6・ 76・7 - 群馬県産業支援機構

June-July 2016
6・7
公益財団法人 群馬県産業支援機構
合併号
INDEX
特集1 中小企業白書2016年版のポイント
1
特集2 小規模企業白書2016年版のポイント
5
ここに注目!! 地域のこの企業 株式会社ミヤマ電子
9
創業者紹介 アムール/ブルーウィング
10
お知らせ 群馬県産業支援機構からのご案内
11
受・発注ニュース
13
登録番号第27-62号 特集1 中小企業白書2016年版のポイント
中小企業・小規模事業者の景況が緩やかな回復基調にある中、国内市場の縮小、人材不足、設備の老朽化
など、様々な環境変化や課題も顕在化しています。中小企業白書では、こうした状況の中、稼ぐ力を強化
し、「多様で活力ある成長発展」を目指す中小企業の取組について分析しています。
第1部 平成27年度(2015年度)の中小企業の動向
我が国経済の動向/中小企業の動向
○我が国経済は、一部に弱さは見られるものの、緩やかな回復基調にあり、企業収益の拡大や賃金の上昇、
雇用の拡大に見られるように、消費の拡大や投資の増加が更なる企業収益の拡大に結びつくという、「経済
の好循環」が生まれ始めている。
○中小企業の数は381万者となり、うち中規模企業の数は56万者、小規模事業者は325万者。中小企業全体の
減少ペースは緩やかとなった。倒産件数は7年連続で減少し25年ぶりの低水準。休廃業・解散件数はいまだ
高水準にあるものの、2年連続で減少。
○2012年から2014年の中小企業数の変化の内訳を見ると、中規模企業では開業が廃業を上回り、小規模企業
では廃業が開業を上回っている。
○中小企業の経常利益は過去最高水準となり、景況感も改善傾向にあるが、売上高は伸び悩んでいる。
○2009年から2015年にかけての経常
利益の変化を要因別にみると、中小
企業では①売上高の減少、②変動費
の減少(原材料・エネルギー価格の
低下等が背景の一つ)、③人件費の
減少が主なものであった(図1)。
○全体の雇用者数が増加する中、中
小企業の人件費は横ばい傾向で、規
模の小さな企業で働く雇用者は減少
図1 2009年と2015年を比較した場合の経常利益の増加額(要因別)
している。結果、中小企業の有効求
人数は大きく増加し、人手不足感が
強まっている。
○設備投資は大企業、中小企業とも
に伸び悩む中、中小企業では、設備
の不足感が生じており、設備の老朽
化も進んでいる(図2)。こうした
状況を踏まえれば、経常利益が過去
最高水準にある今こそ、省力化・合
理化や売上拡大等を通じて稼ぐ力を
高める必要がある。
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図2 設備年齢の推移(規模別)
中小企業の生産性分析
○中小企業の労働生産性の業種別平均は、大企業における業種別平均を下回っており、特にサービス業につ
いては他業種と比較して労働生産性の平均水準が低い傾向にある。
○2013年のOECD加盟国の労働生産性を比較する
と、日本は34カ国中22位だが、製造業に限ると
10位となっている。こうした結果を受け、サー
ビス産業の生産性向上が課題となっている。
○中小企業の中にも、生産性の高い稼げる企業は
存在する。こうした企業は、成長投資に積極的に
取り組んでおり(表1)、その投資行動や資金調
達等の特徴について第2部で分析する。
表1 労働生産性の高い中小企業の特徴(例:小売業)
第2部 中小企業の稼ぐ力
中小企業を取り巻く環境
○中小企業を取り巻く環境を概観すると、人口減少が進んでいる中、ITの普及に伴い電子商取引市場が拡
大。さらに近年では訪日外客数が増加。また、我が国では自然災害発生頻度が増加傾向にある。
ITの利活用
○自社ホームページを活用している中小企業は半数以上だが、売上拡大につながる電子商取引等の導入は遅
れている。ITを活用している企業は活用していない企業に比べて、売上高及び売上高経常利益率の水準が
高い。
○中小企業の課題の中には、自社の経営状況の的確な把握など、IT活用が解決策となり得ると考えられる
ものもあるが、IT人材不足や効果がわか
らないこと等を背景にIT投資が進んでい
ない。また、必要なIT人材確保が進んで
いない。
○高収益企業は、付加価値向上のための
IT投資の効果を得ている。そのために、
従業員から意見を聴き、業務プロセスの
改善や研修などの人材育成に取り組みな
がら計画的にIT投資を行い、さらに投資
の事後評価も実施している(図3)。
図3 高収益、低収益別に見たIT投資の効果を得るために
有意であった取組の実施状況
海外需要の取り込み
○国内市場が縮小し、また、海外の中間層・富裕層が増加する中、海外需要の獲得は重要。現状、海外展開
を行う中小企業は中期的に見れば増加傾向であるが、知識・ノウハウ不足や人材不足といった理由を背景に
伸び悩んでいる。
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○海外展開を行う企業は、売上の拡大、海
外の新市場開拓、営業力・販売力の強化と
いった様々な効果を実感している。また、
輸出する企業の方が労働生産性が高く(図
4)、海外展開を行う企業は国内従業員を
増加させている傾向にある。
○高収益企業は、マーケティングや計画策
定を進め、外国人も含めた人材の確保・育
成を行いつつ、モニタリングを通じてリス
クにも備えながら海外展開を行うことで、
図4 輸出実施企業と非実施企業の労働生産性
売上拡大等を達成している。
リスクマネジメント
〇自然災害の頻発やIT導入に伴う情報セ
キュリティの必要性の高まりにより、大企
業はリスクへの対策を進めているが、中小
企業におけるBCP策定率は15%と中小企業
の取組は遅れている
〇稼げる中小企業はリスクへの対策を行
い、業務の効率化や人材育成、売上の拡大
にもつなげている(図5)。平時の経営改
善の一環として、積極的に取り組むことが
必要。
図5 平常時におけるBCM(事業継続マネジメント)の効果
成長を支える金融
〇中小企業が成長投資を進めるためには資金供給が必要。現状、中小企業の資金繰りや、中小企業に対する
金融機関の貸出態度は改善傾向にある一方で、金融機関から中小企業への貸出は、大企業ほど伸びてない。
〇近年、大企業は、内部留保のみならず、金融機関借入、増資等を活用し、海外を中心とした関係会社への
