クライアント・リレーションシップ契約書

クライアント・リレーションシップ契約書
お客様は、この契約書のもとで、「プログラム」、「クラウド・サービス」およびその他の「サービス」、機械および「アプラ
イアンス」(以下総称して「IBM 製品」といいます。) ならびに第三者の製品およびサービス (以下総称して「他社製品」といい
ます。) であって IBM から提供可能なものを注文することができます。製品、オファリングまたは注文に関する詳細は、付随文
書および個別契約書 (以下「TD」といいます。) に記載されます。この契約書ならびに該当する付随文書および TD (以下総称し
て「本契約」といいます。) は、本契約に基づく取引に関する完全な合意を構成します。
る権利を許諾します。「クラウド・サービス」は、保守点検
プログラム
の場合を除き、年中無休で利用できるように設計されていま
「プログラム」とは、IBM ブランドを有するコンピュー
す。定期保守について、お客様は別途通知されます。サービ
ター・プログラムおよび関連資料であり、その料金を支払う
ス・レベル・コミットメントは、該当する場合、付随文書ま
ことを条件に IBM から使用許諾されるものをいいます。
たは TD に記載されます。
「プログラム」に関する詳細は、「ライセンス情報」(以下
お客様は、注文したそれぞれの「クラウド･サービス」につ
「LI」といいます。) と称する付随文書に記載されます。
いて、お客様が取得した利用範囲内でアクセスおよび利用す
「プログラム」には、「機械コード」や「プロジェクト資料」
るものとします。お客様は、お客様のアカウント資格情報を
は含まれません。「プログラム」は、著作権として保護され、
利用して「クラウド・サービス」にアクセスした者による
使用許諾されるものであって、売買の対象となるものではあ
「クラウド・サービス」の利用に対して責任を負うものとし
りません。IBM が「プログラム」の注文を承諾した場合、
ます。「クラウド･サービス」は、いかなるユーザーのいか
IBM はお客様に対し、a) 許諾範囲内および LI の条件で「プ
なる法管轄区域においても、違法、わいせつ、侮辱的もしく
ログラム」を使用すること、b) かかる許諾された範囲での使
は不正なコンテンツまたは活動 (有害事象を擁護することや
用のために複製物を作成、導入すること、かつ c) バック
危害を加えること、ネットワークやシステムの完全性または
アップ目的で複製物を作成することができる非独占的使用権
セキュリティーを妨害しもしくは違反すること、フィルター
を許諾します。「プログラム」はお客様、お客様が許可した
を忌避すること、一方的で不正な虚偽のメッセージ、ウィル
自己の従業員および従契約者が、お客様の「エンタープライ
スもしくは有害コードを送信すること、または第三者の権利
ズ」内でのみ使用ができるものとし、第三者に対してホス
を侵害することなど) の目的のために利用することはできな
ティングまたはタイム・シェアリング・サービスを提供する
いものとします。違反の申し立てまたは通知があった場合は、
ために「プログラム」を使用する権限はないものとします。
解決するまでその利用が停止される場合があり、また速やか
お客様は、いかなる「プログラム」の使用権も再使用許諾、
に解決されない場合、終了または解約される場合があります。
譲渡または移転することはできません。追加料金または異な
TD に別途に明示的な定めがない限り、お客様は、第三者に
る条件のもとで、IBM から追加の権利が提供される場合があ
ホスティングまたはタイム・シェアリング・サービスを提供
ります。IBM は、「プログラム」を使用するための無制限の
するために「クラウド・サービス」を利用する権限はないも
権利を付与するものではなく、また、お客様が「プログラム」
のとします。
の経済的価値のすべての支払いを行ったものではありません。
それぞれの「クラウド・サービス」は、お客様が「クラウ
一部の「プログラム」は、LI で指定される別契約に基づき使
ド・サービス」にインプットした専有コンテンツを保護し、
用許諾される第三者コードを含むことがあります。
「クラウド・サービス」の一部としてのみアクセスおよび利
「プログラム」に対してお客様に付与される使用権は、お客
