資料 No.3 第4回(仮称)つくば市総合運動公園基本計画策定委員会 − 目 次 − 1.導入施設----------------------------------------------1 2.インフラ整備の基本方針--------------------------------9 3.施設配置計画------------------------------------------11 4.概算工事費の算出--------------------------------------12 5.管理運営方法の検討------------------------------------14 6.概算維持管理費の算出----------------------------------14 7.費用対効果の分析--------------------------------------15 8.整備スケジュール--------------------------------------21 9.鳥瞰図------------------------------------------------22 平成26年12月 つくば市 0 1. 導入施設 (1) 導入施設の検討 ⑥ 国際大会,全国大会,県大会の誘致の視点からの検討 基本構想を踏まえて,施設の整備状況や利用状況,競技人口,各種団体や市民からの要望,パブリッ つくばエクスプレス,首都圏中央連絡自動車道等のインフラ整備による立地条件をいかした国際大 クコメント,基本計画策定委員会での意見,中学生アンケート結果,大学生との意見交換会での意見を 会の誘致や国民体育大会などの全国大会,各種競技の茨城県大会の開催も可能な施設整備が必要であ 考慮し,導入施設を設定する。 る。2019 年開催の茨城国体で体操・新体操競技場として,本総合運動公園の総合体育館が選定され ている。 2019 年:第 74 回国民体育大会,第 19 回全国障害者スポーツ大会,ラグビーワールドカップ 2019 ① スポーツ施設整備状況からの検討 2020 年:東京 2020 オリンピック・パラリンピック 茨城県内の陸上競技場の分布と,市内における各既存施設の整備状況から検討した。 陸上競技場については,市内に公共の施設が整備されていない。 陸上競技場,サッカー場,ラグビー場,野球場,総合体育館(柔剣道場含む), プールについては,市内に公認の 50mプールが未整備であり,市営プールとしては,25mプール テニスコート,屋内プール,弓道場等 と幼児用プールのみである。 テニスコートは数多く整備されているが,屋内施設が整備されていない。 ⑦ 陸上競技場,屋内プール,屋内テニスコート 基本構想パブリックコメントの意見による検討 平成 26 年3月策定の基本構想に対するパブリックコメントにおいて,導入施設に関する意見を整 理すると以下のとおりとなる。 ② 既存施設の利用状況からの検討 ハンドボールコート,陸上競技場,ランニングコース,サイクリング拠点施設,弓道場,フ 市内既存施設の利用状況より,稼働率 80%以上の施設が不足していると判断できることから整備 リークライミング,サッカー場,ラグビー場,屋内プール,科学技術によるスポーツ体験施 が求められる。 設,障害者スポーツ対応施設,生涯スポーツ・レクリエーション施設,防災施設,各種イベ 総合体育館(柔剣道場,卓球場含む),テニスコート,サッカー場,プール ント対応施設,宿泊施設,環境配慮施設,ドッグラン,飲食店,スポーツの専門家によるサ ポート施設,家族で過ごせる遊戯施設等 ③ 各種団体や市民要望からの検討 市民要望から各スポーツ施設の老朽化への対応,陸上競技場を含めた総合運動公園の整備,施設数 ⑧ 中学生アンケート,大学生との意見交換会による検討 不足等への対応,公認スポーツ施設の整備が求められる。 市内市立中学校2年生を対象としたアンケート及び筑波大学・筑波技術大学・県立医療大学の学生 陸上競技場,総合体育館(柔剣道場含む) ,野球場,テニスコート,サッカー場,ラグビー場, との意見交換会における意見等を整理すると以下のとおりとなる。 