デジタイザー 10000 V2.0 リリースノート

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デジタイザー 10000 V2.0
リリースノート
本リリースノートでは、デジタイザー 10000 V2.0 における新機能と改善
点について説明しています。
デジタイザー 10000 の必須条件
デジタイザー 10000 ソフトウェアをインストールするには、最低でも以下
の条件が必要です。
構成要素
必須条件
CPU
Pentium II、166 MHz またはそれ以上
OS
Windows(R)98、2000、NT4 †、ME、または XP
ブラウザ
MS Internet Explorer 5.5、またはそれ以上
メモリ (RAM)
64 MB RAM 必須 (96 MB 推奨 )
ハードドライブ
250 MB のハードディスクスペース
ビデオディスプレイ
Super VGA, 65,000 色、またはそれ以上
画面の解像度
800 x 600 ピクセル
CD-ROM ドライブ
24x または、それ以上
ミシンの接続
ジャノメ メモリークラフトに接続するためのシリアル、または
USB ポート
プリンタの接続
パラレルポートプリンタには、プリンタ用にパラレルポート
ドングルの接続
安全保護装置用に USB またはパラレルポート
† USB 接続は Windows NT ではサポートされていません。
利用できるミシンのモデルとメモリーカード
デジタイザー 10000 V2.0 では、以下のミシンモデルとメモリーカードを
ご利用になれます。
利用できるミシンのモデル
デジタイザー 10000 は、3 つのマシンモデルをサポートしています。
! メモリークラフト 10001 お l よびメモリークラフト 10000 V3.0 以上
! メモリークラフト 10000 V2.21
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デジタイザー 10000 V2.0 リリースノート
リリースノート
! メモリークラフト 9500 およびメモリークラフト 300E
新しいジャノメミシンは、シリアル、または USB ポートとケーブルを通し
て、お使いの PC に直接接続できます。詳細は以下のジャノメ メモリーク
ラフトを PC に接続するをご覧下さい。
メモリークラフト 10000 V2.2 以前のファームウェアのミシンをお使いの
場合は、事前にバージョン 2.21 にアップグレードする必要があります。
ジャノメのホームページ http://www.janome.com/ から、必要なアップグ
レードをダウンロードして下さい。
メモリクラフト 9500 とメモリクラフト 300E は、直接接続をサポートして
いません。
利用できるメモリーカード
デジタイザー 10000 では、ATA PC カードとスキャンカードをご利用になれ
ます。ATA PC カードは、PCMCIA 標準 PC メモリカードで、JEF フォーマッ
トでデザインを格納するのに使用されます。JEF フォーマットは、ジャノ
メ メモリークラフトミシンに読み込み、書き込みするためのフォーマッ
トです。アメリカと日本ではフロッピーディスクに変わるものとして、こ
のカードは幅広く普及しています。以前は家庭用刺繍には、ミシン特定の
専用メモリが使用されていました。ジャノメは、初めて全般的な PC メモ
リーカードをサポートした家庭用刺繍ミシン製造業者です。
デジタイザー 10000 では、スキャンカードもご利用になれます。これらの
カードは、ステッチデータフォーマットでデザインを格納します。これら
のディスクは主に、コンピュータから旧式のミシンにデザインを転送する
のに使用されます。
デジタイザー 10000 のインストール
デジタイザー 10000 V2.0 は、インターネットからダウンロードしてイン
ストールできるほか、インストール CD も同梱されています。パッケージ
の内容は以下の通りです。
! プログラムを新規にインストールするのに、あるいは既存のプログラ
ムをアップデートするのに必要なソフトウェアコンポーネント。
! サポートされている全言語によるメッセージ
! サポートされている全言語のオンラインヘルプファイル
! ソフトウェアのガイドブック(英語のみ)
インストールが完了すると、「バージョン情報」ボックスに、更新された
ソフトウェアの現バージョンが表示されます。
メモ デジタイザー 10000 ソフトウェアを、まず最初に インストールする
ことをお勧めします。ソフトウェアがインストールされたら、安全保護装
置(ドングル)を取り付け、ソフトウェアが正しく動作することを確認し
ます。正しく動作した場合は、ジャノメ メモリークラフトミシンをコン
ピュータに接続します。詳細は、ジャノメ メモリークラフトのマニュア
ルをご覧下さい。
