講師:公益財団法人ひろしま産業振興機構

禁 複製転載
平成27年度戦略産業支援のための基盤整備事業(戦略分野コーディネータ事業)
自動車産業革新技術セミナー
平成28年3月
将来の自動車技術ニーズに対応する
地域企業の技術開発支援の現況
(公財)ひろしま産業振興機構
Automotive Technology Innovation Center
1
禁 複製転載
本日の報告内容
概要
平成25年4月に広島地域の自動車部品企業の技術開発を促進することを
目的に、ひろしま産業振興機構にカーテクノロジー革新センターを設立した。国
内外の同業他社との競争に勝つためにも、地元の完成車メーカーであるマツダ
㈱や行政機関などと連携を図りながら、新技術の創造に軸足を置いた支援活
動を実施してきた。その取り組みの状況と今後の課題について報告する。
目次
1.広島県の自動車産業の現況と課題
2. 広島県の自動車関連企業への支援活動
3. 支援強化に向けた地域の産学官連携活動
Automotive Technology Innovation Center
2
禁 複製転載
1.広島県の自動車産業の現況と課題
Automotive Technology Innovation Center
3
禁 複製転載
広島県の産業構造と自動車産業の特性
 広島県の製造品出荷額における自動車産業のウエイトは大きく,将来
にわたり継続した成長が必須である。
マツダ
マツダ:千台
全国
全国:万台
1200
12000
10,975
10,554
10,19610,347
他の業種
15.6%
金属製品 3.3%
10,141
10,042
1000
11,576
10,800
10,512
11,48411,596
10,25710,286
9,777
9,943
9,629
9,630
10000
9,892
輸送用機械
25.8%
8,399
7,934
800
8000
非鉄金属 3.7%
出荷額
8兆5556億円
化学 4.4%
はん用機械 4.6%
600
967 996
986
鉄鋼
16.0%
400
771
774
869 838
781 778
729
773
801 819
913
865
967
813 846
5.1%
食料品
7.0%
生産用機械
9.2%
2000
0
0
H6
H7
H8
H9
H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25
H25製造品出荷額:産業別の構成比(%)
マツダの国内生産台数推移
工業統計調査(概要版)
(一社)日本自動車工業会「四輪車生産実績速報」
Automotive Technology Innovation Center
4000
717
200
電子部品・デバイス等
プラスチック 5.3%
6000
1,079
4
禁 複製転載
広島県製造業の立直り状況
 主要3業種について、従業者数と付加価値額で、リーマンショック前(H17年度)
と比較した結果、輸送用機械については、従業者数や付加価値額ともに増加が
みられ、立ち直りが早かった。
広島県製造業 主要業種の雇用と付加価値生産性
従業者数
(人)
180,000
230,000
30,000
▲ 1%
150,000
200,000
25,000
120,000
20,000
90,000
15,000
平成17年
30,000
+4%
▲20%
▲ 17%
10,000
+6%
60,000
付加価値額
(億円)
5,000
平成25年
▲ 59%
+4%
+11%
平成17年
平成25年
0
0
Automotive Technology Innovation Center
5
禁 複製転載
広島地域の産業が直面する環境変化
(1)人口減少
少子高齢化に伴う県経済・産業の活力低下、担い手が不足
年齢別将来推計人口(広島県)
(万人)
300
(H22年)
(H42年)
286万人
260万人
生産年齢人口 179万人
148万人
総人口
老年人口
69万人
84万人
250
287.7
287.6
286.1
⇒推計
282.5
53.2
59.3
68.6
79.4
老年人口(65歳~)
生産年齢人口(15歳~64歳)
年少人口(~14歳)
276.7
83.9
268.9
84.4
259.9
83.9
200
150
191.7
185.8
178.8
166.4
100
158.7
153.3
147.6
50
42.8
42.5
38.7
36.7
34.1
31.1
28.4
H12
H17
H22
H27
H32
H37
H42
0
(出所)総務省「国勢調査」、
国立社会保障・人口問題研究所「都道府県の将来推計人口」
6
Automotive Technology Innovation Center
6
禁 複製転載
広島地域の産業が直面する環境変化
(2) グローバル生産の進展
新興国事業強化とグローバル生産体制の再構築 (マツダの例)
ロシア
タイ
• AATでピックアップトラック生産能力増強
• ソラーズ社との生産合弁会社を設立
• CX-5と新型Mazda6の現地生産開始
• 新トランスミッション工場建設を決定
2015年度よりSKYACTIV-DRIVE
を生産
中国
• 再編に伴い新会社
「長安マツダ汽車有限
公司」を設立
メキシコ
マレーシア
• 新工場2014年稼働
• 合弁会社を設立
• CX-5の現地生産を開始
Automotive Technology Innovation Center
7
禁 複製転載
広島地域の産業が直面する環境変化
(3)グローバル化による部品調達の方向性に変化
他圏からの調達により、地域サプライヤからの調達量減の危機
