仕様書 - 横浜市立大学

仕 様 書
機器名
機器構成
多人数用透析装置一式
下記の機種一式
・多人数用透析装置
1 日機装製多人数用透析液供給装置 「DAB-20NX」
2 日機装製B剤溶解装置 「DRY-01」
3 東亜ディーケーケー製A剤溶解装置 「AHI-502」
4 日機装製多用途透析監視装置 「DCS-100NX」
5 日機装製個人用途透析監視装置 「DBB-100NX」
6 日機装製浸透圧分析装置 「OSA-33」
7 日本ウォーターシステム製逆浸透精製水製造システム 「MIE751Q-HI」
8 日本ウォーターシステム製個人用逆浸透製造装置 「MZ-1」
9 エーアンドデイ製バリアフリースケール 「AD-6105N」
要 求 条 件
Ⅰ 多人数用透析装置内訳
品番
数量
1 多人数用透析装置
多人数用透析装置本体
DAB-20NX
1 式
ヒーターユニット3.18KW Y90-858Z03
1 式
供給装置モニタ
DAM-01
1 式
緊急予備品
Y90-863Z00
1 式
循環加湿ヒータ
DRH-45C
1 式
熱湯クエン酸消毒ユニット
Y90-982Z00
1 式
分岐箱
DSC-10
2 式
薬液タンク
DRT-05A
2 式
B剤溶解装置本体
DRY-01
1 式
サブタンク(液置換用)
Y90-688Z00
1 式
サブタンクのみ
Y90-689Z00
1 式
AHI-502
1 式
2 B剤溶解装置
3 A剤溶解装置
A剤溶解装置本体
4 多用途透析監視装置
多用途透析監視装置本体
DCS-100NX
10 式
消毒循環ユニット
Y96-033Z02
10 式
BV計(内蔵型)
Y96-036Z02
10 式
ナースコール
Y90-640Z00
10 式
ダイアライザーホルダ
DLC-05
10 式
ナトリウム注入ユニット(ノズルタイプ)
Y96-031Z02
10 式
1
要 求 条 件
クリップ式気泡検出器
Y91-143Z02
10 式
5 個人用途透析監視装置
個人用途透析監視装置本体
DBB-100NX
2 式
消毒循環ユニット
Y96-033Z02
2 式
BV計(内蔵型)
Y96-036Z02
2 式
ナースコール
Y90-640Z00
2 式
スタンド(両サイド取付、スタンド込、ショート)
Y91-126Z00
2 式
ナトリウム注入ユニット(ノズルタイプ)
Y96-031Z02
2 式
クリップ式気泡検出器
Y91-143Z02
2 式
OSA-33
1 式
MIE751Q-HI
1 式
MZ-1
2 式
AD-6105N
1 式
6 浸透圧分析装置
浸透圧分析装置本体
7 逆浸透精製水製造システム
逆浸透精製水製造システム本体
8 個人用逆浸透製造装置
個人用逆浸透製造装置本体
9 バリアフリースケール
バリアフリースケール本体
10 その他
(1)
各機器試運転調整
1 式
(2)
排水設備(排水設備、電源設備増設)
1 式
(3)
機械室等改装
1 式
(4)
二次側工事
1 式
Ⅱ 納入条件等
1 機器仕様(多人数用透析液供給装置)
(1)
原液希釈順序が「水+B液」を先に混合し、次にA液を加える方式であること。
(2)
透析液用監視装置を電気的に連動可能とし、水透析防止の安全機構を確保できること。
(3)
自己診断機能を有していること。
(4)
濃度が自動的に調整できる機能を有し、濃度監視がマイコンとマイコンを介さない電気回路
(ハードインターロック)で構成されていること。
(5)
B希釈液および透析液濃度を連続的に監視し、適正な濃度の透析液を透析用監視装置の台数に
応じて供給できること。
(6)
大型カラーLCD(タッチスイッチ式)を用い、メンテナンス情報の提供およびガイダンス機能を
有すること。また、各種グラフ表示機能を有し、配管系統図による動作表示が可能なこと。
(7)
予備流量計による水計量シリンダのバックアップ機能および緊急透析回路によるマイコン回路の
バックアップ機能を有していること。
(8)
制御系と監視系を分けた2つのマイコンを搭載していること。
(9)
消毒工程と酸洗浄工程の希釈比率を個別に設定できること。
(10)
供給装置モニター・水計量バックアップ・分岐箱・薬液タンクをつけること。