用できるように設計されています。TD に別途の定めがない
様が以下のすべてを行うことを条件とします。
限り、IBM は、「クラウド･サービス」を提供するために必
a. 著作権表示およびその他のマーキングを複製物に行うこ
要となる場合に限り、自己の従業員および従契約者に対して
と。
お客様の専有コンテンツへのアクセスおよびその利用を提供
b. 「プログラム」を使用するすべての者が、お客様に許諾
します。IBM は、お客様の専有コンテンツを他に開示せず、
された範囲でのみこれを使用し、その使用条件を遵守す
また、「クラウド・サービス」の満了時もしくは解約時、ま
るための必要な手当てを行うこと。
たはそれ以前にお客様の要求があった場合には、それらを返
c. 「プログラム」の逆アセンブル、逆コンパイル、翻案ま
却または破棄します。IBM は、お客様の要求に基づき実施し
たはリバース･エンジニアリングを行わないこと。
た特定の活動 (指定の形式でコンテンツを提供するなど) に対
d. 「プログラム」に含まれる構成要素またはその関連資料
して料金を請求することができます。
を「プログラム」の本体から切り離して使用しないこと。
それぞれの「クラウド・サービス」の記述には、「クラウ
ド・サービス」に適用となるセキュリティー機能および仕様
「プログラム」の使用権の基となる課金単位は付随文書また
が含まれています。IBM の「クラウド・サービス」は、付随
は TD に記載されます。サーバー課金単位またはキャパシ
文書または TD に別途定めがない限り、EU セーフ･ハーバー
ティー･ベース課金単位のすべての使用権については「プロ
として認証されています。IBM は、認識したお客様のコンテ
グラム」が導入されているサーバーのフルキャパシティーに
ンツへの第三者による無断アクセスをお客様に通知すること、
対して使用許諾されるものとします。ただし、IBM からサブ
および特定されたセキュリティー上の脆弱性を修正するため
キャパシティーが提供される場合で、お客様が該当のサブ
に合理的な努力をすることに同意します。お客様のコンテン
キャパシティー要件を遵守する場合はその限りではありませ
ツが失われた場合または損傷した場合、IBM は、お客様の最
ん。
新の利用可能な互換性のあるフォーマットのバックアップ・
サービス – クラウド・サービス
コピーから、「クラウド・サービス」に当該コンテンツを復
「クラウド・サービス」とは、IBM がホスティングまたは管
元することを支援します。
理し、ネットワーク経由で利用可能な IBM ブランドを有す
更新期間を含む、「クラウド･サービス」の提供期間は、付
るオファリングをいいます。それぞれの「クラウド･サービ
随文書または TD に記載されています。付随文書または TD
ス」は、TD または「サービス記述書」と称する付随文書に
に別段の定めがない限り、IBM は 12 か月前の通知により
記載されます。IBM がお客様の注文を受諾した場合、IBM
「クラウド・サービス」を終了することができます。IBM は、
はお客様に TD に記載される「クラウド・サービス」利用す
12 か月が経過するまでの残存期間中に「クラウド・サービス」
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の提供を継続するか、お客様に別の IBM の「サービス」に
移行するために協力するかのいずれかを行います。お客様の
重大な契約義務違反、セキュリティー違反、または法律違反
があったと IBM が判断した場合、IBM は、お客様の「クラ
ウド・サービス」の利用する権利を中断、取り消し、または
制限することができます。いかなる中断期間中にも、「クラ
ウド・サービス」に対する料金は継続して発生します。中断
の原因を合理的な範囲で是正できる場合、IBM は、「クラウ
ド・サービス」を利用する権利を回復するためにお客様が講
じる必要のある措置をお客様に通知します。お客様が合理的
な期間内に当該措置を講じなかった場合、IBM はかかる「ク
ラウド・サービス」を解約することができるものとします。
IBM がサービス記述書を変更した場合、当該変更は合意され