投資等を進めた。一方、中小企業では、金融機関借入れは増加せず、設備投資等も小幅な増加に留まった。
〇金融機関借入のない無借金企業が増加
傾向だが、無借金企業はある程度借入れ
のある企業よりも利益率が低くなる傾向
(図6)。それは、無借金企業が投資に積
極的でないことや金融機関を含めた外部
との関係が希薄であることによるものと
考えられ、こうした企業も賢く資金を調
達し、成長に向けた投資を検討すべき。
図6 設立年数、借入状況別に見た経常利益率
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〇中小企業にとっては、金融機関は最大
の資金調達先。金融機関は今後、事業性
評価に基づく融資に重点を置く考えであ
るが、現状は、財務内容、会社や経営者
の資産余力を評価している(図7)。事
業性評価に基づく融資を実現するために
は、まずは企業が今後の事業計画等を積
極的に伝えていくことが重要である。
〇事業性評価に積極的な金融機関は、企
業のニーズに応えるため外部機関との連
図7 金融機関が現在重視している融資手法と今後重点を置きたい融資手法
携にも取り組み貸出案件拡大等の効果を得ている。金融機関は、中小企業から相談を受けることが多い士業
等専門家等の関係者と連携を深め、事業性評価に基づく融資や企業の成長に向けた非金融面での支援を実施
していくことが重要。
稼ぐ力を決定づける経営力
〇稼げる中小企業の特徴をみるため、中小企業を利益率と自己資本比率の観点から分類し、分析した。利益
率では中小企業の二極化が進んでいる。
〇実際の投資行動に着目すると、高収益
企業は、積極的に投資しており、情報セ
キュリティなどのリスクへの対応も進ん
でいるが、低収益企業には投資に保守的
な傾向が見られる(図8)。
〇企業風土については、高収益企業の方
が、計画的かつ積極的に新たな試みに挑
図8 売上高情報化投資割合の推移
戦する傾向がある。また、投資行動を決
定する経営者の年齢に着目すると、中小
企業の経営者は高齢化してきており、新
陳代謝が進んでいないことがわかる。
〇経営者年齢が上がるほど、投資意欲の
低下やリスク回避性向が高まる(図
9)。実際に、経営者が交代した企業の
方がわずかながら利益率を向上させてい
ることから、計画的な事業承継が重要。
図9 経営者の年代別に見た成長への意識
以上より、今後は経営者が経営理念を明示し、金融機関等の外部専門家と連携しながら、現場の意見を聴
いて組織的な経営を行い、IT投資や海外展開投資等の成長投資を積極的に行い、生産性向上や新陳代謝に
取り組み、自らの稼ぐ力を向上させていくことが重要としている。
詳しくは下記のHPをご参照ください。
中小企業庁ホームページ http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/index.html
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特集2 小規模企業白書2016年版のポイント
第2回目となる今回の小規模企業白書では、多様な需要や働き方に対する柔軟な対応ができるという特徴
を活かし、成長発展のみならず「持続的発展」を遂げる小規模事業者の姿を細やかに分析しています。
第1部 小規模事業者の動向
第1章 小規模事業者の動向
○小規模事業者の業況判断DIは、持ち直し基調の中にも弱い動きが見られる。
足下の小規模事業者の水準は、中規模事業者の水準と比べて、依然として低い水準。
○小規模事業者の従業員数過不足DIは、低下傾向が継続。
足下では、中規模・小規模事業者ともに人手不足感が依然として強い。
○小規模事業者の約9.1万者減少の要因は、個人事業者の減少。法人数は減少せず。
○2年間で開業が約28.5万者、廃業が約45.7万者。事業活動の新陳代謝が相当程度に行われている。
○業種別に見ると「小売業」や「製造業」、「建設業」が
顕著に減少。一方、「医療、福祉」や「教育、学習支援
業」等は増加。
○事業者数が大幅に減少する中、売上高は微増し減少し
ていない。2年間で約0.9兆円(+0.9%)増加。
○小規模事業者数減少の背景として、直近(2014年)で
は自営業主の高齢化が一段と加速。年齢階級別では70代
が最多となっている。
○自営業主の離職理由の第一位が「病気・高齢のため」、
次いで「事業不振や先行き不安」、「会社倒産・事業所閉
鎖のため」と続く(図1)。
図1 自営業主の離職理由
第2章 小規模事業者の活動実態と取組
○小規模事業者の売上の約6割は「同一市町村内」を販売先としている。売上が増加傾向にある者は約7割
が商圏が拡大傾向。売上が増加傾向で商圏が減少傾向にある者は1.8%に過ぎず、売上高を増加させるため
には商圏の拡大が必要。売上高の増加傾向または
減少傾向の要因として、売上が増加傾向の者は
「得意先や顧客がいる」、「商品・サービスの品
質と信頼性」を上位に挙げているのに対し、売上
が減少傾向の者は「商圏自体(取引先や顧客)の
景気が悪い」と回答した者が多い(図2)。
○情報管理面のIT活用状況は、事務処理・経理ソ
フトの活用が比較的高く、それ以外は総じて低
い。宣伝面でのITの活用はホームページが最も多
く約4割を占め、インターネット受注を導入して
いる者は17.1%。このうち、インターネットでの
受注比率は1%∼20%未満が約6割を占め、0%
も約1割。また、インターネットでの受注比率の
高い者の方が、売上高が増加傾向にある。
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図2 売上高が「増加傾向の要因」と「減少傾向の要因」
○経営計画を作成したことがある者は約5割、半数は経営計画を作成したことがない。経営計画を作成した
ことがある者は、作成したことがない者に比べ、売上高が増加傾向とする割合が高い。経営計画を作成した
背景・動機は「補助金申請で必要となったから」が最も多く、作成の効果は「経営方針と目標が明確になっ
た」が最も多い。
○日々の経営努力の取組では「集客・販売力向
上」と「業界団体会合やセミナー参加などによる
情報収集」が多い(図3)。リピーター客獲得の
ための取組では、「商品・サービスの信頼性」と
「納期遵守や丁寧な接客に基づく信頼獲得」が多
い。中長期的な事業展開で重要と考えているもの
と、実際の取組で最も差があるのは「後継者や従
業員の確保・育成」。販路拡大や新商品開発を含
