プログラム仕様書作成を自動化

プログラム仕様書作成を自動化
組み込み開発用 CASE ツールを使いこなす
CasePlayer2 お試し版ダウンロード
どんなソースでも一発チャート化!
プロトビルダーモデル作成を体験
HMI 操作手順書を作成してみる
モジュール入出力検証用シミュレータ
デザインキットメディアプロセッサへ発展
本誌 「ガイオ倶楽部」は、 ガイオテクノロジーが毎月発行している情報誌 (購読は無料)です。 本
誌では、 皆様とのお打ち合わせを通じて頂いた貴重なご意見、 技術ノウハウなどをツールベンダーの
観点から記事としてまとめ、皆様の開発に役立つ情報としてフィードバックさせていただくためのもので
す。
* 本誌は展示会 (
ESEC、 ET)にお越し頂いた際のデータベースから、 お届けしております。
* 郵送先追加 ・送付拒否などのご希望がございましたら、 [email protected] までメールでご連絡下さい。
[
送付元]〒 103-0013 東京都中央区日本橋人形町 3-12-8 ガイオ ・テクノロジー (
株)営業部
プログラム仕様書作成を自動化
組み込み開発用 CASE ツールを使いこなす
7/22(月)13:00 より 「
CasePlayer2」お試し版ダウンロード開始!
ガイオのロングセラー製品
「
CasePlayer2」
モジュール構造図、 構造体仕様、 モ
ジュール仕様などのプログラム仕様書を
作成するツールです。 専用の 「
仕様書
ブラウザ」を搭載しており、 任意のソー
「
CasePlayer2」は
ガイオの組み込み
異なる命令語が、条件分岐、無条件ジャ
ンプ、 コンペアなどの何の役割にアサイ
ンされているかを設定出来るようになって
います。
スコードからチャートを作成したり、 作成
したチャートから該当個所のソースを呼
開発用、プログラム
仕様書自動作成
ツールです。アセン
ブラへの対応や、 変換スピードの速さな
どで、ご好評頂いており、ガイオ製品の
中では、ロングセラー製品となっておりま
す。
今回、この 「
CasePlayer2」のお試し版
ダウンロードを行うに当たりまして、 本誌
にて、効果、使用例などのご紹介をさせ
ていただきます。
プログラムソースから各種仕様書
を自動生成
CasePlayer2 は、C 言語ソース、アセン
ブラソースを解析して、 フローチャート、
び出したりと、自在な呼び出しが行えるよ
うにツール化されています。
アセンブラや非 ANSI 仕様の
組み込みCにも対応
「
CasePlayer2」は組
み込み開発のプログ
bcc near
cmp far
ラムに特化されてお
り、 数多くのアセンブ
OK!
ラや、near、far と言った特殊記憶クラス
のような、 組み込み特有の方言にも対
応しています。
これらは、「
パラメータファイル」と呼ぶ
キーワード定義ファイルに記述する仕組
みになっており、 例えば、 マイコン毎に
アセンブラ
アセンブラ
ソ
アセンブラ
ース
ソース
ソース
解析処理
パラメータ
ファイル
パラメータファイルの
定義に従って、ニュー
モニックを判断し、
チャート図形を生成
;======================================
; データ擬似命令定義(分岐ラベルの制御)
/data = db
“db”, “dw”のニューモニッ
クがデータを示しているこ
/data = dw
とを定義している
:
:
;======================================
; 無条件ジャンプ命令の定義
/goto = bra
“bra”, “jmp”のニューモニッ
/goto = jmp
クが無条件ジャンプを定
:
義していることを示す
:
;=======================================
; サブルーチンコール命令の定義
/call = bsr
“bsr”, “jsr”のニューモニッ
/call = jsr
クがサブルーチンコール
:
を定義していることを示す
:
MC68000 のパラメータファイルの例
新しい命令語を持つマイコンが出来た
場合でも、 この定義ファイルさえ作成す
れば、 どんなアセンブラソースでも、 解
析しチャート化することが出来るようにな
構造体仕様書
フローチャート
ります。
C 言語ソースについても、 クロスコンパ
イラ特有の非 ANSI のキーワードにも、同
様の方法で対応することができます。
CasePlayer2
仕様書ブラウザ
モジュール構造図
2
GAIO CLUB
モジュール仕様書
C オプションパラメータの設定
過去のソース解析やプレビュー
会議にも使える変換スピード
「お試し版」ダウンロード開始!
