肺吸虫症の疫学 - 目黒寄生虫館

日本に釘ける寄生虫学の研究 7 (
19
9
9
)J
I吸虫類
(西日 I 柴原) 1
8
9
1
3
. 肺吸虫症の疫学
西柴
田
原
5
L
書
草
行
人体に寄生し肺吸虫症の揖肱となる主要なものはウエステルマン肺唖虫 (三倍体型),同(二
倍体型).宮崎肺唖虫の 3者である.三倍体型は昔からよく知られていた腕眼虫症の荊原体であ
り,単に“肺吸虫症" といえばこの型による疾病を指すも町とさえ考えられていた.しかし,こ
の型的流行は人々円努力と環境内霊化によって,主要な第 2中間宿主モクズガニの捕少と相候っ
て漸減 l,日本では殆ど見出し押ないまでに描ってきている。なお三倍体型による本症について
61)によって詳しく述べられているのて二本稿では省略することとする.
は本誌第 I巻に綾川(19
但 l,待機描主イノンンを介する串持については,第 1場尭行後に明らかにされた事実であるの
で本稿で述べたい。
以下。 ウエステルマン肺唖虫症(二倍体型),宮崎肺唖虫疲についてはやや詳し〈述べ,大平
腕唖虫症については人体症闘があったことについてのみふれたい.
(1)ウエステルマン腕吸虫症 {
三倍体型によるもの)
前述したよフに,本型による肺唖虫症は近年激揖 l,現在,モクズガニを介しての尭生報告は
年聞を通 Lて散例が散尭的に見られる程度である.
一方
1
昭 和5
0年に至るまで,宮崎県,鹿児島県などの南九州池方では,モクズガニを食ぺて
964;一瀬ら, 1
9
7
3 粂松ら
いない人々の聞にしばしば本症の集団尭生が見られた(林ら, 1
1
9
7
5
).忠者向多くがイノンン肉的刺し身を 食べていたことから
1
1
一瀬ら (
1
9
7
3
) は,イノンン
が持揖宿主となっている可能性を指摘 Lた。同槽にこのことを疑った富崎らは実験的研究によっ
てイノンシが本虫の待機楢主の役割を演じることを証明し,その肉を生食することによってヒト
9
が本症に串品 L持るかあるいは実際に感染 Lている可能性があることを指摘した(宮崎被部, 1
9
7
6
)
. こ町ことは, その後野生イノンンの臨肉内から実際に本虫の
75;Miyazaki and Habe,1
9
7
6 宮崎ら,
幼若虫が見出きれるという事実によって裏付けられることとなった(宮崎広瀬, 1
1
9
7
6
)。こ町よヲに ,持揖宿主であるイノシン肉町生食による新たな感染様式が明らかにされ,
以来, その危険性が指摘され続けているものの,いまな必向崎町先生倒が全国め分布地において
後を杷たない.
①尭症者町年齢,性別および感染円犠
以前は,子供が川避ぴ円陣にカニやザリガニを取って食べて感染したり,家庭でモクズガニ
を調理 L家族的に静止したりすることが多かったが,最近{丸グルメブームもあってか,家庭
以外に料理窟やホテル旅館などでだされたイノンン肉刺 L身,抽物,焼肉の摂食による感染
1
9
0 (西岡柴原)
例がしばしばみられる.この場合, 多〈は成人である.
rm
②部 2中 H
l 主における睡操状況
原因の究明,住民への瞥殺が行われ,本症町洗行が務息する方向に向かうにつれてあまり闘
8
2
) がかつての流行地であった兵雌県北部門也局地
査も行われなくなった.そ Lて,柴原(19
区円山川 中
下流域においてそクズガニ 6
4匹を捕獲し楠査したところ, メタセルカリアが i倒
も見出きれなかったことで既にこの地の三倍体型は帥輔 L,本症の流行も終息 Lたと且われる
と述べているように,過去の多〈の流行地で同樺の現象が見られているものと推察される.
80)は 1
9
7
8
年から 1
9
7
9
年にかけて長崎県対馬町 2
3河川を丹念に調査 L, 1
6
一 方,波部ら(19
地 点から押られたモクズガユに 2
.8%から 1
0
0.0%の率でメタセルカリアを検出した.そ町結*
現在ヒトの血者がほとんど且られないにもかかわらず
2
0年前のデー タと比較し ,寄生率,寄
生量生ともに商い他を示 Lたことに 対 し波部は,普町まま町白 熱がよく保存されていること 。 ツ
ンマヤマネコなど野生動物の聞で生活現が効率よ〈回っていると線第されることなどをその理
由に挙げている.
また 1 対馬と同悼に離ぬである鹿児島県内屋久島においても,サワガニ,モクズガニ円買方
98
2
)
.
から低車ではあるがメタセルカリアが見い出されている(波部寺崎, 1
こ円よヲに ,終宿主がヒトと野獣に分かたれることで場所により消滅と存続という一層的両
極化が進んでいるものと考えられる.
③持楠宿主(イノシン)における感染状祝
宮崎
広瀬 (
1
9
7
6
) は,宮崎県下で捕獲された野生 イノンン 6聞のうちの 1頭町周師師向
3
g
) 中に 3挫の幼若虫を見いだ Lた。紐いて
(
18
宮崎ら (
1
9
76) は同じ地区で捕獲された
0挫の幼若虫を検出 Lた.また守宮崎
イノンン 1頭町全身を〈まなく闇べ,町肉からのみ 1
7
5
) は,実験的研究でイノシン 2顕にそれぞれ1.0
0
0個のメタセルカリアを感染さ
渡部(19
3日で割検 Lたところ
せ , 123-21
約半数 (
5
0.5-54.
1%) の虫休が回収でき
その大部分
(
9
7.8-99.8%) が描肉内からのもので,形盟的には脱嚢 Lたばか りのメタセルカリアと殆
ど変わらないまま円幼若虫であったことを報告している.
