TG センサ取扱説明書 TG-S8 交流タイプ・TG

TG センサ取扱説明書
TG-S8 交流タイプ・TG-S8D 直流タイプ
この度は、TG-S8 交流タイプ・TG-S8D 直流タイプをお買上げいただき誠にありがとうございます。まず、
ご注文の商品と間違いないか、部品が全て揃っているかをご確認ください。
万一商品が違っていたり、部品が足りない場合は、お買上げいただいた販売店までお申し出ください。
なお、この商品説明書が最終のお客様まで届くようご配慮ください。
安 全 上 の ご 注 意
製品のご使用に際しては、この取扱説明書を良くお読みいただくと共に、安全に対して十分に注意を払って正しい取扱いをしていた
だくようお願いいたします。この取扱説明書では、安全注意事項のランクを「警告」
「注意」として区別してあります。
警 告: 取扱いを誤った場合、使用者が死亡又は重傷を負う可能性が想定される場合
注 意: 取扱いを誤った場合、使用者が障害を負う危険が想定される場合、及び物的損害のみの発生が想定される場合
なお
注意
に記載した事項でも状況によっては重大な結果に結びつく可能性があります。いずれも重要な内容を記載していますので必ず守ってください。
また品質管理には万全を期していますが、万一の事故に備え、安全対策には十分ご配慮ください。
なお、この取扱説明書は必要な時に取り出して読めるよう大切に保管するとともに必ず最終需要家までお届け頂くようお願い申し上げます。
警 告
(全 般)
・引火、爆発の危険がある雰囲気では使用しないでください。自動 復帰方式の場合トリップ後連続回転をさせると油脂切れの状態となって火 花が発生する危険があ
りますので引火・爆発の危険のある油脂・可燃性ガス雰囲気などでは使用しないでください。
・安全カバーを必ず設置してください。回転体であるため、製品に手や指を触れるとけがの原因になります。危険防 止のため身体が触れないように、必ず安全カバ
ーを設置してください。また、カバーを開けた時には回転体が急停止するように安全機構などを設けてください。
・運搬、設置、運転・操作、保守・点検の作業は、専門知識と技能を持った人が実施してください。けが、装置破損のおそれがあります。
・人員輪送用装置に使用される場合には、装置側に安全のための安全装置を設けてください。暴走落下による人身事故や、装置破損のおそれがあります。
・昇降装置に使用される場合には、装置側に落下防止のための安全装置を設けてください。昇降体落下による人身事故や、装置破損のおそれがあります。
(運 搬)
・運搬のために吊り上げた際に、製品の下方へ立ち入ることは、絶対にしないでください。落下による人身事故のおそれがあります。
(据 付)
・製品の取付け、取り外しの際には作業に適した服装、適切な保護具(安全眼鏡、手袋、安全靴等)を着用してください。
・事前に必ず元電源を切り、また不慮にスイッチが入らないようにしてください。
・ボルト類の締付け、緩み止めは完全に行ってください。
・ボルトの締付け具合によっては破損するなど非常に危険な状態になります。必ず確実に締付けてください。
(運 転)
・予め決められた選定条件のもとに選定頂いた製品ですので、その条件を越えた運転をしないでください。製品が破損し、機械を損 傷してからだにけがが発生する
おそれがあります。
・運転中は製品へは絶対に接近または接触しないでください。巻き込まれ、人身事故のおそれがあります。
(保守・点検)
・運転中の保守・点検においては製品へは絶対に接近または接触しないでください。巻き込まれ、人身事故のおそれがあります。
・停止時に点検する場 合には事前に必ず元 電源を切り、また不慮にスイッチが入らないようにしてください。また駆動 機・被 動 機の回転 止めを確 実におこなってく
ださい。
・トリップ 後、製品は内部摩擦 熱で高 温になっていることがあります。手を触れると火 傷のおそれがありますので製品内部まで十分 温 度が下がっていることを確 認
してから点検作業をおこなってください。
注 意
(全 般)
・製品仕様以外の仕様で使用しないでください。けが、装置破損のおそれがあります。
・損傷した製品を使用しないでください。けが、装置損傷のおそれがあります。
・銘板を取り外さないでください。
(荷受け時の開梱)
・木枠梱包の場合はクギに注意して開梱してください。けがのおそれがあります。
(追加工)
