仕様書等 [PDFファイル/438KB]

平成28年度整備事業
消防ポンプ自動車仕様書
(CD-Ⅰ型)
阿賀野市消防本部
CD-Ⅰ型消防ポンプ自動車仕様書(オールシャッター型)
第1
総
則
1 目的
この仕様書は、阿賀野市が平成 28 年度に購入するオールシャッター型消防ポン
プ自動車(以下「本車両」という。
)の仕様について必要な事項を定める。
2 法令適合等
本車両の製作は、この仕様書および製作承認図等(契約後受注者にて製作する
こと。
)によるほか、次に掲げる法律等に適合し、かつ、緊急自動車として承認を
得られるものとする。
(1) 消防用車両の安全基準検討委員会が定める「消防用車両の安全基準について」
の項目を満足すること。
(2) 動力消防ポンプの技術上の規格を定める省令(昭和 61 年自治省令第 24 号)
(3) 道路運送車両法(昭和 26 年法律第 185 号)
(4) 道路運送車両の保安基準(昭和 26 年運輸省省令第 67 号)
(5) その他関係法令等
3 契約
(1) 受注者は、契約にあたり、この仕様書を了承し、不審な点については、阿賀
野市消防本部(以下「消防本部」という。)担当員に質問し充分に熟知した上
で契約すること。
(2) 受注者は契約締結後 10 日以内に仕様書詳細について消防本部担当員と打合
せを行い、打合せ終了後、速やかに打合せ内容の確認書及び製作承認図等を
消防本部に提出し、承認を得て製作に着手すること。
(3) 受注者は、契約後製作にあたり、この仕様書に疑問が生じた場合は、消防本
部担当員に連絡のうえ、承認または指示を受けること。
(4) 受注者は、製作にあたり、この仕様書を変更する必要が生じた場合には、消
防本部担当員と打合せのうえ、変更承認図を提出し承認を得ること。
(5) 受注者は、製作全般にわたり厳重な検査を実施すること。
(6) 受注者は、設計、製作、材料、部品等に関し、特許その他権利上の問題が発
生した場合には、その責任を負うこと。
(7) 受注者は、製作工程表に基づき次の検査を受けること。
[1]
完成検査
(ア) 新規登録後、消防本部が指定する日時及び場所で行うものとし、検査の
結果、不備事項又は不合格品がある場合は、消防本部の指示する日まで
に改修又は取替えを行い、再度検査を受けるものとする。
(イ) 検査日の 1 ヶ月前に依頼文書を提出すること。
(8) 納期
ア 納入期限
250 日間
イ 納入場所
新規検査及び新規登録を受け、緊急自動車届出確認証交付後、消防本部が指
定する場所に納入すること。
(9) 補則
ア 保証
本車両の保証期間は、納車後 3 年間とし保証書を提出すること。ただし、
保証期間後であっても、設計、製作、材料、塗装等の不良に起因する不具合
の発生については、受注者において無償で修復又は取替え等を行うこと。ま
た、装備品等について各メーカーが公表する保証期間がそれ以上の場合は、
その期間までとする。なお、故障等が生じた場合の修理などについては、速
やかに対応すること。
イ 登録諸費用
緊急車の登録を含め、登録に関する一切の経費については受注者が負担
する。ただし、自動車重量税、自動車損害賠償責任保険料及びリサイクル
料金は、発注者が負担する。
ウ 講習
「消防車両の安全基準について」に基づき、受注者は安全操作技能講習
(納車講習及び使用者講習)及び点検整備講習を無償で実施すること。なお、
講習時期、講習内容、講習期間等にあっては別途協議とする。
エ その他
完成車の納入時は、各部清掃、注油等の手入れを十分行っておくこと。
また、燃料タンクは満量とすること。
4 提出書類
(1) 受注者は、製作にあたり担当者と十分な打合せを行い、契約後速やかに、
次の書類をA4版ファイル 2 部及び電子媒体 1 部で提出すること。
ア
製作工程表
イ
自動車改造計算書
ウ
シャシ諸元明細図
[2]
エ
製作承認図(艤装 5 面図)
オ
各積載品配置図
カ
