形NLリミット形タッチスイッチ 軽く触れるだけで検出、 発光ダイオードが

NL
形
リミット形タッチスイッチ
軽く触れるだけで検出、
発光ダイオードが動作を表示
¡接触の瞬間に動作するため応差の動きが極めて小さく
高精度の位置検出が可能。
リ
ミ
ッ
ト
ス
イ
ッ
チ
¡動作力を必要とせず、微小変位や軽量物の検出ができます。
¡動作の確認は、発光ダイオードにより容易。
¡コントローラ・ユニット形S3D2やセンサコントローラ形S3D8との
組み合わせにより多くの機能が可能。(DCタイプ)
;;;
271∼272ページの
「■正しくお使いください」をご覧ください。
N
L
■アプリケーション
・プレス完了位置検出
・ワークのセットミス、排出ミス検出
・小物ワークの有無検出
・ドリルの設定位置決め
・材料の位置決め
・耳端位置検出
プレス製
ワーク
形NL
形NL
形NL
紙(布)
アース棒
アース棒
形NL
・変位の検出・制御
圧力
・圧延工程における板厚制御
形NL
ベロー
形NL
(アース)
・布、紙の終端検出
(間接的アースによる検出)
形NL
紙(布)
圧延ローラ
アース面
・布、紙の継目検出
(間接的アースによる検出)
コントローラ・
ユニット
形NL
コントローラ・
ユニット
モータ
形NL
形NL
アース棒
紙(布)
265
NL
■種類/標準価格(◎印の機種は標準在庫機種です。
無印(受注生産機種)の納期についてはお取引き商社にお問い合わせください)
¡アンテナ部一体形
タイプ
アンテナ部一体形
・ オーバートラベルがとれる
・ アンテナ先端を折り曲げて使用できる
特長
コイル・スプリング形
リ
ミ
ッ
ト
ス
イ
ッ
チ
プランジャ形
アンテナ部
の種類
シリーズ
N
L
・ 高精度の位置制御に使用可能
・ 動作後の動き
(OT)は最大5㎜
形式
電源電圧(電源)
DC 12V
(形S3D2または形S3D8を使用)
形NL1
形NL2
形NL3
形式
標準価格(¥)
標準価格(¥)
◎形NL1-C
14,000
◎形NL1-P
14,000
DC 24V
◎形NL2-C
15,800
◎形NL2-P
15,800
AC 100V
◎形NL3-C *1
AC 200V
◎形NL3-C *1
19,200
形NL1-Cアンテナアッシー
アンテナ部のみ *2
◎形NL3-P *1
◎形NL3-P *1
*3
───
19,200
───
注. 接続コード1mです。
*1. ご注文時には、電源電圧をご指定ください。
*2. 形NL1、形NL2、形NL3共用です。
(コイル・スプリング部とヘッド部をセットにしたもの)
*3. 価格についてはお問い合わせください。
¡アンテナ部分離形
タイプ
アンテナ部分離形
・スイッチ本体が入る余裕のない狭い所に被検出体がある場合に使用可能
(本体・アンテナ間の3mケーブルで、アンテナ端を延長して使用可能)
特長
アンテナなし
プランジャ形アンテナつき
コイル・スプリング形
アンテナ部
の種類
アンテナつき
シリーズ
形NL1
形NL2
電源電圧(電源)
形式
標準価格(¥)
形式
標準価格(¥)
形式
標準価格(¥)
DC 12V
形S3D2または
形S3D8を使用
◎形NL1-S
15,800
形NL1-SP
16,800
◎形NL1-SC
16,800
DC 24V
◎形NL2-S
18,100
◎形NL2-SP
19,200
◎形NL2-SC
19,200
───
───
───
───
形NL1-SCアンテナのみ
*2
(
アンテナ部のみ *1
)
注. 接続コード1mです。
*1. 形NL1、形NL2共用です。
(コイル・スプリング部のみ)
*2. 価格についてはお問い合わせください。
266
NL
■定格/性能
形式
項目
形NL1
形NL2
保護構造
形NL3
IP60
電源電圧
DC12V
DC24V
定格周波数
AC100または200V
――
50/60Hz
接地検出体の場合 : 接触抵抗3kΩ以下
動作非接地検出体の場合 : 大地間容量で100pF以上
感度
消費電流
8mA
15mA
応答時間
――
5ms以下
