第102回定時株主総会招集ご通知に際しての

第102回定時株主総会招集ご通知に際しての
インターネット開示事項
第102期(平成25 年4 月1 日から平成26 年3 月31 日まで)
①連結計算書類の連結注記表
②計算書類の個別注記表
リョービ株式会社
本内容は、法令及び当社定款第 16 条の規定に基づき、当社
ホームページ( http://www.ryobi-group.co.jp/ )に掲載
しているものです。
1
連結注記表
1.連結計算書類作成のための基本となる重要な事項
(1)連結の範囲に関する事項
① 連結子会社
16 社
主要な連結子会社の社名は次のとおりである。
リョービミラサカ(株)
リョービミツギ(株)
(株)東京軽合金製作所
生野(株)
リョービ販売(株)
リョービMHIグラフィックテクノロジー(株)
リョービホールディングス(USA),INC.
リョービダイキャスティング(USA),INC.
アールディシーエム,S. de R.L. de C.V.
リョービアルミニウムキャスティング(UK),LIMITED
利優比圧鋳(大連)有限公司
利優比圧鋳(常州)有限公司
リョービダイキャスティング(タイランド)CO.,LTD.
利優比(大連)机器有限公司
リョービMHIグラフィックテクノロジー(株)は当連結会計年度において新たに設立した
ことにより、連結の範囲に含めている。
アールディシーエム セルビシオス,S. de R.L. de C.V.は当連結会計年度において当社連
結子会社であるアールディシーエム,S. de R.L. de C.V.を存続会社とする吸収合併により
消滅したため連結の範囲から除いている。
リョービパワーツール(株)は、当連結会計年度において清算結了したため、連結の範囲か
ら除いている。
② 非連結子会社
1社
非連結子会社は、(株)伸和である。
リョービ開発(株)、旭産業(株)は、重要性が増したため当連結会計年度より連結の範囲
に含めている。
非連結子会社は総資産、売上高、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見
合う額)等がいずれも連結計算書類に重要な影響を及ぼさないので、連結の範囲から除いて
いる。
(2)持分法の適用に関する事項
持分法を適用しない会社
持分法を適用しない会社は、(株)伸和である。
持分法を適用しない会社は、連結純損益及び連結利益剰余金等に及ぼす影響が軽微であり、
かつ全体としても重要性がない。
(3)連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社16社のうち、在外連結子会社8社の決算日は12月31日である。
決算日が異なることから生ずる連結会社間の取引に係る不一致については、必要な調整を行って
いる。
(4)会計処理基準に関する事項
① 有価証券の評価基準及び評価方法
その他有価証券
時価のあるもの・・・・・・・・・・・・・・連結決算日の市場価格等に基づく時価法。
(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価
は移動平均法により算定している。)
時価のないもの・・・・・・・・・・・・・・移動平均法による原価法。
② デリバティブの評価基準及び評価方法
デリバティブ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 時価法。
③ たな卸資産の評価基準及び評価方法
製品及び仕掛品・・・・・・・・・・・・・・・・・ 当社及び国内連結子会社は主として総平均法による原価
法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げ
の方法により算定)。
ただし、金型については個別法による原価法(貸借対照
表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により
算定)。
在外連結子会社は主として先入先出法による低価法。
原材料、貯蔵品及び仕入商品・・・・・ 当社及び国内連結子会社のダイカストは主として総平均
法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に基づ
く簿価切下げの方法により算定)。
その他は主として最終仕入原価法(貸借対照表価額は収
益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定)。
在外連結子会社は主として先入先出法による低価法。
2
④ 重要な減価償却資産の減価償却の方法
有形固定資産・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 当社及び国内連結子会社は建物(建物附属設備は除く)は
主として定額法、その他は定率法。
在外連結子会社は主として定額法。
無形固定資産・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 定額法。