め、重要性は高いと認識しつつも、取り組みが進
図3 日々の経営努力の中で実際に取り組んでいるもの
んでいないことがうかがえる。
○人材育成の取組の有無は約4割の者が「取
り組んでいる」と回答。人材育成に取り組ん
でいない者の理由は、「時間的余裕がないか
ら」が最も多い。人材育成の狙いや目的では
「技術・技能の向上」が最も多く、「商品・
サービス知識の向上」、「コミュニケーショ
ン力(接客や交渉)」と続く(図4)。ま
た、業績傾向は人材育成取組者の方が取り組
んでいない者よりも良い。
○事業承継後、「新しい取組」を実施した現
図4 取り組んでいる人材育成の「内容」
経営者は約7割。「事業承継する直前の業績
傾向」と「新しい取組を実施後の業績傾向」を比較すると、事業承継する直前の業績傾向では「上昇基調」
が23.2%だったのに対し、新しい取組を実施後の業績傾向は「上昇基調」が57.5%と大幅に増加。新しい取
組の具体的内容では、小売業では「店舗の改装・リニューアル・駐車場整備」が最も多く、製造業では「取
引先拡大(販路開拓)のための営業活動」が最も多い。
○事業承継(後継者)の方針では、約1/3が「当面必要なし」、約1/3が「後継者や候補がいる」、残りの
1/3が「後継者候補が見つからない」や「廃業予定」等。承継したいが現時点で後継者候補が見つからない
者の親族以外への事業承継について、抵抗感がある者52.1%。その理由の上位は、「親族(同族)で経営し
ているため」と「事業所・店舗等と居住場所が一体のため」等(図5)。廃業予定者と廃業を考えている者
の廃業を考えている理由は、「高齢化のため体力・判断力の低下など」が最も多い。
図5 親族以外への事業承継に対する抵抗感(左)とその理由(右)
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第3章 支援者側から見た小規模事業者
○経営指導員が、相談・指導対応を実施した小規模事業者の業種では、小売業(26.1%)が最も多く、次い
でサービス業(18.2%)、建設業(16.8%)、飲食店・宿泊業(16.4%)となっている。増加傾向にある相
談内容は「廃業」、「販路
開拓」、「市場調査、事業
計画の策定や見直し」など
であるのに対し、解決が難
しくなっている相談内容は
「人材の確保育成」、「新
しい商品・サービスの開
発」、「販路開拓」が上位
となっている。また、相談
件数は少ないものの、解決
が難しい相談内容として
図6 相談が増加しているものと、解決が難しくなっているもの
「第二創業(業態転換、新
分野進出)」が挙げられる
(図6)。
○経営指導員が対応する相談・指導のうち、外部支援機関等から協力を得た頻度が高いものは、①新商品・
サービスの開発、②IT活用、③既存商品・サービスの磨き上げ、④販路開拓、⑤事業承継。経営指導員か
ら見た小規模事業者の経営課題として上位のものは、①販路開拓、②事業承継、③事業計画の策定や見直
し。
○中小企業・小規模事業者が抱える経営課題を解決するため、国として全国の「よろず支援拠点」に多様な
経歴を持つ専門家を配置。相談者としては、製造業の割合が高い(29.5%)。他の支援機関とも連携しなが
ら、個別の経営課題に適した解決方法を提供している。
第4章 地域の中の小規模事業者
○1,741基礎自治体の人口増減と事業所増減率を見ると、小規模事業者の方が中・大規模事業者よりも人口
の影響を受けやすい。自治体人口規模別に1,000人あたり事業所数で比較すると、自治体の人口規模にかか
わらず、人口に比例して一定数が存在(全国平均30事業所)。小規模事業者は人口に比例して存在しており
地域の生活に密着した存在。人口1,000人あたりの小規模事業所数で「郡部の町村」と「大都市部」の産業
構造を比較すると、「情報通信業」や「専門技術サービス業」、「卸売業」、「不動産業」、「医療・福
祉」など数多くの業種で大都市部の方が多い。一方、郡部の町村では、「建設業」、「小売業」、「生活関
連サービス業(理美容や洗濯業)」など生活に密着
した業種が多い。
○地域区分別に企業規模別の売上高、付加価値額、
給与総額及び従業者数の構成割合を見ると、都市部
から地方にいくほど小規模事業者の構成割合が高く
なっている。「地方都市」や「郡部の町村」ほど、
小規模事業者の地域経済への貢献度が高い(図
7)。
図7 企業規模別の付加価値額構成
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第2部 小規模事業者の未来
第1章 業績傾向の良い小規模事業者の特徴等
○経営者の年齢世代別に売上高の傾向や経営計画
の作成状況を見ると、若い世代ほど業績傾向が良
く、また積極的な経営活動をしている(図8)。
○女性活用のための取組について、その制度の整
備面を見てみると、中規模事業者に比して、小規
模事業者の整備状況は総じて低いものとなってい
る。女性の就業先の企業規模を見ると、新卒時に
比べて復職時では、規模の小さな事業者が選ばれ
ている。女性の出産・育児からの復職時の受入先
図8 直近3年間の売上高の傾向(年齢世代別)
として、小規模事業者の方が採用面でより柔軟に対応していることがうかがえる。女性正社員について従業
者規模別の就業年数を見ると、従業者規模が1人から4人の規模の小さな事業所の方が就業年数が長い。小
規模事業者の方が女性にとって長く勤められる雇用環境を有している。
第2章 小規模事業者の多様な側面
○ソフトウェアの設計・開発(SE)、ウェブデザイン、ライティング、翻訳・通訳など、自らの持つ技術
や技能を拠り所に、組織に属さず個人で活動する、いわゆるフリーランスと呼ばれる事業形態について、昨
年に引き続きアンケート調査を実施。フリーランスが営む事業として多い職種は、「デザイナー(20.7
%)」、「システムコンサルタント・ソフトウェア作成(17.7%)」、「著述家(12.1%)」等となってい
る。フリーランスの受注形態を職種別に見ると、直接受注比率が高い職種は、個人教師(71.8%)、著述家
(41.5%)、デザイナー(38.5%)等である。
○フリーランスが仕事を受注する方法としては、「知人・同業者から紹介(55.1%)」、「自らの営業
(50.7%)」が多いほか、「クラウドソーシング(7.8%)」による受注もある。フリーランスの商圏は同一
都道府県までが約56%に対し、小規模事業者は約89%。フリーランスの方が広い商圏で活動。仕事の受注に