た次の更新時または期間延長時に有効となります。IBM は、
その機能性とセキュリティー機能を低下させない範囲で「ク
ラウド・サービス」の提供に使用するコンピューティング環
境を変更できます。
サービス – その他のサービス
IBM は、付随文書または TD に記載されている、コンサル
ティング、導入、カスタマイズおよび構成設定、保守、なら
びにその他のサービスを提供します。IBM が「作業指示書」
(以下「SOW」といいます。) に従ってお客様のために創作し
た著作物 (以下「プロジェクト資料」といいます。) の著作権
はお客様に帰属します。「プロジェクト資料」には、SOW
のもとでお客様に納入されるが新たに作成されるものではな
い著作物および SOW のもとでかかる著作物に対して行われ
た改変または拡張 (以下総称して「既存資料」といいます。)
は含まれないものとします。「既存資料」には、別の使用許
諾契約が適用されるもの (以下「既存ライセンス資料」とい
います。) があります。「プログラム」は、「既存ライセン
ス資料」の例であり、「プログラム」に対する使用許諾条件
が適用されます。IBM は、「既存ライセンス資料」ではない
「既存資料」について、使用、実行、複製、表示、実演およ
び二次的著作物作成のための取り消し不能 (お客様の支払い
義務を条件とします。) で非独占的な全世界にわたる使用権
をお客様に許諾します。IBM は、「プロジェクト資料」につ
いて、使用、実行、複製、表示、実演、再使用許諾、頒布お
よび二次的著作物作成のための取り消し不能の非独占的な全
世界にわたる支払い済みの使用権を留保します。
いずれの当事者も、「サービス」に関する重大な契約違反が
相当期間内に是正されない場合、「サービス」を解約するこ
とができます。IBM が「サービス」を終了する場合は、少な
くとも 90 日前に通知をするものとします。お客様は、解約
の効力発生日までに提供された「サービス」に対する料金を
支払うものとします。お客様が、「サービス」を任意に解約
する場合、または IBM がお客様の契約違反に基づき解約し
た場合、お客様は、すべての最低限コミットメントを果たす
ものとし、SOW または TD に記載の解約料または調整金が
ある場合はその金額および早期解約に基づき IBM に発生し
た合理的範囲の追加コスト (従契約者や再配置に関するコス
トなど) 相当額を支払います。IBM はかかる追加コストを軽
減するために合理的な対策を講じます。
機械およびアプライアンス
「機械」とは、フィーチャー、アップグレード、およびアク
セサリーを含む IBM ブランドを有するデバイスをいいます。
「アプライアンス」とは、特定機能のために設計された「プ
ログラム」と「機械」の組み合わせをいいます。別途の定め
がある場合を除き、「プログラム」に適用される条件は「ア
プライアンス」の「プログラム」のコンポーネントにも適用
され、機械に適用される条件は「アプライアンス」の機械の
コンポーネントにも適用されます。お客様は、「アプライア
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ンス」の「プログラム」のコンポーネントを「アプライアン
ス」から切り離して使用または移転することはできないもの
とします。
IBM がお客様の注文を承諾した場合、IBM は、機械および
他社製機械の所有権を、すべての代金が完済された時に、お
客様またはお客様の賃貸人に移転します。ただし、米国の場
合は、出荷と同時に所有権が移転します。IBM は、機械を発
送するために運送業者に引き渡すまで、滅失破損のリスクを
負います。IBM は、お客様の施設へ納入するまで、お客様の
代わりに保険を支払います。お客様は機械の滅失破損につい
て、引渡日を含めて 10 営業日以内に IBM に書面で通知し、
かつ IBM の保険請求手続きに従う必要があります。IBM が
機械の設置に対して責任を負う場合、お客様は出荷から 30
暦日以内に IBM に設置をさせるものとします。それ以降に
なる場合は追加料金が発生する場合があります。お客様は、
カストマー･セットアップ (CSU) と指定された機械について、
提供された設置説明書に従い設置するものとします。