・ショックガード(T G B , T G X , T G Z シリーズ)は軸穴加工、キー溝加工、止めネジ用タッブ穴加工以外の追加工や改造はしないでください。アキシャルガード、シ
ョックガード TG M シリーズは製品に追加工、改造をおこなわないでください。製品の品質、機能の低下をもたらし破損の原因となって、機械に損傷を与えたり機
械操作者のけがのおそれがあります。
・追加工をする場合は、専門家により、取扱説明書の作業手順、注意事項に従っておこなってください。
(トルク設定)
・トルク調 整をする場 合は機 械を停止し、電源を完全に切ってあるのを確認してから作業を始めてください。また、機 械の停止中に機 械が動き出さないように回転
止め処置をしてください。不慮に動き始めるとけがのおそれがあります。運転再開時は回転止め装置を取り除いてください。
・トリップ後、すぐにトルク調整をすると製品内部が高温になっているおそれがあります。トルク調整の際は十分内部まで温度が下がっていることを確認してからお
こなってください。火傷のおそれがあります。
(運 搬)
・運搬時は落下、転倒すると危険ですので、十分注意してください。
・製品の質量が重い場 合は手で持つと腰などを痛めることがありますのでアイボルトを利用しホイストなどを使ってください。ただし、据付け後はアイボルトを取り
外してください。
・運搬のために製品を吊り上げる際は、製品の質量を碓認し吊り具の定格荷重以下で使用してください。吊り具の破損、落下、けが、装置損傷のおそれがあります。
(据 付)
・製品の内径部及び各部品の角部は素手でさわらないでください。けがのおそれがあります。
・製品を取付ける駆動軸と被動軸の心出しは取扱説明書の心出し許容値以内に必ず調整してください。
(運 転)
・運転中に手や身体をふれないように注意してください。けがのおそれがあります。
・異常が発生した場合は直ちに運転を停止してください。けが、装置損傷のおそれがあります。
(保守・点検)
・作業に適した服装、適切な保護具(安全眼鏡、手袋、安全靴等)を着用してください。
・二次災害を引き起こさないように、周辺を整理し安全な状態でおこなってください。
・労働安全衛生規則第二編第一章第一節一般基準を遵守してください。
・潤滑油脂の種類、量、給脂方法、期間は規定通りにおこなってください。
・製品の取付状態(取付精度等)が取吸説明書の許容値以内を維持しているか定期的に確認してください。
・設定トルクがご使用中に変化する可能性がありますので、定期的に確認し必要なら再調整してください。
・異常が発生した場合は異常の原因を究明し対策処置を施すまでは絶対に運転しないでください。
(環境)
・本品を破棄する場合は、環境への負担を考慮し、専門業者に処分を依頼してください。
-1-
1.仕様
■ TG センサ
ショックガード専用の近接スイッチ方式の過負荷検出センサです。ショックガードの過負荷(プレートの軸方向の移動)を検
出して、モータの停止や警報を出すことができます。TG B シリーズはもちろん、他のシリーズの全サイズにも取付可能です。
出
力
形
態
動
絶
質
作
縁
形
抵
態
抗
量
残
留
電
圧
直流タイプ
TG-S8D
DC12~24V
DC10~30V
13mA以下
最大200mA
交流タイプ
TG-S8
AC24~240V
AC20~264V(50/60Hz)
1.7mA以下(at AC200V)
5~100mA
形 番
電 源
定 格
電 圧
使用可能範囲
消 費 電 流
制御出力(開閉容量)
表
示
灯
使用周囲温度
使用周囲湿度
動作表示
-5~+70℃(ただし氷結しないこと)
35~90%RH
NC(センサプレートを検知していない時の出力
開閉状態を表します。)
NPN
50MΩ以上(DC50Vメガにて)充電部一括とケース間
約45gf(コード2mつき)
2.0V以下
特性データ参照
(負荷電流200mA・コード長さ2m)
■寸法図
・直流タイプ TG-S8D
・交流タイプ TG-S8
40
36
13
7
2000
2-締付ナット
M8 P=1
動作表示灯
M8 P=1
動作表示灯
3
2-締付ナット
3
1-歯付座金
1-歯付座金
■ TG センサの取扱
8
26
30
13
7
2000
直流タイプ TG-S8D
交流タイプ TG-S8
回路図
TGセンサ
茶
回路図
負荷
茶
~
RL