向けた取組のうち、売上高が増加傾向であるフリーランスが最も取り組んでいるものは「技術・技能の向上
(63.3%)」であり、売上高が減少しているフリーランス(49.0%)と比べて積極的に取り組んでいる。
第3部 小規模事業者のたくましい取組∼未来につなげる
我が国は人口減少、高齢化、国内外の競争激化、地域経済の低迷等の構造変化に直面しており、これらの
構造変化は、地域の経済・雇用を支える小規模事業者に大きな影響をもたらしている。こうした中、経営者
のたくましさと創意工夫により、現在事業を営んでいる大勢の小規模事業者がいる。第3部では、「小規模
企業基本計画」において設定した4つの目標「需要を見据えた経営の促進」、「新陳代謝の促進」、「地域
活性化に資する事業活動の推進」、「地域ぐるみで総力を挙げた支援体制の整備」の観点から選出した44事
例の様々な取組を紹介する。
詳しくは下記のHPをご参照ください。
中小企業庁ホームページ http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/syoukiboindex.html
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ここに注目!! 地域のこの企業
―― 電子部品のハンダ付けと組立配線技術のスペシャリスト ――
〈企業概要〉
事 業 者 :株式会社ミヤマ電子(代表取締役 坂本 好弘) 事業内容 :電子機器(半導体試験装置、電子計測機器)の組立製造
従 業 員 :45人
連 絡 先 :群馬県桐生市新里町武井229-1
TEL 0277-30-6133 FAX 0277-30-6131
ホームページ :http://www.miyamadensi.co.jp
○同軸ケーブルの端末加工、ハンダ付けが得意
坂本 好弘 社長
Q.電子機器の組立製造とのことですが、具体的には?
A.半導体試験装置や電子計測器などの仕事が多いですね。それらの部品加工からはじまり、組立てそして性
能検査まで一貫してやっています。これらの製品の製造では自動化できない工程が多いのが特徴です。です
から、自動化できる部分は自動化し、自動化できない部分、例えば基板へのリード線のハンダ付けなどの工
程は手作業で行っています。
Q.手作業でないとできないというのは?
A.私たちが製造している製品では、大量のリード線を基板に装着する
作業が常に必要で、その数は何千本にもなります。リード線が絡まっ
てしまわないように手作業でする必要があるのです。
そうした仕事を多く受けていますので、手作業、自動にかかわらず、
そんな仕事の中で磨かれていった技術、極細同軸ケーブルの精密な端
末加工や、狭ピッチでの精密なハンダ付けといった技術が当社の最大
の強みです。
○品質は経営の基本
Q.相当熟練した技術が必要なようですね。
A.そうですね。製品ごと、取引先ごとに要求される技能レベルが異なりますので、当社では要求作業認定制
度というものを設けています。ハンダ付け、ネジ締め、圧着など作業ごとに、顧客から要求される技能を指
導し、技能認定を受けた者のみがその作業に携わるようにしていま
す。その他にも自社独自で、全ての製品の全ての工程について、約
100の作業区分になるのですが、それぞれの作業ごとの習熟度を評
価して全員の星取り表を貼り出しています。従業員のレベルアップ
と意欲向上に役立っています。
私どもの仕事は品質が最重要です。
「品質は経営の基本です、全
てに優先する」
をモットーに、長年取り組んできました。QCサーク
ル、5S、VE提案なども含め、日々のあらゆる社内活動が品質につ
ながっています。おかげさまで、取引先からは高い評価をいただい
ています。
○ 女性ならではの気付き
Q.現場では、女性従業員の方が非常に多いのが目に付きます。
A.今は女性が8割近くですね。ご覧いただいたように、細かく非常に
根気のいる作業が大半ですが、そういった面では、やはり女性の方が
優秀です。また、熟練技術が必要な作業がほとんどですので、当社で
は全員正社員です。現場リーダーや管理職にも登用しています。
皆さん、手先の器用さだけでなく、細やかな気付きはさすがですね。
作業指示書や治具の改良など現場での様々な提案では、なるほどと思
わされることが多いです。先ほどお話しした技能習熟度の星取り表も
女性リーダーの発案です。
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2016 JUNE
創業者紹介
∼ 想いを形に ∼
※このコーナーでは、当機構に事務局が設置されている地域活性化や海外需要の目指した新たな創業を支援する『創業補助金』を活用し、創業した企業を紹介しております。
アムール
自由空間 Blue Wing(ブルーウィング)
確かな技術でキレイを提供するアイラッシュサロン
女性が思わず嬉しくなる“癒し”の雑貨
業
種:まつ毛エクステンション
所 在 地:みどり市大間々町桐原982-4
電話番号:0277-73-5917
創 業 日:2013年10月1日
中村 朋之 代表
■どのようなお店でしょうか?
まつ毛エクステンションを専門に行っているアイラッ
シュサロンです。スクールで学び講師資格も取得した技
術や知識を活かして、お客様一人一人の目に合った美し
い仕上がりを提供しています。あと、講師資格を活かし
てアイリストの指導も行っています。
■創業のきっかけはどんなことでしたか?
元々美容師として働いていましたが、幅を広げたいと
思い、まつ毛エクステンションの勉強を始めました。群
馬ではしっかりした技術や知識を持ったサロンはまだま
だ少ないので、まつ毛エクステンションの素晴らしさを
広められればと、専門サロンの開業を決意しました。特
に、男性アイリストは全国的にも少ないので、自分がや
る意味もあるかなと思いました。
■創業にあたって苦労したこと、工夫したことはなんですか?
創業前は美容師の仕事をしながら、技術を学ぶため東
京のスクールに通っていました。スクールを卒業した後
は、今も都内の有名サロンへ毎月4日程度通い技術を磨
いています。
サロンを開くにあたって、内外装を隣接する美容院と
合わせて英国カントリー調に仕上げ、女性好みの雰囲気
作りを心がけました。店内ではアロマを焚いたりヒーリ
ング音楽を流すなど、日常とは違う癒やしの空間にして
います。
■今後はどのような取り組みを考えていますか?