キャブ内配置図
キ
センターコンソールボックス図
ク
電気配線図
ケ
ポンプ架装図(配管含む)
(2) 受注者は、納入時に次の書類をA4版ファイル 3 部及び電子媒体 1 部で提出
すること。
ア
車両検査に必要な書類
イ
ポンプ取扱説明書
ウ
車両取扱説明書
エ
車両装備及び特殊装置の取扱説明書
オ
パーツリスト
カ
最終艤装外観完成 5 面図
キ
外観 5 面及び取付品並びに積載品の写真
ク
ポンプ性能試験成績表
ケ
自動車改造計算書
コ
電気系統配線図
サ
ポンプ及び配管図
シ
転覆角度実測証明書
ス
車両重量実測証明書
セ
受託試験合格プレート写し及び安全基準適合プレート写し
ソ
自動車検査証の写し
タ
緊急自動車届出確認証
チ
製作工程写真(シャシ、組立中、塗装後)
ツ
試験実施写真(転覆角度写真、重量実測試験、放水試験)
テ
その他、消防本部が指示するもの。
第2 概要
本車両は、最新のシャシを使用し、構造は、堅牢、優美で耐久性に富むもので、消
火活動に必要な装備及び各種資機材を積載し、災害時における諸活動を迅速に行える
構造とする。
また、下記のシャシに国家検定 A-2 級動力消防ポンプを装備し、河川・消火栓等の
消防水利から高圧の水を放水し、火災に対し迅速な消火活動ができるものとする。
[3]
第3 シャシ
1 主要諸元
(1) シャシ
低床4輪駆動型消防車専用シャシ
(2) エンジン
ディーゼルエンジン
(3) 総排気量
4,000CC 以上
(4) 消防用検定出力
150ps 以上
(5) ホイールベース
約 2,750 ㎜以上
(6) トランスミッション
マニュアルトランスミッション
(7) 乗員人員
5 名以上(前部 2 名、後部 3 名)
(8) 燃料タンク
60ℓ以上
(9) 寒冷地仕様
バッテリーの大容量化、不凍液注入装置等
2 シャシ
(1) 使用するシャシは、平成 28 年度に製作されたものを使用すること。
(2) 使用するシャシは低燃費と低公害車であり、平成 22 年(ポスト新長期)排気
ガス規制に合格したシャシを使用すること。
(3) 使用するシャシは、最大積載量 3t級以上とすること。
3 取付品及び付属品
別表のとおりとする。
第4 主ポンプの艤装、架装
1 ポンプの艤装
ポンプ等の艤装については次の仕様に基づき、細部については消防本部と協議し実
施すること。
2 ポンプ装置
(1) ポンプ収納部コンパクト化の為、インデューサー付高圧一段ボリュートポンプ
又は二段バランスタービンポンプとする。
(2) ポンプ性能は A-2 級とする。
(ア) 規格放水圧力 0.85MPa において放水量 2,000L/min 以上
(イ) 高圧放水圧力 1.40MPa において放水量 1,400L/min 以上
(3) ポンプケースの材質は、軽量化の観点からアルミ製とする。但し、強度確保の
観点から、インペラーは青銅鋳物製又は強化コーティングを施したアルミ製と
する。
(4) PTO はシャシ純正品とし、操作は運転席に設けられたワンタッチスイッチまた
は、レバーにより行うものとする。
(5) 軸受け部
(ア) ポンプグランド部分には、メンテナンスフリーのメカニカルシールを取付
[4]
けること。
3 真空ポンプ
(1) 真空ポンプは、完全無給油式またはオイル循環式真空ポンプとする。操作は押
ボタン式スイッチによるものとし、駆動装置は円滑に作動し、揚水完了後は自
動的に停止すること。
(2) 真空ポンプ作動時にはエンジン回転を適正値に調整する機能を有し、装置保護
のため真空ポンプ作動段階においてエンジン回転がアイドリングでない場合は、
真空ポンプの作動を受け付けない構造とする。
(3) 真空性能は 10m 吸水管外端閉塞にて 30 秒以内に大気圧の 84%に達すること。
(4) 非常用の別系統スイッチを設けるものとする。
4 安全機能装置付自動揚水装置
(1) 起動装置は、電子装置よりボタン一つで自動的に電磁クラッチが作動すると同
