鋳込み(ジュースマック)ビアマグも同じ作り方。コーヒーカップは上部が

鋳込み(ジュースマック)ビアマグも同じ作り方。コーヒーカップは上部がないです。
・乾燥前寸法 H
×W
×φ
cm
・焼き上がり寸法 H9.5×W12×φ8cm
用意する物
・泥しょう・鋳込み用石膏型・ゴムバンド・じょうご・泥しょう受け(バット)
・コンプレッサー
・網2枚・網受け板2枚・プラスチックケース・鋳込み用たたら板・ぬれ雑巾・乾いた湿布
・かきベラ・反りカッター・かぎ付き針・ペーパーナイフべら
① ゴムバンド
鋳型の大きさに合わせたゴムバンドを選ぶ
掛け
②
基本は横→縦の順番で2本かける。
(フリーカップは縦1本のみ)
③
・縦のゴムバンドは流し込みしやすいように斜
めにずらす。
④
花瓶など縦に長い物は横に三本ほどかける。
⑤ コンプレッサー掛け
中側だけ軽く吹き掛け、ほこりをとばす。
⑥ 作業台の周り
大きな鋳型から順に作業台の周りに並べる。
に並べる
⑦ 粘土埋め
同じ鋳型は隣どうし並べる。
石こう型の溝が T 字になったところから泥し
ょうがもれないように粘土で埋める。
⑧ 流し込みの
準備
⑨
バット・網受け2本・網2枚・雑巾・ビニール
シート2枚を用意しておく
かくはん機のレバーを開き、泥しょうをじょう
ごに注ぐ。
(たくさん入れすぎないように注意
する。
)
*レバーを開いても泥しょうが固まって流れ
ない場合は、棒でつついて穴をあける。
じょうごの下に泥しょうが付く場合が多いの
⑩
で、雑巾で拭く。
床にこぼしたらすぐに雑巾で拭きとる。
⑪ 流しこみ
鋳型を並べた順番に順序よく流し込む。
型の淵
につかないように、
ゆっくりとあふれる寸前ま
で流し込む。
(注ぎ口の真ん中に注ぐ。
)
*すき間から泥しょうが漏れたらすぐに粘土
で止める。
注ぎが中途半端に終わるくらいなら
注がずにタンクに戻す。
少し減った所に注ぎ足
す。
厚みがつくまで50~60分放置する。
泥しょ
⑫
うと鋳型の状態で適切な厚みの付く時間は変
わる。
この時間を利用して、後片付け、もしくは次の
流しこみの準備をする。
⑬ 泥しょうあけ
の準備
プラスチックケースに鋳込み用のたたら板を
4枚渡す。なるべく同じ厚さのものを用意す
る。)
作業台の上にビニールシートを3~4枚ずつ
広げる。
⑭ 泥しょうあけ
50~60分ほどして適切な厚み(3mm程)
になったら、
余分な泥しょうをプラスチックケ
ースにあける。
ゴムバンドやつなぎ目の溝のな
い所から泥しょうをあけるとよい。
鋳型の持ち
運びに注意する。
⑮
泥しょうをあけたら石こう型をひっくり返し
た状態でたたら板の上に置く。流しこみをした
順番に泥しょうをあける。
⑯
ポタポタ滴が落ちなくなったら逆さまのまま
ビニールシートの上に置き、縦バンドのみ取り
外す。30分ほど放置して元に戻します。鋳型
の持ち運びに注意する。T 字部に埋めた粘土を
取り捨てる(再利用はしない)
。
⑰
たたら板についた粘土をゴムベラで削り取り、
プラスチックケースの泥しょうをタンクに戻
す。ゴムベラでプラスチックケース内の泥しょ
うをきれいに取り、タンクに戻す。
⑱ 口取り
適度な硬さになったら上部をたたいて上だけ
外す。口部分の粘土をペーパーナイフべらで切
り取る。
(横へ切ると飲み口がひび割れるので、
内から外へ切る。)*フリーカップとコーヒー
カップは上の石こう型がないので粘土上部だ
け内側に曲げて上に引っ張ってちぎって、ペー
パーナイフべらできれいにする。
⑲
翌日まで置いておくと、外しやすく製品もゆが
まない。取っ手のついたものは、その日のうち
に外さないと取っ手が縮んだ時にひび割れる。
*内側が乾いたら底部にたまった(ふくらん
だ)粘土をかきべらで削る。
⑳ 鋳型はずし
製品がゆがまないように取り外す。
上部を取り、横のゴムバンドも外し、
*ティーポットはふた部分をちぎってから上
部をよくたたいてから上部を外す。注ぎ口は前
もって内側に折り曲げておく。ちぎれても問題
ない。
21
横に倒してから、底部を外し、
22
横にしたまま、上半分を外し、鋳型を戻して
反転してもう片方を外す。
23
両手でやさしく製品を取り出す。
口を持つ手の指は、奥深くまで入れる。
取っ手の根元がひび割れやすいので、取っ手は
持たない。
*空いた時間にゴムバンドやたたら板を洗う
24 鋳型そうじ
乾いた湿布とぬらした雑巾を用意する。
(型枠そうじ)
25
色が黒い半乾きの粘土は乾いた湿布で掃除す
る。色が白く乾いて取れない粘土は、濡らした
雑巾で濡らしてから、乾いた湿布で拭きとる。
濡らした雑巾でこすると石こう型が溶けるの
で禁止。内側はこすりすぎないように。コンプ
レッサーで吹き飛ばしても良い。爪をたてた
り、道具などをつかって掃除するのは厳禁。
26
掃除が終わったら組み立てて棚に戻します。
かみ合わせの凸凹の形状が合っているか、よく
確かめてから組み立てる。
27 けずり・修正
持って形が変わらなくなったらバリ取りをし
て修正する。
28
底と口の部分を平らにする。まだやわらかい場
合は濡れ雑巾の上で、ドアノブを回すようにす
る。強く持つと形がゆがんだり、ひび割れるの
で注意。やすりがけしないのはフリーカップの
み。底だけ外れる石こう型は底だけやすりがけ
する。
29
先の曲がったカッター(反りカッター)やカギ
付き針でバリを削る。面にそって一気に削ると
きれいになる。
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口の部分の角も軽く落とす。
31
ぬらした雑巾で削った部分をきれいにする。
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完成