DC12V 最大30mA 電圧出力形
(出力インピーダンス4.7kΩ)
出力信号
20ms以下
DC24V 電流出力形
(抵抗負荷、170mA直接開閉可)
AC100または200V サイリスタ出力形
(抵抗負荷、30∼300mA直接開閉可)*1
絶縁抵抗
0V(黒)がケースと接続されています。
100MΩ以上(DC 500Vメガにて)*2
耐電圧
0V(黒)がケースと接続されています。
AC 1,500V 50/60Hz 1分 *2
汚染度(使用環境)
3( IEC947-5-1)
電気的保護クラス
ClassⅡ
PTI(トラッキング特性)
N
L
175
スイッチカテゴリ
D(IEC335)
振動
誤動作10∼55Hz 複振幅1.5㎜で異常なし
誤動作 約200m/s2以上
衝撃
周囲温度
−10∼+60℃
(ただし、氷結しないこと)
周囲湿度
90%RH以下
質量
約370g(形NL□-C、
-P) 約550g(形NL□-S) 約680g(形NL□-SP、
-SC)
注. 形NL3はSCRの保護のため、C、R、を内蔵しています。このため、漏れ電流があります。
*1. 30mA以下の負荷の場合は右図の示すように、ブリーダ抵抗Rを負荷と並列に接続し、
負荷回路の全電流が30mA以上、300mA以下になるよう、
V
R= 30−i(kΩ)の抵抗を接続してください。
(W数に注意してください)
*2. 充電部−非充電部間
赤(茶)
i
負荷
白(黒)
形NL3 黒(青)
R
電源電圧
AC100V
(AC200V)
■各部の名称
コイル・スプリング
アンテナ
アンテナアッシー
ヘッド
リ
ミ
ッ
ト
ス
イ
ッ
チ
Oリング
発光ダイオード
(動作表示用)
ゴム・パッキン
カバー
(取り外し不可)
取りつけ穴
(ピッチはDIN
規格に準拠)
形SCコネクタ
(取り外し不可)
ケーブル
267
NL
■出力段回路図
形NL1
形NL2
茶(赤)
DC+12V
黒(白)
出力
形NL3
茶(赤)
リ
ミ
ッ
ト
ス
イ
ッ
チ
負荷
負荷
4.7kΩ
スイッチ
主回路
茶(赤)
DC+24V
青(黒)
2.2Ω
スイッチ
主回路
黒(白)
出力
青(黒)
0V
黒(白)
スイッチ
主回路
出力
AC100、200V
青(黒)
0V
注. 形NL1、形NL2は電源0V側が本体ケースに接続されています。
N ■動作原理
L
リミット形タッチスイッチは常
に高周波を発振しており、被
検出体がタッチ・アンテナ
に接触すると
発振回路の定数が
変化し発振が停止
し
スイッチング回路が
動作し、出力信号を
出します。
センサ専 用 電 源を併
用し、各種の用途にご
使用ください
帰環回路
アンテナ
発振回路
検波回路
NOT回路
センサ専用電源
(形S3D,形S3S)
AC100V
(AC200V)
■シリーズによる分類と特長
形NL1
形NL2
DC12V センサ
専用電源
負荷
形NL1
センサ・コントローラ
(形S3D8)、
コントローラ・ユニット
(形S3D2)
が使え、各種の機能をもっているた
め、使いやすい。
268
形NL3
電源
形S3D8:
AC100∼240V
形S3D2:
AC100∼240V
形NL2
負荷(DC24V170mA)
L/R=0
DC24V電源が供給できれば、形NL2
のみで負荷を直接開閉できる。
形NL3
負荷 AC100/200V
30∼300mA cosφ=1
AC100V(AC200V)電源に直接接
続でき、交流負荷を直接開閉できる。
電源
AC100V
(AC200V)
NL
■接続
センサ専用電源(形S3D2)
DC12V(形NL2へはDC24V)電源を供給し、その出力に各種タイ
適用形式
ミング制御を付加し、リレー出力またはオープンコレクタ出力
に変換する形S3D2をおすすめします。
なお形NL3は、センサ専用電源が不要です。
形NL1
形NL2
センサ専用電源
機能
形S3D2-AK
基本動作
形S3D2-BK
記憶動作、タイマ動作
形S3D2-CK
タイマ動作
形S3D2-AKD
基本動作
形S3D2-CKD
タイマ動作
リ
ミ
ッ
ト
ス
イ
ッ