皆様のソースでお試し下さい
CasePlayer2 の
チャート変換スピード
7/22 (
月)13:00 より、 「
CasePlayer2
お試し版」のダウンロードを開始します。
は非常に高速です。
数万行のソースコー
開始日より1ヶ月の期間限定版ですが、
機能制限はありません。 皆様のソース
ドでも、 数秒でチャート変換することが
出来ます。
コードを指定して頂くだけで、 瞬時に
チャート化が可能です。 この機会に、
CasePlayer2 の優れた性能をご体験下さ
い。
ダウンロードは ガイオトップページの
バナーリンクをクリックして下さい。
www.gaio.co.jp
7/22(月)13:00より開始!
他の技術者が作成したプログラムの解
析や、 過去の資産ソースコードの見直し
などにおいても、 その場で一瞬のうちに
チャート化ができるため、 効率的な利用
が可能です。
ソースを指定するだけ
で、直ぐにフローチャー
ト、モジュール構造図を
見ることができるため、
開 発 部 署 で の 「プ レ
ビュー会議」等での運用に威力を発揮し
ます。
印刷時に出力紙を無駄にしない
最適なレイアウト性能を誇ります
CasePlayer2 の大きな特長の1つが、紙
を無駄にしない印刷時の出力レイアウト
機能です。 専用のプレビューアで、 縮
小・拡大率を決定するだけで、紙面の余
白を可能な限り無いように、最適なレイア
ウトを行います。
他のCASEツールにありがちな、実際の
運用では使用に耐えないフローチャート
の図形の途中での改頁や、 接続線だけ
の頁生成など、 CasePlayer2 では皆無で
す。
プレビューアで、出力状態をリアルタイ
ムに確認できますので、 納得の行くレイ
アウト、頁割りになるまで、縮小率を変え
て試すことができます。
右の例は、 アセンブラソースコードをフ
ローチャート化したものです。 印刷プレ
ビューの画面で拡大率を指定できます
が、 100% では3頁に分割されてしまいま
す。 プレビューアを見ながら、 拡大率を
小さくして行き、 65% の時点では、 全て
のないようが1頁に収まりました。 紙を無
駄にしないように、 自動的に2列のレイ
アウトになっています。
100% の縮小率を指定すると 3頁に
渡ってしまうフローチャート
65% を指定するとフローチャートを2列に分割し
1頁に収めます
「
CasePlayer2 お試し版」で性能をご評価下さい!