時にエンジン回転が適正揚水回転に上り、揚水完了と共に自動的にクラッチが
切れるものとする。真空ポンプ破損防止のため、自動揚水時エンジン回転が一
定回転以上では作動しない構造とする。
(2) 多目的ディスプレイを設け、次の標示をすること。
ア 冷却水及び真空ポンプ作動タイムに対する警告表示
イ 各ボールコックの開閉状況(ポンプ配管略図付)
ウ 揚水確認標示
エ ポンプ圧力
オ ポンプ連成圧
カ 流量計(流量増加に伴い、表示部分が段階的に変化すること)
キ 積算流量計
ク ポンプ回転計
ケ ポンプ使用時間計
(3) 安全機能として次の機能を有すること。
ア
ポンプ上限圧力値を任意に設定し、設定圧以上にポンプ圧が上がらないた
めのポンプ圧上限設定機能を設ける。
イ 放水操作時の目安となるように放水時の左右吐水配管の反動力の表示をす
ること。
ウ
ワンタッチでエンジン回転をアイドリングまで下げ、水吐出圧力を減圧で
きるスイッチを車体左右に設ける。
エ
誤操作による事故防止の為、ポンプスロットルは左右とも右回転でスロッ
トルアップする構造とすること。
オ
放水圧がホース耐圧以上になると、警報を発してエンジン回転数を制御す
ること。
[5]
5 吸水口
(1) 吸水口は、消防呼称 75 ㎜ボールコック(ストレーナー付)とし、車両両側に
各 1 個設ける。
(詳細は別途協議)
(2) 吸水口のエルボ等は自在金具付とし、吸管展開時はシャッター枠に緩衝しな
いこと。
(3) レバーは前方向で「開」とする。
6 放水口
放水口は、消防呼称 65 ㎜ボールコックとし、車両両側に各 2 個設ける。
レバーは左右共に前方向で「開」とする。
7 中継吸口
中継吸口は、消防呼称 65 ㎜ボールコック(ストレーナー付)とし、車両両側に各 1
個設ける。左右共に前方向で「開」とする。
8 配管
(1) 各配管は、防錆効果のある材質であること。
(2) 配管、各コック類等にはドレンを設け、確実に残水処理ができること。
第5 艤装・架装
1 車両
(1) 車両の完成寸法は、次のとおりとする。
ア 全長
6,000 ㎜以下
イ 全幅
2,000 ㎜以下
ウ 全高
3,100 ㎜以下
エ 車両総重量
7,300 ㎏未満
(2) 艤装する材料の厚さは、次によるものとし、フロアーステップ、バンパー
上部、その他必要とする部分はアルミ縞板とし、詳細は消防本部と協議する
こと。
ア 車体上部 3.5mm 以上(アルミ縞板)
イ 側板 1.6mm 以上
ウ サイドエプロン 1.2mm 以上(アルミ縞板)
(3) 車両の重要な点検個所および主要な部分の点検整備に関して、工具類を使
用する為のスペースを確保するとともに、必要個所には点検口または点検
扉を設けること。
(4) 車両側板は一般構造用圧延鋼材(SS),車体天井、各ステップはアルミ縞板
を使用すること。
[6]
2 キャブ構造
(1) キャブは,鋼板および軽量かつ十分な強度を有し、耐熱性、耐紫外線性に優
れた FRP 素材を複合したキャブオーバーダブルキャブ型とすること。
(2) キャブ天井部はハイルーフ加工とし、居住性に優れた構造とすること。
(3) 運転席ドア下部にオイルパンヒーター用メタルコンセント(キャップ付・専
用コード 10m防水型付)を設けること。
(4) バッテリーはスライドレール式引出装置とすること。
(5) 後部隊員用乗降ステップは安全性を考慮したステップとする。
(6) 助手席より容易に左後方が確認できるよう左サイドミラーに隊長席用補助ミ
ラーを取付けること。
(7) キャブフロントパネル中央に樹脂製消防章を1個、台座付きにて取付けるこ
と。
(8) キャブ左側上部後方に旗立てパイプを取付けること。(ステンレス鋼製)
(9) キャブドア厚み部には黄色の反射テープを貼り付けること。
(10)各ドアの乗降口フェンダー部には外板損傷防止用アルミ保護板を取付けるこ
と。
