第4回 5月臨時会

平成22年5月24日開会
平成22年5月24日閉会
平成22年第4回
和気町議会臨時会会議録
和
気
町
議
会
平成22年第4回和気町議会会議録(第1日目)
1. 招 集 日 時 平成22年5月24日
午前9時00分
2. 会 議 の 区 分 臨時会
3. 会議開閉日時 平成22年5月24日
午前9時00分開会
午前10時53分閉会
4. 会 議 の 場 所 和気町議会議事堂
5. 出席した議員の番号氏名
1番 安 部 政 敏
2番 西 中 純 一
3番 広 瀬 正 男
4番 草 加 信 義
5番 安 東 哲 矢
6番 実 末 一 敏
7番 当 瀬 万 享
8番 児 山
勇
9番 草 加 敏 彦
10番 杉 本 春 山
11番 柴 田 淑 子
12番 幸 坂 陽 子
13番 大 口
14番 坪 井 迪 郎
15番 安 藤 勝 介
進
16番 秋 山 政 美
6. 欠席・遅参・早退した議員の番号氏名
な
し
7. 説明のため出席した者の職氏名
町
長
大 森 直 徳
副
長
朝 倉 健 作
会計管理者
早 瀬 光 信
総 務 部 長
木 庭 茂 晴
財 政 課 長
延 藤 隆 三
税 務 課 長
藤 本 和 男
まちづくり政策課長
竹 中 洋 一
民生福祉部長
三 村 清 介
健康福祉課長
杉 本 晴 彦
介護保険課長
青 山 孝 明
産業建設部長
佐 藤 順 一
都市建設課長
原 野 勝 彦
上下水道課長
南
地域審議監
谷 口 正 明
総務福祉部長
野 山 頼 男
町 民 課 長
藤 原 敏 明
事 業 部 長
有 正 辰 晴
建設上下水道課長
藤 本 敏 弘
教 育 次 長
小金谷
学校教育課長
小 林
社会教育課長
横 谷 朝 久
スポーツ振興課長
渋 藤 泰 三
教
育
健
8. 職務のため出席した者の職氏名
議会事務局長
村 中
博
- 1 -
町
長
稲 山
茂
博 史
敦
9. 議事日程及び付議事件並びに結果
議事日程
日程第1
付
議
事
件
等
会議録署名議員の指名について
結
果
5番 安東哲矢
6番 実末一敏
日程第2
会期の決定について
日程第3
諸般の報告
日程第4
承認第9号
1日間
議長、町長
専決処分(平成21年度和気町後期高齢者医療特別会計補正予算第4号)の
承認
承認を求めることについて
日程第5
選挙第3号
和気町選挙管理委員会委員及び補充員の選挙について
日程第6
指名推選
議案第50号
岡山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体数の減少及び岡山県市町
原案可決
村総合事務組合規約の変更について
日程第7
議案第51号
平成22年度和気町一般会計補正予算(第2号)について
日程第8
議案第52号
同意
和気町副町長の選任について
日程第9
議案第53号
同意
和気町監査委員の選任について
日程第10
議案第54号
同意
和気町教育委員会委員の任命について
議案第55号
同意
和気町教育委員会委員の任命について
日程第11
原案可決
議案第56号
原案可決
工事請負契約の締結について
議案第57号
原案可決
工事請負契約の締結について
議案第58号
原案可決
工事請負契約の締結について
- 2 -
午前9時00分 開会
(開会・開議の宣告)
○議長(秋山政美君) 皆さん、ご苦労さまです。
ただいまの出席議員数は、16名です。
したがって、定足数に達しておりますので、ただいまから平成22年第4回和気町議会臨時会を開会します。
これから本日の会議を開きます。
(議事日程の報告)
○議長(秋山政美君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。ご了承願います。
(日程第1)
○議長(秋山政美君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第120条の規定によって、5番 安東哲矢君及び6番 実末一敏君を指名しま
す。
(日程第2)
○議長(秋山政美君) 日程第2、会期の決定についてを議題とします。
ここで、去る5月17日、議会運営委員会を開き、本臨時会の運営について協議した結果を委員長から報告を
求めます。
9番 草加君。
○議会運営委員長(草加敏彦君) 報告した。
○議長(秋山政美君) お諮りします。
本臨時会の会期は、本日1日間にしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(秋山政美君) 異議なしと認めます。
したがって会期は、本日1日間に決定しました。
(日程第3)
○議長(秋山政美君) 日程第3、諸般の報告をします。
議長の諸般の報告は、別紙にてお手元に配付のとおりです。後ほどご一読をお願いします。
次に、町長から諸般の報告がございます。
町長 大森君。
○議長(秋山政美君) おはようございます。
それでは、諸般の報告をさせていただきます。
緑深い青葉の好季節の本日、平成22年第4回和気町議会臨時会を招集しましたところ、議員の皆様には早速
ご参集賜り、まことにありがとうございます。
さて、4月27日開催の第3回議会定例会以降の諸般の報告でありますが、本年22回を迎えました藤まつり
は、例年より咲き始めが1週間ほど遅くなり、4月29日の開園式はつぼみの状態でございました。連休後半か
ら見ごろの満開となりました。開園期間は5月3日から5月15日の13日間で、県内外からの方々約5万3,
000人が入園されました。
次に、5月6日、レジ袋の削減懇話会を開催し、平成21年度の状況を報告したところであります。削減実績
は、レジでのお断り率が93%、レジ袋の削減枚数が210万枚で、二酸化炭素の削減効果は105トンとなっ
ております。なお、レジ袋の無料配布中止した8事業所が、レジ袋を有料で配布したときの収益金などを環境保
全活動の一環として、和気町へ緑の募金として贈呈いただくような予定になっております。
- 3 -
また、5月11日、環境衛生指導員協議会総会が開催され、レジ袋の削減の更なる普及、啓発のお願いと、平
成22年度から佐伯地域で取り組んでおりますプラスチック製の容器の包装の回収への協力、そして来年4月か
らは和気町地域でも拡大していくことについてお願いしたところであります。
次に、5月16日、第57回の岡山県消防操法大会が岡山県の消防学校で開催され、ポンプ操法の部で第3分
団機動部及び第4分団機動部が、小型動力ポンプ操法の部で第2分団機動部が出場し、第4分団機動部が優勝し
6連覇をなし遂げ、第2分団機動部も優勝し2連覇をしたところであります。2年連続4回目のダブル優勝をな
し遂げました。また、県大会初出場の第3分団機動部も第3位という立派な成績をおさめられました。なお、第
2分団機動部は、11月に愛知県蒲郡市で開催される全国大会へ出場することになっております。
次に、5月22日、もりおか友遊ハウスバラ園バラ祭りの開園式が開催され、102品種、226本のバラが
美しく彩られておりました。今月中が見ごろで、当ハウスの利用グループの絵手紙、押し花、パッチワークなど
の展示や、地元ボランティアによる抹茶や桜もちなどの振る舞いもなされております。
なお、5月6日の和気地区を皮切りといたしまして、9地区の助け合いまちづくり協議会に出席をいたしてお