お客様にいかに満足して気持ちよく帰っていただける
か、技術はもちろん、接客もさらに向上させていきます。
また、今はまだ開業したばかりなのでお客様の口コミだ
けでやってきましたが、今後スタッフを入れられるよう
になったら、宣伝もして、より多くのお客様に利用して
いただけるようにしたいです。
業
種:雑貨の販売、フラワーアレンジメント教室
所 在 地:渋川市渋川2614
電話番号:0279-23-8769
U R L:http://www.shibukawa-navi.com/detail/index_192.html
創 業 日:2014年6月6日
根岸 まり子 代表
■事業の内容や特徴、セールスポイントは?
夫が経営する花屋の隣に、 癒し の商品を扱うお店を
始めました。プリザーブドフラワー、アロマグッズ、革
製品、インテリア小物、婦人服、バッグなど、女性が思
わず嬉しくなるような雑貨を販売しています。また、生
け花やフラワーアレンジメントの体験教室も随時開催し
ています。プリザーブドフラワーは大変好評で、県外か
らも買いに来ていただいています。
■創業のきっかけはどんなことでしたか?
長年花屋をやってきて、たとえば夏場に生花の持ちが
悪くなるなど難しい面もあって、何か新しいことに挑戦
したいという思いはありました。そんな折、お隣が洋服
屋を閉めてしまい、地域のことを考えるとシャッターを
下ろしたままにできないし、一念発起して新しいお店を
始めました。
■創業にあたって苦労したことはなんですか?
今も苦労していますが、お客様が求めているものは常
に変わります。他にない個性的な品揃え、来てくださっ
た方が
「これは!」
と思うような見るだけで楽しくなるよ
うなものを置かないとお客様に選ばれません。ターゲッ
トとする女性客が何を欲しがっているか、それに応える
商品は何か常に考え、東京での展示会等へは何度も足を
運んで勉強しています。
■今後の展望をお聞かせください?
花屋はコーディネートするのが仕事です。それと同じ
ように、いろんな作家さんの作品から今までにないコラ
ボ商品をコーディネートしたいです。既にあるものをた
だ買ってきて売るだけでは生き残れないと考えていま
す。
2016 JUNE
10
ぐんま実践マネジメントスクール2016 秋コース
経営力を鍛える実践塾
参加者募集中!
5日間コース
[講師]佐藤康二((株)エム・イー・エル取締役)
5日間
(全4回)で自社の未来づくりに挑戦!
いままでの自社を振り返り、未来の経営を見据えた布石を打つ!
日 程:第1回 9月12日(月) 10:00 ∼ 16:30
第2回 10月11日(火) 10:00 ∼ 16:30
第3回 10月18日(火) 10:00 ∼ 16:30
第4回 10月28日(金)∼ 29日(土)
(合宿形式)
会 場:群馬県公社総合ビル1階東研修室(前橋市大渡町1-10-7)
※第4回の合宿会場は伊香保温泉ホテル天坊です
受 講 料:43,000円/名(ぐんま産業創造倶楽部会員企業は41,000円/名)
問合せ先:
(公財)群馬県産業支援機構 経営支援課(石 ) TEL 027-255-6503
※詳細・申込書はこちらから → http://www.g-inf.or.jp
県立産業技術専門校「スキルアップセミナー」の受講者募集
前橋・高崎・太田の各県立産業技術専門校では、主に企業にお勤めの皆様のスキルアップをはかるための講習
会、「スキルアップセミナー」を実施しています。是非、皆様のスキルアップにご活用ください。
8月・9月開催予定コース ★その他のコースや各コースの詳細は、実施する各校のホームページをご覧ください。
コース名
前 橋 校
高崎校
太 田 校
時 間
応募締切
13:00∼17:15
8/2(火)
JIS溶接技能者評価試験準備講習
TIG溶接
(ステンレスTN-F)
8/26(金)
、29(月)
、30(火)
、31(水) 17:00∼20:15
8/5(金)
MOS対策講座Excel編
9/6(火)
、8(木)
、13(火)
、15(木) 18:00∼21:15
8/16(火)
8/23(火)∼26(金)
17:00∼20:15
8/2(火)
8/30(火)∼9/2(金)
17:00∼20:15
8/9(火)
8/29(月)
、9/5(月)
、12(月)
15:30∼20:30
8/8(月)
9/5(月)
、12(月)
13:30∼20:30
8/15(月)
9/6(火)∼9
(金)
17:00∼20:15
8/16(火)
TWIダイジェスト版講習
∼仕事の教え方や改善、人の扱い方∼
JIS溶接技能者評価試験準備講習
半自動溶接
(SA-2F等)
JIS溶接技能者評価試験準備講習
手溶接
(A-2F等)
三級自動車ガソリンエンジン整備士
学科試験 解答と解説
二級ガソリン自動車整備士
学科試験 解答と解説
PLC入門
日 程
8/23(火)∼25(木)
●受講料は1コースにつき、1人¥9,600です。
●応募は先着順です。応募状況により、開催の2週間前まで募集を延長することがあります。
●受講希望の際は、希望するコースを開催する校にFAXやメール、郵送又は持参にてお申し込みください。
●申込用紙は各産業技術専門校のホームページよりダウンロードしていただけます。
お問い合わせ先
11
2016 JUNE
群馬県立前橋産業技術専門校 TEL 027-230-2211 http://www.maetech.ac.jp/
群馬県立高崎産業技術専門校 TEL 027-320-2221 http://www.takatech.ac.jp/
群馬県立太田産業技術専門校 TEL 0276-31-1776 http://www.otatech.ac.jp/
ご案内 中小企業外国出願支援事業の
ご案内
群馬県産業支援機構では、特許や商標等の知的
財産を海外で戦略的に活用し、経営の向上を目指
す意欲のある県内中小企業者を対象に、外国出願
に要する費用の一部を補助する「外国出願支援事
業」について、以下のとおり申請を受付けます。
対 象:平成28年12月末までの外国出願
ただし、交付決定日より前に発注、支
出した経費は対象外
上 限 額:特許 150万円
実用新案・意匠・商標 60万円
冒認対策商標 30万円
補 助 率:1/2
申請〆切:平成28年7月21日(木)
※募集案内や申請書は、当機構ホームページから
ダウンロードできます。
http://www.g-inf.or.jp/
ご案内 ぐんま産業創造倶楽部七夕フォーラム
今、求められる
「信」
の経営
信念を持って経営に当たる企業だけが残り、
「比
べず」、「焦らず」、「あきらめず」の精神のもと、
チャレンジしていくことが求められています。
第1部では、人と経営研究所所長の大久保寬司
氏による講演を、第2部では、東日本大震災で甚
大な被害を受けながら見事に復活し自社ワインを
醸造するまでに至った神田葡萄園の熊谷晃弘氏
に、大久保氏との対談形式で語っていただきます。
日 時:平成28年7月7日(木)13:00 ∼ 17:00
内 容:第1部 講演「人が輝く職場の実現」
第2部 トークセッション
「片手にワインを片手に夢を」
第3部 交流会
会 場:ホテルラシーネ新前橋「曙の間」
(前橋市古市町1-35-1)
参加費:ぐんま産業創造倶楽部会員 無料
一般参加者(非会員) 2,000円
※詳細・申込書は当機構HPをご覧ください。
http://www.g-inf.or.jp/
(公財)群馬県産業支援機構 経営支援課
TEL 027-255-6503
ご案内 取引先を装う詐欺メールに
ご注意!