(11)フロントガラス上部に作業用のアシストグリップを取付けること。
(12)フロントバンパーを前出しし、アルミ縞板で足踏み板を設けること。
3 キャビン室内
(1) 運転席にバッテリーメインスイッチを取付けること。
(2) エアコンは純正を使用すること。
(3) キャビン内を有効に照射できる埋め込み式室内灯を設け、必要に応じステン
レス製保護枠および遮蔽布を取付けること。室内灯はドアスイッチと切替ス
イッチの両用で使用できること。
(4) 助手席前方ピラー部にフレキシブル LED マップランプを取付けること。
(5) キャビン天井は内張りを施し、電装品および配線等を容易に点検できる構造
とすること。
(6) キャビン内に携帯拡声器 2 個を固定できる装置を設けること。
(7) 後部座席前方に直径 30 ㎜程度のステンレス製パイプを設け、取付け部には
補強を施し、ビニール等で消音処理したフックを 5 個取付けること。
(8) キャブ後部は張出式とし、クイックホルダー3 台取付けること。
(6ℓ用アダ
プター付)
(10) 助手席の背もたれ部に空気呼吸器を埋め込み式で設けること。
(11) 面体つり下げフック 4 個を取付けすること。(助手席 1 個、後部座席 3 個)
(12) 運転席、助手席は 1 人掛けとし、後部座席はシート 3 人掛けとすること。
(13) 油温計、アワーメーター、10 連スイッチ、電子サイレンアンプ等をオーバ
ーヘッド部に埋め込みとすること。
[7]
(14) 運転席と助手席間のセンターコンソールボックスを設けること。
(詳細は
別途協議)
(15) 後部座席前方に鋼製収納ボックスを設けること。
(詳細は別途協議)
(16) 後部座席上部に小物入れ用収納棚を設け、落下防止を設けること。
(17)
キャビン内に防火衣や反射ベストを掛けるためのステンレス製パイプ、ま
たは、フックを取付けること。
(詳細は別途協議)
4 無線機関係
(1) デジタル無線機を既存車両から移設すること。
(移設内容=既存車両から新規車両へ。廃車予定車両から既存車両への移設。)
(2) 無線配線はアンテナ取付部から本体取付部まで隠ぺい配線とし、アンテナ取
付部内張りには点検を容易にするための措置を講ずること。
5
車体
(1) 車体形状は箱型とし、左右側面各 2 枚、後面 1 枚にバー式手動シャッターを
設けること。シャッターは、アルミ合金製ローラー方式で耐久性、防水性に
優れ、開閉が任意の位置において停止できる機能を有し、取付けは走行等の
振動で歪んだり、ガタついたりしないよう確実に取付けること。また、閉鎖
時用のストラップを取付けること。
(2) 車体前方下部左右に各 1 枚のステップ兼用扉付収納ボックスを設けること。
(3) 側面シャッターボックス内ポンプ室上部及び後方には、資機材収納スペース
を設けること。
(4) 吐出口・吸水口・中継口は、車体前方左右のアルミシャッター内に設けるこ
と。
(5) ポンプ室は点検・手入れが容易に行える構造とする。
(6) 収納庫内部は、必要に応じ、樹脂製スノコ板を適宜取付け、湿気等による塗
装の剥離や腐食が生じないよう材質、排水等に十分配慮すること。
(7) 棚を設ける場合は、全て可動式とし積載物の寸法と合わせて、高さを変更で
きる構造とすること。
(詳細は別途協議)
(8) 適宜アルミボックス・転落防止用可動式パイプローラーを取付けること。
(詳
細は別途協議)
(9) 車体上面左側に、はしご昇降装置を設け、三連はしごを積載すること。また、
積載した状態がキャブ上にかかる場合、三連はしごが干渉しない位置へ移動
するまでキャブチルトができないようにする安全装置を取付けること。
(10)車体上面右側に多目的収納ボックスを取付けること。なお、ボックスについ
ては、取り外しが可能な構造とすること。(詳細は別途協議)
(12)車体後面右側に昇降はしごをブレーキランプ等の支障のない位置に設けると。
[8]