大物部品でも、その構成部品は
・変動費
・関税
・為替耐性
・開発効率
スケールメリット
[小物部品]
大
の4大要素を考慮し
最適調達を検討
オーディオ、メーター
ローコストカントリー等
インパネ構成部品
シート構成部品
からの輸入が 適する部品
低
輸送効率
高
現地調達 が適する部品
[大物部品]
例 シートAssy
インパネAssy
排気管Assy
小
Automotive Technology Innovation Center
8
禁 複製転載
広島県内の主要自動車部品メーカの規模
広島地域のTier1企業は全国規模に比較すると売り上げ、従業員数とも
10分の1程度 ⇒ 単部品、コンポーネントサプライアーに留まっている。
広島県の上位部品メーカーの経営規模
企業名
パ
ワ
ー
ト
レ
ー
ン
売上規模 従業者数
主な製品
広島県広島市
891
音戸工作所
広島県呉市
553
896 ドライブトレーン、シャーシ部品
カワダ
広島県広島市
145
511 ホイールハブ、アルミハブサポート
ヨシワ工業
広島県安芸郡
116
オートテクニカ
広島県安芸郡
542
荻野工業
広島県安芸郡
87
386 エンジン部品
広島精密工業
広島県広島市
71
330 オイルポンプ、ミッションケース
久保田鐵工所
広島県広島市
69
170 ウォーターポンプ
シグマ
広島県呉市
46
ヒロテック
広島県広島市
687
ワイテック
広島県安芸郡
542
962 アンダーボディー部品
広島県安芸郡
494
912 ボディーシェル部品
広島県東広島市
218
305 サンルーフ、エアスポイラー
双葉工業
広島県広島市
146
340 ボディーシェル部品
住野工業
広島県広島市
87
386 自動車用小物プレス溶接部品
ダイキョーニシカワ
広島県安芸郡
1,343
4,530 インパネ、トリム、外装等樹脂部品
西川ゴム工業
広島県広島市
ユーシン
東京都(生産拠点は呉市)
1,560
8,871 キーセット、ヒータコントロール
今仙電機製作所
愛知県(電装部品は東広島市)
1,120
6,498 リレー、ホーン
デルタ工業
広島県安芸郡
705
1,036 シート用部品
東洋シート
広島県安芸郡
328
714 シート用部品
モルテン
広島県広島市
426
626 内外装等樹脂・ゴム部品
石崎本店
広島県広島市
325
569 ウィンドウ、ミラー
295
474 カーエアコンシステム
シボ
ャ デ キーレックス
ーィ
ベバストジャパン
シ ・
内
装
品
・
設
備
等
所在地
広島アルミニウム工業
日本クライメイトシステムズ 広島県東広島市
880
2,175 エンジン部品、吸排気部品
432 ブレーキ、エンジン、変速機部品
1,023 クラッチ、ブレーキペダル
179 ミッション、エンジン部品
1,310 ドアシェル、マフラー
1,324 ドアウェザーストリップ
南条装備工業
広島県広島市
251
478 ドアトリム、モジュールキャリア
三和工業
広島県広島市
112
265 内装部品
昭和金属工業
広島県安芸郡
108
442 内装部品
NSウエスト
広島県庄原市
157
157 メーターセット
ヒロタニ
広島県東広島市
135
135 内装部品
Automotive Technology Innovation Center
全国の上位部品メーカーの経営規模
企業名
デンソー
アイシン精機
パ 豊田自動織機
ワ
ジェイテクト
ー
日本精工
ト
NTN
レ
八千代工業
ー
ン
ケーヒン
暁ブレーキ工業
エクセディ
カヤバ工業
シ ボ ユニプレス
ャ デ ショーワ
ー ィ エフテック
シ ・ エイチワン
プレス工業
トヨタ紡績
カルソニックカンセイ
豊田合成
内 NOK
装 小糸製作所
品
タカタ
・
設 東海理化電機製作所
備 テイ・エステック
等 スタンレー電気
トピー工業
ミツバ
タチエス
所在地 売上規模 従業者数
主な製品
43,098 176,297 パワートレーン、電子機器、空調
29,640 115,303 パワートレーン、ボディ関連
21,667 64,618 エンジン、コンプレッサ、車両組立
13,560 49,344 ステアリング、軸受
9,749 31,088 軸受、ステアリング、電子機器
7,019 23,360 軸受、等速ジョイント
2,157
8,093 燃料タンク、サンルーフ
3,629 22,068 エンジン部品、空調
2,542
8,828 ブレーキシステム
2,560 17,533 クラッチ、トルクコンバータ部品
3,704 16,799 ショックアブソーバ、サスペンション部品
3,087 10,569 車体用プレス部品、トランスミッション
2,665 15,574 ショックアブソーバ、ステアリング部品
1,756
7,703 ペダル、ロアアーム(足回り部品
1,858
9,941 自動車骨格部品(シャーシ)
1,976
6,222 フレーム、アクスル
13,055 49,771 シート用部品、内装部品、吸排気部品
9,656 25,434 コックピット、内装部品、空調
7,270 34,754 内外装樹脂部品、エアバック
6,937 53,063 オイルシール、防音・防振部品
7,065 21,773 ヘッドランプ
6,428 48,775 シートベルト、エアバック
4,521 17,348 スイッチ、キーセット
4,343 18,088 シート、内装部品
3,598 18,059 ヘッドランプ
2,377
5,169 ホイール
3,060 26,453 ワイパー、ミラー等電装部品
2,509 11,123 シート
愛知県
愛知県
愛知県
大阪府
東京都
大阪府
埼玉県
東京都
東京都
大阪府
東京都