チ
形S3D2
コントローラ・ユニット
接続は、接続コードの色別に従って正しく接続してください。
また、動力線、高圧線は同一配線ではなく、別配線にしてくだ
さい。
形NL1
N
また、形NL1の電源としては、形S3D2のご使用をおすすめしま L
す。形S3D2の詳細については別途カタログをご請求ください。
形NL2
DC+12V茶(赤)
茶(赤)
DC24V
OUT黒(白)
黒(白)
(出力)
0V青(黒)
負荷
0V
青(黒)
*
外部回路
茶
黒 青
(赤)(白)
(黒)
*青(黒)
はアースを行ってください。
⑦ ⑧ ⑨
⑩ ⑪ ⑫
最大170mA
(L/R=0)
直接直流開閉可能
形NL3
IN1
IN2
茶(赤)
NORM
INV
黒(白)
(出力)
④ ⑤ ⑥
① ② ③
負荷
AC100V
または200V
青(黒)
*
外部回路
形S3D2-AK
*形NL3の青(黒)
ラインは必ず
アース側に接続してください。
最大300mA
(cosφ=1)
直接交流開閉可能
注1. 規格の変更にともない( )内は旧仕様の芯線色です。配線時にはご注意ください。
2. 形S3D2の数字はソケットの端子番号を示します。
3. 形NLとセンサ専用電源、または他の無接点機器との接続は、3芯、0.75㎜以上の接続コードで行ってください。
電線管による単独配線で、最大100mまで延長可能です。
269
NL
■外形寸法
¡アンテナ部一体形
コイル・スプリング形
形NL1-C
形NL2-C
リ 形NL3-C
ミ
ッ
ト
ス
イ
ッ
チ
プランジャ形
形NL1-P
形NL2-P
形NL3-P
φ1.2 *1
16
φ5.3
φ6 *1
5 *2
110±2
(15)
6.5±0.8
55
12.5
16
25.8
31
12.5
2-φ5.3+0.12
1
1
(99)
75 60±0.2
2-φ5.3±0.12穴
75 60±0.2
N
L
(動作表示用)
発光ダイオード
8
CADファイル
8
最大25
2-φ5.3長穴(7.3)
φ7接続コード
1mつき
5
*2
注意書きラベル
15
30±0.2
40±0.8
φ7接続コード
1mつき
5
15
30
43.7±0.8
15
*3
注意書きラベル
15
30
30+0.2
40+0.8
43.7+0.8
*1 ステンレス鋼プランジャ接触後の動き
(OT)
は最大5㎜です。
*2 プランジャ自由位置(FP)
*3 剥ぎ取ってからご使用ください。
*1 アンテナの動きは無方向、
ただし、接触後の動きは
自由位置から30°
以内になるように設定してください。
*2 剥ぎ取ってからご使用ください。
NL_01
2-φ5.3長穴(7.3)
最大25
CADファイル
NL_02
注1. アンテナを押す力は1.96N以下にしてください。
2. アンテナ部のみの取り換えも可能です。
詳しくは別途お問い合せください。
注. プランジャを押す力は9.8N以下にしてください。
¡アンテナ部分離形
プランジャ形アンテナつき、コイル・スプリング形アンテナつきの外形寸法図は、いずれもアンテナ部のみを示しています。
スイッチ部本体の外形寸法はコイル・スプリング形、プランジャ形と同じです。
アンテナなし
形NL1-S
形NL2-S
プランジャ形アンテナつき
形NL1-SP
形NL2-SP
16
φ7 *1
31
22.5
8
1
(27)
2-φ5.3±0.12穴
(動作表示用)
発光ダイオード
75 60±0.2
(
2-φ5.3長穴
(7.3)
8
2-M22×1
取りつけナット
対辺距離26
12
厚さ4
φ6 *1
R16
CADファイル
φ7接続コード
1mつき
5
35±0.5
t 2.3
)
(R2.3)
4.5
16±0.2
32
16
20
最大25
NL_03
6
15
30±0.2
40±0.8
*2
注意書きラベル
*1 ステンレス鋼プランジャ接触後
の動き
(OT)
は5㎜です。
*2 プランジャ自由位置(FP)
*3 高周波同軸ケーブル(3mが標
準です。1m、2mのものも用意
しています)
注1. プ ラ ン ジ ャ を 押 す 力 は