アップグレード、保証サービスまたは保守サービスのために
取り外されたり交換されたりした機械および部品は IBM の
所有物であり、IBM に速やかに返却する必要があります。交
換の場合は、交換された部品の保証または保守サービスの状
況を引き継ぎます。機械には新品ではない部品が含まれる場
合やすでに設置されたことのある機械の場合もあります。た
だし、いずれの場合も、IBM の保証条件が適用されます。お
客様は、必要不可欠な技術変更を自ら速やかに実施するか、
または IBM が実施できるようにするものとします。お客様
は、機械を取得した国においてお客様の「エンタープライズ」
内でのみ使用するものとし、再販、リース、または移転のた
めに取得することはできません。ただし、リースバックの
ファイナンシングをすることはできます。
機械コードおよびビルトイン・キャパシティー
機械には、「機械コード」(以下「MC」といいます。) およ
びビルトイン・キャパシティー(以下「BIC」といいます。)
が含まれる場合があります。MC とは、機械で読み取りうる
形の命令、修正、代替、および関連資料をいい、例えば、
MC に依拠したり、MC とともに提供、使用されたり、また
は MC により生成されたりするデータやパスワードなどをい
います。これにより、機械のプロセッサー、ストレージまた
は他の機能の操作が可能となります。MC は、著作権で保護
され、使用許諾されるものであって、売買の対象となるもの
ではありません。IBM は、保証または IBM 保守サービスに
基づき、または追加料金が条件となる別途書面で契約する場
合にのみ、機械の MC の複製物、修正または代替物を提供し
ます。お客様は、MC のすべての複製物、修正または代替物
は IBM が許可した方法でのみ取得することに同意します。
IBM は、(i) IBM が MC を提供した機械でのみ、および (ii) お
客様が支払い、IBM がアクティブ化した範囲内に限り、IBM
の Web サイト
(http://www.ibm.com/systems/support/machine_warranties/machin
e_code/aut.html) から入手可能な IBM Authorized Use Table for
Machines (以下「AUT」といいます。) と呼ばれる付随文書に
従い、 BIC をアクセスおよび使用するためにのみ、MC を使
用する非独占的な使用権をお客様に許諾します。BIC とは、
機械に対して IBM が提供する計算リソース (プロセッサー、
ストレージおよびその他の機能性等) をいいます。BIC の使
用は、契約、技術的手段またはその他の手段により制限され
る場合があります。お客様は、IBM が、BIC または MC の使
用を制限、監視および報告する技術的手段およびその他の手
段を実装すること、ならびに IBM が提供するすべての変更
を導入することに同意します。お客様は、MC の変更、逆ア
センブル、逆コンパイル、翻案またはリバース･エンジニア
リングを行わないものとし、BIC または MC の使用を制限、
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監視または報告するための IBM の契約上、技術上またはそ
の他手段をいかなる場合においても回避または妨げないもの
とします。お客様は、機械とともに移転する場合に限り、
MC の占有を移転することができます。お客様は MC の使用
権を移転することはできません。MC の譲受人は IBM から直
接使用権を取得する必要があります。本契約は、その他の第
三者から取得した機械の MC および BIC に適用されるものと
します。IBM の許諾範囲を超える BIC の使用には、追加料
金が発生します。
保証および保証期間終了後のサービス
IBM は、「プログラム」が所定稼働環境で使用される場合、
「プログラム」が正式公開された仕様に合致することを保証
します。「プログラム」(ただし、「アプライアンス」にお
ける「プログラム」のコンポーネントを除きます。) の保証
期間は、付随文書または TD に別の保証期間が記載される場
合を除き、1 年間、また 1 年に満たない場合は初期ライセン