神奈川県
埼玉県
埼玉県
埼玉県
神奈川県
愛知県
神奈川県
愛知県
東京都
東京都
東京都
愛知県
埼玉県
東京都
東京都
群馬県
東京都
(資料)有価証券報告書・企業年鑑等 (注)売上・従業者数はH26年度単独実績
9
禁 複製転載
広島県の自動車産業の特性
○強み Strength
・主にプレス、鋳鍛造、機械加工系では世界に通用する高い技術力を有する
・開発・生産・調達機能を有する完成車メーカーが立地
・部品メーカーが製造・開発等の豊富なノウハウを蓄積
(業界の歴史が長く、知見が豊富)
・高い技術力を有した自動車産業を支えている裾野産業が集積
(金型・工作機械・化学等)
・地域の行政・大学が中核産業である自動車産業の支援に積極的
▲弱み Weakness
・エレクトロニクス関連・ソフトウェア関連の高い技術力を持つ部品メーカーが少ない
・部品メーカーのシステムインテグレート力が弱い
・部品メーカーの経営規模が相対的に小さい
(スケールメリットに劣る→調達面・開発面)
・輸出比率が高い(為替変動、外需変動の影響が大きい)
・海外展開に必要なリソース・ノウハウを持つ企業が限られる
・大都市圏に比べ大学等の研究リソースが限られる
Automotive Technology Innovation Center
10
禁 複製転載
広島地域の自動車部品産業の課題
地域企業へのアンケート結果
①自動車産業のどのような変化に対応するため新たな研究開発を行うか
電動化(電池・モーター等)
13.6
知能化・快適性向上(運転支援、センサ、車内快適化、質感向上等)
9.1
環境性能の高度化(燃費改善、新エネル ギー対応、 リサ イクル性向上等)
11.8
軽量化(材料代替、構造最適化等)
38.2
生産・製造技術の高度化(効率化、低コスト化、 難加工対応等)
43.6
その他
n=110
0.0
0
10
20
30
40
50
(%)
出展:中国地域の自動車産業に係わる有識者会議資料より
Automotive Technology Innovation Center
11
禁 複製転載
広島地域の自動車部品産業の課題
②製品・技術を売り込みたい先
マツダ
三菱自工
トヨタ
ホンダ
日産
スズキ
ダイハツ
その他自動車メーカー
マツダ系サプライヤー
三菱自工系サプライヤー
トヨタ系サプライヤー
ホンダ系サプライヤー
日産系サプライヤー
その他サプライヤー
欧米系自動車メーカー
韓国系自動車メーカー
中国系自動車メーカー
その他海外自動車メーカー
欧米系サプライヤー
中国系サプライヤー
その他海外サプライヤー
国内電機メーカー
国内機械メーカー
海外電機メーカー
海外機械メーカー
22.7
8.2
16.4
11.8
10.9
6.4
13.6
2.7
22.7
8.2
23.6
10.0
11.8
8.2
6.4
0.0
1.8
1.8
6.4
0.9
1.8
5.5
10.9
0
Automotive Technology Innovation Center
n=110
0.0
1.8
10
20
30
(%)
出展:中国地域の自動車産業に係わる有識者会議資料より
12
禁 複製転載
広島地域の自動車部品産業の課題
③重視している経営上の課題
新製品・新技術の開発、開発力の強化
44.5
販路開拓、営業力の強化
41.8
海外進出
5.5
人材の確保・育成
47.3
資金調達の円滑化
10.9
事業継承・後継者育成
12.7
国内事業体制の再構築
5.5
他社との連携
1.8
その他
n=110
0.9
0
10
20
30
40
50 (%)
出展:中国地域の自動車産業に係わる有識者会議資料より
Automotive Technology Innovation Center
13
禁 複製転載
広島地域の自動車部品産業の課題
重視している経営上の課題(企業規模別、回答の構成比)
企業規模に関係なく、人材、ビジネス拡大、技術開発力強化が重要課題
100
90
(%) 1.7
1.1
3.4
12.0
2.4
1.7
12.1
6.8
80
70
4.0
6.9
12.0
2.4
2.4
2.4
2.7
8.1
国内事業体製の再構築
26.2
21.6
29.5
事業継承・後継者育成
29.3
60
50
40
3.4
7.1
30.0
26.2
26.1
8.1
資金調達の円滑化
21.6
25.9
30
人材の確保・育成
海外進出
24.0
販路開拓・営業力の強化
20
31.0
27.8
18.0
24.1
1 29
30 99
10
その他
2.7
35.1
新製品・新技術の開発、開発力の強化
0
人
~
人
~
人
Automotive Technology Innovation Center
300
~
100 299
全
体
人
以
上
出展:中国地域の自動車産業に係わる有識者会議資料より
14
禁 複製転載
広島地域の自動車部品産業の課題
(1)コスト、機能面でのグローバル競争力を強化する上で、
広島県内の中核Tier1メーカーが、大手システムサプライアー
レベルのシステム技術力を構築することが急務。
(2)広島県内には、パワートレーン、ボディ、内外装の分野で高い
技術開発力を有する有力部品メーカーが多く立地するが、
優位技術をさらに琢磨し、コスト競争力を飛躍的に向上させる
ことと世界的な生産供給体制の確立が必須。
(3)労働人口不足をカバーするための開発効率化策の実施
地域企業内の研究開発の重複削減
(ex. 非競争領域の共同研究体制の確立)
CAEなどシミュレーションツールの高度化
(4)高い専門性、創造性を有する人材の育成
Automotive Technology Innovation Center
15
禁 複製転載