注意 Professional Windows NT、2000、または XP ユーザー(この中のど
れかをオペレーティングシステムとしてご使用の場合)は、ソフトウェア
をインストールするのに管理者レベルでログオンする必要があります。
Windows 98/98SE、または Windows ME では必要ありません。
オンラインドキュメント
デジタイザー 10000 V2.0 ソフトウェアで提供される「ガイドブック」
、
「リリースノート」のオンラインドキュメントを表示したり、印刷するに
は Adobe Acrobat Reader が必要となります。
デジタイザー 10000 V2.0 リリースノート
リリースノート
メモ デジタイザー 10000 V2.0 では、Acrobat Reader は自動的にインス
トールされません。
オンラインドキュメントを読み込む
インストールされている場合は、メインの「ヘルプ」メニューからオンラ
インドキュメントを選択できます。インストールされていない場合でもデ
ジタイザー 10000 V2.0 インストール用 CD-ROM から選択して、表示できま
す。
オンラインガイドとリリースノートを参照するには
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デジタイザー 10000 を開いて、メインのメニューバーから「ヘルプ」を選択し
ます。
ドロップダウンリストから必要なドキュメントを選択します。
メモ ドキュメントが開かれない場合は、Adobe Acrobat Reader をインストー
ルする必要がある場合があります。
安全保護装置
デジタイザー 10000 は、コンピューターに取り付けられた安全保護装置
と、ソフトウェアに入力されているアクセスコードによってコントロール
されています。安全保護装置ごとに、それぞれシリアル番号と ID コード
があり、お使いのシステムがそれらを認識します。
新規 USB ポートドングル
旧パラレルポートドングル
デジタイザー 10000 を新規に購入された場合は、デジタイザー 10000 の新
規 USB セキュリティドングルが同梱されています。安全保護装置は、コン
ピュータの USB ポートに差し込みます。お使いのコンピュータに USB ポー
トがない場合は、お近くのジャノメ代理店に USB ドングルの入った封筒を
開封しないまま返却し、パラレルポートドングルと交換して頂く必要が
あります。ポートがどこにあるかわからない場合は、お使いのコンピュー
タのマニュアルで確認して下さい。
メモ USB 接続は Windows NT ではサポートされていません。
注意 デジタイザー 10000 で作業中に、安全保護装置が外されるか、接続
が失われると、エラーメッセージが表示されます。その場合、メッセージ
をキャンセルし、デジタイザー 10000 を終了します。保存されていないデ
ザインへの変更は失われます。コンピュータに再度安全保護装置をしっか
りと取り付け、デジタイザー 10000 を再起動します。
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旧バージョンのデジタイザー 10000 を削除する
Windows の「スタート」メニューから「プログラム>デジタイザー 10000 >
Uninstall」を選択したり、Windows のコントロールパネルから「アプリ
ケーションの追加と削除」を使用してデジタイザー 10000 を削除するの
は、できるだけ行わないようにして下さい。これらの方法ではデジタイ
ザー 10000 に関連する全てのファイルが削除されてしまいます。
ソフトウェアを更新する際、以前のバージョンのプログラムを、デジタイ
ザー 10000 のインストール中に、自動的に削除することをお勧めします。
この方法では、プログラムが全てのユーザー作成による設定を新規の設定
と合成します。
メモ デジタイザー 10000 を「プログラム>デジタイザー 10000 >
Uninstall」、または「プログラムの追加/削除」を使って削除した場
合は、デジタイザー 10000 フォルダにいくつかのファイルが残される場
合があります。この場合は、Windows エクスプローラを使って、デジタイ
ザー 10000 フォルダとその内容を個々に削除する必要があります。これを
行わずに新しいバージョンのイージーデザインをインストールした場合
は、
「安全保護装置が見つかりません」ダイアログが表示され、新しいソ
フトウェアを実行できません。
セキュリティコード
デジタイザー 10000 は、コンピューターに取り付けられた安全保護装置
と、ソフトウェアに入力されているアクセスコードによってコントロール
されています。デジタイザー 2000 からソフトウェアをアップデートする
場合は、ソフトウェアを使用するのに、2つの新しいセキュリティコード
を入力する必要があります。これらのコードは、地域の蛇の目オフィスか
