ISL AlwaysOn マニュアル

常駐接続(ISL AlwaysOn)マニュアル
目次
1 ISL AlwaysOn とは............................................................. 3
2 ISL AlwaysOn のインストール方法 ................................................ 4
3 リモートコンピューターへの接続方法............................................. 6
4 プロダクトログインページ..................................................... 11
4.1 プロフィールの変更
............................................ 11
4.2 セッションの利用状況
4.3 検索
.......................................... 13
........................................................ 15
4.4 リモートコンピューターにおける各フィールドの説明
4.5 ログアウト
................ 16
..................................................... 25
5 ISL AlwaysOn メインウィンドウ................................................. 26
5.1 マイコンピュータ
5.2 簡易設定
............................................. 27
...................................................... 28
5.3 ログアウト
.................................................... 35
6 ISL AlwaysOn 設定ウィンドウ .................................................. 36
6.1 基本設定
...................................................... 37
6.2 デスクトップ共有
6.3 ファイル共有
6.4 詳細設定
.............................................. 43
....................................................... 45
...................................................... 47
7 バージョン情報 .............................................................. 51
8 コンピューターの状態 ........................................................ 51
9 オフラインモード ............................................................ 52
10 ISL AlwaysOn のアンインストール ............................................... 54
※補足(本マニュアルについて)
 本マニュアルで使用している画像は、Windows 版のものです。Mac 版をお使いの場合には、一部画
像が異なる場合がございますのでご了承ください。
 Mac 版をお使いの場合は、ISL AlwaysOn の機能に一部制限がございます。
各機能 Windows 版、Mac 版それぞれで利用可能かどうかは、各機能横にあるアイコンマークで参
照することができます。
(例)Windows 版、Mac 版両方で利用可能な機能:
(例)Windows 版のみで利用可能
・ISL AlwaysOn は、ISL Light 4 の UI(常駐接続)からもご利用できます。詳しくは別紙『ISL Light
4 マニュアル』をご参照ください。
2
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1
ISL AlwaysOn とは
ISL AlwaysOn は離れた場所にある PC 画面を共有・操作して、サーバーのメンテナンスやテクニカ
ルサポートなどの業務を大幅に効率化する PC リモートサポートツールです。
ISL AlwaysOn はインターネット上に設置されたサーバーを利用する『パブリッククラウドライセン
ス』
、
『プライベートクラウドライセンス』
、自社サーバーを使用する『オンプレミスライセンス』が
あります。
「プライベートクラウド」ライセンスについては「オンプレミス」ライセンスの設定をご
参照ください。
ISL AlwaysOn 動作環境
オペレーティングシステム

Microsoft Windows XP SP3(32bit)

Microsoft Windows Vista SP2(32bit)

Microsoft Windows 7(32bit、64bit)

Microsoft Windows 8、8.1(32bit、64bit)

Microsoft Windows 10(32bit、64bit)

Microsoft Windows Server 2003 (32bit)、2003 R2(32bit)

Microsoft Windows Server 2008 SP2(32bit)、2008 R2SP1(64bit)

Microsoft Windows Server 2012(64bit)、 2012 R2(64bit)

Mac OS X 10.6(Snow Leopard)、 10.7(Lion) 、10.8(Mountain Lion)

Mac OS X 10.9(Marvericks) 、10.10(Yosemite) 、Mac OS X 10.11(El Capitan)
※Mac OS に関する補足
- Mac OS X Server はサポートしておりません
- Intel 搭載マシンのみ、PowerPC の Mac は対応しておりません
- WOL 送信(スリープモードの解除)について:
WOL 送信を実行してスリープモードを解除した後、続けて ISL AlwaysOn による接続を行った場
合は OS の仕様により制限があります。
(詳しくは 4.4「WOL 送信」をご参照ください)
通信環境

最低速度: 256Kbps(DSL)以上、外向き TCP ポート:7615/443/80 のいずれか
(WakeOnLan 機能を使用する場合は、内向き UDP ポート 2304)

その他(パブリッククラウドライセンスの場合)
:
1. ドメイン「*.islonline.net」に対する接続許可が必要です
2. プロキシ環境で使用する際は ISL AlwaysOn 上で設定が必要です
(※設定方法に関しては、6.4 接続「詳細設定」をご参照ください)
3
ISL AlwaysOn 2.2.7-5
2
ISL AlwaysOn のインストール方法
ISL AlwaysOn のインストール方法は、大きく分けて 2 通りあります。通常はプロダクトログインペ
ージからインストールを行いますが、登録を行う PC が多い場合などには、サイレントインストール
やクローニングによるインストールも可能です。
(※登録を行う PC が多い場合は、別紙『常駐接続(ISL AlwaysOn)大量導入マニュアル』をご参照
ください)ここでは、1 台ごとにインストールを行う、一般的なインストールの方法を説明します。
インストール方法
1. 「プロダクトログイン」ページにログインします。
▼パブリッククラウドライセンスの場合
ISL Online ホームページ(www.islonline.jp)にアクセスし、右上の[ログイン]ボタンをクリ
ックして、ユーザー名とパスワードを入力します。
ログインが完了したら、[常駐接続]のアイコンをクリックします。
▼オンプレミスライセンスの場合
「http://***.***.***.***:7615/」(*の部分は IP アドレスまたはホスト名)をブラウザで開
き、[ISL AlwaysOn]を選択後、ユーザー名とパスワードを入力します。
2. 以下のボタンをクリックして、ISL AlwaysOn のインストール用 exe をダウンロードします。
▼パブリッククラウドライセンスの場合
▼オンプレミスライセンスの場合
4
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3.