④地理的分布
本車,",以前にはほぼ日本全国に分布がみ勺れたが1 その後漸減 L,現在ではかつての捜厚
分布地であった九州地方や凹団地方などに,時にイノンン肉の摂食による尭生聞がみられるも
の町散尭的に発症が且られる程度となっている.しかし
すい脳肺唖 '
"猛に限ってみてみると
1
とくに揖気円特置から重荊となりや
966
年以降では,東 (
197
2
) が1
07
岡町集計
文献的には 1
1
9
7
5
) によると 1
9
6
5年から 1
9
71
"
干の 7年間における文献上町報告
報告を Lている L,和田ら (
6
W
g, また,中北ら (
1
9
8
2
) は1
9
7
1年から 1
9
8
0年まで町 1
0年間に 3
7例{九州地方日例!凹
例は 3
1問
園地方 1
中園地方 4例,関東地方 4倒, そ町他 7問)を確認したとしている.そ Lてさら
1
9
8
2
) は本疲的措少傾向は認めるものの。必ずしも楠な疾血とは 脅えないと述べ
に。 中北ら (
ている。
〈西国祭服) 1
9
1
,
1
"
"
r
'~ I
1
'
"
;
"
1
図 , 主要人体肺吸虫 2種の府県別l
分布図(ただし腫島"府県と同憾に級った)
左ウエステルマン腕吸虫 ・ 二倍体型 ・ 三倍体 且 右 宮 崎 飾 吸 虫
(2)ウエステルマン飾吸虫痘[二倍体型によるもの)
鈴木ら (
1
9
7
8
) 町報告を聖蝿とする二倍体型の尭且は,従来,ウエステルマン腕唖虫によるも
のとされてきたすべての症例,報告等を三倍体型と区別するうえで改めて且砲しが求められるこ
ととなった . その結よ~.次々と本虫町新しい分布地が見出されるとともに,車 2 中間宿主である
サワガニ町生食あるいは梓機荷主イノンンの生食による本症は散尭的ではあるが少なからず臨め
られている(桁町ら, 1
9
8
0
;大級ら, 1
9
8
1
:神崎ら, 1
9
8
3 凶代ら, 1
9
8
' 明石ら, 1
9
8
4 荒木
ι1985 神崎ら, 1
9
8
5 矢崎 ι1990 水 捕 ら, 1
9
9
2
;松下ら, 1
9
9
4
:粕谷ら , 1
9
9
5 安藤ら,
1
9
9
6(
図 1)
.
①控徒者同年齢,性別および感染町場
上述 Lた症例報告に配縦されている宿患者 '
8名を年令別にみると 1
0歳代 l名
2
0
歳代 4名
,
3
0織代 8名
, '
0
歳代 3名,5
0
歳代 4名
, 6
0員長代 5名,無明配 2
3
名であ った.また性別では男性
2
3名,女性 2名 無明配2
3
名で明確なものでは圧倒的に男性が多い.さらにこれら町報告で
の感睦甑 tlてはサワガエ的生食によるとしているのは 8名
イノンン町生食による
tlてい
る町は 3
5名.不明とされているのは 5名であった.サワガユを食 Lて椀血 Lた 8名町ヲち 6名
量流布て・"ニを取って食べたことが明記されている .一方
。 イノンシを食 Lて
については山間 i
7名については疎師と
楠車 Lた者町うち 2
Lて自身で捕纏 Lたイノシンを食べて必り,その他向
者はその家族かも l(は肉を分けてもらい宜べた者である . この場合。ほとんどが自宅におけ
る感染である.
②第 2中Jlll!自主における感染状況
本虫町宮~
2r
l
'/
1
l
1f
r
i
主と Lてはサワガニとそタズガユ町 2組閣が挙げられるが,ほとんどサワ
1
9
2 (西日1 祭除、)
ガニにみられ,後者でみることができるのは沖縄だけである .柴原(19
8
2
) によると兵庫県北
2
5匹から押られた総数 7
0
0側町 メタセルカリア円カニ体内にお
部町議厚分'
街地内陥位サワガニ 1
ける分布状況は,休部簡肉内 4
3
2倒 (
61
.7%) 肝臓内 1
5
5帽 (
2
2
.1%),平世内臨内 4
6側 (
6
.
6
%),盟内 2
5個 (
3
.
6%),脚 部 筋 肉 内 2
4
個 (
3.
4%),生殖緑内 1
0個 0.
4%),防 官 周 辺 8側
0.
1%) 内聞であり ,体描,脚酪を合わせると 4
5
6倒 (
6
5
.1%) となり ,師向内が最も多かっ
たと報告している . また栗原!主
力ニ町大 きさを 4階層に分け. カエ町大きさあるいは性日)
1に
よる寄与生率または省生量との関係についても調ぺ,大きさの遭い, また性別による都生率には
韮は見られなかったが,寄生教はカエ町大さきが柑すに
Lたがい増加する帽向がみられたと L
ている . 脳性カニ l匹当たりの 〆タセルフウリア都生量および寄生率は,分布地によ ってそれぞ
れ異なるが,兵庫県北部内も何では多い所で平均 1
2
.
2
個,最多では 6
8
'
個みられ,最も商い寄生
率を示した地点では 9
3
.
6%であ った(柴原 . 1
9
8
2
).また波都
宮崎(19
8
2
) も同棉なiJI厚分
布地を大分県に見いだLiこが,寄生車では高い地事て:
'
8
7
.
7
%と若干下回ったも町町
2.
1
個
りの喜子生置はこれよりさらに多い平均 3
1
1匹当た
最多で 1
9
9伺 ものメタセルカリア内部生するカ
エが見出されたという .
③持揖宿主(イノンン)における感染状況
7
6
) による三僻体型での
野生イノンン的簡肉内まで昨細に閤べた報告側は前配的富崎ら(19
1聞くらいなものであるが,兵庫県北部町漫厚分布地において
肺に限つてのみ寄生状況を悶
ベた S
h
i
b
a
h
ar
aand Ni
s
hi
d
a(
19
8
5
) の報告では .8
8副 の 7ち 8副 (
9
.1
%) に寄生が認め
4
豊町虫休を持たと Lている . しかも , このヲち町 5控 (
3
5
.
7%) は子宮内に虫卵
られ,合 計 1
i
b
a
h
ar
aandN
i
s
h
i
da (
19
8
6
a)による英験的研究では 3聞
を有する成虫であった.一 方. Sh
のイノシンに各々 20C 側同〆タセルカリアを感,~きさせ ,
100-170日後に剖防食したところ , 7
.
0-
1
7.
5 (平均 1
1
.5
)%の回収率で虫体が持られ,このうち 71
.4-80.
0 (平均 7
6
.
8
) %が酪肉内
残りは脈,胸腔内からであ った. また , この喪畿で,宮崎
1
波部(19
7
5
)の三倍体型での桔栄
と
J
'
4
な っていたのは描肉内から押られた幼苦虫が三倍体型では殆どが脱襲 Lたばかり町メタセ
ルカリアに近いものだったのに吋 L
.二倍体 型では。前半世女はさらに尭育 Lたものになってい
たことである 。 この段階の虫体的イヌ
ネコなど笑験的絡宿 主への樫品性は前者に比べると絡
段に低いことが判明 Lている(柴原,米尭表).