(13)燃料タンクは、シャシ固有の位置に取付けること。
(14)牽引フックを取付けること。
(15)各操作部(ハンドル、レバー、スイッチ等)には、名称および操作方法等を
明記すること。
(16)車体後部格納室内に上枠付手引きホースカーを収納できる構造とし、上枠付
手引きホースカーは、電動油圧昇降装置で昇降できる構造とする。
(17)車体後部に資機材等を収納できる収納庫を設けること。
(詳細は別途協議)
(18)車体上面および床・ステップ等は雨水が溜まらない構造とすること。
(19)スコップ二丁を収納できるスペースを設けること。
(詳細は別途協議)
6 ホースカー
(1) 本体は、65 ㎜ホース 10 本以上積載可能なホースカーで、上段に収納ボック
スを設け、50 ㎜ホース 4 本、管そう 2 本を収納できる構造とする。
(2) 分岐管および他資機材等の積載金具を取付けること。(詳細は別途協議)
第6 電装品関係
1 キャブ外
(1) 赤色警光灯および赤色点滅灯は、1 個のスイッチで全ての赤色灯が作動する
ものとする。
ア LED 赤色警光灯はキャブ前方屋根に設けること。(詳細は別途協議)
イ フロントグリル LED 赤色点滅灯はフロントグリル左右に取付け、赤色警光
灯と連動すること。
ウ 標識灯はキャブ上部左右に設け、スイッチは 10 連スイッチに設けること。
エ 車両側面上方 LED 赤色点滅灯は、シャッター巻取り上部に左右各 2 個取付
け、左右対称に設置することとし、消灯スイッチを 10 連スイッチに設ける
こと。
オ 車両後部 LED 赤色点滅灯は保護枠付きとし、車両後部上方の左右対称の位
置に取付け、消灯スイッチを 10 連スイッチに設ける。
2 キャビン室内
(1) 各電装品の電気配線および無線電話装置関係の配線は、内張り内を通すこと
とし、キャブ本体の貫通部は雨水等の漏れを防止すると共に、電装品および
各配線の取付箇所が容易に点検できる構造とする。
(2) 各装置のスイッチは、10 連スイッチに設けること。
(詳細は別途協議)
(3) 電子サイレンアンプ、アルミシャッター開閉確認灯、はしご昇降装置、およ
びホースカー電動油圧昇降装置の収納確認灯をオーバーヘッド部に設けるこ
と。
(詳細は別途協議)
(4) 各装置のヒューズは、キャビン内に専用ボックスを設け、取付けると共に銘
[9]
板を貼付けること。
(詳細は別途協議)
(5) 100V コンセントは、大型コンソールボックスに機能的、かつ、体裁よく取
付けること。
(6) 電子サイレンアンプは、集中スイッチにより赤色警光灯と連動し、容易に操
作できるものとする。
(7) スピーカーマイクは、音声合成スイッチ内臓とする。
(音声合成内容は別途協
議)
3 車体
(1) 車外作業灯
ア
シャッター上部および車体後部に車体の周囲を有効に照射できる LED 式作
業灯を、左右各 2 箇所および後部2箇所(ステンレス製の保護枠付)に取
付け、スイッチはメインスイッチを 10 連スイッチに設け、後部作業灯単独
スイッチ(ステンレス製の保護枠付)を車体後部に取付けること。
イ 各資機材収納ボックス内を有効に照明できる LED 式照明灯を設け、点灯
および消灯を扉の開閉と連動する構造とすると共に、メインスイッチを
10 連スイッチに設けること。
(2) LED 車幅灯は、保護枠を付け、キャブ後方の車体前後部左右に取付け、ス
モールライトと連動させること。
(3)LED 後輪灯は、左右後輪の前後に取付け、スモールライトと連動させること。
(4) 照明装置(LED)を車体前方左右にそれぞれ取付けること。
第7 塗装および記入文字
1 車両およびシャッターは朱色とし、塗料は VOC(揮発性有機溶剤)削減、環境負
荷物質(鉛等)を一切含んでいない等の環境を考慮したハイソリッドウレタン塗
料を使用すること。
2 各ステップは銀色塗装すること。ステップがアルミを使用している場合は他色。