広島地域の自動車部品企業の課題
自動車メーカー
モジュール化・システム化の強化
システムとしての設計から性能評価までの一括企画、
開発能力の強化
中核 Tier1 部品メーカー
グローバル競争力の強化
広島地域の得意とする材料工法技術について
国際レベルの競争力を確保
Tier1 部品メーカー
飛躍的なコスト競争力の強化
Tier2,Tier3 部品メーカー
標準部品メーカー、試作メーカー、
金型、要具メーカーなど
コア技術の更なる強化によるコスト低減
系列を越えた事業展開
オンリーワン技術の創出
他にマネのできない独自技術を活かし、付加価値のある
自動車技術を創出。自動車以外の分野にも進出。
各階層企業の課題に応じた施策、支援が必要
Automotive Technology Innovation Center
16
禁 複製転載
2. 広島県の自動車関連企業への支援活動
Automotive Technology Innovation Center
17
禁 複製転載
カーテクノロジー革新センターの沿革
広島地域の弱点であるエレクロニクス領域の強化のために、H20年にカーエレ
クトロニクス推進センターを設立。環境変化に対応すべく、機能拡大を目的
に、カーテクノロジー革新センターに改組。
H15~17
モジュール・システム化研究会
(公財)ひろしま産業振興機構
H18~
戦略的産業活力活性化研究会
リサイクル
分科会
軽量化
分科会
エレクトロニクス化
分科会
H20~
広島県
カーエレクトロニクス推進会議
H20~
カーエレクトロニクス推進センター
【技術開発事業】
カーエレクトロニクス研究会
H25~
広島県カーエレクトロニクス戦略
【人材育成事業】
カーテクノロジー革新センター
Automotive Technology Innovation Center
18
禁 複製転載
ひろしま産業振興機構の組織・体制(現在)
技術支援部門
評議員会
総務企画グループ
中小企業・ベンチャー総合支援センター
理事会
技術委員会
経営委員会
国際委員会
よろず支援拠点
ひろしま創業サポートセンター
広島県中小企業知財支援センター
経営基盤強化支援センター
理事長
事務局長
副理事長
常務理事
研究開発支援センター
カーテクノロジー革新センター
新技術トライアル・ラボ
ひろしま医工連携推進センター
ひろしまものづくり人材育成センター
イノベーションインストラクター育成塾
国際ビジネス支援センター
広島上海事務所
Automotive Technology Innovation Center
福山支所
19
禁 複製転載
カーテクノロジー革新センターのミッション
新センターの役割・使命(ミッション)
市場と自動車メーカーのニーズに沿った、競合力の高い
研究開発テーマを構想し、地域企業様に対してハンズオン型
の支援を実施します。
● 将来の自動車のニーズを分析した情報や他社動向調査など
の情報を提供します。
● 技術課題を解決するためのシーズ技術を探索します。
● 革新的な技術創出のための研究構想策定の支援をします。
● 開発効率向上のツールや人材育成のための研修を実施します。
● 研究開発を加速するための助成金獲得の支援をします。
● 開発商品の販路を拡大するための支援をします。
Automotive Technology Innovation Center
20
禁 複製転載
研究開発プロセスに沿った支援活動
競合力のある技術、商品を産み出すには、
様々なアイデアを融合して、独自技術の芽を多く創出することが重要
探索ステージの活動の活発化とステージ管理の強化
新テーマ発掘ステージ
新テーマ発掘ステージ
技術構想
構築
商品
ニーズ
実現性を見極め、
本格的研究開発テーマの設定
研究開発ステージ
研究開発ステージ
技術構想
検証
基本技術
開発
適用技術開発
商品開発
アイデア
技術の
実用化
アイデア
技術
シーズ
アイデア
比較的に地域企業の得意とするステージ
比較的に地域企業の得意とするステージ
強化するステージ
強化支援するステージ
Automotive Technology Innovation Center
21
禁 複製転載
センターの活動全体像
活動の3つの柱
新センター設立を機に研究開発の初期ステージの支援を重視した施策を充実
カーテクノロジー革新センター
革新的技術探索活動
[調査・企画]
研究開発支援活動
[研究・開発]
開発基盤強化活動
キーテクノロジー創成活動
研究開発資金獲得支援
人財育成支援
新技術トライアル・ラボ
技術支援
情報・成果発信
ベンチマーキング活動
事業化支援
ニーズ
シーズ
研修セミナー
技術講演会
地場企業の要望に応えるコーディネート活動の推進
Automotive Technology Innovation Center
22
禁 複製転載
革新的技術探究支援活動
キーテクノロジー創成活動
①2030年の自動車社会予測
2030年の自動車社会を予測して,地域
企業や行政などが準備すべきことを検討。
・活動期間: 7~12月
・共同会合 5回
チーム別会合 週1回程度
②産学官連携ビジョン策定
2030年を想定した広島の産学官連携のあ
るべき姿と、これを実現するための施策とスケ
ジュールを検討。
・活動期間: 7月~1月
・月1回程度
・H27年度よりロードマップ策定
2030年社会予測から
技術開発項目発掘までのプロセス
マツダ 中国経済産業局 広島県 広島市
国立大学法人広島大学 ひろしま産業振興機構 共同
2030年社会動向
2030年自動車を取り巻く環境
地域の
社会・産業
変化の予測
地域の
課題
自動車の将来像
自動車メーカーの具体的な技術ニーズ
地域企業/大学/公設試などとの 共同研究
