次世代LED照明システム

MG-Wave
R
シリーズ
次世代LED照明システム
商願2003-100344
第9, 11類
マシンビジョンのモリテックスから。
LED照明の答えがここに。
高性能・高品質の追求。独自の定電流セン シング制御方式により長期にわたり安定した画像をお約束します!
!
定電流センシング制御方式採用
新開発!特許出願済
抵抗実装が不要になり発熱を約20℃カット
定電圧方式では、いくら放熱対策をしても発熱源となる制限抵抗を実装する矛盾を抱えていました。
R
MG-Wave シリーズでは、抵抗実装が不要な定電流方式を採用し業界最高の熱特性を実現しました。
LEDリード周辺温度(℃)
100
95
A 定電圧白色(放熱未対策品)
LED数量114個抵抗実装(従来品相等)
90
B 定電圧白色(放熱対策品)
LED数量114個抵抗実装(従来品相等)
C 定電流白色(放熱対策品)
LED数量114個
85
A
80
恒温槽内で周囲温度を40℃に保ち、十分に槽内温度に馴染ませた後、
点灯開始。30分間LED基板温度を記録した結果を示します。
75
70
65
B
C
60
55
50
MG-Wave シリーズ
R
45
40
0
5
10
15
20
経過時間(分)
25
30
35
定電圧方式 基板部
定電流方式 基板部
※MDRL-CW31を使用した、定電圧と定電流方式での参考データ。
発熱が約20℃カットされ、光量40%UP※
LED照明では切っても切り離せなかった熱と光量の関係ですが、上記の定電流方式の採用と共に独自の放熱対策により、
発熱を大幅に抑制する事に成功し、光量も従来比40%UP※を実現。 ※当社従来品比(MDRL-CW31による比較)
14000
MG-Wave シリーズ
R
A 定電流白色 (放熱対策品)
LED数量114個
B 定電流白色 (放熱未対策品)
LED数量114個
A
12000
照度(lx)
C 定電圧白色 (放熱対策品)
LED数量114個 抵抗実装(従来品相等)
B
10000
D 定電圧白色 (放熱未対策品)
LED数量114個 抵抗実装(従来品相等)
恒温槽内で周囲温度を40℃に保ち、十分に槽内温度に馴染ませた後、
点灯開始。30分間照度の変化を記録した結果を示します。
C
D
8000
0
10
20
時間(分)
30
40
定電圧の取り扱い易さはそのままに
定電圧方式では、照明側に制限抵抗を持っているため、電源の供給可能
容量以内の照明であれば、
どんな照明でも使用できるという特徴がありまし
た。一方、定電流方式では上記のような発熱対策には非常に有効な方式
でありながら 照明側LED数の違い(必要電流容量の違い)に合わせて、電
源側の供給電流量を調節する作業が必要で、照明と電源を1対1で使用し
なければならず、条件変更(照明のみを変更したい時など)の自由度があり
ませんでした。
MG-Wave Rシリーズでは、照明側に特許出願済のセンシング回路を設け電
源側で信号を読み取り、照明個々のLED数量に合わせた定格電流をコント
ロールする事により、電源側の最大電流容量以内の照明であれば、定電圧
方式同様どんな照明でも使用する事を可能にしました。
センシング回路を用いた照明・電源使用のイメージ
照明容量
照明容量情報
電源容量
A
定電流電源
照明
センシング回路
A
必要容量供給
http://www.moritex.co.jp
A
MG-Wave シリーズをご使用いただくにあたって
R
電源の選定について
STEP1
照明器の確認
ご注意ください!
最大定格電流=0.36A
ご使用になる照明器の最大定格電流をご確認ください( 各ページ参照)
例:ダイレクトリングMDRL-CR31の場合(赤LED、
内径31mm)
電源の確認
STEP2
電源ラインナップの型式MLEK-A08011LRの最初の数字3桁が電流容量を示しています。
例:アナログ調光、
1chが必要なとき
→電源電流容量=0.8A
MLEK-A08011LRの080=0.8A
使用可否判定
STEP3
照明器の消費電流合計が電源の電流容量以内であればご使用可能です!