@これまでに報告された尭症者における疫学的特由
J)突 見 気 胸 を 起 こ し こ れ に 伴 ヲ 胸 繍 , 呼 吸 困 難 が 起 きる.
2)皮下腫勉を生じることがあり ,時に遊走佐である .
3
) 片岡または両醐性向胸水貯留がみられ,末梢血は著明な好酸時増多を示すとともに高 I
gE血症となる .
4)胸部 X線 写 真 上 肺 野 に 陸 影 を 留 め な い。
5)本虫にと ってヒトは非妙通信主と考えられ。従 って、 虫卵は横山されない固
6)確定診断は免疫血清子戸的方法で行 ヲ が,三倍体型と同区別はできない.
(函悶柴原) 1
9
3
7)予後は良好である.
⑤地理的分布的概要
本虫町分布は非連続的で。極的て眼用的である.既報町分布地を以下に示す. [ ]内は町
村名.これまでにメタセルカリア円検出されている地を主に配線したが,捕獲された野獣等に
此虫のみが検出されている場合はそのことを記載した.
a)東北地方秋昭県内閣部にのみ分布が臨められている。 仙北岬[西木] (鈴木ら, 1
9
78
)
b) 聞東地方
千葉県内南部内山 間部に的み分布が認められている .夷隅調[大多喜J.畏
Kanazawae
ta
l
.,1986: *金沢ら, 1
9
8
9)
.
生郡[1<,何本] (
,)東梅地方
1) 悌岡県西端部に分布する.引佐郡[三ヶ日] (
Kino, 1
9
9
2)
固
2)霊知県
新城市で捕後されたキツネに成虫の寄生が認められている(長瀬ら, 1
9
7
7
b
).
3)岐阜県
東部から東南部にかけて分布する.恵那郡[蛭 J
I
I,福岡J.援団郡[下呂]
9
8
6
)。
(塩胞ら ,1
d) 北陸地方
I) 石 川 県 南 部 に 分 布 す る . 小松市 (
吉村ら, 1
9
8
3
)
.
2)福井県西部に分布する.連般郡[名回庄] (西国ら, 1
9
8
2
)
.
c) 近畿地方北部
I)滋賀県
東部および南部に分布する.坂図郡[伊吹],甲賀郡 [甲賀] (西悶ら , 1
9
8
1
b)
.
2)京都府北部に分布する。熊野郡[久美浜], 中 郡 [峰山1 大宮],与謝郡[伊線]北
桑図郡[異山 *] (西国ら, 1
9
8
7
a, 1
9
8
7
b キ松野ら, 1
9
9
0)
.
3)兵庫県
中央部,北西部,北東部に分布する.朝来郡 宇 [生野朝来,山東],華文
郡[関宮 *]
,美方郡+[村岡,浜坂J.出石郷[世束,出石],盟岡市,宍桑訓 [一宮
n神 崎 郡 ¥ [大河内,市川] (柴原 , 198止 ホ1984:+Shibahara,1986:
~西国
恥未尭表).
f)近畿地方術部
I)三重県
県中央部に分布する.名張市,上野市。 阿山郡[阿山,伊賀,大山回],名
賀郡[青山],鈴施郡 ホ[関町芸機],久居市+, 一 志剥1+[白山, 型特] (杉山ら,
1
9
8
3, *1
9
8
4
a, +松本ら , 1
9
8
4)
.
2)奈良県
東部に分布する。字陀郡 ホ[樺原,量生,醐杖],吉野郡[東吉野] (
S
u
g
i
-
yamae
ta
,
.
l 1
9
8
3 キ宇多山ら , 1984b)。
g) 中園地方
1)鳥取県
東端部および中部町山間部に分布する.東伯郡[間金],岩英郡[岩畏*]
(矢崎ら 。 1
9
9
0
: *Shibaharae
ta
,
.
l
1
9
9
2)
。
1
9
4 (西釦築 1
M
)
2
) 岡山県北部山間部に分布する.真底割[新庄,八束
中和 11
柴皿ら.米尭表).
h) 九 州 地 方 大 分 県 の み に 分 布 す る .竹岡市 本,宇佐ll1l[院内 11
波 都 宮 崎。 1
9
8
2:本
鈴木ら, 1
9
8
5
).
i)南西路島
沖縄本品だけに分布が見られ,しかも,餌
2中川l
宿主はモタズガユ.国頭部
横川ら , 1
9
8
6
)
.
[国副11
13)宮崎肺吸虫症
7
4
) 及び横川ら (
1
9
7
4)町症例報告以来,患者教 i
玄関東地方を中心として増え続け,
林ら(19
0
0例を越えているも町と忠われる.そ Lて当初はサワガエ町生食によるも町が大部分を占
既に 1
的ていたが,症倒的分布は漸次鉱大
L,現在では北は北海道(今剣ら, 1
9
8
7
) から南は南九州
9
9
1:Onoe
ta
l
.,1
開2
) に及 V
'
,
(乗倍。 1
日本のはほ全域から報告されるに至。 ,西日本では
持揖宿主イノン y 一 一ウエステルマン肺吸虫疲におけると同捕に
(市木ら
を介 Lての感染がみられ
1
9
8
6
),症同世もさらに増加している 。
¢尭症者の特置
a)年飴,性別必よび感染町場
年併は壮年に多〈
小児は柿である.また男性に多〈女性に少ない.感染の場内多〈
9
7
7
).
は活魚料理屈,炉端焼など飲屋においてである(林, 1
u)感染振とされるサワガニ円採集地
多〈の症問で静岡県様車郡川相町産サワガニが感染源である.大井川中流にあるこの
地町サワガユは,提躍な喧色を Lていて市場価制が高いことにより,多〈がここから出
9
7
5
)
. しかし,本症の分布は前述のように日本の
荷されているものと思われる(林, 1
はほ全域に及んできている.
2例町疫学的特由一主として給与長
c) これまでに報告された尭症者 8
荒木 1
1
9
8
5
) による ー
])潜伏期は 2週間から 3年と幅がある.
r
2) 好酷時増多は 7
6
例にこの記載があり, 7
醐リで柑加を箆めている . !
i醒燥が 7%以下に
とどまる削は抗体価も低<,不姐性感染虫体が死滅したものと考えられる .
3
)荊蛮は胸部内が最も多< 1
6
5例),次が脳内迷入 15倒的,皮下連入 1
2例)と続<.
6
5問中日間に胸水があり.気胸"叩問に留められたが。急性岬唖不全を呈した聞はな
い。また
写真上胸水が認められず気胸のみで尭益したものむ臨められない.