Automotive Technology Innovation Center
行政施策
など
自動車社会予測活動の様子
23
革新的技術探究支援活動
禁 複製転載
マツダ㈱技術ニーズ発信会
過去4回実施 (H22年、23年、25年)
 自動車メーカーの技術ニーズ発信会を定期的に開催
 技術ニーズのみならず、研究開発担当役員からマツダの研究開発の方向性、
考え方も報告
発信した技術ニーズ 3領域9技術
①次世代パワーソース技術領域
・内燃機関技術
・熱マネージメント技術
・電動化技術
②次世代安全・快適性技術領域
・安全向上技術
・デザインをサポートする技術
・人馬一体感をサポートする技術
③次世代軽量化技術領域
・異種材料を接合する技術
・材料性能を高める技術
・車両性能を高める技術
平成25年8月22日@広島 基
調講演:素利常務執行役員
注:肩書は当時のもの
平成25年12月9日@東広島
基調講演:人見執行役員
Automotive Technology Innovation Center
24
禁 複製転載
革新的技術探究支援活動
自動車メーカーへのシーズ提案会

ニーズ・シーズマッチングプロセスを検証し、実効性のあるマッチング方式の確立を模索
Face to Face方式のシーズ提案会を3回開催(H25年度 2回、H26年度 1回)
マツダ㈱向け技術シーズ提案会の例
提案技術の取り扱いフロー
■対応内容
・クローズな場における、マツダ担当者とのFace to
Faceの面談
提案アイテム
マツダ内担当部門割当&評価
・マッチング結果を反映したテーマの層別化とそれに
基づく対応
・有望なシーズに対し、事業化を念頭にいれた新技
術構想の策定をハンズオン型でサポート
D
当面用途無し
■31社・団体等より119件のテーマの申し入れ
共同開発
可能性
A
商品化
可能性大
B
中
C
現状のままでは小
産学官での詳細検討
助成金等活用要否検討
ブ
ラ
ッ
シ
ュ
ア
ッ
プ
次
年
度
提
案
に
む
け
た
マツダとの共同開発
Automotive Technology Innovation Center
25
禁 複製転載
革新的技術探究支援活動
新技術トライアル・ラボの設置(H26年6月)
自動車メーカーの技術ニーズと部品企業のシーズ技術を中心にした技術構想を企画。
競争力のある将来技術を創出するための探索的な実験を実施。
地域企業の先行開発リソースの補完をし、新技術開発にはずみをつける。
新製品/
新技術確立
提案
自動車メーカー
開発
ニーズ
発信
研究
技術探索・
企画構想
研究開発
スタート
技術構想の企画立案
探索的実験による検証
コーディネート活動
外部資金獲得支援
ベンチマーキング活動
人材育成支援(研修等の実施)
技術情報発信(講演会の実施)
カーテクノロジー革新センター
本体の支援領域
新技術トライアル・ラボの支援領域
Automotive Technology Innovation Center
26
禁 複製転載
革新的技術探究支援活動
新技術トライアル・ラボの推進体制
 2名の研究スタッフでスタート。
 コーディネーター、公設試の研究スタッフの協力を得ながら探索研究を推進。
地域企業 技術者
エンジニアリ
ング会社
活用
協働
トライアル・ラボ研究スタッフ(2名)
大学
高専
(広島県の工業技術センター内 常駐)
サポート
西部工業技術センター
研究スタッフ
Automotive Technology Innovation Center
サポート
カーテクノロジー革新センター
コーディネーター(4名)
サポート
マツダ
27
革新的技術探究支援活動
禁 複製転載
新技術トライアル・ラボの活動事例
H26年度の探索テーマ(9テーマ)
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
障害物レーダの適用検討
熱電変換素子による排熱エネルギー回収
新コーティングによる加飾部の質感向上
樹脂部品のCAE衝突解析技術
防遮音部品の寄与分析法の開発
エンジンルーム防音特性の分析
防音部材の開発
異種材の接合法の開発
異種材ハイブリッド構造部品の検討
H27年度の探索テーマ(14テーマ)
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
⑪
⑫
⑬
⑭
高遮音部品の開発
軽量化のNVHへの影響調査
ロードノイズ低減部品の開発
断熱特性の試験法の検討
低摩耗・低摩擦湿式メッキの開発
軽金属への耐摩耗処理技術の開発
鋼板-樹脂接合方法の開発
異種材接合部信頼性向上策の検討
マグネシウム材の適用技術検討
CFRP成形技術の開発
樹脂部品の振動・強度最適化技術
樹脂部品の衝突解析技術
軽金属ボルトの開発
鍛造金型の寿命改善技術
異種材ハイブリッド構造車体の例
出展:ISMA HPより
Automotive Technology Innovation Center
防遮音関係実験の事例
28
禁 複製転載
革新的技術探究支援活動
新技術トライアル・ラボの活動事例
(振動・騒音関連実験の例)
 地域の保有設備を有効活用
 OJTで開発方法からアイデア発想まで支援
 基礎データーは地域企業共同で採取
ドライバーとの
一体感につながる
乗り心地、音づくり
音エネルギー計測装置
実験場
独自技術を地場で構築
自動車に取り付けた状態で、防遮音性能を開発
レーザー振動計測装置
騒音
Automotive Technology Innovation Center
29
革新的技術探究支援活動
禁 複製転載
新技術トライアル・ラボの活動事例
(振動・騒音関連実験の例)
 5社の部品メーカーの若手技術者が参画。