9.8N以下にしてください。
2. ケーブルは切断・延長し
ないでください。
15
コイル・スプリング形アンテナつき
形NL1-SC
形NL2-SC
30
43.7±0.8
*1 高周波同軸ケーブル(3mが標準です。1m、2mのものも
用意しています)
*2 剥ぎ取ってからご使用ください。
注1. アンテナはご使用に合わせた形状のものをご用意ください。
また、アンテナについては右記プランジャ形アンテナつき、
コイル・スプリング形アンテナつきをご参照ください。
2. ケーブルは切断・延長しないでください。
90.5±2
(10.5)
8
31
22.5
40.5±2
6
3.5
*2
CADファイル
φ1.2 *1
注. 上記、各機種の外形寸法図中、指定のない部分の寸法公差は±0.4㎜です。
NL_04
*1 アンテナの動きは無方向、
ただし、接触
後の動きは自由位置から30°
以内にな
るように設定してください。
*2 高周波同軸ケーブル(3mが標準です。
1m、2mのものも用意しています)
注1. ケーブルは切断・延長しないでください。
2. アンテナ部のみ取り換えが可能です。
詳しくは別途お問い合わせください。
270
NL_05
*3
51
(95)
CADファイル
5 *2
35
(10.5)
NL
■正しくお使いください
¡共通の注意事項は、18∼25ページをご覧ください。
注意
アンテナを人体に接触させるよ
うな使い方はしないでくださ
¡アンテナについて
〈形状と延長〉
〈シールド線の処理〉
・シールド線は、形NL本体でアースに
接続されていますので、アンテナ側で
は芯線と接続しないように注意し、絶 リ
ミ
縁テープなどで固定してください。
・一体形または分離形のアンテナに他の
;;
;
; ;;
;
;;
;
;
い。感電する恐れがあります。
正しい使い方
¡アンテナの接地と被検出体について
〈被検出体の大きさ〉
・接地物体の場合
下図の「接地導電体との接触」の場合
で、被検出体がアースされておれば大
きさには関係ありません。(ただし、
接触面への絶縁物の付着や腐食による
接触抵抗が3kΩ以上にならないよう、
注意してください)
接地導電体との接触
等価的にRのみを介して接地されます。
R
延長して使用する場合はアンテナ全体
の合計が1m以下(第2図)で、アンテナ
部を大地より完全に10cm以上(第3図)
浮かせてご使用ください。
第1図
芯線
シールド線
第2図
・工作物に沿ってアンテナ部を延長する
金属板
200cm2以下
R1
形NL
R2
R6
R5
R4
R3
形NL
R1+……R6≦1m
正
第3図
形NL
工作物など
誤
〈アンテナの取り付け〉
・アンテナなし(形NL□-S)の高周波
同軸ケーブルとご使用に合わせた形状
のアンテナとの接続は次の要領で行っ
てください。
・非接地物体の場合
下図の「非接地導電体との接触」の場
合で、大地間との静電容量が100pF以
量は増大します。また、被検出体下の
大地の状態によってもかなり影響さ
れ、乾いた砂、コンクリート、湿った
土の上などでは被検出体の大きさが変
わります。
非接地導電体との接触
等価的にCのみを介して接地されます。
アースされてい
ない導電体
100pF以上
C
一般的には、60∼70%
くらいの湿度で300×
500㎜程度の面積を保有
する導電体であれば、
検出可能です。
高周波同軸ケーブル
はんだ付け
形NL
(分離形)
一般リード線
形NL
工作物など
〈並列使用について〉
アンテナ
上あれば動作します。被検出体の面積
が大きければ大きい程、大地に対して
の距離が近ければ近い程、その静電容
;;;;
;;;;
;;;;
;;;
;;;
;;;
アンテナ
1m以下
高周波同軸
ケーブル
・形NLを2台以上並列で使用する場合
は、アンテナ相互間の距離を4cm以上
離してください。また、2台隣接して
使用する場合も同じです。
形NL
アンテナ
4cm以上
ねじ止め(1)
高周波同軸
ケーブル
形NL
4cm以上
アンテナ
形NL
形NL
高周波同軸
ケーブル
ねじ止め(2)
〈保守点検〉
〈被検出体の条件〉