リース資産・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法。
⑤ 重要な引当金の計上基準
貸倒引当金・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 債権の貸倒による損失に備えるため、当社及び国内連結子
会社は一般債権については貸倒実績率法により、貸倒懸念
債権及び破産更生債権等特定の債権については財務内容評
価法により計上している。
なお、在外連結子会社は貸倒見積額を計上している。
賞与引当金・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 従業員の賞与の支払いにあてるため、当社及び国内連結子
会社は支給見込額に基づき計上している。
役員賞与引当金・・・・・・・・・・・・・・・・・ 役員賞与の支出に備えて、当社は支給見込額の当連結会計
年度負担額を計上している。
⑥ 退職給付に係る負債の計上基準
イ.退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる
方法については、期間定額基準によっている。
ロ.数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(主として14年)
による定額法により費用処理している。
数理計算上の差異は、各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一
定の年数(主として14年)による定額法により按分した額をそれぞれ発生の翌連結会計年度
から費用処理している。
なお、国内連結子会社1社は役員の退職慰労金の支払に備えるため、内規に基づく期末要支給額
を計上している。
⑦ 重要な外貨建資産又は負債の本邦通貨への換算の基準
外貨建金銭債権債務は、連結決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益とし
て処理している。
なお、在外子会社等の資産及び負債は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、収益及び
費用は期中平均相場により円貨に換算し、換算差額は純資産の部における為替換算調整勘定に
含めて計上している。
⑧ 重要なヘッジ会計の方法
ヘッジ会計の方法・・・・・・・・・・・・・・・ 繰延ヘッジ処理によっている。
なお、金利スワップについては特例処理の要件を満たす
場合は、特例処理を採用している。
ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段・・・・・・・・・・・・・・・・・・デリバティブ取引。
ヘッジ対象・・・・・・・・・・・・・・・・・・相場変動等による損失の可能性があり、相場変動等が評価
に反映されていないもの及びキャッシュ・フローが固定さ
れその変動が回避されるもの。
ヘッジ方針・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 外貨建金銭債権債務及び外貨建予定取引の為替変動リスク
に対し、為替予約取引(主に包括ヘッジ)をヘッジ手段と
して利用する。
また、変動金利の借入金等の金利変動リスクに対し、金利
スワップ取引をヘッジ手段として利用する。
ヘッジ有効性評価の方法・・・・・・・・・ 比率分析の方法によっている。
⑨ のれんの償却に関する事項
のれんの償却については、5年間で均等償却している。
(5)その他連結計算書類作成のための重要な事項
消費税等の会計処理方法は、税抜方式によっている。
3
2.連結計算書類の作成のための基本となる重要な事項の変更
退職給付に関する会計基準等の適用
「退職給付に関する会計基準」(企業会計基準第26号 平成24年5月17日。以下「退職給付
会計基準」という。)及び「退職給付に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針
第25号 平成24年5月17日。以下「退職給付適用指針」という。)を、当連結会計年度末より
適用し(ただし、退職給付会計基準第35項本文及び退職給付適用指針第67項本文に掲げられた
定めを除く。)、退職給付債務から年金資産の額を控除した額を退職給付に係る負債または退
職給付に係る資産として計上する方法に変更し、未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務
費用を退職給付に係る負債及び退職給付に係る資産に計上している。
退職給付会計基準等の適用については、退職給付会計基準第37項に定める経過的な取扱いに
従っており、当連結会計年度末において、当該変更に伴う影響額をその他の包括利益累計額の
退職給付に係る調整累計額に加減している。
この結果、当連結会計年度末において、退職給付に係る負債が7,567百万円、投資その他の
資産のその他が1,424百万円計上されている。また、その他の包括利益累計額が544百万円減少
し、少数株主持分が7百万円減少している。
なお、1株当たり情報に与える影響は当該箇所に記載している。