屋内プール,弓道場,アイススケート場,スケートパーク等 屋内プール,テニスコート(屋内,屋外),総合体育館,サッカー場,陸上競技場,障害者 スポーツ対応施設,剣道場,卓球場,野球場,多目的グラウンド,宿泊施設等 ④ トップチーム育成,スポーツ観戦の視点からの検討 トップチームの育成や連携を図っていくための活動拠点が整備されていない。また,一流スポーツ をつくば市内で観戦したいという市民の要望が高く,トップ選手のプレーが観戦できるようなスポー (2) 導入施設の設定 ツ施設の整備が望まれている。 基本方針を支えるために求められる機能等及び導入施設の検討の結果,総合運動公園に導入する施 ― 今後トップチームとしての活躍が期待される市内各競技団体 ― 設は,以下のとおりとする。 □バレーボール:つくばユナイテッド Sun GAIA(2014/15V・チャレンジリーグ) 導入施設 □サッカー(男子) :ジョイフル本田 つくばFC(関東サッカーリーグ 2 部) スポーツ施設 □サッカー(女子) :つくばFC レディース(茨城県女子サッカーリーグ1部) 総合体育館(柔剣道場含む,弓道場併設),陸上競技場(投てき場含む),屋 内プール,フットボール場(サッカー,ラグビー),テニスコート(屋内,屋 □バスケットボール:つくばロボッツ(新リーグNBL) 外),多目的グラウンド,スポーツコート,スケートパーク,ランニングコー サッカー場,総合体育館 ス,ランニングステーション,サイクリングステーション スポーツ施設以外 スポーツ医・科学センター,障害者スポーツ学習室,宿泊施設,飲食店,野外 ⑤ 障害者スポーツ振興の視点からの検討 の施設 障害者スポーツ大会等に対応できる施設や障害者の公園・スポーツ利用が可能な施設の整備が必要 ステージ,広場,子ども遊び場,キャンプ場,駐車場,その他の公園施設,防 災施設,調整池 等 である。 アーチェリー・フライングディスク・フットベースボール等の障害者スポーツに対応した施設, 車いすバスケット等に対応した体育館,車いすに対応したテニスコート,サウンドテーブルテ ニス等 1 (3) 基本構想と基本計画(案)における導入施設の比較 基本計画(案) 基本構想 施設区分 施設区分 施設整備 ツ 施 設 施設整備 メインアリーナ(60m×35m,観客席3,000∼5,000),サブアリーナ(40m ×35m),柔剣道場(各4面),多目的運動室,健康相談・体力測定室, その他 14,000 ㎡ 総合体育館 メインアリーナ(60m×45m,観客席5,000),サブアリーナ(38m×32 m),柔剣道場(各2面),弓道場(12人立),多目的運動室,トレーニン グ室,その他 18,500 ㎡ 陸上競技場 第1種公認(収容人数25,000人,J1対応),補助競技場 固定席:25,000席,屋根:全席 67,000 ㎡ 陸上競技場 第2種公認(収容人数:15,000人,J非対応),投てき場 固定席:5,000席,芝生席:10,000席,屋根:5,000席 53,000 ㎡ ラグビー兼サッカー場 天然芝舗装,スタンド5,000席 20,000 ㎡ フットボール場 天然芝舗装(164×90m),簡易スタンド1,000席 バックネット H=10m,90m×2 17,000 ㎡ テニスコート 20面・砂入り人工芝,スタンド1,000席 17,000 ㎡ テニスコート 4面・鉄鋼造テント仕上げ,4面・ハードコート 5,500 ㎡ 屋内プール 公認50mプール,25mプール,幼児用プール 屋内プール 公認50mプール,25mプール 7,000 ㎡ アーチェリー・弓道場 弓道12人立,アーチェリー24人立 21,000 ㎡ 弓道場 12人立(体育館と併設) 多目的グランド 土系舗装 40,000 ㎡ 多目的グランド 土系舗装(175×175m) 30,700 ㎡ スポーツコート 人工芝舗装 スポーツコート 人工芝舗装(80×120m) 9,600 ㎡ ジョギングコース スポーツ施設以外の施設で計上 ランニングコース アスファルト舗装 最長:6m☓2,500m (他の園路との併用は面積に含まず) ランニングステーション 更衣室,シャワー室 