 自動車の性能に関するデーター取得実験の計測手法を学びながら,協働で実験を実
施。
 車両の要求性能から機能展開し、各企業が対象とする部品の開発目標が明確になった。
 データを持ち帰り個別にアイデア出しを実施。 各企業にて、新たな開発テーマの創出し、
開発着手
各企業による開発品の評価実験(広島大 医工連携拠点)
さらには専門知識習得
の勉強会を自発的に開催
5社による共同実験(広島大 医工連携拠点)
Automotive Technology Innovation Center
パネル遮音特性の
計測実験勉強会
(参加6社、32名)
30
革新的技術探究支援活動
禁 複製転載
新技術トライアル・ラボの活動事例
防遮音性能実験で分かった開発課題から、各企業にて部品開発を計画。
新技術トライアル・ラボが期待通りの役割を果たした。
Automotive Technology Innovation Center
31
P.31
革新的技術探究支援活動
禁 複製転載
ベンチマーキング活動
 部品開発の基礎となる他社技術の特徴を把握し、新たな課題抽出を支援。
 教育機関(広島国際学院大自動車短大)との連携も継続。
ベンチマーク車両
着目点
トヨタ クラウン
・内外装質感・NVH低減技術
トヨタ プリウス
・新プラットフォーム(TNGA)、最新HV技術
ベンチマーク期間
H27.11.27~H27.12.8
H28.1.25 ~H28.2.4
実施場所
BMセンター(西部工技C内)
広島国際学院大
参加状況
63社・団体 延べ284人
技術説明会
取材風景
全国規模で活動が
注目されてきている。
日経Automotive Technology誌における当
BM活動紹介記事
分解作業
Automotive Technology Innovation Center
32
革新的技術探究支援活動
禁 複製転載
過去のベンチマーキング活動事例
これまでの調査車両
2009年
2010年度
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
2015年度
1 スズキ
2 トヨタ
3 ダイハツ
4 日産
5 日産
6 トヨタ
7 トヨタ
8 ホンダ
9 スズキ
10 ホンダ
11 日産
12 ダイハツ
13 トヨタ
14 トヨタ
ワゴンR
プリウスHV
ミラ
マーチ
リーフ EV
プリウスPHV
アクアHV
N-One
ワゴンR
アコードHV
ノート
ムーブ
クラウン
プリウス
スズキグループ展示商談会に向けたBM
HV車のBM
ダイハツグループ展示商談会向けたBM
海外生産車のBM
EV車のBM
PHV車のBM
HV車のBM
ホンダグループ展示商談会に向けたBM
軽量化・低コスト技術のBM
HV車のBM
軽量化・ダウンサイジング技術のBM
軽量化・低コスト技術のBM
内外装質感・NVH低減技術
新プラットフォーム(TNGA)、最新HV技術
【最新型車分解レポート】
ベンチマーキングセンター利活用協議会 著/日経Automotive Technology 編集
2010
2011
トヨタ自動車
日産自動車
「プリウス」
「マーチ」
Automotive Technology Innovation Center
2012
日産自動車
「リーフ」
2013
トヨタ自動車
「プリウスPHV」
2014
ホンダ自動車
「アコード ハイブリッド」
33
禁 複製転載
研究開発推進支援活動 補助金制度の見直し
 広島県の補助金制度を開発ステージに応じた補助内容に設計
①H27年度 広島県次世代ものづくり技術実用化補助金
大規模枠:Max3000万円×2件程度,中小規模枠:Max1000万円×4件程度
②新技術トライアル・ラボとして,地域企業の探索研究を支援 (但し、補助金ではなく、企業支援を目的としたラボの研究開発費)
Automotive Technology Innovation Center
34
禁 複製転載
研究開発推進支援活動 (進捗フォロー事例)
企画構想段階からの支援
A社
K大学
○○○○システムの開発
開発構想:独自性・新規性の肝
開発目標:従来技術と優位性
○○○○
事例紹介: 低燃費冷房システムの開発
開発目標:定量的に
効果: 商品レベルの効果
技術が完成した時のありがたみ
開発構想のワンシート化
共有・検証・対策検討
技術課題
マイルストーンの共有
地場A社
産振構
K大学
マツダ
課題の解決策
Automotive Technology Innovation Center
・開発構想、目標、課題、スケジュールの明確
化、共有化。
・実用化を重視し、カーメーカー担当部門の協力
を取り付け、目標や課題を検証。
・定期的に実務レベルのワーキング会議を開催
し、進捗と課題を確認。
35
禁 複製転載
P.36
開発基盤強化支援活動
人材育成支援活動(1)
 製品改善,課題解決,アイデア発想のできる人材を育成するため,
VE(バリューエンジニアリング)やTRIZ(革新的問題解決手法)に関する研修を実施
○ VE基礎セミナーの開催
【平成27年度セミナー開催実績例】
開催回数
5回(6月,9月,10月,
12月,2月に各2日)
開催場所
広島x2,呉,福山,東広島
参加実績
計 31社81名(12月開催分まで)
○ TRIZ関連セミナーの開催
■TRIZ体験セミナー
『TRIZ(革新的問題解決手法)』の手法や活用事例を紹介
➤ 平成27年7月3日 参加者数 16社・団体 22名
■オープンセミナー「TRIZ入門講座」
TRIZについての理解深化と「問題解決ステップ」の体感
➤ 平成27年11月25・26日 参加者数 8社・団体 15名
TRIZ-DEを活用した将来予測活動をコンサルティング