ダウンロードした exe を実行します。
「ISL AlwaysOn セットアップ」ダイアログが
表示され、[次へ]をクリックするとインスト
ールが開始されます。
4. セットアップが完了しました”のメッセージが表示されたら、[完了]をクリックします。
セットアップ完了後、
「ISL AlwaysOn リモー
トアクセス許可」ダイアログが表示されます。
8 文字以上のパスワードを設定し[アクセス許
可]をクリックします。
5. ISL AlwaysOn メインウィンドウが表示されます。[簡易設定]タブをクリックします。
6. 「コンピューターの状態」のオプションが全て「有効」に、
「リモートユーザー」に登録したユ
ーザーが表示されていればインストール完了です。
「リモートユーザー」に「なし」または何も
表示されない場合は、前述の手順を再度行ってください。
5
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3
リモートコンピューターへの接続方法
1. 「プロダクトログイン」ページにログインします。
▼パブリッククラウドライセンスの場合
ISL Online ホームページ(www.islonline.jp)にアクセスし、[ログイン]ボタンをクリックし
て、ユーザー名とパスワードを入力します。
ログインが完了したら、[常駐接続]のアイコンをクリックします。
▼オンプレミスライセンスの場合
「http://***.***.***.***:7615/」(*の部分は IP アドレスまたはホスト名)をブラウザで開
き、[ISL AlwaysOn]を選択後、ユーザー名とパスワードを入力します。
2
ISL AlwaysOn がインストールされているコンピューターの一覧が表示されます。接続したいリ
モートコンピューターの[接続]をクリックします。
(画像はオンプレミスライセンスのものです)
3
接続用のプログラム(ISL AlwaysOnConnect)のダウンロードを開始します。ダウンロードさ
れたプログラムを実行します。
4
Windows の場合、
「ファイルのダウンロード - セキュリティの警告」ダイアログが表示される
ことがあります。[実行]ボタンをクリックします。※
6
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※ 設定環境や使用しているブラウザによって、表示されるダイアログが異なります
5
[実行する]ボタンをクリックします。
6
[パスワード]にインストール時に設定したパスワードを入力し、[OK]をクリックします。
(大文字小文字は区別されます)
7
接続を開始します。
ログインに成功すると、接続先端末とのデスクトップ共有が自動的に始まります。
(補足)接続オプションについて
[OK]をクリックする前に、パスワード入力画面左下にある
歯車アイコンをクリックすると、接続時のオプションを選
択できます。
(歯車の横の数字は、現在選択しているオプションの数を表しています)
※接続オプションは、一度設定(有効・無効)を行った後は設定内容が保存されます。
※接続プションは、各オプションの機能を利用するときのみ「有効」にしてください。
(必要の
ないオプションは「無効」のまま接続を開始してください。
)
7
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[接続オプション]
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
実行したいオプション横のチェックボックスを
オン☑にして、[OK]をクリックします。
①
接続後、リモート先 PC 上に ISL Light Client(メニュー画面)およびツールバーを表
示します。デフォルトではオフになっています。
②
接続後、リモート先 PC の画面をブラックスクリーンにします
③
接続後、リモート先 PC のデスクトップ背景を表示します
④
接続後、リモート先 PC のデスクトップ上の「ファイルボックス」を非表示にします
(オンプレミスライセンスのみ利用できます)
⑤
リモート先 PC の RDP(Remote Desktop Protocol/リモート デスクトップ プロトコル)
で接続中のセッションに対して、接続を行います(詳しい手順は次のページをご参照く
ださい)
⑥
接続後、リモート先 PC のデスクトップ上に接続中である
ことを通知するミニウィンドウ(右)が表示されます
①のオプションが有効(ON)になっている必要があります
⑦
接続後の ISL View(デスクトップ共有画面)を「品質優先」で表示します
⑧
接続後、リモート先 PC のマウスとキーボードの使用を禁止します。
①のオプションが有効(ON)になっている必要があります。
(オンプレミスライセンスのみ利用できます)
(補足):②⑤⑥⑦⑧の機能は、接続される側の PC が Windows の場合のみご利用いただけます。
Mac 版に関して:リモート先 PC が Windows の場合のみ実行できます。
※注意
④のオプションを有効(ON)にして接続を開始すると、リモート先 PC 上に「ファイルボックス」
が表示されなくなるため、操作する側でファイル転送の「受信」を行っても操作される側からフ
ァイルを転送することができなくなるのでご注意ください。
(補足):
①『ISL Light Client を利用する』オプションについて
・ISL AlwaysOn では必要な各種プラグインをあらかじめ含んだプログラムを利用することで、接続
先のPCへの接続時間の短縮
(高速化)
を実現しています。
高速接続を行うには
「ISL Light Client
を利用する」のオプションはオフになっている必要があります。
8
ISL AlwaysOn 2.2.7-5
・高速接続を行った場合は ISL Light のツールバーおよび ISL Light Client のメニュー画面は表示
されず、チャットなどの一部機能がご利用いただけません。各機能の詳細については『ワンタイ
ム接続(ISL Light)マニュアル』をご参照ください。
・高速接続を行った場合は、接続先端末の画面上に「ファイルボックス」が表示されます。
ファイルボックスにファイル(フォルダ)をドラッグ&ドロップすると、接続先からファイル(フ
ォルダ)を転送できます。接続する側から接続される側にファイルを転送した場合は、接続され
る側の「デスクトップ」上にファイルが保存されます。
[ファイルボックス]
⑤『RDP 接続を有効にする』オプションについて
「RDP 接続を有効にする」のオプションを有効にすると、RDP(Remote Desktop Protocol/リモ
ート デスクトップ プロトコル)で接続中のセッションに対して ISL AlwaysOn で接続できるよ
うになります。以下の手順に従って接続を行います。
(注意)
RDP 接続を行っている端末に接続を行った後、セッション再接続を有効にする場合は
①の『ISL Light Client を利用する』も有効にして接続してください。
Mac 版に関して:リモート先 PC が Windows の場合のみ実行できます。
[手順]
1.[RDP 接続を有効にする]のチェックボックスをオン☑にして、リモート先 PC に接続します。
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2.アクセスパスワードを入力すると、RDP で接続中のセッションが選択できるようになります。
[コンソールセッション]右側の▼をクリックして接続先のセッション(RDP 接続)を選択し、
[OK]をクリックします。
※RDP 接続表示名:RDP-Tcp#(接続回数):(セッション ID) \\(接続先の PC 名)\(ユーザー名)
3. ISL AlwaysOn による接続を開始します。
端末 PC1 に接続中の
RDP-Tcp1 の画面
RDP1
端末:PC1
RDP-Tcp2
(EDP で
RDP2
(RDP で接続中)
RDP-Tcp1
ISL AlwaysOn
(Console:0)
RDP1
(RDP で接続中)
(補足)
『RDP 接続を有効にする』オプションを使用するには、接続する側(オペレータ)の ISL
AlwaysOn 設定ウィンドウ内の「詳細設定」で、[接続オプション」> [RDP 接続を有効にす
る]が有効になっている必要があります。
(デフォルトの設定では有効になっています)
(※ 詳細設定 > [接続オプション]については、6.4 をご参照ください。
)
10
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4
プロダクトログインページ
プロダクトログインページでは、アカウントやライセンスの使用状況の確認ができます。また、登録
されているリモートコンピューター情報の変更や確認も可能です。
4.1 プロフィールの変更
▼パブリッククラウドライセンスの場合
ログイン後、画面右上部の[設定]をクリックするとアカウントに関する情報が確認できます。
[Email の変更][詳細設定][変更]ボタンをクリックして、各項目の変更を行います。
▼オンプレミスライセンスの場合
プロダクトログインページ右上にある「アカウント」をクリックして、アカウントに
関する情報の確認と各項目の変更を行います。
変更後は、変更したフィールドの変更ボタンをそれぞれクリックします。
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▼パブリッククラウドライセンス:その他「詳細設定」
▼オンプレミスライセンス:
「アカウント」
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4.2 セッションの利用状況
1
セッション履歴
ISL AlwaysOn の履歴は、ワンタイム接続(ISL Light)内に記録されます
▼パブリッククラウドライセンスの場合
プロダクトログインページに管理者のアカウントでログイン後、
「履歴」をクリックし、[ワンタ
イム接続(ISL Light の利用状況)]をクリックすると、セッションの履歴が表示されます。
クリックしてカレンダーを表示し、
日付を選択することで、折れ線グラフで表示する
セッションの「開始日」と「終了日」が選択できます。
ツールボタン
▼オンプレミスライセンスの場合
「履歴」をクリックし、ログインした後[ワンタイム接続]をクリックすると、セッションの履
歴が表示されます。
クリックしてカレンダーを表示し、
日付を選択することで、折れ線グラフで表示する
セッションの「開始日」と「終了日」が選択できます。
[エクスポート]をクリックして履
歴を CSV ファイルとして出力でき
ます。
ツールボタン
(※ツールボタンに関しては、別紙『ISL Light4 マニュアル』をご参照ください)
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(補足)
オンプレミスライセンスのセッション履歴は、ISL Conference Proxy の管理画面でも確認でき