3.連結貸借対照表等に関する注記
(1)有形固定資産の減価償却累計額
157,776 百万円
(2)一部の国内連結子会社は、土地の再評価に関する法律(平成10年3月31日公布法律第34号)及
び土地の再評価に関する法律の一部を改正する法律(平成11年3月31日改正)に基づき、事業
用土地の再評価を行っている。
・再評価の方法
土地の再評価に関する法律施行令(平成10年3月31日公布政令第119号)第2条第3号及び第
4号に定める方法により算定している。
・再評価実施日
平成14年3月31日
・再評価を行った土地の当連結会計年度末における時価と再評価後の帳簿価額との差額
△ 985百万円
(3)担保に供している資産及び担保付債務
担保に供している資産
建物及び構築物
機械装置及び運搬具
土地
合計
2,556 百万円
1,301
2,415
6,273
担保付債務
短期借入金
1年内返済予定長期借入金
長期借入金
合計
350 百万円
6
10
366
(4)保証債務
得意先 26社
外注協力会社 1社
その他
合計
393 百万円
13
1
408
4.連結株主資本等変動計算書に関する注記
(1)当連結会計年度末における発行済株式の種類及び総数
普通株式
4
171,230,715 株
(2)剰余金の配当に関する事項
① 配当金支払額
イ.平成25年6月25日開催の第101回定時株主総会決議による配当に関する事項
・配当金の総額
485 百万円
・1株当たり配当額
3 円
平成25年3月31日
・基準日
平成25年6月26日
・効力発生日
ロ.平成25年10月31日開催の取締役会決議による配当に関する事項
・配当金の総額
485 百万円
・1株当たり配当額
3 円
・基準日
平成25年9月30日
平成25年11月28日
・効力発生日
② 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
平成26年6月23日開催の第102回定時株主総会において次のとおり付議する。
・配当金の総額
647 百万円
・1株当たり配当額
4 円
平成26年3月31日
・基準日
平成26年6月24日
・効力発生日
なお、配当原資については、利益剰余金とすることを予定している。
5.金融商品に関する注記
(1)金融商品の状況に関する事項
当社グループは、資金運用については短期的な預金及び安全性、流動性の高い有価証券等に
限定し、資金調達については銀行等金融機関からの借入によっている。
受取手形及び売掛金に係る顧客の信用リスクは、与信管理規程に沿ってリスク低減を図って
いる。また、投資有価証券は主として株式であり、上場株式については定期的に時価の把握を
行っている。
借入金の使途は運転資金(主として短期)及び設備投資資金(長期)であり、一部の借入の
金利変動リスクに対して金利スワップ取引を実施して支払利息の固定化を実施している。なお、
デリバティブは実需の範囲で行うこととしている。
(2)金融商品の時価等に関する事項
平成26年3月31日における連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のと
おりである。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含めてい
ない。((注2)参照)
(単位:百万円)
連結貸借対照表
時価(※2)
差額
計上額(※2)
18,419
48,096
△ 79
48,017
1,493
18,419
-
48,017
1,493
-
-
10,530
(35,171)
(37,277)
(48,079)
10,530
(35,171)
(37,277)
(48,059)
-
-
-
(△ 19)
(37)
(37)
(※1)受取手形及び売掛金に係る貸倒引当金を控除している。
(※2)負債に計上されているものについては、( )で示している。
-
(1)現金及び預金
(2)受取手形及び売掛金
貸倒引当金(※1)
(3)有価証券
(4)投資有価証券
その他有価証券
(5)支払手形及び買掛金
(6)短期借入金
(7)長期借入金(1年内返済予定を含む)
(8)デリバティブ取引
ヘッジ会計が適用されているもの
5
(注1)
金融商品の時価の算定方法、並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
イ.(1)現金及び預金、(2)受取手形及び売掛金、並びに(3)有価証券
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該
帳簿価額によっている。
ロ.(4)投資有価証券
これらの時価について、株式は取引所の価格によっている。
ハ.(5)支払手形及び買掛金、並びに(6)短期借入金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額とほぼ等しいことから、当該
帳簿価額によっている。
二.(7)長期借入金(1年内返済予定を含む)