ガイオ ・テクノロジー 営業部 高本 博文
CasePlayer2 は、 汎用的なアセンブラに対応可能な、 業界で唯一のプログ
ラム仕様書作成ツールです。 圧倒的な変換スピードを誇り、 開発後のドキュ
メント整備や、 過去のソースコードの解析など、 組み込み開発に役立つツー
ルです。 百聞は一見にしかず。 お試し版をご評価下さい。
GAIO CLUB
3
プロトビルダーでモデル作成を体験
モデルから操作手順書を作ってみる
に登録、 貼り付けを行います。 このアイ
コン部品は、 全ての紙芝居に共通なリ
HMI 仕様作成ツールのデファクト
プロトビルダー
ガイオの HMI 仕
様作成ツール 「
プ
ソース素材です。「
電源 OFF」や 「
電源
ON」の紙芝居では表示する必要はない
製品を状態遷移モデルと
して捉え、 紙芝居にする
電源 OFF
ロトビルダー」はリ
リー スから3年 が
ため 「
非表示」にセットし、 「
メニュー表
示」の紙芝居でのみ、 「
表示」にセット
します。
経ち、 おかげさま
で、現在では国内ほとんどのメーカー様
にご導入いただいております。ケータイ、
デジカメ、DVD、オーディオ機器、計測
電源 ON
メニュー表示
器、 産業用機器など、 多岐に渡る組み
込み製品の開発に使われております。
実際のモデルでは、 デジカメなどのモ
デルで1000 枚程度、携帯電話モデルな
組み込み HMI 仕様作成ツールとしては、
No.1 の実績を持つまでになりました。
どでは 3000 から4000 枚程度の紙芝居が
必要になりますが、プロトビルダーでは、
このコーナーでは、 プロトビルダーを
用いたHMI 仕様の作成方法と、プロトモ
この大量の画面を、 コピー&ペーストな
デルを用いたHMI 仕様検討の方法を紹
介したいと思います。
分かり易い 「紙芝居」の原理で
状態遷移モデルを作成
どを使用して効率よく作成できるように機
能化されています。
ビットマップ、 テキスト素材による
GUI 画面の作成
次に、 紙芝居の作り方に進んでゆきま
プロトビルダーの第1
の特長は、 「どなたに
しょう。 この紙芝居は、 製品の1つの状
態を示すものであるため、「
ステート」と呼
でも使っていただける」
ツールであることです。
んでいます。
このステートの各画面は、 各々をビット
実際に操作が出来る動
作モデルを作成する場合でも、 プログラ
マップのようなもので1枚1枚書いている
訳ではありません。 組み込み機器の画
ミングのスキルは一切必要ありません。
プロトビルダーでモデルを作成する場
面表示は、アイコン、テキスト文言など、
リソースとしてデータ化されており、 必要
合、 まず、 製品の動作を、 状態遷移モ
デルとして捉えます。 例えば、 簡単な
に応じて、 そのリソースが表示される作り
になっているものがほとんどです。
PDA のモデルを作成する場合、 最初に
電源を入れて、最初のメニューを表示す
プロトビルダーでの画面作成も、 この
考え方と同じになっており、 表示物のリ
る所までを考えると、 大まかには 「電源
OFF」
、「
電源 ON」
、「
メニュー表示」の
ソース部品は各紙芝居とは独立して作
成 ・登録し、必要に応じて、表示 / 非表
状態があります。 実際の製品はこのよう
に単純ではなく、起動画面、アニメーショ
示を簡単に切り替えられる仕組みを提供
しています。
ンなどがありますが、 まず、 単純な状態
の移り変わりとして捉え、これらを紙芝居
例えば、 アイコンによるメニュー表示の
場合、 各アイコンは独立したBMP ファイ
として定義してゆきます。
ルとして作成し、これを部品としてモデル
4
GAIO CLUB
2枚のBMPファイル
貼り付け
画像部品に登録
「メニュー表示」の紙芝居
(中央のランプスイッ
チで、表示/非表示
を切り替え)
「メニュー表示」の紙芝
居では、スタートアップ
のイメージは必要ない
ため、非表示(
ランプ消
灯)にセットされている
登録した2枚のBMPのう
ち、どちらを表示するか
を番号で設定する
(2番の黒いアイコンが
選択されている)
部品の状態を一覧するためのリスト
リソース部品(全ての紙芝居に共通)の表示
状態を、紙芝居毎にセットすることができる
このように、 アイコンなどビットマップが
必要になれば、その都度、部品として登
録をし、 画面内に貼り付けてゆきます。
テキスト文言についても同様で、テキス
トを書き込むための部品を作成し、 その
中に自由にテキストリソースを設定しま