200 ㎡ サイクリングステーション サイクルピット 200 ㎡ スケートパーク コンクリート舗装(60×20m) 計 7,000 ㎡ ス ポ ツ 施 設 3,000 ㎡ 12,000 ㎡ 計 201,000 ㎡ 宿泊施設 駐車場 ツ 施 設 以 外 の 施 設 広場 一般車両 1,200 台 障害者用 14 台 大型バス 24 台 芝生広場,子どものあそび場,散策路等 ス ポ 駐車場 ー ー ス ポ 面積等 総合体育館 ー ー ス ポ 面積等 ツ 施 設 以 外 の 施 設 1式 1,200 ㎡ 157,900 ㎡ 収容人数:50人 1,000 ㎡ 一般車両 1,360 台 障害者用 16 台 大型バス 24 台 広場 子ども遊び場,野外ステージ 等 1式 キャンプ場 キャンプ場 1式 その他の公園施設 サイン,あずまや,ベンチ等 1式 防災施設 備蓄倉庫,耐震性貯水槽,ヘリポート,災害用井戸,非常用発電,緊急 用放送設備 等 1式 その他の公園施設 サイン等 1式 防災施設 備蓄倉庫,耐震性貯水槽,ヘリポート 等 1式 管理施設等 管理施設等 1式 管理施設等 機能を総合体育館内へ 公園基盤 伐開・除根・整地 1式 公園基盤 伐開・除根・整地 2 15,000 ㎡ 1式 (4) 導入施設の概要 概略図 導入施設の検討における,周辺施設の整備状況,利用状況,各種団体や市民からの要望,基本構想時 のパブリックコメント,学生の意見及び基本計画策定委員会の意見を踏まえ,導入施設の概要は,以下 のとおりとする。 ① i 総合体育館 整備方針 障害者スポーツやトップスポーツの大会,様々なイベントにも対応可能な総合体育館とする。 また,2019 年開催の「いきいき茨城ゆめ国体」における体操・新体操競技の会場に対応した総合体 育館とする。 ii 施設内容 総合体育館にはメインアリーナ,サブアリーナ,柔剣道場,弓道場,スポーツ医・科学センター及び, 障害者スポーツ学習室の機能を備えた多目的運動室やトレーニング室,飲食コーナーを整備する。 また,メインアリーナには,観客席 5,000 席を設ける。 iii 規模 施 メインアリーナ 設 名 競技床 規 格 60m×45m ハンドボールコート:公式2面 バスケットボールコート:公式3面 バレーボールコート:公式3面 体操・新体操:国体基準 バドミントン:9面,卓球:24面 サブアリーナ 観客席 5,000席(固定3,000席,可動2,000席) その他 諸室,倉庫等 競技床 38m×32m バスケットボールコート:公式1面 バレーボールコート:公式2面 バドミントン:4面,卓球:10面 その他 諸室,倉庫等 柔剣道場 柔道場:2面,剣道場:2面 弓道場 近的12人立 多目的運動室 3室 スポーツ医・科学センター,障 トレーニング室 1室 害者スポーツ学習室等の機能 を有する その他 事務室,医務室,更衣室(家族更衣室),シャ ワー室,トイレ(多目的トイレ),機械室,そ の他諸室,備蓄倉庫 全体面積 約18,500㎡ 3 ② 陸上競技場 i 概略図 整備方針 市内に公認陸上競技場が無く,県南地域に第2種公認以上の陸上競技場が無いことから,(公財)日 本陸上競技連盟による第2種公認の陸上競技場とする。 また,災害時の情報発信機能としての利用も可能となる,大型映像装置を設ける。 陸上競技場の整備にあわせて,投てき場を整備する。 必要に応じて,将来,第1種公認の認定やJリーグスタジアム標準に準拠する整備を行うこととする。 ii 施設内容 (公財)日本陸上競技連盟による第2種公認陸上競技場に必要な施設整備を基本とし,全天候型の 400mトラック,障害物競走設備,各種跳躍場及び各種投てき場,各種諸室などを整備する。 メインスタンドに屋根付きの個席を約 5,000 席設け,芝生席約 10,000 席を整備する。 