ス期間とします。「プログラム」の保証期間中、IBM はサブ
スクリプション・サポート (以下「S&S」といいます。) を
提供し、障害修正情報、制限、回避措置の情報のほか、IBM
により一般出荷可能になる新規のリリースおよびバージョン
の提供を受ける権利をお客様に与えます。お客様が S&S の
中止を選択した場合を除き、バージョンまたはリリースの
S&S が終了するまで、年間 S&S は毎年、その時点の最新の
料金で自動更新されます。お客様が、特定のお客様サイトで
「プログラム」の S&S の継続を選択する場合、お客様は、
かかるサイトに導入したすべての「プログラム」の使用に対
応する S&S を維持するものとします。
IBM は、適用される付随文書または TD に従い、IBM が商業
的に相当な注意およびスキルを用いて「クラウド・サービス」
およびその他の「サービス」を提供 (これには完了基準が含
まれます。) すること、ならびに「プロジェクト資料」が引
き渡し時に付随文書または TD に合致することを保証します。
「サービス」の保証は「サービス」が終了した時点で終了し
ます。
IBM は、機械が所定稼働環境で使用されている場合、機械が
正式公開された仕様に合致することを保証します。機械また
は「アプライアンス」の保証期間は、付随文書または TD に
記載されます。保証期間中、IBM は付随文書に記載のとおり、
機械を無償で修理または交換します。お客様は、利用可能な
場合には、保証サービスのアップグレードおよび保証期間終
了後のサポートを契約することができます。「アプライアン
ス」の保証期間終了後のサポートには、保守および S&S が
含まれます。
機械または「プログラム」が保証期間中に保証どおり稼働し
ない場合、かつ、IBM が誤りを修正すること、または同等の
機能のものと交換することができない場合、お客様は、IBM
にそれを返却してお客様が支払った金額 (定期払料金の場合
には最大 12 か月分の料金) の返金を受けることができるもの
とし、かかる場合、お客様の使用権およびそれを使用するた
めの権利は終了します。
IBM は、IBM 製品の実行が中断しないこと、もしくはその
実行に誤りがないこと、または、IBM がすべての誤りを修正
すること、もしくは IBM 製品の第三者による中断または無
断を含む不正な第三者アクセスを防ぐことを保証しません。
これらの保証は、IBM による保証のすべてを規定したもので、
法律上の瑕疵担保責任、満足すべき品質保証、商品性の保証、
第三者権利の不侵害の保証および特定目的適合性の保証を含
むすべての明示または黙示の保証責任にかわるものとします。
IBM の保証は、誤用、修正、IBM に起因しない破損、IBM
の提供した指示に従わなかった場合、または、その他付随文
書もしくは TD に定める場合には適用されません。本契約に
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より販売される他社製品については、特定物として現状有姿
で販売され、いかなる保証責任も適用されません。
他社製品の提供者が、独自の保証をお客様に提供することが
あります。
料金、税金、支払いおよび検査
お客様は、IBM が規定し適用するすべての料金、お客様が取
得した許諾範囲を超えた料金、関税、税金または本契約に基
づくお客様の調達により生じ当局によって課されるその他費
用、および、支払遅延金がある場合その遅延金を支払うもの
とします。請求書を受領すると同時に支払義務が発生するも
のとし、お客様は、IBM の請求書の日付から 30 日以内に
IBM が指定する口座に支払うものとします。前払いを前提と
した「サービス」は、その利用可能な期間内に利用する必要
があります。IBM は前払い料金、一括払い料金またはその他
すでに支払期日が到来済みまたは支払い済みの料金について、
相殺または返金を行わないものとします。
お客様は次の項目に同意するものとします。i) 法律によって
要請される場合に、源泉徴収税を適切な政府機関に直接支払
うこと、ii) かかる支払いを証明する納税証明書を IBM に提
出すること、iii) 税引き後の正味売上のみを IBM に支払うこ