ます。詳しくは『サーバーライセンス (ISL Online Conference Proxy) ユーザーズマニュアル』
をご参照ください。
2
セッションの中止、一時停止、再開
現在使用中のセッションの中止、一時停止/再開ができます。
Mac 版に関して:セッションの一時停止/再開はご利用いただけません。
▼パブリッククラウドライセンスの場合
1. [ワンタイム接続]ボタンをクリックして、実行中のセッションを確認します。
2. [アクション] > [セッションを中止する]を選択すると、セッションの中止(切断)が行われ
ます。
※セッションを一時停止する場合は
[アクション ]> [セッションを一時停止する]
※セッションを一時停止後、再開する場合は
[アクション] > [セッションを再開する]を選択してください
▼オンプレミスライセンスの場合
1.左側メニューの[ISL Light]をクリックして、実行中のセッションを確認します。
2. [アクション] > [セッションを中止する]を選択すると、セッションの中止(切断)が行われ
ます。
(補足)
・セッションを一時停止する場合は [セッションを一時停止する]を選択してください。
・セッションを一時停止後、再開する場合は [セッションを再開する]を選択してください。
・オンプレミスライセンスでは、プロダクトログインページの「使用状況」でも実行中のセッシ
ョンの確認や中止(切断)ができます。手順は次のページをご参照ください。
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ISL AlwaysOn 2.2.7-5
[手順]
1. プロダクトログインページ左にある[使用状況]をクリックします。
2. 実行中のセッションを確認します。切断したいセッションのチェックボックスを ON にして
[セッションの切断]をクリックすると、セッションを中止(切断)します。
[各フィールドの説明]
・選択: アクションを適用するセッションを選択できます。
・取得日: セッションが作成された時間です。
・プログラム: 起動中のプログラム名を表示します。
・状況: セッションの利用状況を表示します。
・ユーザー: ログインしたユーザアカウント名を表示します。
・詳細: セッションを確立するために発行されたセッションコードです。
4.3 検索
コンピューターの一覧に表示されているコンピューターから任意のコンピューターを検索します。
検索バーに条件(コンピューター名、IP アドレスの一部など)を入力すると、条件に合致するコン
ピューターが表示されます。
検索バー
検索パラメータ
(補足)検索パラメータについて
検索パラメータから任意の項目を選択して、検索をかけることができます。
(2016 年 11 月現在、
「グループ」
「アクセス許可」
「種類」の検索パラメータはご利用いただけません。
端末の「種類」はすべて「所有」で表示されます。
)
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4.4 リモートコンピューターにおける各フィールドの説明
(補足)
オンプレミスライセンスでは、ISL Conference Proxy の管理画面で[WOL 送信] と[共有ファイル]の
ボタンを非表示にできます。詳しくは『ISL Online オンプレミスライセンスマニュアル』をご参照く
ださい。
・詳細/タグ: コンピューター名、タグ、共有コンピュータの情報を表示します。
・状態: 端末の状態を表示します。
・IP アドレス: 対象端末の IP アドレスを表示します。※
(※パブリッククラウドライセンスの場合はグローバル IP アドレスが表示されるため、
各端末が同じ
ネットワークにある場合は同一の IP アドレスが表示されることがあります。)
・種類:「所有」の文字が表示されます。(オンプレミスライセンスの場合のみ表示されます)
・アクション:端末の情報の編集や削除、シャットダウンなどのアクションを実行します。
[アクションについて]
・ 接続:
リモートコンピューターに接続を行います。[接続]をクリックすると、すぐに実行されます。

WOL 送信:
ネットワーク経由で、リモートコンピューターを起動(Mac の場合はスリープモードを解除)
できます。 [WOL 送信]をクリックすると、実行されます。
(Windows の場合)
各端末の電源やマザーボード、OS が ACPI 機能に対応しているほか、ネットワークアダプタがマジッ
クパケットを解釈できる場合に有効です。また、事前に BIOS 画面で各種設定を行う必要があります。
(詳しい設定方法は『ISL AlwaysOn Wake On LAN 設定ガイド』をご参照ください。)
(Mac の場合)
システム環境設定で、電源アダプタの「ネットワークアクセスによるスリープ解除」に☑が入ってい
る必要があります。また、WOL 送信によってスリープモードが解除された後、続けて ISL AlwaysOn に
よる接続を行った場合は、リモートコンピューターの OS により以下の制限があります。
・Mac OS X 10.6 (Snow Leopard) :特に制限はございません
・Mac OS X 10.7 (Lion) :エラーメッセージが表示されます。接続を開始することはできません。
・Mac OS X 10.8 (Mountain Lion)、10.9 (Marvelicks)、10.11(El Capitan)
:デスクトップ共有機能は利用できません。共有画面は黒いまま表示されます。※
※Mac 端末に接続してファイルを転送中、Mac 端末がスリープモードに入り一度セッションが切断され
た場合は、WOL 送信を実行してセッションを再開し、中断していたファイル転送を再開できます。
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
共有ファイル:
リモートコンピューターが許可している「共有ファイル」一覧にアクセスします。
[手順]
1.[共有ファイル]をクリックして、ファイル一の覧を表示します。
3.参照したい[共有ファイルのパス](青字)をクリックします。
4.選択した共有ファイルにアクセスします。
共有ファイル設定時の、アクセス許可の範囲(読み取り専用またはフルコントロール)によ
って、実行できるアクションが変わります。
・アクセス許可の範囲=ダウンロードのみの場合
・アクセス許可の範囲=フルコントロールの場合
(※アクセス許可の範囲については、P32 をご参照ください)
共有ファイルの設定方法
◆ ファイルを削除:共有ファイルを削除します
1. 一覧の中から、削除したいファイルのチェック
ボックスをオンにします。
2. [ファイルを削除]をクリックします。
3. 確認のメッセージが表示されます。[OK]をクリックします。
4. ファイルが削除されます。
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(補足)フォルダーの削除
フォルダーを削除する場合には、フォルダーのチェックボックスをオンにした後、フォルダー
欄右端の下向き三角▼から[フォルダーを削除]を選択します。
※フォルダーは中身が空の場合のみ削除できます。
◆ ZIP ダウンロード:ZIP 形式で共有ファイルをダウンロードします
1. 一覧の中から、ダウンロードしたいファイル
(フォルダー)のチェックボックスをオンにします。
2. ZIP ダウンロード]をクリックします。
について
(補足)
Unicode を保持したまま、ZIP 形式に圧縮します。
デフォルトではオフになっています。
(Windows 標準 ZIP 解凍ツールなど、一部のツールを
使用して ZIP ファイルを解凍するとフォルダー名および
ファイル名の文字化けが発生することがあります。
その際はチェックボックスをオフにしたままダウンロード
してください。
)
◆ アップロード:共有ファイルのアップロードします
1. [アップロード]をクリックします。
2. [参照]ボタンをクリックして、アップロードする
ファイルを選択します。
3. [実行]をクリックします。
4. ファイルがアップロードされます。
※ブラウザによって表示が異なります
(補足)サブフォルダー内へのアップロード
サブフォルダー内にファイルをアップロードする場合は、フォルダーのチェックボックス
をオンにした後、サブフォルダー欄右端の下向き三角▼から[アップロード]を選択します。
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ISL AlwaysOn 2.2.7-5
◆ 新規フォルダーの作成:
1. [新規フォルダーの作成]をクリックします。
2. 新規フォルダー名を入力して、
[OK]をクリックします。
3.フォルダーが追加されます。
※ブラウザによって表示が異なります
(補足)サブフォルダー内への、新規フォルダーの追加
サブフォルダー内にフォルダーを作成する場合は、フォルダーのチェックボックスをオ
ンにした後、サブフォルダー欄右端の下向き三角▼から[新規フォルダーの作成]を選択
します。
◆ その他 (プレビュー機能)
各ファイルの右端にある虫眼鏡マークの上にカーソルを合わせると、共有ファイルの中身
をオンラインでプレビューできます。プレビュー機能は、以下の条件を満たしている場合
のみ利用できます。
① 320KB 未満のテキストファイル(txt, out, html, htm, cs, css, vb, ini, reg)
② 32KB 未満のイメージファイル(png, jpg, jpeg, gif)
プレビュー可能
プレビュー不可能
(補足)プレビューとテキスト文字について
プレビューで参照可能なテキストは半角英数のみとなっております。
(全角文字をプレビ
ューで表示すると文字化けします)
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ISL AlwaysOn 2.2.7-5
 その他:
リモート先 PC に対して、アクションを実行します。
(補足)複数の端末を対象にした場合について
複数の(オンライン状態の)端末に一アクションを実行する場合は、対象端末のチェックボッ
クスに☑を入れ、リスト上部の[その他]からアクションを選択します。
◆ 編集: コンピューター情報の編集ができます
・コンピューター名:
「ドメイン\コンピューター名」が表示されます
・詳細:一覧に表示するコンピューター名を変更します
・タグ:検索用のタグを付与します
・共有しているユーザー(グルーピング機能):
コンピューターを共有(接続を許可)するユーザーを指定します。
(補足)グルーピング機能について
1) パブリッククラウドライセンスで共有コンピューター(グルーピング機能)を利用する際は
アドバンスモードをご利用ください。(アドバンスモードの詳細は、以下の FAQ ページをご
参照ください。)
Q: パブリッククラウドライセンスで複数のオペレーターで別々のユーザ名とパスワードを使用できますか?
