バックナンバー(3號)

2012年 8 月 第 3 號発行
よみがえる歌声
12
昭和歌謡黄金時代
林家たけ平
(編・著)
A5版並製/五二八頁/
二八〇〇円(予価)
落語家・林家たけ平が、昭
和歌 謡 黄 金 時 代の名歌 手
三十名、スタッフ、ご家族
に実際にお会いしてうかが
ったお話の数々…。他にも
スナップ写真、歌年表、ス
ター似顔絵も詰まった歌本
決定版!!
か?
か 共 通 す る ところは あ り ま し た
―― これから先、日本の歌はどうなっていって欲しいで
すか?
思いますね。
で す か ら、 自 分 が 好 む 歌 し か 聴 か ず、 他 を 知 ら な い ま ま、
今は一人に一台音楽プレイヤーとヘッドホンがあ
り、音を漏らすことなく音楽を一人でゆっくり聴ける時代
ると思います。だから名曲は積極的に歌い継いでいってほ
しいですね。
―― 本来のものから離れて自己流にアレンジして歌われ
るのは、私など嫌悪感がありますが。
―― 美空ひばりさんが「持ち歌を何度も歌っているうち
に、崩して歌いたくなることもあるけど、それはファンへ
たけ平
。オリジナルは
ぼくもです。話が合いますね(笑)
やはり強いです。
の裏切りになる」と発言していますね。
たけ平
たけ平
来 た ら 満 足 し ち ゃって い る 人 が
ね。 今 は 昔 よ り も 自 分 の 中 で 出
もっと頑張らないと埋もれていってしまう歌が沢山出てく
昭和の流行歌なんか知らなくても生きていける時代なので、
たけ平 お客様の事をものすご
く 考 え てい らっしゃ る ん で す よ
多 い ん じ ゃ な い で し ょ う か。 そ
言えると思いますが。
れ は 歌 に 限 ら ず、 全 て の こ と に
―― 映 画 も 芝 居 も T V も ま ん
べんな く 自 己 完 結 的になっているのは確かです( 笑 )
。芸や
技 を 見 せ る とい う よ り 自 分 を 見 せ たい。 本 来、 逆 で す よ ね。
ナルシシズムを殺すために芸があるはずなんですが。
ぼ く 達、 落 語 家 は 落 語 を や る と き、 黒 子 な ん で す。
自分をスッと消す。でも自分を知ってもらいたい、そこでマ
クラで 自 分の個 性 を 見 せておいて、
「 こ ん ち は 」 って 言 って
すごいアレンジの仕方のものがありますが、ぼくはあまり
スッと落語の世界に入って皆さんを落語の世界へ誘うんです。
いじったものは好きじゃないんです。
たけ平 作詞、作曲家の先生が作ったオリジナルに、なぜ
色を付ける必要があるのか、ですよね。今、昔の歌をもの
境の町」の前奏が入ると、その当時を生きているお客さんは
動で東海林太郎が出てきたら「あ! 東海林太郎だ!」って
お客さんが湧きます。そしてチャンチャンチャ~ンって「国
歌の世界もそうなんですよね。ロイド眼鏡で燕尾服、直立不
一気に昭 和 九 年の時 代へ入るんです よね。
「 あの時 さ、おれ
―― 真っ正直に歌ってくれたらいいんです。歌手のエゴ
を付け加えるなんて。愚痴っぽくてすみません(笑)
。
特別編
父・藤山一郎の思い出 市川たい子、
東海林太郎思い出写真館、
東海林太郎の声を聴いて見ているのに、頭の中に描かれてい
はシベリアにいてさ」って、その時、東海林太郎は消えている。
る部分だと思います。何もないところからこれほど想像力を
代を映す鏡なんですね。でも今はそういう歌が少ないんです。
―― 流 行 歌 の 時 代 は 日 本 映 画 の 黄 金 期 と 重 な り ま す ね。
ヒット曲と映画の連動は『船頭小唄』
(大正 )や『籠の鳥』
たけ平
あと、ぼくがインタビューをさせていただいた歌い手さ
んの共通点ですが、歌は残るけど歌い手さんたちはいずれ
消 え て い く、 最 終 的 に 残 る の は 歌 だ け だ よ と、 み な さ ん、
平成生まれの子に聞かせると「この曲、聞いたことあるけ
そうおっしゃるんですよ。例えば「川の流れのように」を
ど、
誰が歌っていたんだっけ?」とこうくるわけです。だっ
)の〝小唄映画〟の成功あたりに遡るでしょうが。
て、美空ひばりさんが亡くなってからもう二四年も経って
たけ平
(大正