3 ポンプ室天井及び器具収納箱天井は、黒色塗装とする。
(アルミを使用している場
合は他色。
)
4
車体全般にわたり、防水、防蝕及び防錆措置を十分行い、特に車両下回りは強度
な防錆処理(チッピング塗装、又は同等品)を施し、黒色塗装とすること。
5 車両両側面、対空表示および標識灯には、消防本部指定の文字を記入すること。
6 車体等の文字記入およびデザインは別途打合せとする。
7 車体側面ステップ兼用扉厚み部 3 方には黄色の反射テープを貼付けること。
第8 付帯事項
1
本仕様書は、消防ポンプ自動車製造上の基本事項を述べたものであり、これに定
[10]
めていない事項についても、ポンプ車性能上および操作上必要と思われるものは、
これらの取付け等を受注者の責任において施工すること。
2
受注者は、ポンプ車製造上において艤装の一部を他の業者に外注する場合は、こ
の仕様内容を満たすよう、また、車両搬入日等指定期日を守るよう、当該業者を
指揮、監督し、ポンプ車の製作を誠実に履行しなければならない。
3
受注者は現有車両を引き取る。但し、別途消防本部が指示した場合はこの限りで
ない。更新車両の新規登録等に関わる細部については、消防本部と打合せの上、
決定すること。納入された更新車両の 3 カ月点検または 1,000 ㎞走行時の点検に
ついては、費用は受注者の負担とする。
第9 その他
1 業務上知りえた事項を漏らしてはならない。
2
車両取付け部品等において同等以上の性能を有するもので応札する場合は、消防
本部に性能資料等を提出し、承認を得ること。
3
納入時までに同等以上の性能を有する新開発・販売された資機材等を備える場合
は、消防本部と協議をし、承認を得ること。
4 問合せ先
新潟県阿賀野市安野町 14 番 4 号
阿賀野市消防本部 防災課
電話番号 0250-62-2058
[11]
別表
取付品及び付属品
品名
仕様
ES スタート
フロントエアコン
1式
純正品。
後部にも吹き出し口を設置す
る。
1式
1式
リアヒーター
ディスチャージヘッドランプ
数量
同等もしくは LED
1式
1式
フォグランプ
フロントバンパー前出し
100mm アルミ縞板
1式
ステップ
左右リア側 アルミ製
1式
2 面鏡式ミラー
サイドバイザ
アシストグリップ
1式
全ドア アルミ製
フロント上 2 箇所、乗降用 4 箇所 アル
ミ地
ドレンバルブガード
車両下部 鋼板製
牽引フック
車両の前後
オイルパンヒーター
メタルコンセント 10m 運転席側
1式
1式
1式
必要数
1式
電動油圧式キャブチルト
1式
バックアラーム 音声式
1式
パワーウインド
1式
全ドア
1式
メインスイッチ
[12]
フルパワーPTO
1式
電子ガバナ
1式
ABS 装置
1式
アワーメーター、エンジン油温計
1式
後部座席上部ハンガーラック
ステンレス製
1式
1式
キャビン内手すり
携帯拡声器取付ブラケット
キャビン内 2 ヶ所
1式
キャビン室内灯
各部(詳細は別途協議)
1式
助手席シート
空気呼吸器埋込型
1式
後部座席上下スライド式シート
1式
バッグ
1式
ボンベボックス
フレキシブルマップランプ
運転席・助手席
1式
AC ソケット
300W 以上 キャビン内 1 ヶ所
1式
集中ドアロック
1式
バックアイカメラ
1式
ラジアルタイヤ
アルミホイル付(予備タイヤ含む)
1式
スタッドレスタイヤ
鉄ホイル(ブリジストン製)
1式
エンジンキー
キーホルダー付
3個
[13]
停止表示板
1個
スノーワイパーブレード
1式
真空ポンプ(連成計含)
1式
主ポンプ
圧力計
ポンプ回転計
流量計
積算流
量計
1式
1式
ポンプ室・配管その他
ポンプ室点検措置
ボディ上部、吐水口周辺等
1式
対空表示、文字記入等
●●消防仕様(別途協議)
1式
1式
車体上部アルミ縞板張
車体上部アルミ収納ボックス
アルミ縞板製
1式
旗立パイプ・訓練旗
1式