http://www.islonline.jp/help/faq_account.html
20
ISL AlwaysOn 2.2.7-5
2) オンプレミスライセンスで共有コンピューター(グルーピング機能)を有効にするには、事
前に ISL Conference Proxy の管理画面で設定を行う必要があります。※
3) グルーピングは複数の端末に対して一斉に設定(登録/解除)することもできます。※
※2)および 3)の手順については、別紙 『常駐接続(ISL AlwaysOn)大量導入&アップグレード
マニュアル』の「5. 一斉グルーピング」をご参照ください。
◆ 削除: 選択したコンピューターをリモートコンピューターの一覧から削除します。
◆ 履歴: 選択したコンピューターに接続した履歴を閲覧します。検索条件を指定すると、履
歴が表示されます
◆パスワード変更: 端末のパスワードの変更ができます。
1.「変更するパスワード」で、変更するパスワードの種類を選択します。
(注意)
初期設定でご利用中の場合は「メインパスワード」を選択してください。
(パスワードの種類については、6.1 アクセスパスワードをご参照ください)
2. 「メインパスワード」に、現在使用しているメインパスワードを入力します。
(個別パスワードを変更する場合もメインパスワードの入力が必要です)
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ISL AlwaysOn 2.2.7-5
注意:
個別パスワードを変更する場合は、事前に端末のメインパスワードを「ON」にして
おく必要があります。
(P47 を参照)
3. 「新しいパスワード(新規パスワード)
」および「
(再入力)
」の欄に、新しいパスワード
を入力します。
4. [変更する(実行する)]ボタンをクリックすると、実行を開始します。完了するとメッ
セージが表示されます。
※実行が完了すると、
メインパスワードを変更した場合は「password was changed」
個別パスワードを変更した場合は「Connection password was
changed」のメッセージが表示されます。
(補足)パスワードの一斉変更について
複数の端末のパスワードを一斉に変更する場合は、以下の手順に従って下さい。
(パスワードを一斉に変更する場合は、各端末に設定されているパスワードが全て共通して
いる必要があります。)
[手順]
1. コンピューターの一覧の右上にある、[その他]から 「パスワード変更」を選択します。
(オンプレミスライセンスの場合は、事前に実行端末を選択しておく必要があります)
2. パスワードの変更画面が表示されます。
変更するパスワードの種類を選択し(※)
、新しいパスワードを入力します。
(注意)初期設定でご利用中の場合は「メインパスワード」を選択してください
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ISL AlwaysOn 2.2.7-5
3. 現在利用中の(各端末の共通の)
「メインパスワード」を入力し、[変更する]のボタン
をクリックするとパスワードの変更を開始します。
(表示している端末の上から順番に
パスワードの変更を開始します。
)
パスワードの変更が完了した端末は、[状態]欄に「完了」の文字が表示されます。
(メインパスワードが異なる端末が存在していた場合は、アクションが途中で中断され
ます。アクションを再開する場合は、中断された端末の横に表示される入力欄に有効な
「メインパスワード」を入力し、改めて[送信する]をクリックします。
)
◆システム情報: 端末のシステム情報が確認できます。
アクションを実行すると、システム情報の取得を開始して情報を表示します。
◆EXE 実行:
選択したコンピューターに、システムアカウントで特定の exe を実行します。
(EXE 実行は、リモート先 PC が Windows の場合のみ実行できます。)
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(注意)
・EXE 実行を行うには、あらかじめ接続先の端末内の以下の場所に「trusted」という名前の
フォルダを作成し、その中に実行する exe を保存しておく必要があります。
▼32bit OS の場合: C:\Program Files\ISL Online\ISL AlwaysOn
▼64bit OS の場合: C:\Program Files (x86)\ISL Online\ISL AlwaysOn
・EXE 実行は「システムアカウント」で実行されます。接続先のユーザーがログインしてい
るアカウントで実行するものではありません。
[手順]
1. 実行先の端末のアクセスパスワードを入力します。
2.「引数」欄に実行する exe の名前を入力し、[EXE 実行]をクリックします。
3. 完了するとメッセージが表示されます。 [閉じる]をクリックして終了します。
([EXE 実
行]をクリックすると、再度 EXE 実行を行います)
※実行か完了すると、
「Command ok」の
メッセージが表示されます
◆シャットダウン: 端末の電源管理(シャットダウン/再起動)ができます。
[手順]
1. [アクション選択]から任意のアクション(再起動またはシャットダウン)を選択します。
2. アクセスパスワード欄に「メインパスワード」を入力して[実行する]をクリックします。
3. 端末の再起動(またはシャットダウン)が行われます。
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ISL AlwaysOn 2.2.7-5
◆ISL AlwaysOn アップグレード: 端末の AlwaysOn のアップグレードができます
(補足)
・[ISL AlwaysOn アップグレード]は、端末側の自動アップグレードの設定が有効で、かつ
オンライン状態のときのみ実行できます。
・ISL AlwaysOn アップグレードを実行しても、画面は切り替わりません。すぐにアップグ
レードを開始します。
・アップグレードを開始すると、プロダクトログイン画面の上部に「Upgrade ISLAlwaysOn
action initiated.(アップグレードが開始されました)
」の文字が表示されます。
4.5 ログアウト
[ログアウト]をクリックすると、プロダクトログインページからログアウトします。
▼パブリッククラウドライセンスの場合
▼オンプレミスライセンスの場合
25
ISL AlwaysOn 2.2.7-5
5
ISL AlwaysOn メインウィンドウ
メインウィンドウでは、マイコンピューターの一覧を参照し、簡単に接続を開始できます。また、
言語設定のほか、コンピューターの状態やアクセス履歴などの設定ができます。
メインウィンドウの表示:
▼Windows の場合
システムトレイ上の ISL AlwaysOnアイコンをクリックして、
[メインウィンドウ]
を選択します。
▼Mac の場合
メニューバー上の ISL AlwaysOn アイコンをクリックして、
[メインウィンドウ]を選択します。
ISL AlwaysOn
メインウィンドウ
(補足) 接続中のセッションについて
接続オプションの「ISL Light Client を利用する」
のチェックボックスに☑が入っていない状態で接続
を開始した場合は、接続中、接続される側の ISL
AlwaysOn アイコンをクリックするとメインウィンド
ウの下に「接続中のセッション」が表示されます。
「接続中のセッション」では、現在その端末に対して接続中のオペレーター(ユーザー)名が確認できるほか、
実行中のセッションを停止できます。(接続オプションの詳細は、P7-8 をご参照ください)
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ISL AlwaysOn 2.2.7-5
5.1
マイコンピュータ
1.
[ユーザー名]と[パスワード]を入力し、[ログイン]をクリックします。
2.
マイコンピュータ一覧が表示されます。
各端末の情報(コンピュータ名、IP アドレス、
状態、タグ)が確認できます
※オンラインの端末は、[接続]をクリックして
リモート接続を開始できます
・[このコンピューターを追加]
現在使用している PC が、マイコンピュータ一覧に登録されていない場合に表示されます。
クリックすると、ISL AlwaysOn のインストール用 exe をダウンロードします。
・[アクセス許可を Email で依頼]
現在表示している端末のリモートアクセス許可を、特定のユーザーに Email で送信します。
クリックすると、メールソフトが起動します。内容を確認し、Email アドレスを入力して送信します。
※デフォルトのメール設定がされていない場合は、
クリックしてもメールソフトは起動しません。
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ISL AlwaysOn 2.2.7-5
5.2
簡易設定
1.