今の歌ではなかなかありませんよね。例えば戦前だと『愛染
昔の歌って、歌詞がとてもドラマチックで、ある程
度 しっか り し て い る の で、 映 画 が一本 で き ち ゃ う ん で す ね。
い る わ け で す か ら、 あ の ひ ば り さ ん で す ら 知 ら な い 子 が
ももっと映画と歌が密接だったと思います。
かりとして、オリジナルの歌い手さんの言葉を書籍として
味を持ってもらった時に、その先へ行くことができる手が
ですから何かのきっかけで今の若い人が昔の歌を知り、興
出てきていて当然なんですけど歌は残っているんですよね。
)の主題歌、挿入歌が映画の大ヒットに伴っ
かつら』
(昭和
して 』
(昭和
てこれまた大ヒットしているし、戦後だと『南国土佐を後に
いかに想像力がないかと思ってしまいます。それじゃ落語な
「手ぬぐい!」って答えるんです(笑)
。そりゃそうですけど、
)はヒット曲のあやかり 映画ですね。今より
食べているでしょうか?」と言うと、ほとんどの児童生徒が
ぼ く も そ れ は す ご く 感 じ ま す 。 学 校 寄 席 の 時、 手 ぬ
ぐいを焼き芋に見立てて食べるふりをしながら「これは何を
手さんたちに関心を持たれたのかと。
んの若さで、何ゆえ、かくも懐かしい歌や歌い
―― 娯楽は少ないですが、幸福な時代ですね。
たけ平
はい。歌い手さんと共に、当時のスタッフの方の
証言も貴重です。物事をよく知っているスタッフさんが多
―― いいお話ですね。胸が熱くなります。裏方さんのイ
ンタビューもされていますね。
残したいという思いがあってこの本を作りました。
んか聴けませんよね。本当は向こうから「何だろう?」と興
る作品などに関心があるんです。その表現が豊かなのが昔の
たけ平
で す。 そ う い う 家 庭 環 境 で 育 っ た の で、 ぼ く
―― この本の歌い手の人選はどういう基準ですか?
歌の歌詞なんです。素晴らしいんですよ。
かったんですよね。お金がなくても、情熱を持ってやって
のなんです。例 えば「 青い山 脈 」
「 丘 を 越 え て 」 は 演 歌 っぽ
ところです。ぼくが好きな音楽はちょうど演歌が入る前のも
中心です。分かりやすく分けると演歌というものが入る前の
たんです。あと半年、一年ずれていたら、お二人のお話は伺
宏さん、花村菊江さんのお二人がお亡くなりになってしまっ
約一年です。インタビューを先にやらせていただき
まして、その後編集作業に入りました。でも残念ながら芦野
らこの本は日本の歌の歴史が詰まった、後世に残したい一
バイバルされたり、すばらしい功績だと思います。ですか
きっかけで戦前からの歌い手さんがまた注目され、歌もリ
たけ平
思うようになったんです。
くないですよね。あと、演歌歌手の方はエコーを効かせるの
たけ平
は小さな頃から耳に入ってきて、気がつくと好
だと思っているので、昭和三十五年までにデビューされた方
細かくはないのですが、昭和三十五年っていうとこ
ろが、ぼくが日本の音楽の歴史の中で変わりつつある区切り
―― 昔の歌い手さんの魅力ってなんですか?
ですが、そうではない歌い手さんはエコーは絶対に切るんで
冊ですので、是非みなさま読んで下さい。よろしくお願い
巻 き 起 こ し た 番 組 を 作 ら れ た り し た ん で す よ ね。 そ れ が
昔 の 歌 い 手 さ ん は 踊 る わ け で も な い、
リップサービスするわけでもない、ただマイク
えませんでした。そう思うと、
もっと早く気づいてもっともっ
いたします。 聞き手=浦崎浩實(激評家)
こられて、
「 なつかしの歌 声 」な ど〝 懐メロ〟ブームまで
の前に立って歌う、ぼくはそれだけで感動を覚
す。あと、こぶしを効かせるか効かせないかですね。
と色んな歌い手さんのインタビューをしておけばよかったと
たけ平
え た ん で す。 や は り、 言 葉 の 力 で し ょ う か ね。
―― 約 三 十 名 の 方 の イ ン タ ビュー を 経 て、 み な さ ん に 何
たけ平
そのことがぼくが落語家になったことにも通じ
。
はい、学生時代から言われてます(笑)
―― インタビューにはどれくらい時間がかかりましたか?