ります。協働事業5年も折り返し3年目を迎え、住民主体による一体感のある地域づくりの推進へのお礼と、今
後のボランティア意識の高揚、一人一役運動の精神の浸透をお願いしたところであります。
以上、諸般の報告とさせていただきます。
なお、ここで5月1日付の人事異動に伴います本議会出席幹部職員を紹介させていただきます。
それでは、紹介しますので、該当の方は立っておじぎをしていただきたいと思います。
教育次長 小金谷 敦。
(教育次長 小金谷 敦君「よろしくお願いします」の声あり)
財政課長 延藤隆三。
(財政課長 延藤隆三君「よろしくお願いします」の声あり)
町民課長 藤原敏明。
(町民課長 藤原敏明君「よろしくお願いします」の声あり)
建設上下水道課長 藤本敏弘。
(建設上下水道課長 藤本敏弘君「よろしくお願いします」の声あり)
スポーツ振興課長に渋藤泰三。
(スポーツ振興課長 渋藤泰三君「よろしくお願いします」の声あり)
以上が異動によるものであります。
そして、まちづくり政策課長 竹中洋一。
(まちづくり政策課長 竹中洋一君「よろしくお願いいたします」の声あ
り)
介護保険課長 青山孝明。
(介護保険課長 青山孝明君「よろしくお願いいたします」の声あり)
上下水道課長 南博史……
(上下水道課長 南 博史君「よろしくお願いします」の声あり)
が、新任いたしたものでございまして、新しく課長に任命したものでございます。
以上で紹介を終わらせていただきます。
○議長(秋山政美君) 議案の訂正の申し出があり、許可いたしております。なお、訂正箇所につきましては、
木庭総務部長から説明を求めます。
総務部長 木庭君。
- 4 -
○総務部長(木庭茂晴君) 失礼いたします。まことに申しわけございません。議案の訂正をお願いしたいと思
います。
まず、10ページでございます。
10ページの左肩上側でございますが、選挙第13号となっております。これが間違いでございまして、選挙
第3号でございます。実際の名簿が入ったものにつきましては、日程5で配付させていただくことになっており
ますので、よろしくお願いいたします。
次に、26ページをお願いいたします。
これは参考資料でございますが、26ページの一番下側へ平成22年1月、2月となっておりますけれども、
2月、3月でございます。まことに申しわけございません。
それから、一番最後の41ページでございます。
これも参考資料でございますが、入札結果表で、上から5番目、小倉組でございますが、無効という文字が抜
けておりますので、申しわけありませんが、小倉組6,080万円の右側に無効というものを加えてやっていた
だければと思います。多くの訂正箇所でまことに申しわけございません。よろしくお願いいたします。
(日程第4)
○議長(秋山政美君) 日程第4、承認第9号専決処分(平成21年度和気町後期高齢者医療特別会計補正予算
第4号)の承認を求めることについてを議題とし、提出者の説明を求めます。
町長 大森君。
○町長(大森直徳君) それでは、本日提案いたしております承認第9号の専決処分(平成21年度和気町後期
高齢者医療特別会計補正予算第4号)の承認を求めることについて説明申し上げます。
この承認は、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしており、同条第3項の規定に基づきこ
れを報告し、承認を求めるものであります。
この補正は、既定の予算に300万円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ1億8,475万円とするもの
です。内容は、後期高齢者医療広域連合納付金の額が決定して、これによる追加であります。
以上、説明申し上げましたが、詳細につきましては、担当部長に説明させますので、ご審議、ご承認賜ります
ようよろしくお願いします。
○議長(秋山政美君) 次に、承認第9号の細部説明を求めます。
民生福祉部長 三村君。
○民生福祉部長(三村清介君) 承認第9号説明した。
○議長(秋山政美君) これから承認第9号の質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
○議長(秋山政美君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
承認第9号は、会議規則第39条第3項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議あり
ませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(秋山政美君) 異議なしと認めます。
したがって承認第9号は、委員会付託を省略することに決定しました。
次に、お諮りします。
承認第9号を討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
- 5 -
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(秋山政美君) 異議なしと認め、これから採決します。
承認第9号専決処分(平成21年度和気町後期高齢者医療特別会計補正予算第4号)の承認を求めることにつ
いては、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(秋山政美君) 異議なしと認めます。
したがって承認第9号は、原案のとおり承認することに決定しました。
(日程第5)
○議長(秋山政美君) 日程第5、選挙第3号和気町選挙管理委員会委員及び補充員の選挙を行います。
お諮りします。
選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定によって、指名推選にしたいと思いますが、ご異
議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(秋山政美君) 異議なしと認めます。
したがって選挙の方法は、指名推選で行うことに決定しました。
お諮りします。
指名の方法については、議長が指名することにしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(秋山政美君) 異議なしと認めます。
したがって、私が指名することに決定しました。
ここで推薦名簿を配付しますので、しばらく時間をいただきたいと思います。
選挙管理委員会委員に次の方々を指名したいと思いますので、事務局長に朗読させます。
事務局長 村中君。
○事務局長(村中 博君) 朗読した。
○議長(秋山政美君) お諮りします。
ただいま私が指名しました矢田節雄君、花澤明敬君、坂本睦士君、上野幸子君の4名の方を選挙管理委員会委
員の当選人と定めることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(秋山政美君) 異議なしと認めます。
したがって、ただいま指名しました矢田節雄君、花澤明敬君、坂本睦士君、上野幸子君の4名の方が選挙管理
委員会委員に当選されました。
次に、補充員の方々を指名したいと思いますので、事務局長に朗読させます。
事務局長 村中君。