これらの時価は、元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に想定され
る利率で割り引いた現在価値により算定している。
ホ.(8)デリバティブ取引
金利スワップの繰延ヘッジ処理によるものは、契約を締結している取引銀行から
提示された価格を使用している。
金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている借入金と一体と
して処理されているため、その時価は、当該借入金の時価に含めて記載している。
(注2) 非上場株式(連結貸借対照表計上額1,235百万円)及び非連結子会社株式(連結貸借
対照表計上額93百万円)は、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積
ることなどができず、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「(4)
投資有価証券」には含めていない。
6.賃貸等不動産に関する注記
当社及び連結子会社では、賃貸等不動産を有しているが、重要性が乏しいため、記載を省略
している。
7.1株当たり情報に関する注記
(1)1株当たり純資産額
565 円74 銭
(2)1株当たり当期純利益
25 円53 銭
(注)「連結計算書類の作成のための基本となる重要な事項の変更」に記載のとおり、退職給付
会計基準等を適用し、退職給付会計基準第37項に定める経過的な取り扱いに従っている。
この結果、当連結会計年度の1株当たり純資産額が、3円36銭減少している。
8.減損損失に関する注記
当社グループは以下の資産グループについて減損損失を計上している。
(1)減損損失を認識した資産グループの概要
場所
用途
種類
広島県庄原市
ゴルフ場運営用資産
広島県世羅郡世羅町 賃貸用資産
兵庫県朝来市
遊休資産
土地・建物等
土地
土地
減損損失計上額
(百万円)
1,331
268
11
(2)資産のグルーピングの方法
当社グループは、主として事業内容を基にグルーピングを行っており、賃貸用資産及び遊休
資産については個別資産ごとにグルーピングを行っている。
(3)減損損失の認識に至った経緯
市場環境等の悪化により、一部の資産について、帳簿価額を回収可能価額まで減額している。
(4)回収可能価額の算定方法
回収可能価額は、使用価値又は正味売却価額により測定している。使用価値は、将来キャ
ッシュ・フローを4.2%で割り引いて算定しており、正味売却価額は固定資産税評価額に基づき
評価している。
(5)減損損失の金額
減損損失1,611百万円は特別損失に計上しており、その内訳は次のとおりである。
建物及び構築物
175 百万円
土地
1,410
その他
25
計
1,611
6
9.企業結合等に関する注記
当社は、平成25年6月20日開催の取締役会において、当社の印刷機器事業及び三菱重工印刷紙工機
械株式会社のオフセット枚葉印刷機事業を、合弁会社として設立するアールエム株式会社(平成26年
年1月1日付で「リョービMHIグラフィックテクノロジー株式会社」に商号変更。以下、「リョービ
MHI」という。)に吸収分割し、両事業にかかる権利義務を承継させて事業を統合することを決議
しました。また、同日付で株主間契約を締結しました。
その後、平成25年7月31日開催の取締役会において、両事業に関する吸収分割契約を締結すること
を決議し、同日付で吸収分割契約を締結しました。
上記の契約に基づき、平成26年1月1日に両事業にかかる権利義務をリョービMHIに承継させて事
業統合を行いました。その概要は次のとおりです。
共通支配下の取引等
(1)取引の概要
①対象となった事業の名称及びその事業の内容
事業の名称 当社の印刷機器事業及び三菱重工印刷紙工機械株式会社のオフセット枚葉印
刷機器事業
事業の内容 印刷機器及び印刷周辺機器の製造・販売
機械器具設置工事の設計・施工及び監理
古物商(中古印刷機の販売)
②会社分割日
平成26年1月1日
③吸収分割の方法、吸収分割に係る割当ての内容及びその他の吸収分割契約の内容
イ.吸収分割の方法
当社及び三菱重工印刷紙工機械株式会社を分割会社とし、リョービMHIを承継会社
とする吸収分割です。なお、分割会社である当社については、本件吸収分割は、会社法
第784条第3項の規定による簡易吸収分割に該当することから、吸収分割契約に関する株
主総会の承認を得ずに、本件吸収分割を行いました。
ロ.吸収分割に係る割当ての内容
当社の吸収分割の対価はリョービMHIの株式1,100株及び現金753百万円、三菱重工
印刷紙工機械株式会社の吸収分割の対価はリョービMHIの株式800株及び現金499百万
円としました。その結果、リョービMHIに対する当社及び三菱重工印刷紙工機械株式
会社の出資比率は、リョービMHI設立時に当社に発行された株式100株を含めて当社が
60%、三菱重工印刷紙工機械株式会社が40%となりました。
ハ.その他の吸収分割契約の内容
・分割に伴う新株予約権及び新株予約権付社債に関する取扱
該当事項はありません。
・分割により増減する資本金
該当事項はありません。