電源電流容量 > 照明器電流容量
例: 0.8A > 0.36A
→使用可能
※各電源の電流容量以内の照明が、
ご使用可能です。例:照明0.8A、
電源0.8Aは使用可能。
こんな場合は?
Q 2ch電源の場合は?
A
ご使用になる照明器2個の最
大定格電流合計が電源電流
容量以内であればご使用可
能です。
Q 延長ケーブルは何mまで使えるの?
A
照明・電源間の延長ケーブルには
長さの制約がございます。
基本的には照明の安定性を考え
5mまででご使用ください。
Q 2又ケーブルは使用できるの?
A
使用不可能です。当カタログに
掲載されている照明器は必ず
照明1個に対して電源1chでご
使用ください。
その他の諸注意事項
●センシング回路部は、
当社にてセンシング調整を行って出荷しているため、
分解しないでください。
●センシング回路部は、
熱源付近に固定しないでください。
●環境条件(ノイズが大きい場所等)
によっては、
性能を維持できない場合があります。特に延長ケーブルを使用する場合には実機での事前評価
をお勧め致します。
●MG-Wave¨シリーズと従来の定電圧シリーズとの互換性はありませんのでご注意ください。
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多彩なラインナップで画像処理の様々なシーンに対応
MG-Wave
R
シリーズ
反射照明
リング照明
ダイレクト照射
間接照射
バー照明
ドーム照明
ダイレクトリング
高密度配置による360°
からの均一照射
MLRLシリーズ
ローアングルリング
浅い角度からの360°
高密度均一照明照射
MSRLシリーズ
無影リング
均一でムラのない柔らかな拡散照明 ハレーション対策に最適
浅い角度からの360°
拡散均一照明照射
MSLLシリーズ
無影ローアングルリング
MSQLシリーズ
無影ローアングル角型
均一でムラのない柔らかな拡散照明 四角いワークに最適
MCEPシリーズ
ハイパワー同軸スポット
レンズメーカーならではの独自の集光・導光系により業界最高照度を実現
MCELシリーズ
ローコスト同軸スポット
小型・安価で均一な同軸照明 MMLでのアライメントに最適
擬似同軸照射
MSCLシリーズ
擬似同軸BOX
鏡面ワークに対し、
ムラの少ない均一照射 Moritexレンズとの組み合わせに最適
一辺照射
MBRLシリーズ
バー
高輝度バー照明により、任意の角度から照射 幅広いワークに
MLNLシリーズ
ライン
高輝度ライン照明により、均一なスリット照射 ラインセンサ用に最適
四辺照射
MDQLシリーズ
角型斜光
角型四辺照射により、
ワイドエリアを均一照射 角度可変可能
反射無影照射
MDMLシリーズ
反射無影ドーム
ドーム形状による超均一照射 疑似同軸BOX・ローアングル一体型
IRシリーズ
赤外光による均一照射 ダイレクトリンク・バー・直下砲弾式バックリング・無影リング
直下砲弾式バックライト
砲弾型LED高密度実装により、高輝度照射を実現
MDBCシリーズ
直下チップ式バックライト
チップ型LED高密度実装により、薄型での高輝度照射を実現
MEBLシリーズ
エッジ式バックライト
薄型コンパクト設計、独自の導光拡散板採用により更なる均一化を実現
MCEPシリーズ専用
ハイパワー同軸スポット照明 MCEPシリーズ専用電源
センシング方式専用
定電流センシング制御方式採用により、
これからのLEDは常に安定した照度へ
スポット照射
同軸照明
MDRLシリーズ
特殊照明
赤外照射
IRシリーズ
透過照明
直下方式
MDBLシリーズ
導光方式
定電流電源
NEW MLEPシリーズ
MLEPシリーズ
NEW MLEKシリーズ
MLEKシリーズ
オプション
MCEP-ADシリーズ MCEPシリーズ専用
光ファイバライトガイドに接続し、MCEPシリーズ照明を小型光源として使用可能
さらなる使い易さ向上のため、様々なオプションを設定
オプション品全般
代表的な照明の撮像例