ISL AlwayOn メインウィンドウを起動し、[簡易設定]タブをクリックします。
2.
簡易設定の画面が表示されます。
・コンピューターの状態:
ISL AlwaysOn をインストールしている端末の現在の状態を確認・変更できます
・リモートユーザー:端末に接続できるオペレーターの追加・削除・設定の変更ができます
・ファイル共有: 共有ファイルの設定(追加・解除・設定の変更など)ができます
・アクセス履歴: 端末の履歴情報を確認できます
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ISL AlwaysOn 2.2.7-5
「簡易設定」各項目の説明
◆ コンピューターの状態:
使用している PC の現在の状態を確認・変更できます。
1. [変更]をクリックします。
2. 有効にしたい機能のチェックボックスをオンにして、[OK]をクリックします。
・リモートアクセス(接続)
・デスクトップ共有
・ファイル共有
(補足)
[リモートアクセス]のみにチェックを入れた場合も、デスクトップ共有および「その他」の
パスワード変更・シャットダウン・システム情報は実行できません。
3. チェックボックスをオンにした機能は“有効”
、オフにした機能は“無効”と表示さ
れます。
◆ リモートユーザー:
リモートユーザー(端末に接続できるオペレーター)の追加・削除・変更ができます
リモートユーザーの追加
1. [追加]をクリックします。
2.「インビテーションコード」または追加したいリモートユーザーの「ユーザー名」
と「パスワード」
(※)を入力します。
(補足)ここで追加するリモートユーザーは、あらかじめ作成しておく必要があります。
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ISL AlwaysOn 2.2.7-5
(補足):インビテーションコードについて
インビテーションコードは、プロダクトログインページ(常駐接続)で「アクセス許
可を Email で依頼」をクリックして確認できます。
インビテーションコード(12 桁)
3. [アクセス許可]をクリックします。
4.「ISL AlwaysOn リモートアクセス許可」ウィンドウが表示されます。
[アクセス許可]をクリックすると、リモートユーザーが追加されます。
リモートユーザーの変更
1. リモートユーザー右端の、歯車マークをクリックします。
クリック
2. 設定メニューが表示されます。[変更]を選択します。
3. 設定画面が表示されます。
4. 各種設定の変更を行います。
(各設定内容については 6.1(基本設定)
、6.2(デスクトップ共有)
、6.3(ファイル共
有)をご参照ください。個別パスワードについては P37 をご参照ください。
)
5. [保存]をクリックすると、変更内容が保存されます。
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ISL AlwaysOn 2.2.7-5
リモートユーザーの削除
1. リモートユーザー右端の、歯車マークをクリックします。
クリック
2. 設定メニューが表示されます。[変更]を選択します。
3. 確認画面で[はい]をクリックすると、リモートユーザーが削除されます。
◆ファイル共有
共有ファイルの追加・解除・設定の変更ができます。ファイル共有を行うことで、オンライン
状態にあるリモート端末と、デスクトップ共有をせずにファイル(フォルダー)を簡単に共有
できます。
共有ファイルの設定(ファイルの追加)
1. [追加]をクリックします。
2. 共有ファイルの詳細を設定します。
▼[場所]:共有ファイル(フォルダー)の場所を指定します
・ハードディスクドライブ:全てのドライブを共有します
・パブリックフォルダー:
「ISL AlwaysOn」フォルダーを共有します
・カスタム:[参照]をクリックして、任意のファイル(フォルダー)を共有します。
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ISL AlwaysOn 2.2.7-5
(補足)
「ISL AlwaysOn」フォルダーは、OS ごとに格納されている場所が異なります。
(例:Windows 7、8、8.1、10 の場合 C:\Users\Public\ISL AlwaysOn)
※ 参考
任意のファイル(フォルダー)上で右クリック→ [送る] > [ISL AlwaysOn public
Folder]を選択すると、
「ISL AlwaysOn」フォルダー内にファイル(フォルダー)
をコピーできます。
▼[アクセス認証]:共有ファイルアクセス時の、認証の種類を設定します
・公開:認証なしでアクセスできます
・プライベート:許可されたユーザーのみアクセスできます
(
「アクセス時にパスワードを要求する」にチェックを入れると、共有ファイルアクセス
時にメインパスワードの入力が必要になります。
)
▼[アクセス許可の範囲]:アクセスの許可範囲を設定します
・ダウンロードのみ:ZIP ダウンロードのみ可能になります
・フルコントロール:ZIP ダウンロードのほか、ファイル(フォルダー)の削除、アッ
プロード、新規フォルダーの作成ができます
3.[OK]をクリックします。
4.ファイル共有欄に、共有ファイルが追加されます。
共有ファイルの設定・解除
1. 共有ファイル右端の、歯車マークをクリックします。
クリック
2. 設定メニューが表示されます。設定する内容を選択します。
①
②
③
④
⑤
⑥
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ISL AlwaysOn 2.2.7-5
①
共有ファイルの URL を Email で送信します
②
共有ファイルの URL をコピーします。[Ctrl+V]でメモ帳などに張り付けるこ
とができます。
③
共有ファイルの中身を、Explorer 上で確認できます
④
共有ファイルの中身を、ブラウザ(プロダクトログイン画面)上で確認でき
ます
⑤
共有の設定内容を変更します
⑥
共有を解除します
3.[保存]をクリックします。
◆アクセス履歴
端末に対するアクセス(接続)履歴の検索・確認・エクスポートができます
履歴の検索
1. [履歴の検索]をクリックします。
2.「ユーザー」
「タイプ」
「期間」
「検索(任意)
」条件を入力して、検索を行います。
履歴の詳細表示
1. [履歴の検索]をクリックします。
2. [オプション]の矢印をクリックし、[全てのイベントを表示]を選択します。
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ISL AlwaysOn 2.2.7-5
3.リスト内の各履歴の左に▸マークが表示されるので、クリックして詳細を表示します。
履歴のエクスポート:履歴を XML ファイルとして保存できます
1. [履歴の検索]をクリックします
2. 履歴の検索などを行い、履歴を表示します。
3. ウィンドウ下にある、
[エクスポート]ボタンをクリックします。
4. 保存先とファイル名を指定して、
[保存]ボタンをクリックします。
5. 履歴が XML ファイルとして保存されます。
履歴の削除
1.[クリア]ボタンをクリックします。
2. 確認のメッセージが表示されます。[はい]をクリックすると履歴が削除されます。
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ISL AlwaysOn 2.2.7-5
5.3
ログアウト
ISL AlwaysOn メインウィンドウから、ログアウトします
※[ログアウト]をクリックすると、ログアウトして
「マイコンピュータ」画面に戻ります
その他の設定:
◆ヘルプボタン
:
ISL オンライン製品ヘルプセンターのページにジャンプします。
◆メニュータブ:
言語変更のほか、設定ウィンドウの表示などを行うことができます。
(Windows の場合)
1. [ISL AlwaysOn]の右にある▼をクリックします
2. 機能一覧が表示されます
3. 機能を選択します
各機能について
言語
ISL AlwaysOn で使用する言語を選択します
(右側の▸をクリックして、使用する言語を選択します)
設定
「ISL AlwaysOn 設定」ウィンドウを開きます
(※「ISL AlwaysOn 設定ウィンドウ」については 6 をご参照ください)
ヘルプ
ISL オンライン製品ヘルプセンター、各種マニュアル一覧のページにジャン
プします
バージョン情報
現在ご使用中の ISL AlwaysOn 情報の確認ができます
(※「バージョン情報」については、7 をご参照ください)
閉じる
ISL AlwaysOn メインウィンドウを閉じます
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ISL AlwaysOn 2.2.7-5
◆メニューバー:
ISL AlwaysOn がアクティブな状態のとき、メニューバーから選択することができます。
(※補足: 2016 年 11 月現在、メニューバーは英語で表示されます。
)
各機能について
Hide ISL AlwaysOn ISL AlwaysOn メインウィンドウを隠します。
(Doc 上の ISL AlwaysOn のアイコンをクリックすると、再表示されます)
Hide Others
デスクトップ上に ISL AlwaysOn 以外のウィンドウが表示されている際、そ
れらのウィンドウを全て隠します。
Show All
「Hide Others」で隠したウィンドウを、再びデスクトップ上に表示します。
(Doc 上のアイコンをクリックして再表示することも可能です)