・導電体(鉄・ステンレス・アルミニウ
ム・黄銅など)であればとくに問題は
ありませんが、被検出体に塗装が施さ
れているときなどは、導電体とアンテ
ナ間で導通がないため動作しません。
・非導電体(プラスチック、陶器、ガラ
N
場合は、分離タイプを使用し、下図の L
ように一般リード線の延長による使用
はしないでください。
アース
R:3kΩ以下で動作します。
(ただし、
人体などとの接
触の場合を除く)
ッ
ト
ス
イ
ッ
チ
絶縁テープ等
10cm以上
アースされて
いる導電体
3kΩ以下
金属板を取りつけてアンテナとする場
合、面積は200cm 2 以下(第1図)とし、
アンテナの接触面に油、汚れ、さびな
どがあると動作しない原因となります
のでご注意ください。
・水、油のかかる場所での使用
水あるいは油(とくに水溶性切削油な
ど)がひん繁にかかる場所で使用され
ますと、
誤動作の原因となりますので、
このような使い方はしないでください。
ス、布など)の検出には、間接的にア
ースに接続して使用することもできま
す。265ページの「■アプリケーショ
ン」をご参照ください。
271
NL
¡アースについて
¡その他のご注意
・電源への接続コードの青(黒)は必ず
アースへ接続してください。
・スイッチ部本体は分解しないでくださ
い。
アースしない場合、動作しないことも
あります。
分解されますと、内部配線などが破損
し、動作しません。
リ ・形NL1、2は接続コードの青(黒)が内
ミ
部でケースに接続されています。また、
・コンジット口には、異物、切削くずな
どが侵入しないように配管ください。
PC(プログラマブル・コントローラ)
・屋外や特殊な切削油で、スイッチの材
ッ
ト
ス
イ
ッ
チ
N
L
のサービス電源でのご使用はできませ
ん。PCサービス電源のマイナス側は
質の変質および劣化が予想される場合
は、ご相談ください。
アースされていませんので、動作しな
いことがあります。
・負荷の接続は、接続図に従い正しく行
ってください。
また、PCサービス電源のマイナス側
誤配線、負荷短絡などにより、形NL
をアースしますと、PC本体の耐ノイ
ズ性が低下します。
内部の素子が破壊し動作しなくなりま
す。
・形NL3では、単相200V電源の場合は
片相をアースに接続すると電源が短絡
正
黒(白)
(出力)
し、機器が破損します。
誤
誤
続してください。
・電源がトランスなどで絶縁される場合
青(黒)
注. 規格の変更にともない( )内は旧仕様の芯線
色です。配線時にはご注意ください。
電源
負荷
注. 規格の変更にともない( )内は旧仕様の芯線
色です。配線時にはご注意ください。
茶(赤)
青(黒)
茶(赤)
黒(白)
(出力)
は、動作しない原因となるため、片相
はアースに接続して使用してください。
負荷
電源
青(黒)
接続コードの青(黒)はアース側に接
272
電源
茶(赤)
黒(白)
(出力)
ってください。
・動作の信頼性と寿命を維持するため、
形NL3
負荷
青(黒)
単相200V電源をご使用の場合は絶縁
トランスを用いて2次側でアースを行
黒(白)
;;;;
;;;;
;;;;
;;;
;;;
;;;
;;;
;;;
;;;
茶(赤)
AC
・接続コード先端の「注意書きラベル」
は、配線時に破り取ってください。
・負荷開閉について
形NL3は交流開閉用ですが、開閉能力
が温度により制限されますので下図負
荷特性曲線をご参照ください。
形NL3 負荷特性曲線
開
閉
①
電
流 0.3
②
︵
A
③
︶
0.2 ④
0.1
−15
0
20
40
60
温度(℃)
注1. ①は抵抗負荷、または繰り返しひん度1回/5
分以下の誘導負荷。
2. ②は繰り返しひん度3回/min以下の誘導負
荷。
3. ③は繰り返しひん度30回/min以下の誘導負
荷。
4. ④は繰り返しひん度300回/min以下の誘導
負荷。
5. 抵抗負荷を除いてこの特性曲線は繰り返し
のON、OFF間隔の比が1:1のものであり、
OFF間隔が極端に短い場合には、この値の
80%程度で使用してください。