iii 規模 施 陸上競技場 設 名 走路 規 格 一周の距離:400m レーン数:9レーン レーン幅:1.22mまたは1.25m 直走路:115m以上 舗装材:全天候舗装 インフィー 規格:106m×69m ルド 舗装材:天然芝 観客席 メインスタンド:約5,000席(屋根付き) 芝生席:約10,000席 その他 電光掲示板(大型映像装置)1基, 更衣室,用器具庫,シャワー室,照明設備(フ ィニッシュラインで1,500lx以上の照度を確保) ,写真判定室等 投てき場 フィールド 規格:70m×130m 舗装材:天然芝 その他 全体面積 防球ネット 約53,000㎡ 4 ③ 屋内プール i 整備方針 概略図 市内に公認の長水路プールが無く,屋内プールの利用頻度も高いことから,一般利用のみならず各種 水泳大会の開催が可能な施設や小・中学生,高齢者,障害者,リハビリテーションにも利用可能な施設 を整備する。 ii 施設内容 (公財)日本水泳連盟公認の 50m競泳プール及び 25mの標準プールを整備する。 50mプールには 700 席の観客席を設け,また,25mプールに 300 席の観客席を設ける。 iii 規模 施 50mプール 設 名 規 格 コース数:7または10 コース幅:2.50m 長さ:50.02m 水深:1.35mまたは2.00m 観客席:700席 25mプール コース数:5 コース幅:1.80m∼2.50m 長さ:25.02m 水深:可動床により対応 観客席:300席 その他 事務室,更衣室,トイレ,シャワー室,採暖室,記録 室,用具庫等 全体面積 約7,000㎡ 5 ④ ⑤ テニスコート フットボール場 i i 整備方針 整備方針 市内に多くのテニスコートはあるものの,平日昼間の利用も非常に多く,市民がいつでもテニスを楽 市内に公式試合の開催が可能なラグビー場が無いことや,2019 年開催のラグビーワールドカップの しめる施設整備を行う。 キャンプ地誘致にも対応可能とすることとし,国際ラグビー評議会(IRB)の規定による施設整備を行 また,車いすテニスにも対応する舗装整備や全天候,夜間利用が可能な施設整備を行う。 う。 ii ii 施設内容 屋内と屋外のテニスコートを整備し,観客席を約 200 席設ける。 天然芝舗装のグラウンドを整備し,観客席を約 1,000 席設ける。 iii iii 規模 施 グラウンド 設 名 規 施設内容 規模 施 格 設 名 屋内テニスコート 規格:164m×90m 規 コート数:4面 舗装材:天然芝 表層材:ハード 観客席:約1,000席 観客席:約200席 その他 スコアボード,照明設備 全体面積 約17,000㎡ 屋外テニスコート 格 コート数:4面 表層材:ハード その他 照明設備,事務室,更衣室,トイレ,シャワー室,用 具庫等 イメージ写真 全体面積 概略図 出典:埼玉県熊谷スポーツ文化公園 HP より「ラグビー場」 6 約5,500㎡ iii 規模 ⑥ 多目的グラウンド i 施 整備方針 設 名 グラウンド 規 格 規格:120m×80m アーチェリー,グランドソフトボール,フットベースボールなどの障害者スポーツやグラウンドゴル 舗装材:人工芝舗装 フなどの高齢者スポーツなど様々なスポーツやイベントに対応する施設整備を行う。また,災害時の臨 その他 防球ネット,トイレ,用具庫,照明設備 時ヘリポート,大規模な大会及びイベントを開催する際の臨時駐車場としての利用も可能な施設とする。 全体面積 約9,600㎡ ii 施設内容 クレイ系舗装のグラウンドを整備する。 iii イメージ写真 規模 施 設 名 グラウンド 規 格 規格:175m×175m 舗装材:クレイ系舗装 その他 防球ネット,トイレ,用具庫等 全体面積 約30,700㎡ 出典:大阪国際大学 HP より「多目的広場(人工芝) 」 イメージ写真 ⑧ スケートパーク i 整備方針 市内施設の閉鎖や若者たちが集う場所の確保などを考慮し,スケートボードやインラインスケートな どのストリートスポーツを支援する施設整備を行う。また,スノーボーダーの夏期練習場としての利用 も可能な施設整備を行う。 ii 施設内容 コンクリート舗装の施設とし,様々なバンクを整備する。 