す。 この文言の表示が必要な紙芝居で
のみテキスト部品を 「表示」に設定しま
す。
製品の他の状態を作成したければ、
「
ステート」を追加して新しい 「
紙」を作
り、 そのステートの中での各リソース部
品の状態を設定して行きます。
新しい 「紙芝居」を追加して、
他の製品状態を作成する
ボタン操作による動きを
紙芝居の切替で設定する
アニメーションなど
動きのある画面を作成
製品の状態を示す 「
ステート」が揃った
最近の組み込み機
ら、 ボタン操作により、 画面表示を切り
替える設定をします。 プロトビルダーは
器の画面は、 アニ
メーションなどが多用
「紙芝居の原理」で成り立っています。
製品の動きについては、 これを紙芝居
されており、 単純な
紙芝居の様な静止
の切り替えに置き換えて作成します。 す
なわち、 電源などの 「
ボタン」が操作さ
画 ベ ー スの画面は
少なくなりました。 プロトビルダーでは、
れたら、 その結果、 どの紙芝居を表示
すれば良いかを考えるわけです。
製品の動作の流れは紙芝居仕立てで作
成しますが、その紙芝居に、動く部品を
例えば、「
電源 OFF」のステートでは、
「電源ボタン」が操作されると、 電源が
使って、アニメーションの要素を加えるこ
とが出来るようになっています。
入ります。 すなわち、 電源ボタンが押さ
れたきっかけで 「
電源 ON」の紙芝居を
プロトビルダーでは、 1つの部品の中
に複数のBMPファイルなどの素材を、重
表示するように設定します。
ねて登録できるようになっています。例え
ば、組み込み機器によくある 「
LED の点
滅」動作であれば、消灯しているLEDの
ビットマップと点灯時のビットマップを登録
して置き、これを交互に切り替えれば、あ
たかも点滅しているように見せることがで
トなどを簡単に作成することができます。
動くモデルで製品のイメージや操作感
を示し、生成した仕様書で、詳細な情報
を提示すると、 より確実に製品仕様を伝
えることが出来るようになります。
製品の操作手順に従って
紙芝居を並べるだけの簡単操作
HMI 仕様情報として、操作手順を示す
ためには、 状態遷移図がよく使用されま
す。プロトビルダーでの状態遷移図作成
は非常に簡単で、「
状態遷移図」のペー
ジを作り、 ここに図示したい紙芝居 (ス
テート)をドラッグ&ドロップで並べるだけ
で作成できます。 ステート間に、 ボタン
操作などの状態遷移があれば、 矢印で
示されます。
補足説明などは、「
付箋」貼り付け機能
により、 仕様書の任意の場所に、 コメン
トを入れることもできます。
きます。
電源 OFF
電源ボタンを操作
2枚のビットマップを登録して 交互に表示する
電源 ON
この設定は、 プロトビルダーでは非常
に簡単に行えます、 ボタンの役割を定
義するリストの上で、表示したい 「
ステー
ト」をプルダウンリストから選択するだけ
です。
図示したい紙芝居を 状態遷移図のページに
ドラッグ&ドロップするだけ
アイコンなどのアニメーションも原理は同
じであり、各コマを1つの部品に登録し、
これを順次めくりながら表示すれば、 ア
ニメーションになります。
プロトビルダーでは、部品のプロパティ
の1つである 「
自動ムービー」のスイッチ
をON にするだけで、登録したBMP を自
動的に切り替えながら表示することが出
来るようになっています。
登録したビットマップを 指定した時間間隔で
自動的に切り替える 「自動ムービー」オプション
「電源 OFF」のステートでの 「電源ボタン」設定で
プルダウンリストから 「電源 ON」を選択するだけ
プロトビルダーには、 「モデルシミュ
レータ」の機能があります。 このモデル
操作手順を示す状態遷移図が完成
作成したモデルから
操作手順仕様書を作る
を実行すると、 電源ボタンをマウスでク
リックすることで、 電源 OFF の紙芝居か
動くモデルを作ることに加えて、 プロ
トビルダーのもう1つの大きな機能が、
ら電源 ON の紙芝居に切り替わり、 あた
かも電源が入ったように振る舞います。
「
仕様書作成機能」です。作成した紙
芝居を並べて、状態遷移図、状態リス
プロトビルダーは、国内ほとんどの
メーカー様に既に導入されてお
り、十分な実績がございます。実
際に PC を操作して、 プロトモデ
ル作成を体験いただける 「定期
セミナー」も行っております。 是
営業部
嶋田 卓尚 非、 ご参加下さい。
GAIO CLUB
5
汎用出力モニタ搭載 シミュレータ 「winAMS」