4) 初発胸部内摘置はやや右に多い醐向にあるが,両側性荊査がお~j~iにおこる.
5)初尭症状は一般に一過性向尭熱を伴う胸術であるが,全身状睦は口きれない。
6)胸部写真上,胡聖が他聞に修動 Lたり,肺外臓器に及んだ症例は 1
0間報告されている .
また.皮下および脳内述人は胸部内荊藍円前にも後にも生じている.
7)虫卵の検出率はきわめて低い.確定診断は免疫血清学的方法以外には不可能である .
8) 予後は良好である.
(函阻柴原) 1
9
5
以上町ほか,前回ら(19
7
9
) はウエステルマン肺吸虫症一一おそら〈三倍型(著者締入)
の虫轟形成期以前向所且とよ〈似ていると述べている.
②地理的分布の概要
既報的分布地を市郡(町村)~ IJ -[] 内に町村名ーにあげる .但 l ,ヒトへの感染は 主
とLてメタセルカリアの経口摂取によるもので, メタセルカリアの柚出された地を主と
l,
留める .
成虫のみが検出されている県はその事を記載するに f
a) 東北地方 広〈分布しているカペサワガニへの寄生率は一般に低いものと思われる.
l)岩手県
〆タセルカリアは未報告.
lか l,北上山地(韮石市)に分布地が存在する
(西悶.未発表).既に成虫は報告されている(山口
97
7
).
八木間, 1
2) 秋 図 県 雄 勝 郡 [ 雄 勝 ] (谷ら . 1
9
8
0
)。
3)山形県
〆タセルカリアは未報告,成虫のみ報告されている (斉藤, 1
9
7
7
)
.
4) 福 島 県 耶 麻 邪 [ 西 会 津 ] (
Tsuboi e
ta
人目白).
5)新淘県
東 浦 原 郡 [三内,出JlI
ホ, 上 1
1
1
],栃尾市。南魚沼郡 [六日] (聞川 ら
,
1
9
8
0;*斉藤山下, 1
9
8
!
)
.
b
) 関東地方 茨城県北西部にのみ分布 Lている。久磐却[大子,水府,壷砂蝿J.那珂郡
T
o
r
i
ie
ta
,
.
l 1
9
8
7 水品居ら. 1
9
8
8
).
[山方,大宮 *] (
,)東海地方
この地方的サワガニが多〈出荷され感染源となっている(林, 1
97
7
).
1)静岡県様原郡[本川相,中川担,川担金谷].僚川市,周智郡[l1<]. I
奪回部[水
M
I
. 盟岡 *]
。天竜市 本
, 引佐郡[引佐,三ケ日] ( 伊 藤 望 月 , 1
9
7
5
;キ
議,佐久 I
Kino
,1992).
.
2)霊知県北設楽郡[JI!栄] (正座ら, 1
977).南瞳楽郡 [鳳来] (畏瀬ら. 1
9
7
7
a
),新
城市 (
Kino,1
9
9
2)
0
d
) 北陸地方
福井県のみに分布する.揃ヰι償街地区ともに分布 Lているカ〈徹南地区は
図 2に含めた町で省略する.備北地区では勝山市(吉村ら. 1
9
7
91.坂井郡 [丸岡J.且
羽郡 [提山] (浅田
滑谷
1
9
8
2
).丹生郡[組組] (酉問 。朱尭表).倣南地区における
9
8
1
a 浅 岡 滑 谷, 1
9
8
2
報告者酉図ら, 1
e) 近畿地方北部(図
2に示 Lたので概要と報告者向み記載する.以下四園地方まで問機)
1)揖賀県水越峠町北西側にのみ分布する(酉図ら 。 1
9
8
1
a)
.
.
2) 京都府
中央部から北部にかけ て分布する{古村ら , 1
9
6
4
;西悶ら, 1
9
8
6, 1
9
8
7
a,
1
9
8
7
b, 1
9
9
仏未尭表絵野ら. 1
9
8
9)
.
3) 兵雌県
中央部から南部(淡路を肱()にかけて分布する(宮村ら, 1
9
65 酋 村 山
下, 1
9
6
9
;西問小肱, 1983;柴肱
1
9
8
4 米先表。滑水。 1
9
9
5;西凶ら,未発査)
.
f)近畿地方南部
1)三重県南部に分布する(干睡ら, 1
9
8
8
;T
o
r
i
ie
ta
l
.,1
9
9
2
)
0
2)家良県南部に分布する(杉山ら 。 1
9
8
2)
.
1
9
6 ( 西 四 柴原)
ほほ全滅に分布する(冨村ら, 1
9
7
9
;Sugiyama e
ta
l
.,1
9
8
5
;杉山ら,
3)和歌 山県
1
9
8
8
)
.
g) 中園地方
1) 品 担 県 西 端 部 に 分 布 す る (
Sh
i
b
a
h
a
r
ae
ta
l
.,1
9
9
2
;T
o
r
i
ie
ta
,
.
l 1
9
9
4
)
.
2)広島県西端部に分布する(西岡ら, 1
9
7
8
b
:1
9
8
9
0
)
.
3)山口県
南東部を除きはぽ全域に分布する (Kamoe
ta
l
.,1
9
6
1 亀谷ら, 1
9
6
6 初
胤 1
9
6
7;T
o
r
i
ie
ta
l
.
.1
9
9
3
;T
s
u
b
o
ie
ta
l
., 1
9
9
6
;曹ら,未発表 百聞ら
I
朱発
表).
h) 四園地方
I)香川県
讃岐山脈拍いに分布する(西図ら, 1
9
9
3
)
.
2)徳島県海岸沿いを除きはほ金域に分布する(橋口ら , 1
9
7
4
;僑ロ吾妻, 1
9
8
1
;西
田ら, 1
9
9
6)
.
9
7
4 橋口
3)高知県ほほ全被に分布する(橋口ら, 1
吾曳 1
9
8
1 坂本ら, 1
9
7
7 坪
9
9
2)
.
歩
十
ら
, 1
,
)童媛県
防岐部および半島状に突出した地を除きはほ全域に分布する(西国ら, 1
9
6
6,
1
9
7
8
a, 1
9
8
8
b 行天ら, 1
9
7
4 行天, 1
9
8
3 鳥居ら, 1
9
9
2 坪井ら , 1
9
ゆ3
)。
i)九州地方北部他地方では般局には分布 Lていなし、が 九州地方では雛晶にも分布
1) 福 岡 県 鞍 手 郡 [ 若 宮 J
.糟屋郡[久山,篠栗*,須恵J
,太宰府市+(事石 井 浜 島,
1
9
6
2:+川島ら, 1
9
6
5 宮J
l
¥ 川島, 1
9
7
4
)
.
