★911映画祭田中宇特別講演レジュメ 2010年9月9日 田中宇の国際情勢解説www.tanakanews.com #1●911事件は、米当馬(・防総雀、諜報界)上層部の一部が関与して発生させた可能性が高い。 11-1 ・当日行われていた手ロ対策演偏に、本物の手口をぶつけることで、当局内の混乱を拡大し、米当局の于ロ抑 止を阻害した可能性。 11-2 ・80年代から聖戦要員を米国内の基地などで育成していた米軍やCIA。犯人の住所がI米軍基地。背乗り 【人違い】は撞機器の常套手段。機微のアッタ。プローパゥリ。93年WTC、95年OKC、94年ポジンガ事 件‥・ #1-3 ・米当局による完全犯罪化を阻止するため、意図的に粗雑な作戦遂行をした「隠れ多極主義」的ね勢力 が犯行者内部にいた可能性。WTCセブン崩壊の「時差」とか。論機界内部の暗闘。93年のWTC事件 のエマドI・サしムの俐。 11-4 ・911後の世界的有事体制の中で、元来有事プロパガンダ機関であるマスコミに事実を語らせようと努力する のは徒労。米欧言論界での、陰議論レゥチルのバージカの強さ。米覇権が続く限りバージが綾く。 11-5 ・「陰謀論レッテルはがし運動」を重視するあまり、なぜ米中枢が911や手ロ戦争を必要としたかを考えない のは浅薄。本講演を無料にした理由。 #2●911は「金融覇権体制」に対する「軍事覇権体制(軍産複合体)」からのりーデター #2-1 ・80年代に金融覇権体制が発明されたので、英米は冷戦体制(軍事覇権体制)を破棄し、米の軍産複 合体は90年代に縮小合理化させられた。 #2-2 ・金融覇権とは、85年の金融自由化で作られた債券金融による価値(ドル)の無限創造システム(影の 銀行システム)。ヘッジファンド(大半が米英勢力)が巨額資金を先物市場で敵国にぷつけて潰す。債券 格付け機関も米英ばかり。97年のアジア通貨危機が好例。経済覇権のアジアヘの移動を妨害。 #2-3 ・クーデター的な911によって米国は軍事偏重に逆戻り。国防総省の独裁に。冷戦型体制の復活。ウールジ ーの示唆「テロ戦争は40年続く」。米当局にとって「アルカイダ」は「ソ連」よりも好都合な敵。実体の あるソ達は潰れたが、実体不明のアルカイダは潰れない。アルカイダ=CIAのデータベースなわけだし。 「ブローバック」とうそぶいていればよい。 #3●911後の子ロ戦争を失敗させた「隠れ多極主義者」 導3-1 ・イスラム世界を怒らせて反米感情を扇動するのは、もともとテロ戦争を永続させる米側の戦略の一部。しかし、 イラりとアフガンの戦争の大磯の欠如、一般市民の大量殺害〔2200万人イラり国民のうち150万人が殺 された〕などの「やりすぎ」によって、米国は途上国全体から憎まれている。イスラム世界で高まるヒズポラや アハマディネジャドに対する支持。イスラム主義への結束によって、米国は中東から追い出され。イスラIルは 大戦争による亡国の寸前。 ●3-2 ・イスラム主義を敵視していたサダムフセインをテロ戦争の標的にしてしまい、大量破壊兵器不在を知りつつ大 義なきイうり戦争をむりやり挙行し、占傭を泥沼化させ、米の軍事力と政治信用を失重させたネオコン。 器3-3 ・米は、アフガンで誤爆ぱかりやって市民のタリパン支持を増やし、ムシャうフを追い出してパキスタンのイスうム 主義化を助長してNATO軍の出入り口を自らふさぎ、力Jしザイを汚職で責めて怒らせ、中言イラン寄りに追 いやった。イラりもアフガンも失敗は当然の帰結。中里α)結束には見ないふり。あまりに稚拙。未必の故意。 ペトナム戦争以来鰻く、米国の自滅的な軍事行動と覇権戦略。 13-4 ・国運は中震や途上諸国に乗っ取られ、「地球温暖化」防止戦略も、新員諸国を利するものに転換して失 敗(COP15)。朝鮮半島も東南アジアも中央アジアも中東もアフリカも中露側に取られて失いつつある米 国。同種の失敗を伺度も重ねて覇権を失う米国。意図的な感じ。隠れ多極坐礁の仮説。 #3-5 ・米国はもともと多極主義。国際連盟も国際連合も。国民革命と産業革命を世界に拡大する「資本の諭 理」と、それを阻止する「{大笑}帝国の論理」〔英米中心主義〕の200年の暗闘。米国は資本の論理 だが、2度の大戦で英国に ・されて参戦。戦捷はチャーチルに冷戦を起こされ、軍産笑イスラエル複合体に 牛耳られ綾けた米国。ドル自滅させ訪中したニリリンは多極坐礁。それに協力して日本国内の英米派に潰 される田中角栄や小沢一郎。 S3-l ・二りリンのドJし自滅策を逆手にとって「影の難行シス子ム」を生成し、軍事覇権から金融覇権にバージョン アゥプした英米中心空欄。日独にドルを裁わせたG7.冷戦は不要にねって終結。捨てられた軍産複合体に 入り込んで911をやり、その後は「やりすぎ」によって英米覇権を自滅させつつある隠れ多極主義者。入り 込みは諜報界α)定番戦略。G7は、多極型のG20に取って代わられた。 #4●多極化の塵戸皺にきている世界情勢 S4-1 ・リーマンショッリ、サププうイム危機に対する米当局の稚拙ね対応。自走できる虎の子である影の銀行システ ムを破壊するポJしカーらオバマの側近たち。栄達銀の量的緩和の再開。ファニーメイなどへの5兆ドルの政府 保証。赤字急増のメディケア。破綻する年金制度。すべて米政府の貪担にねる。金融財政でも自滅的な 隠れ多極主義の櫓行。中国がいつまでドルと米国債につき合うか。 S4-2 ・中東大戦争の可能性。ネタニヤフは和平のふりして延命を図るが。イスう工jしに勝てると思い始めているしバ ノン。イスラエjしの行く末。4つの可能性。英国も財政破綻へ。英米中心主義の終焉。 14-3 ・英イスラIルという「愚き物」がとれ、本来の姿(孤立主義としゥテルされる米州主義)に戻っていく栄国。 ロン・ポール。その前に米国は財政破綻と、内乱(内戦?)的な社会混乱を経験しそう。メキシコのアフガン 化(テロ戦争の前身たる麻薬戦争の結果)。 一一4・栄覇権が崩壊すると911の事実を隠蔽する力も消える。日本の対米従属も終わる。日本の「逓き物」も とれる。(マスコミや外務省は中国礼賛へ?鎖国する桓性ねさそうな日本)。北朝鮮は中国派の張成沢 で経済成長、韓国も中国傘下へ。 一 鯛-5・米覇権がいつまで延命するかは、影の銀行システムの延命具合にかかっている。
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