本年5月、群馬県内において、海外取引先とイ
ンターネットを通じて商品取引を行っていた男性
に対し、取引先になりすました電子メールを送信
し、商品の購入代金名目で指定した海外口座に送
金させ、現金を騙し取る詐欺事件が発生しまし
た。
これは取引関係のメールをウイルス等を使って
監視し、契約の段階になって、取引先になりすま
し正規の口座と異なる口座に現金を送金させる新
たな手口であり、企業における取引代金を騙し取
る手口として被害が高額になる傾向となり、被害
自体も気づきにくいものです。
なりすましメールは、アドレスの一部を変更し
ているだけで、一見しては判別しにくいです。契
約金等を送金する場合は、メールアドレスや指定
口座をよく確認するとともに、必ず取引先に電話
連絡する等、被害防止に努めてください。
〈なりすましメールの例〉
正規のメール abcdef@○○○.○○.jp
なりすましメール abedef@○○○.○○.jp
群馬県警察本部 警務課
サイバーセキュリティ対策係
(公財)群馬県産業支援機構経営支援課(石﨑)
TEL 027-255-6503
報 告 「はばたく中小企業・小規模事業者300社」
「はばたく商店街30選」
に
選ばれました
経済産業省では、革新的な製品開発やサービス
創造、地域貢献・地域経済の活性化、海外での積
極的な販路開拓等による国際競争力強化、女性経
営者を始めとした人材活用に取り組む、独自の技
術・サービスで伸びる取組を行うなど様々な分野
で活躍している中小企業・小規模事業者を「はば
たく中小企業・小規模事業者300社」として、ま
た、地域の特性・ニーズを把握し創意工夫を凝ら
し地域の発展に貢献している商店街の取組事例を
「はばたく商店街30選」として選定しました。群
馬県からは、以下の企業・団体が選ばれました。
○はばたく中小企業・小規模事業者300社
株式会社あぶらや(板倉町)
株式会社エムダブルエス日高(高崎市)
関東精機株式会社(前橋市)
共和産業株式会社(高崎市)
手島精管株式会社(館林市)
○はばたく商店街30選
商店街振興組合高崎中部名店街
2016 JUNE
12
440
(公財)
群馬県産業支援機構
●協力企業や発注元をさがしている。
あっせんに関する相談は、お気軽にお問合せください。
●部品加工、機械製作等で外注先をさがしている。
●遊休機械を有効活用したい。
工 業 支 援 課
TEL.027-255-6501
[email protected]
受注したい
番号
(平成 28 年 6 月 17 日現在)
企業特徴等
経験年数
主要設備
高崎・40
・ISO9001認証取得
・環境群馬スタンダード認証取得
・ISO14001認証取得予定(2016)
22
NC2SP旋盤8吋(ガントリーロボ付)4台、NC1SP旋盤8吋(ガントリー
ロボ付)2台、NC2SP複合旋盤8吋(ガントリーロボ付)3台、NC旋盤8
吋12台、NC旋盤10吋1台、縦型40マニシングセンター9台、横型50マ
ニシングセンター500×500(PLL付)1台、ターニングセンター1台、
横型40マニシングセンター400×400(PLL付)1台、ギアシェーパー3
台、ワイヤー放電加工機1台、平面研削盤1台、3次元測定機2台、輪郭形
状測定機2台、粗さ測定機2台、3次元CAD・CAMほか多数
2
高崎・3
フライス加工を主とし、組付加工も可能です。
30
NCフライス盤1台(550×1050)、立型マシニングセンター(450×
900)2台、立型マシニングセンター(600×1000)1台、ワイヤーカ
ット機(ソデック350)1台、コンターマシン7台、ラジアルボール盤1台、
直立ボール盤1台、平面研磨機2台、旋盤2台
3
千代田・5
単品から100個/ロットの少量生産に対応。スチ
ール、ステンレス、純チタン、真ちゅう、アルミ
など幅広い鋼種に対応します。
15
5軸マシニングセンター(DMU50ECO)、立型マシニングセンター2台、
ワイヤーカット2台、放電細穴加工機、複合旋盤1台、3DCAD/CAM
4
太田・4
・切削加工に加えプレス加工にも対応
・自動車部品等
46
ロータリー研磨機2台、成型研磨機1台、NCフライス盤1台、NC旋盤1
台、旋盤2台、プレス(150t、75t、45t、35t、30t、15t)各1台、プレ
ス12t・3台、シャーリング1台、ボール盤6台、タッピング1台、バレル
研磨機、遠心バレル研磨機、クレーン2.8t
5
伊勢崎・5
・航空機のエンジン部品、医療機器部品
・10∼500個程度を得意としています
・材質 SS、S45C、アルミ、真鍮、SUS、
チタン、インコネル
60
NC旋盤(MALC6、8)、マシニングセンター(JVR40)、フライス盤(1.5
♯、2♯)、汎用旋盤2台
6
高崎・4
単品から300個程度までの小ロットの機械加工を
得意としています。鉄、アルミ、アルミ鋳物、銅
など各種金属に対応。納期厳守。
40
旋盤(6尺)1台、旋盤(8尺)1台、NC旋盤2台、立型フライス盤2台、立
型マシニングセンター2台、平面研削盤2台
7
前橋・1
単品から量産まで、省力化機械部品、プレス金型
加工などマシニング加工全般。納期厳守。
40
マ シ ニ ン グ セ ン タ ー(OKK、MCV−500(1000×500×500)1台、
OKK、MCV−630(1200×600×600)1台)、縦フライス盤(YZ−8)
2台、横フライス盤(HF型)1台、2次元CAD・CAM1台、ホイスト1台
切 削
1
New!
