エプソンメニューの変更点 エプソンメニュー Ver.3.31 からの主な変更点は次のとおりです。 1. ダウンロードマネージャ(BS74 シリーズ以降対象) (1) ダウンロードされたプログラムの「ネットワークセットアップの準備」への自動登 録 ダウンロードマネージャの機能を使ってダウンロードされたプログラムを、「ネット ワークセットアップの準備」に自動的に登録します。 ・ダウンロードされたプログラムは、D:¥bn_ftpdl に一時的に保存され、 「ネットワー クセットアップの準備」に自動的に登録された後、D:¥bn_ftpdl から削除されます。 (2) 自動ダウンロードの通知方法の変更 ダウンロードマネージャの機能を使ってプログラムが自動的にダウンロードされた 場合に、自動ダウンロードの結果を表示する仕組みを変更しました。 タスクトレイのアイコンをクリックして、自動ダウンロードの結果を確認できます。 自動ダウンロードが行われると、下記のような吹き出しがしばらく表示されます。 他の吹き出し表示の影響に より、自動ダウンロードのお 知らせの吹き出しが表示さ れないことがあります。 アイコンをクリックすると、 「自動ダウンロードのお知らせ」の画面が表示されます。 ↓ この画面で確認できる自動ダウンロードの記録は、「過去 14 日間」かつ「自動ダウ ンロード実行の 3 日分」です。 (例 1)自動ダウンロードが 7 月 6 日、7 月 13 日、7 月 23 日に行われた場合、7 月 24 日に表示されるのは「7 月 13 日、7 月 23 日」の記録となります。(7 月 6 日の記録は、“過去 14 日間”の条件から外れるため表示されません。) 1 (例 2)自動ダウンロードが 7 月 6 日、7 月 8 日、7 月 10 日、7 月 13 日に行われた 場合、7 月 14 日に表示されるのは「7 月 8 日、7 月 10 日、7 月 13 日」の記 録となります。(7 月 6 日の記録は、“3 日分”の条件から外れるため表示 されません。) ただし、自動ダウンロードの記録は、自動ダウンロードが実行されたときに更新され ます。したがって、自動ダウンロードが実行されないと、15 日以上前の記録が表示 されることがあります。 タスクトレイのアイコンには、下記の 3 種類があります。 自動ダウンロードが行われました。未確認の自動ダウンロード情報があります。 クリックすると「自動ダウンロードのお知らせ」が表示されます。 自動ダウンロード情報を確認済みです。 クリックすると「自動ダウンロードのお知らせ」が表示されます。 クリックしても「自動ダウンロードのお知らせ」は表示されません。 この自動ダウンロード結果表示機能は、ダウンロードマネージャエージェントをセッ トアップすることにより、クライアント PC でも利用可能となります。 この変更に伴い、従来のバージョンでサーバーに表示された下記のような画面は、当 バージョンでは表示されなくなります。 なお、自動ダウンロードの結果は、エプソンメニューのインフォメーション・ウィン ドウにも従来どおり表示されます。 (3) 自動ダウンロードの要否確認のタイミング変更 自動ダウンロードの要否の確認は、下記のタイミングに行われます。 ① サーバ(メインサーバ)の Windows ログオンの 20 分後 ② ①のあとは 1 時間ごと 2 (4) 手動設定によるプロキシサーバーへの対応 手動設定によるプロキシサーバーの環境でもダウンロードマネージャの機能を利用 できるようにしました。 それに伴い、「ダウンロードマネージャの設定」画面を次のように変更しました。 制限事項 ・下記の機種では、モデム(ダイヤルアップ接続)が対象外となります。(「ダウン ロードマネージャの設定」画面にダイヤルアップ接続の設定項目が表示されませ ん。) MS3801、MS3701(OS:Windows Vista) MS7800(OS:Windows Server 2008) ・ダウンロードしたプログラムの一時的な保存先フォルダ(D:¥bn_ftpdl)を変更す る機能はなくなります。 ・接続可能なプロキシサーバーは以下のタイプです。 (A) プロキシサーバーのプロトコルのタイプ ・FTP プロトコルをそのまま通すプロキシサーバーは接続可能です。 → → ダウンロード プロキシ ダウンロード FTP FTP マネージャ サーバー サイト ← ← 下記のようなタイプは接続できません。 ・FTP プロトコルと HTTP プロトコルを変換するプロキシサーバー → → ダウンロード プロキシ ダウンロード HTTP FTP マネージャ サーバー サイト ← ← 3 (B) プロキシサーバーへの接続方法 ・接続可能な認証タイプ 【USER ユーザ名@ホスト名】による接続 (ホスト=ダウンロードサイト) FireWall に接続→ホストの「ユーザ名@ホスト名」とホストのパスワード でログイン ・他の認証タイプは接続できません。 ※ SOCKS サーバーには対応していません。 2. セットアップ (1) 「ネットワークセットアップの準備」画面における DB の「公開」チェック 「ネットワークセットアップの準備」に DB プログラムを登録したとき、「公開」欄 のチェックをオンにします。 (従来は、DB プログラムを登録すると「公開」欄のチェックはオフで、公開するに はチェックをオンにしていただく必要がありました。) (2) クライアントセットアップ時のアプリケーションボタン登録先設定 各アプリケーションのクライアントセットアップを行うとき、従来のバージョンでは、 実際には登録先に空きがあるにもかかわらず「登録先が未登録のコマンドボタンでな いため、処理を実行できません」と表示される場合がありました。 当バージョンでは、実際には登録先に空きがある場合は、上記のメッセージの画面 で<OK>をクリックすると「登録先変更」画面が表示され、登録先変更が容易にな ります。 (3) セットアップ開始後のエプソンメニューの終了 「セットアップ」タブからセットアップを開始すると、エプソンメニューが終了して、 セットアップが続行されます。セットアップが終了すると、エプソンメニューが自動 的に起動します(ログイン画面が表示されます)。 (4) セットアップ後の再起動有無の選択 プログラムのセットアップが終わったときに、Windows の再起動を促す画面が表示 されることがありますが、その際に後で再起動することもできるようにしました。 4 3. バックアップ (1) メディア(テープ/DVD)と NAS の同時スケジューリング (BS74 シリーズ以降対象) NAS(オプション)を使用する場合に、メディア(テープまたは DVD-RAM)と NAS 双方のバックアップのスケジュールをそれぞれ設定できるようにしました。 (2) 前回バックアップ実施日をバックアップ開始時刻で判定 前回のバックアップ実行日時を判断するとき、バックアップ終了の日時ではなく、 バックアップ開始の日時で判断します。したがって、たとえば下記のような設定の場 合に、「バックアップ開始は 4 月 1 日の 23:50 で、バックアップ終了は 4 月 2 日の 0:05 だった」というようなときでも、4 月 2 日の電源 OFF 時にバックアップの画面 が起動します。 バックアップの設定の例 ・バックアップの周期の設定が「毎日」 ・電源 OFF 時に実行 4. その他(BS74 シリーズ以降対象) 「1. ダウンロードマネージャ」の機能を実現するための変更を行いました。 当バージョンで新たに追加されるダウンロードマネージャエージェントは、 「セットアッ プ」タブの<クライアントセットアップ>からセットアップします。 ダウンロードマネージャエージェントをセットアップしたコンピュータでは、自動ダウン ロードの通知をタスクトレイアイコンの吹き出しにより表示する機能が有効になります。 ダウンロードマネージャ(エージェントを含む)Ver.5.0 は、エプソンメニュー Ver.5.0 との組 み合わせで使用してください。 以上 5
© Copyright 2024 Paperzz