2)佐賀県 鳥栖市 *,神崎郡[東背振曾 J
,小城郡[小織 キJ
,東松浦部[厳木 *,北披
.研万里市,西松浦郡, [固有国 J
,藤市部 [幡野,太良+],施島市+ (+西鴎ら ,
多J
1
9
7
9 キ宮原, 1
9
8
2 西悶ら, 1
9
9
4
a
)
.
.平戸市,佐世保市,東彼杵郡[東彼杵J
,
3) 長 崎 県 松 浦 市,北松浦郡 [世知原,吉井 J
.陣早市 *,長崎市 本,西彼件郡[三和+,琴
大村市,北高来郡 [小長井,出来 本J
海¥,外海
i 大瀬戸上酉彼 I
J (*片峰ら, 1966: +今井 ι1976;西国ら
1
H991
. 1994a,未発表)
,
)大分県
佐 伯 市 *,大野郡[三重 J
,南海部郡[本匠] (*川島ら. 1
9
6
5
:鈴 木 ら
,
1
9
8
5
)
.
j)九州地方南部
I)宮崎県 西臼杵郡[高子哩j
,日之影],東臼杵郡[北詰r
r
.北JlI
,北方,諸塚 北郷,
1
門川,東郷
1
西蝿,南郷],延岡市, 日向市
児7
居者I[本措,西米良],西都市,東諮
問郡[国7l¥,睦 *
, 商問 J
,宮崎市。宮崎郡[凶野],酉開岡郡[北揮J
, 臼 南 市 (車
内図ら, 1
9
7
8 今井ら, 1
9
9
2
)。
2)熊本県
成本郡[菊成 *],下益城郡[砥用,中央,小川]
八代市,八代郡[東陽
,時庭師 [球世,山江,玉木,相良,湯前,多良木
キ,泉,宮原,坂 本 J
岡原,上J
,
(西国柴原)1
9
7
天草郡[天草+J(+渡部
1
9
7
9:* 多国~ , 1
9
剖西岡ら。 1
994b,米尭表)
.
③地理的分布の組刷性について
本虫的地理的分布を調査 Lていた西国
酒井(19
7
8
0
) は本虫円分布に規則性的あることに
気付いた.この組刷性についてはなかなか一般的承既を叫ることが出来なかったが。現在では,
d
泳Eを持ているも円と考えている.その概要は"宮崎肺吸虫町地理的分布はその11¥1
中間宿主
となる且円分布によって規制されるが,この艮の分布は地史的要因によって規制されている.
そ Lて西日本に1;いては 中新世中
後期(16
5
0万年 f
t
i
1から 9
0
0
万年前まで)以降,水没したこ
と町ない地域に分布する " というものである.このような直脱が成り立つのは.西 日本町大部
分円分布地でその第 1中間宿主,ホラアナミジンニナが移動,分散能力が侮繍に低(,現在も
過去の地史をそのまま反映 Lた分布パタ
ンを持ち融けていることを前蝿としたものである
9
8
9
"b
).
{西岡, 1
著者らは,この恒説に基づいて分布を予調Il,調査を行うて本虫円分布地を次々と尭見 Lて
いる.そして,現在までに西日本{近畿,中国,四図的 3地方)円路地で本虫メタセルカリア
5
5
に遣している.そ Lて陽性町市町村のうち大鍋分 (
2
2
8
市町村}は
が倹幽された市町村監は 2
中新世中
後期以降水没 Lたことのない地峻にあり, 2
7市町村が上配地減からはみ出 Lていた.
9.4%となる(図 2)
.
一致事を求めると 8
。
。
。
。
。
。
。
。
。。
。
。
。
図 2 酋日本に必ける中新世中 後期以降水没していないと推定されるJt,.と省崎肺吸血の分布地
・ 宮崎肺吸虫〆タセルカリアが検出された市町村 {
・ 筆者らによ って見出された分布地1
0 サワガユ日匹以上を倹ヨ証してメタセルカリアが検出きれなか うた市町村
. :~新世中 ~ 後期以降水没していないと縫定される地組長
しかし,これらの 2
7市町村む陣後 Lた池域に在って,予測と大き〈はずれた分布地は現在ま
でに見出されていない.分布を推副した地域と分布が見出さ札た地減とが,完全に亜な ってい
ないのは ,古地理図向精度という問題とともに ,周辺部においては郷 l中間宿主となる貝類が
1
9
8 {西岡柴原)
若干の分布繊の拡大と縮小をおこ
Lているこ tを示 Lているものと思われる.
容を求めてみたと
上述町西日本以外円分布地においても同樺な方法で作図を試み,その一致2
ころ
やや低率ではあるが大体岡崎な帽向が盟められ,九州地方向
欽率は 7
5.
0児,東海地方
のそれは 7
3.3%であった。こ町ように生物町分布が地史によって鋭制されているものを池史的
分布といっ。[注一致率=(水没したことのないと推定される地にある分布地内市町村監/
0
0
J
全て円分布地町市町村量)X1
(4)大平肺吸虫痘
大平肺岨虫町第 2中間宿主はベンケイガニ,クロベンケイ,アカテガニ, アンハラガニなど河
口付近に桜島するカニ簡であることから . ヒトは通常これら円カニを食することは無しヒトカe
この虫に感染 l,尭症することはないものと考えられてきた.
しかし 。
ウエステルマン肺);岨虫や宮崎肺唖虫と同棉に本虫も持時宿主であるイノン~!こ食べら
れて劫苦虫となって簡肉内に寄生 Lているものと考えられ,その肉を生食して尭症 Lた 1例が報
9
8
8
)
. 従って,本瞳による肺吸虫症も考えておく必要がある.症状と
告された(山口ら, 1
Lて
g
G
, I
g
E町上昇などが認められたといヲ.
は胸水貯留のほか。鰐醍球増多 . I
以上
4植の姉吸虫症について主として疫学的事項について並べたがー要はメタセルカリアや
幼若虫による感染を来然に防止することである.これらを桂口啓晶さえしなければ肺岨虫症に椛
思することは無いのであるカら,ちょっと注意さえしておれば感染防止は可能である.