と、および、iv) かかる税金の免除または減額を求める際に
は十分に IBM と協力し、すべての関係書類を速やかに作成
して提出すること。
IBM は 3 か月前の通知により、定期払料金、要員単価および
最低コミットメントを変更できます。当該変更は、IBM がか
かる変更通知に記載する発効日以降に到来する請求書の日付
または課金期間の初日より適用されます。IBM は予告なしに
一括払い料金を変更できます。ただし、一括払い料金の変更
は、i) IBM が増額の発表日前に注文を承諾した場合、かつ ii)
IBM が注文の承諾後 3 か月以内に出荷またはお客様に提供さ
れた製品には適用されません。
お客様は、i) IBM およびその独立した監査人がお客様の本契
約 (MC および「プログラム」の許諾範囲およびサブキャパ
シティーの使用等の課金単位の条件を含みます。) の遵守状
況を確認するために合理的に必要となる記録、システム・
ツールからの出力、およびお客様の施設へのアクセスを維持
するものとし、IBM からの要求に応じてこれらを提供するこ
と、また ii) 当該検査の結果、お客様の状況が準拠していな
いと判明した場合、必要となる許諾範囲または許諾数量を速
やかに注文し、IBM のその時点で最新の料金に応じた追加料
金 (お客様の許可もしくはお客様が取得した許諾範囲または
許諾された数量を超える使用、および関連する S&S 保守を
含みます。) および他の債務を支払うものとします。これら
の遵守状況確認義務は、本契約の有効期間中、およびその後
の 2 年間有効に存続します。
責任の制限
本契約における IBM のすべての損害賠償責任は、請求の原
因を問わず、お客様に現実に発生した通常かつ直接の損害に
対して直接原因となった製品またはサービスに対する支払っ
た金額 (定期払料金の場合は、最大 12 か月分の料金相当額)
を限度とします。この責任の制限は、IBM、IBM の関連会社、
従契約者およびサプライヤーに対しても累積して適用します。
IBM は、特別損害、付随的損害、懲罰的損害、間接損害もし
くは経済的結果的損害、または逸失利益、ビジネス機会の損
失、価値の損失、逸失収益、信用毀損、節約すべかりし費用
については責任を負わないものとします。
次の損害については、いずれの当事者が法的に責任を負う場
合は、上記の損害賠償限度額は適用されません。i) 本条後段
に記載の第三者への支払い、ii) 生命、身体への損害、iii) 不
動産または有形動産に対する損害、および iv) 法律に基づき
制限することのできない損害。
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本契約のもとで取得した IBM 製品が、特許権または著作権
を侵害するものとして第三者から請求がなされた場合におい
て、お客様が速やかに、(i) 書面で請求の事実および内容を
IBM に通知し、(ii) IBM が要求する情報を提供し、さらに、
(iii) IBM にその防御および和解交渉 (金額を軽減する努力を
含みます。) の権限を与え、かつ、合理的な範囲で IBM に協
力するとき、IBM は、かかる請求からお客様を防御し､かつ
お客様に対し裁判で確定した金額または IBM が事前に合意
した和解金を負担するものとします。
当該請求の根拠が、一部であれ全部であれ、他社製品および
IBM が提供していない品目に基づく場合、またはお客様が提
供したコンテンツ、資料、設計もしくは仕様に起因して、あ
るいはお客様が IBM 製品の最新バージョンまたはリリース
を使用していたならばその侵害を避けられたにもかかわらず
IBM 製品の旧バージョンもしくはリリースを使用したことに
起因して生じた法令違反や第三者の権利侵害に基づく場合、
IBM は、かかる請求について責任を負わないものとします。
解約
いずれの当事者も、a) 相手方に少なくとも 1 か月前に通知す
ることにより、本契約に基づく自らの義務の満了または終了
後に任意に解約、または b) 相手方に重大な契約違反が生じ
た場合は、違反した当事者に通知を行い合理的な是正期間を
定めることを条件とし即時に解約することができます。支払
いの不履行は重大な違反となります。本契約の解約後もその