モジュール ・タスクレベルでのソフトウエア品質向上を実現する
ローコストパッケージ製品です
汎用入出力モニタを備えた
システムシミュレータ
winAMS
OMFコンバータ
ガイオ製品 「
winAMS」は、 ご好評頂
実行制御/条件抽出ツール
いております組み込みシステム検証用
「
シミュレータ」に、汎用の入出力モニタ
汎用入力装置
System-Gツールマネージャ
パスカバレッジツール
*.csv出力ツール
マイコンシミュレータ System-G
汎用出力モニタ
を加えたパッケージ製品です。
ターゲットプログラムのモジュール単
位、タスク単位に任意の入力を加え、そ
の応答出力を簡単に取り出すことが出来
データ
入力
指定したモジュール、タスク
結果
出力
ます。出力データは、汎用のモニタによ
り、グラフ表示、波形表示などが可能に
なっています。
モジュール、 タスクレベルでのソフトウ
プロセッサモデル(ガイオ汎用構造)
エア品質向上に、 非常に効果的です。
CSVデータ入力
データ入出力の集中的な検証を
ローコストで実現します
*.csv
*.csv
再入力も可能
製品名(対応MPU/ コンパイラ)
標準価格
インタフェースビルダ
同梱パッケージ
結果をCSVに出力
保守
winAMS for SH GAIO
1,000,000
2,500,000
定価の10%
winAMS for SH ルネサスC
1,000,000
2,500,000
定価の10%
カー製、 他社製コンパイラに対応するた
めの OMF コンバータや補助ツールがバ
winAMS for ARM GAIO
1,000,000
2,500,000
定価の10%
winAMS for ARM ADS
1,000,000
2,500,000
定価の10%
ンドルされています。皆様のプログラムを
「
winAMS」パッケージにかけるだけで、直
winAMS for ARM GHS
1,000,000
2,500,000
定価の10%
winAMS for ARM GCC
1,000,000
2,500,000
定価の10%
ぐにデータ入出力検証がスタートできま
す。
winAMS for H8 GAIO
1,000,000
2,500,000
定価の10%
winAMS for H8 ルネサスC (**)
1,000,000
2,500,000
定価の10%
winAMS for M16C GAIO
1,000,000
2,500,000
定価の10%
winAMS for R8 GAIO
1,000,000
2,500,000
定価の10%
winAMS for V850 GAIO
1,000,000
2,500,000
定価の10%
winAMS for M32R GAIO
1,000,000
2,500,000
定価の10%
winAMS for MPC GAIO (**)
1,000,000
2,500,000
定価の10%
ザー固有の周辺デバイスなどを加えたシ
ステムシミュレーションにも対応可能で
winAMS for 78K0 GAIO
1,000,000
2,500,000
定価の10%
winAMS for FR GAIO
1,000,000
2,500,000
定価の10%
す。 「
Microsoft Visual C++」で作成した
ソフトウエア周辺デバイスモデルを、 シ
winAMS for 68K GAIO
1,000,000
2,500,000
定価の10%
「
winAMS」パッケージには、半導体メー
「システムシミュレータ」への
グレードアップも可能
汎用の入出力モニタ以外に、 ユー
ミュレー タカーネルに接 続 す るための
「
インタフェースビルダー」をオプションで
追加できます。
これにより、組み込みシステム検証環境
「
システムシミュレータ」と同じシステム構
成にグレードアップします。
6
GAIO CLUB
(**) 近日発売予定
ローコストでモジュール単位のソフト品質向上を実現します
ガイオ ・テクノロジー 営業部 岩井陽二
「winAMS」は、 皆様のプログラムを加えて頂くだけで、 簡単にモジュール
単位での入出力シミュレーションが可能なパッケージ製品です。 システムシ
ミュレータ本格導入前の検討ツールとしても、 ご利用いただけます。 組み込
みソフト品質向上の第一歩として、 是非ご検討下さい。
「デザインキット」シリーズ ラインナップ拡充
ARM9/SH4版、アナデバ製 「Blackfin」、組み込みLinuxに対応!