2
要 求 条 件
(11)
多人数透析液供給装置後に中空糸モジュールの取付けが可能であること。
(12)
熱水クエン酸消毒の対応が可能なこと。
2 機器仕様(B剤溶解装置)
(1)
粉末型透析用剤(B剤)を自動的にRO水で溶解してB原液を作成できること。
(2)
B原液を多人数用透析液供給装置へ供給できること。
(3)
透析液供給装置と連動し、供給装置側で濃度補正が可能であること。
(4)
ウィークリータイマーにより設定したプログラムに従って、溶解・洗浄・消毒の各工程を
適宜自動で行なうことができること。
(5)
溶解運転等において、溶解槽におけるB原液の量(液位)や、B原液の濃度が一定値を下回った場合、
警報を発すること。
(6)
装置の異常を検知した場合など、報知や自己診断警報を発すること。
(7)
微粒子ろ過フィルターを組み込むことが可能であること。
3 機器仕様(A剤溶解装置)
(1)
粉末型透析用剤(A剤)を自動的にRO水で溶解してA原液を作成できること。
(2)
A原液を多人数用透析液供給装置へ供給できること。
(3)
ウィークリータイマーにより設定したプログラムに従って、溶解・洗浄・消毒の各工程を
適宜自動で行なうことができること
(4)
溶解運転等において、溶解槽におけるA原液の量(液位)や、A原液の濃度が一定値を下回った場合、
警報を発すること。
(5)
装置の異常を検知した場合など、報知や自己診断を発すること。
(6)
微粒子ろ過フィルターを組み込むことが可能であること。
4 機器仕様(多用途透析監視装置)
(1)
自己診断機能を有していること。(除水制御システム、体外循環機器、電気回路等の重要機構、
部品に関し、自己診断を行い、故障した個所を早期に発見可能な機器であること)
(2)
TMP自動追従監視が可能な機器であること。 (除水制御の監視を厳密に行うため、
ダイアライザーの目詰まりによる劣化を予測し時間経過と共に警報点を自動的に移動させ、
連続かつシビアに監視することが可能な機器であること)
(3)
2つのマイコンを有していること。 (コントロールの中枢であるマイコンとセンサ類を制御系と
監視系に分けた二重構造により、コントロール中枢に単一故障が生じた場合でも、装置の重大な
トラブルとなることを防止できる機器であること)
(4)
生理的食塩水もしくは透析液のどちらか選択することができ、クランプの開閉により血液回路の
プライミングを自動的に行う機能を有している装置であること。
(5)
自動プライミング機能で使用するダイアライザーは中空糸型と積層型から選択できる装置であること。
(6)
装置内の配管に関し、消毒できない配管回路がない装置であること。
(7)
近赤外光反射方式で、体外血液循環量の測定を行うことができ、効率よく除水を行うことができる
装置であること。
(8)
血液判別機能が標準装備され、血液回路内の血液・生理的食塩水・気泡を判別する装置であること。
(9)
シールレスポンプを備えた装置であること。
3
要 求 条 件
(10)
停電時に生理食塩水を用いた自動返血機能を備えた装置であること。
(11)
ポンプ吐出精度連続監視機能により、高い除水精度で定評のある複式ポンプ・除水ポンプの吐出精度を
連続監視し、確実な除水を実現する装置であること。
(12)
熱水消毒・クエン酸熱水消毒に対応の装置であること。
5 機器仕様(個人用途透析監視装置)
(1)
自己診断機能を有していること。 (除水制御システム、体外循環機器、電気回路等の重要機構、
部品に関し、自己診断を行い、故障した個所を早期に発見可能な機器であること)
(2)
濃度監視機能が付属している透析用監視装置であること。
(3)
TMP自動追従監視が可能な機器であること。 (除水制御の監視を厳密に行うため、
ダイアライザーの目詰まりによる劣化を予測し、時間経過と共に警報点を自動的に移動させ、
連続かつシビアに監視することが可能な機器であること)
(4)
2つのマイコンを有していること。 (コントロールの中枢であるマイコンとセンサ類を制御系と
監視系に分けた二重構造により、コントロール中枢に単一故障が生じた場合でも、装置の重大な