ら入ファックスまたは電子メールで入手することができます。。コードは、
デジタイザー 10000 に直接入力することも、テキストファイルとして取り
込むこともできます。アップグレードの後でデジタイザー 10000 のプログ
ラムを開始しようとすると「セキュリティコードが入力されていません。
」
という内容のメッセージが表示されます。
新しいセキュリティコードは直接入力することも、あるいは別のファイル
から取り込むこともできます。
アクセスコードを注文する
デジタイザー 2000 を現在お持ちでデジタイザー 10000 にアップデートご
希望の場合は、お住まいの地域の蛇の目オフィスに連絡していただき、新
機能が利用できるようアクセスコードを新しく入手していただく必要があ
ります。
アクセスコードを注文するには
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最寄の蛇の目代理店に連絡を取り、アップデート用のコードを購入します。
蛇の目に、お使いのソフトウェアのバージョン、レベル、シリアル番号と ID
コードを伝えます。
参考 「アクセスコード注文書」を使用します。
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蛇の目が通常は電子メールかファックスにて、新規アクセスコードを送付して
きます。
電子メールで受け取る場合は、以下の内容が含まれています。
! 新規アクセスコードの入力手順
! 新規コードを含むテキストファイル
添付ファイルの名前はドングルの番号と同じになります。例えば、
123456.txt となります。このテキストファイルをデジタイザー
10000/ACCESSCODES フォルダにコピーします。
ファックス、または手紙を受け取った場合には、以下のものが含まれます。
! 新規アクセスコードの入力手順
! 新規アクセスコード
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新規アクセスコードを入力します。
詳細はガイドブックをご覧下さい。
全ての新機能が使用できるようになります。
安全保護装置を確認する
文書、または電話でお使いのシステムを参照する時には、シリアル番号と
ID コードの提示が必要です。この情報は「安全保護装置」ダイアログか
アクセスコード注文書で確認できます。
安全保護装置を確認するには
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「セットアップ>安全保護システム」を選択し、「安全保護装置」ダイアログを
開きます。
安全保護装置の「シリアル番号」と「ID コード」がダイアログボックスの上部に
表示されます。
アクセスコードを直接入力する
マニュアルで安全保護アクセスコードを入力して、新規オプションを追加
したり、新しいリリースにソフトウェアをアップグレードしたりできま
す。アクセスコードはお近くの蛇の目オフィス、または代理店から入手し
て下さい。
参考 また、テキストファイルからアクセスコードを取り込むこともでき
ます。
アクセスコードをマニュアルで入力するには
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「セットアップ>安全保護システム」を選択し、「安全保護装置」ダイアログを
開きます。
シリアル番号を確認します。詳細はガイドブックをご覧下さい。
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アクセスコードを入力します。Tab、または Enter を使い、フィールド間を移
動します。
メモ スペースは自動的に挿入されますのでタイプしないで下さい。
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OK をクリックします。
アクセスコードが入力されたという内容のメッセージが表示されます。
4 「安全保護装置」ダイアログに表示された ID コードが、アクセスコードと共に
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受け取った ID コードと同じであるか確認します。ここで ID コードが一致して
いなければなりません。
OK をクリックします。
デジタイザー 10000 を再スタートします。
アクセスコードをインポートする
テキストファイルからセキュリティアクセスコードをインポートできま
す。テキストファイルは、通常蛇の目から電子メールで送られてきます。
詳細はガイドブックをご覧下さい。
アクセスコードをインポートするには
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テキストファイルを、デジタイザー 10000¥ACCESSCODES フォルダにコピーし
ます。