・承継会社が承継する権利義務
リョービMHIは当社及び三菱重工印刷紙工機械株式会社から本件事業に関する対
象資産・債務その他の権利・義務ならびに契約上の地位を承継しました。
・債務履行の見込み
当該吸収分割において、当社は負担すべき債務の履行の確実性について問題がない
ものと判断しています。
④吸収分割に係る割当ての内容の算定根拠
リョービMHIが交付した対価の算定については、本件資産等を時価純資産方式により算
定した金額を基礎として、両社協議の上、決定しました。
⑤吸収分割承継会社の商号、本店の所在地、代表者の氏名及び資本金の額
リョービMHIグラフィックテクノロジー株式会社
商号
(平成26年1月1日付で「アールエム株式会社」から商号変更)
本店の所在地
広島県府中市鵜飼町800番地2
代表者の氏名
代表取締役社長
資本金の額
100百万円
堂本
7
秀樹
⑥吸収分割の目的
当社及び三菱重工印刷紙工機械株式会社は商業用印刷機としてオフセット枚葉印刷機を製
造・販売しておりますが、同製品の市場は世界経済の減速の影響で先進国においては需要縮
小傾向が見られ、市場競争が激しい状況にあり、両社とも収益力を強化させるために構造改
革を推進してきました。
平成25年1月23日、両社は改革をさらに前進させて、商業用印刷機事業の競争力を高め、事
業規模の維持・拡大と経営基盤の強化を図るために、オフセット枚葉印刷機分野での業務提
携の検討を行うことを発表しました。
これまで両社間で協議を重ねてきた結果、両社の相乗効果を最大限に引き出して、オフセ
ット枚葉印刷機のラインアップの補完・拡充、開発力の強化、製造コストの低減、販売・サ
ービス力の強化を図り、グローバル市場で戦える体制を整えるためには、合弁会社を設立し
て両社のオフセット枚葉印刷機分野の事業を統合することが最も有効な方策であるとの結論
に達し、両社間で合意しました。
今後、印刷機械市場は、新興国での需要拡大、先進国での高付加価値印刷機に対する需要
の伸張が期待されます。新会社は、これら需要を取り込み、市場シェアの拡大、プレゼンス
の向上を図ると共に、お客様や社会のニーズに応え、独創的で高品質な印刷機やサービスを
創造、提供していくことを通して、社会にとってかけがえのない存在になることをめざして
まいります。
⑦分割された資産、負債の項目及び金額
イ. 当社
(単位:百万円)
項目
金額
金額
流動資産
9,325
流動負債
4,195
固定資産
720
固定負債
302
合計
ロ.
項目
10,046
合計
4,497
三菱重工印刷紙工機械株式会社
(単位:百万円)
項目
金額
項目
金額
流動資産
6,052
流動負債
2,418
固定資産
90
固定負債
25
合計
6,142
合計
2,443
(2)実施した会計処理の概要
「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成20年12月26日)及び「企業結合会
計基準及び事業分離等会計基準に関する適用指針」(企業会計基準適用指針第10号 平成20年12
月26日)に基づき、「共通支配下の取引等」として会計処理を行いました。
なお、記載金額は百万円未満を切り捨てて表示している。
8
個別注記表
1.重要な会計方針に係る事項に関する注記
(1)有価証券の評価基準及び評価方法
子会社株式及び関連会社株式・・・・・・移動平均法による原価法。
その他有価証券
時価のあるもの・・・・・・・・・・・・・・決算期末日の市場価格等に基づく時価法。
(評価差額は全部純資産直入法により処理し、
売却原価は移動平均法により算定している。)
時価のないもの・・・・・・・・・・・・・・移動平均法による原価法。
(2)デリバティブの評価基準及び評価方法
デリバティブ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・時価法。
(3)たな卸資産の評価基準及び評価方法
製品及び仕掛品
ダイカスト、印刷機器・・・・・・・・総平均法による原価法。
(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価
切下げの方法により算定している)
金
型・・・・・・・・・・・・・・・・・個別法による原価法。
(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価
切下げの方法により算定している)
原材料、貯蔵品及び仕入製品
ダイカスト・・・・・・・・・・・・・・・・・・総平均法による原価法。
(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価
切下げの方法により算定している)
完成商品その他・・・・・・・・・・・・・・最終仕入原価法。
(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価
切下げの方法により算定している)
(4)固定資産の減価償却の方法
有形固定資産・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・建物(建物附属設備は除く)は定額法。