性質上残存すべき条項は、履行が完了するまで有効に存続す
るものとし、また本契約の譲受人もしくは承継人に対しても
適用されます。IBM は、お客様が本契約を遵守していない場
合、「プログラム」または MC の使用権を解約することがで
きます。お客様は、いずれかの当事者がかかる使用権を解約
した場合、「プログラム」または MC のすべての複製物を即
刻に破棄するものとします。
準拠法および地理的範囲
いずれの当事者も i) 自己に適用される事業およびコンテンツ
に対する関連法規、および ii) 製品、技術、サービスまたは
データについて、直接的または間接的に、特定の国もしくは
特定のエンドユーザーへの輸出、再輸出または移転、または
かかる輸出、再輸出および移転に伴う最終用途を禁止あるい
は制限する、日本国および米国のものを含むあらゆる輸出入
関連適用法令、関連する禁輸措置および経済的制裁措置にか
かる規則を遵守するものとします。お客様は、IBM 製品およ
び他社製品の使用に対して責任を負うものとします。
両当事者は、接触法の原則に反するかどうかに関係なく、本
契約に関し取引が履行される国の法律 (ただし「クラウド・
サービス」についてはお客様の事業所が存在する国の法律)
を適用することに同意するものとします。いずれの当事者の
権利および義務も、取引が履行される国においてのみ有効と
し、また IBM が合意する場合には、お客様が製品を生産的
に使用する国においてのみ有効とします。ただし、使用権は
明示的に許諾された国でのみ有効とします。本契約のいずれ
かの条項が無効または実行不能となった場合でも、その他の
条項は、有効に存続するものとします。本契約は、契約によ
り放棄または制限できない、消費者保護法規によるお客様の
権利を変更するものではありません。国際物品売買契約に関
する国際連合条約 (United Nations Convention on Contracts for
the International Sale of Goods) は本契約のもとの取引には適用
されないものとします。
共通事項
両当事者間で取り交わされる情報は、別途所定の機密保持契
約書を締結する場合を除き、機密として扱いません。本契約
と関連して機密情報を取り交わす場合、該当する機密保持契
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約書は本契約の一部を構成するものとし、本契約の条件が適
用されるものとします。
お客様は、付随文書または TD の条件について、製品、オ
ファリングまたはサービスを注文、登録、使用またはその料
金の支払いを行うことにより同意したものとみなされます。
本契約は今後の多くの注文に適用されることから、IBM は、
お客様に 3 か月前までに書面で通知を行うことにより、その
内容を修正する権利を留保するものとします。ただし、当該
変更は遡及して適用されることはありません。変更は発効日
以降に発生する新規の注文および更新した注文に限り適用さ
れます。お客様は、更新期間が定義されている契約期間が設
定されている取引について当該変更の有効日を現行契約期間
の終了時まで延期することを IBM に要求することができま
す。お客様は、変更の発効日以降に新規の注文を行った場合、
または、変更通知の受領後に取引の更新を行った場合、当該
変更を承諾したものとみなします。上記の定めを除き、本契
約は両当事者の記名押印の書面によってのみ変更できます。
契約条件の相違がある場合、付随文書または TD の条件が本
契約の条件に優先するものとします。
IBM は独立した契約当事者であり、お客様の代理人、共同事
業者、パートナーまたは受任者ではなく、また、お客様によ
る規制に対する義務の履行を引き受けることもなく、お客様
の事業および運用についても責任を負わないものとします。
各当事者は、自己の従業員および従契約者の配置、それらに
対する指示、管理および報酬に対する責任を負います。IBM
ビジネス・パートナーは IBM から独立した事業体であり、
提供する製品、サービスに対する価格および条件を独自に決
定します。IBM は、これら「IBM ビジネス・パートナー」の