ファイルを識別しやすいように、ファイル名が安全保護装置のラベル上のシリ
アル番号と同じになっています。
デジタイザー 10000 では、「セットアップ>安全保護システム」を選択します。
「コード取り込
み」をクリック
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シリアル番号と、ID コードが、新規アクセスコードのテキストファイルを含む
電子メールのものと一致するかを確認します。
4 [ コード取り込み ] をクリックします。
「ファイルを開く」ダイアログが表示され、初期設定でテキストファイルを保
存したデザインフォルダが選択されています。
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新規アクセスコードを含むテキストファイルを選択して、[ 開く ] をクリック
します。
コードが自動的に更新されます。
デジタイザー 10000 を再スタートします。
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ジャノメ メモリークラフトを PC に接続する
サポートされたミシン、メモリークラフト 10001 またはメモリークラフト
10000 V3.0 以上、をお使いのコンピュータに接続するためには、ご使用の
Windows のオペレーティングシステムによって USB ケーブルまたはジャノ
メ RS-232C ケーブルのどちらかを使用する必要があります。ジャノメ メ
モリークラフトはコンピュータの COM1、または COM2 ポートに接続されな
ければなりません。Windows 98、または 2000 をご使用の場合、COM ポート
の代わりに USB ポートを通して、PC にミシンを接続することもできます。
しかし、それには USB ドライバをインストールする必要があります。
Windows 95、または NT4.0 をご使用の場合は、このオプションはありませ
ん。
メモ デジタイザー 10000 ソフトウェアを、まず最初に インストールする
ことをお勧めします。ソフトウェアがインストールされたら、安全保護装
置(ドングル)を取り付け、ソフトウェアが正しく動作することを確認し
ます。正しく動作した場合は、ジャノメ メモリークラフトミシンをコン
ピュータに接続します。詳細は、ジャノメ メモリークラフトのマニュア
ルをご覧下さい。
USB ケーブルを PC に接続する
PC の OS が Windows 98、2000、ME、あるいは XP の場合、USB ケーブルを使
用します。
USB ケーブルを PC に接続するには
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PC とジャノメ メモリークラフトの電源を入れます。
タイプ A コネクタを PC に、タイプ B コネクタをミシンに接続します。
USB ケーブル
(12 Mb/s)
タイプ B コネクタ
タイプ A コネクタ
メモ セットアップが完了する前に PC またはミシンの電源を切らないで下さ
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い。
指示に従ってジャノメ メモリークラフトミシン対応 USB ドライバをインス
トールします。
メモ このセットアップは初めて使用される時にのみ必要です。ケーブルは電
源が入っていても切れていても取り外せます。
RS-232C ケーブルで PC と繋ぐ
PC の OS が Windows NT の場合、RS-232C ケーブルを使用します。
メモ RS-232C ケーブルは、その他のマイクロソフト社の Windows の OS 全
てに使用できます。
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RS-232C ケーブルで PC と接続するには
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コンピュータとジャノメ メモリークラフトの電源を切ります。
9 ピンの四角い接続端子を PC の COM ポートに、丸い接続端子をミシンに接続し
ます。
RS-232C ケーブル
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ケーブルが接続された後に、ミシンと PC の電源を入れます。
注意 電源を切る前にケーブルを外すと、故障の原因となります。ガイドブッ
クでミシンの通信設定を調整するをご覧下さい。
デジタイザー 10000 V2 における変更点と追加点
デジタイザー 10000 V2.0 には、以下の内容が変更、追加されました。詳
細はガイドブックをご覧下さい。
デザインギャラリー
デスクトップのアイコンをダブルクリックして、デザインギャラリー
を起動。イージーデザインも自動的に起動します。
