB = 129 uF
CoIIA = 1000 uF
Li=0
LoIIC = 4.2 mH
LoIIB = 16.8 mH
LoIIA = 33.6 mH
スイッチ・ターミナル出力パラメータ限界オプショ
ン・コード 22
Uo = 6.6 V
Io = 26 mA
Po = 42.6 mW
Co = 11 uF
Lo = 25 mH
安全な使用に関する特別条件 (X)
1. アンテナの表面抵抗率は 1 ギガ Ω を超えます。帯電蓄積を
避けるために、溶剤または乾布でこすったり、クリーニン
グしたりしないでください。
2. 701PB モデルのパワー・モジュールの交換は危険区域での
実施が可能です。パワーモジュールの表面抵抗は 1GΩ 超で
あり、ワイヤレスデバイス筐体に適切に設置する必要があ
ります。帯電を防ぐため、設置場所への搬入および設置場
所からの搬出の際には、十分注意する必要があります。
http://rosemount.jp
17
Rosemount 702 ワイヤレス・ディスクリート 伝送器
IY
ゾーン 2用IECEx本質安全防爆
証明書番号:IECEx BAS 12.0082X
適用規格:IEC 60079-0:2011、IEC 60079-11: 2011
マーキング:Ex ic IIC T4 Gc (–60°C ≤ Ta ≤ +70°C)
Ex ic IIC T5 Gc (–60°C ≤ Ta ≤ +40°C)
IP66 / IP67
エマソン・スマートパワー・オプション 701PBKKF併用
のこと
警告 – 静電気帯電危険の可能性 - 使用説明をご参照く
ださい。
スイッチ・ターミ
ナル出力パラメー
タ限界オプショ
ン・コード 32
Uo = 6.6 V
Io = 13.4 mA
Po = 21.8 mW
Ci = 0.216 uF
CoIIC = 23.78 uF
CoIIB = 549.78 uF
CoIIA = 1000 uF
Li=0
LoIIC = 200 mH
LoIIB = 800 mH
LoIIA = 1000 mH
NEPSI 規格 ( 中国 )
I3
NEPSI 本質安全防爆
証明書番号:GYJ081015
マーキング:Ex ia IIC T4/T5
安全な使用に関する特別条件
1. 温度クラスは、次のような周囲温度レンジに依存し
ます。
温度クラス
T4
T5
スイッチ・ターミナル・パラ
メータ・オプション・コード 42
入力
出力
Uo = 6.6 V
Io = 13.4 mA
Po = 21.8 mW
Ci = 0.216 uF
CoIIC = 23.78 uF
CoIIB = 549.78 uF
CoIIA = 1000 uF
Li=0
LoIIC = 200 mH
LoIIB = 800 mH
LoIIA = 1000 mH
Ui = 26 V
Ii = 100 mA
Pi = 65 W
Ci= 0.216 uF
Li=0
使用に関する特別条件
1.
アンテナの表面抵抗率は 1 ギガ Ω を超えます。帯電蓄積
を避けるために、溶剤または乾布でこすったり、クリーニ
ングしたりしないでください。
2.
701PB モデルのパワー・モジュールの交換は危険区域での
実施が可能です。パワーモジュールの表面抵抗は 1GΩ 超
であり、ワイヤレスデバイス筐体に適切に設置する必要が
あります。帯電を防ぐため、設置場所への搬入および設置
場所からの搬出の際には、十分注意する必要があります。
TIIS 本質安全防爆
証明書番号:TC18640
マーキング:Ex ia IIC T4 周辺温度 –20~60°C
乾式接触入力 オプション・コード 22
Uo = 6.6 V
Io = 26 mA
Po = 42.6 mW
Co = 10.9 uF
Lo = 25 uH
18
周囲温度レンジ
(–60 ~+70)°C
(–60 ~+40)°C
2.
安全パラメータ(オプション・コード 22):
Uo = 6.6 V、Io = 26.2 mA、Po = 42.6 mW、Co = 10.9 uF、
Lo = 25 uH
3.
伝送器のケーブル導入口は、少なくともエンクロージャ
IP 20 (GB4208-1993) の保護レベルを確保するように保護し
てください。
4.