トラブルとなることを防止できる機器であること。)
(5)
生理的食塩水もしくは透析液のどちらか選択することができ、クランプの開閉により血液回路の
プライミングを自動的に行う機能を有している装置であること。
(6)
自動プライミング機能で使用するダイアライザーは中空糸型と積層型から選択できる装置であること。
(7)
装置内の配管に関し、消毒できない配管回路がない装置であること。
(8)
近赤外光反射方式で、体外血液循環量の測定を行うことができ、効率よく除水を行うことができる
装置であること。
(9)
血液判別機能が標準装備され、血液回路内の血液・生理的食塩水・気泡を判別する装置であること。
(10)
シールレスポンプを備えた装置であること。
(11)
停電時に生理食塩水を用いた自動返血機能を備えた装置であること。
(12)
ポンプ吐出精度連続監視機能により、高い除水精度で定評のある複式ポンプ・除水ポンプの
吐出精度を連続監視し、確実な除水を実現する装置であること。
(13)
透析量モニタにより標準化透析量および尿素除去率を算出することができること。
6 機器仕様(浸透圧分析装置)
(1)
1回の測定につき6検体を測定できること。
(2)
広範囲の浸透圧を測定できること。
(3)
原水加圧ポンプは、インバータ仕様であること。
(4)
校正データがバックアップされること。
(5)
安定した測定が可能であること。
7 機器仕様(逆浸透精製水製造システム)
(1)
100L 以上の原水タンクがキャビネットに内蔵されていること。また原水加温は電気ヒータにて
行ない原水タンクに内蔵されていること。
(2)
原水加圧ポンプは、インバータ仕様であること。
(3)
1 次フィルタ(10μ750mm×1 本)がキャビネット内に装備されていること。
(4)
硬水軟化装置(樹脂量60L)が装備されていること。
4
要 求 条 件
(5)
繊維状カートリッジ活性炭フィルタ(750mm×5 本)が装備されていること。
(6)
前処理(軟水装置等)故障時にLCD タッチパネルの操作にて自動的にバイパス運転できるシステムであること。
また、バイパス時には活性炭フィルタを通すこと。
(7)
夜間運転から通常運転移行時、前処理部分に滞留した原水をフラッシングする機能が装備されていること。
(8)
1時間当りの造水能力は800L(at25℃)以上であること。
(9)
RO タンク満水時に送水ループラインからのRO 膜連続再循環運転により、活性炭フィルタ~RO 膜~RO
水タンク~RO 送水ラインの広範囲エリアの滞留を抑制し水質を高める、RO 膜全量濾過方式を搭載していること。
(10)
RO ポンプにインバータが内蔵されていること。またRO 水タンクレベルにてインバータ値を多段階に
変速出来るシステムであること。
(11)
RO 膜は耐熱型超低圧8 インチ膜が1 本装備されていること。その膜の公称塩除去率99%以上であること。
(12)
容積130L 以上のRO 水タンクが内蔵されていること。又タンク下部はタンクドレイン時に全てのRO水を
排水できるように四角錐形状になっていること。
(13)
キャビネット内RO 送水ラインには、菌の滞留を抑制するため、内面平滑度に優れ溶出の少ない
PVDF 配管を採用していること。
(14)
夜間運転から通常運転移行時、送水ラインに滞留している滞留水を末端よりフラッシングする機構を
搭載していること。
(15)
夜間運転移行時に、RO 膜内をRO 水により置換し菌の繁殖を抑制する機構を搭載していること。
(16)
活性炭フィルタ、RO 膜、RO 水タンク及び送水ラインの全自動熱水消毒ができるシステムであること。
(17)
消毒に使用した熱水の廃棄温度を、40 度以下に下げて廃棄できる自動混合冷却システムを
搭載していること。
(18)
RO 膜とRO 水タンク間にサンプリングポートを有すること。また穿刺部の交換は容易であること。
(19)
RO ポンプ故障時においても、超低圧RO 膜の特性を利用し、ワンタッチ操作による原水ポンプでの
RO 造水運転が可能であること。(規定水量以下でも可)
(20)
追加機能として、RO 水タンク以降の送水ラインにエンドトキシンを除去する限外ろ過膜を設置可能なこと。