―― 若年寄りって言われませんか(笑)
。
歌い手のみなさんの声を集めた本を作りたいと
味を持って聴きにきてくれるものであって欲しいんですがね。
た け 平 優 し い し 温 か い、 心 の 贅 沢 っ て い う の で し ょ う か。
あとぼくは噺家なので、どうしても人間のもつ感情を左右す
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きになっていました。だからただファンとして、
うちの稼業は履物商で、おじいさんが
ずっと職場で昔ながらの流行歌を聴いていたん
でもそうだと思います。ルールが崩れていっちゃっ
ているのが現代ですよね。
スターアルバム、たけ平の歌年表、スター似顔絵帖、
刊行記念
かき立てられ楽しめること、これが自分のしたい事の原点です。
―― 現代は想像力を働かせない傾向にあります。
〝向こう〟
から来たもの、準備されているものしか受け入れない。舞台
『よみがえる歌声 昭和歌謡黄金時代』
著者 林家たけ平 (落語家)に聞く
れは大問題だと思うんですが。
の台詞でも直接的表現しか通じにくくなっているようで、こ
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も失礼にならなければいいのですが、たけ平さ
たけ平
る絵は、その当時の戦友の顔とか風景です。歌って、その時
本に寄せて(日本歌手協会代表・田辺靖雄、柳亭市馬)
インタビュー (歌手のみ、あいうえお順)
青木光一、芦野 宏、安藤まり子、大津美子、岡本敦郎、
神楽坂浮子、こまどり姉妹、 初代コロムビアローズ、
五月みどり、三條町子、島倉千代子、菅原都々子、
曽根史朗、多摩幸子 、デューク・エイセス谷道夫、中島孝、
仲宗根美樹、鳴海日出夫、畠山みどり、花村菊江 、
浜村美智子、平尾昌晃、ペギー葉山 、
ボニージャックス 西脇久夫、 マヒナスターズ 松平直樹、
三島敏夫、宮城まり子、三浦洸一、森サカエ、守屋 浩
東京 チャンネル「なつかしの歌声」制作チーム、
元レコード会社 (キング、コロムビア)スタッフ
2012 年10月刊
全国書店にて発売
ました。こう言っては取材を受けられた方々に
13
ワイズ出版
〒160-0023 東京都新宿区西新宿 7-7-23-7 F TEL・03-3369-9218 FAX・03-3369-1436 www.wides-web.com
―― たけ平さんのお年をワイズ出版から仄聞
しまして( 現 在 三十五歳 )
、驚 き と 感 銘 を 覚 え
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H O N TA M A
青木光一、芦野 宏、安藤まり子、大津美子、岡本敦郎、神楽坂浮子、こまどり姉妹、
多摩幸子、デューク・エイセス 谷道夫、中島孝、仲宗根美樹、鳴海日出夫、畠山みどり、
花村菊江、浜村美智子、平尾昌晃、ペギー葉山、ボニージャックス 西脇久夫、
マヒナスターズ 松平直樹、三島敏夫、宮城まり子、三浦洸一、森サカエ、守屋 浩、
元東京 12 チャンネル「なつかしの歌声」制作チーム、元レコード会社スタッフ
たけ平の歌年表、スター似顔絵帖、本に寄せて(田辺靖雄、柳亭市馬)
ワイズ出版日活本特集
二〇一二年秋、日活が創立一〇〇周
年を迎えます。これを記念し、ワイ
ズ出版がこれまで製作してきた日活
関連の本をご紹介します。
❖ 日本映画ポスター集
、スチール集
(全てオールカラー)
❖ 評論・エッセイ
西林忠雄/円尾敏郎・編
日本映画興亡史Ⅱ
大正元年、日活誕生。日本の時代劇映画の
歴史は日活時代劇の歴史であると言っても
過言ではない。日活の原点がここにある。
A5版並製/四〇〇頁/ 四九三五円
日活時代劇
西林忠雄/円尾敏郎・編
日活アクション篇Ⅰ
石原裕次郎、小林旭、渡哲也、赤木圭一郎、
高橋英樹、
二谷英明、
宍戸錠主演のアクショ
ン映画を中心に構成したポスター集。
B5版上製/一三二頁/ 四九三五円
野沢一馬・編
日活1954 ―1971