伝送器と関連機器との間のケーブルには、シールド・ケー
ブルを使用してください ( ケーブルは絶縁シールドが必要
です )。ケーブルの芯線部分は 0.5 mm2 を超えるようにして
ください。シールドは確実にアースを取ってください。配
線は、電磁的障害を受けないようにする必要があります。
5.
COMM インターフェースを危険な場所で使用することは
禁じられています。
6.
関連機器は安全な場所で取り付けてください。設置時、操
作時、保守時は、取扱説明書の規則を厳守してください。
7.
エンド・ユーザーは、内部の部品を変更してはなりません。
8.
伝送器の設置時、使用時、保守時は、次の基準に従ってく
ださい。
a. GB3836.13-1997 「爆発性雰囲気で使用する電気製品、
パート 13:爆発性雰囲気で使用する電気製品の修理と
オーバーホール」
b. GB3836.15-2000 「爆発性雰囲気で使用する電気製品、
パート 15:
(鉱山以外の)危険区域での電気製品の設置」
c. GB3836.16-2006 「爆発性雰囲気で使用する電気製品、
パート 16:
(鉱山以外の)電気製品設置の点検とメンテ
ナンス」
d. GB50257-1996 「爆発性雰囲気で使用する電気装置およ
び火災の危険性のある電気設備の設置およびエンジニ
アリングの構造および承認に関する規則」
9.
すべての設置手順に従ってください。 これらの承認要件を
満たさない機器に接続すると、導入したシステム全体の承
認に影響を及ぼす可能性があります。
TIIS 規格 ( 日本 )
I4
2013 年1月
http://rosemount.jp
Rosemount 702 ワイヤレス・ディスクリート 伝送器
2013 年1月
寸法図
Rosemount 702 伝送器
オプションのデジタル・ディスプレイで表示
拡張レンジ、
外部アンテナ
90°
284
(11.16)
92
(3.61)
107
(4.20)
315
(12.39)
170
(6.71)
154
(6.05)
外部アンテナ
140
(5.51)
寸法はミリメートル ( インチ ) で示されています
Rosemount 702 伝送器、オプションの取付ブラケット付きの構成
Pipe Mounting
パイプ取付
2 inch U-bolt for
pipe mounting
パイプ取付用
2イ
ンチ U ボルト
1 inch U-bolt for
パイプ取付用
1イ
transmitter mounting
ンチ U ボルト
158
6.20
(158)
(6.20)
寸法はミリメートル ( インチ ) で示されています
http://rosemount.jp
19
Rosemount 702 ワイヤレス・ディスクリート 伝送器
00813-0104-4702、Rev HA
製品データ・シート
2013 年1月
Emerson Process Management
Rosemount Inc.
8200 Market Boulevard
Chanhassen, MN 55317 USA
電話 ( 米国内 ) 1-800-999-9307
電話 ( 米国外から ) (952) 906-8888
ファックス (952) 906-8889
www.rosemount.com
Emerson Process Management
Asia Pacific Pte Ltd
1 Pandan Crescent
Singapore 128461
電話 +65 6777 8211
ファックス +65 6777 0947
サービスサポートホットライン:+65 6770 8711
Email:[email protected]
www.rosemount.com
Emerson Process Management
Blegistrasse 23
P.O. Box 1046
CH 6341 Baar
Switzerland
電話 +41 (0) 41 768 6111
ファックス +41 (0) 41 768 6300
www.rosemount.com
Emerson Process Management
Latin America
1300 Concord Terrace, Suite 400
Sunrise Florida 33323 USA
電話 + 1 954 846 5030
標準販売契約条件は、www.rosemount.com\terms_of_sale にてご覧いただけます。
Emerson のロゴは、Emerson Electric Co. の商標およびサービスマークです。
Rosemount および Rosemount ロゴタイプは Rosemount Inc. の登録商標です。
PlantWeb はエマソン・プロセス・マネジメント・グループ企業の 1 社の登録商標です。
HART および WirelessHART は HART Communication Foundation の登録商標です。
Modbus は Modicon, Inc. の商標です。
その他のマークは全て、それぞれの所有者に帰属します。
© 2013 Rosemount Inc. All rights reserved.