文 献
1
) 明 石 光 仲 田 代 隆 良 後 藤 組 後 藤 陽 郎 那 須 勝 糸 賀 敬 坪 弁S
長男荒木田興 (
1
9
8
4
)
胸水を主徴とするウエステルマン肺吸虫症について 日胸族会態。 2
2,6
0
3
6
0
6
9
6
) 肺吸虫主主及び開練顎口
2
) 安 藤 勝 彦 経 岡 俗 之 三前 健 鎮 西 康 雄 吉 図 正 道 谷 口 芳 配 ( I9
5,6
8
虫症の各 l例静生!ll昆 4
1
9
8
5
) 大分県に多発したウエステルマン肺吸虫症
3
) 荒 木 困 興 野 上 貞 雄 中村正聡 明石光伸 (
等生息~, 3
4(
地
)
, 1
3
4
) 有 前 知 樹 育 見 潔 佐r
n
i
忠夫川口元也岩尾仁谷川久一 1
1
9
8
0
) 皮下寄生を伴う肺吸虫
位のー例 臨 床 と 研 究句 5
1, 1
8
2
1
8
5
5
) 千組維
温飽邦憲 P
I板照賞金子滑俊(19
8
8
) 名古屋市で販売されているサワガニの宮崎肺
吸虫宿生状i
兄公衆衛生 5
2
.6
91
1
6
) 行天修一(I9
8
3
) サワガニ(第 2'
1
'問宿主}における宮崎肺吸虫の生態学的研究寄生虫昆 3
2,
5
5
55
7
5
7
) 行実湾
近藤玲子西部
弘(19
1
4
) 愛媛県L
における宮崎肺吸血について(第 4報)愛媛衛
府年報 3
6
.1
4-1
5
1
9
) 餓本県天j江m天1
,
t
l/ijにおける肺吸虫調査 偏大医学紀要 6
,2
1
1
2
8
4
8
) 法部重久(I9
9
) 波部1li久 宮崎ー郎 (
9
8
2
) 大分県北部のサワガニから且出されたウエステルマン肺吸虫のキi
l
/
l
生殖型等生虫 tt~ 3
1
,2
1
52
8
0
1
9
8
2
) 毘久間麓町モタズガニおよびサワガニから得たウエステルマン肺吸
1
0
) 波部盤久 寺崎邦生 1
旦i
のタイプ若手生虫昆 3
,
1 2
13
2
十
{西岡祭肱) 1
四
I
I
I 滋都1
1久山野健文城崎洋(I目。}対馬における飾吸OJlの鯛査偏大医学紀袈. 7.2812
田
1
2
) f
An望 書 久 吾 妻 健 (1981) 四固における飾吸虫の分布 ,)四国東偲および淡路島での宮崎肺吸
9
5一
四9
OJl鯛輩寄生虫且初. 2
1
3
) 舗 ロ 義 久 大 倉 俊 彦 平 岡 英 一 ( 19
7
4) 四国における肺吸虫の分布 1
) 前四国の宮崎肺吸血帯
3, 1
8
1-1
8
6
生虫肱 2
67
) 宮崎肺吸血 Pa
r
o
g
o
n
i
m
u
sm
i
y
a
u
t
k
i
iKamo
,N
i
s
h
i
d
a,Ha
l
s
u
s
h
i
k
ae
lTomimura,
1
4) 初 腐 了 ( 19
1
9
6
1の生物!'f;的特徴に閲する研究米子医昆 1
,
8 2
41
2
7
1
I
I
!R
! 木 村 三 男 堺 衡 貴 子 (964) 肺吸虫催。医療 1
8, 2
02
4
1
5
) 林 栄 治 北 野 正二郎 鍋本I
19
7
5
) 最近注目されている帯生虫病宮崎飾吸虫症について
総合臨床.2
4
.2
1
0
4
1
6
) 林溢!E(
2HZ
1
7
) 林滋生 1
1
97
7
l 宮崎肺吸虫 症 一 俊 学 寄 生 虫 肱 26 (1 補
l
.4
滋 生 山 本 久 背 泌 洋 逸 元 吉 消 子 秋山雅晴(19
74
) 宮崎肺吸OJl'"人体問 5例内線告
1
8
) 休
0
および路島経路に関する調査成績について 寄 生 虫 龍 田 ( 欄 ).6
1
9
) 東健一郎 (
1
9
7
2
) 脂肪吸虫症の外科的治療臨外, 2
7
. 四3一
目。
2
0
) ー 瀬 仁 郎 鬼 縁 恵 郎 ( 19
7
3
) 翁肉生食により感染したと思われる肺吸虫縦 6例。日内金也 6
2
.
団3
,
1
) 市 木 妬 大 塚 務 山 本 好 理 学 島 屠 本 笑 西 日l 弘 1
1
9
踊]繍肉の生食によ')!老健したと思わ
5.6
7
7
6
7
9
れる宮崎肺吸虫猛の 1岡 田胸臨. 4
2
Z
) 今 井 淳 一 坂 口 祐 二 片峰大助 (976) 長崎県野母半島で見出された宮崎断吸血について
舶僻
医学。 1
8.4
95
8
.
2
3
) 今井純生官回初措 ・
'
l図 尚 志 周 図 春 夫 小 ' I l 弘 之 鈴 木 明 荒 木 田 興 大 島 情 一 ( 1987
)
腕内にOJl.を形成し,実凪略銃中に虫卵を Z
証明した宮崎肺蛾OJl症の l
例 目内会民 7
6
.1
8
8
1-1
8
8
2
2
4
) 伊郁二郎 .
l
l
l月 久(19
7
5
) 静岡県におけるサワガニの宮崎腕吸虫厳漏幼虫の分布とその脅生状
d
t
. ,仔生OJl肱 2
4, 2
4
12
4
9
1
-可 N
i
shi
d
a,H H.
出 J
s
h
i
k
a,R
. and Tomimura,T
.(
19
61
);00t
h
co
c
c
u
r
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n
c
eo
fa
2
5
) Kamo. 1
間 wl
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噌削附附 m
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. Yonago
Act
a Mcd.,5,43-52
3wa,T
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1,. Ka
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k.
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.M.
,K
o
ji
ma.S
.and Yokogawa. M. (
19
8
6
)
2
6
) Kanaz
PamgOIl;mu
宮 崎s
l
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即Ili
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l
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5,5
2
75
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3
Pa
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1
1r
l
l ; J ヰ 野 崎 忠 借 金 沢 保 小1* 仁崎町川 J
d
雄 吉i
lJl向 (
1
9
8
5
) ウエステル
2
7
) 神崎省人 1
噌
咋
マン島町吸虫艇の初期協A像. !長内反応の陽転時期j;よぴプラジカ μ テルの術効性の検肘
日腕疾会誌
2
3, 368
ー
.