➤ 平成27年11月から ラボ研究テーマ関連企業にて実施中
(5回)
Automotive Technology Innovation Center
36
禁 複製転載
開発基盤強化支援活動
人材育成支援活動(2)
自動車工学基礎講座
 研究開発の現場で求められる高度な実践的専門性を有する人材の育成を支援するた
め,新たに【自動車工学基礎講座】を加え,幅広い専門知識から課題解決の具体的
手法の習得までを支援
 自動車技術の基礎知識を体系的に
習得する教育カリキュラム。
講義内容
講師
生産技術(材料と加工法)
トヨタ、日産、本田、日野
法規と規格(自動車の標準化)
日本規格協会
エンジン性能(燃焼と排気、新燃料など)
滋賀県大、京都大、産総研
振動・騒音性能
東工大
車両計画・車体設計
熊本大
技術者倫理
工学院大
動力伝達性能(走行性能、EV/HEVなど)
横浜国大
制御性能
東京電機大
運動性能(タイヤ力学・運動力学など)
芝浦工大、名城大
エレクトロニクス(制御工学など)
デンソー
衝突安全
名古屋大
((公社)自動車技術会の協力を得て共催事業として実施)
H27年6/24-25、7/22-23開催 89名が修了
(参加者の声)『自社製品ばかり見ていると、自動車全体を考える機会が少ない。仕事の意識が変わりそうである。』
Automotive Technology Innovation Center
37
禁 複製転載
開発基盤強化支援活動
モデルベース開発研修(3)
次世代開発における モデルベース開発
マツダと協同で、年間1回or2回継続的に実施。各回とも好評。
内 容
ドライバ
ー
制御システム
車体
エンジン
吸排
気
MATLAB操作演習、
制御系構築実験など
〔6h×12日間〕
シャシー
変速機
天候・路面
熱循環
2014/1/20講演「マツダのモノづくり革新について」よりの抜粋
Automotive Technology Innovation Center
38
禁 複製転載
開発基盤強化支援活動
情報・成果発信活動
 地域企業の開発活動に活用すべく、最新の技術動向などに係る講演
会、研究会等を年5,6回開催。
第1回講演会
「革新的な軽量化を実現する自動車の材料技術」
■開催日: 平成27年8月27日
■出席者数: 138名
第2回講演会
「グローバル競争に勝ち抜くための日本のモノづくり革新」
■開催日: 平成27年10月1日
■出席者数: 137名
第3回講演会
(広島)
(広島)
「次世代技術研究会 第1回技術講演会」
■開催日: 平成27年12月9日
■出席者数: 67名
第1回講演会の様子
Automotive Technology Innovation Center
(東広島)
第2回講演会の様子
第3回講演会の様子
39
禁 複製転載
開発基盤強化支援活動
販路拡大支援活動
新技術・新製品展示商談会への参加
 事業拡大のための現行製品や開発した新製品の自動車メーカーへの売り込みを支援
商談会の内容
対象
時期
H25年2月13日
マツダグループ
マツダ㈱
H26年2月20日
ホンダグループ
㈱本田技術
研究所
H27年2月26日
ダイハツグループ
ダイハツ㈱
Automotive Technology Innovation Center
出展
主催
中国5県 計36社・団体
広島県内からは10社
中国・九州12県 計72社広
島県内からは14社
中国経済産業局
中国5県 計17社・団体
広島県内からは2社
40
P.40
禁 複製転載
地域企業への支援活動と各支援メニューの位置づけ
 お客様は地域企業
地域企業の要望に応えるための支援施策をOne Stopで実施。
次世代の自動車社会予測活動
ニーズ発信
地域企業
ニーズ・シーズマッチング
キーテクノロジー研究WG
ベンチマーキング活動
技術課題(ニーズ)
大学・企業の技術シーズ
技術講演会・研究会
技術課題解決の
アイデア発想
トライアル・ラボ活動
人財育成研修
研究開発推進支援活動
事業化
Automotive Technology Innovation Center
販路開拓支援事業
41
禁 複製転載
3. 支援強化に向けた地域の産学官連携活動
Automotive Technology Innovation Center
42
禁 複製転載
産学官連携トップミーティングの実施
トップミーティングの開催
 産学官のトップを交え研究開発を推進する上での課題を共有化し、各機関の施策に
ミスマッチが生じないように議論する場として、
H22年度より 年2回ベースで実施してきている。
Automotive Technology Innovation Center
43
禁 複製転載
ひろしま自動車産学官連携推進会議の設立
 トップミーティングを広く地域の関係者に参加頂くためにオープンな会議体とすべ
く、「ひろしま自動車産学官連携推進会議」を設立(平成27年6月)
設立会議の様子
議長 ひろしま産業振興機構 代表理事・副理事長
6団体代表者による固い握手
左より
広島市観光経済局長、
広島大学 副学長・理事、
ひろしま産業振興機構 代表理事・副理事長、
マツダ(株)特別顧問、
中国経済産業局 地域経済部長、
広島県 商工労働局長
Automotive Technology Innovation Center
44
禁 複製転載
ひろしま自動車産学官連携推進会議の体制
Automotive Technology Innovation Center
45
禁 複製転載
地場サプライヤ活性化委員会の検討事項
運営企画委員会
+専門部会
イノベーション人
財育成委員会
地場サプライヤ
活性化委員会
広島ならではの産学官連携モデルの理想像とは?