番号
プレス板金
組立
13
地区・従業員
(人)
企業特徴等
経験年数
主要設備
1
New!
伊勢崎・4
2550㎜までの長尺曲げ加工からプレス加工(穴あ
け・小物品成形)、溶接・組立まで一貫生産。試作
から量産まで柔軟に対応します。
44
プレスブレーキNC装置付(コマツ製、2550㎜・80t) 1台、プレスブレーキ
NC装置付(アマダ製、1200㎜・35t) 1台、プレス35t・1台、プレス10t・
1台、プレス1∼8t・計10台、ロボット溶接機1台、CO2溶接機3台
2
New!
高崎・5
金型の設計製作からプレス、機械加工、溶接・ア
ッセンブリまで一貫生産が可能。
大型1000tプレスを中核に厚板加工を得意とし、
60tプレスまで幅広に設備保有。多品種小ロッ
ト、スポット受注にも柔軟に対応します。熱交換
器やトラック部品などで実績あり。
48
プレス(1000t)1台、プレス(500t・400t)各1台、プレス(200t)2台、
プレス(150t・110t)各3台、プレス(60t)1台、プレスブレーキ(150t、
3000㎜)1台、レベラー(対応板厚3.2 ∼10㎜)1台、CNC旋盤1台、
平面研削盤1台、スポット溶接機1台、半自動溶接機2台
3
桐生・15
金型(プレス・樹脂)製作からプレス加工、組付
加工まで一貫生産が可能。
50
プレス200t・1台、同110t・3台、プレス80t・5台、洗浄装置・1台、ワイ
ヤーカット機・1台、放電加工機・1台、マシニングセンター・1台
4
伊勢崎・17
大型プレス1000t、500tによる油圧絞り加工か
ら3次元レーザー加工、溶接・アッセンブリーま
で一貫生産可能。今後、ヘミングロボットシステ
ムの導入予定も。
50
油圧プレス1000t・1台、同500t・1台、3次元レーザー加工機2台、プレ
スブ゙ブレーキ6台、CO2溶接機19台、溶接ロボット1台、フォークリフ
ト5台
5
みどり・8
1.0t∼3.2tまでの順送加工や単発加工の絞り加工
等また、金型製作など量産加工・試作加工にも対
応できます。
45
アイダ製 順送プレス150t 1台、アイダ製 順送プレス110t 3台、アイダ
製 単発プレス80t 1台、アイダ製 単発プレス60t 1台、オートメ単発プレ
ス60t 2台、オートメ 単発プレス 45t 1台、オリイ製 送り装置03KR 4台
番号
2016 JUNE
地区・従業員
(人)
企業特徴等
経験年数
主要設備
1
地区・従業員
(人)
吉岡・21
車、電気部品及び樹脂製品組立、バリ取り、他検
査梱包
10
コンプレッサー(1.5P−9.5VA5)2台、電動ドライバー5台、ドライデ
ザット1台、拡大鏡3台
2
渋川・20
梱包・出荷作業(迅速・丁寧・質を重視)、チェック作業、外
観検査(拡大鏡・目視)、簡単な組立作業、手先を使う作業。
33
拡大鏡4台、顕微鏡2台、ファークリフト1台、計量機5台、アルミバント
ラック(2t)1台
3
邑楽郡・1
半導体テスト基板の組立て、PCB設計。
アナログデジタル回路設計と高周波シミュレーシ
ョン。
9
デジタルアナログオシロスコープ(500MHz)各1台、スペアナ(26.5GHz)ア
ドバン1台、SG100K ∼3GHz アンリツ 2台、サーボアナライザ アドバン
1台、VOLTAGE /CurrentGenerator アドバン 4台、シミュレーション解析
用サーバ 1台、シミュレーションソフト Ansys14 HFSS13 その他(Ansys)
番号
地区・従業員
(人)
企業特徴等
経験年数
主要設備
そ の 他
1
New!
榛東・14
金属塗装・プラスチック塗装・加工・組立
45
塗装ブース 6m2台
金庫形乾燥炉(3500×2500×1500)2台
2
New!