その他は定率法。
なお、主な耐用年数は次のとおりである。
建物
3~50年
構築物
3~50年
機械及び装置
5~12年
車両運搬具
4~ 7年
工具器具備品
2~20年
無形固定資産・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・定額法。
なお、自社利用のソフトウェアについては、社
内における利用可能期間(5年)に基づく定額
法を採用している。
リース資産
所有権移転外
ファイナンス・リース・・・・・・・・リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とす
る定額法を採用している。
(5)外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、期末日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益とし
て処理している。
(6)引当金の計上基準
貸倒引当金・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については
貸倒実績率法により、貸倒懸念債権及び破産更生債権等特
定の債権については財務内容評価法により計上している。
賞与引当金・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 従業員の賞与の支払いにあてるため、支給見込額に基づき
計上している。
役員賞与引当金・・・・・・・・・・・・・・ 役員賞与の支出に備えて、支給見込額の当事業年度負担額
を計上している。
9
退職給付引当金・・・・・ ・・・・・・・・・従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退
職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当事業年度末
において発生していると認められる額を計上している。
①退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年
度末までの期間に帰属させる方法については、期間定額基
準によっている。
②数理計算上の差異、過去勤務費用の費用処理方法
過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間
以内の一定の年数(14年)による定額法により費用処理し
ている。
数理計算上の差異は、各事業年度の発生時における従業員
の平均残存勤務期間以内の一定の年数(14年)による定額
法により按分した額を、それぞれの発生の翌事業年度から
費用処理している。
(7)ヘッジ会計の方法
ヘッジ会計の方法・・・・・・・・・・・・ 繰延ヘッジ処理によっている。
なお、金利スワップについては特例処理の要件を満たす場
合は、特例処理を採用している。
ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段・・・・・・・・・・・・・・・デリバティブ取引。
ヘッジ対象・・・・・・・・・・・・・・・相場変動等による損失の可能性があり、相場変動等が評価
に反映されていないもの及びキャッシュ・フローが固定さ
れその変動が回避されるもの。
ヘッジ方針・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 外貨建金銭債権債務及び外貨建予定取引の為替変動リスク
に対し、為替予約取引(主に包括ヘッジ)をヘッジ手段と
して利用する。
また、変動金利の借入金等の金利変動リスクに対し、金利
スワップ取引をヘッジ手段として利用する。
ヘッジ有効性評価の方法・・・・・・ 比率分析の方法によっている。
(8)その他計算書類作成のための基本となる重要な事項
①退職給付に係る会計処理
退職給付に係る未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用の未処理額の会計処
理の方法は、連結計算書類におけるこれらの会計処理の方法と異なっている。
②消費税等の会計処理
税抜方式によっている。
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2.貸借対照表等に関する注記
(1)関係会社に対する
短期金銭債権
長期金銭債権
短期金銭債務
15,886 百万円
3,516
7,069
(2)有形固定資産の減価償却累計額
81,410 百万円
(3)担保に供している資産及び担保付債務
担保に供している資産
建物
機械及び装置
土地
合計
1,951 百万円
392
521
2,865
担保付債務
長期借入金
10 百万円
(4)保証債務
関係会社
リョービダイキャスティング(USA),INC.
リョービアルミニウムキャスティング(UK),LIMITED
利優比圧鋳(大連)有限公司
利優比圧鋳(常州)有限公司
リョービダイキャスティング(タイランド)CO.,LTD.