3
7
4
28)
神崎信人山隊文雄構濁弘隆渡辺昌平
たウエステルマン劇j吸虫症の l例
'
9
) 粕谷志郎今井直撃
肺吸虫症の 4例 呼 吸
3
0
) 片飾大助 厳口鮪二
小林仁横川 ~i~ 雄(1 9剖〉耐鯛胸水貯帽で発症し
日胸族会昆 21
. 38&
一泊 2
岡 本 秀 樹 今 峰 徹 荒 木 国 興 ( 19
9
5
) 気胸にて発症したウエステルマン
1
4
.7
6
4
7
田
苦闘朝啓 山本隆ー(1蝿6
) 長崎県に S
討する宮崎蜘吸虫の分布 長崎大風
研紀要8. 1
1
91
2
6
31
) 川島健治郎
多聞
功
直属医週明 1
1蝿 5
) 九州に必ける宮崎飾吸虫の分有に I~する研究( 1)福
岡県と大分県に S
叫する宮崎肺吸虫の新 Lい分布地星野生虫且 1
4
,4
冊4
9
4.
ino,H.(1四2
):O
ccurr
e
n
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n駒 山 川 崎 w
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2
) K
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0
3
6
S
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e
f
e
c
t
u
r
e,J
3
3
) J
l
i
f
ll!賢司本 n
nll!予 後 藤 平 (1979) 気胸を〈り返した H崎肺畷OJl艇の 1症例と本知報告例 46
聞の臨床像についての検肘
日胸臨
3
7
.6
4
5
-6
5
1
2
0
0 (函図柴肱)
3
4
) 松主催宏人 荒木図興 (
1
9
8
5
) 左 右 交E に繰り返す胸痛にて発盆 L,両側胸膜病衰を呈した宮崎肺
吸虫症の l例一本邦 8
2報告例の臨床的検肘
日内会位、 7
4, 5
9
8
6
0
5
3
5
) 松 野 喜 六 足 立 雄 彦 土 井 捗 上H
J修 得 鮪 奈 順 子 中 略 智 子 降 弁 佐 太 郎 ( 19
8
9
) 京都府京
aroganim
出 m
i
y
a
z
a
k
i
iの生物地理学的研究 H.府衛公研年軌 (
3
4
),3
7北町における宮崎肺吸虫 P
4
1
3
6
) 松野容六土井渉足立雅彦上回 博 (
1
9
9
0
) 京都府美山町における肺吸虫 P
a
r
a
g
阿川,.
ω明 tm附 u d
i
p
l
o
i
dt
y
p
eの分布に聞する生物地理学的研究 京府衛公研年執 3
5,6
0
6
5
3
1
) 松 下 明 伊 藤 克 治 越 智 則 品 葛 西 健 樹 田 坂 佳 千 佐 々 木 宏 起 伴 イ雷太 郎 権 問 首J 伊礼
,
~J
吉 四 日 平 荒 木 国 興 ( 19
9
4
) 家族内に発症したウエステルマ〆肺吸血艇の 2例呼吸。 1
3, 1
2
8
2
1
2
8
6
3
8
) 1
'
品際道明(19
8
2
) 佐賀県に釘ける富崎飾吸虫の分布調査衛生検益, 3
2, 1
3
91
4
2
3
9
) 宮崎一郎 渡 部 箆 久 ( 1975) 人体肺吸虫症の新しい感染経路臨床と研究,5
2
.3
曲 6
3
6
0
9
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1 宮崎一郎 広瀬浩士(19
7
6
) イノン y の筋肉から発見された肺吸虫の幼虫 g匿事新報 2
71
8
,
4
3
4
4
4
2
) 宮崎郎木船悌嗣寺崎邦生岩岡久寿郎広瀬浩士 (
1
9
7
6
) 若いウエステルマ〆肺吸虫イ
ノンンの筋肉に 然感役 目匿事新報, 2
7
4
8, 2
3
2
5
4
3
) 水域まさみ 奨毒事恵子 宮 鯖 英 士 津 悶 溜 服 ( 19
9
2
) 移動する皮下腹備が先行し, 8"月後に胸
0.1
1
2
5
1
1
3
0
水貯舗を怠たしたウエステルマン飾明血症の 1例 日胸疾会且 3
4
4
1 長瀬啓三 井 上 孝 森 下 智 夫 (1977) 愛知県下で初めて見出 Lた 宮 崎 肺 吸 虫 に つ い て 薦 問 学
,1
0
3-1
0
5
閣医会誌, 1
4
5
) 中北和夫辻直樹岩本宗久栗山開鯵木厚三 (
1
9
8
2
) 幅縮吸虫症の l例 和 歌 山 医 学
。
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1
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1
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4
6
) 西悶 弘(19
8
9
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) 臼ヌドの肺吸虫症。と〈にその種類と症状最新医学, 4
4, 8
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4
7
1 西岡 弘(19
8
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) 肺吸虫の囲内における分布と生態上本朝ー ら編「病気の生物地理学 J
,初版
2
63
7,東海大学出版会 東京
4
8
) 函 凶 弘 行 天 淳一 議 安 覚 岡 島 克 典 小 原 庄 之 助 (
1
9
8
6
) 近織地方北 $1
ニ必ける宮崎肺吸
.