AC24~240V
青
黒
配線上の注意
DC
●必ず負荷を接続したのち、電源を投入してください。
負荷を接続せずに電源を投入すると破壊しますので
ご注意ください。
●電力線、動力線が、TG センサ・コードの近くを通
るときは、サージや雑音による影響をなくすため、
TG センサ・コードは単独別配管にしてください。
交流2線式
青
負荷
~
AC24~240V
茶①
茶①(または③)
負荷
近接
スイッチ
主回路
直流3線式
有
検出物体
無
点灯
赤表示灯 消灯
動作
青②(または④) 制御出力
復帰
100Ω
NC
近接
スイッチ
主回路
定電流*
有
無
点灯
赤表示灯 消灯
ON
制御出力
OFF
(茶ー黒間)
H
出力電圧
(黒ー青間) L
検出物体
黒④
Tr
青③
*定電流出力は1.5~3mA
+V
負荷
OV
NC
2.取付
・T G センサの検出距離は 1.5m m です。ショックガードがトリップしていない状態で下表の寸法(s、t)にセット
してください。
・取付ける際は、ショックガードをトリップさせた状態で T G センサを取付けてください。そして、ショックガー
ドを手で回転しながら T G センサが機能している(側面についている動作表示灯の点灯)ことと、センサプレー
トとの干渉がないことを確認して、ショックガードを再復帰してください。
・T G センサはセンサプレートの外周内にセットしてください。外周から出ると、検知感度が低下し、作動しない
ことがあります。
・スキマ寸法(s、t)の最小値より狭くセットすると、ショックガードのトリップ時にセンサプレートが T G セン
サと干渉しますのでご注意ください。
・駆動側がハブでもセンタフランジ側でも TG センサの取付けは同じです。
-2-
・取付図 TGB08 〜 16
・取付図 TGB70 〜 130
t
S
t
単位:mm
s
t
単位:mm
センサプレート
移動量
t
センサプレート
移動量
TGB08-L,M,H 19.2 1.2
0.9
TGB70-H
3.3~4.8
3.3
TGB12-L,M,H 22.7 1.2
1.0
TGB90-L,H
5.6~6.8
5.4
TGB16-L,M,H 27.5 1.2
1.2
TGB110-L,H 6.2~7.4
6.0
TGB130-L,H 6.8~8.0
6.6
・取付図 TGB20 〜 50
t
単位:mm
t
センサプレート
移動量
TGB20-H
1.8~3.3
1.8
TGB30-L,H
2.0~3.5
2.0
TGB50-L,M,H 2.7~4.2
2.7
3. 取扱
●締め付け強度
ナットは過大な力で締めつけないでください。
締め付けトルク= 9N・m{92kgf-cm}
締めつけ時は必ず歯付座金を使用してください。
振り回さないでください。
過大な力で引張らないでください。
検出部に検出物体や硬い物を当て
たり、ショックを加えないでくだ
さい。
4.過負荷の選定および配線について(交流タイプ TG-S8 用)
・電源への接続
必 ず 負 荷 を 介 し て 行 っ て く だ さ い。 直 接 接 続 す る と
内部素子が破壊します。
・消費(漏れ)電流の影響
T G センサ O F F 時でも、回路を作動させるためわず
か な 電 流 が 消 費 電 流 と し て 流 れ ま す 。( グ ラ フ 「 消 費
(漏れ)電流」参照)このため負荷に小さな電圧が生
じ 負 荷 の 復 帰 不 良 が お こ る こ と が あ り ま す の で、 ご
使用前にこの電圧が負荷の復帰電圧以下であること
をご確認ください。
ま た リ レ ー を 負 荷 と し て 使 用 す る 場 合、 そ の リ レ ー
の 構 造 に よ り 、漏 れ 電 流 で O F F 時 に 、う な り を 生 じ
ることがありますのでご注意ください。
負荷
~ AC電源
・金属配管の実施
電 力 線・ 動 力 線 が 近 接 ス イ ッ チ の コ ー ド の 近 く を 通
る と き は、 誤 動 作 や 破 損 を 防 止 す る た め に、 単 独 金
属配管を行ってください。
・電源電圧が低い場合
電 源 電 圧 が A C48V よ り 小 さ く、 負 荷 電 流 が 10m A
以 下 の 場 合、T G セ ン サ O N 時 の 出 力 残 留 電 圧 が 大