その他の関係会社 2社
その他
得意先 26社
外注協力会社 1社
3.損益計算書に関する注記
関係会社との取引高
売上高
仕入高
営業取引以外の取引高
10,300 百万円
2,560
6,175
8,881
2,853
88
393
13
31,266
15,319 百万円
33,975
378
4.株主資本等変動計算書に関する注記
当事業年度末における自己株式の種類及び数
普通株式
11
9,377,219 株
5.税効果会計に関する注記
(1)繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
(繰延税金資産)
賞与引当金
退職給付引当金
関係会社株式
減損損失
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計
(繰延税金負債)
その他有価証券評価差額金
その他
繰延税金負債合計
繰延税金資産(又は負債)の純額
△
△
315 百万円
1,524
2,433
525
733
5,533
3,308
2,224
1,887 百万円
407
2,295
70
(2)法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該
差異の原因となった主要な項目別の内訳
法定実効税率
36.99 %
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目
5.22
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
△
8.31
試験研究費等税額控除
△
5.69
子会社からの繰越欠損金の引継
△
5.74
税率変更による期末繰延税金資産の減額修正
6.07
評価性引当額の増減
25.10
その他
△
0.04
税効果会計適用後の法人税等の負担率
53.60 %
(3)法人税等の税率の変更等による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」(平成26年法律第10号)が平成26年3月31日に公布さ
れ、平成26年4月1日以後に開始する事業年度から復興特別法人税が課されないこととなった。
これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は、平成26年4
月1日に開始する事業年度に解消が見込まれる一時差異については従来の36.99%から34.61%
となる。
この税率変更により、繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)は79百
万円減少し、法人税等調整額が79百万円増加している。
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6.関連当事者との取引に関する注記
(単位:百万円)
属性
会社の
名称
子会社 リョービ
ミラサカ㈱
議決権等の
所有
関連当事者
取引内容
(被所有)
との関係
割合
所有
同社製品の仕 ダイカスト
直接95.6% 入
製品の仕入
(注1)
取引
金額
(注5)
13,588
科目
買掛金
190
子会社 リョービ
ミツギ㈱
所有
資金の借入
直接99.4%
資金の借入
(純額)(注2)
子会社 リョービ
販売㈱
所有
当社製品の
直接99.9% 販売
電動工具、
園芸用機器
の販売(注3)
7,978
資金の貸付
(純額)(注2)
2,100 短期貸付金
出資の引受
4,800
-
-
出資の引受
1,700
-
-
資金の借入
(純額)(注2)
1,650 短期借入金
役員の兼任
子会社 リョービ
所有
資金援助
MHIグラ
直接60.0%
フィック
テクノロジー
㈱
役員の兼任
子会社 リョービ
開発㈱
所有
直接100%
資金の借入
子会社 リョービ
ダイキャス
ティング
(USA),INC.
300 短期借入金
期末
残高
売掛金
1,600
4,747
2,100
1,650
所有
債務保証
間接100%
債務保証
(注4)
10,300
-
-
子会社 リョービアル 所有
債務保証
ミニウム
直接100%
キャスティン
グ(UK)、
LIMITED
債務保証
(注4)
2,560
-
-
子会社 利優比圧鋳
(大連)
有限公司
債務保証
(注4)
資金の貸付
(純額)(注2)
6,175
-
-
子会社 利優比圧鋳
(常州)
有限公司
所有
債務保証
直接100%
資金援助
役員の兼任
所有
債務保証
直接100%
△27 一年内返済
予定長期貸
付金
746
長期貸付金
2,894
債務保証
(注4)
8,881
-
-
債務保証
(注4)
2,853
-
-
役員の兼任
子会社 リョービ
所有
債務保証
ダイキャス
直接100%
ティング
(タイランド)
CO.,LTD.
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注1) 製品仕入については、一般取引と同様に市場価格及び同社の総原価を勘案し決定して
いる。
(注2) 資金の貸付・借入については、市場金利を勘案して協議決定している。
(注3) 当社製品の販売については、市場の実勢価格を勘案して決定している。
(注4) 債務保証については、金融機関よりの借入金等に対して当社が保証を行っている。
(注5) 上記(注1)及び(注3)の金額のうち、取引金額に消費税等は含まれておらず、期末残高
には消費税等が含まれている。
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7.1株当たり情報に関する注記
(1)1株当たり純資産額
(2)1株当たり当期純利益
417 円85 銭
5 円91 銭
なお、記載金額は百万円未満を切り捨てて表示している。
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