○事務局長(村中 博君) 朗読した。
○議長(秋山政美君) お諮りします。
ただいま私が指名しました安廣年秋君、高原洸士君、徳永 毅君、山下宣章君の4名の方を補充員の当選人と
定めることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(秋山政美君) 異議なしと認めます。
したがって、ただいま指名しました安廣年秋君、高原洸士君、徳永 毅君、山下宣章君の4名の方が補充員に
- 6 -
当選されました。
なお、補充員の場合、順位をつけて指名いたしますのが法の意図するところでございますが、選挙管理委員会
委員に欠員が生じた場合には、選挙管理委員会委員長において補充することにしておりますので、ご了承を願い
ます。
(日程第6)
○議長(秋山政美君) 日程第6、議案第50号岡山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体数の減少及
び岡山県市町村総合事務組合規約の変更についてを議題とし、提出者の説明を求めます。
町長 大森君。
○町長(大森直徳君) それでは、議案第50号岡山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体数の減少及
び岡山県市町村総合事務組合規約の変更についてでありますが、地方自治法第286条第1項の規定により、平
成22年3月31日をもって岡山県市町村総合事務組合から備前広域環境施設組合が脱退することを承認すると
ともに、岡山県市町村総合事務組合規約を変更することについて議会の議決を求めるものであります。
以上、説明申し上げましたが、詳細につきましては、担当部長に説明させますので、ご審議、ご議決賜ります
ようよろしくお願いいたします。
○議長(秋山政美君) 次に、議案第50号の細部説明を求めます。
総務部長 木庭君。
○総務部長(木庭茂晴君) 議案第50号説明した。
○議長(秋山政美君) これから議案第50号の質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
○議長(秋山政美君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
議案第50号は、会議規則第39条第3項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議あ
りませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(秋山政美君) 異議なしと認めます。
したがって議案第50号は、委員会付託を省略することに決定しました。
次に、お諮りします。
議案第50号を討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(秋山政美君) 異議なしと認め、これから採決します。
議案第50号岡山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体数の減少及び岡山県市町村総合事務組合規約
の変更については、原案のとおり決定することに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(秋山政美君) 異議なしと認めます。
したがって議案第50号は、原案のとおり可決されました。
(日程第7)
○議長(秋山政美君) 日程第7、議案第51号平成22年度和気町一般会計補正予算(第2号)についてを議
題とし、提出者の説明を求めます。
町長 大森君。
- 7 -
○町長(大森直徳君) それでは、議案第51号の平成22年度和気町一般会計補正予算(第2号)についてで
ありますが、この補正は既定の予算に歳入歳出それぞれ1億6,878万6,000円を追加し、予算総額を歳
入歳出それぞれ84億2,788万6,000円とするものであります。歳入の主なものは、当初予算に計上い
たしておらなかったので、地元要望の農業用施設整備事業の実施に伴い分担金及び県補助金の追加、及び子ども
手当の施行について国庫補助金及び県負担金の追加で、従来の児童手当と合わせて整理し、補正をするものであ
ります。歳出では、子ども手当の施行に伴う児童措置費等の追加と、農地費と単県及び融資事業実施に伴う追加
が主なものであります。
以上、説明申し上げましたが、詳細につきましては、担当課長に説明させますので、ご審議、ご議決賜ります
ようよろしくお願いいたします。
○議長(秋山政美君) 次に、議案第51号の細部説明を求めます。
財政課長 延藤君。
○財政課長(延藤隆三君) 議案第51号説明した。
○議長(秋山政美君) これから議案第51号の質疑を行います。
質疑はありませんか。
2番 西中君。
○2番(西中純一君) 児童手当が基本的になくなって、子ども手当が1万3,000円ですか、児童手当の場
合は5,000円と1万円というふうに今まであったと思うんですけれど、もうこれによって、児童手当ってい
うものは廃止になるということなんだろうと思うんですけど、それからお聞きしたいのは、今後はどういう、と
りあえず政権が1万3,000円というふうなことを言っておりますけれど、これについては見直しをするとか
せんとかいろいろ言っているんですけれど、2万6,000円というふうになるんでしょうか、それともそうい
う、もうこれでこれ以上出さないと、その動きを1つ教えていただきたいのと、児童扶養手当等は、これはもう
従前と変わりなくですかということが1つと、それからごめんなさい、先ほどのその児童手当については申請主
義なので、特に住民票が変わって転入してこられた方と、それから今まで児童手当をもらっていない方は申請が
必要だと思うんですけれど、そういう手続はどういうふうになっているのか、出おくれた場合、申請がおくれて
も何かもらえるんでしたか、その辺のことをちょっとお教えいただきたいと思います。
○議長(秋山政美君) 健康福祉課長 杉本君。
○健康福祉課長(杉本晴彦君) 失礼します。西中議員の質問にお答えいたします。
児童扶養手当につきましては従来のままで、特に父子手当というのがここで追加するということになっており
ます。
それから、児童手当がなくなると、子ども手当に変わるということで、基本的にはそのとおりでございます。
そして、2万6,000円の額につきましては、現在のところまだ国からの方針、それから町としての方針、
まだ未定でございます。
それと、申請主義でございまして、本年3月まで児童手当を受給していた方は、新たな申請手続は必要ありま
せん。ただし、児童手当を受給していた方で、新たに子ども手当の対象となる子供、原則として中学2年生、3
年生がいる場合には、子ども手当額改定認定請求書の提出が必要ということでやっております。それで、実際に
対象になって申請をされてない方につきましては、再度ご連絡をいたす予定にしております。転入のときには、
その受け付けのときに手続をしてもらうように指導しております。
○議長(秋山政美君) 2番 西中君。
○2番(西中純一君) じゃあ、今の申請主義ということで、該当の申請する必要な人については通知が行われ
ているということでございますね。
- 8 -