作為、不作為、声明またはオファリングに対して責任を負い
ません。
お客様は、「クラウド」、その他の「サービス」、保守、ま
たは「プログラム」に対するサポートにおけるコンテンツの
使用、提供、保管、処理を行うために必要なすべての許可を
取得するものとし、IBM に対しても同等の行為を行うための
許可を与えるものとします。お客様はコンテンツの適切な
バックアップを取得する責任を負います。お客様のコンテン
ツの一部には官公庁による規制が適用されることがあり、ま
た、オファリングに関して IBM が提供するセキュリティー
対策を超えるものが必要となることがあります。お客様は、
IBM が必要な追加セキュリティー対策の実施を書面で事前同
意した場合を除き、かかるコンテンツを入力および提供しな
いものとします。
IBM およびその従契約者は、IBM とお客様とのビジネス遂
行のために、お客様、お客様の従業員および従契約者のビジ
ネス上の連絡先情報を国内外において処理することが可能で
あり、お客様はこれに必要な同意を得ているものとします。
IBM はかかる連絡先情報へのアクセス、更新または削除の要
求に応じるものとします。IBM は、製品およびサービスの提
供をサポートするために、国内外に存在する人員、リソース
および第三者サプライヤーを使用することができます。
いずれの当事者も相手方の事前の書面による同意を得ない限
り、本契約の全部または一部を譲渡できないものとします。
IBM は、自己の一部事業の売却に伴い該当する製品または
サービスに対する金銭債権の譲渡について制約を受けないも
のとします。
本契約に基づくすべての通知は書面によるものとし、以下の
住所に送付するものとします。ただし、いずれかの当事者が
書面により異なる住所を通知した場合は、当該住所に送るも
のとします。両当事者は、記名押印された書面などを伝達す
るために電子手段およびファクシミリ伝送を使用することに
同意するものとします。信頼できる手段により作成された本
契約のあらゆる写しは原本と同一とみなされます。本契約は、
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当事者間における一切の交渉、協議または表明を置き換える
ものとします。
本契約およびそのもとでの取引は、第三者に対していかなる
訴権または請求権をも生じさせるものではありません。いず
れの当事者も、本契約に起因または関係するいかなる請求権
も、原因となる行為の発生から 2 年を経過した後は、相手方
に対する法的手段を行使しないものとします。いずれの当事
者も、金銭債務を除き、不可抗力により履行できなかった義
務の責任を負わないものとします。いずれの当事者も相手方
に義務違反が生じた場合は、相当期間を定めて相手方にその
是正を催告するものとします。いずれの当事者も本契約に基
づく同意、承認、承諾、アクセスまたは同等の行為が必要な
合理的な理由なしに遅延または留保しないものとします。
本契約は、お客様 (下記捺印者) および IBM ならびに本契約
を利用するそれぞれの「エンタープライズ」を構成する法人
に適用されます。それぞれの捺印権限者は本契約に基づく
「エンタープライズ」を構成する法人を調整するものとしま
す。「エンタープライズ」を構成する法人には、(i) お客様ま
たは IBM が (議決権付き株式の過半数を所有する形で) 支配
する同じ国内の法人、および (ii) お客様または IBM を支配す
る法人 (以下「親会社」といいます。)、お客様または IBM
により支配される法人、または｢親会社｣により支配される法
人で、かつ本契約に参加するための付随文書に記名押印した
その他の法人が含まれます。
お客様 (法人名):
日本アイ・ビー・エム株式会社 (IBM)
責任者______________________________________
責任者______________________________________
役職:
役職:
氏名 (活字体)：
氏名 (活字体)：
日付：
日付：
お客様番号:
契約書番号:
住所:
住所:
Z126-6548-JP-01
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