ガイオ 「デザインキット」とは?
ローコストオールインワン
ARM9/SH-4 デザインキット
バー、 DVD レコーダ、 STB、 デジタル
TV など、様々な製品分野への利用が期
待されています。
デザインキットとは、組み込み用ハード
ウェア・ソフトウェアメーカーであるガイオ
のオリジナル製品であり、最新プロセッサ
の評価ボードと、 高機能コンパイラ・デ
バッガ等の統合開発環境を、 一つの商
品としてパッケージングしたものです。す
でに、SH4 や ARM9 (
DragonBall)といっ
た最新 CPU 用の製品をリリースしており、
ご好評頂いております。
ガイオでは、 ARM9/SH-4 を使った組
み込み開発を、 ローコストでスタートする
ための、開発パッケージ製品を発売して
います。 開発に必要な C コンパイラなど
の言語ツール、 シミュレートデバッガ、
PCI スロットに装着可能な評価ボード、組
み込みロイヤリティフリーのμ ITRON リア
ルタイムOS をセットにして、 29.8 万円の
低価格でご提供しております。
さらに、 TCP/IP のプロトコルスタックミ
ドルウエアを加えたパッケージ (39.8 万
円)もご用意しております。
パッケージ製品
MPU の消費電流測定端子など
ユニークな機能を搭載
このデザインキットは、 単に評価ボード
にソフトウェアをセットにしたということでは
ありません。PCI接続の評価ボードは、ス
タンドアロン実行も可能で、プロセッサお
よび周辺回路のみの消費電流を測定可
能な回路や、プログラム実行時間を正確
に測定できる機能など、 ユニークな特長
を備えた画期的なパッケージです。
標準デザインキット
(価格)
29.8万円
TCP/IPバンドル
デザインキット
39.8万円
評価ボード
○
○
統合開発環境(IDE)
○
○
C++コンパイラ(XCC++)
○
○
Cコンパイラ(XCC-V)
○
○
アセンブラ(XASS-V)
○
○
シミュレータ( XDEB-V)
○
○
リモートデバッガ( XTR X-V)
○
○
μITR ON リアルタイムOS
(NORTi Version 4)
○
○
TCP/IPミドルウエア
(NORTi TCP/IP)
×
○
組み込み Linux 版も
まもなく発売予定
「
デザインキット」シリーズに、組み込み
Linux 対応版がまもなくリリースされます。
Linux動作のための拡張メモリカードや各
組み込みLinux
対応版
メディアプロセッサ
サポート
ARM9
デザインキット
SH4
デザインキット
Bl
ackFi
n対応
デザインキット
システムLSI
開発用
スターターキットへ発展
FPGA搭載
デザインキット
デザインキットシリーズ ロードマップ
デザインキットシリーズ展開
DSP 機能を内蔵したRISC チップ
アナデバ製 「
BlackFin」に対応
カスタム受託にて FPGA を搭載し
たボードなどへも対応可能
ガイオでは、 評価ボード製品としての
「
デザインキット」だけでなく、これをベー
アナログ ・デバイセ
マー向けのビデオエ
レクトロニクス製品向けに開発された、 メ
ディアプロセッサです。 このプロセッサ
は、1つのコアの中に、μ ITRON や
他のリアルタイム O S が実行可能な
RISC 命令セットと、MPEG-4などの信
号処理のためのDSP 的な命令セットを
合わせ持っています。 しかもローコ
実行速度測定機能 (デバッガの機能)
使ったアプリケーション開発を容易にス
タートできる開発キットを加えます。
種 i/o ボードなどの追加も可能です。
ズ社の 「
Blackfin」プ
ロセッサは、コンスー
MPU 消費電流測定の様子
ガイオでは、「
デザインキット」シリーズ
に、 この 「
Blackfin」(
ADSP-BF535)を