それから、1つ聞いてないように思うんですけど、申請のこの期限といいますか、これはどういうふうになる
わけでございますか。後から申請する、いつまでにこれ申請するのか、ちょっとそこがよくわからなかったんで
すけど。
○議長(秋山政美君) 健康福祉課長 杉本君。
○健康福祉課長(杉本晴彦君) 基本的には、年度内でございます。申請の手続は年度内でございます。
(2番 西中純一君「わかりました」の声あり)
○議長(秋山政美君) よろしいですか。
ほかに質疑はありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
○議長(秋山政美君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
議案第51号は、会議規則第39条第3項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議あ
りませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(秋山政美君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第51号は、委員会付託を省略することに決定しました。
次に、お諮りします。
議案第51号を討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(秋山政美君) 異議なしと認め、これから採決します。
議案第51号平成22年度和気町一般会計補正予算(第2号)については、原案のとおり決定することに、ご
異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(秋山政美君) 異議なしと認めます。
したがって議案第51号は、原案のとおり可決されました。
ここで場内の時計が、9時55分まで暫時休憩といたします。
午前9時43分 休憩
午前9時55分 再開
○議長(秋山政美君) 休憩前に引き続き会議を再開します。
(日程第8)
○議長(秋山政美君) 日程第8、議案第52号和気町副町長の選任についてを議題とします。
なお、送付されております議案第52号は、正規な議案ではございませんので、ただいま配付します議案と差
し替えていただくようお願いします。
それでは、議案第52号和気町副町長の選任について提出者の説明を求めます。
町長 大森君。
○町長(大森直徳君) それでは、議案第52号の和気町副町長の選任についてご説明申し上げます。
この議案は、平成22年5月31日をもって任期満了となります副町長稲山 茂君を、平成22年6月1日か
ら引き続き選任いたしたく、地方自治法第162条の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。
それでは、先ほどお配りいたしました議案書を朗読させていただきます。
〔議案朗読〕
- 9 -
なお、参考資料といたしまして、裏面の方へ経歴を添付いたしておりますので、ご笑覧いただきたいと思いま
す。
ご審議の上、ご同意いただきますようよろしくお願い申し上げまして、説明に終わらせていただきます。
○議長(秋山政美君) これから議案第52号の質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
○議長(秋山政美君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
議案第52号は、会議規則第39条第3項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議あ
りませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(秋山政美君) 異議なしと認めます。
したがって議案第52号は、委員会付託を省略することに決定しました。
次に、お諮りします。
議案第52号を討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
2番 西中君。
○2番(西中純一君) 同意したくありませんので、起立採決でお願いいたしたいと思います。
○議長(秋山政美君) 異議がありますので、この採決は起立によって行います。
議案第52号和気町副町長の選任については、原案のとおり同意することに賛成の方は、起立願います。
〔起立多数〕
○議長(秋山政美君) 起立多数です。
したがって議案第52号は、原案のとおり同意することに決定しました。
ただいま任命しました稲山 茂君の入場を許可します。
〔副町長 稲山 茂君 入場〕
○議長(秋山政美君) 先ほど副町長任命に同意しました稲山君に一言あいさつを求めます。
副町長 稲山君。
○副町長(稲山 茂君) 先ほどは副町長の選任同意にご同意をいただきまして、まことにありがとうございま
した。
議員皆様方のご指導と、そして職員の皆様方のご協力をいただきながら、地方自治の本旨である住民福祉増進
のために、精いっぱい努力をしてまいる所存でございますので、議員皆様方におかれましても、今後ともご指
導、ごべんたつのほどよろしくお願いを申し上げまして、お礼の言葉とさせていただきます。大変にありがとう
ございました。
○議長(秋山政美君) 副町長 稲山君にお願いしておきます。
和気町発展と同時に、住民福祉向上のため、ご精進いただきますようお願いを申し上げておきます。
(日程第9)
○議長(秋山政美君) 日程第9、議案第53号和気町監査委員の選任についてを議題とします。
なお、送付されております議案第53号は、正規な議案ではございませんので、ただいま配付いたします議案
と差し替えていただくようお願いいたします。
それでは、議案第53号和気町監査委員の選任について提出者の説明を求めます。
町長 大森君。
- 10 -
○町長(大森直徳君) それでは、議案第53号の和気町監査委員の選任につきまして説明申し上げます。
この議案は、平成22年5月24日をもって任期満了となります監査委員 万代敬二氏を、平成22年5月2
5日から引き続き選任いたしたく、地方自治法第196条の規定により、議会の同意を求めるものであります。
それでは、お配りいたしました議案書を朗読させていただきます。
〔議案朗読〕
なお、参考資料といたしまして、裏面の方へ履歴を掲載いたしておりますので、ご参考にしていただきたいと
思います。ご審議の上、ご同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(秋山政美君) 議案第53号は、知識、経験を有する者のうちから選任される方でございます。
これから議案第53号の質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
○議長(秋山政美君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
議案第53号は、会議規則第39条第3項の規定によって、委員会付託を省略したいと思いますが、ご異議あ
りませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(秋山政美君) 異議なしと認めます。