イージーデザイン、またはイージーエディットが既に開いている場
合、「デザインギャラリー」(「標準」ツールバー)をクリックして、
デザインギャラリーを起動。
デジタイザー 10000 V2.0 に、デザインギャラリーという、デザイン管理
システムが含まれました。デザインギャラリーには、刺繍デザインを表
示、管理するための効率的な方法が備えられています。このデザイン管理
ツールを使って、ハードディスクや CD-ROM に保存されているデザイン
ファイルを検索、切り取り、貼り付け、コピーまたは削除できます。デザ
インを単独で、またはグループで変換することもできます。デザインギャ
ラリーは、イージーデザインとイージーエディットで使用される、全ての
デザインファイルフォーマットを認識します。
デジタイザー 10000 V2.0 リリースノート
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ステッチ刺繍をスローモーションで再現する
「Slow Redraw」(「表示」メニュー)を使用して、デザインのステッチと色
の順序をスローモーションで再現。
新規「Slow Redraw 」機能を使い、縫い順や色の順序をスローモーション
で再現できます。
クリックしてスタート
再現の速度を調整
メモ Slow Redraw はビジュアライザーと一緒に使用することはできませ
ん。
アウトラインを自動刺繍でデジタイズする
「アウトラインを自動刺繍」(「デジタイズ」ツールバー)を使用して、形
状の輪郭をデジタイズ。
新規「アウトラインを自動刺繍 」機能を使って、形状の輪郭をランニン
グステッチでデジタイズします。現在のプロパティが適用されます。希望
のアウトラインの太さによってステッチタイプを、シングル/トリプルの
ランニングライン、またはサテンラインに変更できます。
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デジタイザー 10000 V2.0 リリースノート
リリースノート
部分的に自動刺繍の改良点
部分的に自動刺繍を使用する際、以前は、現在選択されている色が使用さ
れていましたが、埋め込み部分に合う、適切な色が自動的に選択されるよ
うになりました。
自動アップリケの改良点
自動アップリケでは、止めステッチの後と上縫いを開始する前に、ミシン
が停止するようになりました。これによりアップリケを適切な位置で切り
取って処理できるようになりました。これまではアップリケが最初にその
形状に切り取られているものと仮定するようにプログラムされていたため
です。但し、旧バージョンの『Normal Template』を使った既存のサンプ
ルデザインについてはこの改良点に制限があります。詳細は以下のデジタ
イザー 10000 V2 における確認済み制限事項をご覧下さい。
新規「下縫い」アイコン
「下縫い」(
「編集」ツールバー)をクリックして新規、または選択オブ
ジェクトに自動下縫いを適用。
「下縫い」ツールのボタンの切り替えによって「効果」ダイアログの設定
を基に新規、または選択オブジェクトに自動下縫いを適用します。
新規「刺繍枠を表示」アイコン
「刺繍枠を表示」(「表示」ツールバー)をクリックして、刺繍枠を表示、
非表示。
イージーデザインでは、新規の「刺繍枠を表示」アイコンによって刺繍枠
の表示、非表示を切り替えることができるようになりました。
デジタイザー 10000 V2.0 リリースノート
リリースノート
あるいはデザインウィンドウの空白部分を右クリックします。ポップアッ
プメニューが表示されます。
刺繍枠表示オン / オフ
または、
「セットアップ」メニューの「作業環境>表示」タブに、
「刺繍枠
表示」チェックボックスが追加されました。このオプションでも、刺繍枠
の表示、非表示を切り替えられます。
刺繍枠表示オン / オフ
新規「グリッド表示」アイコン
「グリッド表示」(「表示」ツールバー)をクリックして、グリッドを表示、
非表示。
新規の「グリッド表示」アイコンでグリッドの表示、非表示を好きな時に
切り替えられます。
新規「針位置表示」アイコン(イージーエディットのみ)
「針落位置表示」(「表示」ツールバー)を使用して、デザインの針落ちポ
イントを表示、非表示を切り替える。
新規「針位置表示」アイコンを使ってデザインの針位置を表示、非表示に
できます。この機能は、イージーエディットでご利用になれます。
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デジタイザー 10000 V2.0 リリースノート
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針落ちポイント
表示
新規フォント
デジタイザー 10000 V2.0 では新たに 5 つの高品質の刺繍フォントが加え
られました。
推奨サイズ
フォント
サンプル