ストであることから、 コンスーマー向
けのデジタルカメラ、 メディアサー
スに、 FPGA、 DSP、 各種 i/o を追加し
たカスタムのボード開発をお受けしており
ます。 RTOS、 ミドルウエア実装、 デバ
イスドライバ、DSPファーム・コーデックの
開発も可能です。 ご相談下さい。
「デザインキット」は、 扱いやすい
オールイン開発キットとして、 ご好
評頂いております。他にも、皆様の
開発製品に合わせたカスタムでの
マイコンボード開発もお受けしてお
営業部
ります。 お気軽にお問い合わせ下
和光 泰平 さい。
GAIO CLUB
7
定期セミナースケジュール
GAIO Technical Seminar Information
各セミナーとも、半日コース (
13:00 〜 16:30)の設定となって
弊社製品をご体験頂くための定期セミナーを設けております。
ご購入の検討を短時間で行うために、ご参加をお奨め致します。
おります。
■シミュレーション開発 体験 定期セミナー
■ ARM9/SH-4 デザインキット定期セミナー
組み込みシステムの開発に、シミュレータの導入を検討されて
いる方を対象とした定期セミナーです。 シミュレーションとはどう
ARM9/SH-4のオールインワン開発パッケージ「
デザインキット」
の購入検討をされている方を対象とした体験セミナーです。弊社
いうものか?何ができるのか?実機とのデバッグ方法の違いにつ
いて、 実習を交えて体験していただきます。
セミナールームのPCを使用して、実際の開発環境をご体験頂け
ます。
◆予定 : 7/30(水) ・8/28(木) ・9/18(木)
システムシミュレータ
◆予定 : 8/5(火) ・9/11(木) ・ 10/8(水)
統合開発環境 「フレームワーク」
ターゲットデバッガ 「XTRX-V」
PCI 接続 ARM9 評価ボード
Native-G (μ ITRON シミュレータ)
■プロトビルダー 体験 定期セミナー
製品仕様 ・プロトモデル作成ツール 「
プロトビルダー」の導入
を検討されている方を対象としました体験セミナーです。半日(
3
時間程度)コースで、実際にPDA モデルを作成いただきます。
短時間での導入のご判断を頂くことが目的です。
◆予定 : 8/6(水) ・9/10(水) ・10/9(木)
セミナーへのお申し込みは ...
E-mail : [email protected] まで
ご参加コース、 希望日時、貴社名、 ご部署名、ご参加者全
員の氏名を明記の上、 電子メールにてお申し込み下さい。
セミナー会場
ガイオ ・テクノロジー
日本橋事業所
7F セミナールーム
・営団地下鉄 日比谷線
・都営浅草線
人形町駅 徒歩1分
8月号の予定は
The next issue
(
2003/8/19 発行予定)
●特集 1 :シミュレーター導入を成功させるためのポイント
●特集 2 :ガイオ新型シミュレータの全貌
●特集 3 :組み込み Linux デザインキット
お問い合わせ
How to contact us
製品に関するご相談 ・ご質問は
ガイオ ・テクノロジー (
株) 営業部
TEL: 03-3662-3041 E-mail: [email protected] まで
本誌ガイオ倶楽部に関するご感想 ・ご要望などは
E-mail : [email protected] までお寄せ下さい
ガイオ倶楽部 (
2003 年 7 月号 : 2003/7/22 発行)
制作 ・発行 : ガイオ ・テクノロジー株式会社 マーケティング ・企画グループ
〒103-0013 東京都中央区日本橋人形町3-12-8 TEL: 03-3662-3041 FAX: 03-3662-3043
発行人 : 岡田 利一
WEB : http://www.gaio.co.jp/