したがって議案第53号は、委員会付託を省略することに決定しました。
次に、お諮りします。
議案第53号を討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(秋山政美君) 異議なしと認め、これから採決します。
この採決は、起立によって行います。
議案第53号和気町監査委員の選任については、原案のとおり同意することに賛成の方は、起立願います。
〔起立全員〕
○議長(秋山政美君) 起立全員です。
したがって議案第53号は、原案のとおり同意することに決定しました。
(日程第10)
○議長(秋山政美君) 日程第10、議案第54号及び議案第55号の2件を一括議題とし、提出者の説明を求
めます。
町長 大森君。
○町長(大森直徳君) それでは、議案第54号及び議案第55号の和気町教育委員会委員の任命について提案
理由の説明を申し上げます。
平成22年5月25日をもって任期満了となります朝倉健作委員及び石野 晃委員を再任したく、議会の同意
を求めるものであります。
それでは、議案書を朗読させていただきます。
〔議案朗読〕
以上2件については、それぞれ参考資料といたしまして、裏面に経歴等を掲載いたしておりますので、参考に
いただきたいというように考えます。
なお、以上説明申し上げましたけれども、ご審議の上、ご同意いただきますようよろしくお願い申し上げま
- 11 -
す。
○議長(秋山政美君) これから議案第54号及び議案第55号の和気町教育委員会委員の任命について、2件
を一括して質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
○議長(秋山政美君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
議案第54号及び議案第55号の2件は、会議規則第39条第3項の規定によって、委員会付託を省略したい
と思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(秋山政美君) 異議なしと認めます。
したがって議案第54号及び議案第55号の2件は、委員会付託を省略することに決定しました。
次に、お諮りします。
議案第54号及び議案第55号の2件を討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(秋山政美君) 異議なしと認め、これから議案第54号及び議案第55号の2件を採決します。
この採決は、起立によって行います。
まず、議案第54号和気町教育委員会委員の任命については、原案のとおり同意することに賛成の方は、起立
願います。
〔起立全員〕
○議長(秋山政美君) 起立全員です。
したがって議案第54号は、原案のとおり同意することに決定しました。
次に、議案第55号和気町教育委員会委員の任命については、原案のとおり同意することに賛成の方は、起立
願います。
〔起立全員〕
○議長(秋山政美君) 起立全員です。
したがって議案第55号は、原案のとおり同意することに決定しました。
ただいま任命に同意しました朝倉健作君の入場を許可します。
〔教育委員会委員 朝倉健作君 入場〕
○議長(秋山政美君) 朝倉君にお願いしておきます。
今後とも和気町の教育発展のために、一層のご尽力をいただきますようお願い申し上げておきます。
(日程第11)
○議長(秋山政美君) 日程第11、議案第56号から議案第58号までの3件を一括議題とし、提出者の説明
を求めます。
町長 大森君。
○町長(大森直徳君) それでは、議案第56号、議案第57号及び議案第58号の工事請負契約の締結につい
てでありますが、藤野小学校、佐伯小学校及び山田小学校の校舎、屋内運動場耐震補強工事3件の工事請負契約
の締結について、地方自治法第96条第1項第5号及び和気町の議会の議決に付すべき契約及び財産の取得また
は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を求めるものであります。
以上、説明申し上げましたが、詳細につきましては、担当部長に説明させますので、ご審議、ご議決賜ります
- 12 -
ようよろしくお願いいたします。
○議長(秋山政美君) 次に、議案第56号から議案第58号までの3件、順次細部説明を求めます。
教育次長 小金谷君。
○教育次長(小金谷 敦君) 議案第56号・議案第57号・議案第58号説明した。
○議長(秋山政美君) これから議案第56号から議案第58号までの工事請負契約の締結について、3件を一
括して質疑を行います。
質疑はありませんか。
11番 柴田君。
○11番(柴田淑子君) この3件を見ますと、指名競争入札ですが、26社が指名されておりまして、今まで
の指名競争入札と比べますと、参加したといいますか、こちらが指名した業者の数が非常に増えております。そ
の結果がどういうところにあらわれているかというのを見ますと、石生の場合は4社指名されておりまして、石
生の町営住宅の場合ですが、最近の例ですが、落札率が91%ぐらいだったと思います。この入札結果を見ます
と、落札率が大体7割ぐらいに落ちております。そうすると、非常に和気町としては、財政的に倹約できておる
というふうに思います。落札率がほとんど予定価格とひっついておるような落札をしておる場合と、それから非
常に安く、業者が勉強して、競争して落札しているということで、計算をしてみますと約7,000万円ぐら
い、今回の分を従来と比べて比較しますと安く、九十何%で落札したのと、7割ぐらいで落札したんですと、和
気町の財政的に、非常にこれは財政が改善するような入札を今回やってるんじゃないかというふうに思いまし
て、評価できるなあと思いました。
そこで、予定価格について大分前お尋ねしたことがありますが、予定価格は入札が終わっても公表しないんだ
というご回答を得ました。全国的にそれではどうなのかというのを見ますと、予定価格は入札前に公開してもい
いという法律ができ上がっておりまして、平成元年4月でしたか、原則公開というのがあります。それより2年
ほど前の公正取引委員会の調査によりますと、6割ぐらいの市町村が予定価格を公開しておったというデータが
出ております。そこで、予定価格を公開すると談合が行われるんじゃないかという心配があると思うんですが、
その談合と予定価格の公表とは関係ありません。談合があるというのは、少ない業者がお互いにその予定価格
を、例えば町からのあるルートを通じて、この入札改革という本がありますが、これは公正取引委員会の近畿地
方の委員長が自治体の入札改革、談合を防止するという本で、非常に読みやすいんで、だれでも読めるような読
みやすい本が出ておりますんで、これを読んでいただきますとわかりますが、談合が行われるというのはまず情
報が漏れる。どういう形で情報が漏れるかといいますと、7割ぐらいが議員の口ききだというふうに出ておりま
す。議員が出入りして、そしてそういう担当課から全部引き出すわけじゃありませんが、どのぐらいかというこ
とで、その情報を引き出してそれを業者に教える。そうすると、その議員はバックリベートが入ってくるわけで
すが、そういう形で情報が漏れておるんだということが、この例としてこれに出ておるわけですが、90%台と