MLRLシリーズ使用
MSCLシリーズ使用
MSRLシリーズ使用
MBELシリーズ使用
ワーク:キャリアテープ内
チップコンデンサ
電極部観察
ワーク:CD
(コンパクトディスク)
傷観察
ワーク:樹脂成型レンズ
傷観察
ワーク:
PETボトル
傷観察
LED分光特性
下の表はMG-Wave R シリーズで使用している主なLEDの分光特性です。
もちろん、
他の波長の照明も製作可能です。お気軽にお問い合わせください。
40
20
0
300
350
400
450
500
波長(nm)
550
600
80
60
40
20
0
400 450 500 550 600 650 700
波長(nm)
80
60
40
20
0
400
450
500
550
波長(nm)
600
650
Ta=25℃
IF=20mA
● 赤色
100
80
60
40
20
0
550
600
650
700
750
波長(nm)
http://www.moritex.co.jp
Ta=25℃
IF=50mA
● 赤外
100
相対発光強度(%)
60
Ta=25℃
IF=20mA
● 青・緑色
100
相対発光強度(%)
相対発光強度(%)
相対発光強度(%)
80
Ta=25℃
IF=20mA
● 白色
100
相対発光強度(%)
Ta=25℃
IF=20mA
● 紫外
100
80
60
40
20
0
800
850
波長(nm)
900
モリテックスならではの照明選定ステップ
多種多様なワークに対し、
最適な照明を選定する事が円滑な画像認識を行う絶対条件となります。
但しいくら良い照明を選定しても、
周囲の環境が整っていなければその照明の性能を活かしきれない場合があります。
光学メーカーでもあるモリテックスが、
カメラ・レンズ・照明三位一体のトータルシステムを提案させて頂きます。
以下のステップに基き、
モリテックスからのトータルシステム提案にご期待ください。
STEP1
カメラ・レンズはお決まりですか?
カメラ
ご使用機種が決定されている場合は、
型式をご連絡ください。
※スペック等詳細については、当社にて確認させていただきます。
決定されていない場合には、
ご希望視野範囲をご連絡ください。
※ご希望スペック等ご要望頂ければ、当社にて選定させていただく事も可能です。
レンズ
ご使用機種が決定されている場合は、
型式をご連絡ください。
※スペック等詳細については、他社製品であっても当社にて確認させていただきます。
決定されていない場合には、
レンズ選定もお任せください。
※ご希望スペック等ご要望頂ければ、当社ラインナップより最適な光学系を選定致します。
STEP2
制約寸法はございますか?
照明WD・外形寸法
ワークからどの位の距離をとりたいか、
照明の外形寸法にご制約はあるかご連絡ください。
※いくら最適な照明でも、貴社のご制約寸法に入らなければ意味がありません。
レンズWD
カメラとワークの距離がどの位あれば良いかご連絡ください。
※モリテックス自社製光学系から、最適なレンズを選定致します。
STEP3
ワークはどのようなものですか?
形状
ご覧になりたいワークがどのような形状かご連絡ください。
※ワークをお貸出いただければ、当社にて照明実験をさせていただく事も可能です。
STEP4
どのように撮像されたいですか?
ワークの何をどのようにご覧になりたいかご連絡ください。
※傷を浮き上がらせたいのか、消したいのか等詳細をご連絡ください。
モリテックス・トータルソリューション
モリテックスはこれまでの照明ノウハウに加え、
他社にないレンズノウハウがあります。
照明だけではどうにもならないワークに対しても、
レンズノウハウで解消致します。
[照明]
[レンズ]
・LED ・光ファイバ ・蛍光灯
・UV ・IR ・ストロボ 他
・MML ・マクロ ・CCTV
・ライン ・ラインCCD 他
[周辺機器]
・カメラ ・モニタ
・プリンタ ・スタンド 他
http://www.moritex.co.jp