地場サプライヤ活性化の視点から検討
理想を実現するためのロードマップ策定
Automotive Technology Innovation Center
46
禁 複製転載
ロードマップ(工程表)策定までのプロセス
①2030年の理想像(あるべき姿)を描く
②バックキャスティングにより2020年の姿を描く
③現状とのGapから課題を抽出
④施策(解決策)を検討
2020年
⑤他の施策とのすり合わせ
Gap
2030年
理想系
5年後の姿
と目標
現状
2015年
課題1 課題2 課題3 ・・
施策1 施策2 施策3 ・・
⑥5年間のロードマップ策定
工程表
担当
課題1
○○
課題2
△△
課題3
○○
課題4
××
課題5
××
2016
2015
~2020
2017
施策
Automotive Technology Innovation Center
施策
施策
施策
施策
施策
47
禁 複製転載
委員会、実務者会議の状況
委員会の様子
Automotive Technology Innovation Center
実務者会議の様子
48
禁 複製転載
地場サプライヤ活性化活動の2030年のあるべき姿
マツダ、サプライヤ、大学、国・県・市の行政が一地域に
集中している 『広島』 の強みを活かし、多くの研究者・技
術者が、俊敏に協働することにより、中小規模のサプライ
ヤが大規模サプライヤに勝る革新的技術やブランド価値
の高い製品を次々と生み出し、『広島』が自動車サプライ
ヤの共創地域と認められている。
そして、
共創地域のシンボルとして、
産学官が協働する研究開発連携拠点が存在する
Automotive Technology Innovation Center
49
禁 複製転載
共創地域と研究開発連携拠点のイメージ
なりたい姿(夢)
・県内外や海外から広島で働きたいと
技術者、研究者が集うワクワクする地域
・発想したことが直ぐに検証できる設備がある、
自動車に関する情報が多くあることで、
地域の多くの技術者、研究者が集い、
相互に発想を刺激しあう共創型連携拠点
行政機関
地場サプライヤ
地場サプライヤ
地場サプライヤ
広島大学
地場サプライヤ
公設試
中国地域
の大学
部素材メーカー
マツダ
共用設備
主に商品性能の評価設備
Automotive Technology Innovation Center
常駐の専任スタッフ
企業OB、出向者など
50
禁 複製転載
2020年の目標
 いきなり連携拠点設立を目指すのではなく、連携拠点が成立する要件を明確にし、
目標を設定。目標達成に向けて連携のレベルをStep Upさせていく。
2030年の目指す姿
2020年の目標
連携拠点が自動車技術の聖地のシンボルと
して活動している
それぞれの企業、大学、行政、支援機関の連携が真に機
能し、Win-Winの関係で連携のサイクルが回っている。
ひろしま自動車革新センター(仮)
マツダ
自動車メーカー
2030年
サプライヤ
研究開発
スタート
技術探索・企画構想
研究
開発
2020年 連携拠点設立の検討開始
新製品開発・
新技術確立
サプライヤ独自の
テーマ選定
Step4
2019年
大学
公設試
行政機関
支援機関
2018年
2017年
2016年
Automotive Technology Innovation Center
2015年
Step3
Step2
Step1
51
禁 複製転載
目標達成のための課題
 現状を点検し、目標とのGapが大きいプロセスを洗い出し
目標:それぞれの企業、大学、行政、支援機関の連携が真に機能し、Win-Winの関係で
連携のサイクルが回っている。
ニーズ発信情報から
具体的にどんな
テーマに取り組めば
いいのか判らない
マツダ
自動車メーカー
提案技術が社内で共有化されていない
課題
課題
ニーズに応える提案になっていない
サプライヤ
研究開発
スタート
研究
技術探索・企画構想
単独で探索活動のできる サプライヤ独自の
テーマ選定
人材、技術、時間がない
課題
新製品開発・
新技術確立
開発
近場の改善レベルの開発に集中
将来技術の開発ができていない
専門性のある人材が不足
課題
課題
大学
Automotive Technology Innovation Center
公設試
行政機関
支援機関
補助金など支援策が周知さ
れていない。
大學の支援を受けるほど、
課題が具体化していない。
大學は敷居が高い、
52
禁 複製転載
解決策の例 ~新しいニーズ発信の方法~
 新技術トライアル・ラボのやり方を他の技術領域に展開。
 ニーズの背景、具体技術課題をFace to Faceで伝え、サプライヤと協働で探索活動
も実施するプロジェクトリーダを選定し、ニーズ伝達をする。
マツダ
ニーズ
①技術ニーズとそのプロジェクトリーダー
(伝道師)を提示
⑤技術開発段階でマツダに
技術提案
地場企業A
地場企業B
地場企業C
技
術
の
芽
の
移
管
地場企業D
マツダProject リーダー
A社技術者
②プロジェクトリーダーが研究開発(探索活動)
計画を 企画
③関係企業との共同開発体を組成して
活動を推進(技術の芽が出るまで)
B社技術者
C社技術者
④各企業による技術の芽
をベースとした技術開発
Automotive Technology Innovation Center
53
禁 複製転載
解決策の例 ~連携強化策~
 自動車メーカーのニーズ、地域企業のニーズに応じて、新技術トライアル・ラボの技術
領域を順次拡大し、サプライヤ同志の連携体制づくり、地域の研究開発連携の拠点
づくりを図っていく。
〇〇開発
車体部品構造開発
〇〇開発
地域の研究開発連携拠点
Automotive Technology Innovation Center
54
禁 複製転載
おわりにあたり
地域企業の支援機関としての留意点
①お客様は地域企業。お客様の真の課題を把握することが重要。
(本音で話せる関係構築まで時間が掛かるが)
 企業をまわり、直接、声を聞くこと。
開発資金がないのか、技術ネタがないのか、ひとが足りないのか。
たいていの場合、技術ネタのないことが多い。
 困っていることに手を貸すことで、信頼関係が築ける。
②競争的資金獲得(補助金)は手段であり、目的ではない。
素性のよい開発テーマを組成することが先決。
 コーディネーターは企業の技術者と一緒に解決策を考えること。
③自動車メーカーへの技術提案は、軌道修正しやすい柔らかい段階から行う。
 早くから自動車メーカーの開発担当者を巻き込む。
 採用見込みがない技術は早めに見切る。
Automotive Technology Innovation Center
55
禁 複製転載
ご清聴ありがとうございました
今後とも、ひろしま産業振興機構をよろしくお願い致します
http://www.hiwave.or.jp/
Automotive Technology Innovation Center
56