iii 規模 施 設 名 スケートパーク 規 格 舗装材:コンクリート舗装 バンク:単純斜面,凹凸曲面,ハーフパイプ,周囲フ ェンス等 全体面積 出典:福岡県篠栗町カブトの森公園 HP より「多目的グラウンド」 約1,200㎡ イメージ写真 ⑦ スポーツコート i 整備方針 サッカーやフットサルのみならず,ブラインドサッカー,フットベースボール,フライングディスク などの障害者スポーツにも対応し,各種イベントなど様々な用途に対応可能な施設整備を行う。 ii 施設内容 人工芝舗装のグラウンドを整備する。 7 出典:東京都八王子市戸吹スポーツ公園 HP より「スケートパーク」 ⑨ ランニングコース i 整備方針 ii 施設内容と規模 内閣府の「体力・スポーツに関する世論調査(2009)」や総務省の「社会生活基本調査(2011)」などに 施 設 名 内容や規模 よると,ウォーキングやジョギングの競技人口が非常に多いことや,市民の健康増進を図るための施設 スポーツ医・科学センタ ・体力測定,動作分析,競技力向上相談,メンタル指導などの競技力 整備を行う。 ー ii 施設内容 ・生活習慣の改善,健康相談などの健康づくりを支援する施設 距離表示を設けたランニングコース等を整備し,コース沿いに更衣室やシャワー室等を備えたランニ ・大学や研究機関との連携によるスポーツ科学の研究や実践の場 ングステーションを整備する。 ・スポーツ医・科学に関する図書や専門雑誌などの貴重な医・科学専 自転車競技等の練習のために,一般道を利用し筑波山などの山道に向かう人たちのアクセス拠点とし 門情報などを提供できるライブラリー て,簡易な修理やセッティングが可能なサイクルピットを備えたサイクリングステーションを併設する。 iii 向上を支援する施設 障害者スポーツ学習室 規模 ・利用者,大学,行政,医療,企業が共同し,障害者スポーツに関わ る相互の意見交換や学習,開発,実践が可能な施設 施 設 名 ランニングコース等 規 格 ・障害者の身体の機能の回復及び健康の維持増進を図り,社会参加の 幅員:約6m 促進に貢献する施設 延長:最長約2.5km その他 宿泊施設 舗装材:アスファルト舗装 ・客室:ツインルーム,トリプルルームを基本とした構成とする。 ランニングステーション(約200㎡) ・その他:会議室,管理室,給湯室,リネン室,共同浴場,共同トイ サイクリングステーション(約200㎡) 全体面積 ・収容人員:50名を想定 レ,倉庫等 約15,400㎡ 飲食店 ・各種軽食・ドリンクの販売のほか,管理栄養士によるヘルシー料理 を提供する飲食店を総合体育館内に設ける。 野外ステージ イメージ写真 ・ステージと斜面スタンドの構成で,野外ステージとしてイベント利 用が可能な施設とする。 広場 ・子どもから高齢者までがくつろぐことができる芝生広場,子どもが 自由に利用できる遊び場,健康増進のための器具等を設置した広場 などを敷地内に数箇所整備する。 子ども遊び場 ・アスレチック遊具や健康遊具等を設置する。 キャンプ場 ・既存の森林をいかした林間のキャンプ場を整備する。 駐車場 ・障害者専用駐車場を各施設付近に設置する。 ・バイク・自転車の駐輪場も整備する。 出典:埼玉県越谷市県民健康福祉村 HP より「ジョギングコース」 その他の公園施設 ・あずまや,ベンチ,水飲み場,トイレ,案内サイン,街灯などを整 備する。 ⑩ スポーツ施設以外の施設 i 防災施設 整備方針 ・防災倉庫,災害用井戸,マンホールトイレ,通信環境の整備,非常 用電源,耐震性貯水槽,緊急用放送設備,臨時ヘリポートなどを設 子供から高齢者までのあらゆる人々が,緑あふれる環境の中で,安全で快適にスポーツ・レクリエー ける。 ションを楽しむことができる公園づくりを目指すために, 「スポーツをする人」 「しない人」にかかわら 調整池 ず,憩いの場・交流の場となる環境整備を図る。 ・敷地内の雨水排水処理のための施設として,豪雨発生時も考慮した 調整池を整備する。 新エネルギー利用などの環境負荷軽減やメンテナンスに配慮したサスティナブル(持続可能)な公園 を整備する。 東日本大震災や竜巻災害の経験をもとに,つくば市域はもちろん,広域的な避難・防災拠点として, 様々な防災機能を積極的に備えた施設を整備する。 8
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