Quit ISL AlwaysOn ISL AlwaysOn メインウィンドウを閉じます
6
ISL AlwaysOn 設定ウィンドウ
設定ウィンドウでは、ISL AlwaysOn を詳細に設定することができます。
設定ウィンドウの表示:
システムトレイ上の ISL AlwaysOn アイコンをクリックし、
[設定]を選択します。
(Windows の場合)
(Mac の場合)
ISL AlwaysOn 設定ウィンドウ
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ISL AlwaysOn 2.2.7-5
6.1
基本設定
◆コンピューターの状態:使用している PC の現在の状態の確認・変更ができます。
(設定方法については、5.2「コンピューターの状態」をご参照ください。
)
◆アクセスパスワード:使用している端末の、パスワードの変更ができます。
(注記)パスワードの種類について
・メインパスワード:
標準で使用するパスワードです。
(インストール時に設定したパスワードは、メインパスワードとして設定されます)
・ワンタイムパスワード:
1度のみ使用可能なパスワードを発行する場合に設定します。
・
(個別パスワード)
:
リモートユーザーごとに、メインパスワードと異なるパスワードを使用する際に設定
します。
※ 個別パスワードは、リモートユーザーごとの[設定]画面上でのみ設定できます。
個別パスワードは ISL AlwaysOn 設定ウィンドウの[基本設定]には表示されません。
(個別パスワードの設定方法は、P46 をご参照ください。
)
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ISL AlwaysOn 2.2.7-5
(補足)ワンタイムパスワードの発行方法について
1. [ワンタイムパスワード]左のチェックボックスをクリックして、[パスワード発行]
をクリックします。
2. 確認メッセージが表示されます。[はい]をクリックします。
3. パスワードが発行されます。発行されたパスワードを PDF ファイルで保存します。
4. 保存した PDF ファイルを開き、発行されたパスワードを確認します。
5. 接続時に、ワンタイムパスワードを入力します。
発行されたパスワードの表を参照し、
表示された番号欄の 8 桁の文字数字を入
力します
38
ISL AlwaysOn 2.2.7-5
◆リモートユーザー
リモートユーザーの追加
1. リモートユーザー一番上の欄の右側に表示される、
「+」マークをクリックします
2.「インビテーションコード」または追加したいリモートユーザーの「ユーザー名」
と「パスワード」を入力し、[アクセス許可]をクリックします。
※ここで追加するリモートユーザーは、あらかじめ ISL
Conference Proxyの管理画面でユーザー登録しておく必
要があります。
(インビテーションコードは、プロダクトログインページで確認できます。詳しくは P30 を
ご参照ください。)
3.
「ISL AlwaysOn リモートアクセス許可」ウィンド
ウが表示されます。
[アクセス許可]をクリックすると、リモートユー
ザーが追加されます。
リモートユーザーの削除:リモートユーザーを削除することができます
1.
リモートユーザー右端の、歯車
マークをクリックします。
2.
設定メニューが表示されます。[削除]を選択します。
3.
確認画面が表示されます。[はい]をクリックす
ると、4. リモートユーザーが削除されます。
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ISL AlwaysOn 2.2.7-5
リモートユーザーの設定変更:リモートユーザーの設定を、ユーザーごとに変更できます
1.
リモートユーザー右端の、歯車
マークをクリックします。
2.
設定メニューが表示されます。[変更]を選択します。
3
選択したリモートユーザーの[設
定]画面が表示されます。
各種設定の変更を行います。
設定が終了したら、[保存]をクリッ
クします。
(補足)個別パスワードの設定について
個別パスワードは、リモートユーザーごとの[設定]画面上でのみ設定できます。また、設定
後はプロダクトログイン画面の「パスワード変更」から変更できます。
[手順]
1.[個別パスワード]左のチェックボックスを ON にし、[パスワード変更]をクリックします。
(個別パスワードのみ使用する場合は、メインパスワードのチェックボックスを OFF に
してください)
2. パスワードを入力し、[OK]をクリックします
3. [保存]をクリックして、設定を保存します。
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ISL AlwaysOn 2.2.7-5
◆Email 通知:
コンピューターにアクセスが行われた際に、指定した Email アドレス宛に通知を送信します。
(オンプレミスライセンスで Email 通知機能を使用するには、別途メールサーバーを立てる必要
があります。
)
[手順]
1. 送信先のアドレスを入力し、Email 通知を行うイベントのチェックボックスを ON にします
2. [保存]をクリックします。
(補足)
ISL AlwaysOn を使用してコンピューターにアクセスを行い、接続に成功した場合は Email の本
文にセッションコードの情報が含まれます。 接続に失敗もしくはフィルタリングなどの制限に
かかった場合には、セッションコードの情報は含まれません。参考までに、Email 告知(例)を
以下に記載いたします。
----------[ 成功した場合の例 ]-------------------コンピューター [localdomain\machinename] のアクセス通知
アクセス日時 2012-04-25T03:14:32Z
ユーザ \\isldomain\islmachinename
アクセス元 XXX.195.158.193
セッションコード 12345678
----------------------------------------------------------------[ 失敗した場合の例 ]-------------------コンピューター [localdomain\machinename] のアクセス通知
アクセス日時 2012-04-25T03:18:03Z
ユーザ \\isldomain\islmachinename
アクセス元 XXX.195.158.193
--------------------------------------------------
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ISL AlwaysOn 2.2.7-5
◆その他の設定
①
②
③
① タスクトレイに ISL AlwaysOn のアイコンを表示します
(Windows の場合)
(Mac の場合)
② ISL AlwaysOn の[設定]画面を開く際、メインパスワードの入力が必要になります
③ 端末の ISL AlwaysOn の自動アップグレードを有効にします
[手順]
1. 設定したい項目の、チェックボックスを ON にします。
2.[保存]をクリックします。
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ISL AlwaysOn 2.2.7-5
6.2 デスクトップ共有
◆コンピューターの状態:
使用している PC の「デスクトップ共有」について、設定の確認・変更ができます。
◆接続オプション:
端末にリモート接続が行われた際のオプションを設定します。
(補足)
・[接続前に確認を行う]と[接続拒否を有効にする]のオプションについては、リモートユーザー
ごとの[設定](P40 参照)がここでの設定よりも優先されます。
・[セッション開始時に、コンピューターをロックする]および[セッション開始時に、ブラックス
クリーンを有効にする]のオプションは、ここでの設定またはリモートユーザーごとの[設定]
でどちらかが ON(有効)になっている場合に ON(有効)として実行されます。
・クライアントの同意でアクセスを許可する:
接続を開始すると、接続される端末側にリモート接続が開始されたメッセージを表示します。
接続される側でアクセスを「許可」すると、接続する側でアクセスパスワードの入力をせずに
リモート接続を開始できます。
(※2016 年 11 月現在、この機能はご利用いただけません)
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ISL AlwaysOn 2.2.7-5
・接続前に確認を行う:
接続開始前に、リモート接続が開始されたメッセージを表示します。[確認時間]でメッセージ
が表示される時間を設定できます。
([確認時間]で設定可能な上限は、120 秒です)
カウントダウンが始まり、0 になると自動
で接続が開始されます。
[OK]をクリックすると、ただちに接続を開
始することができます
・接続拒否を有効にする:
[接続拒否を有効にする]を ON にすると、クライアント側で接続が拒否できます。
([確認時間]で設定可能な上限は、120 秒です)
[許可]をクリックすると、
ただちに接続が
開始されます
[拒否]をクリックすると、ただちに接続が拒否され、リモート先 PC で接続が拒否された内容
を示すメッセージが、接続を行ったユーザー側に表示されます。
何もしなければカウントダウンが始まり、0 になると、[初期設定]を「許可」にしていた場合
は自動で接続が開始され、
「拒否」にしていた場合は自動で接続が拒否されます。
