GIGA REP-SL/SLL

イーサネット関連機器
GIGA REP-SL/SLL
(3102「」/3103「」)
概
要
GIGA REP‐SL/SLL (3102 「」、3103 「」) は、ギガビットイーサネット(1000BASE-SX/LX)
または、 STM-4/OC-12を二芯の光ファイバケーブルを使用して延長する装置です。伝送距離は、SLタ
イプが約80km,SLLタイプが約100kmです。本装置はSNMPにより、装置警報等を監視制御装置 (SN
MPマネージャ) にて遠隔地から監視することが可能です。また、Webブラウザから各警報情報や設定情
報を参照することも可能です。
※ 一芯タイプは企画中です。お問い合わせください。
観
イーサネット関連機器
外
写真は、GIGA REP-SLLタイプです。
伝送路側距離と端末側インタフェースと使用電源の違いにより、以下の種類があります。
品名
GIGA REP-SL
GIGA REP-SLL
形名
3102A
3102B
3102C
3102D
3103A
3103B
3103C
3103D
3103E
3103F
光伝送路側
伝送路距離※
波長
端末側
インタフェース
1000BASE-SX
約80Km
1000BASE-LX
1.55μm
約100Km
1000BASE-SX
1000BASE-LX
STM-4/OC-12(600M)
使用電源
AC100V
DC-48V
AC100V
DC-48V
AC100V
DC-48V
AC100V
DC-48V
AC100V
DC-48V
※:伝送距離は光ファイバロスを光ファイバロスを0.25dB/km(スプライスロスを含む)と仮定した時の計算値です。
特
長
●1000BASE‐SX/LX/STM-4/OC‐12を1.55μmに波長変換し、SLタイプは約80km ※1、
SLLタイプは約100km※1の延長が可能です。
●SLLタイプは光ファイバアンプ技術を使用して光増幅を行うため、長距離伝送が可能です。
●対向局装置の端末側光入力異常で自局装置の端末側光出力を停止する警報転送機能があり
ます。
●SLLタイプは伝送路側反射光異常検出時に光出力を停止するセーフティー機能があります。
●SLLタイプはメンテナンス用に伝送路側光出力の強制出力/強制停止制御が可能です。
●装置故障や光インタフェースアラーム等が発生した場合、警報ランプの点灯や警報を出力します。
●監視制御装置 (SNMPマネージャ) を使用して、遠隔地から警報の有無および状態を監視する
ことが可能です。
●Webブラウザから各種警報情報や設定情報を参照することができます。
●取り付け金具の位置を調整することにより、 19インチ (IEC規格/JIS規格) のクローズラックや
キャビネットラックにも実装することが可能です。
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NECネッツエスアイ
使 用 例
SM光ファイバ
(二芯)
GIGA REP-SL
(3102「」)
LAN
1000BASE-SX/LX
監視制御端末
(SNMPマネージャ)
10BASE-T/100BASE-TX
10BASE-T/100BASE-TX
LAN
1000BASE-SX/LX/
STM-4/OC-12
GIGA REP-SLL
(3103「」)
GIGA REP-SL
(3102「」)
約80km※1
LAN
1000BASE-SX/LX
10BASE-T/100BASE-TX
監視網
10BASE-T/100BASE-TX
SM光ファイバ
(二芯)
GIGA REP-SLL
(3103「」)
約100km※1
LAN
1000BASE-SX/LX/
STM-4/OC-12
主な仕様
項
品
形
目
名
名
伝送距離
伝送路
物理インタフェース
速度
光伝送路側
インタフェース
光波長
光出力パワー
受光レベル
回線数
インタフェース※2
接続ケーブル
物理インタフェース
速度
端末側
インタフェース
光波長
光出力パワー
受光レベル
回線数
接続インタフェース
プロトコイル
監視
インタフェース
監視数
物理インタフェース
仕
様
GIGA REP‐SLL
3103C
3103D
約100km ※1
シングルモード光ファイバケーブルまたは分散シフト光ファイバケーブル
SC型光コネクタ
1.25Gbit/s
1.55μm
-2dBm~+5dBm
+14.5dBm~+15.5dBm
-28dBm~-8dBm
-30dBm~‐8dBm
1回線
1000BASE‐SX
1000BASE‐LX
1000BASE‐SX
1000BASE‐LX
3102A
GIGA REP‐SL
3102B
3102C
約80km ※1
マルチモード光ファイバケーブル
3102D
シングルモード光ファイバケーブル
3103A
3103B
マルチモード光ファイバケーブル
シングルモード光ファイバケーブル
3103E
3103F
622.08Mbit/s
STM‐4/OC‐12
シングルモード光ファイバケーブル
LC型光コネクタ
1.25Gbit/s
622.08Mbit/s
1.31μm
0.85μm
1.31μm
1.31μm
-11dBm~-3dBm
-9.5dBm~0dBm
-11dBm~-3dBm
-3dBm~+2dBm
-19dBm~-3dBm
-17dBm~0dBm
-19dBm~-3dBm
-28dBm~-8dBm
1回線
10BASE‐T/100BASE‐TX(オートネゴシエーション)(IEEE802.3(10M)およびIEEE802.3u(100M)準拠)
SNMPv1(RFC1157準拠)/HTTP/IPv4
3項目(EQP/LALM/E‐ALM)
6項目(MAINT/EQP/LALM/REF ALM/LD/E‐ALM or T‐ALM)
ISO8877(RJ45) 8ピンモジュラコネクタ(MDI)
無電圧ループ接点または地気接点:下記3接点項目を各2出力
・装置故障、電源故障、入力電源断(EQP)
電気インタフェース
・伝送路側光入力異常(LINE ALM)
警報出力
・端末側光入力異常(ETHER ALM/TERM ALM)
物理インタフェース
スクリューレス端子台
AC100V±10% DC‐48V±56V AC100V±10% DC‐48V±56V AC100V±10% DC‐48V±56V AC100V±10% DC‐48V±56V AC100V±10% DC‐48V±56V
使用電源
最大消費電力
約35W
約50W
質量
約5kg
約6kg
寸法
480(W)mm×44(H)mm×280(D)mm(但し突起物は除く)
環境条件
温度0~40℃/湿度10~85%(但し結露しないこと)
0.85μm
-9.5dBm~0dBm
-17dBm~0dBm
※1:伝送距離は、伝送路損失が0.25dB/km(スプライスロス含む)と仮定した場合の計算値です。
※2:IEEE 802.3z準拠
主な導入先
通信事業者、公共/公益事業者
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