バッテリー引出装置
1式
乗降口フェンダーアルミ保護板張
1式
車体上部昇降はしご
アルミ展開式
1式
空気呼吸器取付装置
後部座席 3 基
1式
消防章(車両前方)
グリル内(グリルはメッキ塗装)
1式
バー式手動シャッター
ホースカー
全面消防色塗装 車体左右各 2 面・車両
後部 1 面
TS-119(別途協議)
ホースカー昇降装置(電動油圧
1式
1式
1式
式)
[14]
積載はしご昇降装置
(手動式)
1式
3 連はしご
チタン製(8.7m)
1式
若しくは同等品
1式
電子サイレン音声合成装置付
大阪サイレン製 TSK-5120VMk10
10 連スイッチ
1式
サーチライト
LED 球
2式
標識灯
左右 2 ヶ所
1式
1式
赤色警光灯(キャビン上部)
赤色点滅灯(グリル上部)
ウィレン製 WIONBR24
2個
赤色点滅灯(両側面)
ウィレン製 M4FCR24
4個
赤色点滅灯(後面)
ウィレン製 M6FCR24 保護枠付
2個
作業灯(両側面)
ウィレン製 PELCC24
4個
作業灯(後面)
ウィレン製 M6ZC24 保護枠付
2個
必要数
1式
シャッター内 LED 作業灯(各シ
ャッター内)
吸管
75×10m
2本
自在金具付エルボ
2式
吸口ストレーナー
吸口ストレーナー
岩崎製作所
吸管ちりよけかご
ストカゴ(フック付ロープ)16SKGF3P
低水位ストレーナー
ウォーターキャッチャーⅢ型若しくは D75S×1
流線型(消防ネジメス型)
×1
2式
1式
2個
吸管まくら木
[15]
吸管ロープ
2本
中継口ストレーナー
2式
消火栓金具
75 メスネジ×65 差込メス(吸管先端)
2個
中継用媒介金具
65 メスネジ×65 差込メス(中継口)
2個
消火栓開閉金具
消火栓ハンドル
2個
2個
吸管スパナ
スイベル吐水口媒介
65 メスネジ×65 差込オス
2個
スイベルマルチ吐水口媒介
65 メスネジ×65 差込オス
2個
各種媒介金具受
必要数
1式
空気呼吸器
ライフゼム NM30(ボンベ及びボンベカ
バー付、面体保護袋付)
4式
空気呼吸器予備ボンベ
730CⅡZ(ボンベカバー付)又は同等品
4式
可搬投光機
FLASHBOY LED-SP-Q15
1式
三脚タイプ
1個
コードリール
発電機
発動発電機(16i相当)
1個
携帯ライト
GENTOS BLUSTER BR-1000R
5個
ノズル
YONE 株式会社 NH-50QF
クアドラフォグノズル
2個
無反動管そう
ホース
2個
消防用軽量ホース
(65 ㎜×15 本・50mm×15 本)
[16]
30 本
分岐管
ホースブリッジ
ホース結束ベルト
YONE 株式会社
MC 分岐ボールバルブ WB-65MC
65 ㎜ホース 2 本用
コンパクトブリッジ(2 個)
BULL RESCUE
BE-007 ホース結束ベルト
1個
1式
15 個
管槍搬送バンド
帝国繊維㈱ ホースバンド OH-1
2個
とび口
1800 ㎜程度
2本
金てこ
850mm 以上
1本
剣先スコップ
1本
角スコップ
1本
掛矢(ハンマー)
1本
鉄製
2本
弁慶
破壊器具
ハリガンツール TLFHPB30
又は同等品
1本
車輪止
ゴム製
4個
タイヤチェーン
鉄製ダブルチェーン
1式
牽引ワイヤー10m(シャックル
1本
含)
拡声器
レイニーメガホンタフ TS-523R
3個
消火器
ABC20 型自動車用
1本
1式
ポンプ工具
A 火災用泡消火薬剤
国家検定品
[17]
5缶
冷却水ストレーナー
1個
キャップスパナ
カラーコーン
可納式 h=700 ㎜ 重り含む
5個
エアフォームノズル RP-200
1本
B 火災用泡消火薬剤
3本
燃料携行缶 10L用
2個
車載型デジタル無線機
更新車両からの移設
車外無線送話機含
コンビツール救助器具
ルーカス製(SC250E) 若しくは同等品
以下余白
以下余白
[18]
1式
1式
以下余白