2016 年度 科 目 名 担 当 者 名 合同制作A <ドラマ>(録音コース) 弦巻 裕、若林 大介 ほか 科目区分 専門 創作系 科目分類 授業形態 単位数 配当年次 学期 講義型 校舎 選択必修 演習 10 3 前期 F(その他) 新百合ヶ丘 履修 条件 ― 授業 概要 各専門コースに分かれて学んできた学生が、一本の台本の元に集まり各部の主張の中で一つの作品を作り上げることにより、コミュニ ケーション能力と多角的視点の習得を目指す。撮影は16mmフィルムで行い、仕上げではノンリニア編集を行いHDCAMで作品を仕上 げる。「技術合同専門演習」と合わせ、フィルム媒体での完成作品とHDのテープ媒体での完成作品を作ることにより、卒業制作におけ る作品媒体の選択肢を広げる。 到達 目標 プレイバック撮影の仕組みを理解し、プレイバック撮影が出来るようにする。 ノンリニア編集・デジタル仕上げのワークフローを理解し、デジタル化された映像・音声・編集データの取り扱いをできるようにする。 サラウンドの基礎を理解し、作品に応用する。 学生の力主体で1本の作品を完成させる。 録音部として映画作りに関わり、各パートと協同して自分たちの作品を完成させる。 内 容 週数 1 2 3 4 5 授 業 計 画 映画音楽 映画にとっての音楽の役割。 具体的な作品を対象にして、音楽がどの様な役割を果たしているかを考える。 イマジカ講習 現在の映画制作ワークフロー プレイバック撮影1 プレイバック撮影とは?音楽プレイバックと音楽以外のプレイバック撮影。プレイバックの様々な方法。 PA機材とそのセッティング プレイバック撮影2 音楽のプレスコ・プレイバックの編集 編集ソフト(Final Cut Pro)の使い方。曲に合わせ編集する。 編集済みのデータをプロツールズにインポートし、整音を行う。 制作準備 スタッフ編成および演出部に合流、準備スケジュールの作成、キャスティング、ロケハン(ロケーションハンティング)、衣装合わせ、美術・小道 具、メインロケハン、リハーサル、撮影スケジュールの決定 制作準備 合同実習に向け、機材のセッティングの確認および未学習の機材を学ぶ。 マイクオペレーションの基礎の確認 6 現場:撮影&ラッシュ 7 現場:撮影&ラッシュ 8 仕上げ:編集期間 ラッシュ、音素材送り、編集ラッシュ、整音作業、アフレコ、音の素材集め、音設計・音楽打ち合わせ 9 仕上げ:編集期間 ラッシュ、音素材送り、編集ラッシュ、整音作業、アフレコ、音の素材集め、音設計・音楽打ち合わせ 10 仕上げ:編集のFIX オールラッシュ、整音作業、アフレコ、音の素材集め、音設計・音楽打ち合わせ、効果アフレコ、音の仕込 み 11 仕上げ:音作業 アフレコ、音の素材集め、音設計・ダビング打合せ、音楽打ち合わせ、効果アフレコ、音の仕込み 12 仕上げ:音作業 アフレコ、音の素材集め、音楽打ち合わせ、効果アフレコ、音の仕込み 13 仕上げ:音作業 アフレコ、音の素材集め、音楽打ち合わせ、効果アフレコ、音の仕込み、ダビング仕込み 14 仕上げ:ダビング アフレコ、音の素材集め、音楽打ち合わせ、効果アフレコ、音の仕込み、ダビング仕込み 15 デジタル出力・試写 作品発表会・合評 授業外 学習 自分の好きな作品をえらんで音楽分析を行う。音楽の曲数、バリエーションの数を調べ、また音楽がそのシーンでどのような意味や目的 を持って使われているかを考える。 前期実習で使う録音機 Roland R4のマニュアルを読み、録音機の機能と使用法を理解すると共にマニュアルを読む力を身につける。 プロツールズのマニュアルを読む。完全に理解する必要は無く、どの部分にどのような内容が書かれているかを大雑把に把握する。 教科書 − 主要 参考書 書籍 サウンドとオーディオ技術の基礎知識 (リットーミュージック 1600円+税) 評価 方法 1〜3週目の音楽およびプレイバックの実習、4週〜5週の準備期間、6週〜7週の撮影期間、8週〜15週までの仕上げ期間。以上3つ の段階毎に映画制作への積極的な参加の姿勢、作品と各パートの役割の理解力、授業内容の理解度、技術への関心、共同作業での コミュニケーション能力などから総合的に評価する。 各評価項目の最終成績に占める割合は、1〜3週目 20%、4週〜5週 20%、6週〜7週 30%、8週〜15週 30%
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