ロマンポルノへ移行する 年迄の 年間の
黄金時代を関係者のインタビュー、全作品
完全版フィルモグラフィで構成。
B5版並製/三五三頁/ 四九三五円
西林忠雄/円尾敏郎・編
アクション篇 第2弾! 小林 旭、浅丘ルリ
子、宍戸錠、高橋英樹、渡哲也ら銀幕のスター
たちが勢揃いしたポスター集。
B5版上製/一三二頁/ 四九三五円
山崎忠昭・著
日活アクション無頼帖
日活アクション篇Ⅱ
金田行雄/円尾敏郎・編
伝説の鬼才シナリオライター、山崎忠昭が
描く日活無国籍アクションの裏面史! 奇
想天外な 年代カルチュア・グラフィティ。
A5版並製/一九八頁/ 一八九〇円
二〇一二年十二月刊行予定
ワイズ出版映画文庫
第3弾
ボンゆっくり落ちやいね
抒情と情念
二〇一二年十二月刊行予定
ワイズ出版映画文庫 ①
ワイズ出版映画文庫 ②
粋でお洒落で面白い……。映画の神様・マ
キノ雅弘監督の世界を、映画評論家・山田
宏一が映画の言葉で語りつくす。
文庫版/四二四頁/ 一二六〇円
山田宏一・著
映画的な、
あまりに映画的な
マキノ雅弘の世界
日本映画異端の巨匠・石井輝男。奇想溢れ
る石井映画の世界を福間健二によるインタ
ビューと、詳細フィルモグラフィで集成。
文庫版/六八八頁/ 一五七五円
石井輝男/福間健二・著
完本 石井輝男映画魂
❖ ワイズ出版映画文庫 既刊
加藤 泰・著 鈴村たけし・編 文庫版 /頁・価格未定
プログラム・ピクチュアの頂点を極め、独特のカッティング、
ローアングル、フィックス、長廻しによる映像美で、女と男の
世界を情感豊かに描いた加藤泰の集大成本。自作解説、スタッ
フ、キャストの膨大な証言、完全版フィルモグラフィを収録。
加藤泰映画華
第4弾
斬新な演出法を駆使して錦之助、橋蔵、ひばりらの主演映画で
時代劇に革命を起こし、鶴田浩二主演の『人生劇場 飛車角』
では東映任俠映画の嗃矢となった沢島忠の集大成本。スチール、
スナップ、インタビュー、エッセイ、フィルモグラフィで構成。
沢島 忠・著 文庫版 /頁・価格未定
沢島忠全仕事
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祝
日活
100th
❖ 監督・スタッフ
西河克己/権藤晋・著
映画書籍の古典
日活映画 青春映画篇
吉永小百合、浅丘ルリ子、松原智恵子、南田
洋子、和泉雅子、北原三枝ら美しき日活女
優たちが妍を競うポスター集。
B5版上製/一三二頁/ 四九三五円
日活映画 ロマン・ポルノ篇
円尾敏郎・編
昭和 年、一般映画から方向転換した日活
ロマン・ポルノの第一回作品~昭和 年ま
でのフィルモグラフィ付きポスター集。
B5版上製/一二八頁/ 四九三五円
日活映画総集篇
金田行雄/二宮美利/円尾敏郎・編
年代
ロマン・ポルノになる前までの様々なジャ
ンルの日活映画を収録したポスター集。収
録日活作品の該当ポスター集索引付き。
B5版並製/一二八頁/ 四九三五円
日活時代劇 昭和
石割平/円尾敏郎・編
石割平・橘公子所蔵版。日活時代劇の黄金
期・昭和 年代。阪東妻三郎、片岡千恵蔵、
嵐寛寿郎など、大スター乱舞のスチール集。
A5版並製/一七六頁/ 二九四〇円
日活多摩川篇
石割平/円尾敏郎・編
ほとんどのプリント、ネガが失われ全貌が
つ か め な い 戦 前 の 日 活 現 代 劇。 花 柳 小 菊、
原節子、
轟夕起子等のスチールで垣間見る。
A5版並製/一七六頁/ 二九四〇円
71
西河克己映画修業
「リメークの帝王」
「映画アルチザン」とし
て名高い映画監督西河克己の映画作りの
エッセンスを語りつくした戦後映画史。
A5版上製/四二五頁/三九七五円
映画監督 中平康伝
ブラックシープ
映画俳優
❖
石原裕次郎、小林旭、宍戸錠、赤木圭一郎、
長門裕之等を相手にし、個性溢れる演技で
日活の一時代を支えた中原早苗の一代記。
A5版上製/二四〇頁/二三一〇円
中原早苗・著
女優魂 中原早苗
日本映画黄金時代 人の監督と映画を撮り
続けた男。小林旭、吉永小百合、高橋英樹
ら 日活のスターたちのエッセーも満載!