いうのは、これは情報が漏れているんじゃないかということを、非常に疑いがあるというふうに書いてありまし
た。それから比べると、今回は非常にいい入札を教育委員会の方でやってくださったように思います。
今回の予定価格、これはもう計算できますんで、計算をしてみますと、工事請負計画の藤野小学校の場合は大
体1億1,000万円の設計額で、予定価格もそれの九十何%ぐらいだったんじゃないと思います。それから、
佐伯小学校の場合は7,500万円ぐらいが予定価格じゃなかったかと、そして最後の山田小学校の場合は9,
700万円ぐらいが予定価格ではなかったかと、それから計算しまして、落札率を計算しますと、大体7割ぐら
いで落札して、非常に業者は勉強しておるなというふうに思ったわけであります。
ところが、最後の分を見ますと、無効が非常に多いです。16社のうち……。
○議長(秋山政美君) 柴田議員、簡潔にお願いします。
- 13 -
○11番(柴田淑子君) これは、計算の仕方を改善してもらいますと、もっと和気町は倹約できますので、以
後十分この入札に関しては、多くの業者の人を入札に参加させて、そして町の財政も苦しいわけですから、その
高い価格で落札するんでなくて、安くていい事業者を選んでいただいて、和気町のためにしっかり財政的に貢献
していただきたいなというふうに思うわけでありますが、今回非常によかったと思うんですが、担当の課長、ど
うですか。
○議長(秋山政美君) 財政課長 延藤君。
○財政課長(延藤隆三君) 入札の執行は、財政課の方で担当させてもらいました。
担当課としましては、まず一番最初におっしゃいました業者の数ですが、事業の規模とか、難易度とか、数量
とか、そういった工種ごとに、私のところは事務局なので、指名委員会の方に諮る資料を出していこうと思って
おります。指名委員会の方で、その数はその都度決めてもらっております。
それから、予定価格がありまして、それから一番下に制限価格がありまして、その中へ札を入れた方の中で一
番安い人が落札ということになりまして、そういった予定価格を幾らにすると、制限価格を幾らにするかという
のも、私の方が率等よく設計書の内容を見まして、町長の方に説明をいたしております。そういったところで、
たまたま制限価格よりちょっと下目に見積もって札を入れた方もおられまして、また今後そういったところで、
適正な予定価格と一番下の制限価格を設けるようにしていかさせてもらいたいなと思っています。
それから、予定価格の公表ですけども、公表は町の方に、公表に関する事務取扱要綱というのがありまして、
今は結果と落札業者と、それから何回目にどういったというところまで公表しております。また、先進都市の事
例等よく見まして、今後公表のあり方についても検討していきたいと思っております。
○議長(秋山政美君) 11番 柴田君。
○11番(柴田淑子君) 担当課以外の方でも、独占禁止法というのはもう読んでわかるもんじゃありません。
なかなか難しいんですが、この本はだれが読んでもわかりやすいんです。ぜひ、和気町ではこれを財政課の方で
1冊買っていただいて、皆さん方読んでいただきゃあ、どういうふうなことでもろもろのことが行われているか
ということもあわせてわかりますので、3,500円ぐらいの本ですが、鈴木さんという人が書いております。
ぜひ買っていただきたいと思います。
○議長(秋山政美君) ほかに質疑は。
13番 大口君。
○13番(大口 進君) 今、金額について、私は内容についてお聞きしたいんですが、教育現場、校舎はそれ
ぞれ入ってますね。佐伯、校舎内とそれから体育館の運動場整備があるんじゃね、屋内整備場。これについて、
生徒に影響はないんですか。事業をすることに当たって生徒に影響はないか、あるいは校舎についてはある程度
同時並行になってるでしょう。校舎の工事と屋内体育館工事じゃあ、同時並行の場合は、例えば校舎が使えない
から体育館で授業するとか、体育館の児童・生徒が少ないから、こっちの広場を使うとかということも同時並行
だったらできないということが考えられるんですが、その点については、児童に教育上影響はないかということ
についてはどうでしょうか。
○議長(秋山政美君) 教育次長 小金谷君。
○教育次長(小金谷 敦君) ご指摘のご質問でございますが、この工事につきましては、一応中心は夏休みを
中心にしたいと。それで、生徒には影響がないような工程で進めるという基本で考えております。
○議長(秋山政美君) 13番 大口君。
○13番(大口 進君) 当然そうだと思いますが、私の言いました、私も想像したとおり夏休みが中心だと思
いますが、工事っちゅうものはすべて、大体予定があって、なかなか予定どおりいかんのが工事ですわな、すべ
ての事業について。そうした場合、例えば夏休みが過ぎた場合ということについて、それ絶対とは言えません
- 14 -
と、あえて念を押しておきますよというのはやっぱり児童の就業の中で学力低下、あるいはこの和気町において
も非常に一般住民、一般市民の中では、やはり教育の低下に非常に懸念されている父兄もいらっしゃいますし、
一般住民もいらっしゃる。そこら辺について再度確認しておきますが、そういう場合はないと断言できるか、も
しあった場合はどうするかということは考えられていますか。
○議長(秋山政美君) 教育次長 小金谷君。
○教育次長(小金谷 敦君) 枠組みでありますとか補強関係で、大きな工事は夏休み中にするとか、それから
窓のやり替え、そういったものについて、軽微なものは学校の時間中に行うというようなこともあろうかと思い
ます。十分配慮をして、影響がないように努力をしてまいりたいと思います。よろしくお願いします。
(13番 大口 進君「了解」の声あり)
○議長(秋山政美君) よろしいですか。
ほかに質疑は。
2番 西中君。
○2番(西中純一君) 同僚議員から大変安くできたというふうに言われてるんですけれど、私今21年度の補
正予算の資料を見てますと、耐震補強で山田小学校、佐伯小学校、藤野小学校、本荘小学校、幼稚園含めて1億
5,605万円というふうに補正額ではなっとったんですけれども、この事業費ベースでいうと、この3校の予
算っていうのはどういう額だったんでしょうか。これ、足し算をしてみますと1億9,000円幾らになるんで
すよ。税抜きでこの入札額を、ちょっとそこを教えていただきたいと思います。
○議長(秋山政美君) 財政課長 延藤君。
○財政課長(延藤隆三君) 失礼します。学校の改修計画ですけども、いろいろ学校がありまして、前回繰越明
許費で、21年度の事業でやっておりますから、繰越明許の設定をしているのが7億6,000万円、7億6,
600万円ございまして、そのうちの1校というふうにご理解いただきたいと思います。各学校の積算には、そ
れぞれ概算の設計書を組みまして、この学校は幾らというふうに予算をやって、それをすべて足したものを繰越
明許にしております。実施設計をして発注したということです。また、7億6,000万円の繰越明許の枠で、
順次発注をしていくようになると思います。
○議長(秋山政美君) 2番 西中君。
○2番(西中純一君) じゃあ、7億6,000万円というのが、その全部の山田小学校、佐伯小学校、藤野小
