平成27年1月29日 南海電気鉄道株式会社 泉北高速鉄道株式会社 「南海・泉北連絡普通旅客運賃」および 「泉北線内通学定期旅客運賃」の値下げを実施します ~平成27年3月 1 日(日)開始に決定~ 南海電気鉄道株式会社(以下「南海」)と泉北高速鉄道株式会社(以下「泉北」)では、平成26年 11月6日に「南海・泉北連絡普通旅客運賃」および「泉北線内通学定期旅客運賃」の値下げに関する 報道発表をいたしましたが、このたび値下げ開始日および取扱いの詳細が決定いたしましたので、お知ら せいたします。 1.値下げ等開始日 平成27年3月1日(日) 2.値下げ内容等 (1)南海・泉北連絡普通旅客運賃の値下げ ア、対象乗車券 南海・泉北連絡普通乗車券 対象 1.南海・泉北連絡普通乗車券 2.ICカード(全国相互利用対象カード含む)によるご利用 3.南海・泉北連絡割引普通乗車券(身体・知的障害者割引) 対象外 1.泉北線内のみと南海線内のみの普通乗車券 2.定期乗車券、回数乗車券、団体乗車券 イ、現行運賃からの値下げ額 大人 80円(乗継割引額を現行の20円から100円に拡大) 小児 40円(乗継割引額を現行の10円から 50円に拡大) ※( )内の金額は普通旅客運賃からの割引額合計で、南海と泉北がそれぞれ半額ずつ割引します。 ウ、その他 ①南海・泉北連絡割引普通旅客運賃(身体・知的障害者割引)の変更 同運賃については、両社の乗継運賃から身体・知的障害者割引額を差し引いた額をは数計算 (10円未満のは数を10円単位に切り上げ)し、併算した額に変更をいたします。 ②利用回数割引の適用 PiTaPa カードに適用している利用回数割引[補足1]は、運賃値下げ後も引続き適用いたします。 ③連絡定期旅客運賃と連絡普通旅客運賃との比較 今回の南海・泉北連絡普通旅客運賃の値下げに伴い、南海・泉北連絡定期乗車券をご利用 されるよりも、連絡普通乗車券をご利用いただいたほうがお安くなる場合があります。 定期乗車券は、有効期間内であれば区間内を何回でも乗降が可能ですので、利用用途に応 じてお選びください。 (2)南海・泉北連絡回数乗車券の廃止 ア、廃止乗車券 南海・泉北連絡回数乗車券(普通、時差、土休日) ※平成27年3月1日より発売を停止いたしますが、有効期間満了日まではご利用いただけ ます。 ※南海および泉北の単独回数乗車券は引続き発売いたします。廃止後も両社を跨る区間にお いて回数乗車券をご利用のお客さまは、それぞれの単独回数乗車券を組み合わせてご利用く ださい。その場合、連絡普通乗車券をご利用いただいたほうがお安くなる場合がありますの で[補足2]、利用用途に応じてお選びください。 イ、廃止理由 今回の南海・泉北連絡普通旅客運賃の値下げに伴い、回数乗車券の種別・区間により、1枚 あたりの単価が連絡普通旅客運賃より高くなる区間が多く発生します。そのため、お客さまが 割高な回数券を購入されるケースを防止するため、廃止いたします。 ウ、払戻し 今回の値下げにより、連絡普通乗車券を利用するため、連絡回数乗車券の払いもどしを希望 されるお客さまには、特例払いもどしをさせていただきます[補足3]。 (3)泉北線内の通学定期旅客運賃の値下げ ア、値下げ内容 泉北線内各駅相互間(全区間)において、通学定期旅客運賃から約25%を値下げ (現行割引率:約60% → 変更後割引率:約70%) ※通学定期乗車券の南海線区間および通勤定期乗車券は、対象外です。 イ、差額払いもどし 値下げ前に購入された通学定期乗車券は、3月1日以降の日数分の差額を払いもどしいたし ます[補足4]。 3.値下げ後の運賃 値下げ後の泉北各駅から南海主要駅までの連絡普通旅客運賃及び泉北線の通学定期旅客運賃につい ては、参考資料の通りです。 以 上 別紙 [補足1]利用回数割引 PiTaPa カードで、1ヶ月間(1日~末日まで)に同一運賃区間を複数回ご利用の場合、 11回目以降の運賃は所定運賃の10%割引でご利用いただけるサービス(事前申込みは不要)。 ※ PiTaPa カード以外のICカードは利用回数割引の対象外です。 ※ PiTaPa カードを新たにご利用のお客さまは、お申し込みが必要です(お申込みいただくと、審 査の上、約3週間~4週間でカードが到着します)。 [補足2]回数乗車券と連絡普通旅客運賃との比較 次の計算により、回数乗車券の1枚あたりの単価と、値下げ後の連絡普通旅客運賃とを比較い ただけます。 (計算方) 回数旅客運賃 ÷ 総券片数 = 1枚単価 [計算例] 難波~泉ケ丘間にて、時差回数乗車券を組み合わせてご利用される場合 5,600 円(南海 3,300 円+泉北 2,300 円)÷12 回=467 円 > 連絡普通旅客運賃 460 円 → 連絡普通乗車券のほうがお得 [補足3]連絡回数乗車券の特例払いもどし 今回の値下げにより、連絡普通乗車券を利用するため連絡回数乗車券の払いもどしを希望され るお客さまには、次の計算により払いもどしをさせていただきます。 ・払いもどし期間 ・取扱駅 平成27年3月1日~お持ちの連絡回数乗車券の有効期間内 南海:全駅(ただし、駅係員無配置駅等一部の駅を除く) 泉北:深井~和泉中央間の各駅 (計算方) 発売額 × 残券片数 ÷ 総券片数 = 払いもどし額(10円未満のは数は切り上げ・無手数料) [計算例] 難波~和泉中央間の普通回数乗車券(11回)で、残券片数が 5 回の場合 6,500 円×5÷11=2,955 円(→2,960 円を払いもどし) [補足4]通学定期乗車券の差額払いもどし 値下げ前に購入された通学定期乗車券は、3月1日以降の日数分の差額を払いもどしいたします (10円未満のは数は切り上げ・無手数料)。 ①対象 2月28日以前に購入し、有効期間満了日が3月1日以降となる次の通学定期乗車券 ・泉北線通学定期乗車券 ・南海・泉北連絡通学定期乗車券 ・大阪市営地下鉄・泉北連絡通学定期乗車券 ※通学定期乗車券の南海線区間・大阪市営地下鉄区間および通勤定期乗車券は、対象外です。 ②払いもどし日および対応期間 ・払いもどし日:有効期間満了日の翌日以降(ただし、継続購入の場合はご購入時) ・対応期間:平成27年3月1日~平成28年2月28日 ③計算方 (旧運賃日割額 - 新運賃日割額)×3月1日以降の日数 ※日割額は、定期旅客運賃を1ヶ月(30日)で割り、1 円単位に切り上げて算出します。 (払いもどし例) 12月11日に購入された、12月11日~3月10日まで有効の難波~泉ケ丘間通学 3ヶ月定期乗車券をお持ちのお客さまが、3月3日に継続購入のお申し出をされた場合。 ・対象区間:中百舌鳥~泉ケ丘間(難波~中百舌鳥間は対象外) ・対象期間:3月1日~3月10日(10日間) ・払いもどし日:3月3日 ・日割額 :旧運賃 15,510÷90(30 日×3 ヶ月)=173 円 新運賃 11,630÷90( 〃 )=130 円 [計算例] (旧運賃日割額 173 円-新運賃日割額 130 円)×10 日=430 円(無手数料) ④必要書類 駅備え付けの専用申込書と通学証明書等の本人を確認できるもの ⑤払いもどし取扱い駅 対象券 泉北線内相互間 通学定期乗車券 取扱い駅 泉北:深井~和泉中央間の各駅 ※中百舌鳥発着定期券は、中百舌鳥駅でもお取扱いをいたします。 泉北:深井~和泉中央間の各駅 南海:難波、新今宮、天下茶屋、住吉東、堺東、三国ケ丘、 南海・泉北連絡 通学定期乗車券 中百舌鳥、初芝、北野田、金剛、河内長野、林間田園都市、 橋本、高野山、住吉大社、堺、羽衣、泉大津、岸和田、貝塚、 泉佐野、尾崎、みさき公園、和歌山大学前、和歌山市、 りんくうタウン及び関西空港の各駅 大阪市営地下鉄 ・泉北連絡 通学定期乗車券 泉北:深井~和泉中央間の各駅 [参考資料] 駅別運賃比較表 ○連絡普通旅客運賃(南海・泉北合算後) 中百舌鳥 三国ヶ丘 堺東 (単位:円) 新今宮・ 天下茶屋 難波 深井 190 240 300 350 420 190 320 380 430 500 泉ケ丘 230 280 340 390 460 230 360 420 470 540 栂・美木多 260 310 370 420 490 260 390 450 500 570 光明池 280 330 390 440 510 280 410 470 520 590 和泉中央 320 370 430 480 550 320 450 510 560 630 上段 値下げ後 下段 現行 ○泉北線内通学定期旅客運賃(大人1ヶ月) (単位:円) 中百 舌鳥 3,340 4,080 4,820 3,710 深井 5,940 4,080 泉ケ丘 値下げ後 現行 (値下げ額) 4,450 5,200 4,940 5,440 5,930 6,920 (▲ 1,230) (▲ 1,360) (▲ 1,480) (▲ 1,720) 3,340 上段 中段 下段 5,190 4,450 5,440 6,420 6,920 7,910 (▲ 1,110) (▲ 1,360) (▲ 1,600) (▲ 1,730) (▲ 1,970) 3,710 4,460 4,450 4,940 5,940 (▲ 1,110) (▲ 1,230) (▲ 1,480) 栂・ 美木多 2,970 4,090 3,950 5,440 (▲ 980) (▲ 1,350) 3,720 光明池 4,950 (▲ 1,230) 和泉 中央
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