き く 、ま た O F F 時 に は 負 荷 の 残 留 電 圧 が 大 き く な り
ま す 。( グ ラ フ 「 負 荷 残 留 電 圧 特 性 」 参 照 ) リ レ ー な
ど 電 圧 作 動 の 負 荷 を 使 用 す る 場 合、 十 分 に 注 意 し て
ください。
・サージ保護
T G センサを使用される近くに大きなサージを発 生する装
置(モータ、熔接 機など)がある場 合、T G センサにもサ
ージ吸 収回路が内臓されていますが、バリスタなどのサー
ジ・アブソーバを発生源に挿入するようご配慮ください。
-3-
残留電圧特性
V
・負荷電流が小さい場合
T G センサに流れる負荷電流が 5m A より小さい場合
は、T G センサに負荷の残留電圧が大きくなります。
(グラフ「負荷残留電圧特性」参照)このようなとき
下 図 の よ う に ブ リ ー ダ 抵 抗 を 負 荷 と 並 列 に 接 続 し、
負荷電流を 5m A 以上流し、残留電圧が負荷の復帰電
圧以下になるようにしてください。
ブ リ ー ダ 抵 抗 値 及 び 許 容 電 力 は、 次 式 よ り 算 出 し て
く だ さ い 。た だ し 余 裕 を み て A C 1 0 0 V の と き 2 0 k Ω 、
で W 数は、1.5W(3W)以上、A C200V の時は 39k
Ω、で W 数は、3W(5W)以上の使用をおすすめし
ま す 。( 発 熱 の 影 響 が 問 題 と な る 場 合 は 、( ) 内 の W
数 以 上 の も の を ご 使 用 く だ さ い 。)
・消費(漏れ)電流特性
AC24V
0.8
0.6
0.4
mA
保護抵抗
~
V
~
0.2
0
負荷残留電圧特性
AC100V
P:ブリーダ抵抗の
30
負
荷
電 25
圧
L
V
︵ 20
V 1.4
漏
︶
れ
電 15
1.2
流
︵
1.0
mA
10
︶
漏
れ
電 1.2
流
︵
mA
1.0
︶
近接スイッチ
(OFF状態)
Vs
R〈
= 5-i(kΩ)
・負荷残留電圧特性
負荷残留電圧特性
1.4
50
100
150
~
1.4
出力残留電圧
漏
れ
電 1.2
流
︵
mA
1.0
︶
0.8
5
AC
電源
200
250
300
電源電圧(V)
負荷残留
0.6
電圧
0
1
3 5
0.4
0.8
A
~
ON
V
~
VL
~
AC24V
0.6
10
0.4
mA
~
0.2
30 50 100
300500
保護抵抗
負荷電流(mA)
mA
~
保護抵抗
AC200V
0.2
~ AC
~ AC
W 数 Vs
~
~
240
電源
120
近接スイッチ
近接スイッチ 電源
負
負
(OFF状態)
(OFF状態)
出力残留電圧
出力残留電圧
荷
荷 i :負荷に流れる電流(mA)
2
電
電
0
50
1000 15050 200100 250150 300200
250
300
圧 200
圧 100
ON
ON
負荷残留電圧特性
負荷残留電圧特性
L負荷残留電圧特性
L負荷残留電圧特性
・
負荷残留電圧特性
・ 負 荷 残 留 電 圧 特 性電源電圧(V) 電源電圧(V)
V
V
︵
︵AC24V
AC200V
AC200V
AC24V
AC100V
AC100V
80
V 160
V 30
30
出力残留電圧
240
240
120
︶120
︶
V
負
負
V
負
負
ON
負
負
~
出力残留電圧
出力残留電圧
~
出力残留電圧
出力残留電圧
荷
荷
荷
荷
荷
荷
電
電
60
電
電 120
電 25
電 25
200
200
VL
100
100
VL
圧
圧
圧
圧
ON
ON
圧
圧
V
ON ~ AC200V ON
L
L
~
L
L
~ AC100V
V
V
A
L
L
V
V
A
V
V
~
︵
︵
︵
︵ 80
~
40
︵ 20
︵ 20
V 160
V 160
V 80
V 80
VL
V
V
負荷出力残留電圧
出力残留電圧
︶
︶
︶
︶
V
V
V
V
︶
︶
~ AC24V
ON
AC電源ON
~
~
~
~
A
40
~
20
15
15
120
120
~
電圧Vs
60
60
負荷残留
負荷残留
荷残留
VL
VL
VL
VL
ブリーダ抵抗R
V
V
電圧
電圧
圧
OFF
~ AC200V
~ AC200V
~
~
~ AC100V
~ AC100V
A
A
A
0 A
~
10