虫的地理的分布について I 京都府船井<Ilに抱けるサワグニについての調査 日生物地理会軌 41
1
1
7
2
3
4
9
) 函閲
媛
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弘 行 天 樺 ー 酒 井 雅 徳 平 井 和 光 ( I9
7
8
a
) 愛媛県に必ける宮崎飾吸虫について V 愛
南部におけるサワガニについての綱釜寄生虫箆.2
7, 2
3
92
4
4
酒 井 雅 樽 鳥 居 本 英 柴 原署
略行(19
9
0
) 近畿地方北部における
5
0
) 菌図弘紙野容六行天津
宮崎飾吸虫の地寝泊附子布について 1
1 京都府亀岡市におけるサワガニについての調楽 日生物地理
会報。 4
5
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9
2
4
5
1
1 商 . , 弘 長 花 繰 初 庇 T 消 水 泉 太 川 上 淡 ( l9
7
8
b
) 中園地方のサワガニにおける富
崎肺吸虫の寄生について野生!k~., 2
7
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2
9
1
3
4
5
2
) 西国 弘 小 限 度 之 助 ( 19
8
3
a
) 兵廊県武雌川流線における白崎肺吸虫について 愛媛医学 2
,
3
21
3
2
5
5
3
) 西国弘小野郷
佐賀幸次郎桧極通伝子竹内欧
中島敏光(19
6
6
) 愛媛県に釘ける宮崎
飾吸虫について(第 2線} 愛緩術研年報1. 2
6
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5
4
) 西凶
弘 酒 井 稚 博 ( I97&) 西 a
本に必ける宮崎肺吸虫の地理的分布と古地史について
奇生虫
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0
5
5
) 西岡弘酒井雅博鳥居本災行天淳
柴 阪 湾 行 坪 井 敏 文 平 井 荷l
光宮村保 (
1
9
8
8
a)
西日本における百崎刷吸血の生物地理学的研究 愛媛医学 7
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1
2
19
8
8
b
) 愛媛県における宮崎肺吸虫につ
5
6
) 西岡 弘 酒 井 雅 縛 鳥 居 本 美 柴 原 詩 清 行 実 浮ー (
(酋困柴原) 2
0
1
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5
7
) 酋岡
,
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品市吸虫の地理的分布について
5
8
) 酋関
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9
1
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9
5
等生虫位。 3
弘酒井雅博上本娘一
柴願書惨行(I9
8
1
b
) 滋賀県においてサワガニから見出されたウ
寄生虫誌, 3
0, 3
31泊 6
エステルマン肺吸虫(二倍体型)について
5
9
) 箇別
日生物地理会執 4
3, 1
31
8
高綱キ向におけるサワガユについての調主主
弘酒井雅熔上本甥一久納厳 (
1
9
8
1
a
) 滋賀県および福井県備南地区における宮崎
弘柴原欝行鳥居本美間本憲司酒井雅博行ヲモrt.-(
19
8
7
a
) 京都府北部に釘いて
サワガニから見出された肺吸虫について I 熊野,中
竹野め"'"における腕噛虫の地理的分布
日
生物地理会報、 4
2, 7-1
4
6
0
) 西図
弘柴原務行鳥居本美附本憲司酒井雅博行天淳ー (
1
9
8
7
b
) 京都府北部に必いて
サワガニから見出された肺吸虫について
の地種的分布. 日生物地理会報
6
(
) 西村太美子
"
富 津 舞 鶴 の 2市 と 与 翻 加 佐 の 2郡に必ける &
1
1
吸血
4
2, 1
5
2
1
山下英治 (
1
9
6
9
) 兵庫県前部地蛾に必ける肺吸虫開査について
兵 隊 衛 研 年 報 (4
)
,
'
6
6
2
) 乗絵克政 (
1
9
削) 肺吸虫症治療, 7
3, 2
4
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5
2
4
3
8
通
貨
蔵 池畑正明 (
1
9
7
5
) 最近の肺吸血症臨床と研究, 5
2, 1
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) 采 松 克 政 有 川l
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81 ) 肺 吸 虫 症 の 四 例 岐 阜
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5
) 大 塚 成 子 訟 井 園 生 杉 下 総 吉 臼 井 公 之 近 藤 靖 士 宮 下 剛 彦 ( 19
下昌弘病r
a医研年報, 8
,4
1
4
5
田) 兵庫県北部におけるウエステルマン肺吸虫(三僻体型)に聞する研究 l 盟岡
6
6
) 柴原携行{l9
市と出石郡における地理的分布とメタセルカリアの形態è';}~寺徴について 寄 生 虫 毘 3
1
.5
4
5
5
5
9
6
7
) 柴原務行 (
1
9
8
4
) 兵班県北部に釘けるウエステルマン肺吸虫(二倍体型)に聞する研究 '
V 饗
父郡 k朝来郡における地理的分布および朝来.!1lにおいて見出された B崎飾吸虫について
寄生虫誌、
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) 岐阜県東部地方産サワガニに必 '
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3
) 注飽邦懲千峰雄一角坂熊賞金子滑俊近藤繁生 (
るウエステルマン肺吸虫(二倍体型)の地理的分布好生虫昆 3
5, 4
35
1
7
4
) 杉山広場、坂圭
杉本光伸寓村保菌岡弘(l
9
8
8
) 漸近畿地方に釘ける宮崎肺吸虫の
咋
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地理的分布に閲する研究和敏山県紀前地方産サワガユにおける宮崎町』吸虫ノタセルカリアの省生状
3
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況について 日生物地理会報, 4
7
5
) Sugiyama,H.
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) 杉山広坂本智朗需村保商問弘 (
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) 近畿地方に必ける宮崎断吸虫 Paragonim1
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1の発生分布に閲する研究 (
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iにおける宮崎肺吸虫メタセルカリアの寄生状況について 寄 生 虫 昆 3
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7 7 ) 杉 山 広 周 回 二 郎 奥 図 怠 宮 村 保 西 岡 弘 ( 19
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) 南近織地方に釘けるウエステル
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) 鈴 木 俊 夫 谷 盛 和 石 図 和 人 大 森 康 正 菅 原 道 義 坂 西 昭 夫 ( 19
7
8
) 秋図県で見出された肺
吸虫の皮下手寄生同 寄 生 虫 昆 2
7,9
1
9
6
8
0
) 谷 重 和 鈴 木 俊 夫 石 郷 岡 滑 基 ( 19
8
0
) 秋四県で見出された宮崎締吸虫症の 1倒都生虫箆」
2
9, 7
78
1
8
4
)
8
1
1 悶 代 隆 良 明 石 光 仰 矢 野 庄 司 後 質 事 育 郎 後 藤 陽一郎 後 藤 純 那 須 勝 糸 賀 敏 ( 19
両側胸水貯留を主徴としたウエステルマン肺吸虫症の 2例と文献的考祭 日内医箆,7
3
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8
5
1
4閉
8
2
) 冨村保森男迫夫森時弘敬野村紘
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) 近後池方における宮崎
肺吸虫 P
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1の発生分布に関
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iにおける宮崎腕吸虫被援幼虫の寄生
する研究(1)京都府天罰地方産サワガニ P
状況について 寄生虫鉱~ 1
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2
5
5
6
5
) 近畿地方における宮崎肺吸虫
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) 宮 村 保 野 村 紘一 志 野 成 生 来 原 兄 忠 石 井 忠 雄 ( 19
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1 愛緩保における日崎肺吸虫について V
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) 横川 ;i~雄 1196 1) 鵬吸虫1;よぴ動吸血便 議下積ら編「日本における寄生虫学の研究 1J
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) 般近関東地区に多発した宮崎腕吸虫症についてー明に免疫血清学的診断法について-
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) 有 村 裕 之 近 隣 カ 王 主 大 菌 戦 縛 赤 尾 僧 明 岡 本 敬 高 倉 脊 正 ( 19
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3) 石川県小松市山 間部
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で術集されたタヌキ必よぴサワガニから見出されたウエステルマン肺吸虫 北陸公術会官、 1