最小
最大
インチ
mm
インチ
mm
Agatha
0.3
8
2.0
50
Carla
0.4
10
2.0
50
Gaelic
0.44
11
2.0
50
Royale
0.5
13
2.4
60
Serif2
0.3
8
1.2
30
新規サンプルデザイン
デジタイザー 10000 V2.0 では新たに 250 の高品質のサンプルデザインが
追加されました。
メモ Stitchitize(TM) の刺繍デザインは、Stitchitize Embroidery
Design Services 社が所有しており、著作権法によって保護されています。
デジタイザー 10000 V2.0 リリースノート
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デジタイザー 10000 V2 における確認済み制限事項
デジタイザー 10000 V2.0 には、以下の確認済み制限事項が含まれます。
デザイン全体を自動刺繍のサテンラインオプションとの使用
デジタイザー 10000 V2.0 のデザイン全体を自動刺繍をサテンラインオプ
ションと使用した場合、使用するイメージによってサテンラインによるア
ウトラインが正確に作成されない場合があります。「サテンライン」を別
で適用して、オブジェクトを生成するにはまずオブジェクトのグループを
解除する必要があります。
刺繍ギャラリーに適用した下縫い
刺繍ギャラリーを使ったオブジェクトに下縫いを適用した場合「下縫い」
アイコンでは下縫いを『なし』に戻せないことがあります。対処法として
「オブジェクトの詳細」ダイアログを開いて下縫いを選択し、その後下縫
いチェックボックスの選択を解除して下縫いを取り除きます。
自動アップリケ
自動アップリケでは、止めステッチの後と上縫いを開始する前にミシンが
停止するようになりました。これによりアップリケを適切な位置で切り
取って処理できるようになりました。但し、旧バージョンの『Normal
Template』を使った既存のサンプルデザインの中にはこの改良点が制限さ
れるものがあります。既存の JAN サンプルデザインが既に開いていてアッ
プリケオブジェクトが作成された場合は、追加のストップとフレームアウ
トは無視されます。
対処法
機能を安定させるには、『Normal Template』を使用します。新規の空デザ
インを開きます。
(「ファイル>新規作成」か、
「刺繍作業の開始」ダイア
ログから「フリーハンドデジタイズ」を選択します。)その後「刺繍>デ
ザイン挿入」を選択して使用したいサンプルデザインを開きます。これで
により新規アップリケを追加できます。
フリーハンドデジタイズ
を選択
上級ユーザーのためのヒント
既に作成されているアップリケオブジェクトを含む既存の JAN サンプルデ
ザインを使用したい場合は、アップリケ刺繍ファイルのオブジェクト・プ
ロパティを利用して、アップリケに「ストップ」を挿入します。詳細につ
いては「http://www.janome.com/lessons.php」からオンラインジャノメ
ソフトウェアレッスンのレッスン 102「Inserting a Stop in Applique
(アップリケにストップを挿入する)
」をご覧下さい。
オンラインドキュメントを開く際の留意点
ヘルプメニューからオンラインドキュメントのいずれかを選択してもうま
く開かない場合があります。その場合はもう一度ヘルプ > オンラインド
キュメント を選択してください。
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ATA カードの確認メッセージ
ご使用の PC が Windows ME/98/98SE の場合、PC に取り付けたカードリー
ダーで ATA カードにデザインを送信するをことを選択した際に確認のメッ
セージが表示されます。このメッセージはこれら以外の OS では表示され
ません。表示が現れた場合は、そのままメッセージボックスの OK をク
リックしてください。デザインは問題なくカードへ書き込まれます。
Windows XP における Slow Redraw
Slow Redraw は、Windows XP の OS をご使用の場合、正常に動作しないこ
とがあります。もし、正常に動作しない場合は、スピードを変えて Go ボ
タンをもう一度クリックしてみてください。
DXF ファイルと JPG ファイルの利用
デジタイザー 10000 V2.0 では利用できる DXF ファイルと JPG ファイルの
形式に限りがあります。このソフトウェアに最適な形式は DXF R11 ファイ
ルです。その他のバージョンの DXF ファイルの中にはこのソフトフェアで
開くことができない場合があります。最新の JPG ファイル (*.JP2) にはこ
のソフトウェアは対応していないため開くことができません。他の JPG
ファイルについては全て利用可能です。