1001
80
80 ~
3 5 10 ~ 30 50 100 300 500
3 5 10
30 50 100
300500
40
40 1~
3 5 10
30 50 100
300 500
VL
V負荷電流(mA)
L
負荷電流(mA)
負荷電流(mA)
~ AC24V
~ AC24V
A
A
40
40
~
~
5
5
20
20
負荷残留
負荷残留
負荷残留
負荷残留
負荷残留
負荷残留
電圧
電圧
電圧
電圧
電圧
電圧
OFF
OFF
0
0
0
0
0
0
1
3 5 101
30
3 50
5 100
10 300
30500
50 100 300 500
3 5 101
3 505 100
10
300500
30 50 100
300500
1
3 5 101
303 50
5 100
10 300
30500
50 100
300 500
・ 突 入 電 流 の 大 き1 な 負
荷 に つ30
い
て負荷電流(mA)
負荷電流(mA) 負荷電流(mA)
負荷電流(mA)
負荷電流(mA) 負荷電流(mA)
2
V
V
Vs
P 〉
= 5-i(mW)
ランプやモータなど突入電流(1.8A 以上)の大きな
負 荷 は、 開 閉 素 子 を 劣 化 ま た は 破 損 さ せ る こ と に な
り ま す。 こ の よ う な 場 合 は リ レ ー を 介 し て ご 使 用 く
ださい。
保 証
1. 無償保証期間
工場出荷後1
8ヶ月間または使用開始後(お客様の装置への当社製品の組込み完了
時から起算します)1
2ヶ月間のいずれか短い方をもって、当社の無償による保証期
間と致します。
2. 保証範囲
無償保証期間中に、お客様 側にて取 扱説明書に準拠する正しい据付・使用方法・
保守管理が行われていた場合において、当社製品に生じました故障は、当社製品を
当社に返却いただくことにより、その故障部分の交換または修理を無償で行います。
但し、無償保証の対象は、あくまでお客様にお納めした当社製品単体についてのみ
であり、以下の費用は保証範囲外とさせて頂きます。
(1) お
客様の装置から当社製品を交換又は修理のために、取り外したり取り付けた
りするために要する費用及びこれらに付帯する工事費用。
(2) お客様の装置をお客様の修理工場などへ輸送するために要する費用。
(3) 故障や修理に伴うお客様の逸失利益ならびにその他の拡大損害額。
3. 有償保証
無償保証期間にもかかわらず、以下の項目が原因で当社 製品に故障が発 生しま
した場合は、有償にて調査・修理を承ります。
(1)お客様が、取扱説明書通りに当社製品を正しく据付けられなかった場合。
(2)お客様の保守管理が不充分であり、正しい取扱が行われていない場合。
(3)当社製品と他の装置との連結に不具合があり故障した場合。
(4)お客様側で改造を加えるなど、当社製品の構造を変更された場合。
(5)当社または当社指定工場以外で修理された場合。
(6)取扱説明書による正しい運転環境以外で当社製品をご使用になった場合。
(7)災害などの不可抗力や第三者の不法行為によって故障した場合。
(8)お客様の装置の不具合が原因で、当社製品に二次的に故障が発生した場合。
(9)お
客様から支給を受けて組み込んだ部品や、お客様のご指定により使用した
部品などが原因で故障した場合。
(10)お客様側での配線不具合やパラメータの設定間違いにより故障した場合。
(11)使用条件によって正常な製品寿命に達した場合。
(12)その他当社の責任以外で損害が発生した場合。
4. 当社技術者の派遣
当社 製品の調 査、調 整、試運転時等の技 術 者派 遣などのサービス費用は別途申
し受けます。
岡山工場 〒 708-1205 岡山県津山市新野東 1515
取扱説明書全般に関するお問合せは、お客様お問合せ窓口をご利用ください。
お客様お問合せ窓口 TEL(0120) 251-862 FAX(0120) 251-863
弊社営業所・出張所の住所および電話番号につきましてはホームページをご参照ください。
ホームページアドレス
http://www.tsubakimoto.jp/tem/
2014 年 6 月 1 日発行 Bulletin No. 08F0STS002 C 株式会社ツバキE&M
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