桐生・4
・木材加工(寸法だし)
・木材の穴加工(穴加工、ザグリ加工等)
・切欠き加工
・面取り加工、R加工等
35
昇降盤2台、ルータマシン(直径20cm)、横切り機(250cm×5cm×
10cm)、自動削り機(250cm×25cm×15cm)、穴掘機(直径15cm) 2台・
ボール盤(2台)、手押し機、プレス機
3
太田・4
アパレル、高級寝具(肌掛、ベットパット、枕カバー)、本皮、合皮キル
ト、収縮キルト、袋物、レースキルト、自動車のイス、ソファー、座イスの
キルト、酸素カプセル内内張キルト、介護用品、ペット用品のキルト他
50
キルティングマシン(コンピュータ式)2台、同(カム式)3台、ヘム巻ミ
シン、自動糸切マシン、本縫ミシン他
4
富岡・11
・薄く軟らかい材料の打抜き加工を行うビク抜き専門工場です
・対応材料:ポリエステルフィルム、ゴム、スポンジ、絶縁
紙、両面テープなど
27
油圧裁断機(100t、55t、50t)計3台、プレス機(15t)4台、プレス機(12t)
1台、プレス機(7t)1台、シャーリング1台、バーチカルカッター1台
5
桐生・4
配管バーリング加工、配管フレア加工
20
フランジつば出し加工機(ジャストフレア:JF-350)1台、バーリング加工機(120t)1台、プレ
スブレーキ(80t)1台、シャーリング1台、アングル加工機1台、配管自動TIG溶接機(日立パイ
プエース)1台、TIG溶接機6台、パイプ切断機(GF4S)1台、汎用旋盤1台、汎用フライス1台
6
みどり・8
プラスチック成形。外観部品から機能部品まで対応。
JISQ9001認証取得。全成形機とも耐摩耐腐仕様でガラス
繊維入り樹脂成形得意。薄肉製品・歯車などの機能製品も
成形。金型メーカーと連携し金型製作からの受注も対応。
32
射出成形機(住重:130t)1台、射出成形機(住重:75t)2台、射出成形機(住
重:50t)2台、射出成形機(日鋼:50t)1台、射出成形機(住重:30t)2台、
射出成形機(住重:25t)2台
7
藤岡・2
製缶加工、一般溶接加工。普通ボイラー溶接士免許
41
8
高崎・20
油圧部品、半導体部品、鉄道部品、建設機械部品、その他産業 42
機械部品用鋳造品(FC200 ∼FC250)
(FCD400 ∼FCD600)
低周波1t炉 1基、自硬性連続ミキサ5t 1基、自硬性連続バッチミキサ 1基、
F−1造型機 4基、テーブルショット 1、ロータリーショット 1、
9
桐生・14
スポット溶接の試作・量産治具の製作、材料の調達−製
造・出荷まで一貫した受注に対応します。スポット溶接
をキーとした開発課題にフレキシブルにお応えします。
19
コンデンサ型スポット溶接機10台、インバーター溶接機1台、NC旋盤8
台【その他】ISO:9001認証取得(2008更新済)
油圧ベンダー200t、油圧プレス300t、半自動溶接機4台(350A、500A)、クレーン設備2台
10
みどり・7
【産業機器、合理化装置】ショットブラスト(特許第4742162
号)硬質研削対応定量供給ロータリーバルブ
【環境・省エネルギー】コンプレッサー代用ブロアー装置、農業用ハウス加
温装置、冷却水装置、脱気装置付超音波洗浄機、高圧洗浄機(実験機有り)
【医療・福祉】花粉症対策ブース、移動式トイレットペーパーロー
ルホルダー、局所排気設備、プラント設備(組付最大寸法15m)
43
油圧ベンダー2台、シャーリング1台、コーナーシャー1台、プレス2台、電
熔器7台、メタルソー2台、プラズマ切断機1台、アロースポット1台、横型
フライス1台、タレパン1台、クレーン設備2台
11
伊勢崎・5
自動車重要保安部品等、CO2溶接加工、ロボット
による溶接加工、円周溶接機による加工
45
ダイヘン溶接ロボット3台、パナターン円周溶接機4台、ナショナル直線Wトーチ400m/
m1台、35t・30tプレス機、シャーリング4.5t×1200m/m、スポット35kw、その他
売ります
①スクリューコンプレッサー(日立、HISCREW15、15馬力)1台、価格応談
②スカラロボット(蛇の目ミシン工業、JSR4400、2002年製、稼動範囲
440×440 アーム稼動380R)数量3台、価格応談
③温度調節機(高温仕様、松井製作所、MCHH1−88、水仕様160℃、毎分
60L吐出)数量3台。未使用商品。価格応談
買います
New!①2スピンドルNC旋盤
(バー材仕様、φ46以上 C軸必要、制度良好なもの)
①ベルターマシン
(鋳造品用バリ取り装置、稼働可能で安いもの)
②NC旋盤
(ファナック 6インチ以上)
受・発注ニュース
(速報版)
(公財)群馬県産業支援機構では、情報誌『企業サポートぐんま』発行後に掲載申し込みがあった受発注案件についてメー
ルマガジン「G-BOSSネット」内に「受・発注ニュース(速報版)」として概要をご紹介していますので、併せてご活用ください。
http://www.g-inf.or.jp/mailmagazine/index.html(メルマガ登録はこちらをご覧下さい。)
BIZ MATCH STATION(ビジネス・マッチング・ステーション)をご利用ください!!
(公財)全国中小企業取引振興協会では、中小企業の皆様方の取引拡大やビジネスパートナー探しをお手伝いするサイトを
運営しています。全国の企業から寄せられた、受発注情報をはじめとした様々な情報が掲載されておりますので、是非ご利
用ください。
http://biz-match-station.zenkyo.or.jp/ (詳しくはホームページをご覧下さい。)
下請取引あっせんのご案内
群馬県産業支援機構では、県内
外からの受注及び発注の申し出に
対して、当機構へ登録されている
企業のなかから設備や技術などが
適正な企業を紹介いたします。
取引のあっせんは、県内企業に
限らず、広域的な取引のあっせん
に努めます。
2016 JUNE
14
∼ ものづくり広域商談会 ∼
関東5県ビジネスマッチング商談会2016
関東5県合同の広域商談会を下記の日程で開催します。
県外企業との交流や発注企業への技術PR等、販路開拓にご活用下さい。
開
会
催
日
場
内
容
参加発注企業
参加受注企業
主
催
平成28年8月30日
(火)
東京ビッグサイト
会議棟1階 レセプションホール
対面方式による商談会
首都圏を中心とする大手企業等100社超
関東5県の中小企業200社
(公財)
群馬県産業支援機構
(公財)
栃木県産業振興センター
(公財)
埼玉県産業振興公社
(公財)
千葉県産業振興センター
(公財)
茨城県中小企業振興公社
(公財)
全国中小企業取引振興協会
■受注企業の募集を6月中旬
(予定)
より開始します。
■機構ホームページ
(http://www.g-inf.or.jp)
及びメールマガジンにてご案内します。
お問い合わせ (公財)群馬県産業支援機構 工業支援課 TEL 027−255−6501
第 35 巻第2号 平成 28 年6月 27 月
発行所/
(公財)
群馬県産業支援機構 〒 371 − 0854 群馬県前橋市大渡町 1 − 10 − 7 群馬県公社総合ビル2階
TEL.027 − 255 − 6500 URL. http://www.g-inf.or.jp
印刷所/第一印刷株式会社
TEL.0270 − 25 − 0919