学校、それらを含めた耐震補強の、中学校を除いてですよな、予算、事業費ベースでいうとそれぐらいになると
いうことですか。わかりました、じゃあ。
○議長(秋山政美君) ほかに質疑はありませんか。
6番 実末君。
○6番(実末一敏君) 1点だけお聞かせ願いたいんですが、最後の山田小学校の請負入札結果でございますけ
れども、26社のうち8社、約3割の方が最低基準価格より下回った入札をしておる、こういうことでありま
す。そうなれば、3割の方がそこまでできるということは、実際に最低基準価格というのが、和気町の試算では
甘かったんじゃないかというふうに考えられます。これ1社、2社であれば、そりゃあ正当であるというふうに
ありますけれども、約3割の業者がそれを、最低価格を下回るような入札ができるということについては、それ
なりに和気町としても、最低価格っていうものをもっともっと検討していく必要があるんじゃなかろうかなと。
それから、ここで最低価格の落としとるところが6,471万7,000円の田中組で、もう一つは無効にな
りましたのが6,460万円、これわずか17万円ほどであるならば、これはこの6,400万円のところにで
も、藤田建設でもそんなに大幅な最低価格を下回ったわけじゃないんで、ここら辺も検討課題にあるんじゃなか
ろうかなと、こういうふうに思いますけども財政課長どうでしょうか。
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○議長(秋山政美君) 財政課長 延藤君。
○財政課長(延藤隆三君) 制限価格の設定をさせていただきました。特別この分だけがちょっと高くしとっ
て、その下へ3分の1も飛び込んできたというような違いはございません。というのは、それぞれ同じ考え方に
基づく制限価格としております。全国的な事例でも半分ぐらいとか、極端に言うたらそれぐらい下で来て、失格
になるといった工種も中にはございます。特別珍しい現象ではないかなというふうに思っております。
ちょうど線引きを決めておりますから、たまたまどこかで制限価格という入札者の札の予定価格の中には、き
ちっとその数値を入れておりますから、たまたま十何万円かの差、それももっとひどいときになったら本当何千
円とか、そういった差が出てきて、請け負えるときと失格する場合とか、そういった事例も中にはあります。た
またまどこかで線引きをしないといけない、制限価格を設けて、その差が請負と無効とわずかであったなという
ふうに思っています。
それから、制限価格で余り安く安くやりますと、適正な品質、そういったものが、工事のことですから確保で
きるかどうか、そのあたりをぎりぎりのところを考えて、制限価格を決めてもらっているように、こちらの方は
資料を出しております。
考え方は以上です。
○議長(秋山政美君) 6番 実末君。
○6番(実末一敏君) 十分そういうところはわかっておるわけですけれども、やはりこの前2つの工事につい
て、無効が1件、2件しかないにもかかわらず、この山田小学校について3割の業者がその制限価格というか、
下限価格を下回るような入札が出るということについては、もっともっと自信か何かあると思うんですけれど
も、もちろんどんどん安けりゃあいいものができるかというたら悪いもんもできるかもわかりませんけれども、
やはりできるだけ安い中で、しっかりした業者にその分を請負していただいて、和気町としてもそんなに多くな
費用を出すこともなかろうかなと、こういうふうに思います。
当然、今延藤課長が言われたことについては、十分理解をしておるわけですけれども、この結果表を見る限り
においては、非常に最終的には、山田小学校の最低基準が甘かったんじゃないかなというふうな見方もできると
いうことで、今後いろいろ検討していただいて、最低価格、それから基準価格と最低価格の格差っていうものを
十分検討していただきたいというふうに思います。
以上です。もう回答はいいです。
○議長(秋山政美君) ほかに質疑はありませんか。
10番 杉本君。
○10番(杉本春山君) いろいろ話がございましたが、ちょっと私も、これが今回の入札につきましては今ま
での考え方と変わった非常に合理的な入札、指名業者を増やしてやっとられるということで、非常に形が変化し
てきているということは結構なことだと思いますが、ただここで、本当に無効というのが出とんですが、こうい
う流れの中で考えられることは、今の日本の経済事情の中で、物がどんどん安くなっております。材料について
も、当然その辺は考慮に入れた設計の中で、もう少し考えられる余地があるんじゃないかなという、私はそうい
う考え方ができると思います。だから、設計段階で、設計されたことの中で制限額等につきましての、いわゆる
単価のそれが基準になった事業として流れができてくるんだと、このように私は理解しとるわけでございます
が、そういうことも考慮に入れながらやっていただきたいと、こう思います。そうすると、まだ一層に見直しで
きる部分があるんではなかろうかなという気がいたします。
それから、今回の学校の耐震工事につきましては、3校舎の計画でなされたわけでございますが、まだあとへ
残っておる学校があるわけで、そういうことにつきましては、同時にできなんだということは、早急にその方の
対応もしとられるんですか。石生、和気、それぞれあるんじゃないですかな、まだ、事業をせにゃいけん部分
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が。その辺についても、どういうふうな計画ができとんか聞かせていただきたいと、このように思います。
○議長(秋山政美君) 教育次長 小金谷君。
○教育次長(小金谷 敦君) ご質問でございますが、今後におきましては本荘小学校、それから石生小学校、
2件の該当が予定といたしております。今現在県の審査、そういったものを最終的に受けておりまして、それを
経て行うという状況でございます。
以上でございます。よろしくお願いします。
○議長(秋山政美君) 10番 杉本君。
○10番(杉本春山君) そういうことで、これからもこの学校耐震工事につきましては、計画があるわけでご
ざいますが、前段で言いましたような、やはり設計段階が私は基本的にこの工事の事業費の計画というのが、こ
れがメーンになっとんではないんかなと、このように考えられますんで、その辺も考慮に入れながら今後やって
いただきたいなと、このように思いますんでよろしくお願いいたします。
以上でございます。
○議長(秋山政美君) ほかに質疑はありませんか。
8番 児山君。
○8番(児山 勇君) さっきからずっと、いろいろ入札について、同僚議員の質問でお答えをいただいたりし
とんですけども、指名競争入札ですから、26社というのはこういう会社なら心配ないという形の中で、指名を
やっとるわけでしょう。簡単に、競争入札で来たやつでなしと、26社を指名してやったわけでしょう。信頼し
た会社なんでしょう、一つは。26社を選定するときに、いいかげんな選定の仕方はしてないわけですわな。
その中で競争入札ですから、当然入札の一番低い人が入札をとるのが当たり前なんですけれども、先ほど言っ