(21)
RO 水を送水するポンプはインバータ仕様であること。
(22)
LCD タッチパネル方式のカラー液晶画面(10 インチ以上)が装備されていること。また多くの操作が
この画面上でできること。
(23)
運転時の温度、水質、水量、圧力、インバータ値、RO 膜伝導度除去率、RO システム回収率が
LCD タッチパネル画面及びグラフ画面で確認できること。
(24)
警報発生時の履歴及び運転データが保存できるLCD 画面で確認できること。
(25)
構成機器である軟水装置、活性炭フィルタ、RO 膜等の差圧設定ができて設定値以上になった場合に
自動的に報知するシステムであること。
(26)
使用条件に合わせた漏水検知機能選択(①警報のみ、②全停止、③検知切り、④時間設定による
警報のみ-全停止切替え)が装備されていること。
8 機器仕様(個人用逆浸透製造装置)
(1)
1時間当りの造水能力は45L(at7℃)以上であること。
(2)
標準システム回収率は50%であること。
(3)
前処理フィルタは、5μフィルタ、活性炭フィルタの兼用型であること。
5
要 求 条 件
(4)
送水ラインは滞留防止のため、ループ運転による循環運転方式を採用していること。
(5)
熱水RO 膜は耐熱型超低圧4インチ膜が1 本装備されていること。
(6)
消毒時に使用した熱水の廃棄温度を、40 度以下に下げて廃棄できる自動混合冷却システムを
搭載していること。
(7)
消毒用ヒータは汎用性の高い小容量の700Wクラスであること。
(8)
活性炭フィルタ、RO 膜、RO 水タンク及び送水ラインの自動薬液消毒ができるシステムであること。
(9)
カラーLCD タッチパネルを採用し、視認性に優れていること。
(10)
フローシート、各水量、水質、圧力、RO 除去率が表示できること。
(11)
積算値、警報内容・履歴、原水使用量、現在時刻が表示できること。
9 機器仕様(バリアフリースケール)
(1)
150㎏までの体重測定が可能なこと。
(2)
車椅子で乗り降りができるように軽量面までの高さが3㎝以下でスロープを備えていること。
(3)
車椅子に乗ったまま測定ができるようにフラットで696×560の測定スペースがあること。
(4)
安全性のためにすべり止めスロープを備えていること。
(5)
車いすや着衣などの重量を2つまで設定ができ、車いすに乗車のままや着衣のままで設定重量を
引いた体重のみを表示可能なこと。
10 納品
(1)
横浜市立大学附属市民総合医療センターの指定の場所に納品すること。 (2)
当院の指定する場所から搬入可能であること。詳細は別途協議すること。
(3)
機器の搬入、据え付け、調整、及び必要に応じて既存装置の廃棄を行うこと。
(4)
設置時までに装置等の仕様変更があった場合は、最新の仕様で設置すること。
(5)
配送費用一切は本体価格に含むこと。
(6)
付帯工事は、当院と事前協議し、指示に従い施行すること。
(7)
納品、稼働は平成26年3月28日までに行うこと。
(8)
受入試験は、当院スタッフ立会いのもとに行うこと。試験内容等の詳細は別途協議すること。
11 保守・メンテナンス
(1)
発生した故障の修理、および定期点検を実施できる体制が整っていること。
(2)
通常の業務時間においては、ユーザからの障害連絡後、速やかに対応できる体制が整っていること。
(3)
請負業者は、システムの安定保守を努めるために、24時間365日のサービスセンターを設けていること。
(4)
夜間、休日などに修理が発生した場合、速やかに対応するため、現地に対応スタッフを備えていること。
(5)
引渡し後1年間は、無償で製品保証すること。
12 教育
(1)
操作マニュアルは、全ての機器について日本語版で2部以上用意すること。
(2)
担当者に対して教育訓練を実施する体制が整っていること。
(3)
担当者が必要と認めた場合、繰り返し教育、訓練を行なうこと。
13 その他
(1)
その他、明記されてない事項で問題が生じた時は、別途協議の上、決定すること。
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