・セッション開始時に、コンピューターをロックする:
接続時に、キーボードとマウスが無効になります。
・セッション開始時に、ブラックスクリーンを有効にする:
接続時に、自動でブラックスクリーンになります。
◆詳細設定:
・デフォルトのサーバー設定を有効にする(オンプレミスライセンスのみ):
(2016 年 11 月現在、この機能はご利用いただけません)
・ISL Light Client を利用する:
チェックボックスにチェックを入れると、この端末に対して接続が行う際は自動的に ISL
Light Client を利用して接続が行われるようになります。
このチェックボックスにチェックが入っている場合は、接続する側で接続オプションの「ISL
Light Client を利用する」のチェックを外しても、自動で ISL Light Client を利用して接続
が行われます。
(接続オプションに関しては P7-8 をご参照ください)
44
ISL AlwaysOn 2.2.7-5
◆レコーディング:
端末に対して画面共有が行われた際に、自動的にレコーディング(録画)が実行されます。
[手順]
1. [セッションレコーディングを有効にする]のチェックボックスを ON にします。
2. [参照]をクリックして、レコーディングファイルの保存先を指定します。
3. 端末に対して画面共有が行われた際に、自動的にレコーディングが実行されます。
(補足)
・レコーディングファイルのサーバー内の自動保存について(オンプレミスライセンス)
オンプレミスライセンスでは、サーバー内の任意の場所にレコーディングファイルの自動保存
ができます。(詳しくは別紙『ISL Conference Proxy 新規セットアップマニュアル』をご参照
ください)
注意:
2016 年 11 月現在、レコーディングファイルのサーバー内の自動保存を有効に設定すると、
Mac の PC 上でプロダクトログインページ(常駐接続)から接続を開始できなくなります。
(詳
しくは別紙『ISL Conference Proxy 新規セットアップマニュアル』をご参照ください)
・レコーディングファイル(.isr)の再生方法について
録画したファイルは「.isr」拡張子のついたファイル名で保存されます。「.isr」ファイルは
専用のプログラムである ISL Player で再生できます。
(ISL Playert の詳細は、別紙『ISL Light 4 マニュアル』の 6.3「録画したファイルを再生す
る」「ISL Player について」をご参照ください。)
6.3 ファイル共有
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ISL AlwaysOn 2.2.7-5
◆コンピューターの状態:
使用している PC の「ファイル共有」について、設定の確認・変更ができます。
◆ファイル共有:共有ファイルの追加・解除・設定の変更ができます
ファイルの追加
1. [ファイル共有]欄の一番上、右側に表示される、「+」マークをクリックします。
クリック
2. 「ファイル共有の追加」ウィンドウが表示されます。共有ファイルの詳細を設定します。
(※設定方法については、6.3 をご参照ください)
3. [OK]をクリックします。
4. ファイル共有欄に、共有ファイルが追加されます。
(補足)共有ファイルの追加について
共有ファイルは、以下の方法で追加もできます。
1. 共有したいフォルダー(ファイル)の上で、右クリックします
右クリック
2. [このフォルダーを ISL AlwaysOn で共有する]を選択します
3. ウィンドウが表示されます。共有ファイルの詳細を設定します。
4. 共有ファイルが追加されます。
ファイルの設定・解除
1. 各共有ファイル右端の、歯車マークをクリックします。
2. 設定メニューが表示されます。設定する内容を選択します。
(※設定の詳細については、6.3 をご参照ください)
3. [保存]をクリックします。
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ISL AlwaysOn 2.2.7-5
6.4 詳細設定
◆接続オプション:
アドバンスユーザー向けの設定です。
「RDP 接続を有効にする」の接続オプションが使えるよう
になります。
([接続オプション]に関しては、P7-8 をご参照ください)
デフォルトでは、[デフォルトのサーバー設定を有効にする]のチェックボックスはオンになって
おり、オプションは無効の状態となっています。[デフォルトのサーバー設定を有効にする]のチ
ェックボックをオフにして、[RDP 接続を有効にする]のチェックボックスをオンにした後、[保
存]をクリックすると、オプションが有効になります。
オプションが有効になると、リモート先 PC に ISL AlwaysOn で接続を行う際、
「RDP 接続を有効
にする」の接続オプションが使えるようになります。
「RDP 接続を有効にする」の接続オプショ
ンのチェックボックスにチェックを入れて接続を行うと、RDP で接続中のセッションに対して、
ISL AlwaysOn で接続を行うことができるようになります。
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ISL AlwaysOn 2.2.7-5
◆Wake On LAN:
アドバンスユーザー向けの設定です。
固有の IP アドレスやポート(UDP)番号を指定し
て Wake On LAN の設定をカスタマイズします。
(補足)
WakeOnLAN 機能は、各端末の電源やマザーボード、OS が ACPI 機能に対応しているほか、ネット
ワークアダプタがマジックパケットを解釈できる場合に有効です。また、Windows 端末の場合、
BIOS 画面で各種設定を行う必要があります。
(Windows の WakeOnLAN の詳しい設定方法について
は、
『ISL AlwaysOn Wake On LAN 設定ガイド』をご参照ください)
◆スリープモード:
ISL AlwaysOn をインストールしている端末を、スリープモードに移行できるようにします
(補足)Mac の場合
端末が Mac および Windows8 以降の場合は、特に設定する必要はありません。システム環境設
定(省エネルギー)の設定に従ってスリープモードに移行します。
Windows の場合、デフォルトでは、[デフォルトのサーバー設定を有効にする]のチェックボック
スはオンになっており、ISL AlwaysOn をインストールしている端末は、スリープモードに移行
しません。スリープモードに移行するには、[デフォルトのサーバー設定を有効にする]のチェッ
クボックをオフにして、[スリープモードの移行を有効にする]のチェックボックスをオンにした
後、[保存]をクリックします。
◆接続:
ISL AlwaysOn の接続で使用する、ポート番号(80、443、7615)を選択します。
(※補足: 2016 年 11 月現在、ポート番号(80、443、7615)指定の機能は利用できません)
・詳細設定:
アドバンスユーザー向けの設定です。プロキシサーバー経由でインターネットに接続する場合
などに使用します。
1. [詳細設定]をクリックします
2. プロキシの詳細を設定します。設定後はサービスの再起動([コントロールパネル]-[管理
ツール]-[サービス]-[ISL AlwaysOn]を右クリックして再起動)を行ってください。
48
ISL AlwaysOn 2.2.7-5
※プロキシを使用した環境の場合は、通信方式が『自動検出』
(デフォルトの設定)となっ
ていることを確認し、プロキシの設定を入力してください。
(Mac の場合)
direct, wsstun-proxy, wsstun-direct, wstun-proxy, httpt-proxy, wstun-direct,
httpt-direct, https-direct, https-proxy, https-direct のみ表示されます。
(2016 年 11 月現在、HTTP pac ファイルはサポートしておりません。
)
3.[接続テスト]をクリックして、接続に問題がないかどうか確認します。
・コネクションテスターを起動:
コネクションテスター(ISL Tester)を起動します。
コネクションテスター(ISL Tester)では ISL AlwaysOn の接続・転送テストを行い、最適
な接続方法を検出できるほか、接続・転送のログファイルを保存することができます。
(Mac の場合)
: 2016 年 11 月現在、Mac 版ではこの機能はご利用できません)
(補足) 接続・転送ログファイルの取得方法について
1.コネクションテスターを起動し、[接続テスト]をクリックして接続テストを開始します。
処理が停止するまでしばらく待ちます。
2. 処理が停止したら[ログを保存]をクリックし、ログファイルを任意の場所に保存します。
3. 同様に、[転送テスト]をクリックして、転送テストを開始します。ログファイルを任意
の場所に保存します。
(接続・転送ログファイルは主にトラブルシューティング目的で使用します)
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ISL AlwaysOn 2.2.7-5
◆フィルタ:
IP アドレスまたは MAC アドレスを指定して、端末へのアクセスを制限することができます。
1. [フィルタへのアクセスを有効にする]のチェックボックスをオンにします
2. アクセスを許可する場合は"allow"、禁止する場合は"deny"と記述します。
書式:(allow_|deny_)(all|ip|mac)[;(allow_|deny_)(ip|mac)...]