A5版並製/五二八頁/ 三九九〇円
藤竜也、長谷直美、長谷部安春たちのイン
タビューと「大追跡」論。夭折の天才アク
ション俳優・沖雅也へのオマージュ!
A5版並製/二四〇頁/ 二五二〇円
かわだわか・著
沖雅也と大追跡
桂 千穂・著
『盲獣』『ハウス』
などの脚本家であり『暴行切
り裂きジャック』『縄と乳房』など、日活ロマ
ンポルノ最多脚本家・桂千穂の蠱惑の世界。
A5版上製/三二六頁/ 二九四〇円
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中平まみ・著
自作解説、エッセイと吉永小百合、津川雅
彦、北原三枝、水の江滝子らの証言を、娘・
中平まみがまとめた鬼才・中平康の世界。
A5版上製/三〇〇頁/二七三〇円
清/順/映/画
鈴木清順・述 磯田勉/轟夕起夫・編
『勝利をわが手に‐港の乾杯‐』~
『オペレッ
タ狸御殿』まで、全映画作品について清順
自身が語った、
摩訶不思議な清順映画世界。
A5版上製/四九六頁/三九九〇円
清順スタイル
磯田勉/轟夕起夫・編
自作解説、フィルモグラフィ、スチールと宍
戸錠、高橋英樹、川地民夫、松原智恵子、和
泉雅子らのインタビュー、エッセイで構成。
A5版並製/一〇九頁/ 一〇〇〇円
川島雄三 乱調の美学
磯田勉・編
自作解説、フィルモグラフィ、スチールと三
橋達也、桂小金治、髙村倉太郎、今村昌平、
西河克己のインタビュー、
エッセイで構成。
A5版並製/一三三頁/ 一四七〇円
映画美術 擬景・借景・嘘百景
木村威夫・著 新川邦彦・編
『雁』
『警察日記』
『肉体の門』
『忍ぶ川』な
どあらゆる技術を駆使して映画空間を生み
出してきた映画美術 年の美術監督史。
A5版上製/五一六頁/ 四四一〇円
髙村倉太郎
63
多重映画脚本家 桂千穂
髙村倉太郎・著
10
A5判並製/ 528 頁/定価(予価:2,800 円+税)
❖ 特別編
父・藤山一郎の思い出 市川たい子、写真で振り返る東海林太郎、スター思い出アルバム、
昭和 52 年生まれ。
東京都足立区出身。
一般社団法人落語協会所属の
落語家。
平成 13 年 林家こぶ平(現九代目正蔵)に入門。
平成 17 年5月二つ目に昇進。
平成 19 年 NHK 新人演芸大賞優秀賞受賞
平成 23 年 北とぴあ若手落語家競演会 大賞受賞
平成 23 年 7 月 第一回・池上落語会チャンピオン大会
優勝
現在、FM カオン 84.2「林家たけ平のいきいきラジヲ
842」にて落語、昭和歌謡曲を紹介、JCN テレビにて毎
月放送「たけ平のプチウォーキング」で、あらゆる町を
散歩し、町を紹介する番組に出演中。
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昭 和 歌 謡 黄金 時 代
❖ インタビュー (歌手のみ、あいうえお順)
二〇一二年十月刊
(はやしや・たけへい)
10
林家たけ平 ( 編・著)
昭和の流行歌大好き落語家・林家たけ平が、昭和歌謡黄金時代の名歌手
三十名、スタッフ、ご家族に実際にお会いして、今しか聞けないお話をう
かがい、この一冊に収録。昭和歌謡黄金時代、誰もが知っている歌と歌手
は当たり前に私達の生活に寄り添っていた。その時代のことを中心に、生
い立ちから歌手になるまでの経緯、全盛期、そして歌に対しての思い、さ
らに偉大なる先輩歌手(東海林太郎、藤山一郎、美空ひばり、岡晴夫、霧
島昇等……)とのエピソードなども、昭和史を織り交ぜて語っていただい
た。懐かしい歌が飛び交うインタビュー、読みながらつい口づさみたくな
ること間違いなし!他にも貴重なスタースナップ写真、たけ平の歌年表、
スター似顔絵(202 名)なども詰まった、今までにない歌本の決定版!!
林家たけ平
since1912
撮影監督
60
48
本の内容
著者紹介 コロムビアローズ、五月みどり、三條町子、島倉千代子、菅原都々子、曽根史朗、
初代
よみがえる歌声
全国書店にて 10 月発売!