ＷＥＢカンファレンス呼吸器感染症治療における抗菌薬の適正使用 −ニューキノロンの役割− 日時講師平成２７年 2月23日（月）１９：００∼１９：４０（Ｑ＆Ａ時間含む）長崎大学大学院長崎大学大学院医歯薬学総合研究科究科病態解析・診断病態解析診断学分野教授栁原克紀先生呼吸器感染症では多種多様な微生物が原因菌となる。市中肺炎では、肺炎球菌、インフルエンザ菌といった一般細菌群に加え、肺炎マイコプラズマ、肺炎クラミジアなどの頻度が高い。我が国では、肺炎球菌やインフルエンザ菌においてマクロライド系薬やβ―ラクタム系薬に対する耐性化が進んでいることも重要な情報である。また、最近ではマクロライド耐性マイコプラズマが増加し、臨床的に問題となってきた。レスピラトリーキノロンは原因微生物全てに優れた抗菌活性を有し、臨床効果も高いことから良い選択である。耐性菌増加を抑止するためには、症例を適切に選択し、十分量かつ短期間投与に努めるべきであろう。一方、院内肺炎の原因菌としては緑膿菌やMRSA等が重要である。原因菌の推定には喀痰の塗抹・培養検査が有用であるが、血液培養も必ず実施する。施設ごとに薬剤感受性データを解析し、アンチバイオグラムを作成しておくことが抗菌薬選択の一助となる。 Q&Aについてインターネットを通じて随時質問を受け付けます。お寄せいただいた質問は講演の最後に栁原克紀先生より直接ご回答をいただく予定です。 ※アベロックス®はバイエルグループの商標登録です。やなぎはらかつのり栁原克紀先生 1991年 1997年 1999年 2002年 2006年長崎大学大学院医歯薬学総合研究科病態解析・診断学分野（臨床検査医学）教授／長崎大学病院検査部部長／東北大学非常勤講師長崎大学医学部卒業、第二内科入局米国ネブラスカ大学生化学分子生物学教室研究員長崎大学第二内科・助手長崎大学大学院医歯薬学総合研究科・助手長崎大学病院検査部・講師 2007年∼2012年同感染制御教育センター・副センター長（兼任） 2011年∼2012年長崎大学大学院医歯薬学総合研究科病態解析・診断学分野准教授 2013年∼ 同教授、長崎大学病院検査部部長専門医日本内科学会認定医、日本感染症学会専門医・指導医・ICD、日本臨床検査医学会臨床検査専門医、日本呼吸器学会専門医・指導医、日本化学療法学会抗菌化学療法指導医学会活動日本環境感染学会理事、日本臨床微生物学会理事・編集委員・教育委員・院内感染対策委員、日本感染症学会評議員・施設内感染対策相談回答者・西日本地方会監事、日本化学療法学会幹事・抗菌化学療法認定医認定制度審議委員・抗菌薬安全性評価基準検討委員、日本呼吸器学会代議員、日本結核病学会評議員、日本臨床検査医学会評議員、日本DDS学会評議員 WEBカンファレンスへの参加方法 URL http://live.3esys.jp/streaming/ﬀp150223/ パスワード 0223 ID ﬀp 弊社HPの医療関係者向けページからWEBカンファレンスバナーをクリック、もしくは上記URLにアクセスし、視聴はこちらのボタンをクリックするとログイン画面が表示されます。 ①ＩＤとパスワードを入力し、ログインボタンを押してください。 ②参加登録画面へ切り替わります。都道府県、所属、氏名を入力し登録ボタンを押してください。 ③視聴画面へと切り替わります。（視聴画面は動画をダブルクリックすることで最大化されます。） ❶ ログイン画面 ❸ 視聴画面 ❷ 参加登録画面 WEBカンファレンスの推奨環境 WEBカンファレンスをご視聴いただくためには、下記の環境を推奨いたします。 ■ Windows 推奨環境 OS ： Windows 7 OS ： Windows Vista ブラウザ： Internet Explorer 8.0 以上、Firefox 23.x 以上ブラウザ： Internet Explorer 8.0 以上、Firefox 23.x 以上 ■ Macintosh 推奨環境 OS ： Mac OS X v10.5 以上ブラウザ： Safari 5.x 以上、Firefox 23.x 以上 ■ iPad 環境 iOS 5.0 以上 ■ メモリ 4GB 以上 ■ CPU Intel Core i5 以上 ■ その他設定 Flash Player ： Flash Player 11 以上、Java Script、cookie を有効にしてください。木村情報技術サポート窓口 TEL：0952-97-9167（土日祝日を除く9：00∼18：00） E-Mail：[email protected] ※本番当日はWEBカンファレンス終了までサポートします。