た、下を設定したと。ほんなら、最低金額をだれがどこでどういうふうに設定したんかというんが非常に疑問に
なるんですよ。私も何回か入札をやった経験があるんですけれども、結果的には競争入札なんですよ。一番でと
れるわけなんです。ただ、1円で入れてくるとか、そんなことは今ごろありませんけれども、見込みの入札から
何千万円もというたらということで、一番低い人だけを外すんですよ。そして、あと残った中の一番最低額の人
にやらすわけ。これは、設計書がちゃんとあるわけですから、その設計書のとおりで設計監理者が監理をした
ら、設計の仕様書どおりの工事ができるはずなんです。
これができないからというて、せっかく26社も指名して、何でこの無効になった最低金額をどうやって決め
たんか、私一番にそれを手を挙げて聞こうと思ようたん。何でそんな最低、あれを決めて、さっき実末議員も言
ようたですよ。十何万円か違うようなところで皆だんごになってきとるわけですよ。それを、決めとるからとい
うて延藤課長言われたけども、ほんならだれが決めたんですか。あなたたちが検討して決めたということになる
んですよ。さっき指名競争、柴田議員が何か、本がようけあるから読んで勉強せえというて言よったけども、そ
やけど指名競争入札の中の根本的な考え方というのは、それだったら信用できる人を10社選んで、その中で競
争入札させたらいいんですよ。26社もさすことはないんです。私はそういう思いがあって、ぜひそれを一番に
言わせてもらおうかなと思うたんですけども、最後になりましたけど。
○議長(秋山政美君) 財政課長 延藤君。
○財政課長(延藤隆三君) 先ほどの入札の予定価格と、それから制限価格につきましては、町の財務規則でそ
ういう条項がございまして、入札のたびに、朝一番に入札の日に町長に札を入れてもらうときに、予定価格と制
限価格を決めてもらっております。それによって入札に臨むわけですが、予定価格が幾ら、制限価格が幾らとい
うふうな敷札をもって入札に臨みます。もちろん、指名通知をした業者には、そういった予定価格に達しないも
のとか、制限価格を下回っては落札できませんよというような、指名通知のときにちゃんとそういった文言でお
知らせしております。
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○議長(秋山政美君) 8番 児山勇君。
○8番(児山 勇君) 最終的には、じゃあだれが決めとんか言われたら、町長の方に最低これということをお
伺いして、じゃあそれでいこうかということで行いましたということですね。
そのときに、じゃあ町長が全部知っとるわけないですわな、どのぐらいというて。ある程度あなたたちは、担
当者は金額のこのぐらいがあれで、これが最高になって、普通は最高、最低を外すんですけども、もう最高を外
す必要はないんですけど、だけどそのときに、じゃあ例えば100万円の設計価格にしましょうか。じゃあ、そ
れの7割より、70万円より下の人は、これはもうおえませんよとか、そういう形で決めていくわけですわな。
そこで、じゃあいろんな事業があって、そのたんびに検討するんですか。今の条例じゃねえけど、規則があっ
て決めとる言うけど、何%という決め方をしとんですか。どういうやり方をしとるんですか。
○議長(秋山政美君) 財政課長 延藤君。
○財政課長(延藤隆三君) 規則の中には、予定価格が何%にするという数値的なものは決まっておりません。
その都度予定価格は決まります。それから、制限価格は予定価格の3分の2を下回らない額とするというように
なってますから、3分の2以上の中でその都度、予定価格と制限価格は3分の2以上で決めてもらっておりま
す。
(8番 児山 勇君「もう一回、ほんなら」の声あり)
○議長(秋山政美君) 8番 児山君。
○8番(児山 勇君) そういうことで、そういったことも、今申し上げたことも一応検討していただくように
今後お願いしたいなと、それぞれにあることでしょうから、そういうふうに思いますんで、よろしく後また検討
をお願いいたします。
○議長(秋山政美君) ほかに質疑はありませんか。
〔「質疑なし」の声あり〕
○議長(秋山政美君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。
お諮りします。
議案第56号から議案第58号までの3件は、会議規則第39条第3項の規定によって、委員会付託を省略し
たいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(秋山政美君) 異議なしと認めます。
したがって議案第56号から議案第58号までの3件は、委員会付託を省略することに決定しました。
次に、お諮りします。
議案第56号から議案第58号までの3件を討論を省略し、採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(秋山政美君) 異議なしと認め、これから採決します。
議案第56号工事請負契約の締結について、議案第57号工事請負契約の締結について、議案第58号工事請
負契約の締結について、以上3件は、原案のとおり決定することに、ご異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
○議長(秋山政美君) 異議なしと認めます。
したがって議案第56号から議案第58号までの3件は、原案のとおり可決されました。
以上で、本臨時会に付議されました事件は、すべて終了しました。
閉会に当たり、町長からあいさつがございます。
町長 大森君。
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○町長(大森直徳君) 平成22年の第4回和気町議会臨時会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつ申し上げ
ます。
本日提出いたしました承認1件、組合規約の変更1件、補正予算1件、人事案件4件、契約案件3件につきま
しては、慎重にご審議いただき、ご承認、そしてご議決を賜り、まことにありがとうございました。
なお、先ほど契約の件、工事請負につきましていろいろとご意見をいただき、そしてご提言もいただきました
ので、今後の工事請負契約等の工事の発注につきましては十分検討をしながら、それぞれ事業には国の補助金、
交付金、そういったもののかかわりがあったり、単独でやる事業といったものの差異もございますので、十分そ
んなことをしんしゃくしながら、これからの工事発注を適正にしていきたいというように考えております。
これから梅雨の時期を迎えますので、皆様方には健康に十分に留意していただきまして、ますます町政発展の
ためにご活躍いただきますよう心からお祈り申し上げ、本日の閉会に当たってのごあいさつにさせていただきま
す。ありがとうございました。
○議長(秋山政美君) これをもちまして平成22年第4回和気町議会臨時会を閉会します。
ご苦労さまでした。
午前10時53分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
平成22年5月24日
和気町議会議長
秋
山
政
美
和気町議会議員
安
東
哲
矢
和気町議会議員
実
末
一
敏
- 19 -