例:MAC アドレス[00-12-34-56-78-90]による接続を禁止する場合
deny_mac 00-12-34-56-78-90;allow_all
または
"deny"と"all"を組み合わせて利用してください。
複数の設定を行う場合は、[;](セミコロン)
deny_mac 00-12-34-56-78-90
または改行で追記します。
allow_all
3. [保存]をクリックします
(補足)
:
・フィルタリング設定は、上から下の順に読み取りが行われ、該当するものが1つでもあると
以降の設定は読まない形となります。そのため「XXX_all」 を入力すると、それ以降に記載
された内容は無視されてしまうので、最後に記載する必要があります。
例:
allow_ip XXX.CCC.BBB.111
allow_ip XXX.CCC.BBB.122
allow_ip XXX.CCC.BBB.103
deny_all
・IP アドレスと MAC アドレスを混在させた表記での設定はできません。
・iOS 7.X 以上をインストールしている iOS 端末は、Mac アドレスによるフィルタリング(ア
クセス制限)はできません。
・Light 4 の UI(常駐接続)から接続した場合は、ISL AlwaysOn の MAC アドレスによるアクセ
スフィルタ条件は適用されません。
(詳細は別紙『ISL Light 4 マニュアル』をご参照くだ
さい)
◆履歴:選択したコンピューターに接続した履歴を閲覧します。
(アクセス履歴に関する詳細は、P33 をご参照ください)
50
ISL AlwaysOn 2.2.7-5
7
バージョン情報
ISL AlwaysOn のバージョン情報の確認、及びアップグレードができます。
バージョン情報の表示:
システムトレイの ISL AlwaysOn アイコンをクリックし、
[バージョン情報]を選択します。
▼ Windows の場合
▼ Mac の場合
①
③
④
①
ISL Online 製品ヘルプセンター(著作権およびライセンス情報)へジャンプします
②
ISL Online 製品ヘルプセンター(各種マニュアル一覧)のページにジャンプします
現在インストールされている ISL AlwaysOn のバージョン確認を自動
で行います。最新バージョンが見つかった場合は、[アップグレード]
ボタンが表示されます。
[アップグレード]ボタンをクリックすると、自動で ISL AlwaysOn の
アップグレードを開始します
③
④
8
②
ウィンドウを閉じます
コンピューターの状態
使用している PC の現在の状態の確認・変更ができます
ウィンドウの表示:
システムトレイのISL AlwaysOnアイコンをクリックし、
[コンピューターの状態]
を選択します。
▼ Windows の場合
▼ Mac の場合
51
ISL AlwaysOn 2.2.7-5
(
「コンピューターの状態」の設定方法については、5.2 をご参照ください。
)
9
オフラインモード
ISL AlwaysOn をオフラインモードに移行します。オフラインモードに移行すると、他のマシンから
アクセスができなくなるほか、タスクトレイからも ISL AlwaysOn のアイコンが非表示になります。
9.1 オフラインモードへの移行:
1. システムトレイの ISL AlwaysOn アイコンをクリックし、[オフラインモード]を選択します。
▼ Windows の場合
▼ Mac の場合
2.確認メッセージが表示されます。[はい]をクリックします。
3. 設定画面が開きます。[コンピューターの状態]のオプションが、全て“無効”に切り替わり、
ISL AlwaysOn がオフラインモードに移行します。
9.2 オフラインモードの解除:
▼Windows の場合
コンピューターの「すべてのプログラム」から ISL AlwaysOn のプログラムを起動して、ISL
AlwaysOn の設定画面を開きます。
オフラインモードの解除許可に関するメッセージが表示され
たら、[はい]をクリックします。
52
ISL AlwaysOn 2.2.7-5
▼Mac の場合
コンピューターのアプリケーションから ISL AlwayOnSettings.app を起動して、ISL AlwaysOn
の設定画面を開きます。Windows と同様、オフラインモードの解除許可に関するメッセージが
表示されたら、[はい]をクリックします。
オフラインモード解除後、
接続を有効にするには[コンピューターの状態]のリモートデスクトッ
プおよびデスクトップ共有のオプションが「有効」になっている必要があります。
オプションを全て「有効」にしたい場合は[変更]ボタンをクリックし、それぞれのチェックボッ
クスにチェック☑を入れて[OK]をクリックします。
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ISL AlwaysOn 2.2.7-5
10
ISL AlwaysOn のアンインストール
ISL AlwaysOn のアンインストールを行う際は、下記の手順に従ってください。
▼WindowsOS の場合
1. ISL AlwaysOn のサービスを停止します。
(Windows のスタートメニューから[コントロールパネ
ル]-[管理ツール]-[サービス]を選択して、[ISL AlwaysOn Service]を停止します)
2. ISL AlwaysOn のアンインストールを行います。
([コントロールパネル]から[プログラムの追加
と削除]または[プログラムと機能]を開き、[ISL AlwaysOn]を選択して[削除]をクリックします。
)
3. ハードディスク上のすべてのデータファイルを削除する場合は、
以下のインストールフォルダを
削除します。
▼32bit OS の場合
C:\Program Files\ISL Online\ISL AlwaysOn
▼64bit OS の場合
C:\Program Files (x86)\ISL Online\ISL AlwaysOn
4.
レジストリを削除する場合は以下のレジストリキーを削除します。
(注意)レジストリを削除すると、ユーザーパスワードやアクセスパスワードなどの接続ため
の設定値や接続を行ったサーバーの履歴等が消去されますのでご注意ください。
▼32bit OS の場合
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ISL Online\AutoTransport
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ISL Online\Grid
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ISL Online\ISL AlwaysOn
▼64bit OS の場合
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\ISL Online\AutoTransport
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\ISL Online\Grid
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\ISL Online\ISL AlwaysOn
▼Mac の場合
1. 「 Finder 」か ら「アプリケーション」を開き 、「 ISL AlwaysOn 」フォルダ内の [ISL
AlwaysOnUinstall.app]を実行し、プログラムをアンインストールします。
2. ハードディスク上のすべての関連ファイルを削除する場合は、
以下のディレクトリを削除します。
/etc/islonline
/library/Application Support/ISL AlwaysOn
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ISL AlwaysOn 2.2.7-5
製品の詳しい情報につきましては、以下の ISL Online ウェブページをご参照ください。
http://www.islonline.jp/
ISL Online 開発元
XLAB d.o.o.
Pot za Brdom 100
SI-1000 Ljubljana
Slovenia, EU
URL: http://www.xlab.si/
ISL Online 国内総販売代理店
株式会社オーシャンブリッジ
〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂 1-20-8
寿パークビル 7F
URL: http://www.oceanbridge.jp/
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